JP2001147093A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001147093A
JP2001147093A JP33041799A JP33041799A JP2001147093A JP 2001147093 A JP2001147093 A JP 2001147093A JP 33041799 A JP33041799 A JP 33041799A JP 33041799 A JP33041799 A JP 33041799A JP 2001147093 A JP2001147093 A JP 2001147093A
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tube
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inlet
outlet
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JP33041799A
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Toshio Sato
藤 利 男 佐
Misao Kizaki
崎 操 鬼
Shuichi Murata
田 修 一 村
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器の冷却水折返し部における澱み部を
無くし、且つ、流入異物の滞留、生育部位を排除する。 【解決手段】 本体胴1は複数の入口側伝熱管7及び複
数の出口側伝熱管8を内包し、前部管板5は複数の入口
側伝熱管7の流入側端部及び複数の出口側伝熱管8の流
出側端部を固定し、後部管板6は複数の入口側伝熱管7
の流出側端部及び複数の出口側伝熱管8の流入側端部を
固定する。U字管18aは入口側伝熱7管の流出側端部
に対応する一方の端部と、出口側伝熱管8の流入側端部
に対応する他方の端部と、を有し、複数のU字管18a
によりU字管群18が構成される。複数のU字管18a
の一方及び他方の端部はU字管固定管板19により固定
され、このU字管固定管板19は後部管板6に着脱可能
に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水、河川水、冷
却塔水等を冷却水とし、伝熱管として直管を使用した熱
交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、海水、河川水、冷却塔水等を冷
却水として使用する熱交換器の伝熱管は、運用中に伝熱
管内面に付着するスケ−ルやスライム等の汚れ、貝、藻
類等の生物、石、木片等の流入異物による汚損、閉塞に
対して、ブラシ洗浄、ジェット洗浄等の清掃、閉塞物の
除去を容易にするため、伝熱管に直管が使用されてい
る。また、冷却水の流れを一方向のみではなく、1ない
し複数の冷却水の折返し通路を設け、熱交換器の長さを
短くすることにより熱交換器の設置スペ−スの節約を図
っている。この冷却水の出入口部に設けられいる前部水
室内部および折返し部に設けている後部水室内部、伝熱
管の両端を固定している管板面に貝、藻類等の生物、
石、木片等の流入異物等が滞留、付着し、伝熱管の入口
部および内部閉塞等に関わる性能低下、伝熱管の腐食損
傷をもたらすという事象が発生している。
【0003】この様な環境において、運用中に冷却水入
口配管途中に設置した除塵装置による大きな流入異物の
熱交換器への流入防止、逆洗装置により冷却水の流れを
反転させ前部水室の入口部へ流入した流入異物の出口配
管への排出を行っているが、冷却水の折返し部に設けて
いる後部水室内部や管板面への流入異物の滞留、付着に
よる伝熱管の腐食損傷事象は解決していない。
【0004】図9は従来の熱交換器の概略構成を示す断
面図であって、熱交換器の本体胴1にはその両端部に前
部水室2および後部水室3が設けられており、その両水
室2、3間に熱交換室4が形成されている。その熱交換
室4内には、前部水室2の前部管板5と後部水室3の後
部管板6に取り付けられ、上記両水室2,3を連通する
多本数の入口側伝熱管7および出口側伝熱管8が配設さ
れている。
【0005】上記前部水室2には、冷却水入口座9と冷
却水出口座10が接続され、冷却水の出入口を区分する
水室内仕切板11が前部水室2の内部に配置されてい
る。また、前部水室2には、開閉可能な前部水室蓋12
およびマンホ−ル13が設けられている。上記後部水室
3には、開閉可能な後部水室蓋14および後部水室マン
