JP2015202449A - 有機溶剤含有ガス処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄熱燃焼装置を備えた有機溶剤含有ガス処理システムにおいて、未処理状態の濃縮ガスが排出を防止し、設置の余分な面積及び費用を必要としない有機溶剤含有ガス処理システムの提供。
【解決手段】有機溶剤を含有する原ガスG1を吸着体10へ供給することにより原ガスG1に含有される有機溶剤を吸着体10に吸着させ、高温の脱着用ガスG3を供給することにより吸着体10に吸着された有機溶剤を脱着させ、濃縮ガスG4を排出する濃縮装置100と、濃縮ガスG4が供給され、供給された濃縮ガスG4を燃焼することにより、濃縮ガスG4に含有される有機溶剤を酸化分解させ、酸化分解された濃縮ガスG4を排気する蓄熱燃焼装置200と、蓄熱燃焼装置に外気を導入する外気導入装置300とを備える有機溶剤含有ガス処理システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種工場等から排出される有機溶剤含有ガスから有機溶剤を濃縮し、濃縮した有機溶剤を燃焼させることで酸化分解し、前記有機溶剤含有ガスを清浄化させる有機溶剤含有ガス処理システムに関する。
従来、各種工場等からの排出される排ガスには有害な揮発性有機化合物が含まれている場合が多くあり、公害防止の観点から揮発性有機化合物の排出規制が進んでいる。そこで、排ガス中の揮発性有機化合物を分解または除去して排ガスを清浄化する有機溶剤含有ガス処理システムが各種実用化されている。
有機溶剤含有ガス処理システムの一つとして、濃縮装置により有機溶剤含有ガスを濃縮し、燃焼装置により濃縮した有機溶剤含有ガスを燃焼させるシステムが考案されている。
濃縮装置とは、一般的に、装置内に搭載された吸着材へ有機溶剤含有ガス中の有機溶剤を吸着させ、有機溶剤含有ガスを清浄化し清浄空気として排出する。そして、吸着された有機溶剤は所定の処理を経て脱着させ、濃縮ガスとして排出する。
燃焼装置の一つとして、蓄熱燃焼装置がある。蓄熱燃焼装置とは、一般的に、濃縮ガスに含まれる有機溶剤を酸化分解させる際に発生する熱エネルギーを蓄熱材により回収し、再利用することで消費エネルギーを低減させる構造を有している。当該蓄熱燃焼装置には、1チャンバー式のもの、2塔式のもの、または3塔式のものなどがある(非特許文献1参照)。
濃縮装置と1チャンバー式または2塔式の蓄熱燃焼装置を組み合わせた有機溶剤含有ガス処理システムについて詳細に記述する。1チャンバー式および2塔式の蓄熱燃焼装置は、2つの蓄熱部と、2つの蓄熱部の間に位置する燃焼部を有している。当該蓄熱燃焼装置において、濃縮装置から一方の蓄熱部に濃縮ガスが連続的に供給され、他方の蓄熱部からは連続的に処理済ガスが排出されている。ダンパーなどを用いて濃縮ガスの供給経路と処理済ガスの排出経路を切替えることにより、濃縮ガスの供給方向と処理済ガスの排出方向とは反転する。そうすることで、処理済ガスから熱エネルギーを連続して蓄熱部にて回収することができ、消費エネルギーを低減させることができる。
濃縮ガスの供給方向と処理済ガスの排出方向が反転するとき、反転の直前まで濃縮ガスが供給されていた一方の蓄熱材の内部(特に供給口付近)には、未処理状態の濃縮ガスが残留している。濃縮ガスの供給方向と処理済ガスの排出方向が反転することにより、未処理状態の濃縮ガスは、そのまま排出されてしまうこととなる。その結果、濃縮装置と1チャンバー式または2塔式の蓄熱燃焼装置を組み合わせた有機溶剤含有ガス処理システムは、有機溶剤を含んだ未処理状態の濃縮ガスが排出されるという問題があった。
この問題を解決するために、濃縮装置と3塔式の蓄熱燃焼装置を組み合わせた有機溶剤含有ガス処理システムが提案されている。3塔式の蓄熱燃焼装置は、3つの蓄熱部と、3つの蓄熱部の上部を連通する燃焼部とを有している。3つの蓄熱部は、それぞれ、濃縮ガスを供給する蓄熱部と、処理済ガスを排出する蓄熱部と、パージガスを供給する蓄熱部とから構成され、これらをダンパーなどを用いて各ガスの供給および排出経路を切替えることにより、有機溶剤を含んだ未処理状態の濃縮ガスが排出されることを防止している。
