JP2015194694A - 画像表示装置および画像表示調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】描画される画像に対する迷光の影響をユーザが気付きにくく、高品位なHUD表示を提示することができる、画像表示装置および画像表示調整方法を提供する。
【解決手段】走査ミラー部170は、レーザ光源部164が出力したレーザ光を反射させて走査する。輝度検出部122は、入力された表示画像データに基づく表示画像の輝度の高い範囲を検出する。描画制御部132は、入力された表示画像データに基づき、走査ミラー部170の走査範囲200より狭い範囲において表示画像が描画されるように、レーザ光源部164を制御する。出力調整制御部134は、走査ミラー部170の走査範囲200における前記表示画像が描画される範囲外であり、且つ前記輝度検出部122が検出した輝度の高い範囲の近傍に、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光が出力されるように、前記レーザ光源部164を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置および画像表示調整方法に関する。
レーザー光をMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーに反射させることにより走査させ、画像を投映するレーザスキャン方式の画像表示装置が知られている。また、この画像表示装置を、自動車のウィンドシールドやコンバイナに投映することにより、ユーザに虚像を提示するヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)も知られている。
特許文献1には、HUDに用いられるレーザ光を、筐体内の不可視位置へのレーザ照射状態で検出し、レーザ光の出力値を調整する技術が開示されている。
特開2013−156314号公報
レーザ光の出力値を調整するために、レーザ光の出力値調整用のレーザ光を画像が描画される範囲に漏れないように筐体等で遮蔽して照射する場合であっても、筐体内で反射したレーザ光が迷光として散乱し、描画画像に影響することがある。例えば、画像表示装置を車両に搭載するHUDとして用いる場合、夜間など周辺光量が少ない環境で画像を描画すると、迷光の影響が目立つ場合がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、描画される画像に対する迷光の影響をユーザが気付きにくく、高品位なHUD表示を提示することができる、画像表示装置および画像表示調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像表示装置(100)は、レーザ光源部(164)、前記レーザ光源部(164)が出力したレーザ光を反射させて走査する走査ミラー部(170)、入力された表示画像データに基づく表示画像の輝度の高い範囲を検出する輝度検出部(122)、入力された表示画像データに基づき、前記走査ミラー部(170)の走査範囲より狭い範囲において前記表示画像が描画されるように、前記レーザ光源部(164)を制御する描画制御部(132)、前記走査ミラー部(170)の走査範囲における前記表示画像が描画される範囲外であり、且つ前記輝度検出部(122)が検出した輝度の高い範囲の近傍に、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光が出力されるように、前記レーザ光源部(164)を制御する出力調整制御部(134)、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示調整方法は、入力された表示画像データに基づく表示画像の輝度の高い範囲を検出する輝度検出ステップ、入力された表示画像データに基づき、レーザ光源部が出力したレーザ光を反射させて走査する走査ミラー部の走査範囲より狭い範囲において前記表示画像が描画されるように、前記レーザ光源部を制御する描画制御ステップ、前記描画制御ステップによって表示画像が描画される範囲外であり、且つ前記輝度検出ステップにおいて検出された輝度の高い範囲の近傍に、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光が出力されるように、前記レーザ光源部を制御する出力調整制御ステップ、 を備えることを特徴とする。
本発明によれば、描画される画像に対する迷光の影響をユーザが気付きにくく、高品位なHUD表示を提示することができる、画像表示装置および画像表示調整方法を提供することができる。
