JP2015198058A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化に対応可能なコネクタを提供する。【解決手段】コネクタハウジング10は、端子金具80が挿入されるキャビティ11を有し、そのキャビティ11内に係止部18が突出する。キャビティ11に正規挿入された端子金具80の被係止部92に対し係止部18がキャビティ11からの抜け方向に対向して当接可能に配置されることにより、端子金具80のキャビティ11からの抜け出しが規制される。係止部18は、キャビティ11に挿入される過程の端子金具80によって弾性的に押し潰され、キャビティ11に端子金具80が正規挿入されるに伴い復帰方向に変位し被係止部92に対向して当接可能な状態となす弾性構造(弾性部23)を有している。【選択図】図2
Description
本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示されたコネクタは、被係止部(係止受け面)を有する端子金具と、端子金具が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングとを備えている。コネクタハウジングのキャビティの内壁には、弾性的に傾動可能なランスが設けられている。ランスは、キャビティの内壁から前方へ突出するランス本体と、ランス本体から上方に突出して形成された係止突部とで構成されている。
キャビティに端子金具が挿入される過程では、ランスが端子金具と干渉して下方へ傾動させられる。キャビティに端子金具が正規挿入されると、ランスが傾動状態を解消するように弾性復帰し、それに伴い係止突部が被係止部に対向して当接可能に配置される。これにより、端子金具がコネクタハウジングのキャビティに抜け止め状態に保持される。
ところで、上記の場合、ランス本体の下方にランスの傾動変位(弾性変位)を許容する大きなスペースを確保しなければならないため、コネクタの小型化に対応するのが難しいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型化に対応可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、被係止部を有する端子金具と、前記端子金具が挿入されるキャビティを有し、そのキャビティ内に係止部が突出するコネクタハウジングとを備え、前記キャビティに正規挿入された前記端子金具の前記被係止部に対し前記係止部が前記キャビティからの抜け方向に対向して当接可能に配置されることにより、前記端子金具の前記キャビティからの抜け出しが規制されるコネクタであって、前記係止部は、前記キャビティに挿入される過程の前記端子金具によって弾性的に押し潰され、前記キャビティに前記端子金具が正規挿入されるに伴い復帰方向に変位し前記被係止部に対向して当接可能な状態となす弾性構造を有しているところに特徴を有する。
係止部がキャビティに挿入される過程の端子金具によって弾性的に押し潰され、キャビティに端子金具が正規挿入されるに伴い復帰方向に変位し被係止部に対向して当接可能な状態となす弾性構造を有しているため、コネクタハウジングに、背景技術で示したようなランスの弾性変位を許容する大きなスペースを確保する必要がなく、コネクタの小型化に対応することができる。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記係止部が前記キャビティの内壁から前記端子金具の挿入方向に突出するランス本体の先端部に一体に連なる形態とされ、前記キャビティに前記端子金具が挿入される過程では、前記ランス本体が弾性的に傾動して前記係止部が前記キャビティの内壁に当接する。係止部の弾性変形に加えてランス本体の弾性的な傾動変位を伴うことにより、端子金具の挿入動作の円滑性が担保されるとともに、端子金具の挿入抵抗が低減させられる。
前記係止部が前記キャビティの内壁から前記端子金具の挿入方向に突出するランス本体の先端部に一体に連なる形態とされ、前記キャビティに前記端子金具が挿入される過程では、前記ランス本体が弾性的に傾動して前記係止部が前記キャビティの内壁に当接する。係止部の弾性変形に加えてランス本体の弾性的な傾動変位を伴うことにより、端子金具の挿入動作の円滑性が担保されるとともに、端子金具の挿入抵抗が低減させられる。
