JP2015203555A - 気化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】直管部および反転部を有する蛇行状の伝熱管を用いた気化器において、本体容器内を流れる加熱用流体の流速の増大と、直管部と本体容器内面との間隔や直管部同士間のピッチの確保とを両立する。
【解決手段】液化ガスを加熱用流体により気化させる気化器100であって、筒状の本体容器10と、本体容器10の軸方向に沿って延びる直管部21と、軸方向の端部に位置する反転部22とを有して蛇行状に形成され、液化ガスが流される伝熱管20と、軸方向に沿って延びる形状を有し、軸方向から見て本体容器10内の中央部に配置される断面積低減部材50と、を備え、本体容器10の内面と断面積低減部材50の外面との間の環状空間Rに直管部21が配置されるとともに、環状空間Rに加熱用流体が流される。
【選択図】図3

Description

本発明は、LNGなどの液化ガスを加熱用流体により気化させる気化器に関する。
LNG(液化天然ガス)などの液化ガスを、加熱用流体で気化させる気化器として、例えば特許文献1、2に記載されたものがある。特許文献1の図2や特許文献2の図1に記載されているように、これらの気化器においては、液化ガスが流される伝熱管が、直管部と反転部とを組み合わせてなる蛇行状の配管となっている。このように伝熱管を蛇行状とすることで、液化ガスと加熱用流体との接触領域を増加させ、気化機能を向上させることができる。
特開2004−93098号公報 特許第4313605公報
ところで、上述のように構成された気化器においては、本体容器内を流れる加熱用流体の流速を大きくすることで、液化ガスと加熱用流体との熱交換を促進させることができる。加熱用流体の流速を大きくするためには、本体容器の断面積を小さくすればよいが、単純に断面積を小さくした本体容器に伝熱管を収めようとすると、伝熱管を高密度に配置することになり、直管部と本体容器内面との間隔や直管部同士間のピッチが小さくなる。しかしながら、上記間隔やピッチを小さくすると、流体抵抗が大きくなり、加熱用流体が良好に流れなくなるおそれがある。また、直管部同士間のピッチを小さくした場合、それに伴って反転部の径を小さくしなければならないが、反転部の径についてはJIS(日本工業規格)で規定されており、反転部の径の縮小にも限界がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、直管部および反転部を有する蛇行状の伝熱管を用いた気化器において、本体容器内を流れる加熱用流体の流速の増大と、直管部と本体容器内面との間隔や直管部同士間のピッチの確保とを両立することを目的とする。
本発明は、液化ガスを加熱用流体により気化させる気化器であって、筒状の本体容器と、前記本体容器の軸方向に沿って延びる直管部と、前記軸方向の端部に位置する反転部とを有して蛇行状に形成され、前記液化ガスが流される伝熱管と、前記軸方向に沿って延びる形状を有し、前記軸方向から見て前記本体容器内の中央部に配置される断面積低減部材と、を備え、前記本体容器の内面と前記断面積低減部材の外面との間の環状空間に前記直管部が配置されるとともに、前記環状空間に前記加熱用流体が流されることを特徴とする。
本発明にかかる気化器によれば、加熱用流体が流される環状空間の断面積は、本体容器の断面積よりも断面積低減部材の断面積分だけ小さくなるため、断面積低減部材を設けない場合と比べて、加熱用流体の流速を大きくすることができる。また、環状空間に伝熱管の直管部を配置することで、直管部と本体容器内面との間隔や直管部同士間のピッチをそれほど小さくしなくても済む。したがって、本発明にかかる気化器によれば、本体容器内を流れる加熱用流体の流速の増大と、直管部と本体容器内面との間隔や直管部同士間のピッチの確保とを両立することができる。
本発明にかかる気化器の一例を示す軸方向に沿った断面図である。 図1のII−II線における矢視図である。 図1のIII−III線における矢視図である。 邪魔板の形状を示す図である。 直管部と本体容器内面との間隔および直管部同士間のピッチを示す図である。
以下、本発明にかかる気化器の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態では、気化させる液化ガスをLNG(液化天然ガス)としているが、気化対象はLNGに限定されることはない。同様に、液化ガスを気化させる加熱用流体についても、以下に示す温水に限定されず、その他の液体を加熱用流体として用いることが可能である。
(気化器の概略構成)
図1に示すように、気化器100は、主に、筒状の本体容器10と、本体容器10内に配置される伝熱管20と、伝熱管20にLNGを供給するLNG供給管31と、LNGが気化されて生成されたNG(天然ガス)を伝熱管20から排出するNG排出管32と、本体容器10に温水を供給する温水供給管41と、本体容器10から温水を排出する温水排出管42とを具備して構成される。
