JP2015197833A - 不揮発性メモリ監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不揮発性メモリの使用状態をユーザに通知できるようにする。【解決手段】不揮発性メモリ監視装置(200)は、不揮発性メモリ(14)に対する書き込み回数を計測する計測部(102)と、互いに長さの異なる複数の計測単位時間内に計測された書き込み回数を計測単位時間毎に保持する書き込み履歴保持部(105)と、不揮発性メモリに対する総書き込み回数を保持する総書き込み回数保持部(106)と、不揮発性メモリの書き込みの限度回数を保持する書き込み限度回数保持部(103)と、推定寿命算出部(101)とを備える。推定寿命算出部は、書き込み履歴保持部に保持された計測単位時間毎の書き込み回数と、総書き込み回数保持部に保持された総書き込み回数と、書き込み限度回数保持部に保持された限度回数とに基づいて計測単位時間毎の書き込み頻度で書き込みを続けた場合の不揮発性メモリの推定寿命を計測単位時間毎に算出する。【選択図】図1
Description
本発明は、書き換え回数に限界がある不揮発性メモリを監視する不揮発性メモリ監視装置に関する。
近年、産業機器や車載システム等では、システムの動作を制御するためのプログラム等を保存する記憶媒体として、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリが多く用いられている。しかしながら、これらの不揮発性メモリは、書き換え回数に限界があり、例えば数十万回程度の書き換えで製品寿命に達し、故障に至る。したがって、不揮発性メモリは、その寿命を超えない範囲で使用する必要がある。
従来から、不揮発性メモリの寿命を予測する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、不揮発性メモリ内のメモリ領域に書き込みエラーが発生した場合に、エラーが発生した不良ブロックを代替する不良ブロック代替領域にデータを書き込む半導体記憶装置管理システムにおいて、不良ブロック代替領域の消費ブロック数に基づいて、上記不揮発性メモリの製品寿命を算出し、算出した寿命(年や日数)を報知する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、不揮発性メモリ内のメモリ領域に書き込みエラーが発生した場合に、エラーが発生した不良ブロックを代替する不良ブロック代替領域にデータを書き込む半導体記憶装置管理システムにおいて、不良ブロック代替領域の消費ブロック数に基づいて、上記不揮発性メモリの製品寿命を算出し、算出した寿命(年や日数)を報知する技術が開示されている。
また、特許文献2には、不揮発性メモリの書き込み回数に基づいて、不揮発性メモリの書き換え寿命を予測し、不揮発性メモリの交換を促すメッセージを報知する技術が開示されている。
ところで、産業機器等のシステムによっては、ユーザ自身がデータの書き込み先をRAMや不揮発性メモリ、HDD等の中から選択できるものがある。このようなシステムにおいて、例えば、更新の頻度の高いデータの書き込み先としてRAMを選択すべきところ、ユーザが間違ってデータの書き込み先を不揮発性メモリに設定してしまう場合がある。このような設定ミスが起こると、不揮発性メモリに対する書き込み頻度が高くなり、不揮発性メモリは短期間で寿命を迎えてしまうため、不揮発性メモリの使用状態をユーザに通知することが望ましい。
しかしながら、上記特許文献に記載の技術のように、不揮発性メモリの予測寿命を単純に通知する従来の方法では、上記のような不揮発性メモリの使用状態をユーザに認識させるのに十分とは言えない。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、不揮発性メモリの使用状態をユーザに通知できるようにすることを目的とする。
本発明に係る不揮発性メモリ監視装置は、不揮発性メモリに対する書き込みを監視し書き込み回数を計測する計測部と、互いに長さの異なる複数の計測単位時間内に前記計測部によって計測された書き込み回数を、計測単位時間毎に保持する書き込み履歴保持部と、前記不揮発性メモリに対する書き込み回数の総数を保持する総書き込み回数保持部と、前記不揮発性メモリに対する書き込みの限度回数を保持する書き込み限度回数保持部と、前記書き込み履歴保持部に保持された前記計測単位時間毎の書き込み回数と、前記総書き込み回数保持部に保持された書き込み回数の総数と、前記書き込み限度回数保持部に保持された前記限度回数とに基づいて、前記計測単位時間内において夫々計測された書き込み頻度で書き込みを続けた場合の前記不揮発性メモリの推定寿命を前記計測単位時間毎に算出する推定寿命算出部とを備えることを特徴とする。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記推定寿命算出部によって算出された前記単位時間毎の前記推定寿命の情報を表示する表示部を更に有してもよい。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記表示部は、前記書き込み履歴保持部に保持された計測単位時間毎の書き込み回数を更に表示してもよい。