JP2015200876A - 像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法 - Google Patents

像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大きな振れが加えられたときでも、消費電力を抑止するとともに、見栄えの良い防振を実現することができる像振れ補正装置を提供すること。【解決手段】光軸と異なる方向に移動することで像振れを補正する第1の光学補正手段と、光軸と異なる方向に移動することで像振れを補正する第2の光学補正手段と、振れ検出手段から出力される振れ信号に基いて第1の光学補正手段及び第2の光学補正手段の少なくとも一方を移動させて像振れを補正する制御手段と、第1の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第1の位置検出手段と、を有し、制御手段は、第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値以下の場合、第1の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに第2の光学補正手段による像振れ補正を実行せず、第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値を超えた場合、第2の光学補正手段による像振れ補正を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、防振機能を備えた像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法に関する。
近年のカメラ、ビデオ等の撮像装置は、撮影時の手ぶれ等により被写体像がぶれることを防止するため、防振機能を備えている。例えば、特許文献1では、補正レンズ系を光軸に垂直な方向に移動させることにより防振制御を行っている。また、特許文献2では、単一の補正レンズ系だけでなく、複数の補正レンズ系を用いて防振制御を行っている。
特許第3706644号 特開2001−249276号公報
補正レンズは、付勢ばねで保持されており、駆動領域の中央付近に位置するときは付勢ばねに加わる力が弱くなるので電力の消費が小さくなり、外周付近に位置するときは付勢ばねに加わる力が強くなるので電力の消費が大きくなる。また、補正レンズが外周付近に位置すると防振できなくなるため、補正レンズが外周付近に移動しないように補正レンズが外周付近に移動すると減速させる処理を行っている。
しかしながら、そのような工夫がなされていても撮像装置に大きな振れが加わると、補正レンズが外周付近に近づくことによる防振性能の劣化は免れなく、結果的に消費電流が大きくなると同時に見栄えが悪くなってしまう。
このような課題を鑑みて、本発明は、大きな振れが加えられたときでも、消費電力を抑止するとともに、見栄えの良い防振を実現することができる像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての像振れ補正装置は、光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第1の光学補正手段と、光軸方向において前記第1の光学補正手段と異なる位置に配置され、前記光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第2の光学補正手段と、振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて前記第1および第2の光学補正手段の少なくとも一方を移動させて像振れを補正する制御手段と、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第1の位置検出手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値以下の場合、前記第1の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行せず、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての像振れ補正装置の制御方法は、光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第1の光学補正手段と、光軸方向において前記第1の光学補正手段と異なる位置に配置され、前記光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第2の光学補正手段と、振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて前記第1および第2の光学補正手段の少なくとも一方を移動させて像振れを補正する制御手段