JP6018785B2 - 供給装置及び箱詰め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の物品をセットにして供給する供給装置、及び複数の物品をセットにして箱詰めする箱詰め装置に関する。
シリンジ(注射器)等の医療器具や医薬品を出荷に際して箱詰めする場合、取扱説明書や能書(効能書き)あるいはチラシ等の紙片が同梱される。同梱される紙片は、束になってストックされており、一枚ずつ供給される(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平09−188312号公報 特許第3780641号公報
一つの箱に複数枚の紙片を同梱する場合、紙片の供給装置を複数台設置しておく必要がある。例えば、取扱説明書とチラシを一枚ずつ同梱する場合、取扱説明書の供給装置と、チラシの供給装置と、をそれぞれ設置しておく必要がある。このように、装置の台数が増加することで、設備の全長が長くなり、コストアップにつながると考えられる。
なお、このような問題は、紙片を同梱する場合に限らず、乾燥剤等、その他の各種物品を同梱する場合に共通して想定される。そして、箱に同梱する場合に限らず、ピロー包装体等の各種包装体として被包装体と一緒に包装する場合に共通して想定される。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、コスト削減を図った供給装置及び箱詰め装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、上流側の段と下流側の段とで段差が設けられた搬送面と、前記上流側の段上に配置された物品を押送し、前記下流側の段上に配置された別の物品の上に重ね合わせたあと、重なった前記物品をさらに下流へ押送する押送手段と、前記物品と前記別の物品とを別々にストックし、それぞれに取出口を有する収容手段と、それぞれの前記取出口から前記物品と前記別の物品とを同時に取り出し、前記上流側の段上及び前記下流側の段上に同時に供給する配置手段とを備え、前記配置手段は、前記物品及び前記別の物品を個別に吸着する吸着手段を有し、前記吸着手段のそれぞれは、前記搬送面の段差に対応して吸着面の位置が異なり前記収容手段は、前記吸着面の位置に対応してそれぞれの前記取出口の位置が異なる、ことを特徴とする供給装置である。

本発明によれば、一台の装置で、一つの箱に複数の物品を同梱したり、一つの包装体として被包装体と一緒に複数の物品を包装したりできる。すなわち、一つの箱に複数の物品を同梱したり、一つの包装体として被包装体と一緒に複数の物品を包装したりすることを、一台の装置で処理できる。これにより、設備の全長を短縮できる。ひいては、コスト削減を図ることができる。
(2)本発明はまた、前記上流側の段上から前記下流側の段上に進出可能に設けられ、前記上流側の段上に配置された前記物品を下方から支持すると共に、前記下流側の段上に進出して、前記下流側の段上に配置された前記物品を上方から支持する支持手段を備えることを特徴とする、上記(1)に記載の供給装置である。
上記発明によれば、搬送面の下流側の段に配置される物品が上方に膨らむもの(例えば、折り畳まれた紙片)である場合であっても、当該物品を上方から支持手段で支持することで、上方に膨らむことを防止できる。これにより、上方に膨らむ物品の上に別の物品を重ね合わせることができる。ひいては、上方に膨らむ物品を含む場合であっても、一台の装置で、一つの箱に複数の物品を同梱したり、一つの包装体として被包装体と一緒に複数の物品を包装したりできる。
(3)本発明はまた、前記複数の物品は、それぞれ、折り畳まれた紙片であることを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載の供給装置である。
(4)本発明はまた、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の箱詰め装置を備えたことを特徴とする、箱詰め装置である。
本発明の上記(1)〜(3)に記載の供給装置、及び上記(4)に記載の箱詰め装置によれば、コスト削減を図ることができる。
本発明に係る供給装置の上面図である。 図1における矢印IIの方向に視た収容ボックス及び配置ロボットの正面図である。 (A)〜(D)は図2に示す配置ロボットの保持動作を説明する正面図である。 図1における矢印IVの方向に視た搬送ロボットの側面図である。 (A)〜(D)は図4に示す搬送ロボットの搬送動作を説明する側面図である。 図1における矢印VIの方向に視た排出ロボットの正面図である。 (A)及び(B)は図6に示す保持ユニットの保持動作を説明する正面図である。 (A)及び(B)は図6に示す保持ユニットの搬送動作を説明する正面図である。 (A)及び(B)は図6に示す案内ユニットの排出動作を説明する正面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る供給装置について詳細に説明する。
