JP3179872U - 箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面に装飾模様を印刷等することによって、奥行きや立体感のある装飾模様を形成することができ、製造コストが高くなるようなことなく、箸の装飾効果を高める。
【解決手段】箸本体1の長手方向の少なくとも一部を透明に形成し、この透明に形成された箸本体1の少なくとも対向する二面にそれぞれ部分的な範囲で装飾模様2a、2bを施す。箸本体1の対向する二面のうち、一方の面から箸本体1を見ると、この一方の面に施した装飾模様2aが見えると同時に、対向する裏側の面に施した装飾模様2bが透明な箸本体1を通して見えるものであり、一方の面の装飾模様2aは手前に、裏側の面の装飾模様2bは奥に見えることになって、箸に装飾模様2を奥行きや立体感があるように表現することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、食事の際に使用される箸に関するものである。
食事に使用する箸は、木や竹、プラスチックなど各種の素材を用いて作製されるが、箸の表面に印刷や塗装をして装飾を施すことによって、商品価値を高めるようにするのが一般的である。しかし、箸の表面に印刷や塗装をして装飾模様を形成しても、装飾模様は箸の表面に平面的に表現されるだけであるので、装飾模様の形成で高い装飾効果を得ることには限界がある。
そこで、例えば特許文献1では、箸の一部を透明なプラスチック材料で形成し、この透明プラスチックの部分にビーズ玉などを埋め込んで、透明プラスチック内にビーズを内包させるようにすることによって、立体的な表現で装飾を行なうようにしている。
特開2006−112019(図10)
しかし、特許文献1のように透明なプラスチックの部分にビーズ玉などを内包した箸を作製する場合には、プラスチック材料を流し込んだり、ビーズを埋め込んだりする工程が必要であって製造工数が増加し、また使用する材料の種類が増えることになる。このため、箸の製造コストが著しく高くなるという問題がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、表面に装飾模様を印刷等することによって、奥行きや立体感のある装飾模様を形成することができ、製造コストが高くなるようなことなく、装飾効果の高い箸を提供できるようにすることを目的とするものである。
本考案に係る箸は、箸本体1の長手方向の少なくとも一部を透明に形成し、この透明に形成された箸本体1の少なくとも対向する二面にそれぞれ部分的な範囲で装飾模様2を施して成ることを特徴とするものである。
装飾模様2を施した箸本体1の対向する二面のうち、一方の面から箸本体1を見ると、この一方の面に施した装飾模様2(2a)が見えると同時に、対向する裏側の面に施した装飾模様2(2b)が透明な箸本体1を透して見えるものであり、一方の面の装飾模様2aは手前に、裏側の面の装飾模様2bは奥に見えることになって、装飾模様2を奥行きや立体感があるように表現することができるものであり、装飾効果の高い箸を形成することができるものである。
また本考案にあって、箸本体1の対向する二面に施した装飾模様2は、一方の面の装飾模様2aに対して他方の面の装飾模様2bを箸本体1の長手方向にずらした位置に形成されるようにしてもよい。
このようにすれば、一方の面に施した装飾模様2aの間に、対向する裏側の面に施した装飾模様2bが透明な箸本体1を透して見えるものであり、一方の面の装飾模様2aと対向する裏側の面の装飾模様2bが同時に見やすくなり、装飾模様2の奥行きや立体感の表現を際立たせることができるものである。
本考案によれば、透明な箸本体1の対向する二面にそれぞれ部分的な範囲で装飾模様2を施すようにしているので、装飾模様2を施した箸本体1の対向する二面のうち、一方の面から箸本体1を見ると、この一方の面に施した装飾模様2(2a)が見えると同時に、対向する裏側の面に施した装飾模様2(2b)が透明な箸本体1を通して見えるものであり、一方の面の装飾模様2aは手前に、裏側の面の装飾模様2bは奥に見えることになって、箸に装飾模様2を奥行きや立体感があるように表現することができるものである。従って、箸本体1の表面に装飾模様2を印刷するだけで、奥行きや立体感のある装飾模様2を形成することができ、製造コストが高くなるようなことなく、装飾効果の高い箸を形成することができるものである。
本考案の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は対向する一方の側から見た斜視図、(b)は他方の側から見た斜視図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)は対向する一方の側から見た正面図、(b)は他方の側から見た正面図である。 本考案の実施の形態の各種の例を示すものであり、(a)(b)(c)(d)はそれぞれ拡大した断面図である。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
図1は箸本体1の全体を示すものであり、箸本体1は上端が太く、下端が細い四角柱形状に形成してある。この箸本体1を一対揃えることによって、箸として使用することができるものである。
箸本体1は、アクリル樹脂、SBS樹脂、スチレン樹脂など透明なプラスチック材料を成形することによって作製してあり、全体を透明体として形成してある。箸本体1の透明性は、無色透明である他、任意の色に着色した透明であってもよいものであり、箸本体1を透過して裏側が透けて見える透明性があればよい。
