JP2015197578A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2重液晶構造を採用してコントラストを高めつつ実質開口率を高め光の透過率を向上した液晶装置の提供。【解決手段】偏光素子119を介して第1液晶パネル291と第2液晶パネル391とを積層し、第1液晶パネル291に入射させた光を変調して第2液晶パネル391から射出する液晶装置であって、第1液晶パネル291は、液晶を挟持して対向する第1素子基板220及び第1対向基板210と、第1素子基板210に設けられた複数の第1画素電極228(の各々)に接続された第1スイッチング素子224と、第1スイッチング素子224よりも光の入射側に配置されたマイクロレンズML1とを有し、第2液晶パネル391は、液晶を挟持して対向する第2素子基板330及び第2対向基板310と、第2素子基板330に設けられた複数の第2画素電極328(の各々)に接続された第2スイッチング素子324とを有する、液晶装置。【選択図】図2

Description

本発明は、液晶装置及び電子機器に関する。
透過型液晶パネルにおいて、液晶パネルを2枚貼り合わせた2重液晶パネル構造が提案
されている(例えば特許文献1、2)。このような構造によれば、表示のコントラストを
高める効果が得られる。
特開平04−109217号公報 特開2004−258372号公報
液晶パネルを2枚貼り合わせた2重液晶パネル構造は、遮光部となる素子配線構造も2
重化するため、光の透過率が低下するという問題がある。
本発明は、以上のような課題に鑑みなされたものであり、2重液晶構造を採用してコン
トラストを高めつつ実質開口率を高め光の透過率を向上した液晶装置の提供を目的とする
本発明に係る液晶装置は、偏光素子を介して第1液晶パネルと第2液晶パネルとを積層
し、前記第1液晶パネルに入射させた光を、前記第1液晶パネルと前記第2液晶パネルと
により変調して前記第2液晶パネルから射出する液晶装置であって、前記第1液晶パネル
は、液晶を挟持して対向する第1素子基板及び第1対向基板と、前記第1素子基板に設け
られた複数の第1画素電極と、各々の前記第1画素電極に電気的に接続された第1スイッ
チング素子と、前記第1スイッチング素子よりも光の入射側に配置されたマイクロレンズ
とを有し、前記第2液晶パネルは、液晶を挟持して対向する第2素子基板及び第2対向基
板と、前記第2素子基板に設けられた複数の第2画素電極と、各々の前記第2画素電極に
電気的に接続された第2スイッチング素子とを有する。
この構成によれば、第1、第2液晶パネルを備え、これらの間に偏光素子が介装されて
いることで、コントラストを高めた液晶装置を提供できる。また、第1液晶パネルの第1
スイッチング素子より入射側にマイクロレンズを配置する。これにより、この液晶装置に
入射した光を、マイクロレンズにより集光し第1スイッチング素子及び第2スイッチング
素子に遮光されることなく射出させることができ、光の透過率を向上させることができる
上記の液晶装置において、前記偏光素子が、前記第1液晶パネル及び第2液晶パネルに
接着固定されていても良い。
この構成によれば、偏光素子が接着固定されていることにより、第1液晶パネルと第2
液晶パネルとを正確に位置決めした状態で固定することができる。これにより、第1液晶
パネルに配される第1スイッチング素子及びその配線と、第2液晶パネルに配される第2
スイッチング素子及びその配線とが、光の入射方向に対してずれることを抑制できる。第
1、第2スイッチング素子とそれぞれの配線(即ち、走査線及び信号線)の位置が互いに
ずれると、光透過経路が狭められて透過率が下がる。このことは、第1、第2液晶パネル
の画素ピッチが小さくなり、素子配線密度が高くなるに従い顕著となる。第1、第2液晶
パネルを正確に位置決めして固定することで、素子配線密度を高くしても、光透過経路が
狭められることがなく、光の透過率を確保できる。
上記の液晶装置において、前記第1液晶パネルに備えられたマイクロレンズを第1マイ
クロレンズとし、前記第1マイクロレンズによって集光された光が入射する第2マイクロ
レンズを有していても良い。
この構成によれば、第1マイクロレンズで集光した光の角度を第2マイクロレンズで広
げ、平行光に近い光として液晶装置から射出させることができる。したがって、この液晶
装置の後段に設けられる光学系において光の利用効率を高めることができる。
上記の液晶装置において、前記第2マイクロレンズが、前記第2液晶パネルの前記第2
スイッチング素子よりも光の射出側に設けられていても良い。
この構成によれば、第2マイクロレンズより射出側に遮光部となる第1、第2スイッチ
ング素子が配置されない。したがって、第2マイクロレンズにより光の角度を平行に近づ
け、射出する光の利用効率を高めることができる。
上記の液晶装置において、前記第1マイクロレンズの焦点が、前記第2液晶パネルの前
記第2スイッチング素子よりも前記第2マイクロレンズ側に設定されていても良い。
マイクロレンズによって集光された光は、焦点を超えた後にその角度が広がっていく。
上述のように第1マイクロレンズの焦点を設定することで、光の角度は第2スイッチング
素子を超えた後に広がるので、第1及び第2スイッチング素子によって遮られにくくなり
、光の透過率を高めることができる。
上記の液晶装置において、前記第2マイクロレンズが、前記第1液晶パネルの前記第1
スイッチング素子と前記第2液晶パネルの前記第2スイッチング素子との間に設けられて
いても良い。
この構成によれば、第1液晶パネルと第2液晶パネルの層構造を同じとすることができ
る。したがって、第1液晶パネルと第2液晶パネルとを、同様の製造工程によって製造す
ることができ、製造コストを抑制できる。また、第1マイクロレンズと第2マイクロレン
ズとの距離を短くすることができる。これにより、光路が第1スイッチング素子を避ける
ように設定される第1マイクロレンズの焦点位置の設計自由度が増す。したがって、様々
な工法により形成されるマイクロレンズを採用できる。
上記の液晶装置において、前記第1マイクロレンズの焦点が、前記第1液晶パネルの前
記第1スイッチング素子よりも前記第2マイクロレンズ側に設定され、前記第2マイクロ
レンズの焦点が、前記第2液晶パネルの前記第2スイッチング素子よりも光の射出側に設
定されていても良い。
この構成によれば、第1マイクロレンズにより集光された光の角度は第1スイッチング
素子を超えた後に広がる。同様に、第2マイクロレンズにより集光された光の角度は第2
スイッチング素子を超えた後に広がる。したがって、この液晶装置に入射する光は、第1
及び第2スイッチング素子によって遮られることがなく、光の透過率を高めることができ
る。
上記の液晶装置において、前記第1マイクロレンズと前記第2マイクロレンズの間に配
置され、前記第1マイクロレンズによって集光された光を中継するリレーマイクロレンズ
を有していてもよい。
この構成によれば、リレーマイクロレンズによって、第1マイクロレンズで集光された
