JP2015198607A - 緑化ベンチ - Google Patents

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【課題】緑を感じながら休憩できるとともに樹木の倒木を防止できて、設置や維持管理が容易な緑化ベンチを提供する。【解決手段】地盤13に支持され樹木12の幹12aを囲繞する壁部(支柱部)2と、壁部2の周囲の少なくとも一部に設けられた着座部3と、を備える。壁部2は、上端部2aが着座部3の座板31の上面(座面)31aの高さよりも上方に位置していて、座板31の上面31aよりも上側の部分が背もたれとなる。着座部3は、内部3aが中空に形成されるとともに、内部3aと外部とを連通する連通孔33が形成され、着座部3の内部3aには、植物5が植栽された緑化基盤4と、植物5への潅水をおこなう潅水部6と、が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、緑を感じることができるとともに、樹木の倒木を防止できる緑化ベンチに関する。
従来、健康維持や健康増進を目的として、散歩やジョギングなどに取り組む人が増加しており、これらの人が休憩するための休憩スペースとなる公園のベンチや芝生は、使用者が緑を感じながら快適な休憩をとることが可能である。
しかし、道路沿いなどでは、このような休憩スペースを見つけることが難しいため、道路沿いなどにおいても緑を感じることができるベンチなどの設置が望まれている。
緑を感じることができるベンチとしては、例えば、特許文献1に開示されているような、緑化基盤に芝が植えつけられた緑化体が箱体の内部に収納され、緑化体の上面に着座可能なものが知られている。また、特許文献2に開示されているような、側部に連通孔が設けられた複数のプランターが連結され、一部のプランターには植物が植栽され、その他のプランターには上部に座板が設置され、座板の上面に着座可能なものも知られている。
ところで、維持管理上の問題や台風などの強風の影響で街路樹の倒木が発生している。また、埋め立て地などの軟弱地盤の地域では、街路樹の倒木が危惧されている。
このような街路樹などの樹木の倒木を防止するためには、例えば、特許文献1に開示されているように、樹木の根鉢をシートやバンドで固定したり、特許文献2に開示されているように、樹木の幹の下部側を支持可能な樹木用支柱を設けたりしている。
特開2005−65637号公報 特開2007−274977号公報 実開平5−68255号公報 特開2010−124749号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたようなベンチでは、使用者が芝の上に直接座ることにより、芝が直接被圧され傷みやすいとともに、芝への潅水を行う必要があるため維持管理に手間がかかるという問題がある。
また、特許文献2に開示されたようなベンチでは、座板が設置されたプランターが多いとあまり緑を感じることはできないという問題がある。更に、プランターに収容可能な土量が限られるため、植栽される植物の種類や大きさが限定されてしまうという問題がある。
また、特許文献3に開示されたような樹木の倒木を防止する技術では、シートやバンドを地下に設置するため、掘削が必要であり、設置に手間がかかるという問題がある。また、適用可能な樹木が、根巻などの処理がされた樹木に限定されてしまうという問題がある。
また、特許文献4に開示されたような樹木の倒木を防止する技術では、樹木の根を傷めないように留意して樹木用支柱を設置する必要があり、設置に手間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、緑を感じながら休憩できるとともに樹木の倒木を防止できて、設置や維持管理が容易な緑化ベンチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る緑化ベンチは、地盤に支持され樹木の幹を囲繞する支柱部と、支柱部の周囲の少なくとも一部に設けられた着座部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、地盤に支持され樹木の幹を囲繞する支柱部を備えることにより、この支柱部が支えとなって樹木の倒木を防止することができる。
また、着座部を備えることにより、着座部の座面に座った使用者が、樹木を観賞して緑を感じながら快適に休憩することができる。
さらに、支柱部や着座部が樹木と干渉することがないため、設置や維持管理を容易に行うことができる。また、樹木の種類にかかわらず、緑化ベンチを設置することができる。
また、本発明に係る緑化ベンチでは、前記支柱部は、上端部が前記着座部の座面の高さよりも上方に位置していて、前記座面よりも上側の部分が背もたれとなる構成としてもよい。
このような構成とすることにより、着座部の座面に座った使用者が、背もたれを利用してより快適に休憩することができる。
また、支柱部の一部を背もたれとして利用できるため、支柱部とは別に背もたれを設置する場合と比べて、緑化ベンチを簡便な構造とすることができ、設置や維持管理を容易に行うことができる。
