JP2015204580A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015204580A
JP2015204580A JP2014084133A JP2014084133A JP2015204580A JP 2015204580 A JP2015204580 A JP 2015204580A JP 2014084133 A JP2014084133 A JP 2014084133A JP 2014084133 A JP2014084133 A JP 2014084133A JP 2015204580 A JP2015204580 A JP 2015204580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
unit
main body
heat transfer
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014084133A
Other languages
English (en)
Inventor
宏明 犬飼
Hiroaki Inukai
宏明 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014084133A priority Critical patent/JP2015204580A/ja
Publication of JP2015204580A publication Critical patent/JP2015204580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】無線通信モジュール動作時にファインダ像が歪むことなく、且つ、外装部材が局所的に温度上昇することのない撮像装置を提供する。【解決手段】第1の発熱源である撮像手段9と、第2の発熱源である主基板120と、第3の発熱源である無線通信手段60と、第1の本体構造部材601が配置された撮像装置において、第1の熱伝達部材603は、撮像手段に対して無線通信手段側で第1の本体構造部材と背面側で接続され、第2の熱伝達部材604は、撮像手段に対して主基板の中央演算処理装置および記録媒体側で第1の本体構造部材と背面側で接続され、第3の熱伝達部材605は、撮像手段に対して無線通信手段側で、異なる2つの経路で第2の本体構造部材602と接続される。【選択図】図1(a)

Description

本発明は、無線通信が可能な撮像装置に関し、特に無線通信モジュール使用時の発熱に対応する構造を有する撮像装置に関する。
近年、外部機器との無線通信機能を有する撮像装置が提案されている。このような撮像装置においては、無線通信モジュールを撮像装置の上方側に配置した構造が提案されている。
特許文献1で開示された撮像装置では、撮影光束をファインダ接眼窓に導くためのペンタプリズムのダハ面と外装部材の間に無線通信モジュールを配置した構造となっている。これにより、無線通信機能を確保しつつ、無線通信性能が低下することを防いでいる。
特開2013−105012号公報
高い無線通信性能を確保するには、大きな電力消費で無線通信モジュールを動作させる必要があり、その結果、無線通信モジュールは大きな発熱源となる。特許文献1に開示された撮像装置では、無線通信モジュールの近傍にファインダユニットが配置された構造のため、ペンタプリズムや接眼レンズ等の光学部材が無線通信モジュールからの熱を受けて歪むことで、ファインダ像が歪んでしまうことがあった。また、無線通信モジュールの近傍に外装部材が配置された構造のため、ユーザが直接触れることが可能な外装部材が局所的に温度上昇してしまうことがあり、そのための対策部品である金属等を新たに配置する必要があった。
本発明は、上記問題に鑑み、無線通信モジュール動作時にファインダ像が歪むことなく、且つ、外装部材が局所的に温度上昇することのない撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の撮像装置は、
被写体像を電気信号に変換する第1の発熱源である撮像手段(9)と、
前記電気信号を処理する中央演算処理装置(68)と記録媒体(59)がグリップ側に実装された第2の発熱源である主基板(120)と、
前記撮像手段に対して、前記中央演算処理装置および前記記録媒体と略対角位置に配置された第3の発熱源である無線通信手段(60)と、
少なくとも一部が金属部材で構成された第1の本体構造部材(601)と、
撮影光軸方向に背面側から前記主基板、前記撮像手段、前記第1の本体構造部材、前記無線通信手段の順に略平行に配置された撮像装置において、
前記撮像手段に接続された第1の熱伝達部材(603)と、
前記主基板の前面側に配置された第2の熱伝達部材(604)と、
前記無線通信手段に接続された第3の熱伝達部材(605)と、
前記第1の本体構造部材の底面に配置された金属製の第2の本体構造部材(602)とを有し、
前記第1の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記無線通信手段側で前記第1の本体構造部材と背面側で接続され、
前記第2の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記主基板の中央演算処理装置および記録媒体側で前記第1の本体構造部材と背面側で接続され、
前記第3の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記無線通信手段側で、異なる2つの経路で前記第2の本体構造部材と接続されることを特徴とする。