と、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第1の位置検出手段と、を有する像振れ制御装置の制御方法であって、前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値以下の場合、前記第1の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行せず、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、大きな振れが加えられたときでも、消費電力を抑止するとともに、見栄えの良い防振を実現することができる像振れ補正装置及びそれを備えた撮像装置、及び像振れ補正装置の制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の鏡筒の分解斜視図である。 第1および第2の像移動ユニットの分解斜視図である。 撮像装置のブロック図である。 防振制御に関するブロック図である。 駆動領域と消費電力の関係図である。 第1および第2の像移動ユニットの両方を駆動させて防振制御を行う場合のフローチャートである。 第1および第2の像移動ユニットの両方を駆動させて防振制御を行う場合の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域の関係図である。 第1および第2像移動ユニットのいずれか一方を駆動させて防振制御を行う場合のフローチャートである。 第1および第2像移動ユニットのいずれか一方を駆動させて防振制御を行う場合の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域の関係図である。 駆動戻し処理のフローチャートである。 駆動戻し処理の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域の関係図である。 第1および第2像移動ユニットのいずれか一方を駆動させて防振制御を行い、途中で駆動領域のうち消費電力が大きくなる領域に侵入した場合のフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の鏡筒100の分解斜視図である。撮像素子101は、各レンズ群(撮像光学系)によって形成された被写体像を光電変換する。フォーカスユニット102は、ピント調整を行う。ステッピングモータ103は、フォーカスユニット102の駆動を行う。カム筒104を操作することで、撮像光学系の倍率を所望の値に変更することができる。カム筒104は、ユーザーが手動で操作してもよいし、DCモータなどの専用モータを設けて操作してもよい。固定筒105は、カム筒104を軸支する。第1像移動ユニット(第1の光学補正手段)106および第2像移動ユニット(第2の光学補正手段)107は、被写体像のずれを防止可能に構成された防振ユニットである。ズームレンズ108は、変倍を行う。
図2は、第1および第2像移動ユニット106,107の分解斜視図である。第1および第2像移動ユニット106,107はそれぞれ、光軸方向において異なる位置に配置されている。シフトレンズ111は、光軸から偏心させることで光学的に像振れの補正を行う。磁石112,コイル115は、ボイスコイルモータを構成し、可動部114を駆動させる。固定地板117は、円筒形状に形成され、第2像移動ユニット107を固定する。付勢ばね113は、固定地板117に形成されたばね掛け部に引っ掛けられることで可動部114を保持する。転動ボール116は、可動部114が固定地板117の光軸に直交する面内を移動可能となるように支持する。第1像移動ユニット106は、第2像移動ユニット107と同様の構成であるため、説明を省略する。
図3は、撮像装置のブロック図である。ズームユニット301は、カム筒104と固定筒105とズームレンズ108により構成される。ズーム駆動制御部302は、ズームユニット301の駆動を制御する。防振制御部303は、第1および第2像移動ユニット106,107を制御する。絞り・シャッタ駆動制御部305は、絞り・シャッタユニット304の駆動を制御する。フォーカス駆動制御部306は、フォーカスユニット102の駆動を制御する。撮像信号処理部307は、撮像素子101から出力された電気信号を映像信号に変換処理する。システム全体を制御する制御部308は、内部のCPU(中央演算処理装置)がプログラムを解釈して実行することで各種の処理を行う。振れ検出部(振れ検出手段)309は、撮像装置本体に加わる振れ量を検出する。記憶部310は、第1および第2像移動ユニット106,107の駆動領域の各位置における消費電力のデータなどの様々なデータを記憶する。操作部311は、撮像装置の操作を行うユーザインタフェースである。電源部312は、システム全体に用途に応じて電源を供給するとともに、電池の残り残量の情報を保持している。表示部313は、撮像信号処理部307により得られた画像の表示制御を行う。
