JP2015202183A - 検出制御装置、装着具、眼電位情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

検出制御装置、装着具、眼電位情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】眼電位等の検出動作を続けると、消費電力が不必要に増大する場合があること。【解決手段】検出制御装置は、ユーザの加速度又は角速度を取得する取得部と、取得部で取得された加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による眼電位の検出を開始させる制御部とを備える。プログラムは、コンピュータを、ユーザの加速度又は角速度を取得する取得部、取得部で取得された加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による眼電位の検出を開始させる制御部として機能させる。【選択図】図3

Description

本発明は、検出制御装置、装着具、眼電位情報処理システム、及びプログラムに関する。
情報表示装置の使用者の行動状態に応じて、表示パネルに表示される情報の表示モードが自動的に切り替わる情報表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、目の瞬きを検出した時点から所定時間以内に閉瞼を伴うゆっくりとした眼球の横移動を検出した場合に覚醒度が低下していると判断する居眠り検出装置が知られている(特許文献2参照)。また、被検者が活動又はスポーツなどのタスクを行っている間における被検者の眼球運動、身体運動、及び/又は生理学的パフォーマンスを追跡する方法が知られている(特許文献3参照)。
特許文献1 特開2012−093767号公報
特許文献2 特開2006−136556号公報
特許文献3 特表2012−532696号公報
眼電位等の検出動作を続けると、消費電力が不必要に増大する場合がある。
第1の態様においては、検出制御装置は、ユーザの加速度又は角速度を取得する取得部と、取得部で取得された加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による眼電位の検出を開始させる制御部とを備える。
眼電位検出部は、ユーザが装着する装着具に設けられてよい。
検出制御装置は、装着具に設けられてよい。
装着具は、ユーザが装着するアイウエアであってよい。
装着具に設けられ、装着具の加速度又は角速度を検出する検出部をさらに備え、制御部は、検出部が検出した加速度又は角速度を取得してよい。
制御部は、眼電位検出部による眼電位の検出が連続的に行われていない場合において、取得した加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、眼電位検出部による眼電位の連続的な検出を開始させ、取得した加速度又は角速度が予め定められた条件を満たさない場合に、眼電位検出部による眼電位の連続的な検出を開始させずに、眼電位検出部による眼電位の検出が連続的に行われていない状態を維持させてよい。
制御部は、取得した加速度又は角速度の時間変化パターンが、予め定められた時間変化パターンに適合していると判断した場合に、取得した加速度又は角速度が予め定められた条件を満たすと判断してよい。
眼電位検出部により連続的に検出された眼電位の情報を、外部の眼電位情報処理装置に送信する送信部をさらに備え、制御部は、取得した加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、送信部に、眼電位検出部により連続的に検出された眼電位の情報の送信を開始させてよい。
第2の態様においては、装着具は、上記検出制御装置を備え、ユーザに装着される。
第3の態様においては、眼電位情報処理システムは、上記検出制御装置と、眼電位検出部により連続的に検出された眼電位の情報を受信して、受信した眼電位の情報を処理する眼電位情報処理装置とを備え、検出制御装置は、ユーザに装着される。
第4の態様においては、プログラムは、コンピュータを、ユーザの加速度又は角速度を取得する取得部、取得部で取得された加速度又は角速度が予め定められた条件を満たす場合に、ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による眼電位の検出を開始させる制御部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態における眼電位情報処理システム10の利用形態の一例を概略的に示す。 メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。 スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。 メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。 制御部220がユーザ20の動きを特定する場合に用いる情報の一例を模式的に示す。 眼電位情報処理システム10における各部の動作シーケンスを模式的に示す。 制御部220において実行される処理を表すフローチャートを示す。 スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における眼電位情報処理システム10の利用形態の一例を概略的に示す。眼電位情報処理システム10は、メガネ100及びスマートフォン40を備える。
ユーザ20は、メガネ100及びスマートフォン40のそれぞれの使用者である。ユーザ20は、メガネ100を装着する装着者である。スマートフォン40は、眼電位情報処理装置の一例である。
メガネ100は、ユーザ20の顔部に装着される。メガネ100は、スマートフォン40と通信する機能を有する。メガネ100は、ユーザ20に接触する電極を介してユーザ20の眼電位を検出して、検出した眼電位の情報をスマートフォン40に送信する。また、メガネ100は、メガネ100の加速度を検出して、検出した加速度の情報をスマートフォン40に送信する。また、メガネ100は、メガネ100の角速度を検出して、検出した角速度の情報をスマートフォン40に送信する。
スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を解析する。スマートフォン40は、メガネ100から受信した眼電位を、メガネ100から受信した加速度及び角速度の少なくとも一方とともに解析する。スマートフォン40は、眼電位、加速度、角速度等の解析結果に基づいて、ユーザ20に情報を提供する。
例えば、スマートフォン40は、眼電位、加速度及び角速度等を解析して、ユーザ20の状態を特定する。具体的には、スマートフォン40は、ユーザ20の視線方向及び瞬目状態等を特定する。例えば、スマートフォン40は、視線方向及び瞬目状態等に基づき、ユーザ20の状態を判断する。具体的には、スマートフォン40は、視線方向及び瞬目状態等に基づき、ユーザ20に疲れ等が生じているか否かを判断する。スマートフォン40は、ユーザ20に疲れ等が生じていると判断した場合に、ユーザ20に警告を発する。例えば、スマートフォン40は、ユーザ20に疲れ等が生じていると判断した場合に、警告音を発生する。
