JP2015204402A - 電磁シールド部材 - Google Patents

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直樹 青山
康志 井谷
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康志 井谷
武史 清水
Takeshi Shimizu
武史 清水
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Abstract

【課題】シールド電線における電磁シールド部材の放熱性を向上させること。
【解決手段】電磁シールド部材1は、シールド体2と被覆部材3とを備える。シールド体2は、筒状の金属部材である。また、シールド体2は、曲げ変形を可能にする曲げ変形部20を有する。曲げ変形部20は、例えば、径の異なる大環状部21と小環状部22とがシールド体2の長手方向において交互に連なった蛇腹構造を有する。被覆部材3は、シールド体2の外側面側に形成されており、シールド体2における曲げ変形部20を含む領域を覆う熱収縮チューブ31が収縮した部材である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁ノイズを遮蔽する電磁シールド部材に関する。
車両に搭載されるワイヤーハーネスにおいて、シールド電線が曲がった経路に配線される場合がある。この場合、電磁シールド部材は、曲げ変形可能な部材であることが好ましい。
例えば、曲げ変形可能な電磁シールド部材として、特許文献1に示される電磁シールド部材が考えられる。特許文献1に示される電磁シールド部材は、薄い金属板が筒状に形成された部材であり、切れ目が形成された切れ目形成部を有する。この電磁シールド部材は、切れ目形成部が変形することにより曲がった形状を有することが可能である。
特開2013−162728号公報
特許文献1に示される電磁シールド部材は、金属部材であるため、熱放射性が悪く、放熱性に優れない。
本発明は、シールド電線における電磁シールド部材の放熱性を向上させることを目的とする。
第1態様に係る電磁シールド部材は、筒状の金属部材であり、曲げ変形を可能にする曲げ変形部を有するシールド体と、前記シールド体の外側面側に形成されており、前記シールド体における前記曲げ変形部を含む領域を覆う熱収縮チューブが収縮した部材である被覆部材と、を備える。
第2態様に係る電磁シールド部材は、第1態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第2態様に係る電磁シールド部材においては、前記シールド体における前記曲げ変形部は、径の異なる大環状部と小環状部とが前記シールド体の長手方向において交互に連なった蛇腹構造を有し、前記被覆部材が、前記曲げ変形部の輪郭形状に沿う形状で前記シールド体を覆っている。
第3態様に係る電磁シールド部材は、第2態様に係る電磁シールド部材の一態様である。第3態様に係る電磁シールド部材においては、前記シールド体の前記長手方向の一端側から他端側へ向かう方向に沿う一筋のスリットが、前記シールド体の全長に亘って形成されている。
第4態様に係る電磁シールド部材は、前記曲げ変形部における前記大環状部が、複数の第一大環状部及び前記第一大環状部の径よりも小さい径を有する少なくとも1種類の第二大環状部を有し、前記第一大環状部と前記第二大環状部とは前記小環状部を介して隣り合って形成されている。
第5態様に係る電磁シールド部材は、第1態様から第4態様のいずれかに係る電磁シールド部材の一態様である。第5態様に係る電磁シールド部材においては、熱収縮した前記熱収縮チューブの内側面が、前記シールド体の前記外側面に接着剤を介して接着されている。
上記の各態様において、シールド体における被覆部材に覆われた部分の放熱性が向上する。熱収縮チューブが収縮した部材である被覆部材の方が、金属部材であるシールド体よりも放射率が大きいためである。
また、上記の第2態様において、シールド体における曲げ変形部は、蛇腹構造を有する。第2態様に係る電磁シールド部材は、シールド体における蛇腹構造を有する曲げ変形部が変形することにより曲がった形状を有することが可能である。そして、被覆部材は、シールド体における曲げ変形部の輪郭形状に沿う形状でシールド体を覆っている。この場合、シールド体と被覆部材との間に形成される可能性のある空気の層を小さくすることができる。これにより、電磁シールド部材の放熱性が、より向上する。