本発明に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像表示装置のレーザ光の光量を測定するための構成を模式的に示した図である。 本発明に係る画像表示装置による走査範囲を模式的に表す図である。 本発明に係る画像表示装置の光射出ユニットと筐体および画像走査光との関係を模式的に示した図である。 本発明に係る画像表示装置の筐体の開口部形状を模式的に示した図である。 本発明に係る画像表示装置による、出力調整動作を説明したフロー図である。 本発明に係る画像表示装置による、APCエリア確定処理の例を説明したフロー図である。 本発明に係る分割エリアの例と、APCエリアの例を模式的に示した図である。 本発明に係る画像表示装置による、APCエリア確定処理の他の例を説明したフロー図である。 本発明に係る分割エリアの例と、APCエリアの例の他の例を模式的に示した図である。 本発明に係る分割エリアの例と、APCエリアの例の他の例を模式的に示した図である。 具体的な表示画像例とAPCエリアの例を模式的に示した図である。 本発明に係る画像表示装置による、出力調整動作の変形例を説明したフロー図である。 本発明に係る画像表示装置による、出力調整動作の変形例を説明したフロー図である。 出力調整動作の変形例による、APCエリアの例を模式的に示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態である画像表示装置100の構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、具体的にはヘッドアップディスプレイ装置であり、主に車両に搭載され、ユーザである運転者等に各種情報を虚像として提示する。
画像表示装置100が、ヘッドアップディスプレイ装置として用いられる場合は、虚像として提示される画像として、経路案内を目的とした画像や、警告を目的とした画像、さらには、コンテンツ再生に基づく画像や、各種UI(User Interface)に関する画像などである。また、これらの画像は、静止画または動画を問わない。
画像表示装置100は、制御部110、DDR(Double Data Rate)メモリ150、フラッシュメモリ152、マイコン154、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)156、レーザドライバ160、レーザダイオード162、走査ミラー部170、スキャナドライバ173および測定部180を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)およびFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって構成される。制御部110は、フラッシュメモリ152やEEPROM156などに記憶されたプログラムを動作させ、各種処理を行う。制御部110は、プログラムによって動作する機能として、画像処理部120、レーザ光制御部130、走査制御部140を備える。また、制御部110は、表示画像データが入力される。
DDRメモリ150は、画像処理部120に入力される画像データを一時的に保存するフレームバッファである。DDRメモリ150は、DDR2やDDR3、その他のSDRAMであってもよい。
フラッシュメモリ152は、画像処理部120の動作に必要なデータやプログラムなどを記憶する不揮発性記憶部である。
マイコン154は、走査制御部140に、スキャナドライバ173を動作させるための駆動信号を生成させる。EEPROM156は、走査制御部140の動作に必要なデータやプログラムなどを記憶する不揮発性記憶部である。
画像処理部120は、DDRメモリ150から入力された画像データを、レーザ光制御部130が画像データに基づいたレーザ光の駆動が可能となるよう、所定のドットクロックに合わせて、レーザ光制御部130および走査制御部140に出力する。
輝度検出部122は、DDRメモリ150から入力された画像データに対して、輝度の高い範囲を検出する。具体的には、輝度検出部122は、画像データを区分し、区分毎の輝度を取得することにより、輝度の高い区分を検出する。輝度検出部122による輝度検出処理は、後述する。
レーザ光制御部130は、DDRメモリ150から入力された画像データに基づき、レーザダイオード162から適切にレーザ光が出力されるように、レーザドライバ160を制御する。レーザ光制御部130は、その機能に基づき、描画制御部132および出力調整制御部134を備える。
描画制御部132は、DDRメモリ150から入力された画像データに基づき、適切なタイミングおよび適切な出力値でレーザ光が出力されるように、レーザドライバ160を制御する。具体的には、画像データに基づく画像が描画されるように、レーザドライバ160によるレーザダイオード162各々のオン・オフ、およびレーザ出力値の制御を行う。また、描画制御部132は、後述する走査ミラー部170の走査範囲200より狭い範囲において表示画像が描画されるように、レーザドライバ160を制御する。
出力調整制御部134は、レーザダイオード162が出力するレーザ光の出力値調整(以下、APC:Auto Power Control)を実行する制御を行う。具体的には、出力調整制御部134は、走査ミラー部170の走査範囲200における表示画像が描画される範囲外であるブランキングエリア204に、APC用のレーザ光を出力するように、レーザドライバ160を制御する。また、出力調整制御部134は、輝度検出部122が検出した輝度の高い範囲の近傍に、APC用のレーザ光を出力するように、レーザドライバ160を制御する。