眼電位情報処理システム10では、メガネ100で検出された加速度に基づいて、ユーザ20がランニング動作等の予め定められた動作を開始したか否かが判断される。ユーザ20が予め定められた動作を開始したと判断されたことに応じて、メガネ100において眼電位の連続的な検出動作が開始され、眼電位情報処理システム10においてユーザ20の視線方向の検出や疲れ等を判断する処理が開始される。そのため、ランニング動作をしていない場合に眼電位の検出、視線方向の検出、及び疲れ等を判断する処理が無駄に行われることを抑制できる。そのため、メガネ100やスマートフォン40において電力が無駄に消費されることを抑制できる。
なお、本実施形態の説明において、図1等に示される直交座標系の座標軸を用いて、各種の方向を特定する場合がある。z軸プラス方向を、ユーザ20が正面に沿う方向に定める。z軸プラス方向は、ユーザ20の顔に装着されているメガネ100の、ユーザ20の顔からメガネ100のフロント部へ向かう方向の加速度である。また、y軸マイナス方向を、鉛直方向に定める。x軸、y軸、z軸は、右手系の直交座標系である。説明の都合上、z軸プラス方向を正面方向等と呼ぶ場合がある。また、y軸プラス方向を上方等と呼ぶ場合がある。また、y軸マイナス方向を下方等と呼ぶ場合がある。また、x軸プラス方向を左方等と呼ぶ場合がある。また、x軸マイナス方向を右方等と呼ぶ場合がある。
図2は、メガネ100及びスマートフォン40を模式的に示す。メガネ100は、レンズ110及びフレーム120を備える。メガネ100及びフレーム120は、アイウエアの一例である。
フレーム120は、一対のレンズ110を支持する。フレーム120は、リム122、ブリッジ124、ヨロイ126、テンプル130、モダン132、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154、処理ユニット180及び電源ユニット190を有する。レンズ110、リム122、ヨロイ126、テンプル130、及びモダン132は、それぞれ左右一対に設けられる。フレーム120のうち、リム122、ブリッジ124、右ノーズパッド141、左ノーズパッド142及びヨロイ126の部分を、メガネ100のフロント部と呼ぶ。
リム122は、レンズ110を保持する。ヨロイ126は、リム122の外側に設けられテンプル130を可動に保持する。テンプル130は、ユーザ20の耳の上部を押圧して、押圧した部位を挟持する。モダン132は、テンプル130の先端に設けられる。モダン132は、ユーザ20の耳の上部に接触する。
第1電極151は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第1電極151は、右ノーズパッド141の表面に設けられる。第1電極151は、右ノーズパッド141が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第1電極151はユーザ20の鼻の右側に接触する。本実施形態において、第1電極151は、主としてユーザ20の右眼の眼電位を検出する。
第2電極152は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第2電極152は、左ノーズパッド142の表面に設けられる。第2電極152は、左ノーズパッド142が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する側の表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第2電極152はユーザ20の鼻の左側に接触する。本実施形態において、第2電極152は、主としてユーザ20の左眼の眼電位を検出する。
第3電極153は、眼電位を検出する眼電位検出部の一例である。第3電極153は、ブリッジ124の表面に設けられる。第3電極153は、ブリッジ124が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、第3電極153はユーザ20の眉間の上部に接触する。本実施形態において、第3電極153で検出される眼電位は、ユーザ20の右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定するための測定用の基準に用いられる。
接地電極154は、モダン132の表面に設けられる。接地電極154は、例えば右側のモダン132の表面に設けられる。接地電極154は、モダン132が有する表面のうち、ユーザ20がメガネ100を装着した場合にユーザ20の顔に対向する表面に設けられる。ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の皮膚に接触する。例えば、ユーザ20がメガネ100を装着した場合、接地電極154はユーザ20の右耳の上部に接触する。本実施形態において、接地電極154の電位は、メガネ100が有する電気回路の接地電位を提供する。
処理ユニット180は、左側のテンプル130の内部に設けられる。処理ユニット180には、第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出されたユーザ20の眼電位が入力される。処理ユニット180は、入力された眼電位を処理して、処理された電位をスマートフォン40に送信する。
電源ユニット190は、左側のテンプル130の内部に設けられる。電源ユニット190は、二次電池等の電池を含む。電源ユニット190は、電源ユニット190が含む電池に蓄積された電気エネルギーを、処理ユニット180に供給する。具体的には、電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから、接地電極154の電位を基準とした直流電力を生成する。電源ユニット190は、電池に蓄積された電気エネルギーから生成した直流電力を、処理ユニット180に供給する。
なお、電源ユニット190は、接地電極154が設けられた側のテンプル130の内部に設けられている。接地電極154の電位は、電源ユニット190から処理ユニット180に供給される直流電力の負側の電位を提供する。また、右側のモダン132には、電源ユニット190を充電するために充電口が形成されている。電源ユニット190が含む電池は、右側のモダン132に設けられた充電口を介して充電される。
図3は、スマートフォン40の機能ブロック構成及び処理ユニット180の機能ブロック構成を概略的に示す。処理ユニット180は、処理部200、角速度検出部260、加速度検出部270、送受信部280及び基板部290を含む。処理部200は、検出処理部210及び制御部220を持つ。スマートフォン40は、処理部300、格納部360、UI部370、送受信部380及び電源部390を含む。
処理ユニット180において、処理部200、角速度検出部260、加速度検出部270及び送受信部280は、基板部290に実装される。処理部200は、MPU等のプロセッサで実現される。スマートフォン40の各部は、主として処理部300によって制御される。送受信部280は、スマートフォン40と無線通信する機能を担う。送受信部280は、通信用プロセッサで実現される。例えば、送受信部280は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。
