JP2015194561A - Ecミラー - Google Patents

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俊吾 池野
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Abstract

【課題】ECミラーにおいて、透明導電膜の電極取出領域にECミラーの鏡面の一部を構成する。
【解決手段】
透明導電膜38の電極取出領域38aaにガラスハンダ層56を面状に拡げて積層する。ガラスハンダ層56は電極取出領域38aaを介して透明導電膜38に導通し、透明導電膜38に対して給電を行う給電路を構成する。ガラスハンダ層56は電極取出領域38aaを透過してECミラー20の前面側から視認される。ガラスハンダ層56は、ECミラー20の通常の使用状態で、ECミラー20の鏡面の一部を構成する。
【選択図】図1

Description

この発明はEC(エレクトロクロミック)素子でミラーを構成したECミラーに関する。
ECミラーを構成する従来のEC素子として下記特許文献1に記載された固体型素子があった。その構造を図2に示す。このEC素子は透明ガラス基板1の裏面(図2の上面)に透明導電膜を有する。この透明導電膜はエッチング帯2cでカットされて、第1電極としての透明導電膜2aと、第2電極の電極取出領域を構成する透明導電膜2bとに分割される。透明導電膜2aには、EC層を構成する3層(第1EC層3、電解質層4、第2EC層5)が順次積層される。EC層には第2電極兼鏡面層6が積層される。第2電極兼鏡面層6は電極取出領域を構成する透明導電膜2bに接続されて導通する。第2電極兼鏡面層6の上には保護層7を介して保護基板8が接合される。透明導電膜2aの外部に露出した周縁部は第1電極の電極取出領域として配線10aがハンダ9で接続される。透明導電膜2bは第2電極兼鏡面層6の電極取出領域として配線10bがハンダ9で接続される。配線10a、10bは切替スイッチ11を介して直流電源12に接続される。
特開平5−2128
図2の従来構造によれば、透明導電膜2aの電極取出領域を構成する部分および第2電極兼鏡面層6の電極取出領域を構成する透明導電膜2bは鏡面を構成しない。このため、これら電極取出領域が存在するEC素子の前面(図2の透明ガラス基板1の下面)の縁部を他部品(EC素子の保持部材等)で広幅に覆って隠す必要があった。このため、EC素子の全領域のうち鏡面として利用できる面積が狭かった。また、EC素子の前面の縁部を他部品で広幅に覆う構成は、意匠性が悪かった。
この発明は前記従来の技術における問題点を解決して透明導電膜の電極取出領域がECミラーの鏡面の一部を構成するようにしたECミラーを提供するものである。
この発明は、透明基板の裏面側に透明導電膜、EC層、鏡面層を重ねて配置した構造を有するEC素子を具え、前記透明基板の表面側から該透明基板、前記透明導電膜、前記EC層を透過して前記鏡面層による鏡面が視認されるECミラーにおいて、前記透明導電膜の電極取出領域に面状に拡げて積層されて該透明導電膜と電気的に接続されたハンダ層を有し、前記ハンダ層は前記透明導電膜に対して給電を行う給電路を構成し、かつ通常の使用状態で前記ハンダ層が該ECミラーの鏡面の一部を構成するものである。この発明によれば、通常の使用状態で、透明導電膜の電極取出領域に面状に拡げて積層されたハンダ層が該ECミラーの鏡面の一部を構成することができる。
この発明は、前記透明導電膜が酸化物を含有し、前記ハンダ層が酸化物にハンダ付けできるハンダ材料を含有するものとすることができる。これによれば、酸化物を含有する透明導電膜にハンダ層を積層することができる。
この発明は、前記ハンダ層の上の一部の領域に、該ハンダ層よりも低融点の低融点ハンダ層を積層した構造を有し、該低融点ハンダ層は前記ハンダ層を介して前記透明導電膜に対して給電を行う給電路を構成するものとすることができる。これによれば、下のハンダ層を破ることなく給電用配線を低融点ハンダ層に直接または端子金具を介して接続することができる。
この発明は、前記透明導電膜に対する給電を行う給電用配線が端子金具を介して前記ハンダ層または前記低融点ハンダ層に接続されるものとすることができる。これによれば、給電用配線を端子金具によって安定にハンダ層または低融点ハンダ層に接続することができる。
この発明は、前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜、固体EC材料による前記EC層、前記鏡面層を順次積層して固定した固体型EC素子であり、 前記透明導電膜の電極取出領域が該透明導電膜の前記EC層および前記鏡面層が積層されていない領域に配置されているものとすることができる。これによれば、固体型EC素子を用いてこの発明のECミラーを構成することができる。この場合、前記ハンダ層は前記鏡面層に対し前記透明基板の面方向に所定幅の隙間を挟んで隣接して配置されているものとすることができる。これによれば、鏡面層とハンダ層が隙間を挟んで概ね一連の鏡面を構成することができる。
