JP2015199589A - 集積装置及び箱詰め装置 - Google Patents

集積装置及び箱詰め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015199589A
JP2015199589A JP2014080690A JP2014080690A JP2015199589A JP 2015199589 A JP2015199589 A JP 2015199589A JP 2014080690 A JP2014080690 A JP 2014080690A JP 2014080690 A JP2014080690 A JP 2014080690A JP 2015199589 A JP2015199589 A JP 2015199589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
overhead conveyor
package
boxing
fingers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014080690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6348322B2 (ja
Inventor
秀之 米山
Hideyuki Yoneyama
秀之 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omori Machinery Co Ltd filed Critical Omori Machinery Co Ltd
Priority to JP2014080690A priority Critical patent/JP6348322B2/ja
Publication of JP2015199589A publication Critical patent/JP2015199589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6348322B2 publication Critical patent/JP6348322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】大型化することなく、長尺物の集積の高速化を図る。
【解決手段】集積装置2は、包装体XA1を長手方向に搬送するベルトコンベア10と、このベルトコンベア10によって順次供給される包装体XA1を、搬送方向の直交方向からフィンガー22(又は23)間に順次受け入れ、当該包装体XA1の長手方向と直交する方向に順次搬送するオーバーヘッドコンベア20と、このオーバーヘッドコンベア20の下流側に設けられ、当該オーバーヘッドコンベア20のフィンガー22(又は23)の数ピッチ分の包装体XA1を1ピッチ間に、当該包装体XA1が積み重ならない様にして受け入れる複数の仕切り部材37,38を有するバケットコンベア35と、を備えている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、長尺物を集積する集積装置、及び長尺物を箱詰めする箱詰め装置に関する。
ニラを箱詰めするラインでは、ニラが100g程度の束にされてから、フィルムで個包装されて包装体にされる。そして、集積装置で複数の包装体が集積されてから、箱詰め装置で箱詰めされる。集積装置には、例えば、特許文献1に記載された長物農作物の供給装置を用いることができる。
特許第3795674号公報(図1参照)
しかしながら、特許文献1の装置を集積装置に用いた場合、包装体をその長手方向に搬送することになり、集積装置が大型化してしまうと共に、高速処理に不向きであるという問題がある。
このような問題は、ニラを集積する場合に限られず、長ねぎ、ごぼう、その他の農作物、あるいは日用品などの各種長尺物を集積する場合に共通して存在し得る。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、大型化することなく、長尺物の集積の高速化を図ることができる集積装置及び箱詰め装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、長尺物を長手方向に搬送するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアによって順次供給される長尺物を、搬送方向の直交方向からフィンガー間に順次受け入れ、該長尺物の長手方向と直交する方向に順次搬送するオーバーヘッドコンベアと、前記オーバーヘッドコンベアの下流側に設けられ、該オーバーヘッドコンベアの前記フィンガーの数ピッチ分の前記長尺物を1ピッチ間に、該長尺物が積み重ならない様にして受け入れる複数の押送部材を有する搬送手段と、を備えることを特徴とする、集積装置である。
本発明によれば、複数の長尺物が、その長手方向を搬送方向の直交方向に沿わせる姿勢で順次搬送されるので、集積装置を大型化することなく、長尺物の集積の高速化を図ることができる。すなわち、長尺物を長手方向の直角方向に搬送させて、集積、及び箱詰めを行うようにしたため、長尺物を長手方向に搬送して、集積、又は箱詰めする装置に比べて装置の小型化、及び高速化を図ることができる。