メガネ100のフレーム120の内部には、電線部160が設けられる。電線部160は、第1電極151、第2電極152、第3電極153、接地電極154及び電源ユニット190と、処理ユニット180とを電気的に接続する。電線部160は、第1電極151と処理ユニット180とを電気的に接続して、第1電極151で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第2電極152と処理ユニット180とを電気的に接続して、第2電極152で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、第3電極153と処理ユニット180とを電気的に接続して、第3電極153で検出された眼電位を処理ユニット180に出力する電線と、電源ユニット190から処理ユニット180に電力を供給する電線とを有する。
メガネ100において、処理部200は、ユーザ20の眼電位を取得して、取得した眼電位を処理する。具体的には、検出処理部210は、第1電極151で検出された眼電位である第1眼電位を取得して、取得した第1眼電位を処理する。また、検出処理部210は、第2電極152で検出された眼電位である第2眼電位を取得して、取得した第2眼電位を処理する。また、検出処理部210は、第3電極153で検出された眼電位である第3眼電位を取得して、取得した第3眼電位を処理する。
例えば、検出処理部210は、第3眼電位を基準とした第1眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第1眼電位を、V1と呼ぶ。検出処理部210は、V1を予め定められた周期でサンプリングして、V1の時系列データを生成する。検出処理部210は、生成したV1の時系列データを、送受信部280に出力する。
また、検出処理部210は、第3眼電位を基準とした第2眼電位を処理する。本実施形態では、第3眼電位を基準とした第2眼電位を、V2と呼ぶ。検出処理部210は、V2を予め定められた周期でサンプリングして、V2の時系列データを生成する。検出処理部210は、生成したV2の時系列データを、送受信部280に出力する。
加速度検出部270は、メガネ100の加速度を検出する。加速度検出部270は、例えば3軸加速度センサである。加速度検出部270は、メガネ100の重心の加速度を検出する。メガネ100がユーザ20に装着されている場合、メガネ100の重心の加速度は、ユーザ20の頭部の加速度に対応する。検出処理部210には、加速度検出部270で検出された加速度が入力される。また、加速度検出部270で検出された加速度は、制御部220にも入力される。
角速度検出部260は、メガネ100の角速度を検出する。角速度検出部260は、例えば3軸角速度センサである。検出処理部210には、角速度検出部260で検出された角速度が入力される。
検出処理部210は、加速度検出部270で検出された加速度を取得して、取得した加速度を処理する。検出処理部210は、加速度を予め定められた周期でサンプリングして、時系列の加速度のデータを生成する。検出処理部210は、生成した加速度の時系列データを送受信部280に出力する。送受信部280に出力される加速度データは、3軸の各方向の加速度の時系列データを含む。
検出処理部210は、角速度検出部260で検出された角速度を取得して、取得した角速度を処理する。検出処理部210は、角速度を予め定められた周期でサンプリングして、時系列の角速度のデータを生成する。検出処理部210は、生成した角速度の時系列データを送受信部280に出力する。送受信部280に出力される角速度データは、3軸の各方向の角速度の時系列データを含む。
送受信部280は、検出処理部210から取得したV1の時系列データ、V2の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データを、無線信号で送受信部380に送信する。このように、送受信部280は、連続的に検出された眼電位の情報、加速度の情報及び角速度の情報を、スマートフォン40に送信する。
なお、検出処理部210における処理には、入力眼電位、加速度及び角速度の信号を増幅する増幅処理、入力眼電位、加速度及び角速度の信号をデジタル化するデジタル化処理が含まれる。検出処理部210は、入力眼電位、加速度及び角速度のアナログ信号を増幅する増幅回路を有してよい。検出処理部210は、入力眼電位、加速度及び角速度のアナログ信号又は増幅回路で増幅されたアナログ信号をデジタル化するAD変換回路を有してよい。
制御部220は、検出制御装置の一例である。制御部220は、ユーザ20の加速度を取得する。そして、制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、ユーザ20の眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による眼電位の検出を開始させる。具体的には、制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、検出処理部210を駆動して、第1電極151、第2電極152及び第3電極153等の電極による眼電位の検出を開始させる。なお、眼電位の検出を開始させるとは、検出処理部210における増幅処理、デジタル化処理等の動作を開始させることであってよい。例えば、眼電位の検出を開始させるとは、検出処理部210において、入力眼電位、加速度及び角速度のアナログ信号を増幅する増幅回路の動作を開始させることであってよい。また、眼電位の検出を開始させるとは、上述したAD変換回路の動作を開始させることであってよい。
制御部220は、眼電位の検出が連続的に行われていない場合において、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、眼電位の連続的な検出を開始させ、取得した加速度が予め定められた条件を満たさない場合に、眼電位の連続的な検出を開始させずに、眼電位の検出が連続的に行われていない状態を維持させる。例えば、制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たさない場合には、第1電極151等の電極及び検出処理部210による眼電位の連続的な検出を開始させず、検出処理部210が動作していない状態を維持させる。
なお、制御部220は、取得した加速度の時間変化パターンが、予め定められた時間変化パターンに適合していると判断した場合に、取得した加速度が予め定められた条件を満たすと判断してよい。また、制御部220は、取得した加速度の時間変化に基づいて、ユーザ20の動きを特定して、特定したユーザ20の動きが予め定められた動きに適合している場合に、取得した加速度が予め定められた条件を満たすと判断してよい。
制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、送受信部280に、連続的に検出された眼電位の情報の送信を開始させる。なお、制御部220は、眼電位の検出制御と同様に、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に検出処理部210に角速度の連続的な検出を開始させてよい。また、制御部220は、眼電位の情報の送信制御と同様に、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、送受信部280に、連続的に検出された角速度の情報の送信を開始させてよい。