走査制御部140は、走査ミラー部170を構成する水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の各々の振れ角および走査周波数等の制御を行う。走査制御部140は、走査ミラー部170が所望の振れ角および周波数等を得られるように、駆動電圧の波形の生成を行い、スキャナドライバ173に供給する。
レーザドライバ160は、レーザ光制御部130の制御に基づき、レーザダイオード162を駆動する。具体的には、レーザ光制御部130の制御に基づく点灯タイミングおよび駆動電流でレーザダイオード162を駆動する。また、レーザドライバ160は、レーザダイオード162が複数のレーザダイオードで構成される場合は、各々のレーザダイオードを各々駆動する。
レーザダイオード162は、光源としてのレーザ光を出力する。レーザダイオード162は、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bにより構成されるが、他色のレーザ光を出力するレーザダイオードを加えてもよく、単一のレーザダイオードで構成されてもよい。
レーザ光源部164は、レーザドライバ160およびレーザダイオード162を含むモジュールであり、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bの各々から出力されたレーザ光を合成するために、各々の光路を導くミラー、および走査ミラー部170へレーザ光を導くためのミラーを備える。
レーザダイオード162から出力されるレーザ光は、レーザ光制御部130がレーザドライバ160を制御することにより、各レーザダイオードの駆動電流および駆動時間を制御され、様々な描画色や描画形態を提示することができる。
測定部180は、レーザダイオード162が出力したレーザ光の光量を測定するためのフォトダイオードである。レーザ光源部164および測定部180の構成を図2に示す。
図2は、レーザ光源部164に備えられる赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bの各々のレーザ光を測定部180によって検出する構成を示す。測定部180は、レーザ光源部164の一部として構成されてもよい。
レーザ光源部164には、レーザダイオード162の各々から出力されたレーザ光を、走査ミラー部170および測定部180の双方に導くためのダイクロイックミラー102を備える。
ダイクロイックミラー102Rは、赤色波長のレーザ光をほぼ100%反射させる特性を有する。このため、ダイクロイックミラー102Rは、赤色レーザダイオード162Rが出力したレーザ光をほぼ100%反射してダイクロイックミラー102Gへ導く。赤色レーザダイオード162Rは、ダイクロイックミラー102Rを用いずに直接ダイクロイックミラー102Gへレーザ光を出力させる配置であってもよい。
ダイクロイックミラー102Gは、赤色波長のレーザ光をほぼ100%透過させるとともに、緑色波長のレーザ光をほぼ100%反射させる特性を有する。このため、ダイクロイックミラー102Gは、赤色レーザダイオード162Rが出力したレーザ光をほぼ100%透過してダイクロイックミラー102Bへ導くとともに、緑色レーザダイオード162Gが出力したレーザ光をほぼ100%反射してダイクロイックミラー102Bへ導く。
ダイクロイックミラー102Bは、赤色波長のレーザ光および緑色波長のレーザ光を約98%反射させて残りの約2%を透過させるとともに、青色波長のレーザ光を約98%透過させ残りの約2%を反射させる特性を有する。このため、ダイクロイックミラー102Bは、赤色レーザダイオード162Rおよび緑色レーザダイオード162Gが出力したレーザ光を約98%反射して走査ミラー部170へ導くとともに、赤色レーザダイオード162Rおよび緑色レーザダイオード162Gが出力したレーザ光の約2%を透過させ測定部180へ導く。また、ダイクロイックミラー102Bは、青色レーザダイオード162Bが出力したレーザ光を約98%透過させて走査ミラー部170へ導くとともに、青色レーザダイオード162Bが出力したレーザ光の約2%を反射して測定部180へ導く。
このような構成により、レーザダイオード162が出力したレーザ光の約98%は走査ミラー部170へ向い、残りの約2%は測定部180が受光し光量が検出される。測定部180に入射され検出されるレーザ光の光量は、各々のレーザダイオード162が出力したレーザ光の光量に比例しているため、測定部180は各々のレーザダイオード162の出力光量が測定できる。
図1に戻り、スキャナドライバ173は、走査制御部140の制御に基づき、走査ミラー部170を構成する走査ミラーを動作させる。本実施形態においては、走査ミラー部170として、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179を備えているため、スキャナドライバ173は、水平スキャナドライバ176および垂直スキャナドライバ177により構成される。
水平スキャナドライバ176は、走査制御部140の制御により、水平走査ミラー178を所定の周波数で揺動させるための駆動電圧を、水平走査ミラー178に供給する。垂直スキャナドライバ177は、走査制御部140の制御により、垂直走査ミラー179を所定の周波数で揺動させるための駆動電圧を、垂直走査ミラー179に供給する。
