JP2015203760A - 光コネクタに装着するアタッチメント、及び光コネクタの清掃方法 - Google Patents

光コネクタに装着するアタッチメント、及び光コネクタの清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】清掃工具にアタッチメントを装着する場合、清掃する光コネクタに応じてアタッチメントを付け替える必要がなく、清掃作業が効率的になるアタッチメントを提供する。
【解決手段】アタッチメント50は、フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体51を有し、アタッチメント本体51に、フェルールを清掃する清掃工具1の端部を案内する案内穴58が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光コネクタに装着するアタッチメント、及び光コネクタの清掃方法に関する。
光コネクタの接続端面を清掃する清掃工具が知られている。例えば、特許文献1記載の清掃工具は、先端のヘッドを用いて光コネクタの接続端面(フェルールの端面)に清掃体を押し当てることによって、光コネクタの接続端面を清掃する。
なお、特許文献2には、光コネクタの接点部を保護する保護キャップについての記載がある。
特開2010−164997号公報 実開昭58−159506号公報
清掃体と光コネクタの接続端面とを精度良く対向させるため、特許文献1記載の清掃工具の先端にはアタッチメントを装着することが可能である。但し、清掃工具にアタッチメントを装着する場合、清掃する光コネクタに応じてアタッチメントを付け替える必要が生じてしまい、清掃作業が非効率になることがある。
本発明は、光コネクタ清掃用の新規なアタッチメントを提供し、清掃工具へのアタッチメントの着脱作業を不要にすることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体を有し、前記アタッチメント本体に、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴が形成されていることを特徴とするアタッチメントである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、清掃する光コネクタにアタッチメントを装着するため、清掃工具へのアタッチメントの着脱作業が不要になる。
図1A及び図1Bは、光コネクタシステムの説明図である。図1Aはレセプタクル側の光コネクタ10の斜視図であり、図1Bは、プラグ側の光コネクタ110の斜視図である。 図2A及び図2Bは、レセプタクル側の光コネクタ10の説明図である。図2Aは正面図であり、図2Bは断面図である。 図3は、光コネクタ清掃工具1の斜視図である。 図4Aは、参考例の清掃動作の説明図である。図4Bは、第1実施形態の清掃動作の説明図である。 図5A〜図5Cは、レセプタクル側のアタッチメント50の使用時の説明図である。 図6A及び図6Bは、レセプタクル側のアタッチメント50を後側から見た斜視図である。 図7は、アタッチメント本体51の形状の説明図(正投影図)である。 図8は、アタッチメント本体51の断面図である。 図9Aは、第1実施形態のアタッチメント50の第1変形例の説明図である。図9Bは、第1実施形態のアタッチメント50の第2変形例の説明図である。 図10A〜図10Cは、プラグ側のアタッチメント150の使用時の説明図である。 図11は、アタッチメント本体151の形状の説明図(正投影図)である。 図12Aは、アタッチメント本体151を斜め後ろから見た斜視図である。図12Bは、アタッチメント本体151の断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体を有し、前記アタッチメント本体に、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴が形成されていることを特徴とするアタッチメントが明らかとなる。このようなアタッチメントによれば、清掃工具へのアタッチメントの着脱作業が不要になる。
前記案内穴を塞ぐためのキャップを更に有することが望ましい。これにより、フェルールに汚れが付着することを抑制できる。