3塔式の蓄熱燃焼装置を備えた有機溶剤含有ガス処理システムによれば、未処理状態の濃縮ガスが排出されることなく、有機溶剤含有ガスを無害な処理済ガスとして連続的に排出することができる。
ところで、3塔式の蓄熱燃焼装置と、1チャンバー式および2塔式の蓄熱燃焼装置とを比べると、3塔式の蓄熱燃焼装置の方が、装置全体のサイズが大きく、接続される配管の構成も複雑であり、各ガスの供給および排出経路を切替えるダンパーの制御も複雑となる。したがって、3塔式の蓄熱燃焼装置は、1チャンバー式および2塔式の蓄熱燃焼装置に比べると、設置するための余分な面積や、余分な費用が必要となる。
「最新防脱臭技術集成」株式会社エヌ・ティー・エス出版 1997年9月22日、156頁6〜9行目、166頁図11
有機溶剤含有ガス処理システムにおいて、3塔式の蓄熱燃焼装置を備える構成を採用すると、未処理状態の濃縮ガスが排出されることを防止することはできるが、その反面、上記の通り、設置するための余分な面積や、余分な費用が必要となる。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、蓄熱燃焼装置を備えた有機溶剤含有ガス処理システムにおいて、3塔式の蓄熱燃焼装置を備えることなく、未処理状態の濃縮ガスが排出されることを防止することができ、3塔式の蓄熱燃焼装置を用いる場合に比べて、設置するための余分な面積および費用を必要としない有機溶剤含有ガス処理システムを提供することを課題とする。
本発明者等は鋭意検討した結果、以下に示す手段により、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明は以下の通りである。
(1)有機溶剤を含有する原ガスから有機溶剤を濃縮し、濃縮された有機溶剤を酸化分解させることで前記原ガスを清浄化する有機溶剤含有ガス処理システムであって、
吸着体を含み、前記原ガスを吸着体へ供給させることにより前記原ガスに含有される前記有機溶剤を前記吸着体に吸着させ、前記原ガスよりも高温の脱着用ガスを供給されることにより前記吸着体に吸着された前記有機溶剤を脱着させ、濃縮ガスを排出する濃縮装置と、
前記濃縮ガスが供給され、供給された前記濃縮ガスを燃焼させることにより、前記濃縮ガスに含有される前記有機溶剤を酸化分解させ、酸化分解された前記濃縮ガスを排気する蓄熱燃焼装置と、
前記蓄熱燃焼装置に外気を導入する外気導入装置と、
を備え、
前記蓄熱燃焼装置は、2つの蓄熱部を有し、前記蓄熱部は前記濃縮ガスを予熱する工程と、酸化分解された前記濃縮ガスに含まれる熱エネルギーを蓄熱する工程とを所定の時間間隔でそれぞれ交互に切替えて実施されるものであって、
2つの前記蓄熱部が、前記濃縮ガスを予熱する工程から、酸化分解された前記濃縮ガスに含まれる熱エネルギーを蓄熱する工程に切替えられる前に、前記濃縮ガスを予熱する工程の蓄熱部に、外気導入装置より外気を導入し、その間前記濃縮装置より排出される前記濃縮ガスを前記濃縮装置へ供給される前記原ガス中に導入する、
有機溶剤含有ガス処理システム。
(2)前記濃縮装置に供給される前記原ガスの湿度を、相対湿度60%以下とする(1)に記載の有機溶剤含有ガス処理システム。
(3)前記蓄熱燃焼装置への外気を導入時間を、前記蓄熱燃焼装置へ前記濃縮ガスを供給する時間の10%以下とする(1)または(2)に記載の有機溶剤含有ガス処理システム。
本発明によれば、蓄熱燃焼装置を備えた有機溶剤含有ガス処理システムにおいて、3塔式の蓄熱燃焼装置を備えることなく、未処理状態の濃縮ガスが排出されることを防止することができ、3塔式の蓄熱燃焼装置を用いる場合と比較して、設置するための余分な面積および費用を必要としない有機溶剤含有ガス処理システムを得ることができる。
本発明による有機溶剤含有ガス処理システムの一例を示したものである。
本発明に基づいた有機溶剤含有ガス処理システムについて、以下、図面を参照しながら説明する。
図1を参照して、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1の構成について説明する。有機溶剤ガス処理システムS1は、濃縮装置100と、蓄熱燃焼装置200と、外気導入装置300とを備えている。