上述の請求項1に記載の本発明によれば、無線通信モジュール動作時にファインダ像が歪むことなく、且つ、外装部材が局所的に温度上昇することのない撮像装置を提供することができる。
本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す展開斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す展開斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す展開斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す展開斜視図 本実施の形態に係るカメラおよびレンズの正面斜視図 本実施の形態に係るカメラおよびレンズの背面斜視図 本実施の形態に係るカメラの中央断面図 本実施の形態に係るカメラの制御系の構成を示すブロック図 本実施の形態に係るカメラおよびレンズの展開斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す正面斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体ユニットの構成を示す背面斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体部品の正面斜視図 本実施の形態に係るカメラの本体部品の背面斜視図
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための好ましい形態を詳細に説明する。図2(a)および図2(b)は、本発明の実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラ本体および撮影レンズ本体の正面および背面斜視図、図2cは中央断面図である。なお、本実施の形態のカメラはCCD(Charge−Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等の撮像素子により被写体像を光電変換して画像情報を生成し、任意のメモリ等の電子的記録媒体にその画像情報を記録するデジタルカメラである。
101はカメラ本体、201はカメラ本体に着脱可能な撮影レンズ本体、1はカメラ本体101から撮影レンズ201を取り外すためのレンズ取り外しボタンである。
2は、撮影を指示するための二段スイッチとなっているレリーズボタンである。このレリーズボタンを1段目まで軽く押下し、第1スイッチがオンの状態を「半押し」といい(SW1)、この状態で測光およびAF(自動焦点調節)が行われる。半押しからさらに二段目まで押下し、第2スイッチがオンの状態を「全押し」といい(SW2)、全押しすることで撮影が行われる。3は撮影条件や無線通信機能などの様々な設定を行うためのメニューボタンであり、4は撮影画像の確認や選択、メニュー機能の選択・設定等に使用する画像表示部である。また、カメラ本体101の背面側上方には接眼レンズ112等で構成されるファインダ接眼窓が設けられている。
カメラ本体101に対して着脱可能な撮影レンズ本体201は、カメラ側のマウント部102と撮影レンズ側のマウント部202によって固定される。撮影レンズ本体201が装着されると、カメラ本体101の接点部103と撮影レンズ本体201の接点部203が接触する。これにより電気的な接続がなされ、カメラ本体101は撮影レンズ本体201が装着されたことを検知する。さらに、この接点部103および203を介してカメラ本体101から撮影レンズ本体201へ電力の供給や撮影レンズ本体201を制御するための通信を行う。
撮影レンズ本体201のレンズ群204を透過した光束は、カメラ本体101の主ミラー6に入射する。この主ミラー6はハーフミラーとなっており、この主ミラー6により反射された光束はファインダへと導かれる。また、この主ミラー6を透過した光束は、サブミラー105により下方へ反射され、焦点検出ユニット106へと導かれる。この焦点検出ユニット106により、レンズ群204のデフォーカス量を検出し、レンズ群204により合焦状態となるようにレンズ群204を移動するためのレンズ駆動量を演算する。そして、その演算したレンズ駆動量を接点部103および203を介して撮影レンズ本体201へ送出すると、撮影レンズ本体201は不図示のレンズ側モータを制御して、レンズ群204の一部であるフォーカスレンズを移動させて焦点調節を行う。
主ミラー6は主ミラー保持部材7に固着され、サブミラー105はサブミラー保持部材109に固着されている。主ミラー6、主ミラー保持部材7、サブミラー105、サブミラー保持部材109でミラーユニット10が構成されている。
主ミラー6は、撮影光路内に進入した位置で光束をファインダへと導き、光束がピント板110へと入射して被写体像を結像する。撮影者はペンタミラー111及び接眼レンズ112を介してこのピント板110上の被写体像を観察するように構成されている。サブミラー105の後方にはフォーカルプレンシャッタ5が配置されている。フォーカルプレンシャッタ5の後方には、光学ローパスフィルタ114が配置されている。この光学ローパスフィルタ114の後方には、撮像素子ホルダー115によって保持された撮像素子116と、撮像素子116を保護するカバー部材117が配置されている。
118は光学ローパスフィルタ114を保持すると共に、光学ローパスフィルタ114とカバー部材117の間を密閉するための保持部材である。撮像素子ホルダー115の後方には撮像基板119が配置され、撮像素子116からのアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換するためのA/D変換部50を含む。光学ローパスフィルタ114、撮像素子ホルダー115、撮像素子116、保護するカバー部材117、保持部材118、撮像基板119で撮像ユニット9が構成されている。