この発明は、前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜、固体EC材料による前記EC層、前記鏡面層を順次積層して固定した固体型EC素子であり、前記ハンダ層と前記鏡面層が透明誘電体層(透明絶縁層と同義)を厚み方向に挟んで互いに重なり合った領域を有するものとすることができる。これによれば、固体型EC素子を用いて、鏡面層とハンダ層が隙間のない鏡面を構成することができる。
この発明は、前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜を固定し、該透明基板に対向する対向基板に前記鏡面層を固定し、前記透明基板と前記対向基板との間に液体EC材料による前記EC層を配置した構造を有する液体型EC素子で、前記ハンダ層が前記透明導電膜に積層して固定されているものとすることができる。これによれば、液体型EC素子を用いてこの発明のECミラーを構成することができる。
この発明は車両用ミラーを構成することができる。これによれば、EC素子の前面の縁部を他部品で広幅に覆って隠す必要がないので、車両用ミラーの鏡面の領域を広げることができ、また意匠性を向上させることができる。また、ハンダ層による鏡面部分が鏡面層による鏡面部分と視覚的に区別される場合に、ハンダ層による鏡面部分を運転者から見て目立たなくさせる工夫として、前記車両用ミラーがアウターミラーである場合には、前記ハンダ層による鏡面が該アウターミラーの鏡面の車体寄りの縁部に沿った位置に形成されているものとすることができる。すなわち、アウターミラーの鏡面の車体寄りの縁部は、運転者から見てミラーハウジングの影に隠れるか、あるいは隠れないとしても概ね車体が写るだけで車両運転上重要な視野部分を提供する鏡面領域ではない。したがって、ハンダ層による鏡面をこのような位置に配置することにより、ハンダ層による鏡面部分が鏡面層による鏡面部分と視覚的に区別される場合であっても、またハンダ層による鏡面と鏡面層による鏡面との間に多少隙間が存在していても、ハンダ層による鏡面部分や隙間を運転者から見て目立たなくさせることができる。
この発明は、前記車両用ミラーの鏡面が曲率が一定の領域と、曲率が変化する領域を有し、前記ハンダ層が前記曲率が一定の領域に形成されているものとすることができる。これによれば、ハンダ層を自動で塗布して形成する場合に、曲率が変化する面はハンダ層を精度よく(厚さ、形状等を一定に)塗布するのが難しい。これに対し、曲率が一定の面はハンダ層を精度よく塗布し易い。したがって、曲率が一定の面にハンダ層を形成することにより、ハンダ層を精度よく塗布して形成することができる。
固体型EC素子で構成したこの発明のECミラーの実施の形態を示す模式断面図で、該ECミラーは車両アウターミラー用に構成したものである。 特許文献1に記載のEC素子の断面構造を示す模式断面図である。 図1のECミラーの模式分解斜視図である。 図1のECミラーを車両左側アウターミラー用のECミラーとして構成したEC素子の実施例を示す背面図である。 図4の左上の電極取出端子付近の拡大図である。 図4の左下の電極取出端子付近の拡大図である。 図1のECミラーの変形例を示す模式断面図である。 図1のECミラーの他の変形例を示す模式断面図で、図8BのA−A矢視位置の断面図である。 図8Aの断面図の切断位置を示す図で、車両左側アウターミラー用ECミラーのEC素子の背面図である。 図1のECミラーの変形例を示す模式断面図である。 図1のECミラーの変形例を示す模式断面図である。 液体型EC素子で構成したこの発明のECミラーの実施の形態を示す模式断面図で、該ECミラーは車両アウターミラー用に構成したものである。
《実施の形態1》
固体型EC素子で構成したこの発明のECミラーの実施の形態を図1に示す。これは車両アウターミラー(ドアミラー)用のECミラー(平面ミラー)として構成したものである。ECミラー20は、EC素子22の裏面に接着剤(封止樹脂)24でガラスバックアップ(封止ガラス)26を接着してECミラーサブアッシー28を構成し、このECミラーサブアッシー28の裏面(ガラスバックアップ26の裏面)にパネルヒータ30を貼り付け、このパネルヒータ30が貼り付けられたECミラーサブアッシー28の裏面にテープダブル(両面接着テープ)34を貼り付け、このECミラーサブアッシー28をホルダーミラー(ECミラーサブアッシー28の保持部材)32に収容してテープダブル34でホルダーミラー32に接着した構成を有する。EC素子に給電するターミナル(端子金具)44,52はEC素子22とガラスバックアップ26の間に挟み込まれている。ターミナル44,52の自由端には給電用配線(図示せず)がそれぞれ接続される。ホルダーミラー32の開口端32aには内側に折り返してEC素子22の縁部を覆う折り返し(被り)が形成されてなく、EC素子22をミラーハウジングに組み込んだアウターミラーの通常の使用状態でEC素子22の前面は、全領域が外界に視認可能に露出する。
