JP2015196980A - 鉄筋連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール組立体を装置本体に容易に装着することができる鉄筋接続装置を提供する。【解決手段】継手2の外周面の左端部には、半周弱に渡って延びる円弧状突条を形成し、シール組立体3を保持筒4とシール部材5とによって構成し、保持筒4の内周面の右端部には、係合突起を形成し、係合突起は、保持筒4に継手の左端部を挿入した状態で所定の角度だけ回転すると、円弧状突条に係合し、この係合状態では、保持筒4の底部がシール部材5を継手2の左端面に押し付け、シール部材5は、接続孔の開口部と鉄筋との間をシールする。【選択図】図3

Description

この発明は、鉄筋コンクリートビル等の建築現場において用いられる鉄筋連結装置に関する。
一般に、鉄筋連結装置は、下記特許文献1に記載されているように、継手(装置本体)とシール組立体とを備えている。継手は、その内部に接続孔が形成されることによって筒状をなしており、接続孔の内部にはその一端開口部から鉄筋が挿入される。シール組立体は、シール部材及び押さえ具を有している。シール部材は、ゴム等の弾性材からなるものであり、環状の基部と、この基部の両端部から径方向内側に突出する円板状のシール部とを有している。基部は、接続孔の内周面の一端部に環状に形成された装着凹部に挿入されている。一方、シール部には、鉄筋が挿通される挿通孔が形成されている。挿通孔は、その内径が鉄筋の外径より小径になっている。したがって、シール部の内周部が鉄筋の外周面に押圧接触し、それによってシール部が鉄筋にシール状態で押圧接触している。押さえ具は、鋼等の金属線をC字状に形成してなるものであり、弾性的に拡縮径可能とされている。押さえ具は、基部の内周面に装着されており、基部を径方向外側に向けて押すことにより、基部を装着凹部の底面に押し付けている。これにより、シール部材が、継手の長手方向へ移動しないように、継手に強固に固定されている。
上記構成の鉄筋連結装置を用いて継手に鉄筋を連結する場合には、まず継手の一端部にシール組立体を装着する。その装着に際しては、シール部材及び押さえ具を縮径させた状態で接続孔に挿入する。そして、基部が装着凹部と対向したら、シール部材及び押さえ具を拡径させ、基部を装着凹部に嵌め込む。次に、鉄筋をシール部の挿通孔に挿入し、さらに継手の接続孔に挿入する。その後、接続孔内にセメントモルタル等を充填して固化させる。これにより、鉄筋が継手に接続される。
特開2012−144877号公報
シール組立体の継手への装着が建築現場において行われる場合には、シール部材及び押さえ具の縮径が人手によって行われる。すなわち、指でシール組立体の外周を持って縮径させ、その状態でシール組立体を接続孔内に挿入する。このときには、指が継手の接続孔の内周面とシール組立体の外周面との間に存在することになる。このため、押さえ具の弾性力を強くすると、シール部材の継手への位置固定を確実にすることができる反面、シール部材及び押さえ具を継手に装着し難くなるという問題がある。逆に、押さえ具の弾性力を弱くすると、シール部材及び押さえ具を継手に容易に装着することができるものの、シール部材の継手に対する位置固定力が弱くなる。その結果、鉄筋をシール部の挿通孔に挿入するときに、シール部材が装着凹部から抜け出てしまうおそれがある。
