JP2015199823A - コークス炉の燃焼方法 - Google Patents

コークス炉の燃焼方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015199823A
JP2015199823A JP2014079357A JP2014079357A JP2015199823A JP 2015199823 A JP2015199823 A JP 2015199823A JP 2014079357 A JP2014079357 A JP 2014079357A JP 2014079357 A JP2014079357 A JP 2014079357A JP 2015199823 A JP2015199823 A JP 2015199823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cog
duct
gas
numbered
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014079357A
Other languages
English (en)
Inventor
圭 山岡
Kei Yamaoka
圭 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority to JP2014079357A priority Critical patent/JP2015199823A/ja
Publication of JP2015199823A publication Critical patent/JP2015199823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

【課題】空気吹き込み時の異常燃焼を防止しながら、COGダクトに付着したカーボンを確実に燃焼除去することを目的とする。【解決手段】仕切壁を介して隣接する第1の燃焼室部及び第2の燃焼室部からなる小燃焼室が炉長方向に並設され、前記仕切壁に形成された隙間を介して前記第1の燃焼室部及び前記第2の燃焼室部の間でCOGガスを交互に導通させるコークス炉の燃焼方法において、前記第2の燃焼室部から前記第1の燃焼室部に向かってCOGガスを導通させる前記第2の燃焼室部の燃焼期間内に、第1の垂直バーナを介して前記第1の燃焼室部に連通する第1のCOGダクトに対して不活性ガスを導入してダクト内に残留するCOGガスをパージし、このパージ後に前記第1のCOGダクトに空気を吹き込むことでダクト内に付着したカーボンを燃焼除去する【選択図】図1

Description

本発明は、仕切壁を介して隣接する第1の燃焼室部と第2の燃焼室部との間で交互にCOGガスを導通させる燃焼室を多数備えたコークス炉の燃焼方法に関するものである。
室炉式コークス炉では、偶数側燃焼室部と奇数側燃焼室部との温度ばらつきを抑制するために、これらの燃焼室部を交互に立ち側と引き側に切り替え、燃焼ガスを供給している。燃焼ガスには、コークス炉発生ガスである富ガス(以下、COGガスという)、又は高炉発生ガスである貧ガス(以下、BFGガスという)及びCOGガスを混合したMIXガス等が用いられる。
COGガスは、COGダクトを介して、コークス炉の燃焼室に導入される。COGガスに含まれる炭化水素が分解すると、カーボンが析出して、この析出したカーボンがCOGダクトを閉塞することにより、安定したコークス炉操業が阻害される。これに対して、特許文献1には、この付着したカーボンを機械的に削除する方法が開示されている。また、引き側の燃焼室に連通するCOGダクトに対して空気を吹き込むことにより、付着したカーボンを燃焼除去することが行われているが、その詳細は開示されていない。
特開平10−110171号公報
しかしながら、COGガスの導入停止直後に空気を吹き込むと、局所的に残留するCOGガスと導入空気とが爆発範囲の予混合状態となることで、異常燃焼を生じるおそれがある。異常燃焼が発生すると系内の急激な圧力上昇により、設備破損等のトラブルを招くおそれがある。図8は従来のコークス炉燃焼方法を説明するためのタイミングチャートである。同図を参照して、従来は、異常燃焼を防止するために、ダクト内部に残留したCOGガスが燃焼室部に抜けるまで、所定時間(例えば、5〜15分)空気の吹き込みを停止していた。奇数側燃焼が開始すると偶数側COGダクトは負圧となるため、この間に、残留したCOGガスは徐々に大気と置換される。すなわち、奇数側燃焼(偶数側燃焼)が開始されてから待機時間が経過するまで、空気の吹き込みが行われていなかった。