濃縮装置100は、例えば回転式またはバッチ式の濃縮装置である。濃縮装置100は、吸着体10を含み、有機溶剤含有ガス(以下、原ガスという)G1を導入することにより、原ガスG1中に含まれている有機溶剤を吸着領域11にて吸着させ清浄化ガスG2として外気に放出させる。さらに原ガスG1よりも高温の脱着ガスG3を脱着領域に導入することで濃縮ガスG4を排出する。
吸着領域11には、原ガスG1を導入するための原ガスラインL1と、清浄化ガスG2を排出するための清浄化ガスラインL2が接続されている。脱着領域12には、脱着ガスG3を導入するための脱着ガスラインL3と、濃縮ガスを排出するための濃縮ガスラインL4が接続されている。濃縮ガスラインL4はダンパーD1の開状態/閉状態切替によって配管L11と配管L12とに分岐している。
蓄熱燃焼装置200は、2塔式または1チャンバー式の蓄熱燃焼装置である。本実施の形態は、2つの蓄熱部を有する蓄熱燃焼装置の一例として、2塔式の蓄熱燃焼装置である蓄熱燃焼装置200に基づき説明する。蓄熱燃焼装置200は、燃焼部21と、第1塔部としての蓄熱部22Lと、第2塔部としての蓄熱部22Rを有している。蓄熱部22L、燃焼部21、および蓄熱部22Rの内部の空間は、連通している。燃焼部21には、燃焼部21を通過する気体を燃焼させるバーナー16が設けられている。
蓄熱部22Lの内部には、蓄熱体15Lが設けられている。蓄熱部22Lの下部には、供給口23Lおよび排出口24Lが設けられている。供給口23Lには、濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に供給する配管L5が接続されている。蓄熱部22Lの排出口24Lには、処理済のガスを蓄熱燃焼装置200から処理済ガスG5として排出する配管L6が接続されている。
蓄熱部22Rの内部には、蓄熱体15Rが設けられている。蓄熱部22Rの下部には、供給口23Rおよび排出口24Rが設けられている。供給口23Rには、濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に供給する配管L7が接続されている。蓄熱部22Rの排出口24Rには、処理済のガスを蓄熱燃焼装置200から処理済ガスG5として排出する配管L8が接続されている。
外気導入装置300は、蓄熱燃焼装置200に外気を導入する。外気導入装置300は、配管L10が接続されている。配管L10は、濃縮装置100から濃縮ガスG4を移動させる配管L12に接続されている。配管L12は、配管L5と配管L7に分岐している。
配管L6と配管L8とは、合流して処理済ガスG5を排出する配管L9に接続されている。
配管L5、L6、L7、L8、およびL12は、それぞれダンパーD2、D3、D4、D5、およびD6によって開状態/閉状態が切替えられるようになっている。
図1を引き続き参照して、次に動作について説明する。有機溶剤含有ガス処理システムS1は、まず、濃縮装置100に原ガスG1が供給される。
詳細には濃縮装置100において、吸着領域11の吸着体10に対し、配管L1から有機溶剤含む原ガスG1が供給される。吸着領域11の吸着体10に、原ガスG1が接触することにより、原ガスG1に含有される有機溶剤は当該吸着材に吸着される。有機溶剤を含有していた原ガスG1は清浄化され、配管L2から有機溶剤をほとんど含まない清浄化ガスG2として排出される。
次に濃縮装置100において、脱着領域12の吸着体10に対し、配管L3から原ガスG1よりも高温の脱着ガスG3が供給される。脱着ガスG3が供給されることにより、吸着体10に吸着していた有機溶剤が脱着される。有機溶剤が脱着されることにより、配管L4から、濃縮された有機溶剤を含有する濃縮ガスG4が排出される。
濃縮装置100から排出された濃縮ガスG4は、配管L4およびL12を通過後、L5またはL7を通過して蓄熱燃焼装置200の供給口23Lおよび23Rのどちらか一方に供給される。
濃縮ガスG4が、供給口23Lから蓄熱燃焼装置200へ供給される場合について以下説明する(図中矢印AR1方向)。濃縮ガスG4を供給口23Lから蓄熱燃焼装置200へ供給するために、配管L12から分岐して接続されている配管L5は、ダンパーD2により開状態とされており、一方配管L12から分岐して接続されている配管L7は、ダンパーD4により閉状態となっている。