まず、図1〜図9を用いて供給装置1の構成について説明する。図1は、供給装置1の上面図である。図2は、収容ボックス10及び配置ロボット20の正面図である。図3(A)〜図3(D)は、配置ロボット20の保持動作を説明する正面図である。図4は、搬送ロボット30の側面図である。図5(A)〜図5(D)は、搬送ロボット30の搬送動作を説明する側面図である。図6は、排出ロボット50の正面図である。図7(A)及び図7(B)は、保持ユニット51の保持動作を説明する正面図である。図8(A)及び図8(B)は、保持ユニット51の搬送動作を説明する正面図である。図9(A)及び図9(B)は、案内ユニット52の排出動作を説明する正面図である。
なお、各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、各図において、部材の厚みを適宜誇張して表現する。
図1に示される供給装置1は、シリンジ(図示省略)を順次箱詰めするラインで使用される。すなわち、供給装置1は、シリンジの箱詰め装置(図示省略)を構成する。この供給装置1は、箱YA1に同梱する取扱説明書XA1及びチラシXA2を、一枚ずつ当該箱YA1に順次供給する。すなわち、供給装置1は、束でストックされている複数枚の取扱説明書XA1、及び束でストックされている複数枚のチラシXA2を一枚ずつ取り出して、重ね合わせてから箱YA1に供給する。
複数枚の取扱説明書XA1及び複数枚のチラシXA2は、それぞれ、一枚の紙片が長尺形状に折り畳まれている。本実施形態において、取扱説明書XA1は、チラシXA2と比較して長くなるように折り畳まれている。
なお、本明細書では、シリンジを箱詰めするラインで使用される場合を例に説明するが、その他の医療器具や医薬品、あるいは食品や日用品等の各種物品を箱詰めするラインに適用できる。そして、本明細書では、取扱説明書XA1及びチラシXA2を一枚ずつ処理する場合を例に説明するが、本発明は、これに限定されず、取扱説明書XA1及びチラシXA2を一単位ずつ処理する場合に適用できる。例えば、複数枚(例えば、二枚)を一単位とし、この一単位がまとめて折り畳まれることで一体に取り扱えるようになった形態が挙げられる。
また、本明細書では、取扱説明書XA1及びチラシXA2を例として、紙片を同梱する場合を説明するが、本発明は、能書等、その他の紙片、あるいは乾燥剤等、その他の各種物品を同梱する場合に適用できる。さらに、本明細書では、箱YA1に向けて供給する場合を例に説明するが、本発明は、供給先が箱YA1に限定されるものではない。例えば、本発明は、ピロー包装体等の各種包装体として被包装体(例えば、シリンジ等)と一緒に包装する場合に適用できる。
具体的に、供給装置1は、収容ボックス10と、配置ロボット20と、搬送ロボット30と、排出ロボット50と、制御ユニット(図示省略)と、を備えている。
供給装置1の各部は、制御ユニットによって統括的に制御される。すなわち、供給装置1の各部は、制御ユニットの制御下において動作して、その動作状況が制御ユニットによって管理される。
制御ユニットは、CPU、RAM、及びROM等から構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。
図1及び図2に示される収容ボックス10は、複数枚の取扱説明書XA1及び複数枚のチラシXA2を、それぞれ束にしてストックする。この収容ボックス10は、搬送ロボット30の側方において、当該搬送ロボット30の搬送方向(図1の上から下の方向、図2の奥から手前の方向)と直交するように、且つ当該搬送ロボット30の側が下方に傾斜するように配置されている。
具体的に、収容ボックス10は、搬送ロボット30の搬送方向に直交する傾斜面11と、この傾斜面11の下端において取扱説明書XA1の束及びチラシXA2の束をそれぞれ支持する支持面12と、この支持面12との間に取扱説明書XA1の束を挟み込んで支持する説明書支持機構13と、支持面12との間にチラシXA2の束を挟み込んで支持するチラシ支持機構14と、取扱説明書XA1の束を側方からガイドするサイドガイド(図示省略)と、チラシXA2の束を側方からガイドするサイドガイド(図示省略)と、を備えている。