(2)本発明はまた、前記オーバーヘッドコンベアは、複数のフィンガーを有する環状の第1保持手段と、複数のフィンガーを有する環状の第2保持手段と、を平行に並べて配置したダブルループ型のコンベアであって、前記第1保持手段と前記第2保持手段とは個別に駆動することができることを特徴とする、上記(1)に記載の集積装置である。
上記発明によれば、供給手段からオーバーヘッドコンベアへの長尺物の引継ぎと、オーバーヘッドコンベアから搬送手段への長尺物の引継ぎと、を同期させず、互いに独立して実行することができる。
(3)本発明はまた、前記オーバーヘッドコンベア及び前記搬送手段の間に、前記オーバーヘッドコンベアから前記搬送手段に向かって下方に傾斜する傾斜面を備えていることを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載の集積装置である。
上記発明によれば、傾斜面を利用して、長尺物をオーバーヘッドコンベアから搬送装置に引き継がせるので、当該長尺物の逆戻りを防止できる。
(4)本発明はまた、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の集積装置を備え、前記集積装置で集積された複数の長尺物を箱に詰める箱詰め装置であって、前記搬送手段の搬送面を前記箱の上方の開口部よりも高い位置に設けたことを特徴とする、箱詰め装置である。
上記発明によれば、長尺物を箱の中に移動させる吸着ハンド等の移動手段の移動量を少なくでき、長尺物の集積の更なる高速化を図ることができる。
(5)本発明はまた、前記長尺物が長尺農作物であることを特徴とする、上記(4)に記載の箱詰め装置である。
上記発明によれば、長尺農作物の箱詰めを速やかに行えるので、少しでも早く鮮度を保ったまま出荷することができる。
本発明の上記(1)〜(3)に記載の集積装置、並びに上記(4)及び(5)に記載の箱詰め装置によれば、大型化することなく、長尺物の集積の高速化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る箱詰め装置の上面図であり、包装体が長い場合を示す。 箱詰め装置の上面図であり、包装体が短い場合を示す。 箱詰め装置の側面図である。 オーバーヘッドコンベアの外観斜視図である。 オーバーヘッドコンベアのフィンガー及びバケットコンベアの仕切り部材の位置関係を示す正面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ、バケットコンベアの動作を説明する上面図である。 バケットコンベアの仕切り部材及び吸着ヘッドのアームの位置関係を示す正面図である。 (A)及び(B)はそれぞれ、箱押さえ装置の動作を説明する上面図である。 本発明の別の実施形態に係る箱詰め装置の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る箱詰め装置1について詳細に説明する。
まず、図1〜図7を用いて、箱詰め装置1の構成について説明する。図1Aは、箱詰め装置1の上面図であり、包装体XA1が長い場合を示す。図1Bは、箱詰め装置1の上面図であり、包装体XA1が短い場合を示す。図2は、箱詰め装置1の側面図である。図3は、オーバーヘッドコンベア20の外観斜視図である。図4は、オーバーヘッドコンベア20のフィンガー22,23及びバケットコンベア35の仕切り部材37,38の位置関係を示す正面図である。図5(A)〜図5(C)はそれぞれ、バケットコンベア35の動作を説明する上面図である。図6は、バケットコンベア35及び吸着移載装置55の位置関係を示す正面図である。図7(A)及び図7(B)はそれぞれ、箱押さえ装置65の動作を説明する上面図である。なお、各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、各図において、部材の大きさ、形状、厚みなどを適宜誇張して表現する。
図1A、図1B及び図2に示される箱詰め装置1は、ニラを箱詰めするラインで使用される。このラインでは、ニラが100g程度の束にされてから、フィルムで個包装されて包装体XA1にされる。そして、集積装置2で複数の包装体XA1が集積されてから、箱詰め装置1で段ボール箱ZA1に箱詰めされる。なお、箱詰め装置1は、長さが異なる包装体XA1の箱詰めに対応することができる。すなわち、箱詰め装置1は、図1Aに示されるような包装体XA1が長い場合であっても、図1Bに示されるような包装体XA1が短い場合であっても、箱詰めを行うことができる。
例えば、ニラは600mm程度の長さを有し、包装体XA1は650mm程度の長さを有する。包装体XA1は5個ずつ集積されて、段ボール箱ZA1に箱詰めされる。1個の段ボール箱ZA1には合計50個の包装体XA1が箱詰めされる。なお、本発明において、集積したり箱詰めしたりする対象は、ニラの包装体XA1に限定されず、長ねぎ、ごぼう、その他の長尺農作物、あるいは、日用品などの各種長尺物であってもよい。なお、本発明において、長尺物とは、縦横比が2:1となる長さ又はそれ以上の長さであることが好ましく、縦横比が3:1となる長さ又はそれ以上の長さであることがより好ましく、縦横比が4:1となる長さ又はそれ以上の長さであることがさらに好ましい。
具体的に、箱詰め装置1は、集積する集積装置2などを備えている。集積装置2は、ベルトコンベア10と、ストッパー15と、オーバーヘッドコンベア20と、傾斜面30と、バケットコンベア35と、ストッパー50と、を備えている。そして、箱詰め装置1は、集積装置2の他に、吸着移載装置55と、箱搬送装置60と、箱押さえ装置65と、調整機構(図示省略)と、制御ユニット(図示省略)と、などを備えている。