供給口23Lから蓄熱燃焼装置200へ供給された濃縮ガスG4を、排出口24Rから排出するために、排出口24Lに接続されている配管L6は、ダンパーD3により閉状態となっている。一方、排出口24Rに接続されている配管L8は、ダンパーD5により開状態になっている。これにより、濃縮ガスG4は、配管L12から分岐したL5を通過して供給口23Lから蓄熱燃焼装置200に供給される。
供給口23Lから蓄熱燃焼装置200の内部(第1塔部としての蓄熱部22L側)に供給された濃縮ガスG4は、その上方にある蓄熱部22Lに通流される。濃縮ガスG4は、蓄熱部22Lの蓄熱体15Lにより予熱され所定の温度まで昇温される。所定の温度となった濃縮ガスG4は、さらに上昇して燃焼部21に到達する。濃縮ガスG4は、燃焼部21においてバーナー16により約800℃で燃焼される。濃縮ガスG4に含有されている有機溶剤は、その約99%以上が酸化分解される。
有機溶剤を酸化分解(無害化)された濃縮ガスG4は、燃焼部21により燃焼されて昇温状態にある。この状態で、燃焼部21において酸化分解された濃縮ガスG4は、その下方にある蓄熱部22Rに通流される。酸化分解された濃縮ガスG4は、蓄熱部22Rの内部の蓄熱体15Rにより熱を回収され(熱交換)、濃縮ガスG4が有していた熱エネルギーを蓄熱体15Rに放出する。酸化分解された濃縮ガスG4は、当該熱交換により冷却され、処理済ガスG5として排出口24Rから燃焼装置200の外部に排出される。
排出口24Rから排出された処理済ガスG5は、配管L8を通過して、配管L9から本システム外に排出される。
濃縮ガスG4が、供給口23Rから蓄熱燃焼装置200へ供給される場合について以下説明する(図中矢印AR2方向)。濃縮ガスG4を供給口23Rから蓄熱燃焼装置200へ供給するために、配管L12から分岐して接続されている配管L7は、ダンパーD4により開状態とされており、一方配管L12から分岐して接続されている配管L5は、ダンパーD2により閉状態となっている。
供給口23Rから蓄熱燃焼装置200へ供給された濃縮ガスG4を、排出口24Lから排出するために、排出口24Rに接続されている配管L8は、ダンパーD5により閉状態となっている。一方、排出口24Lに接続されている配管L6は、ダンパーD3により開状態になっている。これにより、濃縮ガスG4は、配管L12から分岐したL7を通過して供給口23Rから蓄熱燃焼装置200に供給される。
D2、D3、D4、およびD5の各ダンパーの操作により、濃縮ガスG4の供給方向と処理済ガスG5の排出方向とが反転し、濃縮ガスG4は供給口23Rから供給される。供給口23Rから蓄熱燃焼装置200の内部(第2塔部としての蓄熱部22R側)に供給された濃縮ガスG4は、その上方にある蓄熱部22Rに通流される。濃縮ガスG4は蓄熱部22Rの内部の蓄熱体15Rにより予熱され、所定の温度まで昇温される。所定の温度となった濃縮ガスG4は、さらに上昇して燃焼部21に到達する。濃縮ガスG4は、燃焼部21においてバーナー16により約800℃で燃焼される。濃縮ガスG4に含有される有機溶剤は、その約99%以上が酸化分解される。
有機溶剤を酸化分解(無害化)された濃縮ガスG4は、燃焼部21により燃焼されて昇温状態にある。この状態で、燃焼部21において酸化分解された濃縮ガスG4は、その下方にある蓄熱部22Lに通流される。酸化分解された濃縮ガスG4は、蓄熱部22Lの内部の蓄熱体15Lにより熱を回収され(熱交換)、濃縮ガスG4が有していた熱エネルギーを蓄熱体15Lに放出する。酸化分解された濃縮ガスG4は、当該熱交換により冷却され、処理済ガスG5として排出口24Lから排出される。
排出口24Lから排出された処理済ガスG5は、配管L6を通過して、配管L9から本システム外に排出される。
有機溶剤含有ガス処理システムS1は、一定の時間間隔で、濃縮ガスG4を供給口23Lまたは供給口23Rから供給することとを、D2、D3、D4、およびD5の各ダンパーの操作により切替える。これにより、濃縮ガスG4の供給経路と処理済ガスG5の排出経路とが切替えられ、濃縮ガスG4の供給方向と処理済ガスG5の排出方向とが反転している。当該切替えは、有機溶剤含有ガス処理システムS1を連続的に稼働させるため、交互に繰り返し行われる。
