JP2015195733A - 装飾層を備える物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を安価に実現できる装飾層を備える物品を提供する。
【解決手段】本発明に係る物品の装飾層Aは、素材本体を全体的に視認できるようにする第1の矩形領域10と、素材本体を視認できないようにする非視認部12および素材本体を視認できるようにする視認部14を有する第2の矩形領域15とを備えるとともに、第1の矩形領域10と第2の矩形領域15とが交互に格子状に配列されて成る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、装飾層を外表面に備える物品に関する。
外表面に装飾が施された物品は、各種産業分野で多種多様に見出されるが、例えば、管状物品の一つである釣竿においても、通常、その外周面に様々な装飾が施されている。
一般に、管状物品の外周面に施される装飾は、特許文献1に開示されるように、吹付け塗装やシゴキ塗装等の塗装、スクリーン印刷やインクジェット印刷等の印刷、シールの貼り付けなどによって形成することが知られている。また、釣竿のような管状物品は、特許文献2に開示されるように、強化繊維(カーボン繊維)を強化材とした繊維強化プラスチック(FRP)で形成されることが多く、表面にクリア層を塗布することで、そのような強化繊維の表面を露出させることも可能である。
特開2008−206415号 特開2010−221568号
ところで、前述のように、管状物品をFRPで形成する場合、表面に網目の模様(平織状態の模様)が視認できるように構成することで、カーボン製であることや、細かく編み込まれた状態(精密性)であることをアピールすることができ、それにより、需要者の購買意欲の向上が図れるようになる。
しかしながら、表面を網目模様にするためには、常法に従って管状物品を製造する際、強化繊維を平織状態にしたプリプレグシートをマンドレルの最外層(外層側)に巻回する必要があり、そのため、製造工程が複雑となって、製造コストも高くなる。
一方、製造コストを下げるため、一部の産業分野においては、高価な物品に似せた疑似的な装飾層を表面処理することにより、あたかも高価な物品であるかのような見栄えを実現させて、購買意欲を喚起することも行なわれているが、釣竿においてそのような手法を適用して、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を塗装や印刷などの表面処理だけで安価に実現することは難しい。すなわち、そのような疑似的模様は、多くの場合、単に平面的となって、グラデーションを出すことも難しく、実際のプリプレグシートで視認できるような平織の細かく編み込まれた精密性(外観、質感など)を醸し出すことが難しい。
また、以上の問題は、管状物品に限らず、様々な形態の物品についても当てはまる。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を安価に実現できる装飾層を備える物品を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、繊維強化樹脂材により形成される素材本体の外表面上に装飾層を備える物品であって、前記装飾層は、前記素材本体を全体的に視認できるようにする第1の矩形領域と、前記素材本体を視認できないようにする非視認部および前記素材本体を視認できるようにする視認部を有する第2の矩形領域とを備えるとともに、前記第1の矩形領域と前記第2の矩形領域とが交互に格子状に配列されて成ることを特徴とする。
このように、本発明の物品の装飾層は、素材本体を全体的に視認できる第1の矩形領域と、素材本体を視認できない非視認部および素材本体を視認できる視認部を有する第2の矩形領域とが交互に格子状に配列されることにより形成されるため、言い換えると、素材本体を全体的に視認できる領域と素材本体を部分的にしか視認できない領域とが交互に格子状に配列されて形成されるため、格子状の様々な部位から素材本体が奥行きをもって見え隠れする立体感およびグラデーションのある模様を実現できる。
したがって、素材本体の外表面にカーボン繊維が露出さえしていれば(平織のような繊維の複雑な編み込み形態(特に格子模様)ではなく、例えば単純に繊維が軸長方向に延びているだけの無模様形態であっても)、装飾層の格子模様との相乗効果により、実際のプリプレグシートで視認できるような平織の細かく編み込まれた精密性(外観、質感など)を醸し出すことができる。すなわち、上記構成によれば、装飾層を、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を塗装や印刷などの表面処理によって安価に実現できる。
本発明によれば、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を安価に実現できる装飾層を備える物品を提供することができる。
