JP2015202198A - アイウエア - Google Patents

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一鷹 井上
Kazutaka Inoue
一鷹 井上
晋 一戸
Susumu ICHINOHE
晋 一戸
淳子 中嶋
Junko Nakajima
淳子 中嶋
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Abstract

【課題】フレームに搭載したバッテリを使用することにより発生した熱がメガネの装着者にかける負担を軽減できることが望ましい。
【解決手段】アイウエアであって、処理部と、処理部に電力を供給する第1バッテリと、アイウエアの装着者との間の距離が前記第1バッテリよりも長い、処理部に電力を供給する第2バッテリと、第1バッテリ及び第2バッテリのうちの一方の電力を他方の電力よりも優先して処理部に供給させる電力制御部とを備えるアイウエアを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アイウエアに関する。
フレームにバッテリを搭載したメガネ型の装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2013−029503号公報
フレームに搭載したバッテリを使用することにより発生した熱がメガネの装着者にかける負担を軽減できることが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、アイウエアであって、処理部と、処理部に電力を供給する第1バッテリと、アイウエアの装着者との間の距離が前記第1バッテリよりも長い、処理部に電力を供給する第2バッテリと、第1バッテリ及び第2バッテリのうちの一方の電力を他方の電力よりも優先して処理部に供給させる電力制御部とを備えるアイウエアが提供される。
上記アイウエアにおいて、電力制御部は、アイウエアが装着者に装着されている場合、第2バッテリの電力を第1バッテリの電力よりも優先して処理部に供給させてよい。上記アイウエアにおいて、電力制御部は、アイウエアが装着者に装着されていない場合、第1バッテリの電力を第2バッテリの電力よりも優先して処理部に供給させてよい。上記アイウエアは、上記アイウエアが装着者に装着されていない場合に、第1のバッテリの電力によって第2のバッテリを充電する充電制御部をさらに備えてよい。上記アイウエアにおいて、電力制御部は、第1バッテリの電力を第2バッテリの電力よりも優先して処理部に供給させてよく、上位アイウエアは、第1バッテリの温度を取得する温度取得部と、第1バッテリの温度が予め定められた閾値より高い場合に、電力制御部に、第2バッテリの電力を第1バッテリの電力よりも優先して処理部に供給させる電力制御調整部とをさらに備えてよい。上記アイウエアは、アイウエアの周囲の温度を取得する温度取得部と、アイウエアの周囲の温度が予め定められた閾値より低い場合に、電力制御部に、第1バッテリの電力を第2バッテリの電力よりも優先して処理部に供給させる電力制御調整部とをさらに備えてよい。
上記アイウエアは、一対のテンプルと、一対のテンプルのうちの少なくとも一方のモダンに設けられたコネクタと、コネクタに結合された結合部材とをさらに備えてよく、第1バッテリは、一対のテンプルのうちの一方に設置されてよく、第2バッテリは、結合部材に設置されてよい。上記アイウエアは、眼電位を検出する眼電位電極をさらに備えてよく、処理部は眼電位を処理してよい。上記アイウエアは、眼電位に基づいて、アイウエアが装着者に装着されているか否かを判定する装着判定部をさらに備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
メガネの一例を概略的に示す。 メガネの一例を概略的に示す。 メガネの一例を概略的に示す。 回路基板の機能構成の一例を概略的に示す。 回路基板の機能構成の他の一例を概略的に示す。 メガネによる処理の流れの一例を概略的に示す。 メガネによる処理の流れの一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1から図3は、メガネ100の一例を概略的に示す。図1は、メガネ100の斜視図である。図2は、メガネ100を背面側からみた部分拡大図である。図3は、メガネ100の上面図である。メガネ100は、アイウエアの一例であってよい。
本実施形態に係るメガネ100は、フレーム110及び結合部材200を備える。フレーム110は、フロント120、左テンプル130及び右テンプル140を有する。左テンプル130及び右テンプル140は、一対のテンプルの一例である。
フロント120は、リム122、左レンズ124、右レンズ126、左ノーズパッド152、右ノーズパッド154、眉間電極ユニット156及び温度センサ158を有する。
左ノーズパッド152は、フロント120に設置された支持部材151によって支持される。支持部材151は、一端がフロント120に設置され、他端が左ノーズパッド152を支持する線状の部材であってよい。左ノーズパッド152の表面には、左電極162が設置される。左電極162は、メガネ100を装着する装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の鼻に当接する。