また、本発明に係る緑化ベンチでは、前記着座部は、内部が中空に形成されるとともに、内部と外部とを連通する連通孔が形成され、前記着座部の内部には、植物が植栽された緑化基盤と、前記植物への潅水をおこなう潅水部と、が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、着座部の内側の植物を連通孔から観賞しながら着座部に着座することができる。また、潅水部を有することにより、維持管理を容易に行うことができる。
また、本発明に係る緑化ベンチでは、前記着座部の内部の空気を前記着座部の外部に送風する送風ファンが設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、植物によって冷却された涼しい風を着座部へ座った使用者や、緑化ベンチの周囲にいる使用者に送風することができる。
また、本発明に係る緑化ベンチでは、前記支柱部には、太陽光発電パネルが設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、緑化ベンチに太陽光発電パネルによる発電機能を付与することができる。また、例えば、送風ファンが設けられている場合は、この発電による電力を送風ファンに使用することができる。また、太陽光パネルを非常用の電源として使用することができる。
また、本発明に係る緑化ベンチでは、前記支柱部および前記着座部は、それぞれ分割された複数の部材から構成されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、緑化ベンチを樹木の周囲に設置の際には、複数の部材を連結させればよいため、緑化ベンチの運搬や設置を容易に行うことができる。
本発明によれば、地盤に支持され樹木の幹を囲繞する支柱部を備えることにより、この支柱部が支えとなって樹木の倒木を防止することができる。
また、着座部を備えるとともに、支柱部の上側の部分が背もたれとなることにより、着座部の座面に座った使用者が、樹木を観賞して緑を感じながら快適に休憩することができる。
さらに、支柱部や着座部が樹木と干渉することがないため、設置や維持管理を容易に行うことができる。
(a)は本発明の実施形態による緑化ベンチの一例を示す平面図、(b)は、緑化ベンチを構成する分割壁部、分割着座部を説明する図である。 本発明の実施形態による緑化ベンチの一例を示す北側から見た正面図である。 本発明の実施形態による緑化ベンチの一例を示す西側から見た側面図である。 着座部の内部を説明する図で図1のA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態による緑化ベンチについて、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施形態による緑化ベンチ1は、道路11に沿って植えられた街路樹の樹木12の周囲に設置されていて、樹木12の周囲の地盤13に立設する壁部(支柱部)2と、壁部2と連続して設けられて使用者14(図1(a)および図2参照)が着座可能な着座部3と、を備えている。また、着座部3は、内部3aが中空に形成されていて、この内部3aには、植物5が植栽された緑化基盤4と、植物5への潅水可能な潅水部6と、着座部3の内部3aの空気を着座部3の外部に送風する送風ファン7と、が設けられている。
本実施形態では、道路11が東西方向に延び、車道11aの北側に歩道11bが設けられている。そして、歩道11bの車道11aとの境界11c近傍に街路樹の樹木12が植えられているものとして以下説明する。
壁部2は、1本の樹木12の幹12aの外周面と間隔をあけて樹木12の幹12aを囲繞する鉛直方向に延在する筒体に形成されている。図2および図3に示すように、壁部2は、上端部2aが樹木12の幹12aの高さの中間部に達していて、下端部2bが地盤面13aと当接している。そして、本実施形態では、壁部2は、下部側2cが垂直に立設し、上部側2dが上側に向かって漸次樹木12に近づく側に傾斜している。
また、図1(a)に示すように、壁部2は、平面視形状が略長方形となるように形成されていて、外周面2eが、東西南北の四方を向く4面から構成されている。
また、壁部2には、外周面2eのうちの南側の上方を向く面2fに、太陽光パネル8が設置されている。本実施形態では、道路11側の面の上部側2dに太陽光パネル8が設置されている。
また、この太陽光パネル8の付帯設備(不図示)は、壁部2の近傍や、着座部3の内部3aなどに設置されている。なお、太陽光パネル8の付帯設備として蓄電池が設置されていてもよい。
また、図1(b)に示すように、壁部2は、東側、西側に位置する平面視略C字状の2つの分割壁部2A,2Bが連結されて、筒体となるように構成されている。壁部2は、樹木12の周囲に設置される前は、2つの分割壁部2A,2Bに分割された状態で保管されたり運搬されたりしている。
図1乃至図3に示すように、着座部3は、座板31と、座板31を支持する脚部32と、を有していて、壁部2の外周面2eと連続して設置されている。図2に示すように、座板31は、壁部2の高さの中間部に位置していて、使用者14が座板31の上面(座面)31aに座ると、壁部2の上部側2dを背もたれとして使用可能に構成されている。
また、本実施形態では、着座部3は、壁部2の南側(道路11側)以外に連続して設置されていて、平面視略C字状に形成されている。