そのため、空気の吹き込み時間が短くなり、カーボンの燃焼除去が不十分となる場合があった。また、空気の吹き込み時に残存するCOGガスが多い場合には、結果的に異常燃焼を起こしていた。COGガスの残存量は、カーボン除去を行うその時々においてバラツキがあるため、COGガスの導入を停止してから空気吹き込み時までの適正時間を正確に把握することもできなかった。そこで、本願発明は、空気吹き込み時の異常燃焼を防止しながら、COGダクトに付着したカーボンを確実に燃焼除去することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明は、(1)仕切壁を介して隣接する第1の燃焼室部及び第2の燃焼室部からなる小燃焼室が炉長方向に並設され、前記仕切壁に形成された隙間を介して前記第1の燃焼室部及び前記第2の燃焼室部の間でCOGガスを交互に導通させるコークス炉の燃焼方法において、前記第2の燃焼室部から前記第1の燃焼室部に向かってCOGガスを導通させる前記第2の燃焼室部の燃焼期間内に、第1の垂直バーナを介して前記第1の燃焼室部に連通する第1のCOGダクトに対して不活性ガスを導入することでダクト内に残留するCOGガスをパージし、このパージ後に前記第1のCOGダクトに空気を吹き込むことでダクト内に付着したカーボンを燃焼除去する第1のステップと、前記第1の燃焼室部から前記第2の燃焼室部に向かってCOGガスを導通させる前記第1の燃焼室部の燃焼期間内に、第2の垂直バーナを介して前記第2の燃焼室部に連通する第2のCOGダクトに対して不活性ガスを導入することでダクト内に残留するCOGガスをパージし、このパージ後に前記第2のCOGダクトに空気を吹き込むことでダクト内に付着したカーボンを燃焼除去する第2のステップと、を交互に行うことを特徴とする。
(2)前記第1のステップにおける不活性ガスの流入量は、少なくとも前記第1のCOGダクトの内容積の33体積%であり、前記第2のステップにおける不活性ガスの流入量は、少なくとも前記第2のCOGダクトの内容積の33体積%であることを特徴とする(1)に記載のコークス炉の燃焼方法。(2)のコークス炉の燃焼方法によれば、異常燃焼の原因となるCOGダクトの内部での残留COGガスと空気との爆発範囲となる予混合を防止できる。
(3)前記第1のステップにおける不活性ガスの流入量は、前記第1のCOGダクトの内容積相当量であり、前記第2のステップにおける不活性ガスの流入量は、前記第2のCOGダクトの内容積相当量であることを特徴とする(2)に記載のコークス炉の燃焼方法。(3)のコークス炉の燃焼方法によれば、COGダクトの内部に残留するCOGガスを排出できるので、確実に空気導入時の異常燃焼を防止できる。
(4)前記第1のCOGダクトは、COGガス分配管に接続される第1のCOG管と、この第1のCOG管に接続されて前記炉長方向に延びるとともに、前記第1の垂直バーナに接続される第1のCOG水平ダクトを含み、前記第2のCOGダクトは、前記COGガス分配管に接続される第2のCOG管と、この第2のCOG管に接続されて前記炉長方向に延びるとともに、前記第2の垂直バーナに接続される第2のCOG水平ダクトを含み、前記第1のCOG管は、前記COGガス分配管から導入されるCOGガスの流入を許容する全開位置と、COGガスの流入を禁止する全閉位置との間で動作する第1の切替コックを備えており、前記第2のCOG管は、前記COGガス分配管から導入されるCOGガスの流入を許容する全開位置と、COGガスの流入を禁止する全閉位置との間で動作する第2の切替コックを備えており、前記第1のステップにおいて、前記第1の切替コックのCOGガス流出側に対応する二次側から不活性ガスを導入し、前記第2のステップにおいて、前記第2の切替コックのCOGガス流出側に対応する二次側から不活性ガスを導入することを特徴とする(1)乃至(3)のうちいずれか一つに記載のコークス炉の燃焼方法。
(5)前記第1の燃焼室部の燃焼期間経過直後に、前記第1のステップを開始し、前記第2の燃焼室部の燃焼期間経過直後に、前記第2のステップを開始することを特徴とする(1)乃至(4)のうちいずれか一つに記載のコークス炉の燃焼方法。
(6)前記第2の燃焼室部の燃焼期間が経過するまで、前記第1のステップにおける空気の吹き込みを継続し、前記第1の燃焼室部の燃焼期間が経過するまで、前記第2のステップにおける空気の吹き込みを継続することを特徴とする(5)に記載のコークス炉の燃焼方法。
本願発明によれば、空気吹き込み時の異常燃焼を防止しながら、COGダクトに付着したカーボンを確実に燃焼除去することができる。
コークス炉を炉長方向に沿って切断したコークス炉の一部における一方の断面図である。 コークス炉を炉長方向に沿って切断したコークス炉の一部における他方の断面図である。 奇数側COG管(偶数側COG管)の拡大図である。 コークス炉の燃焼方法に関わる要素の機能ブロック図である。 コークス炉の燃焼方法を説明するためのタイミングチャートである。 空気の吹き込み量を説明するためのグラフである。 実施例で用いたCOGダクト(模型)の概略図である。 従来のコークス炉燃焼方法を説明するためのタイミングチャートである。
図1及び図2はコークス炉を炉長方向に沿って切断したコークス炉の一部における断面図であり、図1は燃焼室の炉幅方向中央を基準とした一方の断面図であり、図2は燃焼室の炉幅方向中央を基準とした他方の断面図である。X軸、Y軸及びZ軸は互いに直交する異なる三軸を示している。X軸はコークス炉の炉幅方向に対応しており、Y軸はコークス炉の炉長方向に対応しており、Z軸はコークス炉の高さ方向に対応している。