右ノーズパッド154は、フロント120に設置された支持部材153によって支持される。支持部材153は、一端がフロント120に設置され、他端が右ノーズパッド154を支持する線状の部材であってよい。右ノーズパッド154の表面には、右電極164が設置される。右電極164は、装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の鼻に当接する。
眉間電極ユニット156は、装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の眉間の正面に位置するべく、配置されてよい。眉間電極ユニット156の表面には、眉間電極166が設置される。眉間電極166は、装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の眉間に当接する。
温度センサ158は、装着者10の周囲の温度を検出する。温度センサ158は、装着者10の体温の影響をできる限り受けずに、装着者10の周囲の温度を検出できる位置に配置されることが望ましい。例えば、温度センサ158は、リム122の端部に配置される。温度センサ158は、図1に示す通り、リム122の隅部に配置されてよい。
左テンプル130は、回路基板132、接地電極134及びコネクタ136を有する。接地電極134及びコネクタ136は、回路基板132に電気的に接続される。接地電極134は、左テンプル130の下面に配置されてよい。接地電極134は、装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の耳の上部に当接する位置に配置されてよい。
コネクタ136は、左テンプル130のいずれかの位置に設けられてよい。例えば、コネクタ136は、左テンプル130のモダンに設けられる。コネクタ136と回路基板132とは、配線178及び配線180によって電気的に接続される。
右テンプル140は、バッテリ142、参照電極144、コネクタ146及び温度センサ148を有する。バッテリ142は、右テンプル140、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132に電気的に接続される。バッテリ142は、配線182によって、回路基板132と電気的に接続される。バッテリ142は、回路基板132に電力を供給する。バッテリ142は、第1バッテリの一例であってよい。
参照電極144は、右テンプル140の下面に配置されてよい。参照電極144は、装着者10がメガネ100を装着したときに、装着者10の耳の上部に当接する位置に配置されてよい。参照電極144は、右テンプル140、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132に電気的に接続される。参照電極144は、配線184によって、回路基板132と電気的に接続される。
コネクタ146は、右テンプル140のいずれかの位置に設けられてよい。例えば、コネクタ146は、右テンプル140のモダンに設けられる。コネクタ146は、バッテリ142と電気的に接続される。コネクタ146は、配線188によって、バッテリ142と電気的に接続される。
温度センサ148は、バッテリ142の近傍に設置される。温度センサ148は、バッテリ142の温度を検出する。バッテリ142の温度とは、バッテリ142の近傍に配置された温度センサ148が検出する温度であってよい。温度センサ148は、右テンプル140、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132に電気的に接続される。温度センサ148は、配線186によって、回路基板132と電気的に接続される。
左電極162は、左ノーズパッド152、支持部材151、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132と電気的に接続される。左電極162は、配線172によって、回路基板132と電気的に接続される。
右電極164は、右ノーズパッド154、支持部材153、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132と電気的に接続される。右電極164は、配線174によって、回路基板132と電気的に接続される。
眉間電極166は、眉間電極ユニット156、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132と電気的に接続される。眉間電極ユニット156は、配線176によって、回路基板132と電気的に接続される。
温度センサ158は、フロント120及び左テンプル130を介して回路基板132と電気的に接続される。温度センサ158は、配線168によって、回路基板132と電気的に接続される。
