JP2015203544A - 空調機器管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転パターンによる空調機性能の劣化を予測し、劣化によるCOPの変動を用いて長期間の効率が最適となる運転パターンを作成する、空調機器管理システムを提供する。
【解決手段】空調機器管理システムは、任意の期間における空調機の部分負荷率に対する累積稼働時間である部分負荷率−累積稼働時間と、部分負荷率−COP低下率とを関連付けて記憶する性能推移DB記憶部602と、複数の運転パターン候補ごとに部分負荷率で予測される予測累積稼働時間を算出し、類似する部分負荷率−累積稼働時間を性能推移DBにおいて検索し、部分負荷率−COP低下率を予測する性能劣化予測部403と、部分負荷率−COPおよび運転パターン候補に基づいて、単位時間ごとの効率を予測する運転効率予測部404と、部分負荷率−COPもしくは単位時間ごとの効率に基づいて運転パターン候補の中から運転パターンを決定する運転パターン決定部405と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機器管理システムに関する。
本技術分野の背景技術として、特開2012−154563号公報(特許文献1)がある。この公報には、「複数機種の熱源機を備える熱源システムにおいて、条件として与えられた熱負荷パターンに対し、ランニングコストの観点から好適な運転パターンを作成するとともに、電力デマンドの最適化を図ることにより、ランニングコストをより一層削減した運転パターンを作成する運転パターン作成装置及びその方法並びにプログラムを提供する」と記載されている(要約参照)。また、WO2010/021101号公報(特許文献2)がある。この公報には、「診断支援装置は、空調機の運用効率の診断を支援する。診断支援装置は、取得部と、特定部と、画面生成部と、措置情報提供部とを備える。取得部は、空調機の運転データを取得する。特定部は、取得部によって取得された運転データを用いて、空調機の空調負荷率、COP(Coefficient Of Performance)、電力消費量、および頻度のいずれかを含む状態値を特定する。画面生成部は、特定部によって特定された状態値に基づいて、所定期間における空調機の運転状況を示すための画面を生成する。措置情報提供部は、運用効率を改善する措置に関する情報を提供する。」と記載されている。
特開2012−154563号公報 WO2010/021101号公報
特許文献1及び特許文献2には、与えられた熱負荷パターンに対し、現状のCOPから効率のよい運転パターンを作成する装置が記載されている。しかし、特許文献1及び特許文献2の装置では、将来の空調機性能が被る劣化への影響を評価できないため、長期間で見たときに最適な運転パターンとは言えない。
このような装置で作成される運転パターンは、例えば、短期間において高効率かもしれないが、将来の空調機性能の低下が著しく、長期間でみたライフサイクルコストを増大させてしまう場合がある。
そこで、本発明は、運転パターンによる空調機性能の劣化を予測し、劣化によるCOPの変動を用いて長期間の効率が最適となる運転パターンを作成する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、空調機の運転パターンを作成する空調機器管理システムにおいて、任意の期間における空調機の部分負荷率に対する累積稼働時間のデータからなる部分負荷率−累積稼働時間と、任意の期間における空調機の部分負荷率に対する空調機の効率の低下率のデータからなる部分負荷率−COP低下率とを関連付けて記憶する性能推移DB記憶部と、空調機の運転パターン候補が複数存在し、複数の運転パターン候補ごとに部分負荷率において予測される予測累積稼働時間を算出し、部分負荷率における予測累積稼働時間と類似する部分負荷率−累積稼働時間を性能推移DBにおいて検索し、部分負荷率−累積稼働時間に関連付けられている部分負荷率−COP低下率を取得し、空調機の部分負荷に対する効率のデータからなる部分負荷率−COPを運転パターン候補毎に予測する性能劣化予測部と、性能劣化予測部で求めた部分負荷率−COPおよび運転パターン候補に基づいて、空調機の単位時間ごとの効率を予測する運転効率予測部と、部分負荷率−COPもしくは空調機の単位時間ごとの効率に基づいて前記運転パターン候補の中から運転パターンを決定する運転パターン決定部と、を有することを特徴とする。