かかる構成により、伝熱管20内を流れるLNGが、本体容器10内を流れる温水との熱交換によって温められ、LNGを気化させることができる。なお、本体容器10内を流れる温水は、LNGを気化させてNGを生成するだけでなく、生成されたNGを加温する役割も有する。
(本体容器)
本体容器10は、その内部に温水が供給される筒状の容器であり、円筒状の本体部11と、本体部11の両端を閉塞する蓋部12、13とを有して構成される。本実施形態では、本体容器10の軸方向(以下、「容器軸方向」と称する)が水平となるように、本体容器10を支持部材90によって支持しているが、容器軸方向が水平となるように配置することは必須ではない。また、本体容器10の断面形状は、円形に限定されず、例えば多角形等とすることも可能である。
図1において右端部に設けられた蓋部12は、カップ形状を有しており、そのフランジ部12aを本体部11のフランジ部11aに突き合わせた状態で、本体部11に対してボルト固定される。一方、図1において左端部に設けられた蓋部13は、円盤形状を有しており、その周縁部を本体部11のフランジ部11bに突き合わせた状態で、本体部11に対してボルト固定される。蓋部12、13ともに、ボルトを外すことで本体部11から取り外すことが可能な、着脱自在な構成となっている。
(伝熱管)
伝熱管20は、LNGが流される配管であり、容器軸方向に沿って延びる直管部21と、容器軸方向の両端部に位置する反転部22とを組み合わせることで、全体として蛇行状に形成されている。以下、図1のII−II線における矢視図である図2、および図1のIII−III線における矢視図である図3を参照しつつ、伝熱管20の詳細について説明する。
図2、図3に示すように、本実施形態の伝熱管20は、直管部21(21a〜21f)を6つ有するとともに、異なる2つの直管部21をつなげるU字状の反転部22(22a〜22e)を5つ有する6段構造となっている。具体的には、伝熱管20は、LNGの流路の上流側から下流側に向かって、LNG供給管31と接続された直管部21a、反転部22a、直管部21b、反転部22b、直管部21c、反転部22c、直管部21d、反転部22d、直管部21e、反転部22e、そしてNG排出管32と接続された直管部21fが順番にひとつながりとなって蛇行状に形成されている。
ここで、図1において左端側(一端側)に位置する反転部22b、22dは、直管を曲げ加工することによって、直管部21と一体的に形成されている。すなわち、反転部22bは、直管の中央部を曲げることによって形成されており、反転部22bの上流側、下流側にそれぞれ位置する直管部21b、21cとともに、1本の連続管として構成されている。同様に、反転部22dは、直管の中央部を曲げることによって形成されており、反転部22dの上流側、下流側にそれぞれ位置する直管部21d、21eとともに、1本の連続管として構成されている。
一方、図1において右端側(他端側)に位置する反転部22a、22c、22eは、例えば180°エルボ等からなるU字状の継手を、直管部21に溶接することで形成されている。すなわち、反転部22aは、直管部21a、21bの右端にU字状の継手を溶接することで構成されている。同様に、反転部22cは、直管部21c、21dの右端にU字状の継手を溶接することで構成されており、反転部22eは、直管部21e、21fの右端にU字状の継手を溶接することで構成されている。なお、上記継手の溶接箇所Wは、図1に示すようにカップ状の蓋部12の内部に位置する。
伝熱管20の具体構成、すなわち直管部21や反転部22の具体的な個数や位置などは、本実施形態のものに限定されず、適宜変更が可能である。また、本実施形態では、LNG供給管31からNG排出管32に至るLNGの流路が1つのみの1パス式としているが、伝熱管20を複数設けて複数パス式としてもよい。
(LNG供給管およびNG排出管)
LNG供給管31は、LNGを伝熱管20に供給する管であり、蓋部13の下部に形成された貫通孔(不図示)に挿入され、伝熱管20の直管部21aに接続される。一方、NG排出管32は、NGを伝熱管20から排出する管であり、蓋部13の上部に形成された貫通孔(不図示)に挿入され、伝熱管20の直管部21fに接続される。ただし、LNG供給管31およびNG排出管32の配置はこれに限定されるものでない。
(温水供給管および温水排出管)
温水供給管41は、温水を本体容器10に供給する管であり、本体容器10の上部の左端部に接続される。一方、温水排出管42は、温水を本体容器10から排出する管であり、本体容器10の上部の右端部に接続される。したがって、本体容器10に供給された温水は、温水供給管41から温水排出管42に向かって、基本的に図1の左側から右側に向かって流れることになる。ただし、温水供給管41および温水排出管42の配置はこれに限定されるものでない。