箱詰め装置1の各部は、所々に設けられた複数のセンサによる包装体XA1の検出結果に基づき、制御ユニットによって統括的に制御される。すなわち、箱詰め装置1の各部は、制御ユニットの制御下において動作して、その動作状況が制御ユニットによって管理される。
制御ユニットは、CPU、RAM及びROMなどから構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。
ベルトコンベア10は、オーバーヘッドコンベア20における上流の下方を横切るように配置されている。このベルトコンベア10は、ベルト10aを備える。ベルト10aは、包装体XA1の太さ程度の幅を有する。そして、ベルトコンベア10は、ベルト10aを連続的に走行させる。これにより、ベルトコンベア10は、前工程からベルト10a上に引き継いだ包装体XA1を、当該包装体XA1の長手方向が搬送方向(図1A及び図1Bにおける上から下の方向)に沿う姿勢で、オーバーヘッドコンベア20に向けて順次搬送する。すなわち、ベルトコンベア10は、包装体XA1を長手方向に搬送する。そして、ベルトコンベア10は、複数の包装体XA1をオーバーヘッドコンベア20に順次供給する。すなわち、ベルトコンベア10は、複数の包装体XA1をオーバーヘッドコンベア20に順次供給する供給手段として機能する。なお、包装体XA1は、ニラの根っこが先行し葉っぱが後続する姿勢で搬送される。すなわち、ニラは、根っこがオーバーヘッドコンベア20の搬送方向に向かって右側(図1A及び図1Bにおける下方)で、葉っぱがオーバーヘッドコンベア20の搬送方向に向かって左側(図1A及び図1Bにおける上方)となる姿勢で搬送される。
ストッパー15は、ベルトコンベア10におけるオーバーヘッドコンベア20を横切った後の位置の上方に配置される。このストッパー15は、ベルトコンベア10によって搬送された包装体XA1が突き当たることで、当該包装体XA1をオーバーヘッドコンベア20の下方に留める。上記構成をとることによって、ベルトコンベア10で搬送する長尺物の包装体XA1を、下流側の搬送装置(オーバーヘッドコンベア20)の所定受け入れ位置まで搬送することができる。なお、ストッパー15は、包装体XA1の長さに応じて、配置を変更しておくことができる(図1A及び図1B参照)。すなわち、包装体XA1が短い場合、包装体XA1が長い場合と比較して、ストッパー15の位置をベルトコンベア10の上流側(図1A及び図1Bにおける上側)に移動させておく。
図1〜図4に示されるオーバーヘッドコンベア20は、上流がベルトコンベア10における下流の上方を横切るように、かつ、下流端が、傾斜面30を介してバケットコンベア35の上流端に連続するように配置されている。
このオーバーヘッドコンベア20は、ベルトコンベア10によって順次供給されストッパー15に留められた当該ベルトコンベア10上の包装体XA1を、搬送面21に順次受け入れる。すなわち、オーバーヘッドコンベア20は、間欠的に動作して、複数の包装体XA1を、搬送方向(図1A及び図1Bにおける左から右の方向)の直交方向(図1A及び図1Bにおける上から下の方向)から順次受け入れる。なお、オーバーヘッドコンベア20の搬送面21は、ベルトコンベア10のベルト10aと比較して、略面一となる高さ又は若干低い高さになるように設定されている。
そして、オーバーヘッドコンベア20は、間欠的に動作して、受け入れた包装体XA1をその長手方向が搬送方向の直交方向に沿う姿勢で搬送する。結果、オーバーヘッドコンベア20は、複数の包装体XA1を傾斜面30まで搬送し、バケットコンベア35に引き継ぐ。
具体的に、オーバーヘッドコンベア20は、包装体XA1を押送する所定数(本実施形態では、6個)のフィンガー22,23を2セット有し、各セットが独立して走行するダブルループ型のコンベアである。すなわち、オーバーヘッドコンベア20は、複数のフィンガー22を有する第1保持手段としての環状のコンベア20aと、複数のフィンガー23を有する第2保持手段としての環状のコンベア20bと、を平行に並べて配置したダブルループ型のコンベアであって、各コンベア20a,20bは、個別に駆動することができる。フィンガー22を有するコンベア20aは、外側の2列のベルト24,25によって駆動する。具体的に、各フィンガー22は、ベルト24に固定されたフィン24aと、ベルト25に固定されたフィン25aと、に架け渡されたバー28に、バケットコンベア35の仕切り部材37,38と互い違いになるように取り付けられている。フィンガー23を有するコンベア20bは、内側の2列のベルト26,27によって駆動する。具体的に、各フィンガー23は、ベルト26に固定されたフィン26aと、ベルト27に固定されたフィン27aと、に架け渡されたバー29に、バケットコンベア35の仕切り部材37,38と入れ子になるように取り付けられている。