傾斜面11は、取扱説明書XA1の束及びチラシXA2の束を右と左(図1の上と下、図2の奥と手前)に並べてストックする。この傾斜面11は、ストックする取扱説明書XA1の重力及び後述のスライド板17の重力を、それぞれ、支持面12に向かう方向にベクトル分解する。これにより、傾斜面11にストックされた取扱説明書XA1は、支持面12に向かう方向に、自重及びスライド板17の重さが掛かる。同様に、傾斜面11は、ストックするチラシXA2の重力及び後述のスライド板18の重力を、それぞれ、支持面12に向かう方向にベクトル分解する。これにより、傾斜面11にストックされたチラシXA2は、支持面12に向かう方向に、自重及びスライド板18の重さが掛かる。
支持面12には、傾斜面11にストックされた取扱説明書XA1の束の下端の一枚、及びチラシXA1の束の下端の一枚が突き当たる。この支持面12は、取扱説明書XA1を搬送ロボット30の側に取り出すための説明書取出口15と、チラシXA1を搬送ロボット30の側に取り出すためのチラシ取出口16と、を備えている。
説明書取出口15は、自身の開口上下端における左右又は適宜位置のそれぞれに、取扱説明書XA1を引っ掛ける爪(符号省略)を備えている。この説明書取出口15は、自身の開口下端が傾斜面11から僅かに高くなる位置に、自身の開口幅が取扱説明書XA1の幅と比較して僅かに大きくなるように、かつ、爪を含む自身の開口高さが取扱説明書XA1の長さと比較して僅かに小さくなるように設定されている。
これにより、支持面12に突き当たる取扱説明書XA1の上下端のみが説明書取出口15の開口上下端の爪に引っ掛かる。結果、支持面12に突き当たる取扱説明書XA1は、自然に説明書取出口15を通過することはないが、僅かな力を掛けることで簡単に説明書取出口15から搬送ロボット30の側に取り出される。
チラシ取出口16は、自身の開口上下端のそれぞれに、チラシXA2を引っ掛ける爪(符号省略)を備えている。このチラシ取出口16は、自身の開口下端が傾斜面11から僅かに高くなる位置に、自身の開口幅がチラシXA2の幅と比較して僅かに大きくなるように、かつ、爪を含む自身の開口高さがチラシXA2の長さと比較して僅かに小さくなるように設定されている。
これにより、支持面12に突き当たるチラシXA2の上下端のみがチラシ取出口16の開口上下端の爪に引っ掛かる。結果、支持面12に突き当たるチラシXA2は、自然にチラシ取出口16を通過することはないが、僅かな力を掛けることで簡単にチラシ取出口16から搬送ロボット30の側に取り出される。
なお、説明書取出口15の爪が支持面12内に位置するのに対し、チラシ取出口16の爪が支持面12よりも収容ボックス10の内側に位置する点で異なる。説明書取出口15の爪に引っ掛かる取扱説明書XA1、及びチラシ取出口16の爪に引っ掛かるチラシXA2を比較すると、チラシXA2の方が収容ボックス10の内側に位置することになる。これにより、取扱説明書XA1及びチラシXA2を、吸着ノズル23,24の長さに応じた位置に待機させることができる(詳しくは後述する。)。
説明書支持機構13は、傾斜面11の上方から下方に向けて配置されたレール(図示省略)と、このレールに沿って移動するスライド板17と、を備えている。スライド板17は、取扱説明書XA1の減少と共に移動することで、常に、支持面12との間に説明書XA1を挟み込む。
チラシ支持機構14は、傾斜面11の上方から下方に向けて配置されたレール(図示省略)と、このレールに沿って移動するスライド板18と、を備えている。スライド板18は、チラシXA2の減少と共に移動することで、常に、支持面12との間にチラシXA2を挟み込む。
以上の収容ボックス10によれば、取扱説明書XA1及びチラシXA2をストックしておき、一枚ずつ取り出すことができる。そして、ストックしている取扱説明書XA1又はチラシXA2が減ってきた場合には、新たな取扱説明書XA1又はチラシXA2を簡単に補充できる。
図1〜図3に示される配置ロボット20は、収容ボックス10にストックされている取扱説明書XA1及びチラシXA2を一枚ずつ取り出して、搬送ロボット30を構成する搬送面32上に配置する配置手段として機能する。
具体的に、配置ロボット20は、搬送ロボット30の搬送方向(図1の上から下の方向、図2及び図3の奥から手前の方向)に沿った水平な揺動軸回りに揺動する揺動リンク21と、この揺動リンク21の先端に固定されて揺動軸に直交する方向に伸縮可能な伸縮リンク22と、この伸縮リンク22の先端に固定された二対の吸着ノズル23,24と、これら二対の吸着ノズル23,24に負圧を生じさせる負圧発生機構(図示省略)と、を備えている。