そして箸本体1の側面の四面のうち、対向する二面の表面にそれぞれ装飾模様2が施してある。箸本体1の表面に装飾模様2を形成する方法は、特に限定されるものではないが、スクリーン印刷などの印刷手法により装飾模様2を形成するのが望ましい。特にスクリーン印刷の場合は比較的厚い膜のインクで印刷をすることができるので、透明な箸本体1を透して裏側の装飾模様2が鮮明に見やすくなるものである。
また箸本体1の表面に形成する装飾模様2としては、任意の図柄、絵などの他に、文字や記号などであってもよく、何ら限定されるものではない。図1の実施の形態では、装飾模様2は花びらの図柄として形成してある。この装飾模様2は箸本体1の表面の部分的な範囲に設けられるものであり、箸本体1の表面の全面に設けられるものではない。図1の実施の形態では、箸本体1の長手方向に離れた複数個所において装飾模様2を設けるようにしてあり、装飾模様2を施した部分以外は、透明な箸本体1の表面がそのまま露出するようにしてある。
図1(a)は箸本体1を対向する二面のうち一方の面の側から見た図であり、図1(b)は箸本体1を他方の面の側から見た図であるが、図1(a)に示すように、箸本体1の対向する二面のうち、一方の面に装飾模様2aが長手方向に離れた複数個所(2か所)に設けてあり、また図1(b)に示すように、他方の面には、一方の面の装飾模様2aに対して箸本体1の長手方向へずれた位置の複数個所(2か所)に装飾模様2bが設けてある。
上記のような装飾模様2を対向する二面に施した箸本体1にあって、一方の面から箸本体1を見ると、図2(a)に示すように、この一方の面に施した装飾模様2aが直接見えると同時に、対向する裏側の面に施した装飾模様2bが透明な箸本体1を透して見えるものであり、表側に位置する一方の面の装飾模様2aは手前に、対向する裏側の面の装飾模様2bは奥に見えることになる。
また逆に、他方の面から箸本体1を見ると、図2(b)に示すように、この他方の面に施した装飾模様2bが直接見えると同時に、裏側に位置する一方の面に施した装飾模様2aが透明な箸本体1を透して見えるものであり、装飾模様2bは手前に、装飾模様2aは奥に見えることになる。
このように、透明な箸本体1の対向する二面に施した装飾模様2は、一方が手前に、他方が奥に見えることになり、装飾模様2を奥行きや立体感があるように表現することができるものである。従って、箸本体1の表面に装飾模様2を印刷するという、製造工数が増えたり使用する材料の種類が増えたりするというようなことがないコスト安価な手法で、奥行きや立体感のある装飾模様2を形成して、箸の商品価値を高めることが可能になるものである。
ここで、図1及び図2の実施の形態では、箸本体1の対向する二面にそれぞれ装飾模様2を長手方向に間隔を隔てて複数個所に設け、一方の面と他方の面の装飾模様2の位置を長手方向にずらすことによって、一方の面と他方の面の装飾模様2が長手方向に離れて相互に重ならないようにし、箸本体1の裏側に位置する装飾模様2が表側に位置する装飾模様2によって隠されないようにしている。本考案は勿論これに限定されるものではなく、対向する一方の面と他方の面の装飾模様2の一部が重なるようにしてもよい。この場合には箸本体1の表側に位置する装飾模様と裏側に位置する装飾模様2が重なり合う部分で、両面の装飾模様2が連続しているような視覚効果を与えたり、両面の装飾模様2が結合されているような視覚効果を与えたりすることが可能になるものである。
また、図1及び図2の実施の形態では対向する二面の装飾模様2は、それぞれ同じ図柄の模様に形成したが、一方の面の装飾模様2と他方の面の装飾模様2を異なる模様に形成してもよいのはいうまでもない。
また上記の実施の形態では、箸本体1の側面の四面のうち対向する二面にのみ、図3(a)のように装飾模様2を設けるようにしたが、図3(b)に示すようにこの対向する二面の他にもう一面に装飾模様2を施して三面に装飾模様2を設けるようにしてもよく、さらに図3(c)に示すように一対の対向する二面、すなわち四面に装飾模様2を設けるようにしてもよい。
さらに上記の実施の形態では、箸本体1として四角柱形状のものを用いたが、図3(d)のように箸本体1を円柱形状に形成してもよく、この場合には、円の直径方向に対向する部分の円周面に装飾模様2を施すものである。
また、上記の実施の形態では、箸本体1として全体を透明に形成したものを用いたが、箸本体1の長手方向の一部のみを透明に形成したものであってもよい。例えば箸本体1の上部の手で握る部分を透明に形成すると共に箸本体1の先の部分を不透明に形成し、透明に形成した部分に上記のような装飾模様2を設けるようにしてもよい。
1 箸本体
2 装飾模様
2a 一方の面の装飾模様
2b 他方の面の装飾模様

Claims (2)

  1. 箸本体の長手方向の少なくとも一部を透明に形成し、この透明に形成された箸本体の少なくとも対向する二面にそれぞれ部分的な範囲で装飾模様を施して成ることを特徴とする箸。
  2. 箸本体の対向する二面に施した装飾模様は、一方の面の装飾模様に対して他方の面の装飾模様を箸本体の長手方向にずらした位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の箸。
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