主ミラー6を含むミラーユニット10は、撮影時に撮影光路外の位置に退避し、光学ローパスフィルタ114、カバー部材117を透過した光束が、撮像素子116へと入射するように構成されている。
撮像ユニット9の後方には主基板120が配置され、撮像基板119と主基板120が後述する撮像接続基板121で接続されている。主基板120には、後述するタイミング発生回路51、メモリ制御部52、システム制御部53、画像処理部54、画像表示メモリ55、表示制御部56、メモリ57、圧縮伸長部58、記録媒体59等を構成するための様々な部品が実装され、カメラ本体101全体の動作制御を司る。
次に、カメラの制御系の構成を示したブロック図を図3に示す。201は撮影レンズ本体であり、204はレンズ群、205は絞り、5はフォーカルプレンシャッタ、116は光学画像を電気信号に変換する撮像素子、50はA/D変換部である。また、51は撮像素子116、A/D変換部50にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御部52及びシステム制御部53により制御されている。
54は画像処理部であり、A/D変換部50あるいはメモリ制御部52からの画像データに対して画素補間処理や色変換処理等の所定の画像処理を行う。
メモリ制御部52は、A/D変換部50、タイミング発生回路51、画像処理部54、画像表示メモリ55、表示制御部56、メモリ57、圧縮伸長部58を制御する。A/D変換部50から出力される画像データは、画像処理部54、メモリ制御部52を介して、あるいはA/D変換部50のデータが直接メモリ制御部52を介して、画像表示メモリ55あるいはメモリ57に書き込まれる。
57は撮影した画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。58はメモリ57から読み出した画像データを所定の画像圧縮方法(例えば、適用離散コサイン変換など)に従って画像データを圧縮・伸長する圧縮伸長部であり、メモリ57に格納された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ57に書き込む。処理を終えた画像データは更に、着脱可能な記録媒体59に記録される。この記録媒体59は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成されている。また、記録媒体59から画像データをメモリ57に読み出し、画像処理部54やメモリ制御部52を介して画像表示メモリ55に画像データを書き込む処理をし、表示制御部56により画像表示部4に表示する場合にも使用される。
61は主ミラー6を含むミラーユニット10を制御するミラー制御部、62はフォーカルプレンシャッタ5を制御するシャッタ制御部、63は絞り205を制御する絞り制御部、64は撮影レンズ本体201のフォーカシングを制御する測距制御部である。65は無線通信モジュール60を制御する無線通信制御部であり、画像処理部54で処理されたリアルタイムの画像データや記録媒体59に記録された画像データを外部機器に無線送信する制御を実施する。
53はカメラ本体101を制御するシステム制御部である。システム制御部53は、メモリ66に格納されたプログラムを実行する。
66はシステム制御部53の動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するメモリであり、撮影に伴う処理に関する各種プログラムが記録されている。
67は電源制御部で、電源検出回路、DC−DCコンバータ、電力を供給する回路ブロックを切換えるスイッチ回路等により構成されており、電源部の装着の有無、電源の種類、電池残量の検出等を行い、検出結果及びシステム制御部53の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ電力を供給する。
図4は、図2のカメラ本体101および撮影レンズ本体201の内部構成を示す展開斜視図である。図4において、カメラ本体101は前カバーユニット300と、後カバーユニット400、上カバーユニット500、本体ユニット600で構成される。前カバーユニット300には、レンズ取り外しボタン1、電池蓋等が配設されている。後カバーユニット400には、メニューボタン3を含む各種操作ボタン、LCD等の画像表示部4等が配置されている。上カバーユニット500には、レリーズボタン2、不図示の内蔵ストロボ等が配置されている。
図5(a)、図5(b)は、それぞれ図4における本体ユニット600の構成を示す正面斜視図、背面斜視図である。図1(a)、図1(b)、図1(c)、図1(d)は、それぞれ図5における本体ユニット600の構成を示す展開斜視図である。図6(a)、図6(b)は本体601の正面斜視図、背面斜視図である。
図5(a)、図5(b)、図1において、8はミラーユニット10を保持するミラーボックスであり、マウント部8aで撮影レンズ本体201を保持する。
ミラーボックス8の上方には、ファインダユニットがビスによってミラーボックス8に取り付けられている。ファインダユニットを構成する光学部材であるペンタミラー111は、反射面の一部もしくは全てが樹脂によって成形された部材である。
ミラーボックス8の後方には、フォーカルプレンシャッタ5がビスによってミラーボックス8に取り付けられている。