スマートフォン40において、電源部390は、二次電池等の電池を含む。電源部390は、処理部300、送受信部380及びUI部370を含むスマートフォン40の各部に電力を供給する。
UI部370は、ユーザ20とのユーザインタフェース(UI)を提供する。例えば、UI部370は、タッチパネル、操作キー、音生成装置等を含む。
格納部360は、記憶媒体で実現される。記録媒体としては、揮発性記憶媒体、不揮発性記憶媒体等を例示できる。格納部360は、処理部300の動作に必要な各種のパラメータを格納する。また、格納部360は、処理部300で生成された各種の情報を格納する。
送受信部380は、メガネ100と無線通信する機能を担う。送受信部380は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を有する通信用プロセッサで実現される。送受信部380と送受信部280とは、Bluetooth(登録商標)規格に従って無線通信を行う。なお、送受信部280と送受信部380との間の通信は、Bluetooth(登録商標)通信に限られない。送受信部280と送受信部380との間の通信は、例えば無線LAN等を含む様々な方式の無線通信で実現され得る。送受信部280と送受信部380との間の通信は、USB等を含む様々な方式の有線通信によって実現され得る。
送受信部380は、メガネ100から送信された眼電位を示す情報を受信する。また、送受信部380は、メガネ100から送信された加速度を示す情報を受信する。また、送受信部380は、メガネ100から送信された角速度を示す情報を受信する。具体的には、送受信部380は、送受信部280から受信した無線信号を受信して、受信した無線信号を復調して、V1の時系列データ、V2の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データを含む受信データを生成する。送受信部380は、生成した受信データを、処理部300に出力する。
処理部300は、眼電位取得部310、加速度取得部320、角速度取得部322及び解析部350を有する。
眼電位取得部310は、ユーザ20に装着された眼電位検出部で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。具体的には、眼電位取得部310は、ユーザ20が装着しているメガネ100に設けられた第1電極151、第2電極152及び第3電極153で検出されたユーザ20の眼電位を取得する。より具体的には、眼電位取得部310は、送受信部380から出力された受信データからV1の時系列データ及びV2の時系列データを抽出することにより、メガネ100で検出された眼電位を取得する。
加速度取得部320は、メガネ100で検出された、メガネ100の加速度を取得する。具体的には、加速度取得部320は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出された加速度を取得する。より具体的には、加速度取得部320は、送受信部380から出力された受信データから加速度データを抽出することにより、メガネ100で検出された加速度を取得する。
角速度取得部322は、メガネ100で検出された、メガネ100の角速度を取得する。具体的には、角速度取得部322は、送受信部380で受信した情報に基づいて、メガネ100で検出された角速度を取得する。より具体的には、角速度取得部322は、送受信部380から出力された受信データから角速度データを抽出することにより、メガネ100で検出された角速度を取得する。
解析部350は、眼電位取得部310により取得された眼電位を解析する。具体的には、解析部350は、眼電位取得部310により取得された連続的な眼電位の情報を用いて、複数のタイミングにおけるユーザ20の状態を特定する。例えば、解析部350は、眼電位取得部310により取得された連続的な第1眼電位及び第2眼電位の情報を用いて、複数のタイミングにおけるユーザ20の状態を特定する。ユーザ20の状態としては、ユーザ20の視線方向、瞬目状態等を例示できる。
解析部350は、特定したユーザ20の視線方向を解析して、ユーザ20の状態を特定する。また、解析部350は、第1眼電位又は第2眼電位に基づいて、瞬目の有無を特定する。また、解析部350は、視線方向及びユーザ20の瞬目状態を解析して、ユーザ20の状態を特定する。例えば、解析部350は、ユーザ20の状態として、ユーザ20に疲れ等が生じているか否かを判断する。解析部350は、ユーザ20に疲れ等が生じていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。
また、解析部350は、加速度取得部320により取得された加速度及び角速度取得部322により取得された角速度の少なくとも一方の情報を解析してユーザ20の動きを特定する。例えば、解析部350は、加速度及び角速度の少なくとも一方の情報に基づいて、ユーザ20の体部のランニングフォームを特定する。格納部360は、上述した眼電位の情報の解析結果と、特定したユーザ20の動きを示す情報とを対応づけて、格納部360に格納させる。UI部370は、格納部360に格納されているランニングフォームと視線方向とに基づくトータルのランニング姿勢を表す情報を、映像等によりユーザ20に提示してよい。例えば、UI部370は、ランニングフォームを表すアイコンとともに、ユーザ20の視線方向を示す矢印等のアイコンを、ユーザ20に提示してよい。
眼電位情報処理システム10によれば、予め定められた条件を満たすユーザ20の加速度が検出された場合に、メガネ100における眼電位等の連続的な検出動作が開始される。そのため、例えば、ユーザ20がランニング動作を開始したことに応じて、眼電位の連続的な検出動作を開始できる。このように、眼電位情報処理システム10によれば、例えば眼電位を連続的に検出する必要がある動作をユーザ20が開始したことに応じて、眼電位の連続的な検出動作を開始できる。そのため、眼電位を連続的に検出する必要がない動作をしている場合に、電源ユニット190の電力が無駄に消費されることを抑制できる。
図4は、メガネ100が有する眼電位検出用電極とユーザ20との位置関係を概略的に示す。図4には、ユーザ20がメガネ100を装着している場合において、眼電位検出用電極がユーザ20に接触する位置である接触位置が示されている。
第1接触位置451は、第1電極151がユーザ20に接触する位置を表す。第2接触位置452は、第2電極152がユーザ20に接触する位置を表す。第3接触位置453は、第3電極153がユーザ20に接触する位置を表す。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、下側に位置する。
第1接触位置451及び第2接触位置452は、第1接触位置451と眼球401との間の距離と、第2接触位置452と眼球402との間の距離とが略等しい位置にあることが望ましい。また、第1接触位置451及び第2接触位置452は、互いに一定の距離以上離間していることが望ましい。
第3接触位置453は、右眼の眼球401の角膜411の中心及び左眼の眼球402の角膜412の中心より、上側に位置する。第3接触位置453の位置は、第3接触位置453と第1接触位置451との間の距離と、第3接触位置453と第2接触位置452との間の距離とが略等しくなる位置にあってよい。第3接触位置453は、第3接触位置453と眼球401との間の距離が、眼球401と第1接触位置451との間の距離より離間し、かつ、第3接触位置453と眼球402との間の距離が、眼球402と第2接触位置452との間の距離より離間する位置にあってよい。