揺動リンク21は、モータ及び動力伝達機構(いずれも図示省略)によって揺動し、二対の吸着ノズル23,24を一体に旋回させる。
伸縮リンク22は、例えば、エアシリンダによって構成され、二対の吸着ノズル23,24を一体に進退させる。
一対の吸着ノズル23は、説明書取出口15に対応する位置に配置され、収容ボックス10にストックされている取扱説明書XA1を吸着する。
一対の吸着ノズル24は、チラシ取出口16に対応する位置に配置され、収容ボックス10にストックされているチラシXA2を吸着する。これら一対の吸着ノズル24は、一対の吸着ノズル23と比較して長めに設定されている。
このような配置ロボット20は、まず、図3(A)に示されるように、伸縮リンク22を収容ボックス10の傾斜面11と平行にしてから伸長し、一対の吸着ノズル23を、説明書取出口15を介して取扱説明書XA1に当接させると共に、一対の吸着ノズル24を、チラシ取出口16を介してチラシXA2に当接させる。その後、配置ロボット20は、二対の吸着ノズル23,24に負圧を生じさせて、取扱説明書XA1及びチラシXA2を一枚ずつ吸着する。
そして、図3(B)に示されるように、配置ロボット20は、伸縮リンク22を収縮させることで、一対の吸着ノズル23を退行させて説明書取出口15から一枚の取扱説明書XA1を取り出すと共に、一対の吸着ノズル24を退行させてチラシ取出口16から一枚のチラシXA2を取り出す。
また、図3(C)に示されるように、配置ロボット20は、揺動リンク21を揺動させることで、伸縮リンク22を鉛直にして、収容ボックス10から取り出した取扱説明書XA1及びチラシXA2を、搬送ロボット30の搬送面32と平行にする。
さらに、図3(D)に示されるように、配置ロボット20は、伸縮リンク22を伸長し、取扱説明書XA1及びチラシXA2を、搬送ロボット30の搬送面32に突き当てる。その後、配置ロボット20は、詳しくは後述するように、搬送ロボット30の支持プレート33でチラシXA2を上方が支持されてから、二対の吸着ノズル23,24による吸着を解除する。これにより、搬送ロボット30の搬送面32上に、取扱説明書XA1及びチラシXA2が配置される。
図1、図4及び図5に示される搬送ロボット30は、配置ロボット20によって搬送面32上に配置された取扱説明書XA1及びチラシXA2を、重ね合わせながら排出ロボット50に向けて搬送する。
具体的に、搬送ロボット30は、下流側(図1の下側、図4及び図5の右側)が低くなる段差31を有する搬送面32と、この搬送面32に配置された取扱説明書XA1及びチラシXA2を支持する支持プレート33と、搬送面32に配置された取扱説明書XA1及びチラシXA2を押送するフィンガーユニット34と、を備えている。
搬送面32は、取扱説明書XA1が配置される上流側の上段35と、チラシXA2が配置される下流側の下段36と、を備え、階段状に構成されている。この搬送面32には、フィンガーユニット34を構成する一対のフィンガー38が突出可能な一対のスリット37が形成されている。上段35及び下段36の段差31は、チラシXA2の厚みよりも高くなるように設定されている。
支持プレート33は、搬送面32における一対のスリット37の間に、上段35上から下段36上に進出可能に設けられている。この支持プレート33は、例えば、エアシリンダ(図示省略)によって駆動する。そして、支持プレート33は、上段35上に配置された取扱説明書XA1を下方から支持すると共に、下段36上に配置されたチラシXA2を上方から支持する支持手段として機能する。
フィンガーユニット34は、一対のフィンガー38と、これら一対のフィンガー38の一体的なボックスモーションを実現するフィンガー駆動機構39と、を備えている。
一対のフィンガー38は、一対のスリット37を介して搬送面32上に突出し、当該搬送面32上を走行する。これにより、一対のフィンガー38は、取扱説明書XA1及びチラシXA2を押送する押送手段として機能する。
フィンガー駆動機構39は、一対のフィンガー38を一体的に駆動する。具体的に、フィンガー駆動機構39は、搬送方向に沿って移動する単軸ロボット41と、この単軸ロボット41に固定され鉛直方向に伸縮するエアシリンダ42と、を備えている。
このような搬送ロボット30は、まず、図5(A)に示されるように、配置ロボット20によって取扱説明書XA1及びチラシXA2が搬送面32に突き当てられると、図5(B)に示されるように、支持プレート33を下段36上に進出させ、チラシXA2を上方から支持する。