これらの図を参照して、コークス炉1は、燃焼室10と、図示しない炭化室と、蓄熱室20と、奇数側COGダクト(第1のCOGダクトに相当する)30と、偶数側COGダクト(第2のCOGダクトに相当する)40と、COGガス分配管50と、MIXガス分配管60と、MIXガス水平管70とを含む。なお、以下の説明において、奇数側COGダクト30及び偶数側COGダクト40を纏めてCOGダクト30、40と記載する場合がある。
燃焼室10は、Y軸方向に並設された複数(例えば、20〜30個)の小燃焼室11から構成されている。各小燃焼室11は、天井壁面との間に隙間を有する仕切り壁11aにより、奇数側小燃焼室部(第1の燃焼室部に相当する)11b及び偶数側小燃焼室部(第2の燃焼室部に相当する)11cに仕切られている。奇数側小燃焼室部11bの底部には奇数側COGダクト30のガス排出口である奇数側底部ポート11b1が形成されている。奇数側小燃焼室部11bを燃焼側(立ち側)として用いる場合には、奇数側COGダクト30を介して、奇数側小燃焼室部11bから偶数側小燃焼室部11cに向かって、COGガスが導入される。偶数側小燃焼室部11cの底部には偶数側COGダクト40のガス排出口である偶数側底部ポート11c1が形成されている。偶数側小燃焼室部11cを燃焼側として用いる場合には、偶数側COGダクト40を介して、偶数側小燃焼室部11cから奇数側小燃焼室部11bに向かって、COGガスが導入される。
奇数側COGダクト30は、奇数側COG管(第1のCOG管に相当する)31、奇数側COG水平ダクト(第1のCOG水平ダクトに相当する)32からなる。奇数側COG管31は鋼管によって構成されており、COGガス入り側端部がCOGガス分配管50に接続され、COGガス出側端部が奇数側COG水平ダクト32に接続されている。奇数側COG管31の管路には複数のコックが設けられているが、図1及び図2には詳細を図示しない。奇数側COG水平ダクト32は、Y軸方向に延びており、例えば煉瓦によって構成することができる。奇数側COG水平ダクト32には、複数の奇数側垂直バーナ(第1の垂直バーナに相当する)33が連設されており、これらの奇数側垂直バーナ33はZ軸方向に延びるとともに、奇数側底部ポート11b1を介して各奇数側小燃焼室部11bに連通している。
偶数側COGダクト40は、偶数側COG管(第2のCOG管に相当する)41、偶数側COG水平ダクト(第2のCOG水平ダクトに相当する)42からなる。偶数側COG管41は鋼管によって構成されており、COGガス入り側端部がCOGガス分配管50に接続され、COGガス出側端部が偶数側COG水平ダクト42に接続されている。偶数側COG管41の管路には複数のコックが設けられているが、図1及び図2には詳細を図示しない。偶数側COG水平ダクト42は、Y軸方向に延びており、例えば煉瓦によって構成することができる。偶数側COG水平ダクト42には、複数の偶数側垂直バーナ(第2の垂直バーナに相当する)43が連設されており、これらの偶数側垂直バーナ43はZ軸方向に延びるとともに、偶数側底部ポート11c1を介して各偶数側小燃焼室部11cに連通している。
図3は奇数側COG管31(偶数側COG管41)の拡大図である。図4は、本実施形態のコークス炉の燃焼方法に関わる要素の機能ブロック図である。これらの図を参照して、奇数側COG管31(偶数側COG管41)は、Z軸方向に延びる第1奇数側COG縦管部311(第1偶数側COG縦管部411)と、Y軸方向に延びる奇数側COG水平管部312(偶数側COG水平管部412)と、Z軸方向に延びる第2奇数側COG縦管部313(第2偶数側COG縦管部413)とからなる。第1奇数側COG縦管部311(第1偶数側COG縦管部411)の下端部はCOGガス分配管50に接続されており、第1奇数側COG縦管部311(第1偶数側COG縦管部411)の上端部は奇数側COG水平管部312(偶数側COG水平管部412)の管路の途中に接続されている。第2奇数側COG縦管部313(第2偶数側COG縦管部413)は、一端側が奇数側COG水平管部312(偶数側COG水平管部412)の終端部に接続され、他端側が奇数側COG水平ダクト32(偶数側COG水平ダクト42)に接続されている。
第1奇数側COG縦管部311(第1偶数側COG縦管部411)には、奇数側COG自動切替コック(第1の切替コックに相当する)31a(偶数側COG自動切替コック(第2の切替コックに相当する)41a)及び奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)が設けられている。奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)は、第1奇数側COG縦管部311(第1偶数側COG縦管部411)のCOGガス入り側端部に設けられている。奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)は、奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)のCOGガス導入方向(矢印で示す)における下流側に設けられている。
奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)は、奇数側コック駆動モータ310a(偶数側コック駆動モータ410a)を回転駆動させることにより、全開位置と全閉位置との間で動作する。奇数側コック駆動モータ310a(偶数側コック駆動モータ410a)は、コントローラ100によって駆動制御される。コントローラ100には、CPUなどを用いることができる。
奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)が全開になると、COGガス分配管50から奇数側COG管31(偶数側COG管41)の内部に向かってCOGガスが導入される。奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)が全閉になると、奇数側COG管31(偶数側COG管41)に対するCOGガスの導入が禁止される。
奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)は、奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)を介して奇数側COG管31(偶数側COG管41)の内部に導入されたCOGガスの流量を調節する。奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)は手動により開度を調節することができる。ただし、通常、コークス炉の稼働中に奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)の開度は、変更されることなく一定である。したがって、奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)の開度に応じた所定量のCOGガスが奇数側COG管31(偶数側COG管41)の内部に導入される。
奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)及び奇数側COG手動コック31b(偶数側COG手動コック41b)の間には、奇数側Nガス導入管31c(偶数側Nガス導入管41c)が挿入されている。すなわち、奇数側Nガス導入管31c(偶数側Nガス導入管41c)は、奇数側COG自動切替コック31a(偶数側COG自動切替コック41a)のCOGガス排出側に対応する二次側から不活性ガスとしてのNガスを導入する。
奇数側Nガス導入管31c(偶数側Nガス導入管41c)の管路には奇数側N弁31d(偶数側N弁41d)が設けられている。奇数側N弁31d(偶数側N弁41d)は、奇数側N弁駆動モータ310d(偶数側N弁駆動モータ410d)を回転駆動させることにより、全開位置と全閉位置との間で動作する。奇数側N弁駆動モータ310d(偶数側N弁駆動モータ410d)は、コントローラ100によって駆動制御される。
奇数側COG水平管部312(偶数側COG水平管部412)の始端部には奇数側空気導入フラッパー弁312a(偶数側空気導入フラッパー弁412a)が設けられている。奇数側空気導入フラッパー弁312a(偶数側空気導入フラッパー弁412a)は、奇数側フラッパー弁駆動モータ312b(偶数側フラッパー弁駆動モータ412b)を回転駆動させることにより、全開位置と全閉位置との間で動作する。奇数側フラッパー弁駆動モータ312b(偶数側フラッパー弁駆動モータ412b)は、コントローラ100によって駆動制御される。コントローラ100が奇数側フラッパー弁駆動モータ312b(偶数側フラッパー弁駆動モータ412b)の駆動時間及び駆動速度を制御することにより、奇数側空気導入フラッパー弁312a(偶数側空気導入フラッパー弁412a)の開閉速度、開き時間が調節され、奇数側COGダクト30(偶数側COGダクト40)の内部に吹き込まれる空気の流量を調節することができる。コントローラ100は、上述の制御処理を、タイマー200のカウント結果に基づき実行することができる。
図5は本実施形態のコークス炉の燃焼方法を説明するためのタイミングチャートである。初期状態(コークス炉の操業開始時)において、奇数側COG自動切替コック31a、偶数側COG自動切替コック41a、奇数側空気導入フラッパー弁312a、偶数側空気導入フラッパー弁412a、奇数側N弁31d及び偶数側N弁41dは全て閉じられており、奇数側COG手動コック31b及び偶数側COG手動コック41bは所定の開度に設定されているものとする。