運転パターンが与える機器劣化への影響を考慮することで、長期にわたるライフサイクルコストの最小化が可能となる。また、劣化を考慮することでCOPの推移について長期予測が可能となる。
空調機器管理装置の構成図の例である。 部分負荷率取得部111で取得する部分負荷率の例である。 COP取得部112で取得するCOPの例である。 外気温取得部113で取得する外気温の例である。 空調部分負荷率とCOPの実績データを外気温ごとにプロットした例である。 累積稼働時間を空調部分負荷率ごとプロットした例である。 部分負荷率−COP低下率を、外気温度ごとに示した例である。 性能推移DB記憶部602の処理を説明するフローチャートの例である。 入力装置30の入力例である。 運転モードDB記憶部406に格納されている空調部分負荷率の配分条件の例である。 運転パターンとして例えば運転パターン1を運転負荷率の時系列データとしてプロットした例である。 運転パターン候補算出部401の処理を説明するフローチャートの例である。 性能劣化予測部403の処理を説明するフローチャートの例である。 運転効率予測部404の処理を説明するフローチャートの例である。 入力情報、運転パターン決定部405で決定した運転パターンを示しており、具体的な運転モード、及び、各月での平均COPを表示した例である。 最適期間内のうち2020年の性能特性の予測値をプロットした例である。 第2実施形態にかかる空調機器管理装置の構成例を示す図である。 第3実施形態にかかる空調機器管理装置の構成例を示す図である。 LCC診断装置80の処理を説明するフローチャートの例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、運転パターンによる空調機性能の劣化を予測し、劣化によるCOPの変動を用いて長期間の効率が最適となる運転パターンを作成する空調機器管理装置1の例を説明する。
図1は、本実施例の空調機器管理装置の構成図の例である。空調機器管理装置1は、複数建物の情報取得装置10、ネットワーク20、入力装置30、運転パターン最適化装置40、出力装置50、空調機運転実績DB記憶部601、性能推移DB記憶部602を有する。
複数建物の情報取得装置10は、各建物に対して、空調情報取得装置11、12を有する。本実施形態では、複数建物の情報取得装置10は空調情報取得装置を2つ以上有するとしているが、1つであってもよい。
空調情報取得装置11は、この例では、建物Aにおける空調機に関する情報を取得する装置であり、部分負荷率取得部111、COP取得部112、外気温取得部113を有する。
部分負荷率取得部111は、部分負荷率を取得する機能を有する。ここで、部分負荷率とは、(空調機の出力)/(空調機の定格出力)で算出される値である。この部分負荷率は、空調機内部状態を計測して計算した空調機出力を、定格能力で割って算出してもよい。また、部分負荷率取得部111で取得する部分負荷率は空調機ごとでもよいし、複数の空調機の平均部分負荷率として、フロアごと、建物ごとの空調機平均部分負荷率として取得してもよい。
図2は、部分負荷率取得部111で取得する部分負荷率の例である。図2は、例えば7:00から9:00における部分負荷率を5分ごとにプロットした例である。この図に示すように、7:00から7:25までは部分負荷率は上昇傾向をとり、その後は一旦減少し、7:45以降は約80%付近で遷移していること等が分かる。
次に、COP取得部112は、COPを取得する箇所である。ここで、COP(Coefficient Of Performance)とは、成績係数(動作係数)とも呼ばれる冷暖房器具のエネルギー消費効率をチェックするための係数をいい、(空調機出力)/(空調機が消費する電力)で算出することができる。空調機の効率がよいほどCOPは大きい値をとり、具体的には、係数は1〜5までを取り得る。COPは、各空調機のCOPを空調機ごとに直接取得してもよい。他にも、空調機内部状態、消費電力量を計測し、計算した空調機出力を消費電力で割ることでCOPを算出してもよい。また、COP取得部112で取得するCOPは空調機ごとでもよいし、複数の空調機の平均COPとして、フロアごと、建物ごとの空調機平均COPとして取得してもよい。