フォーカルプレンシャッタ5の後方には、本体(第1の本体構造部材)601がビスによってミラーボックス8に取りつけられている。本体601は、図6(a)、図6(b)に示すように、撮像ユニット9の一部である撮像素子ホルダー115と撮影光軸方向で同位置になる部分に開口部601aが形成された金属部材が挿入された樹脂製の部材である。この金属部材は、アルミニウム系、ステンレス系、鉄系、銅系などの材料で形成されている。本体601に挿入された金属部材は、金属露出部601b(斜線部)が形成され、後述する金属製の各熱伝達部材と接続される。なお、図6(b)において露出部601bが2つの領域に分かれているが、金属部材は本体601の樹脂内部で繋がった1部品の構成である。
本体601の後方には、撮像素子116を含む撮像ユニット9がビスによってミラーボックス8に取り付けられている。撮像ユニット9の撮像基板119と主基板120は、撮像接続基板121で接続されている。撮像ユニット9を構成する撮像素子116および撮像基板119は、アナログの画像信号をデジタルの画像データに変換する処理を行う際、大きな発熱源(第1の発熱源)となる。
撮像ユニット9の後方には、主基板120がビスによって本体601に取りつけられている。主基板120は、撮像ユニット9の一部である撮像基板119と撮影光軸方向で略同位置になる部分120aを切欠いたコの字形状の部材である。主基板120のカメラ本体101のグリップ側には、前面側に記録媒体59が実装され、背面側に画像処理部54を含む前述した様々な処理部を有するCPU(中央演算処理装置)68が実装されている。主基板120のグリップ側の領域は、記録媒体59に画像データを書き込む処理もしくは記録媒体59から画像データ読み出す処理を行う際、更にはCPU(中央演算処理装置)68が様々な画像処理を行う際、大きな発熱源(第2の発熱源)となる。
ミラーボックス8のカメラ本体101のグリップ逆側、詳細には撮像ユニット9に対して、主基板120のCPU(中央演算処理装置)68および記録媒体59と略対角位置には、無線モジュール60が配置されている。無線モジュール60は、ファインダユニットを構成する光学部材であるペンタミラー111よりも下面側に配置されている。無線モジュール60と主基板120は、複数の無線接続基板123で接続されている。
無線通信モジュール60は、画像データを外部機器に無線送信する制御を行う際、大きな発熱源(第3の発熱源)となる。
以上説明したように、撮影光軸方向にカメラ本体101背面側から主基板120、撮像ユニット9、本体601、無線モジュール60が順に略平行(光軸に対して略直角)に配置されている。
本体601のグリップ側には、電池収納部601bが形成されている。電池収納部601bの前面側(主基板120とは反対側)には、電源制御部67を構成するための様々な部品が実装された電源基板122がビスによって本体601に取りつけられている。電源基板122は、電源接続基板によって主基板120と接続されている。電源基板122は、カメラ本体101が撮像動作を行う際、大きな発熱源(第4の発熱源)となる。
ミラーボックス8の下方には、金属製のボトムプレート(第2の本体構造部材)602がビスによってミラーボックス8および本体601に取り付けられている。ボトムプレート602の略中央部には、三脚座ネジ部602aがボトムプレート602に一体形成されている。
次に、前述した各発熱源からの熱をカメラ本体101内部で拡散させるための、各熱伝達部材と接続方法について説明する。
603は、撮像ユニット9において発生した熱をカメラ本体101内部に拡散するための金属製の撮像熱伝達部材(第1の熱伝達部材)である。撮像熱伝達部材603は、撮像ユニット9に対して無線モジュール60側で、撮像ユニット9の撮像基板119と接続し、本体601に挿入された金属部材と本体601の背面側で接続している。また、撮像熱伝達部材603の本体601との接続部は中間接続部材607を挟む形で接続されており、中間接続部材607は、三脚座ネジ部602aよりもカメラ本体101背面側で、且つ撮像ユニット9に対して無線モジュール60側で、ボトムプレート602と接続している。これにより、撮像ユニット9で発生した熱を本体601、更にはボトムプレート602に伝達することができる。
604は、主基板120の記録媒体59およびCPU(中央演算処理装置)68において発生した熱をカメラ本体101内部に拡散するための金属製の主基板熱伝達部材(第2の熱伝達部材)である。主基板熱伝達部材604は、主基板120の記録媒体59およびCPU(中央演算処理装置)68の前面側に配置され、主基板120と共に本体601にビスによって取り付けられている。
主基板熱伝達部材604は、撮像ユニット9に対して主基板120の記録媒体59およびCPU(中央演算処理装置)68が実装された側で、本体601に挿入された金属部材と本体601の背面側で接続している(接続部604a)。主基板熱伝達部材604は、接続部604aからさらに延長され、三脚座ネジ部602aよりもカメラ本体101背面側で、且つ撮像ユニット9に対して主基板120の記録媒体59およびCPU(中央演算処理装置)68が実装された側で、ボトムプレート602と接続している(接続部604b)。これにより、主基板120のグリップ側で発生した熱を本体601、更にはボトムプレート602に伝達することができる。
605は、無線モジュール60において発生した熱をカメラ本体101内部に拡散するための金属製の無線熱伝達部材(第3の熱伝達部材)である。また、無線熱伝達部材605は、無線モジュールを保持する機能を併せ持ち、接続部605aで本体601に、接続部605bでミラーボックス8にビスによって取り付けられている。
無線熱伝達部材605の接続部605aは金属製の中間接続部材608と、接続部605bは金属製の中間接続部材609と各々接続され、三脚座ネジ部602aよりもカメラ本体101前面側で、且つ撮像ユニット9に対して無線モジュール60側で、ボトムプレート602と2か所で接続している(接続部608a、接続部609a)。これにより、無線モジュール60で発生した熱をボトムプレート602に伝達することが出来る。