前記アタッチメント本体と前記キャップとを連結した連結部を更に有することが望ましい。これにより、外したキャップの紛失を防ぐことができる。
前記案内穴には、前記清掃工具の端部に形成された突部に合わせるためのキー溝が形成されていることが望ましい。これにより、清掃工具の清掃体と光コネクタのフェルールとのずれを抑制できる。
前記光コネクタは、雌型コネクタであり、前記アタッチメント本体は、前記光コネクタの内側に嵌合する嵌合部を有し、前記案内穴は、前記嵌合部に形成されていることが望ましい。これにより、光コネクタにアタッチメントを装着しても、光コネクタの端部からのアタッチメントの突出を抑制できる。
前記光コネクタは、雌型コネクタに挿入する挿入部を備えた雄型コネクタであり、前記アタッチメント本体は、前記光コネクタの前記挿入部の外側に嵌合する嵌合部と、前記案内穴の形成された案内部と有することが望ましい。これにより、フェルールの配置された挿入部の内側にアタッチメントを配置できない状況下でも、アタッチメント本体の案内穴で清掃工具の端部を案内可能になる。
フェルールを備えた光コネクタにアタッチメントを装着すること、及び、前記アタッチメントに形成された案内穴に清掃工具の端部を案内させて、前記光コネクタのフェルールを前記清掃工具で清掃することを行う光コネクタの清掃方法が明らかとなる。このような光コネクタの清掃方法によれば、清掃工具へのアタッチメントの着脱作業が不要になる。
===第1実施形態(レセプタクル側)===
本実施形態のアタッチメントについて説明する前に、まず、アタッチメントを装着する対象となる光コネクタと、光コネクタの清掃に用いられる清掃工具について説明する。
<光コネクタ10,110の概要>
図1A及び図1Bは、光コネクタシステムの説明図である。図1Aはレセプタクル側の光コネクタ10の斜視図であり、図1Bは、プラグ側の光コネクタ110の斜視図である。図2A及び図2Bは、レセプタクル側の光コネクタ10の説明図である。図2Aは正面図であり、図2Bは断面図である。光コネクタシステムは、レセプタクル側の光コネクタ10と、プラグ側の光コネクタ110とを有する。
以下の説明では、図に示すように、各方向を定義する。すなわち、コネクタ着脱方向に沿って「前後方向」を定義し、フェルールの端面の側(相手側の光コネクタの側)を「前」とし、逆側を「後」とする。また、フェルールの長方形状の端面の長辺方向に沿って「左右方向」を定義し、後側から前側に向かって見たときの右側を「右」、逆側を「左」とする。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向を「上下方向」とする。
レセプタクル側の光コネクタ10は、結合金具20と、フェルール30と、ハウジング40とを有する。プラグ側の光コネクタ110も、レセプタクル側とほぼ同様に、結合金具120と、フェルール130と、ハウジング140とを有する。
結合金具20,120は、光コネクタ10,110を結合するための金属製の結合部(結合機構、締結機構、カップリング機構ともいう)であり、ここでは電気的な同軸コネクタで採用されているBNC形の結合金具が採用されている。但し、BNC形の結合金具に限られるものではなく、ネジ接続式の結合金具を用いることも可能である。ネジ接続式の結合金具には、ネジを手で回すタイプや、スパナで回すタイプなどがあるが、いずれのタイプも採用可能である。また、着脱容易なスライドオン方式の結合金具を採用することも可能である。
レセプタクル側の結合金具20は、円筒形状の本体21と、突起部22とを有する。円筒形状の本体21には、プラグ側の結合金具120の挿入部125が挿入される。突起部22は、本体21の外周面から外側に突出した外側突起部22Aと、本体21の内周面から内側に突出した内側突起部22Bと、を有する。
プラグ側の結合金具120は、回転部124と挿入部125とを有する。回転部124は、挿入部125の外側で回転可能な筒状の部位である。回転部124には、進入部124Aと係止部124Bが形成されている。挿入部125は、レセプタクル側の本体21に挿入する部位である。挿入部125の外周には、前後方向に沿って溝125Aが形成されている。