図3は、COP取得部112で取得するCOPの例である。この図の例では、7:00から9:00におけるCOPを5分ごとにプロットしたものである。図3は、図2の部分負荷率で稼働させた場合におけるCOPの推移を表しており、部分負荷率の変動と関連してCOPが変動することが分かる。
最後に、外気温取得部113は、建物の外気温を取得する機能を有する。建物周辺の外気温を建物の外部に設置した温度計で直接取得してもよいし、気象データから取得してもよい。
図4は、外気温取得部113で取得する外気温の例である。図4は、7:00から9:00における外気温を5分ごとにプロットしたものである。図4は、図2および3における外気温をプロットしたものである。
なお、空調情報取得装置12も、空調情報取得装置11と同様の構成と機能を有している。
ネットワーク20は、通信回線を介して、各建物の空調情報装置11、12で取得した空調情報を空調機運転実績DB記憶部601へ送る。
空調機運転実績DB記憶部601は、ネットワーク20を介して、各建物の空調情報装置11、12で取得した情報を格納する。このとき、建物、及び、空調機のデータ毎にIDを付与し、識別可能な形で格納することができる。また、部分負荷率の実績データに基づいて、例えば、所定の部分負荷率以上の時間帯の累積を、空調機が設置されてからの累積稼働時間として算出し、格納する。さらに、空調機が設置されてからの累積ON/OFF回数を格納してもよい。ON/OFF回数は機器性能の劣化に影響を与えるため、回数を格納しておくことで後述の空調機性能予測部においてより適切に機器の性能を予測することが可能となる。また空調機の定格出力なども格納される。
図5、6は、空調機運転実績DB記憶部601に格納される実績データの例である。
図5は、空調部分負荷率とCOPの実績データを外気温ごとにプロットした例である。図5の部分負荷率とCOPとのプロット(以下、「部分負荷率−COP実績値」と称する。)に示すように、0%から所定の部分負荷率までは、上昇するほど効率は良くなるためCOPは大きくなるが、部分負荷率が所定の部分負荷率以上となると、逆に効率は悪くなりCOPは減少する。
図6は、累積稼働時間を空調部分負荷率ごとプロット(以下、「部分負荷率−累積稼働時間実績値」と称する。)した例である。これら空調機運転実績DB記憶部601で格納されている情報は、後述する性能推移DB記憶部602および運転パターン最適化装置40に出力される。
次に、性能推移DB記憶部602について説明する。性能推移DB記憶部602は、空調機毎に、部分負荷率に対するCOP低下率(以下、「部分負荷率−COP低下率」と称する。)を外気温度ごと求め、格納する機能を有する。さらに、部分負荷率−COP低下率は、任意の期間におけるものが格納されるが、当該期間に対応する部分負荷率−累積稼働時間実績値と、を関連付けて格納されている。
図7は、上述のようにして求めた部分負荷率−COP低下率を、外気温度ごとに示した例である。図7は、例えば、外気温25℃、30℃、35℃における部分負荷率−COP低下率を、それぞれ示したものである。
図8は、性能推移DB記憶部602の処理を説明するフローチャートの例である。
まず、性能推移DB記憶部602は、空調機毎の運転実績データを空調機運転実績DB記憶部701から所得する(S801)。具体的には、前述した部分負荷率−COP実績値および部分負荷率−累積稼働時間実績値を取得する。
次に、取得した実績データを一定期間ごとに分割する。例えば、1年単位に分割する(S802)。
分割した期間のうち任意の一つの期間を選択する(S803)。