その後、図5(C)に示されるように、配置ロボット20が退避して取扱説明書XA1及びチラシXA2が搬送面32上に配置されると、図5(D)に示されるように、搬送ロボット30は、一対のフィンガー38を、搬送面32上を走行させることで、取扱説明書XA1を押送してチラシXA2の上に重ね合わせると共に、重ね合わせた取扱説明書XA1及びチラシXA2を引き続き押送する。これにより、搬送面32上に配置された取扱説明書XA1及びチラシXA2が、重ね合わせながら排出ロボット50に向けて搬送される。
図1及び図6〜図9に示される排出ロボット50は、搬送ロボット30によって搬送された取扱説明書XA1及びチラシXA2を、重ね合わせた状態のまま、箱YA1に向けて供給する。この排出ロボット50は、搬送ロボット30の下流端において、当該搬送ロボット30の搬送方向(図1の上から下の方向、図6〜図9の奥から手前の方向)と直交するように配置されている。すなわち、排出ロボット50による箱YA1への供給方向(図1及び図6〜図9の左方向)は、搬送ロボット30の搬送方向と直交する。
具体的に、排出ロボット50は、搬送ロボット30から取扱説明書XA1及びチラシXA2を引き継ぐ保持ユニット51と、この保持ユニット51が引き継いだ取扱説明書XA1及びチラシXA2を箱YA1に向けて供給する案内ユニット52と、を備えている。
図1及び図6〜図8に示される保持ユニット51は、重ね合わせられた取扱説明書XA1及びチラシXA2を上下から挟み込んで保持する一対の保持爪53,54と、これら一対の保持爪53,54を駆動させる保持爪駆動機構55と、一対の保持爪53,54を供給方向(図1、図7及び図8の左方向)に移動させる保持爪移動機構56と、を備えている。
一対の保持爪53,54は、搬送ロボット30によって搬送された取扱説明書XA1及びチラシXA2を挟み込んで保持すると共に、当該取扱説明書XA1及びチラシXA2を案内ユニット52に引き継ぐ際に、当該取扱説明書XA1及びチラシXA2の保持を解除する。
図7に示される保持爪駆動機構55は、上下動することで下側の保持爪53を駆動させるエアシリンダ57と、エアシリンダ57の上下動を伝達して上側の保持爪54を駆動させる駆動動力伝達リンクユニット58と、を備えている。この保持爪駆動機構55は、エアシリンダ57の上下動によって、一対の保持爪53,54を駆動させる。
図8に示される保持爪移動機構56は、供給方向に沿って配置されたレール59と、このレール59に沿って移動するスライダ60と、このスライダ60の動力源となるモータ(図示省略)と、このモータの動力を伝達してスライダ60を移動させる移動動力伝達リンクユニット61と、を備えている。スライダ60には、保持爪駆動機構55と共に一対の保持爪53,54が固定されている。このような保持爪移動機構56は、モータの回転によって、一対の保持爪53,54を供給方向に移動させる。
このような保持ユニット51は、まず、図7(A)に示されるように、搬送ロボット30によって取扱説明書XA1及びチラシXA2が搬送されると、図7(B)に示されるように、一対の保持爪53,54によって取扱説明書XA1及びチラシXA2を挟み込んで保持する。
その後、図8(A)及び図8(B)に示されるように、保持ユニット51は、一対の保持爪53,54を供給方向に移動してから、当該一対の保持爪53,54による保持を解除して、取扱説明書XA1及びチラシXA2を案内ユニット52に引き継ぐ。なお、保持ユニット51は、取扱説明書XA1及びチラシXA2を案内ユニット52に引き継いだ後に、図8(A)に示されるように、一対の保持爪53,54を初期位置に復帰させる。
図1、図6及び図9に示される案内ユニット52は、重ね合わせられた取扱説明書XA1及びチラシXA2を上下から案内する一対の案内爪62,63と、これら一対の案内爪62,63を供給方向と直交する水平軸(図1の上下方向の軸、図9の手前と奥を結ぶ軸)回りに回転させるロータリーアクチュエータ64と、を備えている。
一対の案内爪62,63は、取扱説明書XA1及びチラシXA2を重ね合わせた厚みよりも大きくなるように間隔が保たれている。この一対の案内爪62,63は、保持ユニット51から引き継ぐ取扱説明書XA1及びチラシXA2を案内する。
このような案内ユニット52は、図9(A)に示されるように、保持ユニット51から取扱説明書XA1及びチラシXA2が引き継がれると、図9(B)に示されるように、一対の案内爪62,63を回転させることで、取扱説明書XA1及びチラシXA2を箱YA1に向けて傾ける。これにより、重ね合わせられた取扱説明書XA1及びチラシXA2が、案内面65に案内されながら箱YA1に供給される。
次に、供給装置1における取扱説明書XA1及びチラシXA2の流れを、図1に基づいて説明する。