プラグ側の結合金具120をレセプタクル側の結合金具20に接続するとき、回転部124を回転させつつレセプタクル側の外側突起部22Aを回転部124の進入部124Aに通し、外側突起部22Aを係止部124Bに係止させることになる。また、レセプタクル側の内側突起部22Bとプラグ側の溝125Aとを合わせながら、プラグ側の挿入部125をレセプタクル側の本体21に挿入させることによって、レセプタクル側の光コネクタ10に対するプラグ側の光コネクタ110の位置合わせ(上下方向、左右方向の位置合わせと、前後方向を軸とする回転方向の位置合わせ)が行われることになる。
フェルール30は、複数の光ファイバを保持する部材であり、ここではMT形光コネクタ(JIS C5981に制定されるF12形光コネクタ。MT:Mechanically Transferable)である。レセプタクル側のフェルール30の端面からはガイドピン31が突出している。ガイドピン31の先端(前側の端部)はレセプタクル側の結合金具20の前縁よりも後側に位置しており、レセプタクル側のフェルール30は、レセプタクル側の結合金具20の前縁よりも後側に配置されている。プラグ側のフェルール130も、プラグ側の結合金具120(挿入部125)の前縁よりも後側に配置されている。
ハウジング40は、フェルール30を後退可能に収容しつつ、結合金具20に収容された部材である。ハウジング40の内部空間には突出部が形成されており、この突出部とフェルール30の鍔部とが係合した状態で、フローティング機構のコイルスプリングの反発力によってフェルール30が前側に押されている。
レセプタクル側の結合金具20とプラグ側の結合金具120とを結合することによって、レセプタクル側の光コネクタ10と、プラグ側の光コネクタ110とが接続される。レセプタクル側の結合金具20にプラグ側の結合金具120を結合するとき、一方のフェルール(ここではレセプタクル側のフェルール30)の端面から突出したガイドピン31が、他方のフェルール(ここではプラグ側のフェルール130)のガイド穴131に挿入されて、フェルール30,130同士が位置決めされる。また、このとき、フェルール30,130の端面同士が突き当たることによって、光ファイバの端面同士が物理的に突き当たり、光ファイバ同士が光接続することになる。所定の力で光ファイバの端面同士を突き当てるために、フェルール30,130がハウジング40,140内でフローティング機構によって後退可能に収容されている。
<清掃工具1の概要>
図3は、光コネクタ清掃工具1(以下、単に「清掃工具1」ということがある)の斜視図である。清掃工具1は、工具本体4と、工具本体4の開口から延び出た延出部6とを備えている。
清掃工具1は、図1A及び図1Bに示す光コネクタ10,110とは異なる形状のMPOコネクタの清掃に用いられる。MPOコネクタは、MT型光コネクタ(JIS C5981)を光コネクタフェルールとして用いた光コネクタであり、光アダプタにより抜き差し自在に結合される光コネクタである。
延出部6は、ヘッド7を有している。ヘッド7は、MPOコネクタの接合端面(フェルールの端面)に清掃体2を押し付けるための部材である。ヘッド7は、延出部6の端部に位置しており、MPOコネクタに清掃体2を押し付けられるように清掃体2が外部に露出している。
延出部6には、突部8が形成されている。突部8は、MPOコネクタの光アダプタのキー溝に適合した形状をしている。清掃工具1を用いて光アダプタ内のMPOコネクタを清掃するとき、光アダプタのキー溝に突部8を合わせながら、延出部6のヘッド7を光アダプタに挿入することになる。
清掃工具1の延出部6の先端は、MPOコネクタの清掃に適した外形をしている。このため、作業者が光アダプタのキー溝に突部8を合わせながら延出部6の先端を光アダプタに挿入すれば、光アダプタの内壁面によって清掃工具1の延出部6が案内されるため、ヘッド7の清掃体2がMPOコネクタの接合端面(フェルールの端面)に自然に到達する。