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記推定寿命算出部によって算出された前記計測単位時間毎の前記推定寿命の情報を、当該計測時毎に、固有のデータアドレスと対応させて保持する推定寿命算出結果保持部を更に有してもよい。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記書き込み履歴保持部は、前記不揮発性メモリに対する第1計測単位時間(例えば過去1分)内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第1記憶領域と、前記不揮発性メモリに対する前記第1計測単位時間よりも長い第2計測単位時間(例えば過去1時間)内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第2記憶領域と、前記不揮発性メモリに対する前記第2計測単位時間よりも長い第3計測単位時間(例えば過去1日)内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第3記憶領域と有してもよい。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記書き込み履歴保持部は、前記不揮発性メモリに対する第1計測単位時間(例えば過去1分)内の書き込み回数を記憶する第1記憶領域と、前記不揮発性メモリに対する前記第1計測単位時間毎の書き込み回数を前記第1計測単位時間よりも長い第2計測単位時間(例えば過去1時間)分記憶する第2記憶領域と、前記不揮発性メモリに対する前記第2計測単位時間毎の書き込み回数を前記第2計測単位時間よりも長い第3計測単位時間(例えば過去1日)分記憶する第3記憶領域とを有してもよい。
上記不揮発性メモリ監視装置において、前記第1記憶領域は、前記不揮発性メモリに対する書き込み動作に応じて、記憶した書き込み回数が更新されるとともに、記憶した書き込み回数が前記第1計測単位時間毎にリセットされ、前記第2記憶領域は、前記リセットされる直前に前記第1記憶領域に記憶されていた書き込み回数を前記第1計測単位時間毎に記憶するとともに、前記第1計測単位時間毎に記憶した書き込み回数が前記第2計測単位時間分記憶されたら、最も古い前記第1計測単位時間分の書き込み回数の代わりに最新の前記第1計測単位時間分の書き込み回数を記憶し、前記第3記憶領域は、前記第2記憶領域に記憶された前記第1計測単位時間毎の書き込み回数の合計値を前記第2計測単位時間毎に記憶するとともに、前記第2計測単位時間毎に記憶した書き込み回数が前記第3計測単位時間分記憶されたら、最初に記憶した前記第2計測単位時間分の書き込み回数の代わりに最新の前記第2計測単位時間分の書き込み回数を記憶してもよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、不揮発性メモリに対する書き込み回数を長さの異なる複数の計測単位時間毎に計測し、計測した複数の計測単位時間毎の書き込み回数に基づいて、上記単位時間毎の書き込み頻度で書き込みを続けた場合の不揮発性メモリの推定寿命を上記単位時間毎に算出するので、不揮発性メモリの使用状態をユーザに通知することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る不揮発性メモリ監視装置を内蔵した制御システムの構成を示す図である。
同図に示される制御システム100は、制御装置1と、制御装置1の制御対象とされる複数の装置2_1〜2_n(nは2以上の整数)とを含んで構成される。制御システム100は、例えば、産業機器や車載システム、空調システム等である。
同図に示される制御システム100は、制御装置1と、制御装置1の制御対象とされる複数の装置2_1〜2_n(nは2以上の整数)とを含んで構成される。制御システム100は、例えば、産業機器や車載システム、空調システム等である。
なお、図1には、制御装置1によって複数の装置2_1〜2_nが制御される構成が例示されているが、制御対象の装置の数に特に制限はなく、例えば制御対象の装置が一つであってもよい。
制御装置1は、プログラム処理によって装置2_1〜2_nの動作を制御する機能に加え、プログラム等の各種データを記憶する不揮発性メモリの推定寿命を予測する機能を備える。
具体的に、制御装置1は、データ処理制御部10と、表示部11と、操作部12と、通信部13と、不揮発性メモリ14とを含んで構成される。
具体的に、制御装置1は、データ処理制御部10と、表示部11と、操作部12と、通信部13と、不揮発性メモリ14とを含んで構成される。
操作部12は、ユーザからの指示を入力するための外部インターフェース装置であり、例えばキーボードや操作ボタン等である。操作部12から入力された指示は電気信号となって後述するデータ処理制御部10に入力される。
表示部11は、後述するデータ処理制御部10による制御に基づいて各種の情報を表示する。表示部11は、例えば液晶ディスプレイ等である。なお、表示部11はタッチパネルで実現されてもよく、この場合、操作部12の一部または全部の機能を表示部11によって実現することも可能である。