ここで、有機溶剤含有ガス処理システムS1が、濃縮ガスG4を供給口23Lおよび供給口23Rから供給することとを反転させる直前の状態について以下説明する。反転の直前の状態において、たとえば供給口23Lから蓄熱燃焼装置200に供給されていた濃縮ガスG4は、蓄熱部22Lの下方の供給口23L付近に残留している。当該濃縮ガスG4は、未だ蓄熱部22L、燃焼部21および蓄熱部22Rを通過していないため、未処理状態にあり、有機溶剤を含有している。
この状態で、有機溶剤含有ガス処理システムS1が濃縮ガスG4の蓄熱燃焼装置200への供給を、供給口23Lから供給口23Rに反転させた場合について見てみる。
蓄熱部22L側については、ダンパーD2は配管L5の開状態を閉状態とし、ダンパーD3は配管L6の閉状態を開状態とする。これにより、蓄熱部22Lの下方の供給口23Lが閉じられ、排出口24Lが開かれることとなる。
一方、蓄熱部22R側については、ダンパーD4は配管L7の閉状態を開状態とし、ダンパーD5は配管L8の開状態を閉状態とする。これにより蓄熱部22Rの下方の供給口23Rが開かれ、排出口24Rが閉じられることとなる。
この時、蓄熱部22R側において、新たに濃縮ガスG4が供給口23Rから供給される。濃縮ガスG4は、蓄熱部22R、燃焼部21、および蓄熱部22Lを順次通過することにより、処理済ガスG5となる。ところが、蓄熱部22Lの下方の供給口23L付近には、未処理状態で有機溶剤を含有している濃縮ガスG4が残留している。処理済ガスG5は、残留していた有機溶剤を含有している濃縮ガスG4を、排出口24Lから押し出すこととなる。その結果、処理済ガスG5は、濃縮ガスG4と共に配管L6および配管L9を通過して本システムの外部に排出されることとなる。
濃縮ガスG4を含んだ処理済ガスG5が外部に排出されることを防止するため、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1では、濃縮ガスG4の蓄熱燃焼装置200への供給を供給口23Lから23Rに切替える前に、濃縮装置100より排出される濃縮ガスG4が配管L4を通過して配管L12に到達することをダンパーD1を切替えることで、濃縮ガスG4が配管L4から配管L11を通過し、原ガスG1が流れる配管L1に循環させることで、蓄熱燃焼装置200に濃縮ガスG4を供給することを、一時的に停止させる。
そして、蓄熱燃焼装置200へ濃縮ガスG4の供給が一時的に停止されている間に、外気導入装置300により、外気G6をダンパーD6を切り替えることで、配管L10から配管L12を通過させ蓄熱燃焼装置200に導入する。
供給口23Lから供給された外気G6は、供給口23L付近に残留していた、未処理状態にある有機溶剤を含有している濃縮ガスG4を、蓄熱部22L、燃焼部21、および蓄熱部22Rに順次通過させる(矢印AR1方向)。これにより、供給口23L付近残留していた濃縮ガスG4に含まれる有機溶剤は酸化分解され、清浄化された処理済ガスG5となって配管L9から外部に排出される。
なお、有機溶剤含有ガス処理システムS1が、濃縮ガスG4を供給口23Rから供給口23Lへの供給に反転させる直前の状態については、上記と逆の状態となる。
蓄熱部22R側については、ダンパーD4は配管L7の開状態を閉状態とし、ダンパーD5は配管L8の閉状態を開状態とする。これにより、蓄熱部22Rの下方の供給口23Rが閉じられ、排出口24Rが開かれることとなる。
一方、蓄熱部22L側については、ダンパーD2は配管L5の閉状態を開状態とし、ダンパーD3は配管L6の開状態を閉状態とする。これにより蓄熱部22Lの下方の供給口23Lが開かれ、排出口24Lが閉じられることとなる。
この時、蓄熱部22L側において、新たに濃縮ガスG4が供給口23Lから供給される。濃縮ガスG4は、蓄熱部22L、燃焼部21、および蓄熱部22Rを順次通過することにより、処理済ガスG5となる。ところが、蓄熱部22Rの下方の供給口23R付近には、未処理状態で有機溶剤を含有している濃縮ガスG4が残留している。処理済ガスG5は、残留していた有機溶剤を含有している濃縮ガスG4を、排出口24Rから押し出すこととなる。その結果、処理済ガスG5は、濃縮ガスG4と共に配管L8および配管L9を通過して本システムの外部に排出されることとなる。