また、上記の第3態様において、シールド体の長手方向の一端側から他端側へ向かう方向に沿う一筋のスリットが、シールド体の全長に亘って形成されている。この電磁シールド部材は、スリットを利用してシールド対象の電線に対して後付けすることができる。この場合、第3態様に係る電磁シールド部材を含むシールド電線の製造時の作業性が向上する。
また、上記の第3態様において、シールド体が開いてしまうこと、即ち、シールド体における一筋のスリットをはさんで対向する縁部同士が対向した状態で離隔することが、シールド体を覆う被覆部材によって防がれる。
ところで、電磁シールド部材を比較的大きな曲率で曲げようとする場合、大環状部及び小環状部におけるシールド体の径の差を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合、電磁シールド部材の曲げ変形時に、小環状部をはさんで隣り合う大環状部同士が接触しあってシールド体の曲げ変形が阻害されること及び被覆部材を構成する熱収縮した熱収縮チューブが小環状部の外周面に接しにくくなること等の不都合が生じやすい。
上記の第4態様においては、電磁シールド部材が比較的大きな曲率で曲げられる場合でも、小環状部をはさんで隣り合う第一大環状部と第二大環状部とが干渉しにくくなる。第二大環状部が、第一大環状部の径よりも小さい径を有するためである。
また、第4態様においては、曲げ変形部に径が大きな方の大環状部(第一大環状部)と小環状部とが交互に並んで形成されている場合に比べ、被覆部材が小環状部に接しやすくなる。小環状部及び第二大環状部における径の差が、小環状部及び第一大環状部における径の差よりも、小さいためである。
従って、第4態様においては、小環状部との径の差が大きい第一大環状部でシールド体に必要な曲げ性能を担保しつつ、第一大環状部の径よりも小さい径を第二大環状部が有することによって、シールド体と被覆部材との間に形成される可能性のある空気の層をより小さくすることができる。そのため、第4態様に係る電磁シールド部材は、大きな曲率で曲がった経路に配線されるシールド電線に対して有効である。
また、上記の第5態様においては、被覆部材の内側面が、シールド体の外側面に接着されている。この場合、シールド体と被覆部材との間に形成される空気の層をより小さくすることができ、熱伝導性に優れる。
第1実施形態に係る電磁シールド部材1の側方斜視図である。 電磁シールド部材1の縦断面図である。 電磁シールド部材1の一部分解斜視図である。 電磁シールド部材1に適用可能な応用例に係るシールド体の曲げ変形部の第一態様を示す縦断面図である。 電磁シールド部材1に適用可能な応用例に係るシールド体の曲げ変形部の第二態様を示す縦断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係る電磁シールド部材1について説明する。電磁シールド部材1は、シールド体2と被覆部材3とを備える。
図1は、電磁シールド部材1の側方斜視図である。図2は、図1のII−II平面における電磁シールド部材1の端部の断面図である。以下、図1のII−II平面における電磁シールド部材1の断面を、電磁シールド部材1の縦断面と称する。図3は、電磁シールド部材1の一部分解斜視図である。
電磁シールド部材1は、シールド対象の電線9を囲む状態で使用される。なお、図1〜3において、電線9は、仮想線(二点鎖線)で描かれている。電線9は、例えば、銅又はアルミニウムなどを主成分とする導体と、その導体の周囲を覆う絶縁被覆と、を有する絶縁電線である。
図1,2に示される例においては、3本の電線9の周囲を電磁シールド部材1が囲んでいる。なお、電磁シールド部材1が1本の電線9を囲む場合、2本の電線9を囲む場合又は4本以上の電線9を囲む場合も考えられる。
<シールド体>
シールド体2は、筒状の金属部材である。シールド体2を構成する金属部材としては、例えば、アルミニウムなどの軽量で柔らかい金属が採用される。
図1〜3に示される例では、シールド体2は、円筒状の金属部材である。従って、シールド体2は、断面が円形状の中空部28を有する。この中空部28には、シールド対象の電線9が配線される。なお、シールド体2の内周面の輪郭が楕円状又は真円状である場合の他、シールド体2の内周面の輪郭が長円形状(角丸長方形状)である場合なども考えられる。