通信部13は、例えばサーバ等の外部装置との間でデータの送受信を行う。通信部13によるデータの送受信は、有線通信であっても無線通信であってもよく、特に制限はない。
不揮発性メモリ14は、書き換え可能な不揮発性の記憶領域を有する記憶装置であり、例えばEEPROMやフラッシュメモリ等である。不揮発性メモリ14には、例えば、各種の制御プログラムやデータ処理制御部10による演算結果等が格納される。不揮発性メモリ14に対するデータの書き込みや読み出しは、データ処理制御部10によって制御される。例えば、データ処理制御部10によって、データ処理制御部10による演算結果や通信部13を介して外部から入力されたデータ等が不揮発性メモリ14に書き込まれる一方、データ処理制御部10によって、不揮発性メモリ14に記憶されたデータが読み出され、例えば通信部13を介して外部装置に送信される。
制御装置1は、所望のデータの書き込み先を、複数の記憶装置(例えば、不揮発性メモリ14や後述するデータ処理制御部10内のRAM、図示されないその他の記憶装置)の中から選択することが可能となっている。例えば、ユーザが操作部12を介してデータの書き込み先を選択することにより、RAMまたは不揮発性メモリ14のいずれか一方に、所望のデータを保存することができる。
データ処理制御部10は、制御システム100全体の統括的な制御を行うとともに、不揮発性メモリ14の推定寿命を算出する。具体的に、データ処理制御部10は、推定寿命算出部101、計測部102、書き込み限度回数保持部103、推定寿命算出結果保持部104、書き込み履歴保持部105、総書き込み回数保持部106、および制御部107等を含んで構成される。
例えば、データ処理制御部10は、プログラムが格納されたROMやRAM等のメモリとプロセッサとを含むマイクロコントローラ(MCU)によって構成され、上述した推定寿命算出部101や計測部102等の各機能部は、上記プロセッサが上記メモリに保存されたプログラムにしたがって各種の演算処理を実行することにより実現される。
制御部107は、例えば装置2_1〜2_nを制御するための制御プログラムにしたがって、装置2_1〜2_nの動作を制御する。なお、上記制御プログラムはデータ処理制御部10の構成要素の一つであるROMに格納されてもよいし、不揮発性メモリ14に格納されてもよい。
制御部107は、例えば装置2_1〜2_nを制御するための制御プログラムにしたがって、装置2_1〜2_nの動作を制御する。なお、上記制御プログラムはデータ処理制御部10の構成要素の一つであるROMに格納されてもよいし、不揮発性メモリ14に格納されてもよい。
データ処理制御部10における推定寿命算出部101、計測部102、書き込み限度回数保持部103、推定寿命算出結果保持部104、書き込み履歴保持部105、および総書き込み回数保持部106と表示部11とは、不揮発性メモリ14の使用状態を監視する不揮発性メモリ監視装置200を構成する。
計測部102は、不揮発性メモリ14に対する書き込み動作を監視し、書き込み回数をカウントする。計測部102は、カウントした書き込み回数を総書き込み回数保持部106および書き込み履歴保持部105に記憶させる。例えば、計測部102は、不揮発性メモリ14に対する書き込み回数の合計値(例えば不揮発性メモリ14が新設または交換されてからの総書き込み回数)を総書き込み回数保持部106に記憶するとともに、複数の長さの異なる計測単位時間毎の書き込み履歴を書き込み履歴保持部105に記憶する。
ここで、計測単位時間とは、計測の起点となる時点(現時点)から過去の任意の時点までの期間を言う。また、複数の長さの異なる計測単位時間毎の書き込み履歴とは、複数の期間内に行われた不揮発性メモリ14に対する書き込みの回数を表し、例えば、1秒間の書き込み回数、1分間の書き込み回数、1時間の書き込み回数、1日の書き込み回数、および1週間の書き込み回数等である。なお、書き込み履歴保持部105への書き込み履歴の記憶方法の詳細については後述する。
総書き込み回数保持部106は、例えば不揮発性メモリ14の一部の記憶領域や、不揮発性メモリ14とは別に設けたその他の不揮発性の記憶装置によって実現される。一方、書き込み履歴保持部105は、例えばデータ処理制御部10を構成するRAM(揮発性メモリ)の一部の記憶領域によって実現される。
書き込み限度回数保持部103には、不揮発性メモリ14に対する書き込み回数の限界を示す書き込み限度回数が格納される。書き込み限度回数保持部103は、例えばデータ処理制御部10を構成するROMや不揮発性メモリ14等の一部の記憶領域によって実現され、例えば不揮発性メモリ14の新設時または交換時に、書き込み限度回数の情報が格納される。
推定寿命算出部101は、不揮発性メモリ14の推定寿命を算出し、算出結果を推定寿命算出結果保持部104に格納する。推定寿命算出結果保持部104は、例えばデータ処理制御部10を構成するRAM(揮発性メモリ)の一部の記憶領域によって実現される。