光の角度を調整して、第2マイクロレンズに確実に入射させることができる。これにより
、光の透過率を高めることができる。
上記の液晶装置において、前記第1マイクロレンズと前記第2マイクロレンズの間に配
置され、前記第1マイクロレンズによって集光された光を中継する第1リレーマイクロレ
ンズと第2リレーマイクロレンズを有していても良い。
この構成によれば、第1、第2リレーマイクロレンズによって、第1マイクロレンズで
集光された光の角度を調整して、第2マイクロレンズに確実に入射させることができる。
また、第1、第2リレーマイクロレンズにより光路を調整できるため、第1マイクロレン
ズと第2マイクロレンズとの距離を長くした場合であっても、第1マイクロレンズの焦点
位置の設計自由度が増す。したがって、様々な工法により形成されるマイクロレンズを採
用できる。
また、電子機器として上記の液晶装置を備えていても良い。
この構成によれば、光の透過率が高く、高コントラストの表示品質を備えた電子機器を
得ることができる。
の第1実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図。 第1実施形態に係る液晶装置の断面構成を示す図。 第1実施形態に係る液晶装置の電気的構成を示す配線図。 第2実施形態に係る液晶装置の断面構成を示す図。 第3実施形態に係る液晶装置の断面構成を示す図。 第4実施形態に係る液晶装置の断面構成を示す図。 第5実施形態に係るプロジェクターの構成を示す図。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して第1実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶装置120の構成を示す平面図である。図2は、液晶装
置120のA−A断面に沿った構成を示す図である。
液晶装置120は、図2に示すように、第1液晶パネル291と、中間偏光板(偏光素
子)119と、第2液晶パネル391とをこの順に積層した構造を有する。図1には、第
1液晶パネル291のみが示されているが、中間偏光板119と第2液晶パネル391は
図1中において第1液晶パネル291の後方に隠れて配置される。図1に示すように、第
1液晶パネル291は、TFTアレイ基板(第1素子基板)230と対向基板(第1対向
基板)210とを重ね合わせるとともに、両者の間に設けられたシール材52により貼り
合わせた構成を有する。シール材52によって区画された領域内には液晶層250が封入
されている。シール材52の形成領域の内側には、遮光性材料からなる周辺見切り53が
形成されている。
シール材52の外側の領域には、データ線駆動回路41および外部回路実装端子42が
TFTアレイ基板230の一辺に沿って形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿っ
て走査線駆動回路54が形成されている。TFTアレイ基板230の残る一辺には、画像
表示領域の両側に設けられた走査線駆動回路54の間を接続するための複数の配線55が
設けられている。また、対向基板210の角部においては、TFTアレイ基板230と対
向基板210との間で電気的導通をとるための基板間導通材56が配設されている。
なお、データ線駆動回路41および走査線駆動回路54をTFTアレイ基板230の上
に形成する代わりに、例えば、駆動用LSIが実装されたTAB(Tape Automated Bondi
ng)基板とTFTアレイ基板230の周辺部に形成された端子群とを異方性導電膜を介し
て電気的および機械的に接続するようにしてもよい。
また、第2液晶パネル391の平面構成は、図1に示す第1液晶パネル291の平面構
成と同様であるから図示及び説明は省略する。
図2に示すように、第1液晶パネル291と第2液晶パネル391とは、中間偏光板(
偏光素子)119を介して積層されている。液晶装置120は、第1液晶パネル291側
から入射する光を、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル391で変調し、変調した
光を第2液晶パネル391から射出する。
第1液晶パネル291は、対向基板(第1対向基板)210と、TFTアレイ基板(第
1素子基板)230と、これらの間に封入された液晶層250と有する。
液晶装置120において、第1液晶パネル291は、対向基板210が光の入射側(図
示上側)、TFTアレイ基板230が光の射出側(図示下側)となるように配置されてい
る。
第1液晶パネル291において、対向基板210は、光の入射側(図示上側)から順に
、基材200、光屈折層201、遮光部203、保護層204、共通電極205及び配向
膜206を有している。
基材200は、例えばガラスや石英など、光透過性を有する材料を用いて構成されてい
る。基材200は、液晶層250側の第1面200aに形成された複数の第1凹部200
bを有している。第1凹部200bは、光の入射側(対向基板210の外側)に凹んだ構
造を有している。複数の第1凹部200bは、平面視で複数の画素の各々と重なり合うよ
うに配置されている。本実施形態では、複数の第1凹部200bは、マトリクス状に配列
された構成を有している。複数の第1凹部200bの底部は、それぞれ曲面状に形成され
ている。
光屈折層201は、複数の第1凹部200bを含む基材200の第1面200aの略全
面に積層されている。光屈折層201は、例えば基材200よりも光屈折率の高い材料(
第1材料)を用いて形成されている。このような第1材料としては、例えばプラズマCV
D法に適用可能な材料(例えば、無機材料)などが挙げられる。
本実施形態では、第1凹部200bの底部が曲面状に形成されているため、基材200
に入射して第1凹部200bに到達した光は、基材200と光屈折層201との間の光屈
折率の差により、平面視で第1凹部200bの中央部側へ屈折する。このように、光屈折
層201のうち、複数の第1凹部200bの内部に設けられる部分は、光を集光する第1
マイクロレンズML1を構成している。各々の第1マイクロレンズML1は、平面視で複
数の画素の各々と重なり合うように配置される。
遮光部203は、光屈折層201の第2面201aのうち第1マイクロレンズML1同
士の境界に平面視で重なる領域に形成されている。保護層204は、光屈折層201の第
2面201a及び遮光部203を覆うように形成されている。保護層204は、当該第2
面201aのほぼ全面に亘って形成されている。共通電極205は、保護層204のほぼ
全面に亘って形成されている。配向膜206は、共通電極205を覆うように形成されて
いる。
第1液晶パネル291において、TFTアレイ基板230は、光の射出側(図示下側)
から順に、基材220、下地層221、第1遮光部222、第1絶縁層223、TFT(
Thin Film Transistor:薄膜トランジスター、第1スイッチング素子)224、第2絶縁