(断面積低減部材)
断面積低減部材50は、本体容器10内を流れる温水の流速を大きくすべく、容器軸方向に直交する断面(以下、「直交断面」と称する)における流路断面積を低減させるための部材である。本実施形態では、断面積低減部材50を、容器軸方向の両端部が閉塞された、中空の円筒状の部材としているが、これに限定されるものではない。例えば、断面積低減部材50を中実の部材としてもよいし、断面形状を円形以外の多角形等とすることも可能である。
図2、図3に示すように、断面積低減部材50は、容器軸方向から見て、すなわち直交断面において、本体容器10の中央部に配置されている。断面積低減部材50の図1における左端部は、固定部材51によって本体容器10の蓋部13に固定されている。また、断面積低減部材50の外周面には、後述する邪魔板60(図4参照)が、周方向における位置を変えつつ、容器軸方向に複数取り付けられている。つまり、断面積低減部材50は、複数の邪魔板60によって実質的に支持されている。
断面積低減部材50を設けることにより、本体容器10の内周面と断面積低減部材50の外周面との間に環状空間Rが形成される。この環状空間Rに、伝熱管20の直管部21が配置されるとともに、温水が流される。直交断面における環状空間Rの断面積は、断面積低減部材50の分だけ減少しているため、本体容器10内を流れる温水の流速を大きくすることができる。
(邪魔板)
邪魔板60は、図4に示すように、ドーナツをその直径で分割したような半ドーナツ形状(半円環状)を有する板状の部材である。邪魔板60は、環状空間Rの断面半分にちょうど収まる寸法となっており、邪魔板60の内周部分が断面積低減部材50の外周面に、溶接等により固定される。また、邪魔板60には、伝熱管20と同等の径を有する円形の貫通孔60a、60b、60cが形成されており、伝熱管20の直管部21が貫通孔60a、60b、60cに挿入されるように構成されている。
このように構成された邪魔板60を、容器軸方向から見たときの位置、すなわち直交断面における位置を周方向に180°ずつ変えつつ、容器軸方向に複数設けてある。より具体的には、図2において環状空間Rの右半分に配設される邪魔板60(図1で実線で示すもの)と、図2において環状空間Rの左半分に配設される邪魔板60(図1で点線で示すもの)とを、容器軸方向に交互に設けてある。
このような配置形態で複数の邪魔板60を設けることで、上から見たときに、環状空間Rを流れる温水の流路が蛇行することになる。温水の流路を蛇行させることで、温水の温度の均一化を図ることができ、効率的にLNGの気化やNGの加温を行うことができる。なお、邪魔板60の形状や配設位置はこれに限定されない。例えば、邪魔板60の形状を周方向の角度が120°の円弧形状とし、この邪魔板60を、環状空間R内における位置を周方向に120°ずらしつつ複数配置するようにしてもよい。
(効果)
本実施形態の気化器100によれば、温水が流される環状空間Rの断面積は、本体容器10の断面積よりも断面積低減部材50の断面積分だけ小さくなるため、断面積低減部材50を設けない場合と比べて、温水の流速を大きくすることができる。具体的には、本出願人が行った実験によれば、温水の流速を平均で0.1m/sから0.2m/s程度まで倍増させることができた。このように温水の流速を増大させることで、LNGと温水との熱交換を促進させることができる。特に、加熱用流体として温水ではなく、常温水を用いた場合には、伝熱管20の表面における着氷が問題となることがあるが、気化器100によれば常温水の流速を高めることで、着氷を防止することができるという利点もある。
ところで、環状空間Rの断面積と同じ断面積を、断面積低減部材50を設けずに、本体容器10そのものを小さくすることで実現することもできる。しかし、同じ断面積であれば、本実施形態の気化器100のように、環状空間Rとするほうが有利である。以下、この点について、図5を参照しつつ説明する。図5のa図は本実施形態の本体容器10の断面を示し、b図およびc図は環状空間Rと同じ断面積を有する本体容器10’の断面を示す。
図5のa図に示すように、本実施形態により確保される直管部21と本体容器10の内周面との間隔をD、直管部21同士間のピッチをPとする。なお、本実施形態では、直管部21と断面積低減部材50の外周面との間隔も同じDとしているが、この間隔をDとすることは必須ではない。
環状空間Rと同じ断面積を有する本体容器10’は、当然ながら本体容器10よりも径が小さくなる。その結果、図5のb図に示すように、直管部21同士間のピッチをPに維持しようとすると、直管部21と本体容器10の内周面との間隔がDよりも小さいD’となってしまう。一方、図5のc図に示すように、直管部21と本体容器10の内周面との間隔をDに維持しようとすると、直管部21同士間のピッチをPよりも小さいP’とせざるを得ない。