電磁シールド部材1において、シールド体2は、曲げ変形を可能にする曲げ変形部20を有する。本実施形態において、シールド体2における曲げ変形部20は、径の異なる大環状部21と小環状部22とがシールド体2の長手方向において交互に連なった蛇腹構造を有する。なお、筒状のシールド体2(筒体)の長手方向は、筒状のシールド体2の軸心方向でもあり、また、筒状のシールド体2の周方向に直交する方向でもある。
また、図1〜3に示される例では、シールド体2は、さらに、曲げ変形部20にシールド体2の長手方向において隣接する非変形部29も有している。図1が示す例では、シールド体2は、1箇所の曲げ変形部20とこの曲げ変形部20に隣接する2箇所の非変形部29とを有している。しかしながら、シールド体2が、2箇所以上の曲げ変形部20を有する場合も考えられる。また、シールド体2が、1箇所の曲げ変形部20のみを有する場合、即ち、シールド体2の全長に亘って蛇腹構造を有する曲げ変形部20が形成されている場合も考えられる。
また、本実施形態では、さらに、シールド体2の長手方向の一端側から他端側へ向かう方向に沿う一筋のスリット23が、シールド体2の全長に亘って形成されている。
<シールド体:曲げ変形部>
シールド体2において、曲げ変形部20における大環状部21は、曲げ変形部20における小環状部22よりもシールド体2の外径の大きい部分である。なお、曲げ変形部20における大環状部21においては、曲げ変形部20における小環状部22よりもシールド体2の内径も大きい。
小環状部22は、曲げ変形部20における大環状部21よりもシールド体2の外径(内径)の小さい部分である。
本実施形態においては、小環状部22を、曲げ変形部20におけるシールド体2の最小径の部分と称する。また、大環状部21を、曲げ変形部20におけるシールド体2の最小径の部分以外の部分と称する。
シールド体2の曲げ変形部20における大環状部21は、シールド体2の外周面側へ突き出して形成された凸状の部分が、シールド体2の曲げ変形部20の周方向に延在している部分である。なお、大環状部21をシールド体2の内周面側から見たとき、大環状部21は開口がシールド体2の中空部28側を向いた溝を形成している。
以下、便宜上、曲げ変形部20におけるシールド体2の最大径の部分、即ち、大環状部21における最も外側へ張り出した部分、を最外周部211と称する。また、大環状部21における最外周部211以外の部分を、立ち上がり部212と称する。
図1〜3が示す例において、最外周部211は、シールド体2の長手方向に幅を有している。即ち、シールド体2の縦断面(長手方向に沿う断面)において、最外周部211の外周面は、平坦である。
なお、最外周部211が、シールド体2の長手方向に幅を有していない場合も考えられる。即ち、2つの立ち上がり部212が最外周部211で湾曲しつつ繋がっている場合、或いは、角度を成して繋がっている場合が考えられる。
また、図1〜3が示す例において、小環状部22も、シールド体2の長手方向に幅を有している。即ち、シールド体2の縦断面において、小環状部22の外周面は、平坦である。なお、小環状部22が、シールド体2の長手方向に幅を有していない場合も考えられる。
図1〜3が示す例において、大環状部21における立ち上がり部212は、小環状部22に連なっている。
例えば、図2に示されるように、曲げ変形部20の外周面において、大環状部21の立ち上がり部212から小環状部22に亘る面が湾曲面であることが考えられる。しかしながら、大環状部21の立ち上がり部212と小環状部22との間に角が形成されている場合も考えられる。立ち上がり部212から最外周部211に亘る面においても同様である。
また、2つの立ち上がり部212が、小環状部22で湾曲しつつ繋がっている場合、或いは、角度を成して繋がっている場合も考えられる。この場合は、小環状部22がシールド体2の長手方向に幅を有していない場合でもある。
本実施形態においては、曲げ方向の内側で、小環状部22をはさんで隣り合う大環状部21の最外周部211同士の距離が小さくなるように曲げ変形部20が変形する。また、曲げ方向の外側で、小環状部22をはさんで隣り合う大環状部21の最外周部211同士の距離が大きくなるように曲げ変形部20が変形する。これにより、シールド体2は曲がった形状を有することが可能である。