ホ−ル15が設けられている。前部水室2および後部水
室3はマンホ−ル12、13より人が出入りするため、
内部に人が入れるスペ−スが設けられている。
【0006】熱交換器の冷却水入口座9より流入した冷
却水は前部水室2の水室内部仕切板11と前部管板5で
区分された入口水室16へ導入され、入口側伝熱管7内
を流れ、後部水室3へ至る。後部水室3および後部管板
6で構成された室内を出口側伝熱管8へと流れを変え、
出口側伝熱管7を経て出口水室17へ流出し、冷却水出
口座10より排出される。
【0007】このように構成された熱交換器において
は、伝熱管内を通過し、折返し部に設置されている後部
水室内部に流入した流入異物は水室内の澱み部や管板面
に滞留、付着することは避けられない。しかして、これ
らの除去は人為的な清掃に頼っていることから、清掃間
隔の間に伝熱管の入口部および内部閉塞等に関わる性能
低下、伝熱管の腐食損傷をもたらすという事象が発生す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、従来の
熱交換器においては、運転中に除塵装置よって大きな流
入異物を流入前に回収し出口配管に排出を行うこと、逆
洗装置によって入口水室への流入異物を出口配管へ排出
を行うことにより、流入異物を熱交換器に付着、滞留す
ることを防止していた。さらに、水室内部及び伝熱管内
に付着、閉塞した異物を除去するため人為的な清掃が行
われてきた。
【0009】しかし、これらの方法では、後部水室(折
返し水室)の内部に冷却水の澱み部が生じ、後部水室内
部に流入した異物の一部は、ここで成長し大きくなり伝
熱管の入口部を覆う状況となり、伝熱管への冷却水の流
れを阻害することになる。また、伝熱管内に押し込まれ
た異物は閉塞の要因となり、性能低下、伝熱管の腐食損
傷をもたらすという欠点がある。
【0010】本発明はかかる事情を考慮してなされたも
のであり、熱交換器の冷却水折返し部における澱み部を
無くし、且つ、流入異物の滞留、生育部位を排除できる
熱交換器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、内部を流れる流体の流れが互いに逆向き
の入口側伝熱管及び出口側伝熱管をそれぞれ複数備えた
2折流形多管式熱交換器において、複数の前記入口側伝
熱管及び複数の前記出口側伝熱管を内包する本体胴と、
複数の前記入口側伝熱管の流入側端部及び複数の前記出
口側伝熱管の流出側端部を固定する前部管板と、複数の
前記入口側伝熱管の流出側端部及び複数の前記出口側伝
熱管の流入側端部を固定する後部管板と、前記入口側伝
熱管の流出側端部に対応する一方の端部と、前記出口側
伝熱管の流入側端部に対応する他方の端部と、を有する
U字管を複数備えたU字管群と、複数の前記U字管の前
記一方及び他方の端部を固定するU字管固定管板であっ
て、前記後部管板に着脱可能に設けられたU字管固定管
板と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、前記入口側伝熱管と前
記出口側伝熱管とが互いに近接している中央領域におい
ては、前記U字管を配置する代わりに、前記中央領域に
属する2本以上の前記入口側伝熱管の流出側端部及び2
本以上の前記出口側伝熱管の流入側端部の全体を覆う開
口を有する半円筒型の折返し室を設ける。
【0013】また、好ましくは、前記入口側伝熱管と前
記出口側伝熱管とが互いに近接している中央領域におい
ては、前記U字管を配置する代わりに、前記中央領域に
属する2本以上の前記入口側伝熱管の流出側端部の全体
を覆う一方の開口と、前記中央領域に属する2本以上の
前記出口側伝熱管の流入側端部の全体を覆う他方の開口
と、を有するU字箱型の折返し室を設ける。
【0014】また、好ましくは、前記半円筒型又はU字
箱型の折返し室の長手方向の両端部又は一方の端部に排
水座を設け、前記排水座に排水系統を接続する。
【0015】また、好ましくは、前記折返し室の長手方
向の一方の端部に洗浄座を設け、この洗浄座に洗浄系統
を接続し、前記折返し室の長手方向の他方の端部に排水
座を設け、この排水座に排水系統を接続する。
【0016】また、好ましくは、前記U字管群を外側か
ら覆って保護する保護装置をさらに有する。
【0017】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、図1(a)、(b)を参照して本発明の第1実施
形態について説明する。尚、図9に示した従来の熱交換
器と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。