606は、電源基板122で発生した熱をカメラ本体101内部に拡散するための金属製の電源熱伝達部材(第4の熱伝達部材)である。電源熱伝達部材606は、電源基板122の背面側に配置され、電源基板122と共に本体601にビスによって取り付けられている。電源熱伝達部材606は、三脚座ネジ部602aよりもカメラ本体101前面側で、且つ撮像ユニット9に対して主基板120の記録媒体59およびCPU(中央演算処理装置)68が実装された側で、ボトムプレート602と接続している(接続部606a)。これにより、電源基板122で発生した熱をボトムプレート602に伝達することが出来る。
以上説明した本発明の構成により、撮像ユニット9、主基板120、無線モジュール60、電源基板122で発生した熱を、本体601に挿入された金属部材とボトムプレート602の各部分に分散して伝えることで、ファインダユニットよりも下面側でカメラ本体101内部が局所的に温度上昇することを防ぐことが可能になる。つまり、無線通信モジュール動作時にファインダ像が歪むことなく、且つ、外装部材が局所的に温度上昇することのない撮像装置を提供することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ取り外しボタン、2 レリーズボタン、3 メニューボタン、
4 画像表示部、5 フォーカルプレンシャッタ、6 主ミラー、
7 主ミラー保持部材、8 ミラーボックス、9 撮像ユニット、
10 ミラーユニット、50 A/D変換部、51 タイミング発生回路、
52 メモリ制御部、53 システム制御部、54 画像処理部、
55 画像表示メモリ、56 表示制御部、57 メモリ、58 圧縮伸長部、
59 記録媒体、60 無線通信モジュール、61 ミラー制御部、
62 シャッタ制御部、63 絞り制御部、64 測距制御部、65 無線通信制御部、
66 メモリ、67 電源制御部、68 CPU(中央演算処理装置)、
101 カメラ本体、102 カメラ側マウント部、103 カメラ本体側接点部、
105 サブミラー、106 焦点検出ユニット、109 サブミラー保持部材、
110 ピント板、111 ペンタミラー、112 接眼レンズ、
114 光学ローパスフィルタ、115 撮像素子ホルダー、116 撮像素子、
117 カバー部材、118 保持部材、119 撮像基板、120 主基板、
121 撮像接続基板、122 電源基板、123 無線接続基板、
201 撮影レンズ本体、202 撮影レンズ側マウント部、
203 撮影レンズ本体側接点部、204 レンズ群、205 絞り、
300 前カバーユニット、400 後カバーユニット、500 上カバーユニット、
600 本体ユニット、601 本体(第1の本体構造部材)、602 ボトムプレート(第2の本体構造部材)、603 撮像熱伝達部材(第1の熱伝達部材)、
604 主基板熱伝達部材(第2の熱伝達部材)、
605 無線熱伝達部材(第3の熱伝達部材)、
606 電源熱伝達部材(第4の熱伝達部材)、607〜609 中間接続部材

Claims (6)

  1. 被写体像を電気信号に変換する第1の発熱源である撮像手段(9)と、
    前記電気信号を処理する中央演算処理装置(68)と記録媒体(59)がグリップ側に実装された第2の発熱源である主基板(120)と、
    前記撮像手段に対して、前記中央演算処理装置および前記記録媒体と対角位置に配置された第3の発熱源である無線通信手段(60)と、
    少なくとも一部が金属部材で構成された第1の本体構造部材(601)と、
    撮影光軸方向に背面側から前記主基板、前記撮像手段、前記第1の本体構造部材、前記無線通信手段の順に平行に配置された撮像装置において、
    前記撮像手段に接続された第1の熱伝達部材(603)と、
    前記主基板の前面側に配置された第2の熱伝達部材(604)と、
    前記無線通信手段に接続された第3の熱伝達部材(605)と、
    前記第1の本体構造部材の底面に配置された金属製の第2の本体構造部材(602)とを有し、
    前記第1の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記無線通信手段側で前記第1の本体構造部材と背面側で接続され、
    前記第2の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記主基板の中央演算処理装置および記録媒体側で前記第1の本体構造部材と背面側で接続され、
    前記第3の熱伝達部材は、前記撮像手段に対して前記無線通信手段側で、異なる2つの経路で前記第2の本体構造部材と接続されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の本体構造部材には三脚座が形成され、前記第2の熱伝達部材は、前記第1の本体構造部材との接続部からさらに延長され、前記三脚座よりも背面側で且つ前記撮像手段に対して前記主基板の前記中央演算処理装置および前記記録媒体側で、前記第2の本体構造部材と接続されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の本体構造部材には三脚座が形成され、前記第3の熱伝達部材は、前記三脚座よりも前面側で前記第2の本体構造部材と接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置はさらに、前記第1の本体構造部材に配設された電池収納部を挟んで前記主基板の前記中央演算処理装置および前記記録媒体とは反対側に配置された第4