選択した期間の部分負荷率−COP実績値と、例えば空調機設置当初の部分負荷率−COP実績値とを比較することで、選択期間のCOP劣化率を計算する(S804)。例えば、受け付けた実績データを1年単位で分割した場合、空調機が設置されてから1年目のCOPと2年目のCOPとを外気温、及び、部分負荷率ごとに比較し、1年目から2年目にかけてのCOP低下率を計算する。ここで、COPは外気温、及び、部分負荷率に依存するので、性能劣化のみの影響によるCOP低下率を求めるために、COP低下率は外気温、及び、部分負荷率ごとに計算する。また、所定期間で分割された任意の期間におけるCOPと、例えば空調機を稼働させた最初の期間におけるCOPとを比較することで、空調機が設置されてからの経過時間に伴うCOPの低下率を計算する。なお、空調機を稼働させた最初の期間におけるCOPでなくても、任意の期間より前の期間におけるCOPと比較することでCOPの低下率を求めてもよい。
次に、上述のように期間別に計算した部分負荷率−COP低下率と、当該期間に対応する部分負荷率−累積稼働時間実績値と、を関連付けて格納する(S805)。
すべての期間についてCOP劣化率の計算処理を実行したか判別する(S806)。完了していない場合(S806のNo)は、S803の処理へ戻る。
次に、入力装置30は、空調パターンを最適化する対象の建物名称、もしくはID、対象の空調機名称、もしくはID、最適化する期間、前記期間の外気温予測値、前記期間の熱負荷予測値をユーザから受け付ける。本実施形態では、外気温予測値、熱負荷予測値をユーザから受け付けるとしているが、前記空調機運転実績DB記憶部601に格納されている過去実績を将来の予測値として用いてもよい。
図9は、入力装置30の入力例である。入力装置30では、ユーザが運転パターンを決めたい任意の空調機器や期間等を指定することができ、外気温に対する熱負荷も時刻毎に入力できる。図9の例では、建物Aの空調機1において、最適化する期間を2014年1月1日から2025年12月31日とし、時系列で外気温および予測される熱負荷の値が入力される。
次に、運転パターン最適化装置40は、運転パターン候補算出部401、空調機性能予測部402、運転パターン決定部405、運転モードDB記憶部406、を有し、空調機毎に運転パターンを最適化する機能を有している。
まず、運転モードDB記憶部406には、熱負荷に対する空調機の部分負荷率の配分条件が1つ以上格納されている。
図10は、運転モードDB記憶部406に格納されている空調部分負荷率の配分条件の例である。この例では、運転モードが4つ格納されており、各運転モードに対して運転名と部分負荷率の配分条件が設定されている。例えば運転モード1の場合は、間欠運転を行い、その時の部分負荷率の配分条件は、部分負荷率が10%以下の時には1時間当たり10分間、空調をOFFにする、という設定になっている。運転モード2以下も、同様に運転の種類とその時の部分負荷率の配分条件が設定されている。
次に、運転パターン候補算出部401は、入力装置30から、図9に示したような情報を受け付ける。また同時に、運転モードDB記憶部406から、図10に示したような空調機の部分負荷率の配分条件を複数受け付ける。さらに、前記建物ID、空調機IDを使って、空調機運転実績DB記憶部601から、対象空調機の運転実績情報として部分負荷率−COP実績値および部分負荷率−累積稼働時間実績値を受け付ける。また、運転パターン候補算出部401は、入力装置30において入力した熱負荷と、運転モードDB記憶部406から受け付けた部分負荷率の配分条件とを満たすように、単位時間ごとの部分負荷率を時系列データとして計算する。そして、求められた時系列における部分負荷率を運転パターンとする。
図11は、運転パターンとして例えば運転パターン1を運転負荷率の時系列データとしてプロットした例である。
図12は、運転パターン候補算出部401の処理を説明するフローチャートの例である。
運転パターン候補算出部401は、入力装置30において入力された最適化の対象となる空調機IDを取得する(S1201)。
次に、取得した空調機IDに基づいて、空調機運転実績DB記憶部601から取得した空調機IDの定格能力を取得する(S1202)。
入力装置30から熱負荷パターンを取得するとともに、運転モードDB記憶部406から複数の運転モードを取得する(S1203)。