具体的に、オーバーヘッドコンベア20は、一方のセットのフィンガー22(又は23)が間欠的に動作して、フィンガー22(又は23)間に1個ずつとなるように、所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1を順次受け入れている間に、他方のセットのフィンガー23(又は22)は、一方のセットのフィンガー22(又は23)とは独立して間欠的に動作して、所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1を、ベルトコンベア10から受け入れた包装体XA1を長手方向の直角方向に順次搬送する一方のセットのフィンガー22(又は23)の速度よりも速い速度で、まとめて搬送し、バケットコンベア35に受け渡す。
すなわち、オーバーヘッドコンベア20は、ベルトコンベア10によって順次供給される包装体XA1を、搬送方向(図1A及び図1Bにおける左から右の方向)の直交方向(図1A及び図1Bにおける上から下の方向)からフィンガー22(又は23)間に順次受け入れ、当該包装体XA1の長手方向と直交する方向(図1A及び図1Bにおける左から右の方向)に順次搬送する手段である。
具体的に、オーバーヘッドコンベア20は、ベルトコンベア10によって順次供給される包装体XA1を、搬送方向(図1A及び図1Bにおける左から右の方向)の直交方向(図1A及び図1Bにおける上から下の方向)から、第1保持手段であるコンベア又は第2保持手段であるコンベアのフィンガー22(又は23)間に順次受け入れた後、所定数(本実施形態では、5個)をまとめて搬送してバケットコンベア35に供給する手段である。このように、オーバーヘッドコンベア20は、第1保持手段としてのコンベア20aと、第2保持手段としてのコンベア20bと、によって、交互に所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1をまとめて搬送する。
傾斜面30は、オーバーヘッドコンベア20の搬送面21と、バケットコンベア35の搬送面となるベルト36と、の間に配置された下り傾斜の搬送面であり、搬送面21とベルト36とを滑らかに接続する。この傾斜面30には、バケットコンベア35の仕切り部材37,38を下方から上方に突出させるスリット(符号省略)が形成されている。そして、傾斜面30は、オーバーヘッドコンベア20によって搬送された所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1を、コンベア35に引き継がせる。
図1〜図6に示されるバケットコンベア35は、上流側が傾斜面30を介してオーバーヘッドコンベア20の下流端に連続するように、かつ、下流の上方に吸着移載装置55が位置するように配置されている。このバケットコンベア35は、オーバーヘッドコンベア20によって搬送された所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1を、傾斜面30において受け入れる。すなわち、バケットコンベア35は、傾斜面30に所定数の包装体XA1が到達するまでベルト36を停止させておき、当該傾斜面30に所定数の包装体XA1が到達してからベルト36を走行させる間欠的な動作によって、所定数の包装体XA1を仕切り部材37,38の間に受け入れる。そして、バケットコンベア35は、受け入れた所定数の包装体XA1を吸着移載装置55の下方まで搬送し、先頭の包装体XA1をストッパー50に突き当てる。そして、バケットコンベア35は、所定数の包装体XA1を当該吸着移載装置55に引き継がせる。なお、ベルト36は、互いに並行に配置された3本のベルト36a,36b,36cからなる。片端(図1A及び図1Bにおける下端)のベルト36aは、他のベルト36b,36cよりも短く、下流端に隙間を設ける。これにより、バケットコンベア35が箱押さえ65のアーム66に接触することを防止している。すなわち、ベルト36a寄りのアーム66による段ボール箱ZA1の押さえを解除したときに、当該アーム66が、ベルト36aに取り付けられた仕切り部材37,38と干渉しないように、ベルト36aの先端を短くしている。なお、図1Bに示されるように、包装体XA1が短い場合、当該包装体XA1は、2列のベルト36b,36cで搬送される。
すなわち、バケットコンベア35は、オーバーヘッドコンベア20の下流側に設けられ、当該オーバーヘッドコンベア20のフィンガー22(又は23)の数ピッチ(本実施形態では、5ピッチ)分の包装体XA1(本実施形態では、5個の包装体XA1)を1ピッチ間に、当該包装体XA1が積み重ならない様にして受け入れる複数の仕切り部材37,38を有する搬送手段である。
図1A、図1B、図2及び図5に示されるストッパー50は、バケットコンベア35における下流の両脇及びその間に配置される。このストッパー50は、バケットコンベア35によって搬送された所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1の先頭が突き当たることで、当該所定数の包装体XA1の位置決めを行う。具体的に、ストッパー50は、搬送方向に広がりをもった所定数の包装体XA1の間隔を狭める(図5(B)→図5(C)参照)。
図2及び図6に示される吸着移載装置55は、バケットコンベア35における下流の上方に配置されている。この吸着移載装置55は、バケットコンベア35によって搬送された所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1を、箱搬送装置70によって所定の位置に搬送された段ボール箱ZA1の中に移載する。