この発明は、上記問題を一挙に解決するためになされたもので、少なくとも一端部が開口した接続孔を有する筒状の装置本体と、この装置本体の一端部と上記接続孔に挿入された鉄筋との間をシールするシール組立体とを備えた鉄筋連結装置において、上記接続孔が開口する上記装置本体の一端部の外周面に第1係合部が設けられ、上記シール組立体が、上記装置本体の上記一端部が挿入される筒部、及びこの筒部の上記装置本体側と逆側の端部に設けられ、上記鉄筋が挿通される貫通孔が形成された底部を有する保持筒と、弾性材によってリング状に形成され、上記保持筒の底部に接触した状態で上記筒部に収容されるとともに、内周部が上記鉄筋にシール状態で接触させられるシール部材とを有し、上記保持筒の筒部の内周面には、上記筒部に上記装置本体の一端部を挿入した状態で上記保持筒を所定の角度だけ回動させると、上記第1係合部に上記装置本体の他端側から一端側へ向かう方向へ移動不能に係合する第2係合部が設けられ、上記第1及び第2係合部が係合した状態では、上記シール部材が上記保持筒の底部と上記装置本体の一端面とによって挟持され、それによって上記シール部材が上記装置本体の一端面にシール状態で押圧接触させられていることを特徴としている。
この場合、上記第1係合部が上記装置本体の周方向に延びる係合突条によって構成され、上記第2係合部が上記係合突条に係合する係合突起によって構成されていることが望ましい。
上記第1係合部がねじ部によって構成され、上記第2係合部が上記ねじ部に螺合可能な係合突起によって構成されていることが望ましい。
上記シール部材が上記保持筒の筒部の内周面に嵌合されていることが望ましい。
上記シール部材の外周側部分には、その軸線方向の厚さが内周側部分より厚く形成され、上記装置本体の外周部に嵌合する基部が環状に設けられていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、保持筒の筒部に装置本体の一端部を挿入して保持筒を装置本体に対して所定の角度だけ相対回転させると、第1及び第2係合部が係合する。すると、シール部材が装置本体の端面に押し付けられる。これにより、シールくみ継手の接続孔の開口部と鉄筋の外周面との間がシールされるとともに、保持筒、ひいてはシール組立体が継手に装着される。このように、シール組立体を継手に装着するには、装置本体の一端部を筒部に挿入して保持筒を回転させるだけでよく、指でシール組立体を弾性変形させた状態を維持しつつ、指を接続孔の内周面とシール組立体との間に入れる必要が無い。したがって、シール組立体を装置本体に容易に装着することができる。
図1は、この発明の一実施の形態を鉄筋が継手に接続された後の状態で示す断面図である。 図2は、図1の要部の拡大断面図である。 図3は、同実施の形態のシール組立体だけを断面にして示す平面図である。 図4は、同実施の形態において用いられている継手を示す断面図である。 図5は、同継手の要部を拡大して示す平面図である。 図6は、図5のX矢視図である。 図7は、同実施の形態において用いられているシール組立体の正面図である。 図8は、図7のX−X線に沿う断面図である。 図9は、同シール組立体の保持筒を示す正面図である。 図10は、図9のX−X線に沿う断面図である。 図11は、同シール組立体のシール部材を示す正面図である。 図12は、図11のX−X線に沿う断面図である。 図13は、図1〜図12に示す実施の形態の他の使用例を示す断面図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、添付の図1〜図12を参照して説明する。
図1は、この発明に係る鉄筋連結装置1を2本の鉄筋F,Fが接続された状態で示す断面図であり、図2は図1の要部の拡大図である。鉄筋連結装置1の継手(装置本体)2と鉄筋Fとの接続構造は、従来の鉄筋連結装置における接続構造と同様である。そこで、まず鉄筋連結装置1の継手2と鉄筋Fとの接続構造について簡単に説明する。
継手2は、両端が開口した真っ直ぐな円筒体として形成されており、その内部が接続孔2aとされている。継手2は、いずれか一方の端部に底部を有するものであってもよい。つまり、接続孔2aの一方の端部が閉じられていてもよい。また、継手2は、その軸線方向を左右方向に向けて配置されているが、上下方向に向けて配置されることもある。