層225、第2遮光部226、第3絶縁層227、画素電極228及び配向膜229を有
している。TFTアレイ基板230の表示領域には、画素電極228の平面領域に対応す
る開口領域GAと、開口領域GA以外の領域である遮光領域NAとが設けられている。
基材220は、光屈折層201と同様、例えばガラスや石英など、光透過性を有する材
料を用いて形成されている。下地層221は、基材220の表面に形成されている。第1
遮光部222は、下地層221の液晶層250側の表面221aに設けられている。第1
絶縁層223は、第1遮光部222を含む下地層221の表面221aを覆うように形成
されている。
TFT224は、第1液晶パネル291の画素電極228を駆動するスイッチング素子
(第1スイッチング素子)である。当該TFT224は、半導体層224a及び不図示の
ゲート電極を有して構成されている。半導体層224aには、ソース領域、チャネル領域
及びドレイン領域が形成されている。チャネル領域とソース領域、又は、チャネル領域と
ドレイン領域との界面には、例えばLDD(Lightly Doped Drain)領域が形成されてい
てもよい。
ゲート電極は、TFTアレイ基板230上において平面視で半導体層のチャネル領域と
重なる領域に第2絶縁層225の一部(ゲート絶縁膜)を介して形成されている。図示を
省略しているが、ゲート電極は、下層側に配置された走査線242(図3参照)にコンタ
クトホールを介して電気的に接続されており、走査信号が印加されることによってTFT
224をオン/オフ制御している。
第1遮光部222及び第2遮光部226は、上記対向基板210の遮光部203に平面
視で重なるように格子状に形成されている。第1遮光部222及び第2遮光部226は、
TFTアレイ基板230の厚さ方向において、TFT224を挟むように配置されている
。第1遮光部222及び第2遮光部226が設けられていることにより、TFT224へ
の光の入射が抑制されている。第1遮光部222に囲まれている矩形状の領域(開口部2
22a)、及び、第2遮光部226に囲まれている矩形状の領域(開口部226a)は、
光が透過する領域となる。
画素電極228は、開口部222a及び開口部226aに平面視で重なる領域に設けら
れている。TFT224や当該TFT224に電気信号を供給する不図示の電極や配線5
5(図1等参照)等は、第1遮光部222及び第2遮光部226に平面視で重なる領域に
設けられている。なお、これらの電極や配線55等が第1遮光部222及び第2遮光部2
26を兼ねた構成であっても構わない。また、配向膜229は、画素電極228を覆うよ
うに形成されている。
液晶層250は、対向基板210側の配向膜206と、TFTアレイ基板230側の配
向膜229との間に封入されている。
第2液晶パネル391は、第1液晶パネル291と同様の構造を有し、第1液晶パネル
291に対して上下反転して配置されている。
第2液晶パネル391は、TFTアレイ基板(第2素子基板)330と、対向基板(第
2対向基板)310と、これらの間に封入された液晶層350と有する。液晶装置120
において、第2液晶パネル391は、TFTアレイ基板330が光の入射側(図示上側)
、対向基板310が光の射出側(図示下側)となるように配置されている。
第2液晶パネル391において、TFTアレイ基板330は、光の入射側(図示上側)
から順に、基材320、下地層321、第1遮光部322、第1絶縁層323、TFT(
第2スイッチング素子)324、第2絶縁層325、第2遮光部326、第3絶縁層32
7、画素電極328及び配向膜329を有している。
第2液晶パネル391において、対向基板310は、光の射出側(図示下側)から順に
、基材300、光屈折層301、遮光部303、保護層304、共通電極305及び配向
膜306を有している。
基材300は、液晶層350側の第1面300aに形成された複数の第2凹部300b
を有している。第2凹部300bは、光の射出側(対向基板310の外面側)に凹み、そ
の底部が曲面状に形成されている。第2凹部300bには、基材300よりも光屈折率の
高い材料からなる光屈折層301が充填されて第2マイクロレンズML2を構成している
。この第2マイクロレンズML2は、第1液晶パネル291の第1マイクロレンズML1
を上下反転した構造を有している。
中間偏光板119は、第1液晶パネル291と第2液晶パネル391の間に介挿されて
いる。この中間偏光板119は、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル391を正確
に位置決めした状態で接着固定されている。
第1液晶パネル291と第2液晶パネル391とは、平面視で一致する開口領域GAと
遮光領域NAを有している。即ち、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル391の開
口領域GA及び遮光領域NAは、平面視において大きさと配置とが一致している。
平面視において、開口領域GAには、第1液晶パネル291の第1マイクロレンズML
1、画素電極228、並びに第2液晶パネル391の画素電極328、第2マイクロレン
ズML2が平面視で重ねて配置されている。
また平面視において、遮光領域NAには、第1液晶パネル291の遮光部203、第2
遮光部226、TFT(第1スイッチング素子)224、第1遮光部222、並びに第2
液晶パネル391の第1遮光部322、TFT(第2スイッチング素子)324、第2遮
光部326、遮光部303が重ねて配置されている。
図3は、液晶装置120の第1液晶パネル291の電気的な構成を示す回路図である。
図3に示すように、画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素の各
々には、画素電極228、及びTFT224が形成されている。TFT224は、画素電
極228に電気的に接続されており、液晶装置120の動作時において、画素電極228
に対する画像信号の供給及び非供給を相互に切り替えるように、画素電極228をスイッ
チング制御する。画像信号が供給されるデータ線241は、TFT224のソース領域に
電気的に接続されている。
なお、第2液晶パネル391も図3と同様の回路図で表される電気的な構成を有する。
また、第1液晶パネル291と第2液晶パネル391は、同時にスイッチング制御される
。以下に第1液晶パネル291を代表してその電気的な制御方法について説明するが、第
2液晶パネル391についてもこれと同様である。
TFT224のゲートには走査線242が電気的に接続されている。液晶装置120は
、所定のタイミングで、走査線242にパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、こ
の順に線順次で印加するように構成されている。画素電極228は、TFT224のドレ
インに電気的に接続されている。画素電極228には、スイッチング素子であるTFT2
24を一定期間だけ閉じることにより、データ線241から供給される画像信号S1、S