具体的に、推定寿命算出部101は、上記単位時間毎の書き込み頻度で書き込みを続けた場合の不揮発性メモリ14の推定寿命を上記単位時間毎に算出する。以下、推定寿命算出部101による不揮発性メモリ14の推定寿命の算出方法について、詳細に説明する。
例えば、書き込み限度回数をL、総書き込み回数をW、計測単位時間内の書き込み回数をC、Cの時間単位を年単位に変換するための係数をKとしたとき、不揮発性メモリ14の推定寿命Eは、下記(式1)で表すことができる。
ここで、書き込み限度回数Lは、書き込み限度回数保持部103に格納された値であり、総書き込み回数Wは、総書き込み回数保持部106に格納された値であり、計測単位時間内の書き込み回数Cは、書き込み履歴保持部105に格納された計測単位時間毎の書き込み回数である。推定寿命算出部101は、書き込み限度回数保持部103、総書き込み回数保持部106、および書き込み履歴保持部105の夫々に格納されたデータを用いて、上記(式1)にしたがって揮発性メモリ14の推定寿命Eを算出する。
例えば、計測単位時間を1分間とした場合、過去1分間の書き込み頻度に基づく不揮発性メモリ14の推定寿命E_minは、下記のように求められる。例えば、書き込み限度回数L=100万回、総書き込み回数W=20万回、1分間の書き込み回数C=7回、係数K=525600(=60×24×365)とした場合、過去1分間の書き込み頻度に基づく不揮発性メモリ14の推定寿命E_minは、(式2)に示されるように、約0.2年と算出される。
また、例えば計測単位時間を1日とした場合、過去1日の書き込み頻度に基づく不揮発性メモリ14の推定寿命E_dayは、下記のように求められる。例えば、書き込み限度回数L=100万回、総書き込み回数W=20万回、1時間の書き込み回数C=80回、係数K=8760(=24×365)とした場合、過去1日間の書き込み頻度に基づく不揮発性メモリ14の推定寿命E_minは、(式3)に示されるように、約1.1年と算出される。
上記のように推定寿命算出部101によって算出された不揮発性メモリ14の推定寿命の算出結果は、推定寿命算出結果保持部104に格納されるとともに、表示部11に表示される。
図2に、不揮発性メモリ14の推定寿命の算出結果の表示例を示す。
図2に示されるように、表示部11の表示エリアに、推定寿命と書き込み回数とが計測単位時間毎に表示される。表示部11に対する表示の制御は、例えば制御部107によって行われる。
図2に示されるように、表示部11の表示エリアに、推定寿命と書き込み回数とが計測単位時間毎に表示される。表示部11に対する表示の制御は、例えば制御部107によって行われる。
また、表示部11が簡易な液晶ディスプレイ等によって構成され、表示エリアや表示内容が制限されている場合には、不揮発性メモリ14の使用状態を示すために必要な情報を限定して表示すればよい。
具体的には、図3に示されるように、表示部11が例えばアルファベットと数値等の簡単な情報しか表示できない2つの表示領域110A、110Bから構成されている場合には、一方の表示部110Aに項目コードを表示させ、他方の表示部110Bに、表示部110Aに表示された項目コードに対応するデータ値を表示させてもよい。ここで、データ項目とは、データの種別を表すものであり、例えば、計測単位時間毎の推定寿命や書き込み回数等である。項目コードとは、データ項目毎に付与された固有のコードであり、例えば“過去1分間の書き込み履歴に基づく推定寿命”や“過去1分間の書き込み回数”等の夫々に付与される。具体的には、例えば図4、5のように、データ項目と項目コードとを対応付けることができる。
例えば、図4に示されるように、過去1分間の書き込み回数(書き込み履歴)に基づく推定寿命を表す項目コードを“C01−Y”、過去1時間の書き込み履歴に基づく推定寿命を表す項目コードを“C02−Y”、というように、単位時間毎の書き込み履歴に基づく推定寿命のデータに項目コードを予め対応付けておく。
また、図5に示されるように、過去1分間の書き込み回数を表す項目コードを“C01−N”、過去1時間の書き込み回数を表す項目コードを“C02−N”、というように、単位時間毎の書き込み回数のデータに項目コードを予め対応付けておく。
これにより、前述した図3のように、2つの表示領域110A、110Bに、項目コードとその項目コードに対応付けられたデータとを表示させることができる。なお、図3には、一例として、“過去1分間の書き込み履歴に基づく推定寿命”が“0.8年”である場合が示されている。
2つの表示領域110A、110Bに表示させるデータ項目の切り替えは、例えば操作部12を操作することにより実現されるようにしてもよい。例えば、図5に示される操作部12の選択ボタン120を1回押す毎に、表示させる項目コードとデータとが図4および図5の並び順にしたがって切り替わるようにしてもよい。
不揮発性メモリ14の推定寿命の算出結果は、上記のように表示部11に表示されるだけでなく、通信部13を介して制御装置1の外部に設けられた別の装置から読み出せるようにしてもよい。具体的には、図6に示されるように、データ項目毎に固有のデータアドレスと対応させて情報を保存しておく。例えば、過去1分間分の書き込み頻度に基づく推定寿命のデータにデータアドレス“2001”を対応付けて推定寿命算出結果保持部104に格納し、過去1分間分の書き込み回数のデータにデータアドレス“2002”を対応付けて書き込み履歴保持部105に格納する。