図4は、防振制御に関するブロック図である。図4(a)は第1および第2像移動ユニット106,107の両方を駆動させている状態の図、図4(b)は第1および第2像移動ユニット106,107のうちいずれか一方を駆動させている状態の図である。図4(b)は、図4(a)に対して像移動ユニットの目標位置の算出手段が1つだけになっており、その他の構成は図4(a)と同じである。一般的に人の手ブレは複数の周波数の複合波である。従来の1つの像移動ユニットを用いて防振を行う場合は、所定ターゲット(例として5Hz)が最も防振性能が良く、その前後の周波数は少しずつ防振性能が落ちていく傾向であった。一方、2つの像移動ユニットを用いて防振を行う場合は、異なるターゲット(例として1Hzと7Hz)それぞれで最も防振が良くなる制御を行うことでより広い帯域での防振性能を実現することができる。また、2つの像移動ユニットを同時に駆動させると消費電力が大きくなることは避けられないため、一方の像移動ユニットのみを駆動させて、他方の像移動ユニットは駆動中心近傍で待機させておくケースもある。
図5に示されるように、第1および第2像移動ユニット106,107は、構成は同じであるが、必ずしも消費電力は同じではない。構成される部品の大きさ、重さ、ばね係数、磁石の磁力の強弱、コイルの巻き数等の違いにより、駆動領域の外周部であってもそれぞれの像移動ユニットの消費電流は異なる。また、像移動ユニットの可動部114は、固定地板117との間を付勢ばね113で吊られて駆動領域の中央で均衡が保たれている状態である。そのため、駆動領域の中央では消費電力が最も小さく、外周部では消費電力が最も大きくなる。
LPF(ローパスフィルタ)407は、振れ検出部309が検出した振れ量の周波数のうち低周波数成分を抽出する。振れ検出部309のそのままの出力から、LPF407を通過した後の出力を引くと振れ量の周波数のうち高周波成分を抽出することができる。第1および第2ブレーキ部401,408は、高周波成分と低周波数成分のそれぞれの振れ角速度が防振可能な範囲を超えて極めて大きいときは振れ角速度をクランプする。第1および第2積分部402,409は、振れ角速度を振れ角度に変換する。これにより振れ角度をキャンセルするための目標位置を算出することができる。振れ角度キャンセル量は、焦点距離に応じた敏感度と、駆動ゲインに相当する重み付け量の積算となり、式(1)で表現される。焦点距離に応じた敏感度とは、光学系により決まる定数であり、一般的には望遠側であるほど増加する値である。駆動ゲインに相当する重み付け量とは、振れ角度を完全にキャンセルしたい場合は駆動ゲイン100%となり、これは重み付け量が1.0であることを意味している。逆にシフトレンズを駆動させない場合は駆動ゲイン0%となり、これは重み付け量が0であることを意味している。第1および第2駆動ゲイン変更部403,410は、目標位置が駆動領域の外周部となる場合には目標位置に所定の重み付けを行い、それ以上目標位置を外周部に近づけないようにしている。例として、第1像移動ユニット106が駆動しており、かつ第2像移動ユニット107が停止しているとき、駆動ゲインはそれぞれ100%と0%である。駆動を切り換える、すなわち第1像移動ユニット106を停止させ、第2像移動ユニット107を駆動させる場合は、第1像移動ユニット106の駆動ゲインを100%、90%、80%、・・・10%、0%と変更させる。同時に、第2像移動ユニット107の駆動ゲインを0%、10%・・・80%、90%、100%と変更させる。第1現在位置検出部(第1の位置検出手段)405および第2現在位置検出部(第2の位置検出手段)411は、それぞれ第1像移動ユニット106と第2像移動ユニット107の現在位置を検出している。第1および第2駆動出力部404,412は、それぞれの目標位置と現在位置との偏差を算出し、偏差がゼロに収束するように帰還制御を行っている。駆動ゲイン変更領域判定部406は、それぞれの像移動ユニットの駆動領域の各位置での消費電力、現在位置および目標位置から領域の拡大と縮小、および像移動ユニットの駆動の切り換えを行う。
振れ角度キャンセル量=振れ角度×焦点距離に応じた敏感度×重み付け量・・・(式1)