まず、収容ボックス10に収容されている取扱説明書XA1及びチラシXA2は、配置ロボット20によって一枚ずつ取り出され、搬送ロボット30の搬送面32に配置される。
そして、搬送面32に配置された取扱説明書XA1及びチラシXA2は、搬送ロボット30によって重ね合わせられながら搬送される。
また、重ね合わせられた取扱説明書XA1及びチラシXA2は、排出ロボット50によって箱YA1に向けて排出される。これにより、取扱説明書XA1及びチラシXA2が箱YA1に供給される。
このように、本実施形態によれば、一台の供給装置1で、一つの箱YA1に取扱説明書XA1及びチラシXA2を同梱できる。すなわち、一つの箱YA1に取扱説明書XA1及びチラシXA2を同梱することを、一台の供給装置1で処理できる。これにより、設備の全長を短縮できる。ひいては、コスト削減を図ることができる。
そして、搬送面32の下流側の段に配置される物品が、折り畳まれた紙片であるチラシXA2であり、折り目から広がって上方に膨らむものであるが、当該チラシXA2を上方から支持部レート33で支持することで、上方に膨らむことを防止できる。これにより、上方に膨らむ物品であるチラシXA2の上に別の物品である取扱説明書XA1を重ね合わせることができる。ひいては、上方に膨らむ物品であるチラシXA2を含む場合であっても、一台の供給装置1で、一つの箱YA1に取扱説明書XA1及びチラシXA2を同梱できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨および技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、形状、材質、向き、数量などは適宜変更できる。例えば、一つの箱YA1に供給する紙片は、取扱説明書XA1及びチラシXA2の二枚に限定されず、三枚以上にしてもよい。この場合、各構成は、一つの箱YA1に供給する紙片の枚数に応じて適宜変更することになる。例えば、階段状の搬送面32は、一つの箱YA1に供給する紙片の枚数に対応する段数に変更することになる。
あるいは、上記実施形態において、配置ロボット20に代えて、ロータリー式のロボットや、リンク式のロボットを備えるようにしてもよい。ロータリー式のロボットの詳細は、特許第3835689号公報を参照されたい。リンク式のロボットの詳細は、特開平09−188312号公報(特に、図1及び段落[0029])を参照されたい。
あるいは、上記実施形態において、フィンガーユニット34に代えて、フィンガーコンベアを備えるようにしてもよい。
1 供給装置
20 配置ロボット(配置手段)
31 段差
32 搬送面
33 支持プレート(支持手段)
35 上段
36 下段
38 フィンガー(押送手段)
XA1 取扱説明書(物品、紙片)
XA2 チラシ(物品、紙片)

Claims (4)

  1. 上流側の段と下流側の段とで段差が設けられた搬送面と、
    前記上流側の段上に配置された物品を押送し、前記下流側の段上に配置された別の物品の上に重ね合わせたあと、重なった前記物品をさらに下流へ押送する押送手段と、
    前記物品と前記別の物品とを別々にストックし、それぞれに取出口を有する収容手段と、
    それぞれの前記取出口から前記物品と前記別の物品とを同時に取り出し、前記上流側の段上及び前記下流側の段上に同時に供給する配置手段とを備え、
    前記配置手段は、前記物品及び前記別の物品を個別に吸着する吸着手段を有し、
    前記吸着手段のそれぞれは、前記搬送面の段差に対応して吸着面の位置が異なり
    前記収容手段は、前記吸着面の位置に対応してそれぞれの前記取出口の位置が異なる
    ことを特徴とする供給装置。
  2. 前記上流側の段上から前記下流側の段上に進出可能に設けられ、前記上流側の段上に配置された前記物品を下方から支持すると共に、前記下流側の段上に進出して、前記下流側の段上に配置された前記別の物品を上方から支持する支持手段を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の供給装置。
  3. 前記物品と前記別の物品は、それぞれ、折り畳まれた紙片であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の供給装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の供給装置を備えたことを特徴とする、
    箱詰め装置。
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