コントローラ100は、タイマー200を作動させるとともに、奇数側コック駆動モータ310aを駆動することにより、全閉位置から全開位置に向かって奇数側COG自動切替コック31aを移動させる。奇数側COG自動切替コック31aが全開位置に向かって移動すると、COGガス分配管50から奇数側COG管31の内部に向かって徐々にCOGガスが導入され、奇数側COG手動コック31bの開度に応じた量のCOGガスが奇数側小燃焼室部11bに吹き込まれて、奇数側小燃焼室部11bが燃焼する。
コントローラ100は、さらに、タイマー200の作動開始時に偶数側N弁駆動モータ410dを駆動することにより、偶数側N弁41dを開き方向に移動させる。偶数側N弁41dが開き方向に移動すると、偶数側Nガス導入管41cを介してNガスが偶数側COG管41の内部に導入され、偶数側COGダクト40に残留するCOGガスが偶数側小燃焼室部11cに向けてパージされる。
また、本実施形態では、奇数側COG自動切替コック31aのCOGガス排出側に対応する二次側、つまり、奇数側COG自動切替コック31aの直後からNガスを導入しているため、COG残留ポケットをより少なくすることができる。
ここで、Nガスの吹き込み量(Q)は偶数側COGダクト40の内容積(V)の33体積%以上100体積%以下の範囲で適宜選択することができる。前記下限値は、後述の実施例に基づく。これにより、局所的に残留するCOGガスと導入空気とが爆発範囲の予混合状態となる部位がなくなり、異常燃焼を防止できる。ただし、COGダクト30、40の形状によってCOGガスの滞留しやすい部位が異なったり、Nガスの流速(これは、Nガスの元圧で変わる。)によって排出挙動が異なったりするので、実際の適用条件に合わせて調整する。Nガスの吹き込み量が内容積相当(100体積%)となると、残留するCOGガスが確実にNと置換される。従って、安全サイドとなり、これ以上とする必要はない。一方、これを越えてNの吹き込み時間が長くなると、空気を導入する時間が短くなり、カーボン除去が十分に行えなくなる。したがって、Nガスの吹き込み量(Q)の設定は、上記2つの観点から、操業状況を鑑みて決定する。
つまり、コントローラ100は、Nガスの吹き込み量が前記決定値となるように、偶数側N弁駆動モータ410dの駆動を制御することで、N吹き込みによるパージ処理を行う。コントローラ100は、偶数側N弁駆動モータ410dの駆動を制御して、偶数側N弁41dを全閉位置に移動させることでN吹き込みによるパージ処理を終了する。
ここで、コントローラ100は、Nガスの吹き込み量(Q)を時間で制御する。偶数側COGダクト40におけるCOGガスのパージ時間をT1、Nガスの吹き込み速度をfとしたとき、T1=Q/fとなる。ここに、前記Qの上下限制約から、T1は、0.33V/f≦T1≦V/fの範囲となる。
例えば、実施例で示すように、一つの奇数側COGダクト30(偶数側COGダクト40)の内容積が0.23mで、この奇数側COGダクト30(偶数側COGダクト40)の設置個所が130か所である場合、一回におけるNガスの吹き込み量は、約10から30mの範囲で設定する。さらに、吹き込み速度fが0.038m/分の場合、吹き込み時間T1の範囲は、2分から6分である。
コントローラ100は、偶数側N弁41dが閉じ動作を完了すると、直ちに偶数側フラッパー弁駆動モータ412bを駆動することにより、偶数側空気導入フラッパー弁412aを開き方向に動作させる。偶数側空気導入フラッパー弁412aが開き方向に移動すると、エジェクタ効果により、偶数側COG管41の内部に空気が引き込まれ、偶数側COGダクト40の壁面に付着したカーボンを燃焼除去することができる。
空気の吹き込み時間は、偶数側N弁41dが閉じた直後から奇数側燃焼室部11bの燃焼終了時までとするのが好ましい。これにより、空気の吹き込み時間を長くできるため、より確実にカーボンを燃焼除去することができる。
すなわち、本実施形態では、奇数側小燃焼室部11bの燃焼終了とともに空気の吹き込みが停止されるように、奇数側小燃焼室部11bの燃焼終了時間の1分前から偶数側空気導入フラッパー弁412aの閉じ動作を開始している。
コントローラ100は、奇数側小燃焼室部11bの燃焼が終了すると、偶数側コック駆動モータ410aを駆動することにより、全閉位置から全開位置に向かって偶数側COG自動切替コック41aを移動させる。偶数側COG自動切替コック41aが全開位置に向かって移動すると、COGガス分配管50から偶数側COG管41の内部に向かって徐々にCOGガスが導入され、偶数側COG手動コック41bの開度に応じた量のCOGガスが偶数側小燃焼室部11cに吹き込まれることで、偶数側小燃焼室部11cが燃焼する。
コントローラ100は、さらに、奇数側N弁駆動モータ310dを駆動することにより、奇数側N弁31dを開き方向に移動させる。奇数側N弁31dが開き方向に移動すると、奇数側Nガス導入管31cを介してNガスが奇数側COG管31の内部に導入され、奇数側COGダクト30に残留するCOGガスをパージする。