取得した複数の運転モードのうち1つ選択して、部分負荷率の配分条件を決定する(S1204)。
S1202において取得した定格能力とS403において取得した熱負荷パターンとに基づいて、運転モード内の部分負荷率の配分条件を満たすように、単位時間ごとの部分負荷率を計算する。部分負荷率は時系列データとして求められ、これを運転パターンとする(S1205)。ここで、運転パターン候補算出部401における運転パターンの算出では、全ての単位時間において熱負荷を逐一満たす部分負荷率である必要はなく、一定期間内で熱負荷が満たされればよい。例えば、5分ごとの部分負荷率を計算する際には、熱負荷は1時間単位で満たされるように計算し、5分単位では熱負荷を満たさない部分負荷率が計画されていてもよいとする。本実施形態では、運転パターン候補を運転パターン候補算出部402にて算出することとしたが、入力装置30にて運転パターンの複数候補を直接入力してもよい。
次に、運転モードDB記憶部406内の全ての運転モードについて、運転パターンの候補を算出したか判定する(S1206)。
全ての運転モードについて運転パターン候補が算出できていない場合(S1206のNo)は、S1204ヘ戻る。全ての運転モードについて完了している場合(S1206のYes)は、フローを終了する。
なお、運転パターン候補算出部401は、本実施例において空調機1つで熱負荷を満たす部分負荷率の計画を実施するとしたが、複数の空調機を稼働させて熱負荷を満たすような運転パターンを算出してもよい。
次に、空調機性能予測部402は、性能劣化予測部403と運転効率予測部404を有し、運転パターン候補算出部401で求めた運転パターンごとに、空調機の性能を予測する機能を有する。
まず、性能劣化予測部403は、最適化する期間における対象空調機のCOP低下率を予測し、当該期間の性能特性を予測する。ここで、性能特性とは部分負荷率に対するCOPの関係をプロットしたもの(例えば図5)である。後述する図16に、性能特性の一例を示す。
図13は、性能劣化予測部403の処理を説明するフローチャートの例である。
まず、性能劣化予測部403は、空調機運転実績DB記憶部記憶部601から対象空調機の運転実績データを取得する(S1301)。
次に、入力装置30から最適化する期間と、運転パターン候補算出部401から複数の運転パターン候補を取得する(S1302)。
取得した運転パターン候補を一定期間ごとに分割する(S1303)。例えば、1年単位に分割する。このように、運転パターンを一定期間ごとに分割して計算することにより、後述するが、空調機運転実績DB記憶部記憶部601又は性能推移DB記憶部記憶部602から類似データを検索する際に検索しやすい。また、S1308で予測される空調機性能特性は、機器劣化により時々刻々と変化するので、長期間での空調機性能特性の予測(S1308)は精度が悪化するため、例えば月、年単位などで分割することが望ましい。
S1303において分割した期間のうち、一つの期間を選択する(S1304)。
次に、運転パターンに基づいて、空調機累積稼働時間を部分負荷毎に計算する(S1305)。具体的には、例えば図11のような一定期間の運転パターンの実績がある場合には、部分負荷率ごとに稼働時間を足し合わせ、設置してからの累積稼働時間実績データを求める (S1301、図6)。さらに、最適化する期間における運転パターンから、算出した稼働時間予測値を加えることで、累積稼働時間候補を計算する。
予測した累積稼働時間候補が複数ある場合には、そのうちの1つを選択する(S1306)
以上のようにして予測された部分負荷率ごとの累積稼働時間に類似する空調機のCOP劣化率を、性能推移DB記憶部602から検索する(S1307)。前述したように、性能推移DB記憶部602は、部分負荷率−累積稼働時間実績値を有しているので、この中から検索することになる。