一方、図1Aに示すレセプタクル側の光コネクタ10(若しくはプラグ側の光コネクタ110)は、MPOコネクタ(及び光アダプタ)とは異なる形状をしている。このため、図4Aに示すように、レセプタクル側の光コネクタ10に延出部6の先端を挿入しても、延出部6の周囲に隙間があるため、フェルール30に対してヘッド7の清掃体2がずれてしまい、正常に清掃できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、図4Bに示すように、レセプタクル側の光コネクタ10にアタッチメント50を装着し、このアタッチメント50の案内穴58に清掃工具1の延出部6の先端を挿入する。これにより、アタッチメント50の内壁面によって清掃工具1の延出部6を案内させることができ、ヘッド7の清掃体2と光コネクタ10のフェルール30の端面とのずれを抑制できる。
<アタッチメント50>
図5A〜図5Cは、レセプタクル側のアタッチメント50の使用時の説明図である。図6A及び図6Bは、レセプタクル側のアタッチメント50を後側から見た斜視図である。以下のアタッチメント50の説明における各方向は、装着対象となる光コネクタ10における前述の各方向の定義に従っている。
アタッチメント50は、アタッチメント本体51と、キャップ55と、連結部56とを有する。アタッチメント本体51は、清掃工具1の延出部6を案内する案内穴58を有し、光コネクタ10の結合金具20に嵌合する部位である。キャップ55は、アタッチメント本体51の案内穴58を塞ぐ蓋である。連結部56は、アタッチメント本体51とキャップ55とを連結する。アタッチメント50は樹脂による一体成形品であり、アタッチメント本体51、キャップ55及び連結部56は一体的に形成されている。
図5A及び図5Bに示すように、アタッチメント50は、レセプタクル側の光コネクタ10の前側で着脱可能である。図5Cに示すように、アタッチメント本体51を光コネクタ10に装着したまま、キャップ55を外すことができる。キャップ55は連結部56によってアタッチメント本体51に連結されているので、外したキャップ55を紛失せずに済む。キャップ55を外せば、アタッチメント本体51に清掃工具1を挿入可能になる(図4B参照)。なお、図5Bに示すように、キャップ55で案内穴58を塞げば、案内穴58からゴミや埃や油分などが進入することを防止でき、フェルール30に汚れが付着することを抑制できる。
図7は、アタッチメント本体51の形状の説明図(正投影図)である。図8は、アタッチメント本体51の断面図である。ここでは、アタッチメント本体51の形状を説明するため、キャップ55及び連結部56を除去して図示している。
アタッチメント本体51は、内側嵌合部52と、外側嵌合部53とを有する。
内側嵌合部52は、光コネクタ10の結合金具20の本体21に挿入(嵌合)される円柱形状の部位である。内側嵌合部52には、案内穴58が形成されている。内側嵌合部52の外周面には、光コネクタ10の結合金具20の内側突起部22Bの位置に合う溝52Aが前後方向に沿って形成されている。言い換えると、内側嵌合部52の外形は、プラグ側の光コネクタ110の挿入部125の外形とほぼ同様である。
なお、レセプタクル側の光コネクタ10は雌型コネクタであり(光コネクタ10の結合金具20の本体21が雌型であり)、結合金具20の円筒形状の本体21の内径が大きいため、案内穴58を有する内側嵌合部52を結合金具20の円筒形状の本体21に挿入することが可能である。これにより、光コネクタ10にアタッチメント本体51を装着しても、光コネクタ10の端部からのアタッチメント本体51の突出を抑制できる(光コネクタ10の前側からの突出を抑制できる)。
外側嵌合部53は、光コネクタ10の結合金具20の本体21の外側に嵌まる部位であり、内側嵌合部52を外側から囲む円筒形状の部位である。外側嵌合部53の内周面と内側嵌合部52の外周面との間の環状隙間に、円筒形状の結合金具20の本体21が嵌合することになる。つまり、内側嵌合部52は円筒形状の結合金具20の本体21の内側に嵌合し、外側嵌合部53は、円筒形状の結合金具20の本体21の外側に嵌合する。外側嵌合部53には、光コネクタ10の結合金具20の外側突起部22Aに合う溝53A(切り欠き)が前後方向に沿って形成されている。外側嵌合部53は、樹脂によって内側嵌合部52と一体的に成形されており、前側で内側嵌合部52と連結している。