ここで、Nガスの吹き込み量は奇数側COGダクト30の内容積以上とするのが好ましい。Nガスの吹き込み量が奇数側COGダクト30の内容積相当であれば、奇数側COGダクト30に残留するCOGガスを確実にパージでき、残留するCOGガスをNガスに置換できる。つまり、コントローラ100は、Nガスの吹き込み量が奇数側COGダクト30の内容積以上となるように、奇数側N弁駆動モータ310dの駆動を制御することで、N吹き込みによるパージ処理を行う。コントローラ100は、
奇数側N弁駆動モータ310dの駆動を制御して、奇数側N弁31dを全閉位置に移動させることでN吹き込みによるパージ処理を終了する。例えば、Nガスの吹き込み能力が5m/minである場合、パージ時間を1.95min以上に設定することができる。
また、本実施形態では、奇数側COG自動切替コック31aのCOGガス排出側に対応する二次側、つまり、奇数側COG自動切替コック31aの直後からNガスを導入しているため、COG残留ポケットをより少なくすることができる。
ただし、Nガスの吹き込み時間が長くなると、空気を導入する時間が短くなってしまう。したがって、異常燃焼を抑制できる最低量でNを吹き込むとよい。
コントローラ100は、奇数側N弁31dが閉じ動作を完了すると、直ちに奇数側フラッパー弁駆動モータ312bを駆動して、奇数側空気導入フラッパー弁312aを開き方向に動作させる。奇数側空気導入フラッパー弁312aが開き方向に移動すると、エジェクタ効果により、奇数側COG管31の内部に空気が引き込まれ、奇数側COGダクト30の壁面に付着したカーボンを燃焼除去することができる。
空気の吹き込み時間は、奇数側N弁31dが閉じた直後から偶数側燃焼室部11cの燃焼終了時までとするのが好ましい。これにより、空気の吹き込み時間を長くできるため、より確実にカーボンを燃焼除去することができる。
すなわち、本実施形態では、偶数側小燃焼室部11cの燃焼終了とともに空気の吹き込みが停止されるように、偶数側小燃焼室部11cの燃焼終了時間の1分前から偶数側空気導入フラッパー弁412aの閉じ動作を開始している。
このように、本実施形態では、空気を吹き込む前にNガスをCOGダクト30、40に導入することにより、COGダクト30、40に残留するCOGガスをパージしている。したがって、空気の吹き込み時に吹き込まれた空気と残留したCOGガスとが混合することによる異常燃焼を起こりにくくすることができる。また、本実施形態では、NガスをCOGダクト30、40に導入することにより、積極的にCOGガスをパージして除去しているため、空気の吹き込み時間をより長くすることができる。これにより、COGガスの残留による異常燃焼を抑止しながら、カーボンの燃焼除去をより確実に行うことができるため、コークス炉を安定的に操業することができる。
上述の効果について、図6を参照しながら、より具体的に説明する。図6は空気の吹き込み量を説明するためのグラフであり、横軸が空気の吹き込み時間、縦軸が奇数側空気導入フラッパー弁312a(偶数側空気導入フラッパー弁412a)の弁開度である。実施形態の弁開度を実線、比較例1の弁開度を鎖線、比較例2の弁開度を一点鎖線で示している。
図6の実施形態では、2分間のNガス吹き込みを行った後、直ちに空気を導入しているため、空気の総吹き込み量は、ハッチングで示す台形の面積Sに相当する(図6b参照)。一方、比較例1では、COGガスがCOGダクトから抜けるまで、空気の吹き込みを遅延させる必要があるため、図6の実施形態の5分遅れで空気の吹き込みが行われる。したがって、比較例1の空気の総吹き込み量は、ハッチングで示す台形の面積S1に相当する(図6c参照)。また、比較例2では、空気の吹き込みを段階的に増加しているため、空気の総吹き込み量は、ハッチングで示す多角形の面積S2に相当する(図6d参照)。面積Sは、面積S1及びS2よりも大きいため、本実施形態のコークス炉の燃焼方法を実施することで、従来の方法よりも空気の吹き込み量が増大して、カーボンの燃焼除去をより確実に行うことができる。
実施例を示して、本発明についてより具体的に説明するとともに、Nガスの吹き込み量の下限値の決定根拠を示す。図7の実物大模型を用いてCOGダクトの異常燃焼実験を行った。同図を参照して、第1COG縦管部500(本実施形態の第1奇数側COG縦管部311、第1偶数側COG縦管部411に相当する)の内径を0.1m、長さを1mとして、内容積を0.008mとした。COG水平管部600(本実施形態の奇数側COG水平管部312、偶数側COG水平管部412に相当する)の内径を0.15m、長さを2mとして、内容積を0.035mとした。第2奇数側COG縦管部700(本実施形態の第2奇数側COG縦管部313、第2偶数側COG縦管部413に相当する)の内径を0.15m、長さを1mとして、内容積を0.018mとした。COG水平ダクト800(本実施形態の奇数側COG水平ダクト32、偶数側COG水平ダクト42に相当する)の内径を0.16m、長さを8.4mとして、内容積を0.168mとした。つまり、COGダクト300(実施形態の奇数側COGダクト30、偶数側COGダクト40に相当する)の内容積を0.230mとした。