濃縮ガスG4を含んだ処理済ガスG5が外部に排出されることを防止するため、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1では、濃縮ガスG4の蓄熱燃焼装置200への供給を供給口23Rから23Lに切替える前に、濃縮装置100より排出される濃縮ガスG4が配管L4を通過して配管L12に到達することをダンパーD1を切替えることで、濃縮ガスG4が配管L4から配管L11を通過し、原ガスG1が流れる配管L1に循環させることで、蓄熱燃焼装置200に濃縮ガスG4を供給することを、一時的に停止させる。
そして、蓄熱燃焼装置200へ濃縮ガスG4の供給が一時的に停止されている間に、外気導入装置300により、外気G6をダンパーD6を切り替えることで、配管L10から配管L12を通過させ蓄熱燃焼装置200に導入する。
供給口23Rから供給された外気G6は、供給口23R付近に残留していた、未処理状態にある有機溶剤を含有している濃縮ガスG4を、蓄熱部22R、燃焼部21、および蓄熱部22Lに順次通過させる(矢印AR2方向)。これにより、供給口23R付近残留していた濃縮ガスG4に含まれる有機溶剤は酸化分解され、清浄化された処理済ガスG5となって配管L9から外部に排出される。
本システムにおける濃縮装置100に導入する原ガスG1の湿度は相対湿度60%以下とすることが好ましい。濃縮装置100に導入する原ガスG1の湿度が相対湿度60%を超えると、蓄熱燃焼装置200に外気G6を導入している間に原ガスラインに循環させる濃縮ガスG4の影響により、濃縮ガスG4循環中の原ガスG1の湿度が上昇してしまい、濃縮装置100の吸着体10に水分が選択的に吸着されることで有機溶剤の吸着性能が低下し、濃縮装置100から排出される清浄化ガスG2の有機溶剤濃度が上昇してしまう。
また、本システムにおける上記外気導入装置300によって、蓄熱燃焼装置200に外気G6を導入する時間は、濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に導入する時間の10%未満にすることが好ましい。蓄熱燃焼装置200に外気G6を導入する時間が、濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に導入する時間の10%以上となると、濃縮ガスG4を循環させた原ガスG1の有機溶剤濃度が時間経過と共に上昇していくことで、濃縮装置100から排出される清浄化ガスG2の有機溶剤濃度が上昇してしまう。
以下に実施例および比較例を示し、本発明を具体的に説明する。
図1に示される有機溶剤含有ガス処理システムS1において、以下に示す条件で有機溶剤含有ガスの清浄化処理を行った。尚、以下に示す実施例および比較例においてガス中の溶剤濃度は島津製GC−F1Dを用いて測定を行った。
<実施例1>
トルエンを100ppm含む40℃、RH60%の原ガスG1を、風量10Nm/minで配管L1から濃縮装置100における吸着領域11へ導入し、吸着体10にてトルエンを吸着処理することで清浄化ガスG2を濃縮装置100より排出した。ここで清浄化ガスG2に含まれるトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は5ppm以下であった。
次に濃縮装置100において、脱着領域12の吸着体10に対し、配管L3から130℃の脱着ガスG3を風量1Nm/minにて供給した。脱着ガスG3が供給されることにより、吸着体10の吸着材に吸着していたトルエンが脱着され、トルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を濃縮装置100より排出した。
濃縮装置100より排出されたトルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に導入し、当該濃縮ガスを酸化分解させることで無害化し、処理済ガスG5として排出した。なお、蓄熱燃焼装置200の濃縮ガスG4流路切替え操作は上記実施の形態に基づき行い、切替え時間は濃縮ガス導入時間2min、外気導入時間12sec(濃縮ガス導入時間に対し外気導入時間は10%)にて処理を行った。