ここで、2つの像移動ユニットを用いて防振を行う場合について、図6のフローチャートを用いて説明する。ステップS601では、防振制御開始を宣言する。ステップS602では、振れ検出部309から振れ角速度ωを取得している。ステップS603では、取得した振れ角速度ωを変数αに保存している。ステップS604では、LPF407が振れ角速度ωから低周波数成分の振れ角速度ω_Lを抽出する。ステップS605では、振れ角速度ωと低周波数成分の振れ角速度ω_Lとの差分をとることにより高周波成分であるω_Hを抽出する。ステップS606では、高周波数成分の振れ角速度ω_Hと所定速度V1を比較する。振れ角速度ω_Hが所定速度V1より速い場合には、ステップS607で第1ブレーキ部401が振れ角速度ω_Hを所定速度V1でクランプする。振れ角速度ω_Hが所定速度V1以下の場合にはクランプはせずにステップS608に進む。ステップS608では、第1積分部402が振れ角速度ω_Hを積分して目標角度θ_Hを算出する。実際は目標角度に固定定数を乗算することにより目標位置(移動位置)となるが、ここでは便宜上そのまま目標角度θ_Hを目標位置として置き換えることにする。ステップS609では、低周波数成分の振れ角速度ω_Lと所定速度V2を比較する。振れ角速度ω_Lが所定速度V2より速い場合には、ステップS610で第2ブレーキ部408が振れ角速度ω_Lを所定速度V2でクランプする。振れ角速度ω_Lが所定速度V2以下の場合にはクランプはせずにステップS611に進む。ステップS611では、第2積分部409が振れ角速度ω_Lを積分して目標角度θ_Lを算出する。実際は目標角度に所定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのまま目標角度θ_Lを目標位置として置き換えることにする。ステップS612では、第1現在位置検出部405が高周波成分側の防振をしている像移動ユニットの現在位置P_Hを取得する。ステップS613では、第2現在位置検出部411が低周波数成分側の防振をしている像移動ユニットの現在位置P_Lを取得する。
ステップS614では、目標位置の絶対値|θ_H|が高周波成分側の防振をしている像移動ユニットの駆動領域のうち消費電力の高くなる領域R1の境界値(所定値)を超えているか否かを判定する。絶対値|θ_H|が領域R1の境界値を超えている場合、ステップS615で現在位置P_Lに所定値を加算した絶対値が低周波数成分側の防振をしている像移動ユニットの駆動領域のうち消費電力の高くなる領域R2の境界値以内か否かを判定する。ステップS615で境界値以内の場合には、ステップS616で駆動ゲイン変更領域判定部406が領域R1の縮小と領域R2の拡大を行う。ステップS615で領域R2の境界値以内でない場合には、領域R1と領域R2は変化させずにステップS620に進む。
ステップS614で絶対値|θ_H|が領域R1の境界値を超えていない場合には、ステップS617で目標位置の絶対値|θ_L|が領域R2の境界値を超えているか否かを判定する。絶対値|θ_L|が領域R2の境界を超えている場合、ステップS618で現在位置P_Hに所定値を加算した絶対値が高周波成分側の防振をしている像移動ユニットの領域R1の境界値以内か否かを判定する。ステップS618で境界値以内の場合には、ステップS619で駆動ゲイン変更領域判定部406が領域R1の拡大と領域R2の縮小を行う。ステップS618で領域R1の境界値以内でない場合には、領域R1と領域R2は変化させずにステップS620に進む。
ステップS620では、現在位置P_Hと目標位置θ_Hの差分である偏差D_Hを算出する。ステップS621では、現在位置P_Lと目標位置θ_Lの差分である偏差D_Lを算出する。ステップS622では、偏差D_Hを電圧に変換して駆動出力する。ステップS623では、偏差D_Lを電圧に変換して駆動出力する。ステップS624では、防振制御終了を宣言している。
上述した防振制御の一例が図7に示されている。図7は、第1および第2像移動ユニット106,107の両方を駆動させて防振制御を行う場合の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域(消費電力の高くなる領域)の関係図である。縦軸はレンズ位置、横軸は時間を表している。図中、第1および第2像移動ユニット106,107が同時に防振を行っている。所定の時間に第1像移動ユニット106の目標位置が駆動ゲイン変更領域R1内となる場合に、第2像移動ユニット107の現在位置をみると駆動ゲイン変更領域R2に対して十分な余裕がある。そのため、第1像移動ユニット106の駆動ゲイン変更領域R1を縮小して、第2像移動ユニット107のゲイン変更領域R2を拡大する。これは第1および第2像移動ユニット106,107が入れ替わっても同様のことが可能である。
次に、第1および第2像移動ユニット106,107のいずれか一方を駆動させて防振制御を行う場合について、図8のフローチャートを用いて説明する。ステップS801では、防振制御開始を宣言する。ここでは、一例として、第2像移動ユニット107を停止させた状態で、第1像移動ユニット106を駆動する場合について説明する。ステップS802では、振れ検出部309から振れ角速度ωを取得している。ステップS803では、振れ角速度ωの絶対値とクランプ速度Vcを比較する。振れ角速度ωがクランプ速度Vcより速い場合には、ステップS804で第1ブレーキ部401が振れ角速度ωをクランプ速度Vcでクランプする。振れ角速度ωがクランプ速度Vc以下の場合には、クランプはせずにステップS805に進む。ステップS805では、第1積分部402が振れ角速度ωを積分して目標角度θを算出する。実際は目標角度に所定定数を乗算することにより目標位置となるが、ここでは便宜上そのまま目標角度θを目標位置として置き換えることにする。ステップS806では、第1現在位置検出部405が第1像移動ユニット106の現在位置P1を取得する。ステップS807では、第2現在位置検出部411が第2像移動ユニット107の現在位置P2を取得する。ステップS1000では、後述する駆動戻し処理が行われる。