結合部材200は、コネクタ202、コネクタ204、バッテリ206及びスロット208を有する。結合部材200は、フレーム110に対して着脱可能であってよい。結合部材200は、コネクタ202及びコネクタ204によってフレーム110に結合される。結合部材200は、コネクタ202及びコネクタ204が、コネクタ136及びコネクタ146と結合することによって、フレーム110に結合されてよい。
結合部材200は、フレーム110に対して着脱可能、かつ、固定可能であってよい。例えば、結合部材200及びフレーム110は、一方が爪構造、他方が穴構造を有して、爪構造が穴構造に引っ掛かることによって、互いに固定されてよい。
バッテリ206は、回路基板132と電気的に接続されてよい。バッテリ206は、配線212、コネクタ202、コネクタ136及び配線178を介して、回路基板132と電気的に接続されてよい。コネクタ202及びコネクタ136は、例えば、USBコネクタである。バッテリ206は、回路基板132に電力を供給する。バッテリ206は、装着者10との間の距離がバッテリ142よりも長い第2バッテリの一例であってよい。バッテリ142と装着者10との間の距離とは、バッテリ142と、バッテリ142に最も近い装着者10の肌との間の距離であってよい。
バッテリ206は、バッテリ142と電気的に接続されてよい。バッテリ206は、配線214、コネクタ204、コネクタ146及び配線188を介して、バッテリ142と電気的に接続されてよい。コネクタ204及びコネクタ146は、例えば、USBコネクタである。バッテリ206は、バッテリ142に電力を供給してよい。バッテリ142は、バッテリ206から供給された電力によって充電されてよい。
スロット208は、記憶媒体を差し込み可能な差込口である。スロット208には、SDメモリーカード及びUSBメモリ等が着脱可能であってよい。スロット208は、回路基板132と電気的に接続されてよい。スロット208は、配線216、コネクタ202、コネクタ136及び配線180を介して、回路基板132と電気的に接続されてよい。回路基板132は、スロット208に差し込まれた記憶媒体に対してデータを読み書きしてよい。
本実施形態に係る回路基板132は、左電極162、右電極164、眉間電極166、接地電極134及び参照電極144を用いて検出した眼電位を処理してよい。回路基板132は、バッテリ142から供給される電力を用いて眼電位を処理してよい。また、回路基板132は、バッテリ206から供給される電力を用いて眼電位を処理してよい。左電極162は、眼電位電極の一例であってよい。右電極164は、眼電位電極の一例であってよい。眉間電極166は、眼電位電極の一例であってよい。
眼電位を処理するとは、眼電位を演算処理することであってよい。例えば、回路基板132は、眉間電極166を基準とした左電極162の眼電位と、眉間電極166を基準とした右電極164の眼電位とを加減処理する。また、眼電位を処理するとは、眼電位に対して信号増幅処理をすることであってよい。また、眼電位を処理するとは、眼電位信号をデジタル化処理することであってよい。
また、眼電位を処理するとは、眼電位を送信することであってよい。例えば、回路基板132は、眼電位を情報端末400に送信する。回路基板132は、無線通信によって、眼電位を情報端末400に送信してよい。例えば、回路基板132は、Bluetooth(登録商標)及びWi−Fi(登録商標)等の無線LAN等を用いて、眼電位を情報端末400に送信する。情報端末400は、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末及びPC(Personal Computer)等であってよい。
また、眼電位を処理するとは、眼電位に従って、メガネ100の装着者の視線を検出すること、瞬きを検出すること及び眠気を検出すること等であってよい。回路基板132は、視線の検出結果、瞬きの検出結果及び眠気の検出結果等を情報端末400に送信してよい。
図4は、回路基板132の機能構成の一例を概略的に示す。回路基板132は、処理部302、装着判定部304、電力制御部306及び充電制御部308を備える。回路基板132がこれらのすべての構成を備えることは必須とは限らない。
処理部302は、処理を実行する。例えば、処理部302は、左電極162、右電極164、眉間電極166、接地電極134及び参照電極144によって検出された眼電位を処理する。処理部302は、検出された眼電位をリアルタイムに処理してよい。また、処理部302は、検出された眼電位を保存しておいて、保存された眼電位を任意のタイミングで処理してもよい。
装着判定部304は、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定する。装着判定部304は、眼電位に基づいて、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定してよい。装着判定部304は、眼電位が検出されているか否かを判定することにより、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定してよい。例えば、装着判定部304は、信号強度が予め定められた閾値より大きい場合に、装着されていると判定し、信号強度が予め定められた閾値より小さい場合に、装着されていないと判定する。装着判定部304は、信号強度の絶対値、積分値及び微分値等と閾値とを比較することによって、装着されているか否かを判定してよい。また、例えば、装着判定部304は、メガネ100が装着者10に装着されているときの眼電位を示す情報と、メガネ100が装着者10に装着されていないときの眼電位を示す情報とを予め保持しておき、これらの情報と、眼電位処理部302によって処理された眼電位とを比較することによって、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定する。