走査ミラー部170は、所定の周波数で揺動しながら、レーザ光源部164から出力されたレーザ光を反射することにより、表示画像を描画させる。走査ミラー部170は、表示画像の横方向に対応する走査を行う水平走査ミラー178、および表示画像の縦方向に対応する走査を行う垂直走査ミラー179を備える。
水平走査ミラー178は、画像処理部120が供給した水平方向の駆動電圧に基づき、レーザ光源部164から出力されたレーザ光を、水平方向に走査する。水平走査ミラー178は、SOI(Silicon On Insulator)基板をエッチング等の処理を行うことにより形成されたMEMSミラー等である。また、水平走査ミラー178は、その構成に圧電素子を備え、水平スキャナドライバ176から供給される駆動電圧が圧電素子を駆動することにより、所定の周波数で揺動する。
垂直走査ミラー179は、画像処理部120が供給した垂直方向の駆動電圧に基づき、水平走査ミラー178が走査したレーザ光を、垂直方向に走査する。垂直走査ミラー179は、フレキシブル基板上に、シリコンミラーおよび駆動コイルを備える構成である。垂直走査ミラー179は、垂直スキャナドライバ177から供給される駆動電圧が駆動コイルに印加され、図示しない磁石の磁力によって、所定の周波数で揺動する。
また、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179は、その構成として圧電膜やホール素子等により、揺動角や周波数を検出する。走査制御部140は、これら検出された揺動角や周波数を取得し、走査制御にフィードバックさせる。
上記説明においては、レーザ光源部164から出力されたレーザ光の光路を、水平走査ミラー178による走査後、水平走査ミラー178による走査としたが、水平走査ミラー178および水平走査ミラー178の走査順は逆であってもよい。
水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の走査により、レーザ光を走査可能となる範囲を、走査範囲200とする。また、走査範囲200において、表示画像を描画するための範囲を、描画エリア202とし、走査範囲200における描画エリア202以外の範囲を、ブランキングエリア204とする。
次に、図3により、走査範囲200における表示画像の描画について説明する。図3は、走査範囲を模式的に示した図である。走査範囲200は、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の揺動角により、レーザ光を走査可能な範囲である。レーザ光は、水平走査ミラー178および垂直走査ミラー179の揺動により、レーザ走査軌跡206のように、水平方向を左右に走査しながら垂直方向の走査を行う。図3は模式図であるため、レーザ走査軌跡206の走査数を少なく記載しているが、実際には、表示画像の1フレーム毎の解像度によって決められる。具体例としては、水平走査ミラー178の揺動により、1フレームの描画に対して、水平方向のレーザ走査軌跡206が240往復分、従って480本のレーザ走査軌跡206が走査される。また、垂直走査ミラー179の揺動は、1フレームの描画に対して上下方向1往復であるが、毎秒60往復の走査を行うことにより、毎秒60フレームの画像を描画する。
描画エリア202は、走査範囲200において、表示画像を描画するためにレーザ光が発光する範囲である。具体的には、描画エリア202の全面においてレーザ光が発光しているわけではなく、表示画像が描画エリア202に表示されるよう、表示画像の形状や色調に応じて、描画制御部132が、赤色レーザダイオード162R、緑色レーザダイオード162G、青色レーザダイオード162Bの各々の出力レベル、発光タイミングを制御している。
ブランキングエリア204は、表示画像の描画には用いられないが、ブランキングエリア204の所定の走査位置において、APCのためのレーザ光が出力される。APCのためにレーザ光が出力される所定の走査位置を、以下APCエリア208とする。APCエリア208の位置については、後述する。
本発明の画像表示装置100は、ヘッドアップディスプレイ等に用いられるため、描画エリア202のレーザ光は、ユーザに虚像を提示するため、ユーザに視認可能なように投映する必要が有る。しかし、APCエリア208が形成されるブランキングエリア204は、ユーザに視認されない構成とする必要がある。以下、図4および図5により、ブランキングエリア204においてレーザ光が出力されても、ユーザに視認されないための構造について説明する。
図4は、画像表示装置100の光射出ユニット190と光射出ユニット190を囲う筐体300、およびレーザ光の走査範囲の関係を模式的に示した図であり、上面図である。光射出ユニット190は、画像表示装置100の内部に備えられているモジュールであり、レーザ光源部164および走査ミラー部170を各々モジュールとして備える。図4は、模式図であるため、走査ミラー部170から出力されたレーザ光が、直接投映面400まで達するように記載されているが、実際には、図示しない平面ミラーを介して、レーザ光は投映面に達する構成となる。ここでいう投映面とは、中間像スクリーンである。