本発明の物品の一例としての釣竿の側面図である。 図1の釣竿の竿杆の表面に施される装飾層の例を示す部分斜視図である。 矩形領域の一辺の寸法が互いに異なる様々な形態の装飾層の平面図である。 装飾層を構成する第2の矩形領域の視認部の様々な形態を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る装飾層を備える物品の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の物品の一例として釣竿1が示されている。図示のように、この釣竿1は、複数の管状体としての竿杆、具体的には、グリップ3aを有する元竿3と、第1中竿5と、第2中竿7と、釣糸締結具9aを有する穂先竿9とによって構成される。この場合、各竿杆3,5,7は、振出し式または並継ぎ式に構成されており、各竿杆3,5,7を構成する素材本体20(図2参照)は、強化繊維(本実施形態では、カーボン繊維)に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグ(繊維強化樹脂材)を巻回することで形成され、各竿杆3,5,7,9には装飾層Aが全長にわたって或いは全長の一部にのみ形成されている。
なお、本実施形態では、素材本体20を形成する繊維強化樹脂材の繊維が(例えば格子状に)織り込まれておらず、該繊維は、素材本体20の表面に露出して素材本体20の長手軸方向に沿ってのみ延びている。図2には、そのように軸長方向に延びる繊維20aが模式的に示されている。無論、素材本体20の繊維の延在方向は軸長方向に限らず、繊維は、様々な方向に組み合わせて複合的に延びていてもよく、織り込まれていても構わない。
装飾層Aは、スクリーン印刷やインクジェット印刷等の印刷、シールの貼り付けなどによって格子状に形成される。具体的には、装飾層Aは、各竿杆3,5,7,9の素材本体20の外表面上に形成されており、図3および図4に明確に示されるように、素材本体20を全体的に視認できるようにする第1の矩形領域10と、素材本体20を視認できないようにする非視認部12および素材本体20を視認できるようにする視認部14を有する第2の矩形領域15(特に図4を参照)とを備えるとともに、第1の矩形領域10と第2の矩形領域15とが縦横に交互に隣接して格子状に配列されて成る。
装飾層Aは、本実施形態では、例えば黒色の着色顔料を素材本体20の所定の表面領域に所定の厚さで1層堆積させて形成されるが、着色顔料の色や種類(例えば、透明または不透明、あるいは、半透明など)、層厚、層数などについては、適宜設定可能である。
また、本実施形態において、第1および第2の矩形領域10,15は、全てが同じ大きさの正方形に形成されており、各隣接する領域10,15間に、複数の直線状の境界18,19を有している。すなわち、これらの境界18,19は、略平行に形成されると共に直交する方向に交差して領域10,15を区分けしており、これにより、矩形形状の複数の領域(正方形領域10,15)を格子模様に形成している。なお、各矩形領域10,15は長方形であってもよい。
また、本実施形態において、装飾層Aを形成する第2の矩形領域15の非視認部12は、例えば黒色(他の色であっても構わない)の着色顔料を素材本体20の外表面に所定の厚さで堆積させて形成される。一方、第2の矩形領域15の視認部14は、素材本体20の外表面上に着色顔料が堆積されずに素材本体20を外部に露出させる着色層部分の開口窓として形成され、本実施形態では、1つの第2の矩形領域15内に複数設けられる。特に、本実施形態において、各視認部14は、長方形または略長方形を成しており、第2の矩形領域15の矩形の一辺15aと略平行に(したがって、視認部14同士が互いに平行に)、矩形の一辺15aの長さの60%〜80%に相当する長さにわたって延びている。なお、視認部14が正方形の形状を成しても構わない。
なお、各視認部14は、素材本体20を形成する繊維強化樹脂材の繊維20aの延在方向に延びて、視認部14を通じてその繊維20aが見えるように位置されるが、視認部14の延在方向と繊維20aの延在方向とが直交している方が、例えばカーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を効果的に実現でき、好ましい。また、各視認部14は、着色層部分の開口窓としてではなく、素材本体20を透けて見えるようにする透明の層(有色または無色)によって形成されてもよい。
一方、装飾層Aを形成する第1の矩形領域10は、素材本体20の外表面上に着色顔料が堆積されずに素材本体20を外部に露出させる開口として形成され、第2の矩形領域15同士の間に位置される。あるいは、第1の矩形領域10は、素材本体20を透けて見えるようにする透明の層(有色または無色)によって形成されてもよい。
なお、本実施形態において、第2の矩形領域15の視認部14の長方形の短辺の長さ(線幅)L1(図4参照)は0.15〜0.2mmであることが好ましい。これは、0.15mmより小さいと、模様の印刷が困難になり、一方、0.2mmよりも大きいと、実際の繊維の外観に似なくなるからである。また、第1および第2の矩形領域10,15の正方形の一辺15aの長さL2(図3参照)は、例えば図3に示されるように、1.2mm(図3の(a))、1.3mm(図3の(b))、1.4mm(図3の(c))、1.5mm(図3の(d))、1.6mm(図3の(e))に設定することが可能であり、特に1.3mm〜1.5mmであることが好ましい。これは、1.3mmより小さくても或いは1.5mmよりも大きくても実際の繊維の外観に似なくなるからである。