2、…、Snが、各画素の液晶に所定のタイミングで書き込まれる。
液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、画素電極228と
対向基板210に形成された共通電極205との間に形成される液晶容量で一定期間保持
される。なお、保持された画像信号がリークするのを防止するため、画素電極228と容
量線243との間に蓄積容量270が形成され、液晶容量と並列に配置されている。この
ように、液晶に電圧信号が印加されると、印加された電圧レベルにより液晶の配向状態が
変化する。これにより、液晶に入射した光が変調されて階調表示が可能となる。
液晶層250を構成する液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が
変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。例えば、ノーマリーホワイト
モードの場合、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少する
。ノーマリーブラックモードの場合、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対
する透過率が増加し、全体として液晶装置120からは画像信号に応じたコントラストを
もつ光が射出される。
図2に示すように、上記のように構成された液晶装置120において、例えば第1液晶
パネル291の第1対向基板210の基材200に入射した光L1、L2(平行光)は、
第1マイクロレンズML1によって開口領域GAの中央部側(即ち開口部203bの中央
部側)へ屈折され液晶層250に入射する。その後、液晶層250を通過した光L1、L
2は、中間偏光板119を通過し第2液晶パネル391に入射する。光L1、L2は、第
2液晶パネル391の液晶層350を通過して第2マイクロレンズML2に達する。光L
1、L2は、第2マイクロレンズML2によってその角度が狭められるように屈折される
。この光屈折により、光L1、L2の進行方向は、液晶装置120の垂直方向に沿った方
向に近づけられることになる。
第1マイクロレンズML1は、基材200において遮光領域NAに入射した光を集光し
て開口領域GAに集める。集光させられることでこの光は、第1液晶パネル291及び第
2液晶パネル391の遮光領域NAの遮光要素によって遮られることがない。したがって
、液晶装置120の実質的な開口率を向上させることができる。また、液晶装置120と
透過する光は、第2マイクロレンズML2により液晶装置120の垂直方向に近い方向に
屈折され平行光に近い光として射出されることになる。このため、液晶装置120の後段
の光学系において光の利用効率が高められることになる。
第1マイクロレンズML1の焦点F1は、第2液晶パネル391のTFT(第2スイッ
チング素子)324よりも第2マイクロレンズML2側に設定することが好ましい。
第1マイクロレンズML1によって集光された光は、焦点を超えた後に発散する。上述
したように焦点を設定することで、第1マイクロレンズML1から射出された光は、TF
T324を超えるまで発散することがない。これにより、光L1、L2が遮光領域NAの
遮光する成分に遮られない。また、光が、意図しない開口領域GAに進行することを抑制
できる。即ち、第1マイクロレンズML1から射出された光を、同一の開口領域GAに配
置される第2マイクロレンズML2に確実に入射させることができる。これにより、コン
トラストを高め、さらに光の透過率を高めることができる。
本実施形態の液晶装置120において、中間偏光板119は、第1液晶パネル291及
び第2液晶パネル391と接着固定されている。中間偏光板119が接着固定されている
ことにより、第1液晶パネル291と第2液晶パネル391とを正確に位置決めした状態
で固定することができる。これにより、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル391
の互いの開口領域GA同士(即ち遮光領域NA同士)がずれることを抑制できる。第1液
晶パネル291及び第2液晶パネル391の互いの開口領域GA同士にずれが生じると光
の透過経路が狭められて透過率が低下する。このことは、液晶パネルの画素ピッチが小さ
くなり、素子配線密度が高くなるに従い顕著となる。第1、第2液晶パネルを正確に位置
決めして固定することで、素子配線密度を高くしても、光透過経路が狭められることがな
く、光の透過率を確保できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。
図4は、第2実施形態に係る液晶装置130の構成を示す断面図である。液晶装置13
0は、第1液晶パネル291と第2液晶パネル491とが中間偏光板(偏光素子)119
を介して積層された構造を有している。液晶装置130は、第1液晶パネル291側から
入射する光を、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル491で変調し、変調した光を
第2液晶パネル491から射出する。
第2実施形態の液晶装置130は、第1実施形態の液晶装置120と比較して、第2液
晶パネル391を第2液晶パネル491に置き換えた構造を有している。したがって、第
2実施形態の第1液晶パネル291は、第1実施形態と共通の構造を有しておりその説明
を省略する。
液晶装置130の第2液晶パネル491は、対向基板(第2対向基板)410と、TF
Tアレイ基板(第2素子基板)430と、これらの間に封入された液晶層450と有する
。液晶装置130において、第2液晶パネル491は、対向基板410が光の入射側(図
示上側)、TFTアレイ基板430が光の射出側(図示下側)となるように配置されてい
る。
基材400の光の入射側の第1面400aには、複数の第2凹部400bが形成されて
いる。第2凹部400bは、光の射出側(液晶層450側)に凹み、その底部が曲面状に
形成されている。第2凹部400bには、基材400よりも光屈折率の高い材料からなる
光屈折層401が充填されて第2マイクロレンズML2を構成している。この第2マイク
ロレンズML2は、第1液晶パネル291の第1マイクロレンズML1を上下反転した構
造を有している。
第2液晶パネル491において、対向基板410は、光の入射側(図示上側)から順に
、光屈折層401、基材400、遮光部403、保護層404、共通電極405及び配向
膜406を有している。
第2液晶パネル491において、TFTアレイ基板430は、光の射出側(図示下側)
から順に、基材420、下地層421、第1遮光部422、第1絶縁層423、TFT(
第1スイッチング素子)424、第2絶縁層425、第2遮光部426、第3絶縁層42
7、画素電極428及び配向膜429を有している。
第1液晶パネル291と第2液晶パネル491とは、平面視で一致する開口領域GAと