眼球においては、角膜側が正に帯電しており、網膜側が負に帯電している。したがって、ユーザ20の視線方向が上方に変化した場合、第3電極153を基準とした第1電極151の電位であるV1及び第3電極153を基準とした第2電極152の電位であるV2は、ともに低下する。ユーザ20の視線方向が下方に変化した場合、V1及びV2の電位はともに上昇する。ユーザ20の視線方向が右方に変化した場合、V1は低下し、V2は上昇する。ユーザ20の視線方向が左方に変化した場合、V1は上昇し、V2は低下する。解析部350は、V1の変化及びV2の変化に基づいて、視線方向が変化した方向を特定する。
なお、検出処理部210は、V1及びV2を検出することにより、右眼の眼電位及び左眼の眼電位を測定する。そのため、眼電位に加わるノイズの影響を軽減できる。
なお、ユーザ20の頭部を固定したとすると、ユーザ20の視線方向は、眼球401の向き及び眼球402の向きによって定まる。ユーザ20の視線方向は、ユーザ20の頭部の向きによっても変わるから、ユーザ20のグローバルな視線方向は、眼球401の向き、眼球401及びユーザ20の頭部の向きによって定まる。本実施形態の説明において、眼球401の向き及び眼球401の向きによって定まる視線方向のことを、単に視線方向という場合がある。
ここで、ユーザ20の視線方向について説明する。眼球401がxz面内で回転することで角膜411の位置が変化すると、角膜411の位置に応じてV1が変化する。解析部350は、V1の変化量に基づいて、眼球401の回転方向の角度の変化量である角度変化量を特定する。解析部350は、変化前の眼球401の角度と、特定した角度変化量とに基づいて、回転後の眼球401の角度を特定する。このように、解析部350は、V1の時間変化に基づいて眼球401の向きを特定する。
解析部350は、xy面内の角度と同様に、他の面内の回転角度を特定する。例えば、解析部350は、眼球401の角度に関する処理と同様の処理により、眼球402の角度を特定する。具体的には、解析部350は、V2の時間変化に基づいて、眼球402の向きを特定する。
解析部350は、眼球401の向き及び眼球402の向きに基づいて、ユーザ20の視線方向を特定する。例えば、解析部350は、眼球401の向きのベクトルと、眼球402の向きのベクトルとを合成したベクトルが向く方向を、ユーザ20の視線方向として特定してよい。
なお、眼球401の向き及び眼球402の向きは、ユーザ20の視線方向を表す指標の一例である。ユーザ20の視線方向とは、眼球401の向きのベクトル及び眼球402の向きのベクトル等から定まる1つの視線方向であってよい。すなわち、解析部350は、V1及びV2から、当該1つの視線方向を特定してよい。この場合、解析部350は、眼球401の向き及び眼球402の向きを特定することなく、V1の変化量及びV2の変化量に基づく予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。例えば、解析部350は、V1の変化量及びV2の変化量と1つの視線方向の変化量とを対応づける予め定められた演算を行うことで、1つの視線方向を特定してよい。
ここでは視線方向を特定する場合について説明したが、眼球401の向きは、角膜411の位置と言い換えることができる。また、眼球402の向きを、角膜412の位置と言い換えることができる。また、眼球401の向きの変化を、眼球401の眼球運動と言い換えることができる。また、眼球402の向きの変化を、眼球運動と言い換えることができる。すなわち、解析部350は、メガネ100で検出された眼電位に基づき、ユーザ20の眼球運動を特定してよい。
図5は、制御部220がユーザ20の動きを特定する場合に用いる情報の一例を模式的に示す。図5に示す情報は、格納部360に格納される。
格納部360は、加速度の時間的な変化パターンPと、動きとを対応づけて記憶している。具体的には、格納部360は、z方向の加速度Azの時間変化パターンPz、y方向の加速度Ayの時間変化パターンPy及びx方向の加速度Axの時間変化パターンPxと、ユーザの動きとを対応づけて格納している。ユーザの動きとしては、ランニング、ウォーキング、ゴルフスイング、野球のバットスイング、自動車の運転、自転車の運転等を含む。
制御部220は、複数の動きのそれぞれについて、各動きに対応づけて記憶されたAzの時間変化パターン、Ayの時間変化パターン及び加速度Axの時間変化パターンを、加速度検出部270で検出された加速度の時間変化パターンと比較する。例えば、制御部220は、加速度検出部270で検出されたAzの時間変化パターンを、格納部360が格納しているAzの時間変化パターンPzと比較して、一致度Mzを算出する。また、制御部220は、加速度検出部270で検出されたAyの時間変化パターンを、格納部360が格納しているAyの時間変化パターンと比較して、一致度Myを算出する。また、制御部220は、加速度検出部270で検出されたAxの時間変化パターンを、格納部360が格納しているAxの時間変化パターンと比較して、一致度Mxを算出する。
制御部220は、一致度Mz、My及びMxのそれぞれが、Az、Ay及びAxのそれぞれの方向について予め定められた一致度より高いか否かを判断する。制御部220は、時間変化パターンPz、Py及びPxとそれぞれ予め定められた一致度より高い一致度で一致する時間変化パターンを持つ加速度が検出された場合に、ユーザ20が、対応する時間変化パターンPz、Py及びPxに対応しづけて格納部360に格納されている動きをしていると判断する。
なお、時間変化パターンは、加速度の大きさのピーク値を示す情報を含んでよい。時間変化パターンは、加速度の正負の符号を示す情報を含んでよい。時間変化パターンは、加速度の継続時間を示す情報を含んでよい。例えば、時間変化パターンは、加速度の連続するゼロクロス点の間の時間を示す情報を含んでよい。時間変化パターンは、これらの特徴量以外にも、様々な特徴量を示す情報を含んでよい。
なお、一致度の判断等に用いられる加速度の大きさとは、Az、Ay及びAxのそれぞれの大きさを予め定められた大きさに規格化した値であってよい。加速度の大きさとは、Az、Ay及びAxのそれぞれの間の相対値であってよい。また、加速度の継続時間の長さは、Az、Ay及びAxのそれぞれについて予め定められた長さに規格化したものであってよい。加速度の継続時間の長さは、Az、Ay及びAxのそれぞれの間の相対値であってよい。これにより、規格化された値や相対値を用いることで、加速度の大きさや継続時間に個人差がある場合でも、予め定められたアルゴリズムに従って一致度を判断できる場合がある。
図6は、眼電位情報処理システム10における各部の動作シーケンスを模式的に示す。図6では、加速度検出部270で検出されたAz、Ay及びAxの時間発展と、検出処理部210による眼電位及び角速度の検出動作の状態と、送受信部280からの眼電位及び角速度の情報が送信されるデータ送信動作の状態と、スマートフォン40における眼電位及び動作解析処理の状態を示す。