前記被係止部は、前記端子金具の板状部を外側に切り起こして形成され、前記係止部の前記弾性構造は、前記被係止部と当接可能な面側に開口する撓み許容空間で構成され、前記キャビティに正規挿入された前記端子金具が抜け方向に引っ張られた場合に、前記係止部の前記撓み許容空間に前記被係止部の一部が進入する。係止部の撓み許容空間に被係止部の一部が進入することにより、係止部に被係止部が確実に受け止められ、端子金具の抜け止めの信頼性が高められる。
前記係止部にはリテーナ挿入部が設けられ、前記ハウジングには、前記キャビティに前記端子金具が正規挿入された後、前記リテーナ挿入部に挿入されて前記係止部の弾性変形を抑えるリテーナが取り付けられる。係止部の弾性変形がリテーナによって確実に抑えられるため、端子金具の抜け止めの信頼性がより高められる。
<実施例1>
以下、実施例1に係るコネクタを図面に基づいて説明する。コネクタは、端子金具80と、コネクタハウジング10とを備えている。なお、コネクタハウジング10は、以下の説明で必要な主要部のみが図示され、周辺構造が省略されている。また、以下の説明において、前後方向は図1〜図4の左右方向と同義であり、上下方向については各図を基準とする。
以下、実施例1に係るコネクタを図面に基づいて説明する。コネクタは、端子金具80と、コネクタハウジング10とを備えている。なお、コネクタハウジング10は、以下の説明で必要な主要部のみが図示され、周辺構造が省略されている。また、以下の説明において、前後方向は図1〜図4の左右方向と同義であり、上下方向については各図を基準とする。
端子金具80は、導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、前後方向に細長く延びる形態になっている。具体的には、図3に示すように、端子金具80は、本体部81と、本体部81の後方に連なるバレル部82とを備えている。バレル部82は、電線100の前端部に対し圧着により電気的及び機械的に接続される。
本体部81は、略角筒状をなし、バレル部82側に連なる上壁95と、上壁95に対向して配置される下壁83と、上壁95の幅方向両端から垂下して下壁83に連なる一対の側壁84とで構成されている。本体部81内には、上壁95の前端から後方へ折り返されて延びる片持ち状の弾性接触片85が設けられている。下壁83は、内側壁86と外側壁87からなる二重板構造とされ、内側壁86に、弾性接触片85に近づくように膨出する扁平台形状の受け部88が設けられている。コネクタハウジング10が図示しない相手コネクタハウジングに嵌合されると、図3に示すように、本体部81に相手端子金具の雄タブ70が挿入され、雄タブ70が弾性接触片85と受け部88との間に弾性的に挟持されることで、両端子金具が電気的に接続されるようになっている。
図3に示すように、下壁83の外側壁87は、後述するランス15の進入空間91を挟んで前部89と後部90とに分割されている。外側壁87の前部89には、その後端縁の幅方向中央部を外側(図示下側)へ曲げ起こすことによって断面略U字形に湾曲する被係止部92が設けられている。被係止部92の前面は、外側壁87の板面であって(図5を参照)、図3に示すように、側面視で後方へ向けて上り勾配で傾斜する斜面状の形態になっている。被係止部92の後端縁は、外側壁87の板厚部分であって、側面視で前後方向と略直交する方向に切り立つ形態になっている。被係止部92の後端縁の幅方向両端部には、一対の切欠部93(図3では1つのみ図示)が開口して設けられている。被係止部92は、受け部88の下方に対向して配置され、受け部88との間に、ランス15の進入空間91の深さ(上下寸法)を増大させたスペースを有している。
コネクタハウジング10は、合成樹脂製であって、全体としてブロック状をなしている。図6に示すように、コネクタハウジング10の内部には、前後方向に延びるキャビティ11が設けられている。キャビティ11は、後端がコネクタハウジング10の後面に開口し、前端がコネクタハウジング10の前壁12によって部分的に閉じられた形態になっている。図1〜図4に示すように、コネクタハウジング10のキャビティ11には、後方から端子金具80が挿入される。
コネクタハウジング10の前壁12には、図6及び図7に示すように、前後方向に貫通する断面略四角形のタブ挿入孔13が設けられている。前壁12の前面には、タブ挿入孔13の開口縁部に、前方へ向けて拡開するテーパ状の誘い込み部14が設けられている。相手端子金具の雄タブ70は、誘い込み部14によって誘い込まれてキャビティ11に挿入され、さらにキャビティ11に正規挿入された端子金具80の本体部81に挿入されて接続されるようになっている(図3を参照)。