例えば外部装置が読み出したいデータ項目がある場合、そのデータ項目に対応したデータアドレスを制御装置1に対して指定することにより、指定されたデータアドレスに対応付けられたデータ(推定寿命の算出値や書き込み回数等)が推定寿命算出結果保持部104から読み出され、通信部13を介して外部装置に送信される。
次に、単位時間毎の書き込み回数の記憶方法について説明する。
前述したように、単位時間毎の書き込み回数(書き込み履歴)は、書き込み履歴保持部105に格納される。書き込み履歴の記憶方法として、以下に示す2つの方法を例示することができる。
前述したように、単位時間毎の書き込み回数(書き込み履歴)は、書き込み履歴保持部105に格納される。書き込み履歴の記憶方法として、以下に示す2つの方法を例示することができる。
先ず、第1の記憶方法について説明する。
図7は、単位時間毎の書き込み履歴を記憶するための第1の記憶方法を説明するための図である。図7に示されるように、履歴保持部105内に4つの記憶領域1051〜1054を設け、夫々の記憶領域1051〜1054に、単位時間毎の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶させる。
図7は、単位時間毎の書き込み履歴を記憶するための第1の記憶方法を説明するための図である。図7に示されるように、履歴保持部105内に4つの記憶領域1051〜1054を設け、夫々の記憶領域1051〜1054に、単位時間毎の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶させる。
具体的には、記憶領域1051は、不揮発性メモリ14に対する過去1分間の書き込み回数および書き込み時刻を記憶する。記憶領域1052は、不揮発性メモリ14に対する過去1時間の書き込み回数および書き込み時刻を記憶する。記憶領域1053は、不揮発性メモリ14に対する過去1日の書き込み回数および書き込み時刻を記憶する。記憶領域1054は、不揮発性メモリ14に対する過去1週間の書き込み回数および書き込み時刻を記憶する。
例えば、記憶領域1051は、書き込みがあった時刻とその時刻における書き込み回数が1秒単位で記憶され、時刻が1分経過する毎に1分以上前の履歴が削除されるとともに、削除後の記憶領域1051に記憶された書き込み回数の合計値が、記憶領域1052に記憶される。なお、図7の記憶領域1051には、2013年1月8日10時11分0秒になったときに、2013年1月8日10時10分より古い履歴を削除された場合が示されている。
また、記憶領域1052は、記憶領域1051に記憶された書き込み回数の合計値と書き込み時刻が1分単位で記憶され、時刻が1時間経過する毎に1時間以上前の履歴が削除されるとともに、削除後の記憶領域1052に記憶された書き込み回数の合計値が、記憶領域1053に記憶される。なお、図7の記憶領域1052には、2013年1月8日11時00分00秒になったときに、2013年1月8日10時00分00秒より古い履歴が削除された場合が示されている。
また、記憶領域1053は、記憶領域1052に記憶された書き込み回数の合計値と書き込み時刻が1時間単位で記憶され、時刻が1日経過する毎に1日以上前の履歴が削除されるとともに、削除後の記憶領域1053に記憶された書き込み回数の合計値が、記憶領域1054に記憶される。なお、図7の記憶領域1053には、2013年1月9日00時00分00秒になったときに、2013年1月8日00時00分00秒より古い履歴が削除された場合が示されている。
更に、記憶領域1054は、記憶領域1053に記憶された書き込み回数の合計値と書き込み時刻が1日単位で記憶され、時刻が7日経過する毎に7日以上前の履歴が削除される。なお、図7の記憶領域1054には、2013年1月14日00時00分00秒になったときに、2013年1月7日より古い履歴が削除された場合が示されている。
上記第1の記憶方法によれば、書き込み履歴保持部105内の夫々の記憶領域1051〜1054に単位時間毎の書き込み回数および書き込み時刻を記憶させることにより、例えば1週間分の書き込み履歴を記憶するために必要なメモリ容量を小さくすることが可能となる。
次に、第2の記憶方法について説明する。
図8は、単位時間毎の書き込み履歴を記憶するための第2の記憶方法を説明するための図である。図8に示されるように、書き込み履歴保持部105内に4つの記憶領域2051〜2054を設け、夫々の記憶領域2051〜2054に、単位時間毎の書き込み回数を記憶させる。
図8は、単位時間毎の書き込み履歴を記憶するための第2の記憶方法を説明するための図である。図8に示されるように、書き込み履歴保持部105内に4つの記憶領域2051〜2054を設け、夫々の記憶領域2051〜2054に、単位時間毎の書き込み回数を記憶させる。