接続孔2aの内周面には、第1突条2bが接続孔2aの軸線方向へ互いに離間して複数形成されるとともに、第2突条2cが接続孔2aの軸線方向へ互いに離間して複数形成されている。第1突条2bは、接続孔2aの内周面のうちの一方の半周に配置されており、接続孔2aの軸線と直交する平面上を周方向に延びている。第2突条2cは、接続孔2aの内周面のうちの他方の半周に配置されており、継手2の軸線に対して傾斜した状態で周方向に延びている。第1及び第2突条2b,2cは、必ずしも形成する必要がない。あるいは、第1及び第2突条2b,2cのいずれか一方を全周にわたって形成してもよい。
継手2の一端部(図1において左端部;以下、説明の便宜上、鉄筋連結装置1の構成を左右を用いて説明することとする。)には、その周壁部を貫通する注入孔2dが形成されている。注入孔2dは、第1突条2bが形成された半周のうちの周方向の中央部に配置されている。継手2の右端部には、その周壁部を貫通する排出孔2eが形成されている。排出孔2eは、継手2の周方向において注入孔2dと同一位置に配置されている。排出孔2eは、継手2の周方向において注入孔2dと異なる位置に配置してもよい。また、注入孔2d及び排出孔2eの近傍でそれらより内側に位置する継手2の両端部には、周壁部を貫通するねじ孔2f,2fがそれぞれ形成されている。継手2は、上記のように構成されているが、異なる構造を有する周知の他の継手を用いてもよい。
継手2の接続孔2aには、その両端開口部から鉄筋F,Fがそれぞれ挿入されている。鉄筋Fとしては、その外周面にねじが形成されたねじ鉄筋が用いられている。鉄筋Fとしては、ねじ鉄筋に代えて、周方向へ互いに離間して配置され、長手方向に延びる複数のストレート突条と、各ストレート突条間を周方向に延びる複数の円弧突条とを有する鉄筋、あるいはその他の異形鉄筋を用いてもよい。各鉄筋F,Fは、ねじ孔2f,2fにそれぞれ螺合されたボルトB,Bによって第2突条2cに押圧固定されている。継手2の両端部と鉄筋F,Fとの各間は、この発明に係るシール組立体3,3によってそれぞれシールされている。
上記構成の鉄筋連結装置1を用いて継手1に鉄筋F,Fを接続する場合には、継手1の両端部にシール組立体3,3を予め装着しておく。そして、鉄筋Fの一端部をシール組立体3を通して接続孔2aに所定の位置まで挿入する。シール組立体3は、鉄筋Fに外挿しておき、鉄筋Fを接続孔2aに挿通した後、継手1に装着してもよい。その後、注入口2dからセメントモルタルSを注入する。セメントモルタルSは、接続孔2aの内部に充満すると、排出孔2eから出始める。これを確認したら、セメントモルタルSの注入を終了する。その後、所定の時間を経過させ、セメントモルタルを固化させる。これにより、鉄筋F,Fが継手2に強固に接続される。なお、接続孔2aの両端開口部がシール組立体3,3によって閉じられているので、セメントモルタルが接続孔2aの両端開口部から外部に漏れ出ることはない。
次に、シール組立体3,3による継手1の両端開口部のシール構造について説明する。なお、シール組立体3,3による継手1の両端部のシール構造は、左右対称である。そこで、左側のシール構造についてのみ説明することとし、右側のシール構造については、右側のシール構造と同様な部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図2、図3及び図6に示すように、継手2の外周面の左端部には、小径部2gがその軸線を継手2の軸線(接続孔2aの軸線)と一致させて形成されている。この小径部2gと継手2の残りの部分との間には、段差面2h形成されている。
小径部2gの外周面には、一対の係合部(第1係合部)6,6が設けられている。一対の係合部6,6は、互いに同一形状であり、図6に示すように、小径部2gの軸線(接続孔2aの軸線)を中心として点対称に配置されている。