S1307において、性能推移DB記憶部602から、累積稼働時間が類似する空調機のCOP劣化率を取得したのち、対象空調機のCOP劣化率を予測する(S1308)。すなわち、性能推移DB記憶部602には、任意の期間に対応する部分負荷率−累積稼働時間と部分負荷率−COP低下率とが関連付けて格納されているので、これらに基づいて対象空調機のCOP劣化率を予測する。このとき、例えば、もっとも類似する空調機のCOP劣化率をそのまま使用してもよいし、複数類似するデータの平均としてもよいし、類似度に応じて重み平均をとってもよい。COP劣化率が予測されたら、空調機運転実績DB記憶部601に格納された運転実績データから、設置当初の性能特性(部分負荷率−COP実績値)を取得し、COP劣化率を用いて選択期間における性能特性を予測する。
追跡稼働時間について複数候補があげられる場合には、全ての累積稼働時間の候補について、処理S1306、S1307、S1308が完了したことを判別する(S1309)。完了していない場合(S1309のNo)は、S1306へ戻る。
全ての期間について、処理S1304〜S1308が完了したことを判別する(S1310)。完了していない場合(S1310でNo)は、S1304へ戻る。一方、完了している場合(S1310でYes)は、フローを終了する。
すなわち、性能劣化予測部403では、運転パターンごとに、部分負荷率に対する累積稼働時間を求め、空調機運転実績DB記憶部601又は性能推移DB記憶部602から、類似する部分負荷率に対する累積稼働時間を取りだし、それと紐づいているCOP低下率を求め、空調機の性能特性を予測する。
次に、運転効率予測部404は、性能劣化予測部403から取得した性能特性、および選択した運転パターン候補の部分負荷率の時系列データから、単位時間毎のCOP予測値を計算する。
図14は、運転効率予測部404の処理を説明するフローチャートの例である。
まず、運転効率予測部404は、入力装置30から最適化する期間と、運転パターン候補算出部401から複数の運転パターン候補を取得する(S1401)。
取得した運転パターン候補を、一定期間ごとに分割する(S1402)。例えば、1年単位に分割する。
分割した期間のうちの一つの期間を選択する(S1403)。
選択した期間内においては、複数の運転パターン候補が存在するので、そのうちの一つを選択する(S1404)。
選択した期間における空調機の性能特性を、空調機運転実績DB記憶部601、もしくは、性能劣化予測部403から取得する(S1405)。ここで、選択した期間が、最新の実績取得日に最も近い場合は空調機運転実績DB記憶部601から性能特性の実績を取得する。一方、選択した期間が、上記期間よりも未来の期間であるとき、性能劣化予測部403から予測した性能特性のうち該当する期間のものを取得する。
S1405において取得した性能特性と、選択した運転パターン候補の部分負荷率の時系列データとに基づいて、単位時間毎のCOP予測値を計算する(S1406)。
そして、全ての運転パターン候補についてこれらの処理(S1404〜S1406)が完了したことを判別する(S1407)。完了していない場合(S1407のNo)、S504へ戻る。一方、完了している場合(S1407のYes)、S508に進む。さらに、全ての分割期間について処理S1403〜S1406が完了したことを判別する(S1408)。完了していない場合(S1408のNo)、S503へ戻る。一方、完了している場合(S1408のYes)、フローを終了させる。すなわち、運転効率予測部404は、運転パターンの該当期間の性能特性と運転パターンとに基づいて、単位時間毎のCOP予測値を予測する機能を有する。
最後に、運転パターン決定部405は、性能効率予測部403から性能特性の予測値、および運転効率予測部404から運転パターンごとのCOP予測値の時系列データを受け取る。そして、性能特性の予測値もしくはCOP予測値に基づいて運転パターンを決定する。例えば、最適期間におけるCOP予測値の平均をとり、もっとも高い平均COPとなるように、一定期間ごとの運転パターンを決定することができる。これによって、最適期間において最も運転効率のよい運転パターンを決定することができる。また、最適期間終了日において最も性能特性の予測値がよくなるように、一定期間ごとの運転パターンを決定することもできる。これによって、最適期間において最も劣化の少ない運転パターンを決定することができる。