ステップS808では、目標位置の絶対値|θ|が第1像移動ユニット106の駆動領域のうち消費電力の高くなる領域R1の境界値を超えているか否かを判定する。絶対値|θ|が領域R1の境界値を超えている場合、ステップS809で第2像移動ユニット107の現在位置の絶対値|P2|が第2像移動ユニット107の駆動領域のうち消費電力の高くなる領域R2の境界値以内か否かを判定する。絶対値|P2|が領域R2の境界値以内の場合には、ステップS810で現在位置P1と目標位置θの差分である偏差D1を算出する。ステップS811では、現在位置P2と目標位置θの差分である偏差D2を算出する。
ステップS813では、駆動の切り換えを行う際に、振れ角速度ωの絶対値と所定速度Vとを比較する。振れ角速度ωが所定速度Vより大きい場合は、ステップS814で第1駆動ゲイン変更部403が第1像移動ユニット106の駆動ゲインを減少方向に段階的に変更する。同時に、第2駆動ゲイン変更部410が第2像移動ユニット107の駆動ゲインを増加方向に段階的に変更する。ここで段階的に変更するとは、第1像移動ユニット106の駆動ゲインと第2像移動ユニット107の駆動ゲインの合計が100%となるように変更することである。例えば、帰還制御で第1像移動ユニット106の駆動ゲインを100%、50%、0%の順に変更し、第2像移動ユニット107の駆動ゲインを0%、50%、100%の順に変更することを意味する。また、ステップS813で振れ角速度ωが所定速度V以下の場合は、ステップS815で第1駆動ゲイン変更部403が第1像移動ユニット106の駆動ゲインを0%に変更する。ステップS816では、偏差D2を電圧に変換して駆動出力する。ステップS817では、偏差D1を電圧に変換して駆動出力する。また、ステップS808で絶対値|θ|が領域R1の境界値以内(所定値以下)の場合、もしくはステップS809で絶対値|P2|が領域R2の境界値を超えている場合には、ステップS812で現在位置P1と目標位置θの差分である偏差D1を算出する。このときは駆動の切り換えが発生しないため、ステップS817で偏差D1を電圧に変換して駆動出力する。ステップS818で防振制御終了を宣言する。
仮に、第1および第2像移動ユニット106,107のうち一方の像移動ユニットが他方の像移動ユニットよりも駆動領域の外周部の消費電力が小さい場合、一方の像移動ユニットの方がより広い範囲で防振制御を行うことができる。そのため、最初に一方の像移動ユニットを駆動させたほうがよい。
上述した防振制御の一例が図9に示されている。図9は、第1および第2像移動ユニット106,107のうちいずれか一方を駆動させて防振制御を行う場合の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域(消費電力の高くなる領域)の関係図である。縦軸はレンズ位置、横軸は時間を表している。図中、第1像移動ユニット106が防振を行っており、第2像移動ユニット107は駆動領域の中央近傍で停止している。図中では、第1像移動ユニット106の目標位置が駆動ゲイン変更領域R1内になって所定の期間を過ぎるまでは第1および第2像移動ユニット106,107で防振を行い、所定の期間が過ぎた後に第2像移動ユニット107の防振だけ継続して行っている。図9とは違い、所定の時間に第1像移動ユニット106の目標位置が駆動ゲイン変更領域R1内となる場合に、第1像移動ユニット106を停止させると同時に、第2像移動ユニット107の駆動を開始してもよい。また、第2像移動ユニット107の目標位置が駆動ゲイン変更領域R2内となる場合、同様にゲイン変更が行われる。そうすることで、駆動している像移動ユニットが駆動領域の外周部に侵入する前にその駆動を停止させて、他方の像移動ユニットの駆動を開始するので、消費電力を抑えつつ、1つの像移動ユニットを用いて防振を行うときよりも防振範囲を拡大することができる。
次に、駆動戻し処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。ステップS1001では、駆動戻し処理開始を宣言する。ここでは、一例として、既に第1像移動ユニット106は第2像移動ユニット107に駆動切り換えが行われており、第1像移動ユニット106は駆動領域の外周部に位置しているとする。ステップS1002では、目標位置の絶対値|θ|と所定量を比較している。目標位置の絶対値|θ|が所定量より大きい場合、ステップS1003で時間カウンタをカウントアップする。ステップS1004では、時間カウンタと所定時間を比較する。時間カウンタが所定時間を経過している場合、ステップS1005で戻し処理フラグを有効にする。