具体的に、吸着移載装置55は、所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1をまとめて吸着する吸着ヘッド56と、この吸着ヘッド56の前後に取り付けられた一対のアーム57と、これら一対のアーム57を駆動する一対のシリンダー58と、吸着ヘッド56を昇降させる昇降機構59と、吸着ヘッド56を、バケットコンベア35の搬送方向(図2における左から右の方向、図6における手前方向)と並行に往復移動させる移動機構(図示省略)と、吸着ヘッド56に負圧を生じさせて包装体XA1を吸着させるための吸着ブロワー(図示省略)と、吸着ヘッド56に圧縮空気を送り込み包装体XA1の吸着を解除するためのエアポンプ(図示省略)と、などを備えている。
吸着移載装置55は、吸着ヘッド56をバケットコンベア35上の所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1に接触する高さまで下降させ、当該所定数の包装体XA1を一対のアーム57で前後から押さえてから吸着ヘッド56で吸着する。そして、吸着移載装置55は、吸着ヘッド56を段ボール箱ZA1の中に移動させてから、包装体XA1の吸着を解除する。
図2に示される箱搬送装置60は、バケットコンベア35及び吸着移載装置55の下方に配置され、当該バケットコンベア35とは逆の方向(図2における右から左の方向)を搬送方向とする。この箱搬送装置60は、段ボール箱ZA1を挟持しながら押送する左右両脇の一対のアーム61を移動させることで、当該段ボール箱ZA1を搬送する。具体的に、箱搬送装置60は、空き箱である段ボール箱ZA1を、吸着移載装置55の下方に搬送する。そして、箱搬送装置60は、段ボール箱ZA1に所定数(本実施形態では、50個(=5個×10セット))の包装体XA1が詰め込まれると、当該段ボール箱ZA1を吸着移載装置55の下方から搬送する。
図1A、図1B、図2、図7(A)及び図7(B)に示される箱押さえ装置65は、吸着移載装置55の下方に配置されている。この箱押さえ装置65は、箱搬送装置60によって搬送された段ボール箱XA1の四隅及び両脇をアーム66,67で押さえ、包装体XA1の詰込みを支援する。具体的に、各アーム66,67は、水平軸回りに回転することで、段ボール箱XA1の内側を押さえる。
調整機構(図示省略)は、取り扱う段ボール箱XA1のサイズに応じて、箱搬送装置60及び箱押さえ装置65の位置を調整する。具体的に、調整機構は、箱搬送装置60の一対のアーム61の左右(図2における奥行き方向)の間隔を大小させると共に、箱押さえ装置65のアーム66,67の左右(図1A、図1B及び図7における上下方向、図2における奥行き方向)の間隔を大小させる。具体的に、搬送方向に向かって左側(図1A及び図1Bにおける上側)のアーム66,67の位置は固定されており、調整機構は、搬送方向に向かって右側(図1A及び図1Bにおける下側)のアーム66,67の位置を移動させることで、アーム66,67の左右の間隔を大小させる(図1A及び図1B参照)。
次に、図1A、図1B及び図2を用いて、箱詰め装置1における包装体XA1の流れを説明する。
包装体XA1は、前工程からベルトコンベア10に引き継がれ、当該包装体XA1の長手方向が搬送方向(図1A及び図1Bにおける上から下の方向)に沿う姿勢で、オーバーヘッドコンベア20に向けて順次搬送される。ベルトコンベア10で搬送された包装体XA1は、ストッパー15に突き当たり、オーバーヘッドコンベア20の下方に留められる。
オーバーヘッドコンベア20の下方に留められた包装体XA1は、オーバーヘッドコンベア20のフィンガー22,23によって、直ちに、当該包装体XA1の長手方向が搬送方向(図1A、図1B及び図2における左から右の方向)の直交方向(図1A及び図1Bにおける上下方向)に沿う姿勢で一つずつ押送される。これにより、包装体XA1は、ベルトコンベア10からオーバーヘッドコンベア20に順次引き継がれる。
オーバーヘッドコンベア20に引き継がれた包装体XA1は、傾斜面30まで搬送される。傾斜面30まで搬送された包装体XA1は、バケットコンベア35の仕切り部材38によって、直ちに、当該包装体XA1の長手方向が搬送方向(図1A、図1B及び図2における左から右の方向)の直交方向(図1A及び図1Bにおける上下方向)に沿う姿勢で所定数(本実施形態では、5個)まとめて押送される。これにより、所定数の包装体XA1は、オーバーヘッドコンベア20からバケットコンベア35に引き継がれる。
バケットコンベア35に引き継がれた所定数(本実施形態では、5個)の包装体XA1は、先頭がストッパー50に突き当たるところまで搬送される。先頭ストッパー50に突き当たった所定数の包装体XA1は、位置決めされる。バケットコンベア35上で位置決めされた所定数の包装体XA1は、吸着移載装置55によって、段ボール箱ZA1の中に移載される。
このように、箱詰め装置1によれば、複数の包装体XA1が、その長手方向を搬送方向の直交方向に沿わせる姿勢で順次搬送されるので、集積装置2を大型化することなく、包装体XA1の集積の高速化を図ることができる。すなわち、長尺物(包装体XA1)を長手方向の直角方向に搬送させて、集積、及び箱詰めを行うようにしたため、長尺物を長手方向に搬送して、集積、又は箱詰めする装置に比べて装置の小型化、及び高速化を図ることができる。
そして、傾斜面30を利用して、包装体XA1をオーバーヘッドコンベア20からバケットコンベア35に引き継がせるので、包装体XA1の逆戻りを防止できる。