<シールド体:非変形部>
非変形部29は、曲げ変形部20にシールド体2の長手方向において隣接して形成された筒状の部分である。本実施形態において、非変形部29は、シールド体2における同径の部分が長手方向において連続して繋がった部分である。
非変形部29は、曲げ変形部20と異なり、シールド体2が曲がった形状を有する場合でも、変形しない部分である。なお、本実施形態において、非変形部29は、シールド体2における蛇腹構造を有していない筒状の部分であるとも言える。
図1が示す例において、非変形部29の外周面及び内周面の輪郭は、真円状である。しかしながら、非変形部29の外周面及び内周面の輪郭が楕円状又は長円形状(角丸長方形状)等である場合も考えられる。また、非変形部29の外周面及び内周面の輪郭が、多角形状である場合も考えられる。
非変形部29には、例えば、シールドシェル部材6における筒状のシールド接続部61が接続される。詳細については、後述する。
<シールド体:スリット>
一筋のスリット23は、シールド体2の全長に亘って形成されている。図1〜3が示す例において、一筋のスリット23は、曲げ変形部20と非変形部29とに形成されている。
一筋のスリット23は、シールド体2における一筋のスリット23をはさんで対向する一対の縁部を、縁部同士が対向した状態で、離隔させることを可能にするスリットである。
<被覆部材>
電磁シールド部材1において、被覆部材3は、シールド体2の外側面側(外周面側)に形成されている。被覆部材3は、シールド体2における曲げ変形部20を含む領域を覆う熱収縮チューブ31が収縮した部材である。なお、図1〜3に示される例では、被覆部材3は、シールド体2における非変形部29の一部も覆っている。
また、本実施形態は、熱収縮した熱収縮チューブ31の内側面が、シールド体2の外側面(外周面)に接着剤を介して接着されている場合の事例である。
例えば、被覆部材3が、内側に接着剤32の層が形成された熱収縮チューブ31が収縮した部材である場合が考えられる。この場合、被覆部材3は、熱収縮チューブ31とその熱収縮チューブ31の内側面に形成された熱可塑性の接着剤32の層とを含む二層構造を有する。
熱収縮チューブ31は、例えば、ポリオレフィン系、ナイロン系、シリコン系、フッ素樹脂系又はポリエステルエラストマー系などの合成樹脂からなる筒状の部材である。熱収縮チューブ31は、押し出し成形によりごく細い筒状に成形された樹脂部材が、加熱された状態で太い筒状へ引き伸ばされた後に冷却されることによって得られる。このようにして得られた熱収縮チューブ31は、加熱された場合、引き伸ばされる前の細い筒状まで収縮する形状記憶特性を有する。
熱収縮チューブ31の内側の接着剤32は、例えば、変性オレフィン系又はポリエステル系のホットメルト接着剤などが考えられる。
被覆部材3は、図3に示されるように、シールド体2が通された収縮前の熱収縮チューブ31が、ヒーター等の加熱器125に加熱されることにより得られる。本実施形態において、熱収縮チューブ31が加熱される温度は、熱収縮チューブ31が収縮し、かつ、熱収縮チューブ31の内側に形成された接着剤32が溶融する温度である。
本実施形態において、加熱された熱収縮チューブ31は、シールド体2の曲げ変形部20の輪郭形状に応じた形状に収縮する。そして、熱収縮チューブ31の内側に形成された接着剤32により大環状部21における最外周部211の外周面に接着される。また、加熱されて収縮した熱収縮チューブ31は、大環状部21における立ち上がり部212及び小環状部22の外周面に沿う形状で、この外周面にも接着される。
即ち、被覆部材3は、蛇腹構造を有する曲げ変形部20の輪郭形状に沿う形状でシールド体2を覆うとともに、被覆部材3の内側面がシールド体2の外側面に接着剤32を介して接着される。
また、図1,2に示される例において、被覆部材3は、シールド体2の非変形部29にも接着されている。この部分を覆う被覆部材3は、非変形部29の輪郭形状に沿う形状、即ち、図1〜3に示される例においては、真円状に沿う形状を有する。
本実施形態において、被覆部材3における曲げ変形部20を覆う部分の内側面は、曲げ変形部20における大環状部21の外側面及び小環状部22の外側面に、接着剤32を介して接着されている。そのため、被覆部材3の内側面と曲げ変形部20における大環状部21の外側面及び小環状部22の外側面との間に空気の層が形成されにくくなる。