また、図6及び図7に示すように、コネクタハウジング10の前壁12には、誘い込み部14の下辺部分を挟んでタブ挿入孔13と対向する下端部に、ランス15を成形する図示しない金型の引き抜きに伴って貫通する断面横長矩形状の型抜き孔16が設けられている。
図6に示すように、コネクタハウジング10のキャビティ11の内壁下面には、ランス15が突出して設けられている。ランス15は、キャビティ11の内壁下面の前端部から立ち上がったあと前方(端子金具80の挿入方向)へ延びるランス本体17と、ランス本体17の前端部に一体に連なって上方(キャビティ11内)に突出する係止部18とを有している。ランス15の下面は、対向するキャビティ11の内壁下面との間に微小な隙間19を有して、前後方向にほぼ沿って配置されている。
ランス本体17は、キャビティ11の内壁下面に連なる後端を支点として隙間19を閉じる下方へ弾性的に傾動可能となっている(図2を参照)。図6に示すように、ランス本体17の上面の幅方向両端部には、一対の案内壁20(図6では1つのみ図示)が起立して設けられている。両案内壁20は、前後方向に延びて係止部18の後端部に一体に連なる形態になっている。
図6に示すように、係止部18の後端部は、全高に亘って中実の厚肉部21として構成される。厚肉部21の上面には、一対の案内壁20間に、ランス本体17の上面から前方へ向けて上り勾配で傾斜するテーパ状の斜面部21Aが設けられている。一方、係止部18は、厚肉部21の前方に、撓み許容空間22を有することによって弾性的な変形が可能とされた弾性部23を有している。撓み許容空間22は、係止部18の前面のみに開口する断面略四角形の凹所として構成され、奥端が厚肉部21側の閉塞面24によって閉じられている。また、弾性部23は、撓み許容空間22の周囲を薄肉壁25が取り囲むことで、略四角枠状に形成されている。
次に、本実施例1の作用をランス15の変位動作を中心として説明する。
図1に示すように、コネクタハウジング10のキャビティ11に後方から端子金具80を挿入する。端子金具80の挿入過程においては、本体部81の被係止部92の前面がランス本体17の上面を摺動することにより、ランス本体17が弾性的に傾動させられる。このとき、ランス本体17の上面を摺動する被係止部92の両脇に一対の案内壁20が位置するため、本体部81が幅方向に位置ずれするのが防止される。また、ランス本体17が傾動するのに伴い、係止部18の弾性部23の下面がキャビティ11の内壁下面に当接する。
図1に示すように、コネクタハウジング10のキャビティ11に後方から端子金具80を挿入する。端子金具80の挿入過程においては、本体部81の被係止部92の前面がランス本体17の上面を摺動することにより、ランス本体17が弾性的に傾動させられる。このとき、ランス本体17の上面を摺動する被係止部92の両脇に一対の案内壁20が位置するため、本体部81が幅方向に位置ずれするのが防止される。また、ランス本体17が傾動するのに伴い、係止部18の弾性部23の下面がキャビティ11の内壁下面に当接する。
さらに被係止部92が前進すると、厚肉部21の斜面部21Aを被係止部92が摺動し、撓み許容空間22に厚肉部21が弾性的に膨出変形する。図2に示すように、厚肉部21を被係止部92が乗り越えて弾性部23の上壁(詳細には薄肉壁25の上壁)の上面を摺動すると、厚肉部21がほぼ弾性復帰するとともに、弾性部23の上壁が被係止部92に押圧されて撓み許容空間22を狭めるように変形し、弾性部23が全体として弾性的に押し潰された形態になる。この間、弾性部23がキャビティ11の内壁下面に当接する状態が維持され、キャビティ11の内壁下面と被係止部92との間に弾性部23が圧潰されて挟み込まれる。本実施例1の場合、キャビティ11の内壁下面と被係止部92との間に弾性部23の上下両壁が密着して互いに重なり合うように配置される。