筐体300は、金属板等を用いて箱状に構成され、その内部に光射出ユニット190が配置されている。筐体300は、走査ミラー部170によって走査されたレーザ光が出射する方向に、開口部310を備える。開口部310の形状は、図5に示すように矩形であり、開口部310の位置における描画エリア202の形状に一致またはほぼ一致する。
走査ミラー部170で走査されたレーザ光は、描画エリア202を走査するレーザ光のみが開口部310を通過して、投映面400に達する。また、ブランキングエリア204を走査するレーザ光は、その進行方向に筐体300が存在することにより遮光されるため投映面400には到達しない。このため、ブランキングエリア204のいずれの位置においてレーザ光が出力されても、筐体300によってレーザ光は遮光され、ユーザが視認できない構成となっている。しかし、上述したように、ブランキングエリア204において出力されたレーザ光は、筐体300の開口部310に近い位置で反射する。このために、反射した迷光が開口部310を通過した描画エリア202の表示画像に影響してしまう。
次に、本発明の実施形態であるAPCの動作について、図6から図11により説明する。
図6は、画像表示装置100による、APCの動作を説明したフロー図である。先ず、出力調整制御部134は、APCが実行されるタイミングであるか否かを判断する(ステップS10)。APCが実行されるタイミングは、任意である。具体的には、画像表示中における所定時間毎または所定フレーム毎に行う。例えば、60秒毎や3600フレーム毎などである。また、画像表示装置100の起動時に行ってもよい。画像表示装置100の起動時は、画像表示装置100の利用環境の温度が低い場合など、APCによる調整が最も必要とされるタイミングである。
ステップS10において、APCが実行されるタイミングではないと判断された場合(ステップS10:No)、再度ステップS10の判断を実行する。APCが実行されるタイミングの設定によっては、ステップS10がNoの判断の後、所定時間経過を判断するステップを含んでもよい。また、APCが実行されるタイミングが、画像表示装置100の起動後に設定されている場合は、ステップS10の処理を省略し、画像表示装置100の起動後に、ステップS11以降を実行してもよい。
ステップS10において、APCが実行されるタイミングであると判断された場合(ステップS10:Yes)、出力調整制御部134は、APC実行タイミングに表示される表示画像を構成するフレーム画像(n番目のフレーム画像)に基づく、輝度検出部122の検出結果により、APCエリアを確定させる(ステップS11)。ステップS11の処理を、図7により説明する。
図7において、輝度検出部122は、ステップS10においてAPCを実行するタイミングとなった直後のフレーム画像を取得し、所定の分割エリアに分割する(ステップS20)。ステップS20の処理における分割エリアは、予め定められた分割形態であるが、表示画像の内容によっては、適宜分割形態を変化させてもよい。
ステップS20の処理後、輝度検出部122は、分割エリア毎の明るさを取得する(ステップS21)。具体的には、輝度検出部122は、表示画像を構成する画素毎の輝度情報を取得し、分割エリア毎の輝度の総和を算出する。分割エリアの面積が分割エリア毎に異なる場合は、輝度の総和に対して、分割エリアの面積比や分割エリアを構成する画素数で割ることで、適切な比較対象とすることができる。
次に、出力調整制御部134は、ステップS21の処理で輝度検出部122により取得された各分割エリアの明るさを比較して、最も明るい分割エリアの近傍を、APCエリアとして確定する(ステップS22)。
ステップS20からステップS22の処理を、図8を用いて説明する。図8は、ステップS20において分割された分割エリアおよびステップS22において確定される対象である、APCエリアを模式的に示した図である。また、図8においては、分割されるフレーム画像を、表示画像が描画される描画エリア202に置き換えて示している。
ステップS20の処理として、輝度検出部122は、分割する対象の表示画像を構成するフレーム画像を9分割する。9分割された画像は、分割エリア203として示す。ステップS21の処理として、輝度検出部122は、分割エリアとして画像の外周に存在する、分割エリア203a〜分割エリア203hの輝度の総和を算出することにより、分割エリア毎の明るさを取得する。
ステップS22の処理として、出力調整制御部134は、分割エリア203a〜分割エリア203hの明るさを比較して、最も明るい分割エリアを特定するとともに、最も明るい分割エリアの近傍を、APCエリアとして確定する。例えば、分割エリア203aが最も明るい分割エリアであると判断された場合、APCエリア208aをAPC動作を行うためのAPCエリアとして確定する。
図8に示すように、分割エリア203a〜分割エリア203hに対応してAPCエリア208a〜APCエリア208hが設定されている。このため、分割エリア203a〜分割エリア203hのいずれかが最も明るい分割エリアであると判断された場合、対応するAPCエリア208a〜APCエリア208hのいずれかが、APC動作を行うためのAPCエリアとして確定される。