また、本実施形態おいて、被覆部材3における非変形部29を覆う部分の内側面は、非変形部29の外周面に、接着剤32を介して接着されている。そのため、被覆部材3の内側面と非変形部29の外周面との間にも空気の層が形成されにくくなる。
また、図1〜3に示される例において、シールド体2の非変形部29における被覆部材3が覆っていない部分は、非変形部29とシールドシェル部材6におけるシールド接続部61との接続に使用されるかしめ部材8が装着される部分である。詳細については、後述する。
<シールド電線>
以上に示したシールド体2及び被覆部材3を有する本実施形態に係る電磁シールド部材1は、シールド対象の電線9を覆う。電線9及びその周囲を囲む電磁シールド部材1を含むシールド電線は、例えば、自動車等の車両に搭載される。
また、電磁シールド部材1におけるシールド体2の非変形部29の内周面には、例えば、シールドシェル部材6における筒状のシールド接続部61が接続される。シールドシェル部材6は、シールド対象となる電線9の接続相手である電装機器を収容する筐体に接続される金属部材である。図2において、シールドシェル部材6は、仮想線(二点鎖線)で描かれている。
シールド体2の非変形部29は、シールドシェル部材6のシールド接続部61に被せられる。そして、この状態で、かしめリング又はかしめバンド等のかしめ部材8がシールド体2の非変形部29の外周からかしめられる。これにより、電磁シールド部材1のシールド体2とシールドシェル部材6との導通を図ることができる。
また、図2に示される例では、シールド体2におけるかしめ部材8がかしめられる箇所に被覆部材3が形成されていない。この場合、シールド体2とシールドシェル部材6とをより良好に接続することが可能となる。しかしながら、かしめ部材8が、被覆部材3の上からシールド体2の非変形部29をかしめることにより、シールド体2とシールドシェル部材6とが接続されている場合も考えられる。
<効果>
本実施形態において、シールド体2における被覆部材3に覆われた部分の放熱性が向上する。熱収縮チューブ31が収縮した部材である被覆部材3の方が、金属部材であるシールド体2よりも放射率が大きいためである。これにより、通電時に電線9から発生する熱が電磁シールド部材1内にこもりにくくなり、電線9の温度が上昇することを抑制できる。
また、本実施形態において、シールド体2における曲げ変形部20は、蛇腹構造を有する。この電磁シールド部材1は、シールド体2における蛇腹構造を有する曲げ変形部20が変形することにより曲がった形状を有することが可能である。そして、被覆部材3は、シールド体2における曲げ変形部20の輪郭形状に沿う形状でシールド体2を覆っている。
ところで、図1〜3に示される電磁シールド部材1において、被覆部材3の代わりに、例えば、ゴムがシールド体2を覆っている場合、ゴムの内側面と曲げ変形部20における小環状部22の外側面との間に、比較的大きな隙間が形成されやすい。この場合、この隙間に滞留する空気の層が断熱材として作用し、シールド体2の放熱性が悪化してしまう。
本実施形態においては、熱収縮チューブ31が収縮した被覆部材3は、曲げ変形部20の輪郭形状に沿う形状に収縮し、小環状部22の外周面にも接する。この場合、断熱材として作用する空気の層が、被覆部材3とシールド体2の曲げ変形部20との間に形成されにくい。即ち、シールド体2と被覆部材3との間に形成される可能性のある空気の層を小さくすることができる。また、被覆部材3は、熱収縮チューブ31が収縮した部材であるため、可撓性を有し、シールド体2の曲げ変形を阻害しにくい。従って、本実施形態においては、電磁シールド部材1の曲げ変形が阻害されてしまうことを低減しつつ、電磁シールド部材1の放熱性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態において、シールド体2の長手方向の一端側から他端側へ向かう方向に沿う一筋のスリット23が、シールド体2の全長に亘って形成されている。この電磁シールド部材1は、スリット23を利用してシールド対象の電線9に対して後付けすることができる。この場合、電磁シールド部材1を含むシールド電線の製造時の作業性が向上する。