制御部220は、時刻t0から時刻t1までの予め定められた長さの期間にわたって、ランニングの動きに対応づけられた時間変化パターン1、時間変化パターン2及び時間変化パターン3に一致するAz、Ay及びAxの時間変化が検出されたと判断する。この場合、制御部220は、時刻t1から、検出処理部210の動作を開始させて、V1及びV2の連続的な検出を開始させる。また、制御部220は、時刻t1から、検出処理部210の動作を開始させて、角速度の連続的な検出を開始させる。また、制御部220は、送受信部280を制御して、時刻t1から、眼電位の時系列データ及び角速度の時系列データのスマートフォン40への送信を開始させる。また、制御部220は、送受信部280を制御して、ランニングの動きが検出された旨の信号を、スマートフォン40へ送信させる。
制御部220は、時刻t1以降、ランニングの動きに対応づけられた時間変化パターン1、時間変化パターン2及び時間変化パターン3に一致するAz、Ay及びAxの時間変化が検出されている間、検出処理部210の動作を継続させて、V1及びV2の連続的な検出と、角速度の連続的な検出とを継続させる。また、制御部220は、送受信部280からスマートフォン40への、眼電位の時系列データ及び角速度の時系列データの送信を継続させる。
スマートフォン40においては、ランニングの動きが検出された旨の信号をメガネ100から受信したことに応じて、解析部350が、送受信部280から受信した眼電位の時系列データの解析と、加速度及び角速度の各時系列データに基づくユーザ20の運動解析とを開始する。また、格納部360は、解析部350による眼電位の解析結果としての視線方向、瞬目、眼球運動等の情報と、解析部350による運動解析結果としてのユーザ20の頭部の向きや顔の向き等と、時刻とを、対応づけて格納する。また、解析部350は、眼電位の時系列データの解析によってユーザ20に疲れや痛み等が生じたと判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。
制御部220は、ランニングの動きに対応づけられた時間変化パターン1、時間変化パターン2及び時間変化パターン3に一致するAz、Ay及びAxの時間変化が予め定められた長さの期間にわたって検出されなくなると、検出処理部210の動作を停止させて、V1及びV2の連続的な検出と、角速度の連続的な検出とを停止させる。また、制御部220は、送受信部280を制御して、眼電位の時系列データ及び角速度の時系列データのスマートフォン40への送信を停止させる。また、制御部220は、送受信部280を制御して、ランニングの動きが検出されなくなった旨の信号を、スマートフォン40へ送信させる。スマートフォン40においては、ランニングの動きが検出されなくなった旨の信号をメガネ100から受信したことに応じて、解析部350は、送受信部280から受信した眼電位の時系列データの解析と、加速度及び角速度の各時系列データに基づくユーザ20の運動解析とを停止する。
このように、ユーザ20のランニング動作が開始したことに応じて、メガネ100において眼電位及び角速度の検出処理と検出結果のデータ送信処理とが開始される。そして、ユーザ20のランニング動作が終了したことに応じて、メガネ100における眼電位及び角速度の検出処理と検出結果のデータ送信処理とが停止される。
図7は、制御部220において実行される処理を表すフローチャートを示す。本フローチャートで示される処理は、処理部200において検出処理部210及び送受信部280に対する加速度に基づく制御処理を行うタスクが立ち上がった場合に、開始される。
ステップS700において、制御部220は、加速度検出部270から出力される加速度の取得及び加速度の解析処理を開始する。
ステップS702において、制御部220は、格納部360が格納している時間変化パターンPの中に、加速度検出部270で検出された加速度の時間パターンと一致するパターンがあるか否かを判断する。時間変化パターンPの中に、検出された加速度の時間変化パターンと一致するパターンがある場合、制御部220は、一致したパターンに対応づけられた動きをユーザ20の動きとして特定して、ステップS704に処理を移行する。時間変化パターンPの中に、検出された加速度の時間変化パターンと一致するパターンがない場合、ステップS708に処理を移行する。
ステップS704において、制御部220は、ユーザ20の動きの特定に応じて、検出処理部210の動作を開始させて、眼電位及び角速度の検出動作を開始させる。続いて、制御部220は、特定した動きが開始された旨の動き開始情報を送受信部280からスマートフォン40へ送信させるとともに、眼電位及び角速度のデータ送信を送受信部280に開始させる(ステップS706)。
続いて、ステップS712において、ステップS702で特定したパターンPと一致する加速度の時間変化が継続しているか否かを判断する。パターンPと一致する加速度の時間変化が継続している場合、ステップS712の判断を定期的に繰り返す。パターンPと一致する加速度の時間変化が継続していないと判断した場合、ステップS714に処理を移行する。
ステップS714において、制御部220は、検出処理部210の動作を停止して、眼電位及び角速度の検出動作を停止させる。続いて、制御部220は、ステップS704で特定した動きが行われなくなった旨の動き停止情報を送受信部280からスマートフォン40へ送信させるとともに、送受信部280からの眼電位及び角速度のデータ送信を停止させる(ステップS716)。ステップS716の後、ステップS702に処理を移行する。
ステップS708においては、制御部220は、検出処理部210及び送受信部280に対する加速度に基づく制御処理を終了するか否かを判断する。例えば、制御部220は、当該制御処理を終了することが通知された場合に、検出処理部210及び送受信部280に対する制御処理を終了する旨を判断する。当該制御処理を終了しないと判断した場合は、ステップS702に処理を移行する。当該制御処理を終了すると判断した場合は、本フローチャートの処理を終了する。
図8は、スマートフォン40において実行される処理を表すフローチャートを示す。本フローチャートで示される処理は、処理部300において、ユーザの運動に関する解析処理を行うタスクが立ち上がった場合に、開始される。
ステップS802において、処理部300は、ユーザ20が特定の動きを開始した旨の動き開始情報を送受信部280から受信したか否かを判断する。動き開始情報を受信していない場合、ステップS808に処理を移行する。動き開始情報を受信した場合、ステップS804に処理を移行する。
ステップS804において、処理部300は、送受信部380を制御して、メガネ100から連続的に送信される眼電位の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データの受信を開始させる。
続いて、ステップS810において、処理部300は、ユーザ20が開始した動きに応じた解析プログラムを起動する。例えば、特定されたユーザ20の動きがランニング動作である場合、スマートフォン40にインストールされている複数の解析プログラムの中から、特定されたユーザ20の動きに対応するランニング解析用プログラムを選択して、選択したランニング解析用プログラムを起動する。なお、ユーザ20の動きは、動き開始情報に含めて送受信部280から通知されてよいし、送受信部380が受信した加速度の時系列データ及び角速度の時系列データの少なくとも一方に基づいて解析部350が解析することによって、特定されてよい。