係合部6は、円弧状突条6aとストレート突条6bとを有している。円弧状突条6aは、小径部2gの外周面上を継手2の軸線と直交する平面に沿って円弧状に延びている。しかも、円弧状突条6aは、小径部2aの軸線方向の中間部に配置されている。換言すれば、円弧状突条6aは、継手2の左端面及び段差面2hに対して継手2の軸線方向に離れて配置されている。円弧状突条6aの長さは、小径部2gの半周より所定の長さだけ短くなっている。したがって、図3、図5及び図6に示すように、二つの円弧状突条6a,6aの互いに隣接する端部間には、所定の幅(小径部2gの径方向の長さ)の隙間6cがそれぞれ形成されている。
ストレート突条6bは、円弧状突条6aの一方の端部(図6において時計方向の前端部;以下、この端部を他端部と称し、逆側の端部を一端部と称する。)に配置されており、当該他端部から小径部2gの軸線に沿って段差面2hまで延びている。ストレート突条6bの高さは、円弧状突条6aの高さと同一に設定されている。ストレート突条6bは、円弧状突条6aより若干低くしてもよい。
係合部4は、上記の形態に限定されるものではない。例えば、円弧状突条6aは、ストレート突条6b側の一部を残し、他の大部分をねじ状に形成してもよい。その場合、ねじ状の部分の先端部(ストレート突条6bと逆側の部分)を継手2の左端面まで延ばしてもよく、左端面より若干右側に位置させてもよい。あるいは、円弧状突条6全体をねじ状に形成してもよい。その場合には、上記実施の形態の変形であれば、2条のねじを形成することになるが、1条又は3条のねじを形成してもよい。一方、ストレート突条6bについては、後述する係合突起 に突き当たってそれ以上係合突起 が図6の時計方向へ回転することを阻止することができる限り、円弧状突条6a及び段差面2hから小径部2gの軸線方向へ離間させてもよい。
また、係合部4に代えて、凹溝からなる係合部(第1係合部)を形成してもよい。その場合、凹溝は、継手2の端面から継手2の軸線に沿って小径部2gの中間部まで延びるストレート溝部と、このストレート溝部から周方向へ半周弱にわたって延びる円弧状凹溝によって構成される。あるいは、凹溝全体を小径部2gの左端面(継手2の左端面)から右方へ延びる雌ねじとしてもよい。
次に、シール組立体3について説明する。シール組立体3は、特に図7及び図8に示すように、保持筒4及びシール部材5を有している。
保持筒4は、鋼等の金属板からなるものであり、特に図9及び図10に示すように、短筒部(筒部)4a及び底部4bを有している。短筒部4aは、長さが短い円筒体であり、その内径は、二つの円弧状6a,6aによって構成される円の直径とほぼ同一か、若干大径に設定されている。短筒部4aの長さは、小径部2gの長さより若干短くなっている。短筒部4aの長さは、小径部2gと同等であってもよく、シール組立体3を継手2に装着したときに短筒部4aの右端部が段差面2hに突き当たらない限り、小径部2gより長くしてもよい。
短筒部4aの内周面の右端部には、一対の係合突起(第2係合部)4c,4cが形成されている。一対の係合突起4c,4cは、周方向へ互いに180°離れて配置されている。係合突起4cは、短筒部4aの右端部を径方向内側に向かってプレス成形することによって形成されている。つまり、係合突起4cは、短筒部4aに一体に形成されている。係合突起4cは、短筒部4aと別体に形成し、短筒部4aの内周面に固定してもよい。
係合突起4cの高さ(短筒部4aの内周面からの係合突起4cの突出高さ)は、短筒部4aの半径と小径部2gの半径との差より若干小さい寸法に設定されている。したがって、係合突起4cが小径部2gの外周面に接触することはない。係合突起4の幅、つまり継手2の周方向における係合突起4cの寸法は、一対の円弧状突条6a,6a間の隙間6cより小さい寸法に設定されている。したがって、係合突起4cは、隙間6c内を通過可能であり、一対の係合突起4c,4cを隙間6c,6cと対向させた状態にすると、小径部2gを短筒部4aに挿入することができる。継手2の軸線方向における係合突起4cの寸法は、係合突起4cが円弧状突条6aと段差面2hとの間に入り込むことができるような寸法に設定されている。したがって、係合突起4cが隙間6cを通過した後、保持筒4を継手2に対し図6の時計方向へ回転させると、係合突起4cが円弧状突条6aと段差面2gとの間を周方向へ移動し、ストレート突条6bに突き当たる。すると、保持筒4がそれ以上継手2に対して時計方向へ回転することができなくなる。