の発熱源である電源基板(122)と、前記電源基板の背面側に配置された第4の熱伝達部材(606)とを有し、前記第4の熱伝達部材は、前記三脚座よりも前面側で且つ前記撮像手段に対して前記中央演算処理装置および前記記録媒体側で、前記第2の本体構造部材と接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置はさらに、撮影レンズによって結像された被写体像が投影されるフォーカシングスクリーン(110)と、接眼レンズ群(112)と、前記フォーカシングスクリーンからの光束を前記接眼レンズ群へ導くための光学部材(111)と、で構成される光学ファインダを有し、前記光学部材の少なくとも一部が樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記無線通信手段は、前記光学部材よりも下面側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の撮像装置。
JP2014084133A 2014-04-16 2014-04-16 撮像装置 Pending JP2015204580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084133A JP2015204580A (ja) 2014-04-16 2014-04-16 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084133A JP2015204580A (ja) 2014-04-16 2014-04-16 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015204580A true JP2015204580A (ja) 2015-11-16

Family

ID=54597786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014084133A Pending JP2015204580A (ja) 2014-04-16 2014-04-16 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015204580A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094562A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 コニカミノルタ株式会社 測定用光学装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094562A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 コニカミノルタ株式会社 測定用光学装置
KR20180072794A (ko) * 2015-11-30 2018-06-29 코니카 미놀타 가부시키가이샤 측정용 광학 장치
JPWO2017094562A1 (ja) * 2015-11-30 2018-09-13 コニカミノルタ株式会社 測定用光学装置
KR102100573B1 (ko) * 2015-11-30 2020-04-13 코니카 미놀타 가부시키가이샤 측정용 광학 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012042894A (ja) 撮像装置
JP2010026120A (ja) カメラシステム及びアダプタ
JP2009086601A (ja) カメラ
JP2008178062A (ja) カメラおよびカメラシステム
JP2003348433A (ja) 電子カメラ
US8452170B2 (en) Digital single lens reflex camera
JP2012019343A (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2015204580A (ja) 撮像装置
JP2014230018A (ja) 撮影装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP5137802B2 (ja) 撮像装置
JP2006270426A (ja) 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム
JP4393177B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5572564B2 (ja) 撮像装置及びその表示制御方法
JP2007295401A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2006109162A (ja) 撮像装置、撮像方法、プログラム及び記憶媒体
JP2020013050A (ja) 撮影パラメータ調整装置、それを備えたレンズユニット、撮影パラメータ調整システム、及び撮影パラメータの調整方法
JP5053873B2 (ja) 撮像装置
JP2008118569A (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP2008311743A (ja) 撮像装置
JP2007101860A (ja) 撮像装置
JP2006243656A (ja) レンズ交換式カメラ
JP5335977B2 (ja) 撮像装置
JP2013041304A (ja) 撮像装置
JP2023073022A (ja) 撮像装置
JP4952634B2 (ja) 録音装置