ステップS1002で絶対値|θ|が所定量以下の場合、ステップS1006で時間カウンタをクリアする。ステップS1007では、戻し処理フラグの有効と無効を判定している。戻し処理フラグが有効と判定された場合、ステップS1008で戻し処理フラグを無効にした後、ステップS1009で目標位置θを中央位置に変更する。ステップS1010では、第2像移動ユニット107の現在位置P2と目標位置θの差分である偏差D2を算出する。ステップS1011では、偏差D2を電圧に変換して駆動出力する。ステップS1012では、第2駆動ゲイン変更部410が第2像移動ユニット107の駆動ゲインを100%、90%、80%・・・10%、0%と段階的に変更を行い、最終的には0%に変更する。かつ第1駆動ゲイン変更部403が第1像移動ユニット106の駆動ゲインを0%、10%・・・90%、100%と段階的に変更を行い、最終的には100%に変更することにより、第1像移動ユニット106と第2像移動ユニット107の駆動切り換えを行う。ステップS1013では、駆動戻し処理終了を宣言する。
上述した駆動戻し処理の一例が図11に示されている。図11は、駆動戻し処理の像移動手段の軌跡と駆動ゲイン変更領域(消費電力の高くなる領域)の関係図である。縦軸はレンズ位置、横軸は時間を表している。図中、第2像移動ユニット107が防振を行っており、第1像移動ユニット106は駆動ゲイン変更領域R1付近で停止している。撮像装置を一定速度以上で大きく振る動作、すなわち大きなパンニング動作を行う(パンニング判定が行われる)と、振れ角速度ωに一定速度以上分のオフセット成分が乗ることになるため、積分した目標角度θにもオフセット成分が乗ることになる。そのため目標位置は急峻に駆動範囲の端に近付くことになる。結果、大きなパンニング動作をしているときには防振効果が弱くなることがある。そのときの動作に乗じる形で、第2像移動ユニット107に所定量以上の振動が加えられ、所定時間だけ経過した場合には、第2駆動出力部412が第2像移動ユニット107を駆動領域の中心位置に駆動させる。その後、駆動ゲイン変更領域判定部406が第2像移動ユニット107を停止させると同時に、第1像移動ユニット106の駆動を開始する。以上の動作を行うことにより、大きなパンニング動作を含む大きな揺れが発生するタイミングで一方の像移動ユニットを中心位置に駆動させておくことにより、次に発生する駆動切り換えに備えることができる。
次に、第1および第2像移動ユニットのいずれか一方を駆動させて防振制御を行い、途中で駆動領域のうち消費電力が大きくなる領域に侵入したとき、第1および第2像移動ユニットのゲインを変更して最終的には両方の像移動ユニットを駆動させる。その場合について、図12のフローチャートを用いて説明する。
ここでは、一例として、第2移動ユニット107を停止させた状態で、第1像移動ユニット106を駆動する場合について説明する。
ステップS1301からステップS1311までは、図8のステップS801からステップS811までと同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS1314では第1像移動ユニット106が駆動領域の端付近に近付くと、消費電力が大きくなるため、第1駆動ゲイン変更部403が駆動ゲインを段階的に所定ゲインαまで引き下げていく。これにより消費電力が大きくなることを防ぐことができるが、防振性能が落ちてしまう。防振性能の落ち分を補填するために、第2駆動ゲイン変更部410が駆動ゲインを段階的に所定ゲインβまで引き上げていく。
以降ステップS1315からステップS1317までは、図8のステップS816からステップS818までと同様の処理であるため説明を省略する。
ここで、駆動範囲が大きいユニットを第1像移動ユニットにすれば、駆動端に行き着くまでの余裕があるため省電効果がある。
また、消費電力が小さいユニットを第1像移動ユニットにすれば、省電効果がある。
なお、本実施形態では、撮像装置を例にして説明してきたが、本発明は、撮像装置のみに限定されるものではなく、撮像装置を有する携帯機器にも展開できる。
また、電源部312により現在の電池残量を取得し、電池残量が所定量以下である場合は、消費電力が高くなる領域の境界値を小さく(狭く)して消費電力を抑えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
106 第1像移動ユニット(第1の光学補正手段)
107 第2像移動ユニット(第2の光学補正手段)
308 制御部(制御手段)
309 振れ検出部(振れ検出手段)
405 第1現在位置検出部(第1の位置検出手段)