また、包装体XA1を段ボール箱ZA1の中に移動させる吸着移載装置55の吸着ハン56の移動量を少なくでき、包装体XA1の集積の更なる高速化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。また、上記実施形態において、可能な範囲で他の形態の構成を適用してもよい。
あるいは、上記実施形態において、集積装置2を備える箱詰め装置1の場合を例に説明したが、本発明の集積装置はこれに限定されず、集積装置を備えるバンド機であってもよい。すなわち、集積装置の後工程の処理装置は、バンド機でも良い。この場合、集積装置で集積された長尺物を、バンド機で結束することができる。
あるいは、上記実施形態において、集積装置2は、バケットコンベア35に代えてフィンガーコンベアを備えるようにしても良い。
あるいは、上記実施形態において、図8に示されるように、オーバーヘッドコンベア20と、当該オーバーヘッドコンベア20の搬送面21と、を搬送方向に向かって下方に傾斜させても良い。
あるいは、上記実施形態において、吸着移載装置55は、ロボットアームの先端・マニピュレータに吸着ヘッド56と一対のアーム57とを備え、バケットコンベア35で搬送中の所定数の包装体XA1と同期させて一対のアーム57で前後から押えて吸着ヘッド56で吸着して搬送するようにしても良い。
1 箱詰め装置
2 集積装置
10 ベルトコンベア
20 オーバーヘッドコンベア
20a コンベア(第1保持手段)
20b コンベア(第2保持手段)
30 傾斜面
35 バケットコンベア(搬送手段)
36 ベルト(搬送面)
XA1 包装体(長尺物、長尺農作物)
ZA1 段ボール箱(箱)

Claims (5)

  1. 長尺物を長手方向に搬送するベルトコンベアと、
    前記ベルトコンベアによって順次供給される長尺物を、搬送方向の直交方向からフィンガー間に順次受け入れ、該長尺物の長手方向と直交する方向に順次搬送するオーバーヘッドコンベアと、
    前記オーバーヘッドコンベアの下流側に設けられ、該オーバーヘッドコンベアの前記フィンガーの数ピッチ分の前記長尺物を1ピッチ間に、該長尺物が積み重ならない様にして受け入れる複数の押送部材を有する搬送手段と、を備えることを特徴とする、
    集積装置。
  2. 前記オーバーヘッドコンベアは、複数のフィンガーを有する環状の第1保持手段と、複数のフィンガーを有する環状の第2保持手段と、を平行に並べて配置したダブルループ型のコンベアであって、前記第1保持手段と前記第2保持手段とは個別に駆動することができることを特徴とする、
    請求項1に記載の集積装置。
  3. 前記オーバーヘッドコンベア及び前記搬送手段の間に、前記オーバーヘッドコンベアから前記搬送手段に向かって下方に傾斜する傾斜面を備えていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の集積装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の集積装置を備え、前記集積装置で集積された複数の長尺物を箱に詰める箱詰め装置であって、
    前記搬送手段の搬送面を前記箱の上方の開口部よりも高い位置に設けたことを特徴とする、
    箱詰め装置。
  5. 前記長尺物が長尺農作物であることを特徴とする、
    請求項4に記載の箱詰め装置。
JP2014080690A 2014-04-10 2014-04-10 集積装置及び箱詰め装置 Active JP6348322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080690A JP6348322B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 集積装置及び箱詰め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080690A JP6348322B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 集積装置及び箱詰め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015199589A true JP2015199589A (ja) 2015-11-12
JP6348322B2 JP6348322B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=54551253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014080690A Active JP6348322B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 集積装置及び箱詰め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6348322B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114873290A (zh) * 2022-04-25 2022-08-09 河北世纪恒泰富塑业有限公司 智能化塑料桶生产成品堆垛整理机构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112193849A (zh) * 2020-10-31 2021-01-08 浙江希望机械有限公司 一种全自动开装封箱码垛一体机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223076U (ja) * 1975-08-04 1977-02-18