遮光領域NAを有している。即ち、第1液晶パネル291及び第2液晶パネル491の開
口領域GA及び遮光領域NAは、平面視において大きさと配置とが一致している。
このような構成においては、例えば、第1液晶パネル291の基材200に入射した光
L1、L2(平行光)は、第1マイクロレンズML1によって開口領域GAの中央部側へ
屈折され液晶層250に入射する。さらに、光L1、L2は、TFTアレイ基板230を
透過し第1液晶パネルから射出される。その後、光L1、L2は、中間偏光板119を通
過し、第2液晶パネル491に入射する。光L1、L2は、第2液晶パネル491におい
て第2マイクロレンズML2に達する。光L1、L2は、第2マイクロレンズML2によ
ってさらに収束され、開口領域GAの中央部側へ屈折される。その後、光L1、L2は、
液晶層450、TFTアレイ基板430を通過し、さらに液晶装置130から射出される
第1マイクロレンズML1は、基材200において遮光領域NAに入射した光を集光し
て開口領域GAに集める。集光させられることでこの光は、第1液晶パネル291の遮光
領域NAの遮光要素によって遮られることがない。同様に、第2マイクロレンズML2は
、光を集光して、光が第2液晶パネル391の遮光領域NAの遮光成分によって遮られる
ことがない。これにより、光の透過率を高めることができる。
本実施形態において、第1マイクロレンズML1の焦点は、基材200に入射した光L
1、L2が遮光領域NAを避けて第2マイクロレンズML2に入射するように構成されて
いれば、限定されない。また、第2マイクロレンズML2の焦点は、基材400に入射し
た光L1、L2が遮光領域NAを避けて液晶装置130から射出されるものであれば、限
定されない。
基材200に入射した光L1、L2が、遮光部を避けるような構成とする為に、第1マ
イクロレンズML1の焦点は、第1液晶パネル291のTFT224に対して、基材22
0側(射出側)とすることが好ましい。同様に、第2マイクロレンズML2の焦点は第2
液晶パネル491のTFT424に対し基材420側(射出側)とすることが好ましい。
焦点を上述のように設定することによって、第1液晶パネル291において、TFT2
24の近傍を通過する際の光L1、L2は、開口領域GAの中央部側(即ち開口部203
bの中央部側)へ傾いた光となる。したがって、光L1、L2が、第1液晶パネル291
内の遮光部に遮られることがない。同様に、第2液晶パネル491において、TFT42
4の近傍を通過する際の光L1、L2は、開口領域GAの中央部側(即ち開口部403b
の中央部側)へ傾いた光となり、遮られることがない。
第2実施形態の液晶装置130では、第1液晶パネル291の液晶層250に対し入射
側に対向基板(第1対向基板)210が配置され、射出側にTFTアレイ基板(第1素子
基板)230が配置されている。同様に、第2液晶パネル491の液晶層450に対し入
射側に対向基板(第2対向基板)410が配置され、射出側にTFTアレイ基板(第2素
子基板)430が配置されている。このように、第1液晶パネル291と第2液晶パネル
491は、同様の層配置を有しているため、第1液晶パネル291と、第2液晶パネル4
91は、同様の製造工程によって製造することができる。
また、第2実施形態の液晶装置130は、第1マイクロレンズML1と第2マイクロレ
ンズML2の距離を、上述した第1実施形態の液晶装置120と比較して、短くすること
ができる。したがって、第1マイクロレンズML1の焦点の設計自由度が増し、様々な工
法により形成されるマイクロレンズを採用できる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を説明する。
図5は、第3実施形態に係る液晶装置140の構成を示す断面図である。液晶装置14
0は、第1液晶パネル591と第2液晶パネル491とが中間偏光板(偏光素子)119
を介して積層された構造を有している。液晶装置140は、第1液晶パネル591側から
入射する光を、第1液晶パネル591及び第2液晶パネル491で変調し、変調した光を
第2液晶パネル491から射出する。
第3実施形態の液晶装置140は、第2実施形態の液晶装置130と比較して、第1液
晶パネル291を第1液晶パネル591に置き換えた構造を有している。第3実施形態の
第2液晶パネル491は、第2実施形態と共通の構造を有しておりその説明を省略する。
第1液晶パネル591は、対向基板(第1対向基板)510と、TFTアレイ基板(第
1素子基板)530と、これらの間に封入された液晶層550と有する。
液晶装置140において、第1液晶パネル591は、対向基板510が光の入射側(図
示上側)、TFTアレイ基板530が光の射出側(図示下側)となるように配置されてい
る。
第1液晶パネル591において、対向基板510は、光の入射側(図示上側)から順に
、基材500、光屈折層501、リレーレンズ層502、埋め込み層507、遮光部50
3、保護層504、共通電極505及び配向膜506を有している。
リレーレンズ層502は、光屈折層501の液晶層550側の面に設けられている。リ
レーレンズ層502は、液晶層550側に凸となる凸部502aを形成している。この凸
部502aは、第1マイクロレンズML1に対して平面視で重なる位置に設けられ、第1
マイクロレンズML1と同様、平面視で複数の画素の各々と重なり合うようにマトリクス
状に配置される。また、凸部502aによって生じる凹凸を埋めて平坦化するように埋め
込み層507が形成されている。リレーレンズ層502は、例えば光屈折層501と同じ
材料を用いて形成されている。また、埋め込み層507は、リレーレンズ層502より光
屈折率の低い材料からなる。
凸部502aが曲面状に形成されているため、リレーレンズ層502を透過してリレー
レンズ層502と埋め込み層507の界面に到達した光は、平面視で凸部502aの内周
側へ屈折する。このように、リレーレンズ層502は、光の集光状態を調整するリレーマ
イクロレンズRMLを構成している。
第1液晶パネル591において、TFTアレイ基板530は、光の射出側(図示下側)
から順に、基材520、下地層521、第1遮光部522、第1絶縁層523、TFT(
第1スイッチング素子)524、第2絶縁層525、第2遮光部526、第3絶縁層52
7、画素電極528及び配向膜529を有している。
第1液晶パネル591と第2液晶パネル491とは、平面視で一致する開口領域GAと
遮光領域NAを有している。即ち、第1液晶パネル591及び第2液晶パネル491の開
口領域GA及び遮光領域NAは、平面視において大きさと配置とが一致している。
このような構成においては、例えば、第1液晶パネル591の基材500に入射した光
L1、L2(平行光)は、第1マイクロレンズML1によって開口領域GAの中央部側へ
屈折されて、リレーマイクロレンズRMLに入射する。これらの光L1、L2は、リレー
マイクロレンズRMLでさらに中央部側へ屈折されて液晶層550、TFTアレイ基板5