【0018】図1(a)は本実施形態による熱交換器3
0の断面図を示し、図1(a)において、符号18は折
返しU字管群であって、この折返しU字管群18は、入
口側伝熱管7及び出口側伝熱管8と同一外径、厚さ又は
これに近い外径、厚さの管で、同一管配列で配置された
複数のU字管18aで構成されている。各U字管18a
は、両端が符号19のU字管固定管板に拡管、溶接又は
拡管及び溶接で固定されている。
【0019】U字管群18及びU字管固定管板19から
成る冷却水折返し装置31は、後部管板6にボルト、ナ
ット等の締結部材で取付けられており、図1(b)に示
したように後部管板6から取り外し可能である。また、
伝熱管内流体である冷却水を、入口側伝熱管7側と出口
側伝熱管8側とで隔離するために、符号22のガスケッ
トは、後部管板6の外周側部分と、入口側伝熱管7側と
出口側伝熱管8側の間の中央部分とに装着されている。
【0020】熱交換器30の運転時、伝熱管内側流体で
ある冷却水は冷却水入口座9より流入し、前部水室2と
水室内仕切板11で区画されている入口水室16を介し
て、入口側伝熱管7内を流れ、同伝熱管内とほぼ同等の
流路断面積で構成されているU字管群18で折返し、出
口側伝熱管8内及び出口水室17へと流れ、冷却水出口
座10より流出する。したがって、冷却水は、入口側伝
熱管7内、 U字管群18内及び出口側伝熱管8内を各
伝熱管毎に同じ流速で流れる。
【0021】上記構成より成る本実施形態によれば、入
口側伝熱管7内、 U字管群18内及び出口側伝熱管8
内には澱み部がなく、伝熱管内に流入した生物、固形異
物は出口側伝熱管8の出口部より流出し、冷却水折返し
部で滞留、成長することがなくなる。なお、入口側伝熱
管7の入口部を閉塞する生物、固形異物は運転時に除塵
装置、逆洗装置の運用により取り除くことが可能であ
る。
【0022】また、入口側伝熱管7の内面及び出口側伝
熱管8の内面と同様にU字管群18内面にもスケ−ル、
スライム等が付着するが、冷却水折返し装置31を停止
時に後部管板6より取外し、容易にU字管群18内面及
び入口側伝熱管7、出口側伝熱管8内面の清掃を行うこ
とができる。さらに、後部管板6およびU字管固定管板
19の接液部に防汚塗装を施工することもできる。
【0023】また、本実施形態の一変形例としては、図
2に示したように冷却水折返し装置31の外部に符号2
7で示した保護装置を設けることができる。これによ
り、U字管群18を、その外部からの衝撃による損傷か
ら保護することができる。また、保護装置27には吊り
金具28が設けられており、冷却水折返し装置31の分
解、組立を容易に行うことができる。
【0024】なお、図2に示した保護装置27及び吊り
金具28は、後述する第2及び第3実施形態、及びそれ
らの各種変形例に適用することもできる。
【0025】第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について図3(a)、
(b)を参照して説明する。
【0026】上述した第1実施形態おいては、U字管群
18とU字管固定管板19で着脱可能な冷却水折返し装
置31を構成したが、本実施形態においては、図3に示
すように、入口側伝熱管7及び出口側伝熱管8が近接し
ている中央領域、つまり、U字管18aの曲げ半径の小
さな部位に、半円筒形の冷却水折返し室20を設置して
おり、この冷却水折返し室20は、中央領域に位置する
2本以上の入口側伝熱管7の流出側端部及び2本以上の
出口側伝熱管8の流入側端部の全体を覆う開口20aを
有する。このようにして、U字管群18と半円筒形折返
し室20及びU字管固定管板19で着脱可能な冷却水折
返し装置41を構成している。
【0027】本実施形態によれば、 上記第1実施形態
と同様な効果が得られると同時に、U字管18aの内側
の曲げ半径が小さく清掃が困難な部分を、小半径のU字
管ではなく、管より広い流路を形成する半円筒形折返し
室20で形成したので、当該部位の清掃をより容易に行
うことができる。
【0028】また、半円筒形折返し室20に小さな澱み
部の生じることが予測される場合には、内面の接液部に
防汚塗装を行うことにより、通過生物の付着を抑制する
ことができる。
【0029】また、本実施形態の第1変形例としては、
図4(a)、(b)に示したように、半円筒形折返し室
20の長手方向の両端または片端に冷却水の排水座23
および排水系統24を設置することができる。
【0030】そして、運転中に排水系統24の弁24a
を操作して、定期的または連続的に排水することによ
り、折返し室20へ流入した異物を当該内部圧力と排水