コネクタハウジング10のキャビティ11に端子金具80が正規挿入されると、前壁12に端子金具80が当て止めされてそれ以上の前進が規制される(図3を参照)。また、キャビティ11に端子金具80が正規挿入されると、被係止部92が弾性部23の上壁上面から解離し、ランス本体17の傾動状態が解消されるとともに、弾性部23の上壁が上方へ弾性変位して撓み許容空間22が元の状態まで拡がり、もって弾性部23が弾性的に復帰した形態になる。そして、弾性部23の弾性復帰に伴い、被係止部92の後面に弾性部23が対向して当接可能に配置され、これによって端子金具80がキャビティ11から抜け出るのが規制される。この場合において、仮に、端子金具80に接続された電線100が後方へ引っ張られると、図4に示すように、被係止部92の両切欠部93に弾性部23の薄肉壁25が嵌り込み、被係止部92が部分的に撓み許容空間22に進入して、被係止部92が弾性部23に引っ掛け状態で係止される。したがって、端子金具80がキャビティ11から抜け出るのがより確実に規制される。
以上説明したように、本実施例1の場合、コネクタハウジング10のキャビティ11に挿入される過程の端子金具80がランス15と干渉すると、ランス本体17が弾性的に傾動するとともに、係止部18の弾性部23が弾性的に押し潰され、これによって端子金具80が正規の挿入位置に至らしめられる。つまり、本実施例1によれば、端子金具80の挿入過程で弾性部23の弾性変形を伴うため、ランス本体17の傾動変位量(弾性変位量)が従来よりも小さく抑えられ、ランス15の撓み空間(上記隙間19に相当する空間)が小さくなる。その結果、コネクタの低背化ひいては小型化を実現することが可能となる。
とくに、本実施例1の場合、ランス本体17が弾性的に傾動すると、係止部18の弾性部23がキャビティ11の内壁に当接するため、隙間19を微小寸法に収めることができ、コネクタの小型化により対応することができる。また、弾性部23がキャビティ11の内壁に当接することにより、端子金具80に適切な弾性反力が付与され、端子金具80の挿入動作の円滑性が担保される。
さらに、キャビティ11に正規挿入された端子金具80が抜け方向に引っ張られると、図4に示すように、係止部18の撓み許容空間22に被係止部92の一部が進入するため、係止部18に被係止部92が確実に受け止められ、端子金具80の抜け止めの信頼性が高められる。
<実施例2>
図8〜図11は、本発明の実施例2を示す。実施例2は、係止部18の弾性部23の弾性変形を規制するリテーナ構造を有しており、その点が実施例1とは異なる。もっとも、実施例2の構造のうちリテーナ構造以外の部分は実施例1と同様であり、実施例1と同一又は相当する構造については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図8〜図11は、本発明の実施例2を示す。実施例2は、係止部18の弾性部23の弾性変形を規制するリテーナ構造を有しており、その点が実施例1とは異なる。もっとも、実施例2の構造のうちリテーナ構造以外の部分は実施例1と同様であり、実施例1と同一又は相当する構造については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図8及び図10に示すように、係止部18の弾性部23には、リテーナ挿入部31が設けられている。リテーナ挿入部31は、撓み許容空間22に連通しつつ弾性部23の両側壁(詳細には薄肉壁25の両側壁)を同軸で貫通する断面略四角形の孔形状とされている。また、リテーナ挿入部31は、弾性部23の両側壁の内面に、撓み許容空間22の全高に亘って開口する形態とされている。さらに、図10及び図11に示すように、コネクタハウジング10Aには、リテーナ挿入部31と同軸上の位置に、キャビティ11の両側壁を貫通してコネクタハウジング10Aの外面に開口する断面略四角形の連絡孔32が設けられている。
図9及び図10に示すように、コネクタハウジング10Aには、リテーナ60が組み付けられる。リテーナ60は、連絡孔32及びリテーナ挿入部31に嵌合可能な断面略四角形の棒状の形態とされている。
図9及び図10に示すように、コネクタハウジング10Aには、リテーナ60が組み付けられる。リテーナ60は、連絡孔32及びリテーナ挿入部31に嵌合可能な断面略四角形の棒状の形態とされている。
実施例2の場合、コネクタハウジング10Aのキャビティ11に端子金具80が正規挿入された後、図10に示すように、リテーナ60が連絡孔32からリテーナ挿入部31にかけて閂状に差し込まれる。すると、図9に示すように、弾性部23の撓み許容空間22がリテーナ60によって塞がれ、弾性部23の上下方向の弾性変形が抑えられる。したがって、実施例2によれば、リテーナ60によって端子金具80を抜け止めする信頼性がより高められる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1、2に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)係止部から厚肉部が省略され、係止部の全体が弾性変形可能な弾性構造を有するものであってもよい。