装着判定部304は、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定できれば、他の手法を用いてもよい。例えば、装着判定部304は、メガネ100に設置された不図示の接触センサによる検出結果に基づいて、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定する。装着判定部304は、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定できるセンサであれば、どのようなセンサを用いてもよい。例えば、装着判定部304は、メガネ100に設置された不図示の赤外線センサ、加速度センサ、角速度センサ、温度センサ及び測距センサ等によって、メガネ100が装着者10に装着されているか否かを判定する。
電力制御部306は、処理部302に供給する電力を制御する。電力制御部306は、バッテリ142及びバッテリ206のうちの一方の電力を他方の電力よりも優先して処理部302に供給させてよい。
例えば、電力制御部306は、装着判定部304によってメガネ100が装着者10に装着されていると判定された場合、装着者10との距離がバッテリ142よりも長いバッテリ206の電力を、バッテリ142の電力よりも優先して処理部302に供給させる。
バッテリ206の電力をバッテリ142の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、バッテリ142の電力を処理部302に供給させずに、バッテリ206の電力を処理部302に供給させることであってよい。また、バッテリ206の電力をバッテリ142の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、まず、バッテリ206の電力のみを処理部302に供給させ、次に、バッテリ142の電力を処理部302に供給させることであってよい。また、バッテリ206の電力をバッテリ142の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、バッテリ206の電力を、バッテリ142の電力よりも多く処理部302に供給させることであってもよい。
メガネ100が装着者10に装着されているときに、バッテリ142の電力が使用されずにバッテリ206の電力が使用されることによって、装着者10との距離がバッテリ206よりも短いバッテリ142を発熱させないようにできる。これにより、バッテリの発熱によって装着者10にかかる負担を軽減できる。また、メガネ100が装着者10に装着されているときに、まずバッテリ206の電力が使用されてから、バッテリ142の電力が使用されることにより、バッテリの発熱が装着者10に負担をかける可能性を低減することができ、少なくとも負担をかけるタイミングを遅らせることができる。
また、電力制御部306は、装着判定部304によってメガネ100が装着者10に装着されていないと判定された場合、装着者10との距離がバッテリ206よりも短いバッテリ142の電力を、バッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させる。電力制御部306は、例えば、装着判定部304によってメガネ100が装着者10に装着されていないと判定された場合、バッテリ206の電力を処理部302に供給させずに、バッテリ142の電力を処理部302に供給させる。これにより、バッテリ142の発熱が装着者10に負担をかけない間はバッテリ142が優先的に使用されることになり、バッテリ206の電力の消費を抑えることができる。
なお、メガネ100が装着者10に装着されていない場合、処理部302は、例えば、保存されていた眼電位を処理する。また、処理部302は、情報端末400等への処理結果の送信処理を、メガネ100が装着者10に装着されていないときに実行してもよい。
充電制御部308は、バッテリ142とバッテリ206との間の充電を制御する。充電制御部308は、装着判定部304によってメガネ100が装着者10に装着されていないと判定された場合に、バッテリ142の電力によって、バッテリ206を充電させてよい。これにより、バッテリ142の発熱が装着者10に負担をかけない間に、バッテリ142の電力によってバッテリ206を充電することができる。
充電制御部308は、例えば、バッテリ142にバッテリ206を充電させる制御信号をバッテリ142に送信することによって、バッテリ142にバッテリ206を充電させる。この場合、バッテリ142は、配線214、コネクタ204、コネクタ146及び配線188を介して、バッテリ206を充電してよい。