具体的には、記憶領域2051は、不揮発性メモリ14に対する1分間の書き込み回数を記憶する。記憶領域2052は、不揮発性メモリ14に対する過去1時間の書き込み回数を記憶する。記憶領域2053は、不揮発性メモリ14に対する過去1日の書き込み回数を記憶する。記憶領域2054は、不揮発性メモリ14に対する過去1週間の書き込み回数を記憶する。
夫々の記憶領域2051〜2054には、以下に示すように書き込み回数が記憶される。
例えば、記憶領域2051は、不揮発性メモリ14に対する書き込み動作に応じて書き込み回数が逐次更新されるともに、1分毎に、記憶された書き込み回数の値がリセットされる。これにより、記憶領域2051には、最新の1分間の書き込み回数が記憶される。
例えば、記憶領域2051は、不揮発性メモリ14に対する書き込み動作に応じて書き込み回数が逐次更新されるともに、1分毎に、記憶された書き込み回数の値がリセットされる。これにより、記憶領域2051には、最新の1分間の書き込み回数が記憶される。
また、記憶領域2052は、記憶領域2051がリセットされる直前に記憶領域2051に記憶されていた書き込み回数が1分毎に記憶されるとともに、1分毎に記憶した書き込み回数が1時間分記憶されたら、最も古い1分間分の書き込み回数が削除され、最新の1分間分の書き込み回数が記憶される。例えば、図8の場合、0〜59分までの書き込み回数の合計値が過去1時間の書き込み回数(書き込み履歴)となる。
また、記憶領域2053は、記憶領域2052に記憶された1時間毎の書き込み回数の合計値が1日毎に記憶されるとともに、1時間毎に記憶した書き込み回数が1日分記憶されたら、最も古い1時間分の書き込み回数が削除され、最新の1時間分の書き込み回数が記憶される。図8の場合、0〜23時までの書き込み回数の合計値が過去1日の書き込み回数(書き込み履歴)となる。
記憶領域2054は、記憶領域2053に記憶された1日毎の書き込み回数の合計値が1週間毎に記憶されるとともに、1日毎に記憶された書き込み回数が1週間分記憶されたら、最も古い1日分の書き込み回数が削除され、最新の1日分の書き込み回数が記憶される。図8の場合、0〜6日までの書き込み回数の合計値が過去1週間の書き込み回数(書き込み履歴)となる。
上記第2の記憶方法によれば、書き込み履歴保持部105内の夫々の記憶領域2051〜2054に単位時間毎の書き込み回数を上記のように記憶させることにより、例えば1週間分の書き込み履歴を記憶するために必要なメモリ容量を、上記第1の記憶方法よりも更に小さくすることが可能となる。
次に、推定寿命算出部101による不揮発性メモリ14の推定寿命の算出手順について説明する。
図9は、データ処理制御部10による不揮発性メモリ14の推定寿命を算出する処理手順を示す図である。図9に示されるように、例えば制御装置1が起動すると、計測部102が不揮発性メモリ14に対する書き込み回数の記憶を開始する(S101)。具体的には、不揮発性メモリ14に対する総書き込み回数が総書き込み回数保持部106に記憶され、不揮発性メモリに対する単位時間毎の書き込み回数が書き込み履歴保持部105に記憶される。
図9は、データ処理制御部10による不揮発性メモリ14の推定寿命を算出する処理手順を示す図である。図9に示されるように、例えば制御装置1が起動すると、計測部102が不揮発性メモリ14に対する書き込み回数の記憶を開始する(S101)。具体的には、不揮発性メモリ14に対する総書き込み回数が総書き込み回数保持部106に記憶され、不揮発性メモリに対する単位時間毎の書き込み回数が書き込み履歴保持部105に記憶される。
推定寿命算出部101は、不揮発性メモリ14の推定寿命の算出指示の有無を判別する(S102)。推定寿命の算出の指示がない場合には、引き続き、計測部102によって不揮発性メモリ14に対する書き込みの有無が監視される。一方、推定寿命の算出の指示あった場合、推定寿命算出部101は、推定寿命の算出処理を開始する(S103)。なお、推定寿命の算出の指示は、例えばユーザから操作部12を介して推定寿命算出部101に入力される場合や、指定された時刻または一定周期毎にデータ処理制御部10内に設けられたタイマ等から推定寿命算出部101に入力される場合等が考えられる。
推定寿命の算出の指示を受けた推定寿命算出部101は、書き込み限度回数保持部103、総書き込み回数保持部106、および書き込み履歴保持部105に格納された値を読出し、上記(式1)にしたがって、単位時間毎の書き込み頻度に応じた揮発性メモリ14の推定寿命を算出する。単位時間毎の書き込み頻度に応じた推定寿命の算出結果は、推定寿命算出結果保持部104に格納される(S104)。
次に、制御部107は、推定寿命算出結果保持部104に格納された推定寿命の算出値を、前述した図3や図5に示される方法で、表示部11に表示させる(S105)。その後は、例えば制御装置1に対する終了処理の実行や停電等の電源遮断によって制御装置1の動作が停止するまで、上述したステップS101〜S105の処理が繰り返し実行される。
以上のように、不揮発性メモリ14に対する書き込み回数を単位時間毎に計測し、計測した複数の単位時間毎の書き込み回数に基づいて、上記単位時間毎の書き込み頻度で書き込みを続けた場合の不揮発性メモリ14の推定寿命を上記単位時間毎に算出して表示することで、不揮発性メモリの使用状態を適切にユーザに通知することが可能となる。