また、ステップS11の他の実施形態としては、図7で説明した処理に代えてまたは加えて、分割エリア毎の描画面積が多い分割エリアを輝度の高い分割エリアと判断してもよい。画像表示装置100は、ヘッドアップディスプレイとして用いられる場合、描画エリア202の全面に対して描画が行われず、描画エリア202において部分的に描画されることがある。具体例としては、文字情報や記号情報が描画される場合、描画される文字情報または記号情報の背景は、レーザ光による描画が行われない範囲となる場合がある。描画面積が多い分割エリアを輝度の高い分割エリアとすることは、表示画像データに基づいて、文字や記号を主とした描画を行う場合や、描画画像の変化が少ない場合に適切である。
図9は、APCエリアを確定させる他の処理例を説明しており、図7におけるステップS20同様に、APCを実行するタイミングとなった直後のフレーム画像を取得し、所定の分割エリアに分割する(ステップS30)。
ステップS30の処理後、輝度検出部122は、分割エリア毎の描画面積を取得する(ステップS31)。具体的には、輝度検出部122は、表示画像を構成する画素毎の表示情報有無を取得し、分割エリア毎の表示情報がある画素数を算出する。表示情報がある画素は、その表示情報に基づきレーザ光が照射される画素である。分割エリアの面積が分割エリア毎に異なる場合は、表示情報がある画素数を分割エリアの面積比や分割エリアを構成する画素数で割ることで、適切な比較対象とすることができる。また、分割エリア毎の表示情報がある画素数は、分割エリア毎の画像描画面積を示す。
次に、出力調整制御部134は、ステップS31の処理で輝度検出部122により取得された各分割エリアにおける画像描画面積を比較して、最も画像描画面積の多い分割エリアを最も輝度の高い分割エリアであると判断し、その近傍を、APCエリアとして確定する(ステップS32)。
図6におけるステップS11の処理においては、図7で説明したAPCエリア確定処理および図9で説明したAPCエリア確定処理を組合せた処理としてもよい。また、描画エリア202における輝度の高い範囲を検出する手法は、これらの処理に限定される必要はない。
図10および図11は、分割エリアおよびAPCエリアの他の例を模式的に示した図である。図10は、4分割された形態であり、分割エリア203i〜分割エリア203lに対応してAPCエリア208i〜APCエリア208lが設定されている。図11は、表示画像の周辺部分のみを分割エリアとして設定した例であり、分割エリア203m〜分割エリア203xに対応してAPCエリア208m〜APCエリア208xが設定されている。
図8、図10および図11においては、APCエリア208を矩形として示したが、実際にはAPCエリア208を通過するレーザ光の走査軌跡において、レーザ光を出力する範囲であるため、矩形に限らない場合もある。
図6に戻り、ステップS11においてAPCエリアが特定された後、出力調整制御部134は、APCエリアが特定されたn番目のフレーム画像を走査する際に、特定されたAPCエリアにおいて、赤色レーザダイオード162Rがレーザ光を出力するよう、レーザドライバ160を制御する(ステップS12)。
ステップS12において出力された赤色レーザダイオード162Rのレーザ光を、測定部180が測定し、その測定値を出力調整制御部134が取得する(ステップS13)。
ステップS12およびステップS13の処理と同様に、緑色レーザダイオード162Gの測定値を、n+1番目のフレーム画像を走査する際に、取得する(ステップS14、ステップS15)。同様に、青色レーザダイオード162Bの測定値を、n+2番目のフレーム画像を走査する際に、取得する(ステップS16、ステップS17)。各色のレーザダイオード162の測定順は、任意である。
ステップS12からステップS17までの処理において、各色のレーザダイオード162の測定値を取得した後、出力調整制御部134は、測定値に基づいて各色のレーザダイオード162が適切な光量で発光する駆動電流で駆動されるように、レーザドライバ160を制御する。
以上の説明に基づき、図12により具体的な表示画像の例として説明する。図12は、本発明の画像表示装置100を、車両において用いられるヘッドアップディスプレイとして利用した場合に、虚像として提示される、経路案内を目的とした表示画像500の例である。このような表示画像500は、ナビゲーション装置から画像表示装置100に供給される。
図12に例示した表示画像500は、経路案内結果に基づき指針となる地点名などを示す文字表示部502、指針となる地点における移動方向などを矢印などの記号として示す矢印表示部504、指針となる地点を含む進行方向などを地図画像に重畳させて示す地図表示部506から構成される。
ヘッドアップディスプレイにより、図12に例示したような表示画像500を虚像として提示する場合は、文字表示部502および矢印表示部504の文字情報および矢印画像の背景は、無彩色であることが多い。つまり、文字情報および矢印画像を構成する線や面をレーザ光が走査する場合、文字情報および矢印画像に対応する位置のみレーザ光が出力され、背景をレーザ光が走査する場合は、レーザ光は出力されない。