案内穴58は、清掃工具1の延出部6の先端を案内する穴である。案内穴58は、その内壁面によって清掃工具1の延出部6を前後方向に案内する。このため、案内穴58の断面形状は、清掃工具1の延出部6の先端の外形に適合した形状になっている。清掃工具1を用いて光コネクタ10内のフェルール30を清掃するとき、作業者は、アタッチメント本体51の案内穴58に清掃工具1の延出部6を合わせながら、清掃工具1の延出部6のヘッド7をアタッチメント本体51の案内穴58に挿入することになる。これにより、ヘッド7の清掃体2と光コネクタ10のフェルール30の端面とのずれを抑制できる(ヘッド7の清掃体2と光コネクタ10のフェルール30の端面とを精度良く対向させることができる)。
案内穴58の上側には、清掃工具1の延出部6の先端に配置された突部8(MPOコネクタの光アダプタのキー溝に合わせるための突部8)の位置に合わせたキー溝58Aが形成されている。清掃工具1を用いて光コネクタ10内のフェルール30を清掃するとき、作業者は、アタッチメント本体51のキー溝58Aに清掃工具1の突部8を合わせながら、清掃工具1の延出部6のヘッド7をアタッチメント本体51の案内穴58に挿入することになる。キー溝58Aがあるため、作業者は、清掃工具1の上下方向を間違えずに、清掃工具1のヘッド7をアタッチメント本体51に挿入できる。これにより、フェルール30の端面の傾斜面に合うように、清掃工具1のヘッド7を挿入できる。
本実施形態によれば、清掃工具1にアタッチメントを装着するのではなく、光コネクタ10にアタッチメント50を装着することになる。これにより、清掃工具1へのアタッチメントの着脱作業が不要になる。例えば、多数の光コネクタを清掃する際に、各光コネクタにアタッチメントが装着されていれば、作業者は、清掃する光コネクタに応じてアタッチメントを付け替えずに済むため、清掃作業が効率になる。
<第1実施形態の変形例>
図9Aは、第1実施形態のアタッチメント50の第1変形例の説明図である。
第1変形例のアタッチメント50は、前述のアタッチメント本体51のみから構成されている。つまり、第1変形例のアタッチメント50は、キャップ55(及び連結部56)を備えていない。第1変形例では案内穴58を塞げないので、フェルール30が汚染されるおそれがあるものの、清掃工具1の延出部6のヘッド7を案内穴58に挿入することは可能であるため、ヘッド7の清掃体2と光コネクタ10のフェルール30の端面とのずれを抑制できる。
図9Bは、第1実施形態のアタッチメント50の第2変形例の説明図である。
第2変形例のアタッチメント50は、前述のアタッチメント本体51の内側嵌合部52から構成されており、外側嵌合部53は備えていない。第2変形例においても、清掃工具1の延出部6のヘッド7を案内穴58に挿入することは可能であるため、ヘッド7の清掃体2と光コネクタ10のフェルール30の端面とのずれを抑制できる。
===第2実施形態(プラグ側)===
図10A〜図10Cは、プラグ側のアタッチメント150の使用時の説明図である。
アタッチメント150は、アタッチメント本体151と、キャップ155と、連結部156と、取り付け部157とを有する。アタッチメント本体151は、清掃工具1の延出部6を案内する案内穴158を有し、光コネクタ110の結合金具120に嵌合する部位である。キャップ155は、アタッチメント本体151の案内穴158を塞ぐ蓋である。連結部156は、アタッチメント本体151とキャップ155とを連結する。取り付け部157は、アタッチメント150を光コネクタ110に取り付けるための部位である。アタッチメント150は樹脂による一体成形品であり、アタッチメント本体151、キャップ155、連結部156及び取り付け部157は一体的に形成されている。
図10Aに示すように、取り付け部157はスリットを有するC字形状の部位を有し、スリットを開いて光コネクタ110にアタッチメント150を着脱可能である。図10Cに示すように、アタッチメント本体151を光コネクタ110に装着したまま、キャップ155を外すことができる。キャップ155は連結部156によってアタッチメント本体151に連結されているので、外したキャップ155を紛失せずに済む。キャップ155を外せば、アタッチメント本体151に清掃工具1を挿入可能になる。なお、図10Bに示すように、キャップ155で案内穴158を塞げば、案内穴158からゴミや埃や油分などが進入することを防止でき、フェルール130に汚れが付着することを抑制できる。