出力装置50では、決定した運転パターンを運転負荷率の時系列データとして出力し、表示する。また、前記決定した運転パターンの条件である運転モードを出力する。また、最適期間内における性能特性の推移を出力する。図15、図16に、出力装置50の出力例を示す。
図15は、入力情報、運転パターン決定部405で決定した運転パターンを示しており、具体的な運転モード、及び、各月での平均COPを表示した例である。図16は、最適期間内のうち2020年の性能特性の予測値をプロットした例である。
本実施例では、空調性能予測部において、建物情報、空調情報、気象情報をもとに、対象空調と類似する実績データを見つけることで、性能予測精度を向上させる空調機器管理装置の例を説明する。なお、第2実施形態以降、前の実施形態で説明済みの要素に関しては、前の実施形態と同一の符号を付し、説明を省略することとする。
図17は、第2実施形態にかかる空調機器管理装置の構成例を示す図である。
図17に空調機器管理装置2において、第1実施形態に示す空調機器管理装置1と異なる点は、入力装置30aが建物情報、空調情報、気象情報をユーザから受け付け、空調運転実績DB記憶部601aが建物情報、空調情報、気象情報を格納し、類似空調機検出装置70備える点である。
類似空調機検出装置70は、入力装置で取り込んだ建物情報、空調情報、気象情報のいずれか、もしくは複数の情報を利用して、空調運転実績DB記憶部601a内の類似する情報を検索し、対象空調機と類似する環境下にある空調機の過去データを取得する。このような構成を採用することにより、より類似する空調機運転実績データを取得することができ、適切な空調機性能予測を行うことが可能となる。
本実施例では、運転パターン最適化装置において、決定された運転パターンに従って予想される運転効率からライフサイクルコスト(LCC)の観点から見た最適なリプレース時期を提案する空調機器管理装置の例を説明する。
図18は、第3実施形態にかかる空調機器管理装置の構成例を示す図である。
図18に空調機器管理装置3において、第1実施形態に示す空調機器管理装置1と異なる点は、LCC診断装置80と新機種性能DB記憶部90を有している点である。出力装置50aは運転パターンの他に、LCC診断装置80の診断結果を出力する。
新機種性能DB記憶部90は、最新空調機の性能データを格納している。性能データは、性能特性(部分負荷率に対するCOPの関係をプロットしたもの)でもよいし、定格COP、APFでもよい。
図19は、LCC診断装置80の処理を説明するフローチャートの例である。
LCC診断装置80は、新機種性能DB記憶部から性能データを取得する(S1901)。本実施例では、1つの新機種を対象とするが、複数の新機種をDB記憶部に格納しておき、複数の機種で評価できる形でもよい。
運転パターン最適化装置40から最適化する期間と、運転パターンを取得する(S1902)。
取得した運転パターン候補を一定期間ごとに分割する(S1903)。例えば、1年単位に分割する。
分割した期間のうち一つの期間を選択する(S1904)。
運転パターンから対象空調機の消費電力量を計算し、運転コストを予測する(S1905)。
運転パターンから新機種導入時の消費電力量を計算し、運転コストを予測する(S1906)。このとき、対象空調機の運転パターンをそのまま使用してもよいし、新機種の性能特性を入力として、運転パターン最適化装置40から最適な運転パターンを計算して使用してもよい。
対象空調機の運転コストと新機種導入時の運転コストの差を計算する(S1907)。
対象空調機の運転コストと新機種導入時の運転コストの差が新機種を導入する初期投資額よりも大きいか判別する(S1908)。大きい場合(S1908のYes)、S1910に進む。小さい場合(S1908のYes)、S1909に進む。
S1908で新機種を導入する初期投資額よりも大きいと判断された場合、新機種の導入メリットが大きいと判定する(S1910)。また、新機種の導入メリットが大きいと判断された期間を出力装置へ受け渡す。
S1908で新機種を導入する初期投資額よりも小さいと判断された場合、全ての分割期間について処理S1904〜1908が完了したことを判別する(S1909)。完了していない場合(S1909のNo)、S1904へ戻る。