係合突起4cは、円弧状突条6aの変形例に対応して変形することができる。例えば、円弧状突条6aを雄ねじ状又は雌ねじ状に形成する場合には、それぞれに対応して係合突起4cを雌ねじ状又は雄ねじ状に形成してもよい。また、係合突起4cが形成される対象と係合部6が形成される対象とを逆にしてもよい。つまり、係合部6を短筒部4aの内周面に形成し、係合突起4cを小径部2gの外周面に形成してもよい。その場合にも、上記の変形例を採用することができる。
底部4bは、短筒部4aの左端部に設けられており、短筒部4aの左端開口部を閉じている。底部4bの中央部には、貫通孔4dが形成されている。この貫通孔4dは、継手2に固定された鉄筋Fが貫通孔4dに接触することなく貫通することができるような内径を有している。貫通孔4dは、底部4bの中央に形成することなく、鉄筋Fが継手2の接続孔2aに対して偏心している分だけ底部4bの中央部に対して偏心させてもよい。
シール部材5は、ゴム等の弾性を有する樹脂からなるものであり、特に図11及び図12に示すように、肉厚が比較的厚いリング状をなす基部5aと、この基部5aの内周面の一端部から内側に突出する薄い円板状のシール部5bとを有している。シール部材5は、短筒部4aの底部4b側の端部内に装着されている。
基部5aの外径は、短筒部4aの内径とほぼ同一か若干大径になっている。したがって、基部5aは、図3に示すように、短筒部4aの内周面にほとんど隙間なく嵌合している。基部5aの外径は、僅かであれば短筒部4aの内径より小径にしてもよい。基部5aの内径は、小径部2gの外径より若干小径になっている。したがって、シール組立体3を継手2に装着すると、基部5aの内周面が小径部2gの外周面に基部5a自体の弾性力によって押圧接触する。基部5aの内径は、小径部2gの外径と同一か僅かに小径にしてもよい。
シール部5bは、基部5aの底部4bに隣接する端部に配置されている。シール部5bの中央部には、貫通孔5cが形成されている。貫通孔5cは、底部4b側に配置された小径孔部5dと、逆側に配置された小径孔部5dより大径の大径孔部5eとによって構成されている。小径孔部5d及び大径孔部5eは、いずれも鉄筋Fの外径より小径であり、鉄筋Fが図1に示すように継手2に挿入されてボルトBによって固定されたとき、小径孔部5d及び大径孔部5eの内周面が継手2の外周面に全周にわたって押圧接触して、それらの間に隙間が生じないように、小径孔部5d及び大径孔部5eの内径が設定されている。ここで、貫通孔5cを小径孔部5dと大径孔部5eとによって構成したのは、小径孔部5dと大径孔部5eとの間に位置するシール部5bの厚さを、シール部5bの大径孔部5eより外側に位置する部分の厚さより薄くして、その部分をより弾性変形し易くし、それによって小径孔部5dの内周部を鉄筋Fの外周面に隙間なくより確実に押圧接触させるためである。貫通孔5cの内周部と鉄筋Fの外周部との間の隙間を確実になくすことができる限り、貫通孔5cの内径は一定にしてもよい。
図12に示すように、シール部5bには、小径孔部5dと大径孔部5eとの間の段差面から径方向外側に続くスリット5fが環状に形成されている。このスリット5fが形成されると、シール部5bスリット5fが形成された部分は、スリット5fが形成されていない場合に比して、径方向の柔軟性が向上するしたがって、貫通孔5cの内周面と鉄筋Fの外周面との間をより一層確実にシールすることができる。その一方、シール部5bの軸線方向の強度は、スリット5fが形成されていない場合と比べてほとんど低下することがない。したがって、シール部5bの軸線方向の強度を維持することができ、後述するように、接続孔2aにセメントモルタルSを注入したとき、シール部5bがセメントモルタルSによって軸線方向に変形させられることがない。シール部5bが貫通孔5cの内周面と鉄筋Fの外周面との間を確実に隙間なくシールすることができるのであれば、スリット5fは必ずしも形成する必要がない。