ここで、蓄熱燃焼装置200に外気を導入し、濃縮ガスG4を原ガスG1へ循環させている間の濃縮装置100より排出される清浄化ガスG2に含まれているトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は5ppm以下であった。
<実施例2>
トルエンを100ppm含む40℃、RH80%の原ガスG1を、風量10Nm/minで配管L1から濃縮装置100における吸着領域11へ導入し、吸着体10にてトルエンを吸着処理することで清浄化ガスG2を濃縮装置100より排出した。ここで清浄化ガスG2に含まれるトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は5ppm以下であった。
次に濃縮装置100において、脱着領域12の吸着体10に対し、配管L3から130℃の脱着ガスG3を風量1Nm/minにて供給した。脱着ガスG3が供給されることにより、吸着体10の吸着材に吸着していたトルエンが脱着され、トルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を濃縮装置100より排出した。
濃縮装置100より排出されたトルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に導入し、当該濃縮ガスを酸化分解させることで無害化し、処理済ガスG5として排出した。なお、蓄熱燃焼装置200の濃縮ガスG4流路切替え操作は上記実施の形態に基づき行い、切替え時間は濃縮ガス導入時間2min、外気導入時間12sec(濃縮ガス導入時間に対し外気導入時間は10%)にて処理を行った。
ここで、蓄熱燃焼装置200に外気を導入し、濃縮ガスG4を原ガスG1へ循環させている間の濃縮装置100より排出される清浄化ガスG2に含まれているトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は10ppmであった。
<実施例3>
トルエンを100ppm含む40℃、RH60%の原ガスG1を、風量10Nm/minで配管L1から濃縮装置100における吸着領域11へ導入し、吸着体10にてトルエンを吸着処理することで清浄化ガスG2を濃縮装置100より排出した。ここで清浄化ガスG2に含まれるトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は5ppm以下であった。
次に濃縮装置100において、脱着領域12の吸着体10に対し、配管L3から130℃の脱着ガスG3を風量1Nm/minにて供給した。脱着ガスG3が供給されることにより、吸着体10の吸着材に吸着していたトルエンが脱着され、トルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を濃縮装置100より排出した。
濃縮装置100より排出されたトルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置200に導入し、当該濃縮ガスを酸化分解させることで無害化し、処理済ガスG5として排出した。なお、蓄熱燃焼装置200の濃縮ガスG4流路切替え操作は上記実施の形態に基づき行い、切替え時間は濃縮ガス導入時間2min、外気導入時間24sec(濃縮ガス導入時間に対し外気導入時間は20%)にて処理を行った。
ここで、蓄熱燃焼装置300に外気を導入し、濃縮ガスG4を原ガスG1へ循環させている間の濃縮装置100より排出される清浄化ガスG2に含まれているトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は10ppmであった。
<比較例1>
トルエンを100ppm含む40℃、RH60%の原ガスG1を、風量10Nm/minで配管L1から濃縮装置100における吸着領域11へ導入し、吸着体10にてトルエンを吸着処理することで清浄化ガスG2を濃縮装置100より排出した。ここで清浄化ガスG2に含まれるトルエン濃度を測定したところ、トルエン濃度は5ppm以下であった。