続いて、ステップS820において、解析部350は、解析対象の時間でV1又はV2が変化したか否かを判断する。ステップS820でV1又はV2が変化したと判断した場合は、ステップS822に処理を移行する。ステップS820でV1及びV2のいずれも変化していないと判断した場合は、ステップS824に処理を移行する。
ステップS822において、V1の変化量及びV2の変化量に基づいて、ユーザ20の眼に関する状態を判断する。具体的には、解析部350は、現在設定されている視線方向と、V1の変化量及びV2の変化量に基づいて、新たな視線方向を特定する。また、ステップS822において、解析部350は、V1の変化量又はV2の変化量に基づいて、瞬目の有無を判断する。
続いて、ステップS824において、解析部350は、解析対象時間の加速度及び角速度に基づいて、ユーザ20の動作及び状態を解析する。例えば、解析部350は、ユーザ20の頭部の向き、顔部の向き等を特定する。また、解析部350は、ステップS810で起動されたプログラムに従って加速度及び角速度を処理することで、ユーザ20の動作を解析する。例えば、ランニング解析プログラムを起動した場合、解析部350は、ユーザ20の歩幅、ランニングスピード等の情報を特定してよい。
また、ステップS824において、解析部350は、ステップS822で特定した現在のユーザ20の視線方向、瞬目、眼球運動等に基づいて、ユーザ20の状態を解析して、解析結果に応じた処理を行う。また、解析部350は、視線方向の変化の履歴や瞬目の頻度等に基づいて、ユーザ20に疲れや痛み等が生じているか否かを判断して、ユーザ20に疲れや痛み等が生じていると判断した場合、UI部370を通じてユーザ20に警告を発する。なお、ステップS824において解析された視線方向、瞬目、眼球運動等の情報と、解析部350による運動解析結果としてのユーザ20の頭部の向きや顔の向き等は、検出時刻に対応づけて格納部360に随時に格納される。
ステップS830において、処理部300は、ユーザ20が特定の動きを停止した旨の動き停止情報を送受信部280から受信したか否かを判断する。動き停止情報を受信していない場合、解析対象の時間を進めて(ステップS832)、ステップS820に処理を移行する。動き停止情報を受信していない場合、ステップS834に処理を移行する。
ステップS834において、処理部300は、送受信部380を制御して、メガネ100から連続的に送信される眼電位の時系列データ、加速度の時系列データ及び角速度の時系列データの受信を停止させる。続いて、ステップS836において、処理部300は、ステップS10において起動された解析プログラムによる動作を停止する。これにより、解析部350における眼電位等の解析処理が終了する。
なお、ステップS808においては、処理部300は、ユーザの運動に関する解析処理を終了するか否かを判断する。例えば、ユーザの運動に関する解析処理を行うタスクが終了することが通知された場合に、ユーザの運動に関する解析処理を終了すると判断する。ステップS808でユーザの運動に関する解析処理を終了しないと判断した場合は、ステップS802に処理を移行する。ユーザの運動に関する解析処理を終了すると判断した場合は、本フローチャートの処理を終了する。
なお、ステップS824における解析内容は、ステップS810で起動されたプログラムによって異なる。例えば、ユーザ20がゴルフスイングの動作を行うことに応じてゴルフスイング用プログラムが起動した場合、解析部350は、ユーザ20の頭部の向き及び視線方向を特定するとともに、頭部の向き及び視線方向から、ユーザ20のグローバルな視線方向を特定する処理を行ってよい。また、ユーザ20が自動車を運転する動作を行うことに応じて自動車運転用解析プログラムが起動した場合、解析部350は、ユーザ20に眠気や疲れが生じているか否か、脇見運転をしているか否か、注意力が低下しているか否か等を解析する処理を行ってよい。
以上に説明した眼電位情報処理システム10においては、V1及びV2を演算する処理は、検出処理部210が行う。これに代えて、スマートフォン40の解析部350が、V1及びV2を演算する処理を行ってよい。この場合、処理部200は、第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データを生成し、送受信部280が第1眼電位、第2眼電位及び第3眼電位のそれぞれの時系列データをスマートフォン40に送信してよい。
また、以上に説明した眼電位情報処理システム10では、解析部350は、V1及びV2を用いて、ユーザ20の視線方向等のユーザ20の状態を特定する。他にも、解析部350は、V1及びV2の任意の線形結合を用いて、ユーザ20の状態を特定してよい。例えば、解析部350は、V1+V2と、V1−V2とを用いて、ユーザ20の状態を特定してよい。また、解析部350は、V1の時間微分と、V2の時間微分とを用いて、ユーザ20の状態を特定してもよい。また、解析部350は、視線方向を特定するための眼電位として、以上に説明したV1及びV2に代えて、接地電極154等の電位等の予め定められた基準電位を基準とした第1眼電位と、接地電極154の電位を基準とした第2眼電位とを適用してよい。
なお、処理部200が、メガネ100で検出されたユーザ20の眼電位を取得する眼電位取得部としての機能と、加速度を取得する加速度取得部としての機能と、角速度を取得する角速度取得部としての機能とを有してよい。また、処理部200が、解析部350の機能を更に有してよい。
また、加速度を検出する検出部の機能は、スマートフォン40が有してよい。また、角速度を検出する検出部の機能は、スマートフォン40が有してよい。この場合、制御部220は、送受信部380及び送受信部280を通じて、スマートフォン40で検出された加速度を取得してよい。そして、制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たすか否かを判断して、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、検出処理部210等による眼電位の連続的な検出を開始させてよい。
なお、制御部220の機能は、処理部300が有してよい。この場合、加速度を検出する機能は、スマートフォン40が有してよいし、メガネ100が有してよい。メガネ100が加速度を検出する機能を有する場合、処理部300は、メガネ100で検出された加速度の情報を、送受信部280及び送受信部380を通じて取得してよい。そして、処理部300は、取得した加速度が予め定められた条件を満たすか否かを判断して、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、メガネ100に眼電位の連続的な検出を開始させてよい。例えば、処理部300は、送受信部380及び送受信部280を通じて、メガネ100に眼電位の検出を開始するよう指示してよい。
なお、以上においては、眼電位情報処理システム10の一例として、制御部220が、ユーザ20の加速度を取得して、取得した加速度が予め定められた条件を満たすか否かを判断して、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、眼電位及び角速度の連続的な検出を開始させる形態を説明した。しかし、制御部220は、取得した加速度が予め定められた条件を満たす場合に、眼電位及び角速度の少なくとも一方の連続的な検出を開始させてよい。また、制御部220は、取得した角速度が予め定められた条件を満たす場合に、眼電位及び加速度の少なくとも一方の連続的な検出を開始させてよい。また、眼電位、加速度及び角速度の組合せは、これらの組合せに限られず、任意の組合せを適用できる。例えば、制御部220は、取得した眼電位が予め定められた条件を満たす場合に、加速度及び角速度の少なくとも一方の連続的な検出を開始させてよい。