また、着座部3の内部3aは、座板31の下側で脚部32の壁部2側となる空間に相当している。そして、座板31および脚部32は、網目やスリット、孔部などの連通孔33が複数の形成された板材で構成されていて、着座部3の内部3aと外部とが連通孔33を通して連通可能に構成されている。
また、図1(b)に示すように、着座部3は、東側、西側に位置する平面視略L字状の2つの分割着座部3A,3Bが連結されて、平面視略C字状となるように構成されている。着座部3においても壁部2と同様に、樹木12の周囲に設置される前は、2つの分割着座部3A,3Bに分割された状態で保管されたり運搬されたりしている。
なお、本実施形態では、2つの分割着座部3A,3B、2つの分割壁部2A,2Bのうちの東側に配置される分割着座部3Aと、東側に配置される分割壁部2Aとが樹木12の周囲に設置される前に予め連結されていて、西側に配置される分割着座部3Bと、西側に配置される分割壁部2Bとが樹木12の周囲に設置される前に予め連結されている。
図1に示すように、緑化基盤4は、例えば、固化培土や改良土などを材料として形成され、植物5を育成させるための保水性と保肥性を有する基盤材で構成されている。緑化基盤4は、必要に応じて支持板(不図示)に支持されたり、植物5が植栽される側(本実施形態では上側)が開口した箱体(不図示)に収容されたりしている。
緑化基盤4に植栽される植物5としては、例えばタマリュウなどが挙げられ、緑化基盤4に直接、または植生マットなどを用いて植栽されている。
潅水部6は、緑化基盤4の下方に設けられた貯水槽61と、上端部62a側が緑化基盤4に接続されるとともに下端部62b側が貯水槽61の内部の水中に浸される給水棒62と、を備えている。
貯水槽61は、雨水を貯水可能であるとともに、外部から給水可能に構成されている。
送風ファン7は、着座部3の内部3aの空気を、座板31や脚部32の連通孔33から外部へ送風するように構成されている。送風ファン7は、タイマーなどによって定時に稼働するように構成されていてもよいし、スイッチなどを設けて緑化ベンチの使用者または管理者が必要時に可動できるように構成されていてもよい。
本実施形態では、送風ファン7は、太陽光パネル8で発電された電力で稼働するように構成されている。
次に、上述した緑化ベンチ1の設置方法について説明する。
まず、図1(b)に示す2つの分割壁部2A,2Bおよび2つの分割着座部3A,3Bを準備し、樹木12の東側に配置される分割壁部2Aと分割着座部3Aとを連結し、樹木12の西側に配置される分割壁部2Bと分割着座部3Bとを連結する。
また、分割壁部2A,2Bと分割着座部3A,3Bとの連結と前後して、緑化基盤4に植物5を植栽する。
続いて、2つの分割着座部3A,3Bの内部3aに、図4に示すように、植物5が植栽された緑化基盤4、潅水部6、送風ファン7を設置する。
続いて、図1(a)に示すように、樹木12の東側に配置される分割壁部2Aおよび分割着座部3Aと、樹木12の西側に配置される分割壁部2Bおよび分割着座部3Bとを、樹木12を囲繞するように連結する。
続いて、壁部2の南側上方を向く外周面2eに太陽光パネル8を設置して、太陽光発電が可能となるように付帯設備を設置する。本実施形態では、太陽光発電の蓄電池を設置し、この蓄電池から送風ファン7へ電源を供給可能となるように配線を行う。
続いて、必要に応じて貯水槽61へ給水を行う。
次に、上述した緑化ベンチの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による緑化ベンチ1によれば、地盤13に支持され樹木12の幹12aを囲繞する壁部2を備えることにより、この壁部2が支えとなって樹木12の倒木を防止することができる。
また、使用者14が樹木12の周囲の着座部3に座ることができるため、樹木12を観賞して緑を感じながら快適に休憩することができる。本実施形態では、街路樹の樹木12を利用しているため、新たに樹木12を設置する必要がなく、設置コストを抑えることができる。
さらに、壁部2の上部側2dが着座部3に座った使用者14の背もたれとなるため、より快適に休憩することができる。
また、着座部3の座板31や脚部32に連通孔33が形成されていて、着座部3の内部3aには、植物5が植栽された緑化基盤4と、植物5への潅水をおこなう潅水部6と、が設けられていることにより、着座部3の内側の植物5を観賞して緑を感じながら快適に休憩することができる。
また、植物5は、着座部3の内部3aに設けられていることにより、使用者14によって直接被圧されることがないため、植物5が傷むことがなく維持管理を容易に行うことができる。また、着座部3の内部3aに植物5が植栽された緑化基盤4や植物5に潅水を行う潅水部6が設けられているため、潅水により、着座部3の座板31や壁部2の背もたれ部分が濡れることがない。
また、着座部3の座板31や脚部32に連通孔33が形成されていることにより、連通孔33を通して雨水を貯水槽や緑化基盤4(植物5)に取り込むことができる。
また、着座部3の内部3aに送風ファン7が設けられていることにより、植物5によって冷却された涼しい風を着座部3へ座った使用者14や、緑化ベンチ1の周囲にいる使用者に送風することができる。
また、壁部2や着座部3が樹木12と干渉しないため、樹木12の種類が限定されないとともに、緑化ベンチ1の設置や維持管理を容易に行うことができる。