次に濃縮装置100において、脱着領域12の吸着体10に対し、配管L3から130℃の脱着ガスG3を風量1Nm/minにて供給した。脱着ガスG3が供給されることにより、吸着体10の吸着材に吸着していた有機溶剤が脱着され、トルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を濃縮装置100より排出した。
濃縮装置100より排出されたトルエンを1000ppm含む風量1Nm/minの濃縮ガスG4を蓄熱燃焼装置300に導入したところ、蓄熱燃焼装置の槽切替時に排出される処理済ガス濃度は100ppm以上であった。
上記に示す実施例および比較例の結果を表1に示す。
本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1によれば、外気導入装置300により、供給口23Lまたは供給口23R付近に残留していた未処理状態の濃縮ガスG4に含まれる有機溶剤を酸化分解させることができる。そのため、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1によれば、3塔式の蓄熱燃焼装置を用いることなく、未処理状態の濃縮ガスG4が排出されることを防止することができる。
さらに、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1は、2つの蓄熱部22L、22Rを備えているものであり、3塔式の蓄熱燃焼装置を備えたものに比して装置全体の大きさが小さく、接続される配管の構成も複雑でなく、各ガスの供給および排出経路を切替えるダンパーの制御も容易に行うことが可能となる。そのため、本発明の有機溶剤含有ガス処理システムS1によれば、3塔式の蓄熱燃焼装置を備えたものに比して、設置するための余分な面積および余分な費用が必要となることがなく、産業界への寄与大である。
S1 :有機溶剤含有ガス処理システム
100:濃縮装置
200:蓄熱燃焼装置
300:外気導入装置
G1 :原ガス
G2 :清浄化ガス
G3 :脱着ガス
G4 :濃縮ガス
G5 :処理済ガス
G6 :外気
10 :吸着体
11 :吸着領域
12 :脱着領域
L1〜L12:配管
D1〜D6:ダンパー
15L、15R:蓄熱体
16 :バーナー
21 :燃焼部
22L、22R:蓄熱部
23L、23R:供給口
24L、24R:排出口
AR1、AR2:濃縮ガス流路

Claims (3)

  1. 有機溶剤を含有する原ガスから有機溶剤を濃縮し、濃縮された有機溶剤を酸化分解させることで前記原ガスを清浄化する有機溶剤含有ガス処理システムであって、
    吸着体を含み、前記原ガスを吸着体へ供給させることにより前記原ガスに含有される前記有機溶剤を前記吸着体に吸着させ、前記原ガスよりも高温の脱着用ガスを供給されることにより前記吸着体に吸着された前記有機溶剤を脱着させ、濃縮ガスを排出する濃縮装置と、
    前記濃縮ガスが供給され、供給された前記濃縮ガスを燃焼させることにより、前記濃縮ガスに含有される前記有機溶剤を酸化分解させ、酸化分解された前記濃縮ガスを排気する蓄熱燃焼装置と、
    前記蓄熱燃焼装置に外気を導入する外気導入装置と、
    を備え、
    前記蓄熱燃焼装置は、2つの蓄熱部を有し、前記蓄熱部は前記濃縮ガスを予熱する工程と、酸化分解された前記濃縮ガスに含まれる熱エネルギーを蓄熱する工程とを所定の時間間隔でそれぞれ交互に切替えて実施されるものであって、
    2つの前記蓄熱部が、前記濃縮ガスを予熱する工程から、酸化分解された前記濃縮ガスに含まれる熱エネルギーを蓄熱する工程に切替えられる前に、前記濃縮ガスを予熱する工程の蓄熱部に、外気導入装置より外気を導入し、その間前記濃縮装置より排出される前記濃縮ガスを前記濃縮装置へ供給される前記原ガス中に導入する、
    有機溶剤含有ガス処理システム。
  2. 前記濃縮装置に供給される前記原ガスの湿度を、相対湿度60%以下とする請求項1に記載の有機溶剤含有ガス処理システム。
  3. 前記蓄熱燃焼装置への外気を導入時間を、前記蓄熱燃焼装置へ前記濃縮ガスを供給する時間の10%以下とする請求項1または2に記載の有機溶剤含有ガス処理システム。

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