例えば、ユーザが毎分2回のデータの書き込み先をRAMに設定するつもりが、誤って不揮発性メモリ14に設定してしまい、約1時間経過したという状況を仮定する。この状況における単位時間毎の書き込み回数と推定寿命が図2に示される内容であったとすると、ユーザは、図2の表示内容を見ることにより、過去1分間および過去1時間の書き込み頻度(書き込み回数)に基づく推定寿命が、過去1日および過去1週間の書き込み頻度に基づく推定寿命よりも短くなっていると判断し、データの書き込み先の設定が間違っていることに気付くことができる。
また、別の事例として、毎日行っている制御プログラムの全パラメータの更新が完了した直後の状況を仮定する。この状況における単位時間毎の書き込み回数と推定寿命が図10に示される内容であったとすると、ユーザは、図10の表示内容を見ることにより、制御プログラムの全パラメータの更新を引き続き毎日行うとすれば、不揮発性メモリ14は約3年で寿命を迎え、週1回のペースで更新を行うとすれば、不揮発性メモリ14は約20年で寿命を迎えると理解することができる。この場合に、例えば5年後に制御システム1を全体的に見直す計画があるとすれば、ユーザは、毎日行っていた制御プラグラムの全パラメータの更新を週1回に改めることで、5年後の制御システム1の見直しまでに不揮発性メモリ14を交換する必要がないと判断することができる。
以上のように、不揮発性メモリ14に対する単位時間毎の書き込み頻度に基づく推定寿命を算出し、算出した単位時間毎の推定寿命や単位時間毎の書き込み回数等の情報を例えば表示部11に表示させることで、不揮発性メモリ14の現在の使用状態を適切にユーザに知らせることができる。
また、上記のように、算出した単位時間毎の推定寿命や単位時間毎の書き込み回数等のデータに固有のデータアドレスを付与することで、表示部11に不揮発性メモリ14の使用状態の情報を表示させるだけでなく、その情報を外部に送信することが容易となる。
更に、上記のように、単位時間毎の書き込み履歴を記憶領域1051〜1054、2051〜2054に記憶することにより、書き込み履歴を記憶するために必要なメモリ容量を小さくすることが可能となる。これにより、上述した不揮発性メモリ監視装置を小規模なハードウェア構成から成る組み込みソフトウェアの制御システムにも適用することが可能となる。特に、上記第2の記憶方法のように、単位時間毎の書き込み回数のみを記憶領域2051〜2054に記憶すれば、必要なメモリ容量を更に小さくすることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、図8に示した第2の記憶方法において、1分間の書き込み回数を記憶する記憶領域2054を別途設ける場合を例示したが、これに限られず、1時間の書き込み回数を記憶する記憶領域2055の一つの記憶ブロックを1分間の書き込み回数を記憶する記憶領域2054として兼用することも可能である。この場合、記憶領域2055における最新の書き込み回数が記憶された記憶ブロックが、1分間の書き込み回数を記憶する記憶領域2054として機能する。
また、推定寿命算出結果保持部104に対する書き込み履歴の記憶方法として、図7および図8に示される第1および第2の記憶方法を例示したが、これに限られない。例えば、推定寿命算出結果保持部104の大容量化が許容される場合には、不揮発性メモリ14に対する1回の書き込み毎に、履歴番号と書き込み時刻とを推定寿命算出結果保持部104に記憶する方法であってもよい。
また、計測時間毎の書き込み回数および推定寿命を表示部11に表示させる場合を例示したが、これに限られない。例えば、表示部11に表示させずに通信部13を介して外部装置に送信し、必要に応じて外部装置側のモニタ等に表示させることも可能である。
100…制御システム、200…不揮発性メモリ監視装置、1…制御装置、2_1〜2_n…制御対象の装置、10…データ処理制御部、11…表示部、12…操作部、13…通信部、14…不揮発性メモリ、101…推定寿命算出部、102…計測部、103…書き込み限度回数保持部、104…推定寿命算出結果保持部、105…書き込み履歴保持部、107…制御部、110A、110B…表示領域、1051〜1054、2051〜2054…記憶領域。
Claims (7)
- 不揮発性メモリに対する書き込みを監視し、書き込み回数を計測する計測部と、
互いに長さの異なる複数の計測単位時間内に前記計測部によって計測された書き込み回数を、計測単位時間毎に保持する書き込み履歴保持部と、
前記不揮発性メモリに対する書き込み回数の総数を保持する総書き込み回数保持部と、
前記不揮発性メモリに対する書き込みの限度回数を保持する書き込み限度回数保持部と、
前記書き込み履歴保持部に保持された前記計測単位時間毎の書き込み回数と、前記総書き込み回数保持部に保持された書き込み回数の総数と、前記書き込み限度回数保持部に保持された前記限度回数とに基づいて、前記計測単位時間内において夫々計測された書き込み頻度で書き込みを続けた場合の前記不揮発性メモリの推定寿命を前記計測単位時間毎に算出する推定寿命算出部とを備える