上記の説明において、スマートフォン40において処理部300、送受信部380の動作として説明した処理は、処理部300、送受信部380等のプロセッサがプログラムに従ってスマートフォン40が有する各ハードウェアを制御することにより実現される。このように、本実施形態のスマートフォン40に関連して説明した、スマートフォン40の少なくとも一部の処理は、プロセッサがプログラムに従って動作して各ハードウェアを制御することにより、プロセッサ、メモリ等を含む各ハードウェアとプログラムとが協働して動作することにより実現することができる。すなわち、当該処理を、いわゆるコンピュータによって実現することができる。コンピュータは、上述した処理の実行を制御するプログラムをロードして、読み込んだプログラムに従って動作して、当該処理を実行してよい。コンピュータは、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体から当該プログラムをロードすることができる。同様に、メガネ100において処理部200の動作として説明した処理は、いわゆるコンピュータによって実現することができる。
なお、スマートフォン40は、メガネ100で検出された眼電位の情報を処理する眼電位情報処理装置の一例である。眼電位情報処理装置としては、通信機能を有する情報処理装置であってよい。眼電位情報処理装置は、ユーザ20が所持する携帯電話機、携帯情報端末、携帯音楽プレーヤ等の携帯型の電子機器であってよい。
なお、アイウエアの一例としてのメガネ100は、ユーザ20の目の屈折異常を補正したり、ユーザ20の目を保護したり、着飾ったりすること等を目的として利用され得る。しかし、アイウエアはメガネに限定されない。アイウエアは、サングラス、ゴーグル、ヘッドマウントディスプレイなどの顔面装着具または頭部装着具であってよい。アイウエアは、顔面装着具または頭部装着具のフレームまたは当該フレームの一部であってもよい。アイウエアは、ユーザに装着され得る装着具の一例である。装着具は、アイウエア等の眼に関連する装着具に限られない。装着具としては、帽子、ヘルメット、ヘッドフォン、補聴器等の様々な部材を適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 眼電位情報処理システム
100 メガネ
20 ユーザ
40 スマートフォン
110 レンズ
120 フレーム
122 リム
124 ブリッジ
126 ヨロイ
130 テンプル
132 モダン
141 右ノーズパッド
142 左ノーズパッド
151 第1電極
152 第2電極
153 第3電極
154 接地電極
160 電線部
180 処理ユニット
190 電源ユニット
200 処理部
210 検出処理部
220 制御部
260 角速度検出部
270 加速度検出部
280 送受信部
290 基板部
300 処理部
310 眼電位取得部
320 加速度取得部
322 角速度取得部
350 解析部
360 格納部
370 UI部
380 送受信部
390 電源部
401、402 眼球
411、412 角膜
451 第1接触位置
452 第2接触位置
453 第3接触位置

Claims (12)

  1. ユーザの加速度又は角速度を取得して、取得した前記加速度又は前記角速度が予め定められた条件を満たす場合に、前記ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による前記眼電位の検出を開始させる制御部
    を備える検出制御装置。
  2. 前記眼電位検出部は、前記ユーザが装着する装着具に設けられる
    請求項1に記載の検出制御装置。
  3. 前記検出制御装置は、前記装着具に設けられる
    請求項2に記載の検出制御装置。
  4. 前記装着具は、前記ユーザが装着するアイウエアである
    請求項2又は3に記載の検出制御装置。
  5. 前記装着具に設けられ、前記装着具の加速度又は角速度を検出する検出部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記検出部が検出した前記加速度又は前記角速度を取得する
    請求項3または4に記載の検出制御装置。
  6. 前記制御部は、前記眼電位検出部による前記眼電位の検出が連続的に行われていない場合において、取得した前記加速度又は前記角速度が前記予め定められた条件を満たす場合に、前記眼電位検出部による前記眼電位の連続的な検出を開始させ、取得した前記加速度又は前記角速度が前記予め定められた条件を満たさない場合に、前記眼電位検出部による前記眼電位の連続的な検出を開始させずに、前記眼電位検出部による前記眼電位の検出が連続的に行われていない状態を維持させる
    請求項1から5のいずれか一項に記載の検出制御装置。
  7. 前記制御部は、取得した前記加速度又は前記角速度の時間変化パターンが、予め定められた時間変化パターンに適合していると判断した場合に、取得した前記加速度又は前記角速度が前記予め定められた条件を満たすと判断する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の検出制御装置。
  8. 前記眼電位検出部により連続的に検出された前記眼電位の情報を、外部の眼電位情報処理装置に送信する送信部
    をさらに備え、
    前記制御部は、取得した前記加速度又は前記角速度が前記予め定められた条件を満たす場合に、前記送信部に、前記眼電位検出部により連続的に検出された前記眼電位の情報の送信を開始させる
    をさらに備える請求項1から7のいずれか一項に記載の検出制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の検出制御装置を備え、前記ユーザが装着する装着具。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載の検出制御装置と、
    前記眼電位検出部により連続的に検出された前記眼電位の情報を受信して、受信した前記眼電位の情報を処理する眼電位情報処理装置と
    を備え、
    前記検出制御装置は、前記ユーザに装着される
    眼電位情報処理システム。
  11. 前記眼電位情報処理装置は、
    前記受信した前記眼電位の情報を解析する解析部と、
    前記解析部による前記眼電位の情報の解析結果と、前記ユーザの加速度又は角速度の情報とを対応づけて格納する格納部と
    を有する請求項10に記載の眼電位情報処理システム。
  12. コンピュータを、
    ユーザの加速度又は角速度を取得して、取得した前記加速度又は前記角速度が予め定められた条件を満たす場合に、前記ユーザの眼電位を連続的に検出する眼電位検出部による前記眼電位の検出を開始させる制御部
    として機能させるためのプログラム。
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