また、充電制御部308は、バッテリ142から受給した電力をバッテリ206に供給することによって、バッテリ142の電力によってバッテリ206を充電させてよい。この場合、充電制御部308は、配線182を介してバッテリ142から受給した電力を、配線178、コネクタ136、コネクタ202及び配線212を介してバッテリ206に供給してよい。
図5は、回路基板132の機能構成の他の一例を概略的に示す。回路基板132は、処理部302、装着判定部304、電力制御部307、充電制御部308、温度取得部312、及び電力制御調整部314を備える。回路基板132がこれらのすべての構成を備えることは必須とは限らない。ここでは、図4と異なる点を主に説明する。
電力制御部307は、バッテリ142の電力をバッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させる。バッテリ142の電力をバッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、バッテリ206の電力を処理部302に供給させずに、バッテリ142の電力を処理部302に供給させることであってよい。また、バッテリ142の電力をバッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、まず、バッテリ142の電力のみを処理部302に供給させ、次に、バッテリ206の電力を処理部302に供給させることであってよい。また、バッテリ142の電力をバッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させるとは、バッテリ142の電力を、バッテリ206の電力よりも多く処理部302に供給させることであってもよい。
温度取得部312は、バッテリ142の温度を取得する。温度取得部312は、温度センサ148によって検出された温度を、温度センサ148から取得してよい。
電力制御調整部314は、温度取得部312が取得したバッテリ142の温度が、予め定められた閾値より高い場合、電力制御部307に、バッテリ206の電力をバッテリ142の電力よりも優先して処理部302に供給させる。これにより、例えば、バッテリ142の温度が予め定められた閾値を超えた場合に、バッテリ142の使用を停止させて、バッテリ206の使用に切替させることができ、バッテリ142のさらなる発熱を防止できる。
予め定められた閾値は、任意に設定されてよい。予め定められた閾値は、バッテリ142による発熱の温度が、装着者10に負担をかける温度よりも低く設定されてよい。これにより、バッテリ142の温度が装着者10に負担をかける温度を超える前に、バッテリ142の使用を停止させて、バッテリ206の使用に切り替えさせることができる。
電力制御調整部314は、温度取得部312が取得したバッテリ142の温度が、予め定められた第1閾値より高い場合、電力制御部307に、バッテリ142の電力を処理部302に供給させずにバッテリ206の電力を処理部302に供給させ、温度取得部312が取得したバッテリ142の温度が、第1閾値より低い第2閾値より高く、第1閾値より低い場合、電力制御部307に、バッテリ142から処理部302への電力の供給量を低減させて、バッテリ206から処理部302への電力の供給量を増加させてもよい。
また、温度取得部312は、メガネ100の周囲の温度を取得してよい。温度取得部312は、温度センサ158によって検出された温度を、温度センサ158から取得してよい。
電力制御調整部314は、温度取得部312が取得したメガネ100の周囲の温度が、予め定められた閾値より低い場合、電力制御部307に、バッテリ142の電力をバッテリ206の電力よりも優先して処理部302に供給させる。これにより、メガネ100の周囲の温度が予め定められた閾値より低い場合に、バッテリ142及びコネクタ204のうち、より装着者10に近いバッテリ142を加熱させることができる。
予め定められた閾値は、任意に設定されてよい。予め定められた閾値は、装着者10が寒さを感じる気温に設定されてよい。例えば、予め定められた閾値として、15℃及び10℃等が設定される。これにより、装着者10の周囲の気温が、装着者10が寒さを感じる気温になった場合に、装着者10により近いバッテリ142を加熱することができ、防寒対策の一助とすることができる。なお、本実施形態では、温度センサ158がリム122に配置される場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。温度センサ158は、フレーム110の他の位置に配置されてもよく、また、結合部材200のいずれかの位置に配置されてもよい。
図6は、メガネ100による処理の流れの一例を概略的に示す。図6では、メガネ100が、装着状態を監視して、装着状態に基づいて電力を制御する処理の流れを概略的に説明する。
ステップ602(ステップをSと省略して記載する場合がある。)では、装着判定部304が、メガネ100の装着状態に変化があったか否かを判定する。装着判定部304は、未装着から装着に変化した場合、及び、装着から未装着に変化した場合に、装着状態が変化したと判定してよい。装着状態に変化があったと判定された場合、S604に進み、変化がなかったと判定された場合、S602に戻る。