地図表示部506については、道路を示す線および面や、道路以外の地面を示す面、空を示す面、建物を構成する線と面は、彩色されることが多く、これらの構成要素をレーザ光が走査する場合は、適切な輝度と色調によりレーザ光が出力される。
したがって、図12に例示した表示画像500を、図8に示した分割エリア203およびAPCエリア208に対応つけると、地図表示部506における左上方向である、空を主に構成している部分、図8においては分割エリア203aが最も明るいと判断される。このため、本発明の処理によって、分割エリア203aに対応するAPCエリア208aを用いて、APCの処理を行う。
このような処理を行うことで、本発明の画像表示装置100は、APC動作中であっても高品位の表示画像を虚像として提示することができる。特に、夜間など周辺光量が少なく、表示画像を低輝度で描画する場合、APCのためのレーザ光による迷光の影響を少なくすることができる。
次に、本実施形態であるAPCの動作の変形例について、図13から図15を用いて説明する。図13は、画像表示装置100による、APCの動作の変形例を説明したフロー図である。
先ず、出力調整制御部134は、APCが実行されるタイミングであるか否かを判断し(ステップS10)、APC実行タイミングに表示される表示画像を構成するフレーム画像(n番目のフレーム画像)に基づく、輝度検出部122の検出結果により、APCエリアを確定させる(ステップS11)。ステップS10およびステップS11までの処理は、図6に示した実施形態と同一である。
次に、出力調整制御部134は、ステップS11で確定したAPCエリアにおける輝度情報に基づいて、APC期間を設定する(ステップS40)。ステップS40の処理例を図14に示す。
先ず、出力調整制御部134は、ステップS11において確定された最も輝度の高い分割エリアにおける輝度の総和を算出する(ステップS50)。ステップS50の処理は、図7に示すステップS21の処理において求められた値を用いてもよい。
次に、出力調整制御部134は、ステップS50で取得した輝度の総和を、予め設定された閾値と比較し、閾値に対する大小関係を判断する(ステップS51、ステップS52)。本実施形態においては、第一の閾値および第二の閾値を用いているが、対比する閾値は、単一の閾値であってもさらに多い閾値であってもよい。また、閾値は固定値であっても、画像表示装置100の外部における光量に対応する変動値であってもよい。
図14に説明した例は、第一の閾値および第二の閾値を用い、最も輝度の高い分割エリアにおける輝度の総和が第一の閾値未満であれば、APC光を出射する期間をデフォルト値より短くする(ステップS53)。また、第一の閾値以上且つ第二の閾値未満であれば、APC光を出射する期間をデフォルト値とし(ステップS54)、第二の閾値以上であれば、APC光を出射する期間をデフォルト値より長く設定する(ステップS55)。
図13に戻り、ステップS41からステップS48の処理として、図6におけるステップS12からステップS17と同様に、各々のレーザダイオード162を、特定されたAPCエリアで出力させ、その測定値を出力調整制御部134が取得する。その際に、各々のレーザダイオード162の出力期間は、ステップS40で設定された期間となる。
図15は、図13におけるステップS41、ステップS43およびステップS45の処理として、ステップS40の処理で設定されたAPC期間による発光の例である。図15の例は、最も輝度の高い分割エリアが分割エリア203iであると判断され、APC動作を行うためのAPCエリアがAPCエリア208iとして確定された場合の例である。
図15(A)は、図14に示した処理でAPC光の走査期間をデフォルト値として設定された場合のAPCエリア208iの例を示している。ここで設定されているAPC光の走査期間は、水平走査ミラー178が走査する水平方向振幅における、最も輝度の高い分割エリア203iの近傍且つ他の分割エリアにAPC光の迷光による影響を与えない程度の期間である。
図15(B)は、図14に示した処理でAPC光の走査期間がデフォルト値より短く設定された場合のAPCエリア208iの例を示している。この場合、最も輝度の高い分割エリアは分割エリア203iと判断されているが、描画エリア202全体の表示画像が暗めの画像であるため、APC光の走査期間は短く設定される。このような処理を行うことにより、APC光の迷光による影響が目立ちやすい暗めの映像描画時においては、APC光の出射期間を短くすることで、APC光の迷光による影響をさらに低減することができる。