Claims (9)

  1. 光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第1の光学補正手段と、
    光軸方向において前記第1の光学補正手段と異なる位置に配置され、前記光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第2の光学補正手段と、
    振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて前記第1および第2の光学補正手段の少なくとも一方を移動させて像振れを補正する制御手段と、
    前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第1の位置検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値以下の場合、前記第1の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行せず、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、所定の期間を過ぎるまで前記第1の光学補正手段による像振れ補正及び前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行し、前記所定の期間を過ぎたとき前記第1の光学補正手段による像振れ補正を停止し前記第2の光学補正手段による像振れ補正を継続することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた領域の消費電力は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値以下である領域の消費電力に比べて大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第2の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第2の位置検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超え、かつ前記第2の光学補正手段の移動位置に関する情報が第2の所定値以下の場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第1の光学補正手段を制御する前記振れ信号のゲインを段階的に減少させるとともに、前記第2の光学補正手段を制御する前記振れ信号のゲインを段階的に増加させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  6. 前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに、前記第1の光学補正手段を前記第1の光学補正手段の駆動中心に向かわせることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  7. パンニング判定された場合、前記第1の光学補正手段を前記第1の光学補正手段の駆動中心に向かわせることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の像振れ補正装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の像振れ補正装置を有することを特徴とする撮像装置。
  9. 光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第1の光学補正手段と、光軸方向において前記第1の光学補正手段と異なる位置に配置され、前記光軸と異なる方向に移動することで光学的に像振れを補正する第2の光学補正手段と、振れ検出手段から出力される振れ信号に基づいて前記第1および第2の光学補正手段の少なくとも一方を移動させて像振れを補正する制御手段と、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報を検出する第1の位置検出手段と、を有する像振れ制御装置の制御方法であって、
    前記制御手段は、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が第1の所定値以下の場合、前記第1の光学補正手段による像振れ補正を実行するとともに前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行せず、前記第1の光学補正手段の移動位置に関する情報が前記第1の所定値を超えた場合、前記第2の光学補正手段による像振れ補正を実行するステップと、を有することを特徴とする像振れ補正装置の制御方法。
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