30を透過する。さらに、光L1、L2は、中間偏光板119を通過し、第2液晶パネル
491に入射する。光L1、L2は、第2液晶パネル491において第2マイクロレンズ
ML2に達する。光L1、L2は、第2マイクロレンズML2によって、液晶装置140
の平行光に近づけられる。光L1、L2は、液晶層450、TFTアレイ基板430を通
過して液晶装置140から射出される。
また、基材500に入射した光L3のように、第1マイクロレンズML1によって開口
領域GAの外部へ屈折される光についても、リレーマイクロレンズRMLによって開口領
域GAの内部に留まるように屈折される。
このように、リレーマイクロレンズRMLは、平行光として基材500に入射した光(
例えばL1、L2)を収束させるように機能する一方で、遮光領域NAに向かって進む光
(例えば光L3)を開口領域GAにとどめるように機能する。リレーマイクロレンズRM
Lは、光の角度分布を狭めるように作用する。このようにリレーマイクロレンズRMLを
配置することで光の利用効率を高めることができる。
また、リレーマイクロレンズRMLによって、第1マイクロレンズML1で集光された
光の角度を調整することができる。これにより、基材500に入射した光を第2マイクロ
レンズML2に確実に入射させることができ、光の透過率を高めることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態を説明する。
図6は、第4実施形態に係る液晶装置150の構成を示す断面図である。液晶装置15
0は、第1液晶パネル691と第2液晶パネル791とが中間偏光板(偏光素子)119
を介して積層されている。
液晶装置150は、第1液晶パネル691側から入射する光を、第1液晶パネル691
及び第2液晶パネル791で変調し、変調した光を第2液晶パネル791から射出する。
第1液晶パネル691は、対向基板(第1対向基板)610と、TFTアレイ基板(第
1素子基板)630と、これらの間に封入された液晶層650と有する。
液晶装置150において、第1液晶パネル691は、対向基板610が光の入射側(図
示上側)、TFTアレイ基板630が光の射出側(図示下側)となるように配置されてい
る。
第1液晶パネル691において、対向基板610は、光の入射側(図示上側)から順に
、基材600、光屈折層601、遮光部603、保護層604、共通電極605及び配向
膜606を有している。
第1液晶パネル691において、TFTアレイ基板630は、光の射出側(図示下側)
から順に、基材620、リレーレンズ層633、下地層621、第1遮光部622、第1
絶縁層623、TFT(第1スイッチング素子)624、第2絶縁層625、第2遮光部
626、第3絶縁層627、画素電極628及び配向膜629を有している。
リレーレンズ層633は、平面視において互いに隣り合うTFT(第1スイッチング素
子)624の間に形成されたTFT間凹部631に充填されている。
TFT間凹部631は、平面視で隣り合うTFT624同士の間であって、画素電極6
28が形成された領域に設けられている。TFT間凹部631は、第2絶縁層625、第
1絶縁層623及び下地層621をTFTアレイ基板630の積層方向に貫通すると共に
、基材620の一部に到達するように形成されている。TFT間凹部631の底部631
aは、中間偏光板119側に凹むように曲面状に形成されている。
TFT間凹部631の内部に充填されるリレーレンズ層633の材料は、基材620の
光屈折率よりも低い光屈折率を有する。リレーレンズ層633を構成する材料としては、
例えばガラスや樹脂などを幅広く採用することができる。リレーレンズ層633のうち液
晶層650側の端面は、第2遮光部626の表面と連続する平坦面を形成している。
このようにTFT間凹部631の底部631aが曲面状に形成されているため、画素電
極628を透過してリレーレンズ層633に入射した光は、リレーレンズ層633と基材
620との間の光屈折率の差により、平面視でリレーレンズ層633の中央部側へ屈折す
る。このように、TFT間凹部631(リレーレンズ層633)の底部631aは、光を
集光する第1リレーマイクロレンズRML1を構成している。
第2液晶パネル791は、第1液晶パネル691と同様の構造を有し、第1液晶パネル
691に対して上下反転して配置されている。
第2液晶パネル791は、TFTアレイ基板(第2素子基板)730と、対向基板(第
2対向基板)710と、これらの間に封入された液晶層750と有する。液晶装置150
において、第2液晶パネル791は、TFTアレイ基板730が光の入射側(図示上側)
、対向基板710が光の射出側(図示下側)となるように配置されている。
第2液晶パネル791において、TFTアレイ基板730は、光の入射側(図示上側)
から順に、基材720、リレーレンズ層633、下地層721、第1遮光部722、第1
絶縁層723、TFT(第1スイッチング素子)724、第2絶縁層725、第2遮光部
726、第3絶縁層727、画素電極728及び配向膜729を有している。
TFTアレイ基板730の互いに隣り合うTFT724(第2スイッチング素子)の間
には、TFT間凹部731が形成されている。このTFT間凹部731には、リレーレン
ズ層733が充填されている。リレーレンズ層733は、第2リレーマイクロレンズRM
L2を構成している。
第2液晶パネル791において、対向基板710は、光の射出側(図示下側)から順に
、基材700、光屈折層701、遮光部703、保護層704、共通電極705及び配向
膜706を有している。
第1液晶パネル691と第2液晶パネル791とは、平面視で一致する開口領域GAと
遮光領域NAを有している。即ち、第1液晶パネル691及び第2液晶パネル791の開
口領域GA及び遮光領域NAは、平面視において大きさと配置とが一致している。
このような構成においては、例えば、第1液晶パネル691の基材600に入射した光
L1、L2(平行光)は、第1マイクロレンズML1によって開口領域GAの中央部側(
即ち開口部603bの中央部側)へ屈折されて液晶層650を通過した後に交差する。さ
らに、光L1、L2は、第1リレーマイクロレンズRML1において屈折されて、平行光
に近づけられる。この光L1、L2は、中間偏光板119を通過し、第2液晶パネル79
1に入射する。光L1、L2は、第2液晶パネル791において、第2リレーマイクロレ
ンズRML2に入射し、開口領域GAの中央部側(即ち開口部703bの中央部側)に屈
折されて、交差する。さらに光L1、L2は、第2マイクロレンズML2に達して、光屈
折により光L1、L2は、平行光に近づけられる。この状態で光L1、L2は、液晶装置
150から射出される。
本実施形態の液晶装置150によれば、第1リレーマイクロレンズRML1と第2リレ
ーマイクロレンズRML2とによって、第1液晶パネル691と第2液晶パネル791の
間で平行光に近づけた状態で光の受け渡しを行う。したがって、対向基板610及びTF