図15(C)は、図14に示した処理でAPC光の走査期間がデフォルト値より長く設定された場合のAPCエリア208iの例を示している。この場合、最も輝度の高い分割エリアは分割エリア203iと判断され、少なくとも分割エリア203iの輝度は通常より高い表示画像の場合であるため、APC光の走査期間は長く設定される。このような処理を行うことにより、APC光の迷光による影響が目立ちにくい明るい映像描画時においては、APC光の出射時間を長くすることで、APC光の迷光による影響が少ない状態のままAPC光の測定精度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られたものではなく、主旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上記実施形態として、表示画像を複数フレーム画像によって構成される静止画を前提として説明したが、複数フレーム画像によって構成される動画像であってもよい。この場合、輝度検出部122は、所定期間の動画像を構成する全フレームを対象に、積算した分割エリア毎の明るさを取得する。
また、上記実施の形態においては、走査ミラー部170の構成として垂直走査ミラー179および水平走査ミラー178を備え、垂直スキャナドライバ177および水平スキャナドライバ176の駆動信号により駆動される構成とした。このような構成において、水平走査ミラー178は、水平スキャナドライバ176を省略し、自励発振する構成であってもよい。また、走査ミラー部170は、単一の走査ミラーを用いて、水平方向および垂直方向を走査する形態であってもよい。
100 画像表示装置
102 ダイクロイックミラー
110 制御部
120 画像処理部
122 輝度検出部
130 レーザ光制御部
132 描画制御部
134 出力調整制御部
140 走査制御部
150 DDRメモリ
152 フラッシュメモリ
154 マイコン
156 EEPROM
160 レーザドライバ
162 レーザダイオード
162R 赤色レーザダイオード
162G 緑色レーザダイオード
162B 青色レーザダイオード
164 レーザ光源部
170 走査ミラー部
173 スキャナドライバ
176 水平スキャナドライバ
177 垂直スキャナドライバ
178 水平走査ミラー
179 垂直走査ミラー
180 測定部
190 光射出ユニット
200 走査範囲
202 描画エリア
203 分割エリア
204 ブランキングエリア
206 レーザ走査軌跡
208 APCエリア
300 筐体
310 開口部
400 投映面
500 表示画像
502 文字表示部
504 矢印表示部
506 地図表示部

Claims (6)

  1. レーザ光源部、
    前記レーザ光源部が出力したレーザ光を反射させて走査する走査ミラー部、
    入力された表示画像データに基づく表示画像の輝度の高い範囲を検出する輝度検出部、
    入力された表示画像データに基づき、前記走査ミラー部の走査範囲より狭い範囲において表示画像が描画されるように、前記レーザ光源部を制御する描画制御部、
    前記走査ミラー部の走査範囲における前記表示画像が描画される範囲外であり、且つ前記輝度検出部が検出した輝度の高い範囲の近傍に、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光が出力されるように、前記レーザ光源部を制御する出力調整制御部、
    を備えることを特徴とする、画像表示装置。
  2. 前記輝度検出部は、前記表示画像データに基づく表示画像において前記レーザ光による画像描画面積が多い範囲を輝度の高い範囲として検出する、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記輝度検出部は、前記表示画像を複数エリアに区分し、前記複数エリアのうち、前記表示画像の辺部に位置するエリア毎の輝度に基づき、輝度の高い範囲を検出する、
    請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記出力調整制御部は、前記輝度検出部が検出した範囲の輝度に応じて、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光を出力する期間を変更する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像描画装置。
  5. 前記走査ミラー部の反射により走査されたレーザ光の投射方向に開口部を備える筐体をさらに備え、
    前記筐体は、前記走査ミラー部の走査範囲における前記表示画像が描画される範囲のレーザ光を前記開口部により通過させ、前記表示画像が描画される範囲を除いた範囲を遮蔽する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 入力された表示画像データに基づく表示画像の輝度の高い範囲を検出する輝度検出ステップ、
    前記表示画像データに基づき、レーザ光源部が出力したレーザ光を反射させて走査する走査ミラー部の走査範囲より狭い範囲において前記表示画像が描画されるように、前記レーザ光源部を制御する描画制御ステップ、
    前記描画制御ステップによって前記表示画像が描画される範囲外であり、且つ前記輝度検出ステップにおいて検出された輝度の高い範囲の近傍に、レーザ光の出力を調整するためのレーザ光が出力されるように、前記レーザ光源部を制御する出力調整制御ステップ、
    を備えることを特徴とする、画像表示調整方法。
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