図11は、アタッチメント本体151の形状の説明図(正投影図)である。図12Aは、アタッチメント本体151を斜め後ろから見た斜視図である。図12Bは、アタッチメント本体151の断面図である。ここでは、アタッチメント本体151の形状を説明するため、キャップ155及び連結部156を除去して図示している。
アタッチメント本体151は、案内部152と、嵌合部153と、を有する。
案内部152は、案内穴158を有する部位であり、アタッチメント本体151の前側に位置する。前述の第1実施形態では、光コネクタ10の結合金具20に嵌合させる部位(内側嵌合部52)の内側に案内穴158が形成されていたのに対し、第2実施形態では、嵌合部153の前側に配置された案内部152に案内穴158が形成されている。
嵌合部153は、光コネクタ110の結合金具120に嵌合する円筒形状の部位であり、アタッチメント本体151の後側に位置する。プラグ側の光コネクタ110の結合金具120の回転部124と挿入部125との間にはレセプタクル側の光コネクタ10の結合金具20の円筒形状の本体21を挿入するための環状隙間があり、この環状隙間に、アタッチメント本体151の円筒形状の嵌合部153が嵌合することになる。嵌合部153の内側には、プラグ側の光コネクタ110の挿入部125の溝125A(レセプタクル側の内側突起部22Bを合わせるための溝)に合う突起部153Aが内側に向かって突出して形成されている。
なお、第1実施形態のレセプタクル側の光コネクタ10は雌型コネクタであり、結合金具20の円筒形状の本体21の内径が大きいため、案内穴58を有する内側嵌合部52を結合金具20の円筒形状の本体21に挿入することが可能であった。これに対し、第2実施形態のプラグ側の光コネクタ110は雄型コネクタであり(光コネクタ110の結合金具120の挿入部125が雄型であり)、結合金具120の挿入部125の径が小さいため、アタッチメント本体151の案内穴158を形成した部位を結合金具120の挿入部125の内側に配置することが困難である。このため、第2実施形態のアタッチメント本体151では、光コネクタ110に嵌合させる部位(嵌合部153)と、案内穴158を有する部位(案内部152)とを前後に分けて配置している。これにより、フェルール130の配置された挿入部125の内側にアタッチメントを配置できない状況下でも、アタッチメント本体151の案内穴158で清掃工具1の延出部6の先端を案内可能になる。
案内穴158は、清掃工具1の延出部6の先端を案内する穴である。第2実施形態においても、清掃工具1を用いて光コネクタ110内のフェルール130を清掃するとき、作業者は、アタッチメント本体151の案内穴158に清掃工具1の延出部6を合わせながら、清掃工具1の延出部6のヘッド7をアタッチメント本体151の案内穴158に挿入することになる。このため、第2実施形態においても、ヘッド7の清掃体2と光コネクタ110のフェルール130の端面とのずれを抑制できる。
案内穴158の下側には、キー溝158Aが形成されている。キー溝158Aの上下がレセプタクル側のアタッチメント50と逆なのは、プラグ側の光コネクタ110のフェルール130の端面の傾斜が、レセプタクル側の光コネクタ10のフェルール30の端面の傾斜と逆だからである。第2実施形態においてもキー溝158Aがあるため、作業者は、清掃工具1の上下方向を間違えずに、清掃工具1のヘッド7をアタッチメント本体151に挿入できる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 清掃工具、2 清掃体、4 工具本体、
6 延出部、7 ヘッド、8 突部、
10 光コネクタ(レセプタクル側)、
20 結合金具、21 本体、
22 突起部、22A 外側突起部、22B 内側突起部、
30 フェルール、31 ガイドピン、40 ハウジング、
50 アタッチメント(レセプタクル側)、
51 アタッチメント本体、
52 内側嵌合部、52A 溝、
53 外側嵌合部、53A 溝(切り欠き)、
55 キャップ、56 連結部、
58 案内穴、58A キー溝、
110 光コネクタ(プラグ側)、
120 結合金具、124 回転部、
124A 進入部、124B 係止部、
125 挿入部、125A 溝、