また、本実施形態において、シールド体2が開いてしまうこと、即ち、シールド体2における一筋のスリット23をはさんで対向する縁部同士が対向した状態で離隔することが、シールド体2を覆う被覆部材3によって防がれる。この場合、電磁シールド部材1を含むシールド電線において、シールド体2の開きを防止するための粘着テープがシールド体2の全長に亘る範囲に密に巻き付けられる必要がない。従って、シールド体2に巻き付けられる粘着テープの量を削減すること及びテープ巻き作業のような煩雑な作業の工数を削減することも可能となる。
また、本実施形態においては、被覆部材3の内側面が、シールド体2の外側面(外周面)に接着されている。この場合、シールド体2と被覆部材3との間に形成される空気の層をより小さくすることができ、電磁シールド部材1の放熱性をより向上させることができる。
また、本実施形態においては、シールド体2の端部には、蛇腹構造を有しない非変形部29が形成されている。この場合、シールドシェル部材6のシールド接続部61とシールド体2の端部の内周面との接触面積を大きくすることができる。これにより、電磁シールド部材1とシールドシェル部材6とをより良好に導通させることができる。
<応用例>
次に、図4,5を参照しつつ、電磁シールド部材1に適用可能な応用例に係るシールド体2Aについて説明する。図4は、曲がっていない形状のシールド体2Aの曲げ変形部20Aの断面図である。図5は、曲がった形状のシールド体2Aの曲げ変形部20Aの断面図である。図4,5において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、シールド体2Aにおけるシールド体2と異なる点について説明する。
図4,5に示されるように、シールド体2Aの曲げ変形部20Aにおける大環状部21は、複数の第一大環状部21X及び第一大環状部21Xの径よりも小さい径を有する少なくとも1種類の第二大環状部21Yを有する。第一大環状部21Xと第二大環状部21Yとは小環状部22を介して隣り合って形成されている。即ち、小環状部22は、第一大環状部21Xと第二大環状部21Yとの間に形成されている。
図4,5が示す例は、シールド体2の曲げ変形部20Aが、複数の第一大環状部21X及び第一大環状部21Xと径が異なる1種類の第二大環状部21Yを有する場合の事例である。第一大環状部21Xは、曲げ変形部20Aにおける最大径の部分を含んでいる。
図4,5に示される例では、シールド体2Aの曲げ変形部20Aは、それぞれ径が異なる3つの部分、即ち、小環状部22と第一大環状部21Xと第二大環状部21Yと、を有する。
例えば、電磁シールド部材1を比較的大きな曲率で曲げるために、大環状部21及び小環状部22におけるシールド体2の外径(又は内径)の差を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合、電磁シールド部材1の曲げ変形時に、大環状部21の最外周部211同士が干渉してシールド体2の曲げ変形が阻害されること及び被覆部材3が小環状部22の外周面に接しにくくなること等の不都合が生じやすい。
本応用例においては、シールド体2Aが適用された電磁シールド部材1が、比較的大きな曲率で曲げられたとしても、曲げ方向の内側で、第一大環状部21Xの最外周部211Xと第二大環状部21Yの最外周部211Yとが接触する可能性を低減することができる。第一大環状部21X及び第二大環状部21Yにおけるシールド体2の外径が異なっているためである。
即ち、シールド体2が適用された電磁シールド部材1においては、シールド体2Aの曲げ変形時に第一大環状部21Xと第二大環状部21Yとが干渉することによってシールド体2の曲げ変形が阻害されることが生じにくい。従って、シールド体2が適用された電磁シールド部材1は、大きな曲率で曲がった経路に配線されるシールド電線に対して有効である。
また、本応用例においては、曲げ変形部20に径が大きな方の大環状部21(第一大環状部21X)と小環状部22とが交互に並んで形成されている場合に比べ、熱収縮チューブ31が収縮した部材である被覆部材3が、小環状部22に接しやすくなる。小環状部22及び第二大環状部21Yにおけるシールド体2の外径の差が、小環状部22及び第一大環状部21Xにおけるシールド体2の外径の差よりも、比較的小さいためである。この場合、外径の差が大きい第一大環状部21Xと小環状部22との部分でシールド体2に必要な曲げ性能を担保しつつ、シールド体2と被覆部材3との間に形成される可能性のある空気の層をより小さくすることができる。