装着状態の変化が、未装着から装着に変化したことを示す場合(S604:YES)、S606に進み、装着から未装着に変化したことを示す場合(S604:NO)、S608に進む。S606では、電力制御部306が、処理部302に電力を供給するバッテリを、バッテリ142からバッテリ206に切り替える。
S608では、電力制御部306が、処理部302に電力を供給するバッテリをバッテリ206からバッテリ142に切り替える。S610では、充電制御部308が、バッテリ142の電力によってバッテリ206を充電させる。S612では、装着状態の監視を終了する指示を受け付けたか否かが判定され、終了指示を受け付けていないと判定された場合、S602に戻り、受け付けたと判定された場合、処理が終了する。
図7は、メガネ100による処理の流れの一例を概略的に示す。図7では、バッテリ142の温度を監視して、バッテリ142の温度に基づいて電力を制御する処理の流れを説明する。なお、ここでは、バッテリ142の温度が第1閾値及び第2閾値よりも低く、バッテリ142の電力が処理部302に供給されている状態を開始状態として説明する。
S702では、温度取得部312が、温度センサ148によって検出されたバッテリ142の温度を取得する。S604では、電力制御調整部314が、S702で取得された温度が予め定められた第1閾値より高いか否かを判定する。高いと判定された場合、S706に進み、高いと判定されなかった場合、S708に進む。
S706では、電力制御調整部314が、電力制御部306に、処理部302に電力を供給するバッテリを、バッテリ142からバッテリ206に切り替えさせる。
S708では、電力制御調整部314が、S702で取得された温度が、第1閾値よりも低い第2閾値より高いか否かを判定する。高いと判定された場合、S710に進み、高いと判定されなかった場合、S714に進む。
S710では、電力制御調整部314が、電力制御部307に、処理部302に対するバッテリ206の電力供給量を増加させる。S712では、電力制御調整部314が、電力制御部307に、処理部302に対するバッテリ142の電力供給量を低減させる。
S714では、バッテリ142の温度の監視を終了する指示を受け付けたか否かが判定され、終了指示を受け付けていないと判定された場合、S702に戻り、受け付けたと判定された場合、処理が終了する。
上述したように、バッテリ142の温度が第2閾値を超えた場合には、処理部302に対するバッテリ142の電力供給量を低減させることにより、バッテリ142の発熱を抑制できる。そして、この場合に、処理部302に対するバッテリ206の電力供給量を増加させておくことにより、処理部302に供給される電力が不足することを防止できる。また、バッテリ142の温度が、第2閾値よりも高い第1閾値を超えた場合には、処理部302に対するバッテリ142の電力供給を停止させる。これにより、バッテリ142の発熱を停止させることができる。
なお、図7では、バッテリ142の温度が第1閾値より高い場合に、処理部302に電力を供給するバッテリをバッテリ142からバッテリ206に切り替える例を挙げて説明したが、電力制御調整部314は、メガネ100が装着者10に装着されてからの経過時間に基づいて、電力を供給するバッテリを切り替えさせてもよい。例えば、電力制御調整部314は、メガネ100が装着者10に装着されてからの経過時間を計測する。そして、メガネ100が装着者10に装着されている状態の経過時間が予め定められた閾値を超えた場合に、電力制御部306に、処理部302に電力を供給するバッテリを、バッテリ142からバッテリ206に切り替えさせる。これにより、バッテリ142が過度に発熱する前に、バッテリ206に切り替えさせることができる。予め定められた閾値は、任意に設定されてよい。例えば、メガネ100が装着者10に装着されてからの経過時間とバッテリ142の温度上昇との関係を実験的に確認した結果に基づいて、予め定められた閾値が設定されてよい。なお、電力制御調整部314は、バッテリ206に切り替えさせてからの経過時間をさらに計測して、当該経過時間が予め定められた閾値を超えた場合に、電力制御部306に、処理部302に電力を供給するバッテリをバッテリ206からバッテリ142に切り替えさせてもよい。
本実施形態では、バッテリ206が結合部材200に設置された場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。バッテリ206は、フレーム110に設置されてもよい。バッテリ206は、装着者10との間の距離がバッテリ142よりも長い位置であれば、フレーム110のいずれの位置に配置されてもよい。この場合、メガネ100は、結合部材200を有さなくてもよい。
また、本実施形態では、バッテリ142が右テンプル140に設置された場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。バッテリ142と装着者10との間の距離が、バッテリ206と装着者10との間の距離よりも短ければ、バッテリ142及びバッテリ206はどのように配置されてもよい。