特に、視認部14の長方形の短辺の長さL1を0.15〜0.2mmに設定するとともに、第1および第2の矩形領域10,15の正方形の一辺の長さL2を1.3mm〜1.5mmに設定することにより、装飾層Aは、第1の矩形領域10および第2の矩形領域15の視認部14を通じて見える素材本体20の繊維20aとの相乗効果により、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を実現できる。
ここで、装飾層Aを形成する第2の矩形領域15の視認部14、特に視認部14の形態および1つの矩形領域15内における視認部14の配置状態について、図4を参照しながら説明する。
図4の(a)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第1の形態例を示している。図示のように、この例では、3つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を枠状に残して)延びている。この場合、各視認部14の端面14a同士は互いに位置合わせされている。なお、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(b)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第2の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を枠状に残して)延びている。この場合、各視認部14の端面14a同士は互いに位置合わせされている。なお、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(c)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第3の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で(矩形領域15の周囲に非視認部12を枠状に残して)延びている。この場合、各視認部14は途中が途切れて(非視認部12により分断されて)不連続的に延びている。なお、途切れ部の位置、数、幅は適宜設定できる。なお、各視認部14の端面14a同士は互いに位置合わせされており、また、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(d)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第4の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を残して)延びている。この場合、各視認部14の端面14a同士は矩形の一辺15aに沿う方向で互いに(互い違いに)ずらされている。なお、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(e)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第5の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を残して)延びている。この場合、各視認部14の端面14a同士は矩形の一辺15aに沿う方向で互いに(互い違いに)ずらされている。また、隣り合う視認部14の長方形の短辺の長さL1が互いに異なっている(一方の視認部14が細く、他方の視認部14が太い)。なお、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(f)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第6の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を枠状に残して)延びている。この場合、各視認部14の両端面14aが半円弧状に丸みを帯びており、各視認部14の端面14a同士は互いに位置合わせされている。なお、視認部14同士の間隔Wは、0.15mm〜0.2mmであることが好ましい。
図4の(g)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第7形態例を示している。図示のように、この例では、長方形を途中で折り曲げた形態を成す4つの視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aに沿って途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を残して)延びている。この場合、各視認部14の折り曲げ方向は互いに同じであってもよく或いは異なっていてもよい。また、折り曲げ部の数も任意である。また、図示のように、折り曲げ部がない長方形の視認部14が含まれていても構わない。