COGダクト300の内部にCOGガスを充填した後、Nガスを1分、1.5分、2分、4分、6分吹き込んだ後、空気を導入して、異常燃焼の有無を爆発音で判別した。Nガスの流量は、0.038m/minに設定した。なお、COGダクト300の内容積に対するNの吹き込み割合は、吹き込み時間が6分の場合100体積%であり、吹き込み時間が4分の場合66体積%であり、吹き込み時間が2分の場合33体積%であり、吹き込み時間が1.5分の場合23体積%であり、吹き込み時間が1分の場合17体積%であった。試験結果を表1に示した。

上述の試験結果から、Nガスの吹き込みを少なくとも2分行うことで、異常燃焼を防止できることがわかった。つまり、COGダクト300の内容積に対するNの吹き込み割合が33体積%以上であれば、異常燃焼が起こらないことがわかった。
1:コークス炉
10:燃焼室
11a:仕切り壁
11b:奇数側小燃焼室部
11c:偶数側小燃焼室部
30:奇数側COGダクト
31:奇数側COG管
31a:奇数側COG自動切替コック
32:奇数側COG水平ダクト
33:奇数側垂直バーナ
40:偶数側COGダクト
41:偶数側COG管
41a:偶数側COG自動切替コック
42:偶数側COG水平ダクト
43:偶数側垂直バーナ

Claims (6)

  1. 仕切壁を介して隣接する第1の燃焼室部及び第2の燃焼室部からなる小燃焼室が炉長方向に並設され、前記仕切壁に形成された隙間を介して前記第1の燃焼室部及び前記第2の燃焼室部の間でCOGガスを交互に導通させるコークス炉の燃焼方法において、
    前記第2の燃焼室部から前記第1の燃焼室部に向かってCOGガスを導通させる前記第2の燃焼室部の燃焼期間内に、第1の垂直バーナを介して前記第1の燃焼室部に連通する第1のCOGダクトに対して不活性ガスを導入することでダクト内に残留するCOGガスをパージし、このパージ後に前記第1のCOGダクトに空気を吹き込むことでダクト内に付着したカーボンを燃焼除去する第1のステップと、
    前記第1の燃焼室部から前記第2の燃焼室部に向かってCOGガスを導通させる前記第1の燃焼室部の燃焼期間内に、第2の垂直バーナを介して前記第2の燃焼室部に連通する第2のCOGダクトに対して不活性ガスを導入することでダクト内に残留するCOGガスをパージし、このパージ後に前記第2のCOGダクトに空気を吹き込むことでダクト内に付着したカーボンを燃焼除去する第2のステップと、
    を交互に行うことを特徴とするコークス炉の燃焼方法。
  2. 前記第1のステップにおける不活性ガスの流入量は、少なくとも前記第1のCOGダクトの内容積の33体積%であり、
    前記第2のステップにおける不活性ガスの流入量は、少なくとも前記第2のCOGダクトの内容積の33体積%であることを特徴とする請求項1に記載のコークス炉の燃焼方法。
  3. 前記第1のステップにおける不活性ガスの流入量は、前記第1のCOGダクトの内容積相当量であり、
    前記第2のステップにおける不活性ガスの流入量は、前記第2のCOGダクトの内容積相当量であることを特徴とする請求項2に記載のコークス炉の燃焼方法。
  4. 前記第1のCOGダクトは、COGガス分配管に接続される第1のCOG管と、この第1のCOG管に接続されて前記炉長方向に延びるとともに、前記第1の垂直バーナに接続される第1のCOG水平ダクトを含み、
    前記第2のCOGダクトは、前記COGガス分配管に接続される第2のCOG管と、この第2のCOG管に接続されて前記炉長方向に延びるとともに、前記第2の垂直バーナに接続される第2のCOG水平ダクトを含み、
    前記第1のCOG管は、前記COGガス分配管から導入されるCOGガスの流入を許容する全開位置と、COGガスの流入を禁止する全閉位置との間で動作する第1の切替コックを備えており、
    前記第2のCOG管は、前記COGガス分配管から導入されるCOGガスの流入を許容する全開位置と、COGガスの流入を禁止する全閉位置との間で動作する第2の切替コックを備えており、
    前記第1のステップにおいて、前記第1の切替コックのCOGガス流出側に対応する二次側から不活性ガスを導入し、
    前記第2のステップにおいて、前記第2の切替コックのCOGガス流出側に対応する二次側から不活性ガスを導入することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のコークス炉の燃焼方法。
  5. 前記第1の燃焼室部の燃焼期間経過直後に、前記第1のステップを開始し、
    前記第2の燃焼室部の燃焼期間経過直後に、前記第2のステップを開始することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のコークス炉の燃焼方法。
  6. 前記第2の燃焼室部の燃焼期間が経過するまで、前記第1のステップにおける空気の吹き込みを継続し、
    前記第1の燃焼室部の燃焼期間が経過するまで、前記第2のステップにおける空気の吹き込みを継続することを特徴とする請求項5に記載のコークス炉の燃焼方法。