(2)ランスから弾性的に傾動するランス本体が省略され、ランスが前後方向の全長に亘ってキャビティの内壁に一体に連なる形態であってもよい。
(3)弾性部は、端子金具の被係止部以外の部分に当接することで弾性変形させられるものであってもよい。
(4)弾性部は、撓み許容空間を有さない中実の形態とされ、軟質の材料からなることで弾性変形可能となるものであってもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1、2に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)係止部から厚肉部が省略され、係止部の全体が弾性変形可能な弾性構造を有するものであってもよい。
(2)ランスから弾性的に傾動するランス本体が省略され、ランスが前後方向の全長に亘ってキャビティの内壁に一体に連なる形態であってもよい。
(3)弾性部は、端子金具の被係止部以外の部分に当接することで弾性変形させられるものであってもよい。
(4)弾性部は、撓み許容空間を有さない中実の形態とされ、軟質の材料からなることで弾性変形可能となるものであってもよい。
10、10A…コネクタハウジング
11…キャビティ
15…ランス
17…ランス本体
18…係止部
22…撓み許容空間
23…弾性部(弾性構造)
31…リテーナ挿入部
60…リテーナ
80…端子金具
81…本体部
92…被係止部
11…キャビティ
15…ランス
17…ランス本体
18…係止部
22…撓み許容空間
23…弾性部(弾性構造)
31…リテーナ挿入部
60…リテーナ
80…端子金具
81…本体部
92…被係止部
Claims (4)
- 被係止部を有する端子金具と、
前記端子金具が挿入されるキャビティを有し、そのキャビティ内に係止部が突出するコネクタハウジングとを備え、
前記キャビティに正規挿入された前記端子金具の前記被係止部に対し前記係止部が前記キャビティからの抜け方向に対向して当接可能に配置されることにより、前記端子金具の前記キャビティからの抜け出しが規制されるコネクタであって、
前記係止部は、前記キャビティに挿入される過程の前記端子金具によって弾性的に押し潰され、前記キャビティに前記端子金具が正規挿入されるに伴い復帰方向に変位し前記被係止部に対向して当接可能な状態となす弾性構造を有していることを特徴とするコネクタ。 - 前記係止部が前記キャビティの内壁から前記端子金具の挿入方向に突出するランス本体の先端部に一体に連なる形態とされ、前記キャビティに前記端子金具が挿入される過程では、前記ランス本体が弾性的に傾動して前記係止部が前記キャビティの内壁に当接することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記被係止部は、前記端子金具の板状部を外側に切り起こして形成され、前記係止部の前記弾性構造は、前記被係止部と当接可能な面側に開口する撓み許容空間で構成され、前記キャビティに正規挿入された前記端子金具が抜け方向に引っ張られた場合に、前記係止部の前記撓み許容空間に前記被係止部の一部が進入することを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記係止部にはリテーナ挿入部が設けられ、前記ハウジングには、前記キャビティに前記端子金具が正規挿入された後、前記リテーナ挿入部に挿入されて前記係止部の弾性変位を抑えるリテーナが取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016038979A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
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- 2014-04-03 JP JP2014076611A patent/JP2015198058A/ja active Pending
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