本実施形態では、左電極162、右電極164及び眉間電極166と、接地電極134及び参照電極144とを用いて、眼電位を検出する例を挙げて説明したが、これに限らない。左電極162及び右電極164と、接地電極134及び参照電極144とを用いて、眼電位を検出してもよい。また、眼電位を検出できれば、メガネ100は、図1及び図2に示した電極の配置とは異なる配置の電極を備えてもよい。
また、本実施形態では、眼電位を検出するメガネ100をアイウエアの一例として説明したが、これに限らない。アイウエアは、電力を使用するメガネであれば、どのようなメガネであってもよい。例えば、アイウエアは、脳波を処理するメガネ、画像を処理するメガネ、及び音声を処理するメガネ等である。
また、本実施形態では、アイウエアの例としてメガネ100を挙げて説明したが、これに限らない。アイウエアは、サングラス及びヘッドマウントディスプレイ等であってもよい。
図1から図3に示したメガネ100の各部の形状は例示であり、図示した形状に限らない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 装着者、100 メガネ、110 フレーム、120 フロント、122 リム、124 左レンズ、126 右レンズ、130 左テンプル、132 回路基板、134 接地電極、136 コネクタ、140 右テンプル、142 バッテリ、144 参照電極、146 コネクタ、148 温度センサ、151 支持部材、152 左ノーズパッド、153 支持部材、154 右ノーズパッド、156 眉間電極ユニット、158 温度センサ、162 左電極、164 右電極、166 眉間電極、168 配線、172 配線、174 配線、176 配線、178 配線、180 配線、182 配線、184 配線、186 配線、188 配線、200 結合部材、202 コネクタ、204 コネクタ、206 バッテリ、208 スロット、212 配線、214 配線、216 配線、302 処理部、304 装着判定部、306 電力制御部、307 電力制御部、308 充電制御部、312 温度取得部、314 電力制御調整部、400 情報端末

Claims (9)

  1. アイウエアであって、
    処理部と、
    前記処理部に電力を供給する第1バッテリと、
    前記アイウエアの装着者との間の距離が前記第1バッテリよりも長い、前記処理部に電力を供給する第2バッテリと、
    前記第1バッテリ及び前記第2バッテリのうちの一方の電力を他方の電力よりも優先して前記処理部に供給させる電力制御部と
    を備えるアイウエア。
  2. 前記電力制御部は、前記アイウエアが前記装着者に装着されている場合、前記第2バッテリの電力を前記第1バッテリの電力よりも優先して前記処理部に供給させる、請求項1に記載のアイウエア。
  3. 前記電力制御部は、前記アイウエアが前記装着者に装着されていない場合、前記第1バッテリの電力を前記第2バッテリの電力よりも優先して前記処理部に供給させる、請求項1又は2に記載のアイウエア。
  4. 前記アイウエアが前記装着者に装着されていない場合に、前記第1のバッテリの電力によって前記第2のバッテリを充電する充電制御部
    をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のアイウエア。
  5. 前記電力制御部は、前記第1バッテリの電力を前記第2バッテリの電力よりも優先して前記処理部に供給させ、
    前記アイウエアは、
    前記第1バッテリの温度を取得する温度取得部と、
    前記第1バッテリの温度が予め定められた閾値より高い場合に、前記電力制御部に、前記第2バッテリの電力を前記第1バッテリの電力よりも優先して前記処理部に供給させる電力制御調整部と
    をさらに備える、請求項1に記載のアイウエア。
  6. 前記アイウエアの周囲の温度を取得する温度取得部と、
    前記アイウエアの周囲の温度が予め定められた閾値より低い場合に、前記電力制御部に、前記第1バッテリの電力を前記第2バッテリの電力よりも優先して前記処理部に供給させる電力制御調整部と
    をさらに備える、請求項1に記載のアイウエア。
  7. 一対のテンプルと、
    前記一対のテンプルのうちの少なくとも一方に設けられたコネクタと、
    前記コネクタに結合された結合部材と
    をさらに備え、
    前記第1バッテリは、前記一対のテンプルのうちの一方に設置され、
    前記第2バッテリは、前記結合部材に設置される、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のアイウエア。
  8. 眼電位を検出する眼電位電極、
    をさらに備え、
    前記処理部は前記眼電位を処理する、請求項1から7のいずれか一項に記載のアイウエア。
  9. 前記眼電位に基づいて、前記アイウエアが前記装着者に装着されているか否かを判定する装着判定部
    をさらに備える、請求項8に記載のアイウエア。
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