JPH03148420A (ja) * 1989-10-30 1991-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 搬送物の切り離し方法
JPH03105210U (ja) * 1990-02-19 1991-10-31
JP3795674B2 (ja) * 1998-07-10 2006-07-12 株式会社マキ製作所 長物農産物の供給装置
JP2012056746A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Fuji Machinery Co Ltd 物品搬送装置
JP2012106855A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Ezaki Glico Co Ltd 搬送装置
JP2012171625A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Yamato Scale Co Ltd 箱詰め装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223076U (ja) * 1975-08-04 1977-02-18
JPH03148420A (ja) * 1989-10-30 1991-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 搬送物の切り離し方法
JPH03105210U (ja) * 1990-02-19 1991-10-31
JP3795674B2 (ja) * 1998-07-10 2006-07-12 株式会社マキ製作所 長物農産物の供給装置
JP2012056746A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Fuji Machinery Co Ltd 物品搬送装置
JP2012106855A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Ezaki Glico Co Ltd 搬送装置
JP2012171625A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Yamato Scale Co Ltd 箱詰め装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114873290A (zh) * 2022-04-25 2022-08-09 河北世纪恒泰富塑业有限公司 智能化塑料桶生产成品堆垛整理机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP6348322B2 (ja) 2018-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105437249B (zh) 机器人系统以及工件拾取方法
JP5885937B2 (ja) 選果システム
WO2016185862A1 (ja) 箱詰め装置
JP6426354B2 (ja) 箱詰め装置
JP5409140B2 (ja) Ptpシート群の供給装置及びそれを用いた製品供給システム
JP6379012B2 (ja) 物品移送装置
JP6371494B2 (ja) 物品積み替え装置
JP6348322B2 (ja) 集積装置及び箱詰め装置
JP6444686B2 (ja) ピロー包装体の保持具、搬送装置、吸着保持方法
JP2017109820A (ja) 物品処理装置
JP6475144B2 (ja) 箱詰め装置
JP7184363B2 (ja) 物品集積移載装置
JP6362917B2 (ja) 供給装置
JP6828989B2 (ja) 箱詰装置
JP2017001685A (ja) 箱詰め装置および箱詰め方法
JP6984859B2 (ja) 物品積み替え装置
JP2014000991A (ja) 包装体供給装置
JP2012158340A (ja) 商品集積装置
JP6547475B2 (ja) 物品集積装置
JP6018785B2 (ja) 供給装置及び箱詰め装置
JP6850479B2 (ja) 製品集積搬送装置
JP6462556B2 (ja) 箱詰め装置
JP5153692B2 (ja) 商品充填方法および商品充填装置
JP6193022B2 (ja) 被包装品供給装置
JP2019172300A (ja) 包装機における物品供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180319

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6348322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250