シール部材5は、基部5a及びシール部5bの左端面が保持筒4の底部4bに接触した状態で短筒部4aに挿入されている。したがって、保持筒3を継手2に装着すると、シール部5bが継手2の左端面と底部4bとの間に位置する。ここで、シール部5bの厚さ(大径孔部5eより径方向外側の部分の厚さ)は、図2及び図3に示すように、係合突起4cの底部4b側を向く面(左側を向く面)が円弧状突条6aの段差面2h側を向く面(右側を向く面)に突き当たっているときの、継手2の左端面と底部4bとの間の距離より大きい寸法に設定されている。したがって、係合突起4cを円弧状突条6aに図2及び図3に示す状態に係合させると、つまり係合突起4cの左側を向く面を円弧状突条6aの右側を向く面に接触させると、シール部5bが底部4b及び継手2の左端面によって挟持される。その結果、シール部5bが弾性的に圧縮変形した状態で継手2の左端面に押圧接触させられる。これにより、継手2の左端部と保持筒4の筒部4aとの間が確実にシールされる。勿論、シール部5bの内周面と鉄筋Fの外周面との間は、上述のとおりシールされている。したがって、シール組立体3が装着された継手2の接続孔2aに鉄筋Fを挿入すると、接続孔2aの開口部と鉄筋Fとの間がシール組立体3によって確実にシールされる。
シール組立体3を継手2の小径部2gに装着する場合には、保持筒3の軸線を小径部2gの軸線と一致させるとともに、係合突起4c,4cを円弧状突条6a,6aの各間の隙間6c,6cとそれぞれ対向させる。その後、シール組立体3と継手2との少なくとも一方を他方に対して接近移動させ、係合突起4c,4cを隙間6c,6cに通しつつ、小径部2gを短筒部4aに挿入する。小径部2gを短筒部4aに所定の位置まで挿入すると、シール部5bが継手2の左端面に接触する。その状態で保持筒3を継手2側へさらに相対移動させると、シール部5bが底部4bによって継手2の左端面に押圧接触させられて圧縮変形させられるとともに、係合突起4cが隙間6cを通り抜ける。その状態を維持しつつ保持筒3を図6の時計方向に回転させる。すると、係合突起4cが円弧状突条6aと段差面2hとの間を円弧状突条6aに接触した状態で移動する。保持筒3をほぼ半回転させると、係合突起4cがストレート突条6bに突き当たる。これにより、シール組立体3の継手2への装着が完了する。
なお、シール組立体3が装着された継手2の接続孔2aには鉄筋Fが挿入される。鉄筋Fは、前述したように、貫通孔5cを通して接続孔2aに挿入される。接続孔2aに所定の位置まで挿入された鉄筋Fは、ボルトBによって接続孔2aの内周面に押圧固定される。その後、セメントモルタルSが注入口2dから接続孔2aに注入される。このとき、接続孔2aの開口部と鉄筋Fとの間がシール組立体3によってシールされているので、セメントモルタルSが接続孔2aの両端開口部から漏れ出ることがない。その後、セメントモルタルSが固化することにより、鉄筋Fが継手2に確実に接続される。
上記のように、鉄筋連結装置1においてシール組立体3を継手に装着する場合には、短筒部4aに小径部2gを挿入し、シール部5bを継手2の端面に押し付けた状態で保持筒3を所定の位置まで回転させるだけでよく、指が接続孔2aの内周面とシール組立体3の外周面との間に入り込むことがない。したがって、シール組立体3を継手2に容易に装着することができる。また、シール部材5のシール部5bが保持筒4の底部4bによって継手2の端面に押し付けられているので、シール部材5が継手2から脱落するような事態が発生することを確実に防止することができる。特に、この実施の形態では、基部5aの外周面が短筒部4aの内周面に嵌合するとともに、基部5aの内周面が小径部2gの外周面に嵌合してるので、シール部材5がその径方向へずれることを防止することができ、それによってシール部材5が継手2から脱落することをより一層確実に防止することができる。