JP2014079357A 2014-04-08 2014-04-08 コークス炉の燃焼方法 Pending JP2015199823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079357A JP2015199823A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 コークス炉の燃焼方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079357A JP2015199823A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 コークス炉の燃焼方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015199823A true JP2015199823A (ja) 2015-11-12

Family

ID=54551412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014079357A Pending JP2015199823A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 コークス炉の燃焼方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015199823A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193903A (ja) * 1975-02-14 1976-08-18
JP2008222968A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nippon Steel Corp コークス炉の燃焼方法および燃焼装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193903A (ja) * 1975-02-14 1976-08-18
JP2008222968A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nippon Steel Corp コークス炉の燃焼方法および燃焼装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8961169B2 (en) High uniformity heating
US7578962B2 (en) Method and apparatus for melting metal
JP2015199823A (ja) コークス炉の燃焼方法
JP2009264694A (ja) 焼結機およびその運転方法
JP2013130368A (ja) 焼結機および気体燃料供給方法
JP2010236793A (ja) 蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法
JP2010139149A (ja) 蓄熱燃焼式熱処理炉の燃焼制御方法
JP6127684B2 (ja) コークス炉炭化室の炉内圧調整装置及び炉内圧調整方法
JP2013023605A (ja) コークス炉燃焼室炉底部への調整用耐火煉瓦の配置装置及び配置方法と、調整用耐火煉瓦及びその装入冶具
JP2016205661A (ja) 燃焼制御装置および燃焼システム
JP2010190439A (ja) 焼結機
JP6413989B2 (ja) 蓄熱式バーナの点火方法及び点火制御装置
BR112014013548B1 (pt) Método de inicialização de um processo baseado em banho fundido para redução de um material de alimentação metálico
JP2019077580A (ja) 並行流蓄熱式石灰焼成炉
JP6160838B2 (ja) 焼結機の保温炉への酸素富化方法および酸素富化装置
TWI447331B (zh) 蓄熱燃燒式熱處理爐之燃燒控制方法
JP4916922B2 (ja) コークス炉の燃焼方法および燃焼装置
KR101658759B1 (ko) 덕트식 축열 장치
JP2006274059A (ja) コークス炉の操業方法及びコークス炉
WO2010119682A1 (ja) 高温石炭の装入方法
JP6579337B2 (ja) コークス炉の冷却方法
JP2019074258A (ja) 堆積物処理方法
KR20160076052A (ko) 코크스 오븐의 연소 제어 방법 및 장치
JP2007254553A (ja) コークス炉の操業方法
JP5785240B2 (ja) ダクト式蓄熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180227