Tアレイ基板630が厚く、第1マイクロレンズML1から第2液晶パネル791への距
離が長い場合であっても、光を拡散させずに第2液晶パネル791に入射させることがで
きる。したがって、第1マイクロレンズML1の焦点位置の設計自由度が増し、各基板を
薄く加工する必要がない。
また、液晶装置150と透過する光は、第2マイクロレンズML2により液晶装置15
0の垂直方向に近い方向に屈折され平行光に近い光として射出されることになる。このた
め、液晶装置150の後段の光学系において光の利用効率が高められることになる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態を説明する。
図7は、本実施形態に係るプロジェクター100の光学系を示す模式図である。
図7に示すように、プロジェクター100は、光源装置101と、インテグレーター1
04と、偏光変換素子105と、色分離導光光学系102と、光変調装置としての液晶光
変調装置110R、液晶光変調装置110G、液晶光変調装置110Bと、クロスダイク
ロイックプリズム112及び投写光学系114と、を具備して構成されている。液晶光変
調装置110R、110G及び110Bには、後述するように、液晶装置120R、12
0G及び120Bが設けられている。この液晶装置120R、120G及び120Bとし
て、例えば上記各実施形態において説明した液晶装置120を用いることができる。
光源装置101は、第1色光である赤色光(以下、「R光」という。)、第2色光であ
る緑色光(以下、「G光」という。)、及び第3色光である青色光(以下、「B光」とい
う。)を含む光を供給する。光源装置101としては、例えば超高圧水銀ランプを用いる
ことができる。
インテグレーター104は、光源装置101からの光の照度分布を均一化する。照度分
布を均一化された光は、偏光変換素子105にて特定の振動方向を有する偏光光、例えば
色分離導光光学系102の反射面に対してs偏光したs偏光光に変換される。s偏光光に
変換された光は、色分離導光光学系102を構成するR光透過ダイクロイックミラー10
6Rに入射する。
色分離導光光学系102は、R光透過ダイクロイックミラー106Rと、B光透過ダイ
クロイックミラー106Gと、3枚の反射ミラー107と、2枚のリレーレンズ108と
、を具備して構成されている。
R光透過ダイクロイックミラー106Rは、R光を透過し、G光、B光を反射する。R
光透過ダイクロイックミラー106Rを透過したR光は、反射ミラー107に入射する。
反射ミラー107は、R光の光路を90度折り曲げる。光路を折り曲げられたR光は、
R光用液晶光変調装置110Rに入射する。R光用液晶光変調装置110Rは、R光を画
像信号に応じて変調する透過型の液晶装置である。
R光用液晶光変調装置110Rは、λ/2位相差板123R、ガラス板124R、第1
偏光板121R、液晶装置120R、及び第2偏光板122Rを有する。λ/2位相差板
123R及び第1偏光板121Rは、偏光方向を変換させない透光性のガラス板124R
に接する状態で配置される。なお、図7において、第2偏光板122Rは独立して設けら
れているが、液晶装置120Rの射出面や、クロスダイクロイックプリズム112の入射
面に接する状態で配置しても良い。
R光透過ダイクロイックミラー106Rで反射された、G光とB光とは光路を90度折
り曲げられる。光路を折り曲げられたG光とB光とは、B光透過ダイクロイックミラー1
06Gに入射する。B光透過ダイクロイックミラー106Gは、G光を反射し、B光を透
過する。B光透過ダイクロイックミラー106Gで反射されたG光は、G光用液晶光変調
装置110Gに入射する。G光用液晶光変調装置110GはG光を画像信号に応じて変調
する透過型の液晶装置である。G光用液晶光変調装置110Gは、液晶装置120G、第
1偏光板121G及び第2偏光板122Gを有する。
G光用液晶光変調装置110Gに入射するG光は、s偏光光に変換されている。G光用
液晶光変調装置110Gに入射したs偏光光は、第1偏光板121Gをそのまま透過し、
液晶装置120Gに入射する。液晶装置120Gに入射したs偏光光は、画像信号に応じ
た変調により、G光がp偏光光に変換される。液晶装置120Gの変調により、p偏光光
に変換されたG光が、第2偏光板122Gから射出される。このようにして、G光用液晶
光変調装置110Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム112に入射す
る。
B光透過ダイクロイックミラー106Gを透過したB光は、2枚のリレーレンズ108
と、2枚の反射ミラー107とを経由して、B光用液晶光変調装置110Bに入射する。
B光用液晶光変調装置110Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶装置
である。B光用液晶光変調装置110Bは、λ/2位相差板123B、ガラス板124B
、第1偏光板121B、液晶装置120B、及び第2偏光板122Bを有する。
B光用液晶光変調装置110Bに入射するB光は、s偏光光に変換されている。B光用
液晶光変調装置110Bに入射したs偏光光は、λ/2位相差板123Bによりp偏光光
に変換される。p偏光光に変換されたB光は、ガラス板124B及び第1偏光板121B
をそのまま透過し、液晶装置120Bに入射する。液晶装置120Bに入射したp偏光光
は、画像信号に応じた変調により、B光がs偏光光に変換される。液晶装置120Bの変
調により、s偏光光に変換されたB光が、第2偏光板122Bから射出される。B光用液
晶光変調装置110Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム112に入射
する。
このように、色分離導光光学系102を構成するR光透過ダイクロイックミラー106
RとB光透過ダイクロイックミラー106Gとは、光源装置101から供給される光を、
第1色光であるR光と、第2色光であるG光と、第3色光であるB光とに分離する。
色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム112は、2つのダイクロイック膜
112a、112bをX字型に直交して配置して構成されている。ダイクロイック膜11
2aは、B光を反射し、G光を透過する。ダイクロイック膜112bは、R光を反射し、
G光を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム112は、R光用液晶光変
調装置110R、G光用液晶光変調装置110G、及びB光用液晶光変調装置110Bで
それぞれ変調されたR光、G光及びB光を合成する。
投写光学系114は、クロスダイクロイックプリズム112で合成された光をスクリー
ン116に投射する。これにより、スクリーン116上でフルカラー画像を得ることがで
きる。
以上のように、本実施形態によれば、所期の品質を備えた安価な液晶装置120R、1