また、この実施の形態の鉄筋連結装置1においては、シール部5bの貫通孔5cが小径孔部5dと大径孔部5eとによって構成されており、大径孔部5eより径方向内側の部分の肉厚が大径孔部5eより外側に位置する部分の肉厚より薄くなっている。したがって、当該部分がより一層弾性変形し易くなっており、当該部分を異形鉄筋たる鉄筋Fの外周面に隙間なく接触させることができる。さらに、シール部5bにスリット5fが形成されているので、シール部5bが径方向にはより弾性変形し易くなる。したがって、貫通孔5cの内周面と鉄筋Fの外周面により一層確実に押圧接触させることができる。しかも、スリット5fを形成したとしても、シール部5bの軸線方向の強度が低下することがほとんどない。したがって、セメントモルタルの接続孔2aへの注入時に、シール部5bがセメントモルタルの圧力によって軸線方向に変形することを防止することができる、それによって、貫通孔5cの内周面が鉄筋Fの外周面から離間してしまうような事態を確実に防止することができる。
図13は、上記鉄筋連結装置1の他の使用例を示す。この使用例では、鉄筋連結装置1がプレキャストコンクリート体Aに他のプレキャストコンクリート体Bを連結固定するために用いられている。
プレキャストコンクリート体Aには、複数の鉄筋F(図13には1本のみ図示)が設けられている。各鉄筋Fは、その長手方向を上下方向に向けて配置されている。鉄筋Fの上端部は、プレキャストコンクリート体Aの上端面から所定の長さだけ上方へ突出させられている。
他方のプレキャストコンクリート体Bには、複数の鉄筋連結装置1(図13には一つのみ図示)の継手2が埋設状態で設けられている。継手2は、その長手方向を上下方向に向けて、しかも挿入孔2dが排出孔2eより下側に位置するように配置されている。継手2の下端面は、プレキャストコンクリート体Bの下端面と同一平面上に配置されている。したがって、継手2の下端開口部は、プレキャストコンクリート体Bから下方に向かって開放されている。
継手2の上端部には、シール組立体3が設けられている。このシール組立体3には、長手方向を上下方向に向けた鉄筋Fの下端部が挿通されている。シール組立体3を貫通した鉄筋Fの下端部は、所定の長さだけ継手2内に挿入されている。プレキャストコンクリート体Bには、供給孔Ba及び確認孔Bbが形成されている。供給孔Baの一端部は、注入孔2dに連通されている。供給孔Baの他端部は、プレキャストコンクリート体Bの外面に開口させられている。確認孔Bbの一端部は、排出孔2eに連通されている。確認孔Bbの他端部は、プレキャストコンクリート体Bの外面に開口させられている。
プレキャストコンクリート体Bは、型枠(図示せず)を用いて製造することができる。製造の一例を説明すると、型枠に鉄筋連結装置1及び鉄筋Fを配置する。勿論、鉄筋Fは、その一端部(下端部)がシール組立体3を貫通して継手2内に入り込んだ状態で配置する。ここで、鉄筋Fは、型枠によって支持されているので、継手2にボルトで固定する必要がない。鉄筋Fを継手2にボルトで固定しないようにすることは、上記実施の形態においても採用可能である。また、型枠には、供給孔Ba用及び確認孔Bb用のロッド(図示せず)を設ける。
型枠に鉄筋連結装置1、鉄筋F及びロッドを設けた後、型枠内にコンクリートを打設する。このとき、型枠内に打設されたコンクリートが継手2の内部に入り込むことがシール組立体3によって阻止される。その後、コンクリートが固化したら、型枠を取り外す。これにより、プレキャストコンクリート体Bを製造することができる。