さらに、潅水部6が設けられていることにより、緑化基盤4に植栽された植物5の維持管理を容易に行うことができる。
また、壁部2に太陽光発電パネルが設けられていることにより、緑化ベンチ1に太陽光発電パネルによる発電機能を付与することができ、この発電による電力を送風ファン7に使用することができる。また、非常用の電源として使用することもできる。
また、壁部2および着座部3は、2つの分割壁部2A,2Bおよび2つの分割着座部3A,3Bをから構成されていることにより、緑化ベンチ1の運搬や保管、設置を容易に行うことができる。
以上、本発明による緑化ベンチの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、壁部2は、平面視形状が略長方形に形成されているが、樹木12の倒木を防止できるように支持可能であれば、例えば、樹木12の囲繞する円筒状など他の形状に形成されていてもよい。
また、壁部2に代わって、樹木12を囲繞する様に設けられた複数の柱体などが設けられていてもよい。この場合は、柱体の上部側を着座部3に座った使用者14の背もたれとすることが好ましい。
また、上記の実施形態では、街路樹の樹木12の周囲に緑化ベンチ1を設けているが、街路樹以外の樹木12の周囲に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、着座部3は、壁部2の南側(道路11側)以外に連続して設置され、平面視略C字状に形成されているが、壁部2の周囲全体に設置されていてもよいし、壁部2の周囲に周方向へ間隔をあけて複数設けられていてもよく、平面視形状も略C字状以外に形成されていてもよい。また、着座部3は、壁部2と間隔をあけて設けられていてもよく、着座部3と壁部2とは、連結されていても連結されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、着座部3に座った使用者14が、壁部2の上部側2dを背もたれとして使用可能に構成されているが、このように構成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、着座部3の内部3aに植物5が植栽された緑化基盤4と、潅水部6と送風ファン7が設けられているが、これらが設けられていなくてもよく、これらの1つ以上が設けられていてもよい。また、着座部3の内部3aにこれらが設けられていない場合、着座部3に連通孔33が形成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、緑化基盤4に植物5が植栽されているが、植物5が地盤13の土壌に直接植栽されていてもよい。
また、上記の実施形態では、潅水部6は、貯水層61と給水棒62とを備える形態であるが、植物5へ潅水可能であれば、これ以外の形態であってもよい。
また、上記の実施形態では、太陽光パネル8が設けられているが、設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、壁部2と着座部3とがそれぞれ2つの分割壁部2A,2Bと2つの分割着座部3A,3Bとから構成されているが、3つ以上の分割壁部や分割着座部から構成されていてもよい。また、壁部2や着座部3は、分割壁部2A,2Bや分割着座部3A,3Bのような複数のユニットを連結する形態でなく、現場にて組み立てる形態であってもよい。
1 緑化ベンチ
2 壁部(支柱部)
2A,2B 分割壁部
3 着座部
3A,3B 分割着座部
3a 内部
4 緑化基盤
5 植物
6 潅水部
7 送風ファン
8 太陽光パネル
12 樹木
12a 幹
13 地盤
14 使用者
31 座板
31a 上面(座面)

Claims (6)

  1. 地盤に支持され樹木の幹を囲繞する支柱部と、
    支柱部の周囲の少なくとも一部に設けられた着座部と、を備えることを特徴とする緑化ベンチ。
  2. 前記支柱部は、上端部が前記着座部の座面の高さよりも上方に位置していて、前記座面よりも上側の部分が背もたれとなることを特徴とする請求項1に記載の緑化ベンチ。
  3. 前記着座部は、内部が中空に形成されるとともに、内部と外部とを連通する連通孔が形成され、
    前記着座部の内部には、植物が植栽された緑化基盤と、前記植物への潅水をおこなう潅水部と、が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の緑化ベンチ。
  4. 前記着座部の内部の空気を前記着座部の外部に送風する送風ファンが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の緑化ベンチ。
  5. 前記支柱部には、太陽光発電パネルが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の緑化ベンチ。
  6. 前記支柱部および前記着座部は、それぞれ分割された複数の部材から構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の緑化ベンチ。
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