先との圧力差により排出し、出口側伝熱管8への異物の
流入量を減少して、清掃頻度を少なくすることができ
る。
【0031】さらに、本実施形態の第2変形例として
は、図5(a)、(b)に示したように、半円筒形折返
し室20の長手方向の一方の端部に冷却水の排水座23
および排水系統24を設置し、長手方向の他方の端部に
洗浄座25および洗浄系統26を設置することができ
る。
【0032】そして、運転中に排水系統24の弁24a
を操作して、排水系統24から定期的または連続的に排
水することにより、折返し室20へ流入した異物を当該
内部圧力と排水先との圧力差により排出し、出口側伝熱
管8への異物の流入量を減少させて、清掃頻度を少なく
することができる。さらに、洗浄系統26の弁26aを
操作して、洗浄系統26より淡水あるいは洗浄液を注水
し、排水系統24から排水するようにしても良い。
【0033】第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について図6(a)、
(b)を参照して説明する。
【0034】上述した第2実施形態では、曲げ半径の小
さなU字管18aに代えて半円筒形折返し室20を設置
したものを示したが、本実施形態では図6(a)、
(b)に示すように、U字箱形折返し室21を設置して
おり、このU字箱型折返し室21は、中央領域に位置す
る2本以上の入口側伝熱管7の流出側端部の全体を覆う
一方の開口21aと、中央領域に位置する2本以上の出
口側伝熱管8の流入側端部の全体を覆う他方の開口21
bとを有する。このようにして、U字管群18とU字箱
形折返し室21及びU字管固定管板19で着脱可能な冷
却水折返し装置51を構成することもできる。この場
合、澱み部をより少なくすることができる。また、内面
の接液部に防汚塗装を行うことにより、通過生物の付着
を抑制することができる。
【0035】また、本実施形態の第1変形例としては、
図7(a)、(b)に示したように、U字箱形折返し室
21の長手方向の両端または片端に冷却水の排水座23
および排水系統24を設置することができる。
【0036】そして、運転中に排水系統24の弁24a
を操作して、定期的または連続的に排水することによ
り、折返し室21へ流入した異物を当該内部圧力と排水
先との圧力差により排出し、出口側伝熱管8への異物の
流入量を減少して、清掃頻度を少なくすることができ
る。
【0037】さらに、本実施形態の第2変形例として
は、図8(a)、(b)に示したように、U字箱形折返
し室21の長手方向の一方の端部に冷却水の排水座23
および排水系統24を設置し、他方の端部に洗浄座25
および洗浄系統26を設置することができる。
【0038】そして、運転中に排水系統24の弁24a
を操作して、排水系統24から定期的または連続的に排
水することにより、折返し室21へ流入した異物を当該
内部圧力と排水先との圧力差により排出し、出口側伝熱
管8への異物の流入量を減少して、清掃頻度を少なくす
ることができる。さらに、洗浄系統26の弁26aを操
作して、洗浄系統26より淡水あるいは洗浄液を注水
し、排水系統24から排水するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による熱交換
器によれば、入口側伝熱管の流出側端部と出口側伝熱管
の流入側端部とを連結する複数のU字管から成るU字管
群を、本体胴から取り外し可能なように設けたので、入
口側伝熱管からの冷却水を出口側伝熱管に折返す部分
に、運転中に生物等が滞留、成長することがなく、伝熱
管の腐食損傷を最小限にすることができると共に、停止
中に本体胴からU字管群を取り外すことにより、伝熱管
内面の清掃を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態による熱交換器
を示した断面図、(b)は(a)に示した熱交換器の冷
却水折返し装置の部分を示した断面図。
【図2】本発明の第1実施形態の一変形例による熱交換
器を示した断面図。
【図3】(a)は本発明の第2実施形態による熱交換器
の要部を示した断面図、(b)は(a)のA−A線に沿
った断面図。
【図4】(a)は本発明の第2実施形態の第1変形例に
よる熱交換器の要部を示した断面図、(b)は(a)の
A−A線に沿った断面図。
【図5】(a)は本発明の第2実施形態の第2変形例に
よる熱交換器の要部を示した断面図、(b)は(a)の
A−A線に沿った断面図。
【図6】(a)は本発明の第3実施形態による熱交換器
の要部を示した断面図、(b)は(a)のA−A線に沿
った断面図。
【図7】(a)は本発明の第3実施形態の第1変形例に