しかしながら、上記間隔DやピッチPを小さくすると、流体抵抗が大きくなり、加熱用流体が良好に流れなくなるおそれがある。特に、上述のように、常温水を用いてLNGの気化を行う場合には、間隔DやピッチPが小さくなることで、着氷が流路を閉塞しやすくなるという問題がある。また、直管部21同士間のピッチPを小さくした場合、それに伴って反転部22の径を小さくしなければならないが、反転部22の径についてはJISで規定されており、反転部22の径の縮小にも限界がある。つまり、間隔DやピッチPはできるだけ小さくならないようにしたいという要求がある。
そこで、本実施形態のように、本体容器10の内周面と断面積低減部材50の外周面との間に形成される環状空間Rに直管部21を配置することで、図5の比較から明らかなように、直管部21と本体容器10の内周面との間隔Dや直管部21同士間のピッチPを小さくすることなく、断面積の低減を実現することができる。つまり、本実施形態によれば、本体容器10内を流れる温水の流速の増大と、直管部21と本体容器10の内周面との間隔Dや直管部21同士間のピッチPの確保とを両立することができる。
また、本実施形態では、邪魔板60を複数設けているが、この邪魔板60を断面積低減部材50に固定している。このように、断面積低減部材50を、邪魔板60の支持部材としても兼用することで、部品点数を削減することができ、コストを低減することが可能となる。
また、本実施形態では、一部の反転部22b、22dを曲げ加工によって直管部21と一体的に形成している。ここで、伝熱管20の直管部21と反転部22とを溶接した場合、コストが大きくなるとともに、溶接箇所から亀裂等が生じて損傷の原因となりやすい。そこで、反転部22を曲げ加工によって直管部21と一体形成することで、溶接が不要となり、上述の問題を回避することができる。
特に本実施形態では、容器軸方向の一端側(図1の左端側)の反転部22b、22dを、曲げ加工によって直管部21と一体的に形成しており、一方、容器軸方向の他端側(図1の右端側)の反転部22a、22c、22eを、U字状の継手を直管部21に溶接することで形成している。したがって、気化器100のメンテナンス時に溶接箇所を点検する場合、上記一端側には伝熱管20に溶接箇所が存在しないため、蓋部13を取り外して点検するといった必要がなく、メンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、本体容器の他端側の端部は、着脱自在な蓋部12となっている。したがって、蓋部12を取り外すことで、容易に反転部22a、22c、22eの溶接箇所Wを点検することができる。
特に本実施形態では、溶接箇所Wがカップ状の蓋部12の内部に位置しており、蓋部12を外すと、反転部22a、22c、22eの溶接箇所Wが露出するようになっている。このため、溶接箇所Wの点検が一層容易に行えるものとなっている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
10:本体容器
20:伝熱管
21:直管部
22:反転部
50:断面積低減部材
60:邪魔板
100:気化器
R:環状空間
W:溶接箇所

Claims (6)

  1. 液化ガスを加熱用流体により気化させる気化器であって、
    筒状の本体容器と、
    前記本体容器の軸方向に沿って延びる直管部と、前記軸方向の端部に位置する反転部とを有して蛇行状に形成され、前記液化ガスが流される伝熱管と、
    前記軸方向に沿って延びる形状を有し、前記軸方向から見て前記本体容器内の中央部に配置される断面積低減部材と、
    を備え、
    前記本体容器の内面と前記断面積低減部材の外面との間の環状空間に前記直管部が配置されるとともに、前記環状空間に前記加熱用流体が流されることを特徴とする気化器。
  2. 前記軸方向から見たときの前記環状空間内での位置を変えつつ、前記軸方向に複数設けられる邪魔板を、前記断面積低減部材に固定する請求項1に記載の気化器。
  3. 前記伝熱管の少なくとも一部の前記反転部は、曲げ加工によって前記直管部と一体的に形成される請求項1または2に記載の気化器。
  4. 前記軸方向における前記伝熱管の一端側の前記反転部は、前記曲げ加工によって前記直管部と一体的に形成される一方、前記軸方向における前記伝熱管の他端側の前記反転部は、U字状の継手を前記直管部に溶接することで形成される請求項3に記載の気化器。
  5. 前記本体容器の前記他端側の端部は、着脱自在な蓋部である請求項4に記載の気化器。
  6. 前記蓋部を外すと、前記伝熱管の前記他端側の前記反転部の溶接箇所が露出する請求項5に記載の気化器。
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