<その他の応用例>
電磁シールド部材1に含まれるシールド体2が、蛇腹構造以外の曲げ変形部20を有する場合も考えられる。例えば、シールド体2が、シールド体2の周方向において並列に並んで形成された複数の切れ目が形成された曲げ変形部20を有する場合が考えられる。この場合、電磁シールド部材1は、曲げ変形部20における複数の切れ目の間の部分が変形することにより曲がった形状を有する。なお、この例において、複数の切れ目は、電磁シールド部材1におけるシールド体2の曲げ変形を可能にする切れ目であり、図1〜3に示されるシールド体2の開きを可能にする一筋のスリット23とは、異なる切れ目である。
また、シールド体2Aにおいて、曲げ変形部20Aにおける大環状部21が、複数の第一大環状部21X及び第一大環状部21Xと径が異なる2種類以上の第二大環状部21Yを有する場合も考えられる。
また、被覆部材3が、接着剤32の層を有していない熱収縮チューブ31が収縮した部材である場合も考えられる。また、外周面に予め接着剤が塗布されたシールド体2が通された収縮前の熱収縮チューブ31が加熱されることにより、被覆部材3が得られる場合も考えられる。
また、電線9がシールド体2の中空部28に通されていない状態で、熱収縮チューブ31を収縮させる工程(加熱工程)が行われる場合も考えられる。また、シールド体2にスリット23が形成されていない場合も考えられる。
なお、本発明に係る電磁シールド部材は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態、応用例およびその他の応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態、応用例およびその他の応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 電磁シールド部材
125 加熱器
2 シールド体
20 曲げ変形部
20A 曲げ変形部
21 大環状部
211 最外周部
211X 最外周部
211Y 最外周部
212 立ち上がり部
21X 第一大環状部
21Y 第二大環状部
22 小環状部
23 スリット
28 中空部
29 非変形部
2A シールド体
3 被覆部材
31 熱収縮チューブ
32 接着剤
6 シールドシェル部材
61 シールド接続部
8 かしめ部材
9 電線

Claims (5)

  1. 筒状の金属部材であり、曲げ変形を可能にする曲げ変形部を有するシールド体と、
    前記シールド体の外側面側に形成されており、前記シールド体における前記曲げ変形部を含む領域を覆う熱収縮チューブが収縮した部材である被覆部材と、を備える電磁シールド部材。
  2. 請求項1に記載の電磁シールド部材であって、
    前記シールド体における前記曲げ変形部は、径の異なる大環状部と小環状部とが前記シールド体の長手方向において交互に連なった蛇腹構造を有し、
    前記被覆部材が、前記曲げ変形部の輪郭形状に沿う形状で前記シールド体を覆っている、電磁シールド部材。
  3. 請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
    前記シールド体の前記長手方向の一端側から他端側へ向かう方向に沿う一筋のスリットが、前記シールド体の全長に亘って形成されている、電磁シールド部材。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の電磁シールド部材であって、
    前記曲げ変形部における前記大環状部が、複数の第一大環状部及び前記第一大環状部の径よりも小さい径を有する少なくとも1種類の第二大環状部を有し、
    前記第一大環状部と前記第二大環状部とは前記小環状部を介して隣り合って形成されている、電磁シールド部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    熱収縮した前記熱収縮チューブの内側面が、前記シールド体の前記外側面に接着剤を介して接着されている、電磁シールド部材。
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