出力装置50aは、出力装置50で出力する情報に加えて、新機種導入のメリットが大きいかどうかの判断と、大きくなる場合、いつの時点でメリットが見込めるかを表示する。
この装置によって、対象の空調機を効率的に運転させるだけでなく、いつ新機種にリプレースしたほうがよいか判別できる。新機種にリプレースするとコストメリットが大きくなる場合は、さらなるライフサイクルコストの低減につながる。
本実施形態に係る空調機器管理装置1、2、3は、ビルエネルギーマネジメントシステムや、住宅のエネルギー管理システム、工場のエネルギー管理システムで適用されるものである。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 空調機器管理装置
10 複数建物の情報取得装置
11 空調情報取得装置
12 空調情報取得装置
111 部分負荷率取得部
112 COP取得部
113 外気温取得部
20 ネットワーク
30 入力装置
40 運転パターン最適化装置
401 運転パターン候補算出部
402 空調機性能予測部
403 性能劣化予測部
404 運転効率予測部
405 運転パターン決定部
406 運転モードDB記憶部
50 出力装置
601 空調機運転実績DB記憶部
602 性能推移DB記憶部

Claims (5)

  1. 空調機の運転パターンを作成する空調機器管理システムにおいて、
    任意の期間における前記空調機の部分負荷率に対する累積稼働時間のデータからなる部分負荷率−累積稼働時間と、前記任意の期間における前記空調機の部分負荷率に対する前記空調機の効率の低下率のデータからなる部分負荷率−COP低下率とを関連付けて記憶する性能推移DB記憶部と、
    前記空調機の運転パターン候補が複数存在し、前記複数の運転パターン候補ごとに部分負荷率において予測される予測累積稼働時間を算出し、前記部分負荷率における予測累積稼働時間と類似する前記部分負荷率−累積稼働時間を前記性能推移DBにおいて検索し、前記部分負荷率−累積稼働時間に関連付けられている前記部分負荷率−COP低下率を取得し、空調機の部分負荷に対する効率のデータからなる部分負荷率−COPを前記運転パターン候補毎に予測する性能劣化予測部と、
    前記性能劣化予測部で求めた前記部分負荷率−COPおよび前記運転パターン候補に基づいて、前記空調機の単位時間ごとの効率を予測する運転効率予測部と、
    前記部分負荷率−COPもしくは前記空調機の単位時間ごとの効率に基づいて前記運転パターン候補の中から前記運転パターンを決定する運転パターン決定部と、
    を有することを特徴とする空調機器管理システム。
  2. 請求項1に記載の空調機器管理システムにおいて、
    前記空調機において部分負荷率における実績累積稼働時間のデータからなる部分負荷率−実績累積稼働時間を有する空調機運転実績DB記憶部を有し、
    前記性能劣化予測部は、前記空調機運転実績DB記憶部から、前記運転パターン候補と類似する部分負荷率−実績累積稼働時間を取得し、前記部分負荷率−実績累積稼働時間に基づいて前記運転パターン候補毎に前記部分負荷率−COPを予測することを特徴とする空調機器管理システム。
  3. 請求項1に記載の空調機器管理システムにおいて、
    前記性能推移DB記憶部は、空調機のON/OFF頻度も関連づけて蓄積することを特徴とする空調機器管理システム。
  4. 請求項1に記載の空調機器管理システムにおいて、
    前記運転パターン候補は、
    運転モードDB記憶部に格納された前記空調機の部分負荷率の配分条件および入力装置に入力された熱負荷パターンに基づいて運転パターン候補算出部が算出することを特徴とする空調機器管理システム。
  5. 請求項1に記載の空調機器管理システムにおいて、
    前記運転パターン決定部は、
    運転パターン候補毎にCOPの値を求め、求められたCOPの値に基づいて運転パターンを決定することを特徴とする空調機器管理システム。
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