図4の(h)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第8の形態例を示している。図示のように、この例では、4つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で延びている。この場合、各視認部14は、途中が途切れて不連続的に延びるとともに、その両端が矩形領域15の周縁を貫いて隣接する図示しない第1の矩形領域10と連通している。また、途切れ部分は、視認部14の両側付近にそれぞれ設けられる。なお、途切れ部の位置、数、幅は適宜設定できる。
図4の(i)は、1つの第2の矩形領域15内における視認部14の第9の形態例を示している。図示のように、この例では、3つの長方形の視認部14が矩形領域15の矩形の一辺15aと平行に且つ互いに等間隔で途切れることなく連続的に(矩形領域15の周囲に非視認部12を枠状に残して)延びている。この場合、各視認部14の端面14a同士は互いに位置合わせされている。また、各視認部14の短辺の長さL1が途中で変化している(各視認部14の線幅(太さ)が途中で変化している)。
以上説明したように、本実施形態の物品としての釣竿1の装飾層Aは、素材本体20を全体的に視認できる第1の矩形領域10と、素材本体20を視認できない非視認部12および素材本体20を視認できる視認部14を有する第2の矩形領域15とが交互に格子状に配列されることにより形成されるため、言い換えると、素材本体20を全体的に視認できる領域10と素材本体20を部分的にしか視認できない領域15とが交互に格子状に配列されて形成されるため、格子状の様々な部位から素材本体20が奥行きをもって見え隠れする立体感およびグラデーションのある模様を実現できる。
したがって、素材本体20の外表面にカーボン繊維20aが露出さえしていれば(平織のような繊維の複雑な編み込み形態(特に格子模様)ではなく、本実施形態のように単純に繊維20aが軸長方向に延びているだけの無模様形態であっても)、装飾層Aの格子模様との相乗効果により、実際のプリプレグシートで視認できるような平織の細かく編み込まれた精密性(外観、質感など)を醸し出すことができる。すなわち、本実施形態によれば、装飾層Aを、カーボン繊維が細かく編み込まれた格子模様に近い疑似模様を塗装や印刷などの表面処理によって安価に実現できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、種々変形して実施することが可能である。例えば、前述した実施形態では、装飾層Aが釣竿1に設けられているが、装飾層Aは、釣竿に限定されず、様々な形状の様々な物品に適用できる。
1 釣竿(物品)
10 第1の矩形領域
12 非視認部
14 視認部
15 第2の矩形領域
20 素材本体
20a 繊維
A 装飾層

Claims (10)

  1. 繊維強化樹脂材により形成される素材本体の外表面上に装飾層を備える物品であって、
    前記装飾層は、前記素材本体を全体的に視認できるようにする第1の矩形領域と、前記素材本体を視認できないようにする非視認部および前記素材本体を視認できるようにする視認部を有する第2の矩形領域とを備えるとともに、前記第1の矩形領域と前記第2の矩形領域とが交互に格子状に配列されて成ることを特徴とする物品。
  2. 前記第2の矩形領域の前記視認部が複数設けられ、これらの視認部はそれぞれ、前記第2の矩形領域の矩形の一辺と略平行に延びることを特徴とする請求項1に記載の物品。
  3. 前記各視認部が不連続的または連続的に延びることを特徴とする請求項2に記載の物品。
  4. 前記各視認部が長方形を成すことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の物品。
  5. 前記長方形の短辺の長さが0.15〜0.2mmであることを特徴とする請求項4に記載の物品。
  6. 前記矩形領域が正方形であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の物品。
  7. 前記正方形の一辺の長さが1.3mm〜1.5mmであることを特徴とする請求項6に記載の物品。
  8. 前記第1の矩形領域及び/又は前記第2の矩形領域の前記視認部は、前記素材本体を透けて見えるようにする透明層から成ることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の物品。
  9. 前記第1の矩形領域及び/又は前記第2の矩形領域の前記視認部は、前記素材本体を露出させることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の物品。
  10. 前記素材本体を形成する繊維強化樹脂材の繊維が前記素材本体の表面に露出して素材本体の長手軸方向に沿って延び、前記視認部が前記繊維の延在方向に延びることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の物品。
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