20G及び120B(液晶装置120)を備えるので、所期の表示品質を備えた安価なプ
ロジェクター100を得ることができる。
また、本実施形態によれば、液晶装置120R、120G及び120B(液晶装置12
0)の垂直方向に近い方向に光が射出されることになる。このため、投写光学系114に
おけるのみこみ角度を超える光が射出されるのを低減することができる。これにより、光
の利用効率が高められることになる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態においては、電気光学装置として液晶装置120を例に挙げて説
明したが、これに限られることは無い。例えば、電気泳動素子をTFTアレイ基板(素子
基板)と対向基板とで挟持した電気泳動表示装置や、TFTアレイ基板(素子基板)に有
機EL層が形成された有機EL装置など、他の電気光学装置に対しても、適用可能である
。また、当該技術は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクター
に適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジ
ェクターに適用する場合にも、適用することができる。
また、電子機器としては、上記プロジェクター100以外にも、マルチメディア対応の
パーソナルコンピューター(PC)、およびエンジニアリング・ワークステーション(E
WS)、ページャ、あるいは携帯電話、ワープロ、テレビ、ビューファインダー型または
モニター直視型のビデオテープレコーダー、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーシ
ョン装置、POS端末、タッチパネルなどを挙げることができる。
119…中間偏光板(偏光素子)、120、130、140、150…液晶装置、200
、220、300、320、400、420、500、520、600、620、700
、720…基材、201、301、401、501、601、701…光屈折層、202
…第2レンズ層、203、303、403、503、603、703…遮光部、203b
、222a、226a、403b、503b、603b、703b…開口部、204、3
04、404、504、604、704…保護層、205、305、405、505、6
05、705…共通電極、206、229、306、329、406、429、506、
529、606、629、706、729…配向膜、210、510、610…対向基板
(第1対向基板)、220、320、420、520、620、720…基材、221、
321、421、521、621、721…下地層、222、322、422、522、
622、722…第1遮光部、223、323、423、523、623、723…第1
絶縁層、224、524、624…TFT(第1スイッチング素子)、225、325、
425、525、625、725…第2絶縁層、226、326、426、526、62
6、726…第2遮光部、227、327、427、527、627、727…第3絶縁
層、228、328、428、528、628、728…画素電極、230、530、6
30…TFTアレイ基板(第1素子基板)、250、350、450、550、650、
750…液晶層、291、591、691…第1液晶パネル、310、410、710…
対向基板(第2対向基板)、324、424、724…TFT(第2スイッチング素子)
、330、430、730…TFTアレイ基板(第2素子基板)、391、491、79
1…第2液晶パネル、502、633、733…リレーレンズ層、631、631…TF
T間凹部、731…TFT間凹部、GA…開口領域、NA…遮光領域、L1、L2、L3
…光、ML1…第1マイクロレンズ、ML2…第2マイクロレンズ、RML…リレーマイ
クロレンズ、RML1…第1リレーマイクロレンズ、RML2…第2リレーマイクロレン

Claims (10)

  1. 偏光素子を介して第1液晶パネルと第2液晶パネルとを積層し、前記第1液晶パネルに
    入射させた光を、前記第1液晶パネルと前記第2液晶パネルとにより変調して前記第2液
    晶パネルから射出する液晶装置であって、
    前記第1液晶パネルは、液晶を挟持して対向する第1素子基板及び第1対向基板と、前
    記第1素子基板に設けられた複数の第1画素電極と、各々の前記第1画素電極に電気的に
    接続された第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子よりも光の入射側に配置
    されたマイクロレンズとを有し、
    前記第2液晶パネルは、液晶を挟持して対向する第2素子基板及び第2対向基板と、前
    記第2素子基板に設けられた複数の第2画素電極と、各々の前記第2画素電極に電気的に
    接続された第2スイッチング素子とを有する、液晶装置。
  2. 前記偏光素子が、前記第1液晶パネル及び第2液晶パネルに接着固定されている請求項
    1に記載の液晶装置。
  3. 前記第1液晶パネルに備えられたマイクロレンズを第1マイクロレンズとし、
    前記第1マイクロレンズによって集光された光が入射する第2マイクロレンズを有する
    請求項1又は2に記載の液晶装置。
  4. 前記第2マイクロレンズが、前記第2液晶パネルの前記第2スイッチング素子よりも光
    の射出側に設けられている請求項3に記載の液晶装置。
  5. 前記第1マイクロレンズの焦点が、前記第2液晶パネルの前記第2スイッチング素子よ
    りも前記第2マイクロレンズ側に設定された請求項4に記載の液晶装置。
  6. 前記第2マイクロレンズが、前記第1液晶パネルの前記第1スイッチング素子と前記第
    2液晶パネルの前記第2スイッチング素子との間に設けられている請求項3に記載の液晶
    装置。
  7. 前記第1マイクロレンズの焦点が、前記第1液晶パネルの前記第1スイッチング素子よ
    りも前記第2マイクロレンズ側に設定され、
    前記第2マイクロレンズの焦点が、前記第2液晶パネルの前記第2スイッチング素子よ
    りも光の射出側に設定された請求項6に記載の液晶装置。
  8. 前記第1マイクロレンズと前記第2マイクロレンズの間に配置され、前記第1マイクロ
    レンズによって集光された光を中継するリレーマイクロレンズを有する請求項4〜6の何
    れか一項に記載の液晶装置。
  9. 前記第1マイクロレンズと前記第2マイクロレンズの間に配置され、前記第1マイクロ
    レンズによって集光された光を中継する第1リレーマイクロレンズと第2リレーマイクロ
    レンズを有する請求項4〜6の何れか一項に記載の液晶装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の液晶装置を備える電子機器。
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