130 フェルール、131 ガイド穴、140 ハウジング、
150 アタッチメント(プラグ側)、
151 アタッチメント本体、152 案内部、
153 嵌合部、153A 突起部、
155 キャップ、156 連結部、157 取り付け部、
158 案内穴、158A キー溝
上記目的を達成するための主たる発明は、フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体であって、前記光コネクタに嵌合する嵌合部と、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴とが形成されているアタッチメント本体と、前記案内穴を前記清掃工具の端部を挿入する側から塞ぐためのキャップとを有することを特徴とするアタッチメントである。
上記目的を達成するための主たる発明は、フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体であって、前記光コネクタに嵌合する嵌合部と、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴とが形成されているアタッチメント本体と、前記案内穴を前記清掃工具の端部を挿入する側から塞ぐためのキャップとを有し、前記光コネクタは、雌型コネクタであり、前記嵌合部は、前記光コネクタの内側に嵌合することを特徴とするアタッチメントである。
また、上記目的を達するための主たる別の発明は、フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体であって、前記光コネクタに嵌合する嵌合部と、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴とが形成されているアタッチメント本体と、前記案内穴を前記清掃工具の端部を挿入する側から塞ぐためのキャップとを有し、前記光コネクタは、雌型コネクタに挿入する挿入部を備えた雄型コネクタであり、前記嵌合部は、前記光コネクタの前記挿入部の外側に嵌合し、前記アタッチメント本体は、前記案内穴の形成された案内部を有することを特徴とするアタッチメントである。

Claims (7)

  1. フェルールを備えた光コネクタに装着可能なアタッチメント本体を有し、
    前記アタッチメント本体に、前記フェルールを清掃する清掃工具の端部を案内する案内穴が形成されている
    ことを特徴とするアタッチメント。
  2. 請求項1に記載のアタッチメントであって、
    前記案内穴を塞ぐためのキャップを更に有することを特徴とするアタッチメント。
  3. 請求項2に記載のアタッチメントであって、
    前記アタッチメント本体と前記キャップとを連結した連結部を更に有することを特徴とするアタッチメント。
  4. 請求項1〜3に記載のアタッチメントであって、
    前記案内穴には、前記清掃工具の端部に形成された突部に合わせるためのキー溝が形成されていることを特徴とするアタッチメント。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のアタッチメントであって、
    前記光コネクタは、雌型コネクタであり、
    前記アタッチメント本体は、前記光コネクタの内側に嵌合する嵌合部を有し、
    前記案内穴は、前記嵌合部に形成されている
    ことを特徴とするアタッチメント。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のアタッチメントであって、
    前記光コネクタは、雌型コネクタに挿入する挿入部を備えた雄型コネクタであり、
    前記アタッチメント本体は、前記光コネクタの前記挿入部の外側に嵌合する嵌合部と、前記案内穴の形成された案内部と有する
    ことを特徴とするアタッチメント。
  7. フェルールを備えた光コネクタにアタッチメントを装着すること、及び、
    前記アタッチメントに形成された案内穴に清掃工具の端部を案内させて、前記光コネクタのフェルールを前記清掃工具で清掃すること
    を行う光コネクタの清掃方法。
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