よる熱交換器の要部を示した断面図、(b)は(a)の
B−B線に沿った断面図。
【図8】(a)は本発明の第3実施形態の第2変形例に
よる熱交換器の要部を示した断面図、(b)は(a)の
B−B線に沿った断面図。
【図9】海水、河川水または冷却塔水を冷却水として使
用する従来の熱交換器の概略構成を示した断面図。
【符号の説明】
1 本体胴 2 前部水室 3 後部水室 4 熱交換室 5 前部管板 6 後部管板 7 入口側伝熱管 8 出口側伝熱管 9 冷却水入口座 10 冷却水出口座 11 水室内仕切板 12 前部水室蓋 13 前部水室マンホ−ル 14 後部水室蓋 15 後部水室マンホ−ル 16 入口水室 17 出口水室 18 U字管群 18a U字管 19 U字管固定管板 20 半円筒形折返し室 21 U字箱形折返し室 22 ガスケット 23 排水座 24 排水系統 25 洗浄座 26 洗浄系統 27 保護装置 28 吊り金具 30、40、50 熱交換器 31、41、51 冷却水折返し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼 崎 操 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 村 田 修 一 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L103 AA12 AA19 AA31 CC02 CC03 DD06 DD42 DD44 DD62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を流れる流体の流れが互いに逆向きの
    入口側伝熱管及び出口側伝熱管をそれぞれ複数備えた2
    折流形多管式熱交換器において、 複数の前記入口側伝熱管及び複数の前記出口側伝熱管を
    内包する本体胴と、 複数の前記入口側伝熱管の流入側端部及び複数の前記出
    口側伝熱管の流出側端部を固定する前部管板と、 複数の前記入口側伝熱管の流出側端部及び複数の前記出
    口側伝熱管の流入側端部を固定する後部管板と、 前記入口側伝熱管の流出側端部に対応する一方の端部
    と、前記出口側伝熱管の流入側端部に対応する他方の端
    部と、を有するU字管を複数備えたU字管群と、 複数の前記U字管の前記一方及び他方の端部を固定する
    U字管固定管板であって、前記後部管板に着脱可能に設
    けられたU字管固定管板と、を備えたことを特徴とする
    熱交換器。
  2. 【請求項2】前記入口側伝熱管と前記出口側伝熱管とが
    互いに近接している中央領域においては、前記U字管を
    配置する代わりに、前記中央領域に属する2本以上の前
    記入口側伝熱管の流出側端部及び2本以上の前記出口側
    伝熱管の流入側端部の全体を覆う開口を有する半円筒型
    の折返し室を設けたことを特徴とする請求項1記載の熱
    交換器。
  3. 【請求項3】前記入口側伝熱管と前記出口側伝熱管とが
    互いに近接している中央領域においては、前記U字管を
    配置する代わりに、前記中央領域に属する2本以上の前
    記入口側伝熱管の流出側端部の全体を覆う一方の開口
    と、前記中央領域に属する2本以上の前記出口側伝熱管
    の流入側端部の全体を覆う他方の開口と、を有するU字
    箱型の折返し室を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の熱交換器。
  4. 【請求項4】前記半円筒型又はU字箱型の折返し室の長
    手方向の両端部又は一方の端部に排水座を設け、前記排
    水座に排水系統を接続したことを特徴とする請求項2又
    は3に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】前記折返し室の長手方向の一方の端部に洗
    浄座を設け、この洗浄座に洗浄系統を接続し、前記折返
    し室の長手方向の他方の端部に排水座を設け、この排水
    座に排水系統を接続したことを特徴とする請求項2又は
    3に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】前記U字管群を外側から覆って保護する保
    護装置をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか一項に記載の熱交換器。
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