プレキャストコンクリート体A,Bを連結する場合には、プレキャストコンクリート体Bをプレキャストコンクリート体Aの上方に配置し、前者の下端面と後者の上端面とを隙間Cを介して対向させる。隙間Cの外周側の開放部は、シール部材Cにより全周にわたって封止する。その後、供給孔Baからセメントモルタルを供給する。セメントモルタルは、注入孔2dを通って継手2内に注入される。継手2内に注入されたセメントモルタルは、まず下方へ向かい、隙間Cを埋めた後、継手2の内部にその下端部から充填される。セメントモルタルが継手2の内部全体に充填されると、セメントモルタルの一部が排出孔2e及び確認孔Bbを通って外部に漏れる。これを確認したら、セメントモルタルの供給を停止する。その後、セメントモルタルが固化することにより、プレキャストコンクリート体A,Bが連結される。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、シール部材5を基部5aとシール部5bとによって構成しているが、基部5aについては形成しなくてもよい。その場合には、シール部5bの外周面を短筒部4aの内周面に嵌合させるのが望ましい。
また、上記実施の形態においては、シール部5bが基部5aの左端部に設けられているが、基部5aの軸線方向の中央部に設けてもよい。ただし、その場合には、底部4bをシール部5bに接触させるために、保持筒4の底部4bの基部5aより内側の部分をシール部5bが基部5aの左端部から離間した距離の分だけシール部5b側へ突出させる必要がある。
F 鉄筋
1 鉄筋連結装置
2 継手(装置本体)
2a 接続孔
2g 小径部
3 シール組立体
4 保持筒
4a 短筒部(筒部)
4b 底部
4c 係合突起(第2係合部)
4d 貫通孔
5 シール部材
5a 基部
5b シール部
6 係合部(第1係合部)
6a 円弧状突条(係合突条)

Claims (5)

  1. 少なくとも一端部が開口した接続孔を有する筒状の装置本体と、この装置本体の一端部と上記接続孔に挿入された鉄筋との間をシールするシール組立体とを備えた鉄筋連結装置において、
    上記接続孔が開口する上記装置本体の一端部の外周面に第1係合部が設けられ、
    上記シール組立体が、上記装置本体の上記一端部が挿入される筒部、及びこの筒部の上記装置本体側と逆側の端部に設けられ、上記鉄筋が挿通される貫通孔が形成された底部を有する保持筒と、弾性材によってリング状に形成され、上記保持筒の底部に接触した状態で上記筒部に収容されるとともに、内周部が上記鉄筋にシール状態で接触させられるシール部材とを有し、
    上記保持筒の筒部の内周面には、上記筒部に上記装置本体の一端部を挿入した状態で上記保持筒を所定の角度だけ回動させると、上記第1係合部に上記装置本体の他端側から一端側へ向かう方向へ移動不能に係合する第2係合部が設けられ、上記第1及び第2係合部が係合した状態では、上記シール部材が上記保持筒の底部と上記装置本体の一端面とによって挟持され、それによって上記シール部材が上記装置本体の一端面にシール状態で押圧接触させられていることを特徴とする鉄筋連結装置。
  2. 上記第1係合部が上記装置本体の周方向に延びる係合突条によって構成され、上記第2係合部が上記係合突条に係合する係合突起によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結装置。
  3. 上記第1係合部がねじ部によって構成され、上記第2係合部が上記ねじ部に螺合可能な係合突起によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結装置。
  4. 上記シール部材が上記保持筒の筒部の内周面に嵌合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鉄筋連結装置。
  5. 上記シール部材の外周側部分には、その軸線方向の厚さが内周側部分より厚く形成され、上記装置本体の外周部に嵌合する基部が環状に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鉄筋連結装置。
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