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項1に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記推定寿命算出部によって算出された前記単位時間毎の前記推定寿命の情報を表示する表示部を更に有する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項2に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記表示部は、前記書き込み履歴保持部に保持された計測単位時間毎の書き込み回数を表示する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記推定寿命算出部によって算出された前記計測単位時間毎の前記推定寿命の情報を、当該計測時毎に、固有のデータアドレスと対応させて保持する推定寿命算出結果保持部を更に有する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記書き込み履歴保持部は、
前記不揮発性メモリに対する第1計測単位時間内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第1記憶領域と、
前記不揮発性メモリに対する前記第1計測単位時間よりも長い第2計測単位時間内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第2記憶領域と、
前記不揮発性メモリに対する前記第2計測単位時間よりも長い第3計測単位時間内の書き込み回数と書き込み時刻とを記憶する第3記憶領域と有する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記書き込み履歴保持部は、
前記不揮発性メモリに対する第1計測単位時間内の書き込み回数を記憶する第1記憶領域と、
前記不揮発性メモリに対する前記第1計測単位時間毎の書き込み回数を前記第1計測単位時間よりも長い第2計測単位時間分記憶する第2記憶領域と、
前記不揮発性メモリに対する前記第2計測単位時間毎の書き込み回数を前記第2計測単位時間よりも長い第3計測単位時間分記憶する第3記憶領域とを有する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。 - 請求項6に記載の不揮発性メモリ監視装置において、
前記第1記憶領域は、前記不揮発性メモリに対する書き込み動作に応じて、記憶した書き込み回数が更新されるとともに、記憶した書き込み回数が前記第1計測単位時間毎にリセットされ、
前記第2記憶領域は、前記リセットされる直前に前記第1記憶領域に記憶されていた書き込み回数を前記第1計測単位時間毎に記憶するとともに、前記第1計測単位時間毎に記憶した書き込み回数が前記第2計測単位時間分記憶されたら、最も古い前記第1計測単位時間分の書き込み回数の代わりに最新の前記第1計測単位時間分の書き込み回数を記憶し、
前記第3記憶領域は、前記第2記憶領域に記憶された前記第1計測単位時間毎の書き込み回数の合計値を前記第2計測単位時間毎に記憶するとともに、前記第2計測単位時間毎に記憶した書き込み回数が前記第3計測単位時間分記憶されたら、最初に記憶した前記第2計測単位時間分の書き込み回数の代わりに最新の前記第2計測単位時間分の書き込み回数を記憶する
ことを特徴とする不揮発性メモリ監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014075957A JP2015197833A (ja) | 2014-04-02 | 2014-04-02 | 不揮発性メモリ監視装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018063624A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | メモリーシステム及び画像形成装置 |
WO2023162544A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 株式会社デンソートリム | エンジン制御装置 |
-
2014
- 2014-04-02 JP JP2014075957A patent/JP2015197833A/ja active Pending
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WO2023162544A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 株式会社デンソートリム | エンジン制御装置 |
JP7457212B2 (ja) | 2022-02-24 | 2024-03-27 | 株式会社デンソートリム | エンジン制御装置 |
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