EC素子22は、EC素子22の最表面に配置された透明ガラス基板36の裏面にITO(酸化インジウムスズ)等による透明導電膜38、固体EC材料によるEC層40、Al(アルミニウム)による電極兼鏡面層42を順次積層固定した構造を有する。EC層40は第1EC層、電解質層、第2EC層の3層で構成される。透明導電膜38はレーザカット等で形成された分割線39により2つの領域38a,38bに分割されている。このうち領域38aはEC素子22の面の中央部を含む広い範囲を占める領域で、EC層40を挟んで電極兼鏡面層42に対向する電極を構成する(以下領域38aを「透明電極38a」と呼ぶ場合がある)。透明電極38aはEC層40および電極兼鏡面層42が積層されていない電極取出領域38aaを有する。電極取出領域38aaはEC素子22の周縁部の全周のうちの一部の領域に配置されている。領域38bはEC素子22の周縁部の全周の残りの領域に配置されている。領域38bは電極兼鏡面層42の周縁部42aが接続される、電極兼鏡面層42の電極取出領域を構成する(以下領域38bを「電極取出領域38b」と呼ぶ場合がある)。
電極兼鏡面層42用の電極取出領域38bには、電極兼鏡面層周縁部42aの上にターミナル44が、ガラスハンダ層48とその上に積層された低融点ハンダ層50によるハンダ付けで接合されている。ガラスハンダ層48を構成するガラスハンダは、酸素と結合しやすい金属を含み、その金属が酸化物母材の表面の酸化物と結合して該酸化物母材とのハンダ付けを実現する。ガラスハンダはガラス、セラミックス、ITO等の酸化物のほか、易ハンダ付け性金属、Al等の難ハンダ付け性金属のハンダ付けをすることができる。よって、難ハンダ付け性金属であるAlで構成される電極兼鏡面層周縁部42aにガラスハンダをハンダ付けすることができる。ガラスハンダ層48を構成するガラスハンダとしては、例えば黒田テクノ株式会社製の特殊ハンダ「セラソルザ」(登録商標)を使用することができる。一般的なセラソルザの成分は、Pb−Sn合金にZn、Sb、Al、Ti、Si、Cuが添加されたものである。低融点ハンダ層50を構成する低融点ハンダはガラスハンダ層48よりも低融点のハンダ材料で構成されるものである。低融点ハンダを用いることで、ガラスハンダ層48を概ね融解させずにターミナル44を低融点ハンダ層50を介してガラスハンダ層48にハンダ付けすることができる。なお、ガラスハンダ層48はAlで構成される電極兼鏡面層周縁部42aの上に構成されるので、ECミラー20を組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、ECミラー20前面(図1の上面)からは見えない。
透明電極38aの電極取出領域38aaの上には、ターミナル52が、ガラスハンダ層56とその上に積層された低融点ハンダ層58によるハンダ付けで接合されている。ガラスハンダ層56は電極取出領域38aaの概ね全域(概ね全長および概ね全幅)に面状に拡げて塗布されている。ECミラー20を組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、ガラスハンダ層56はECミラー20の前面から透明電極38aの電極取出領域38aaを透過して視認され、ECミラー20の鏡面の一部を構成する。低融点ハンダ層58はターミナル52を接合する領域にのみ形成されている。ガラスハンダ層56と電極兼鏡面層42との間には、両層56,42が相互に接触しないように一定幅の僅かな隙間gが形成されている。ガラスハンダ層56は電極兼鏡面層42と反射色が近く且つ反射率が高いガラスハンダ材料で構成すれば、電極兼鏡面層42による鏡面とガラスハンダ層56による鏡面の視覚上の違いを目立たなくすることができる。ガラスハンダ層56は例えばセラソルザを使用することができる。セラソルザは融解した状態でITO膜に対して濡れ性が高く、容易に面状に拡げて塗布することができる。低融点ハンダ層58を構成する低融点ハンダはガラスハンダ層56よりも低融点のハンダ材料で構成されるものである。低融点ハンダを用いることで、ガラスハンダ層56を概ね融解させずに(したがってターミナル52がガラスハンダ層56を突き破って透明ガラス基板36の表面側から見える状態に至ることなく)ターミナル52を低融点ハンダ層58を介してガラスハンダ層56にハンダ付けすることができる。
以上の構成によれば、ターミナル44、低融点ハンダ層50、ガラスハンダ層48、電極兼鏡面層周縁部42aの一連の経路は電極兼鏡面層42への給電路を構成する。また、ターミナル52、低融点ハンダ層58、ガラスハンダ層56、電極取出領域38aaの一連の経路は透明電極38aへの給電路を構成する。また、ECミラー20の鏡面は、ECミラー20を組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、電極兼鏡面層42による鏡面とガラスハンダ層56による鏡面を僅かな隙間gを挟んで隣接配置したものとなり、EC素子22の概ね全域が鏡面を構成する。ECミラー20の着色時には電極兼鏡面層42による鏡面の領域の反射率が低下し防眩状態となる。消色時には、電極兼鏡面層42による鏡面の反射率が上昇し、両鏡面の反射率差は小さくなる。
図4は図1のECミラー20を車両左側アウターミラー用のECミラーとして構成したEC素子22の実施例の背面構造を示す。これはEC素子22の裏面に接着剤(図1の符号24)でガラスバックアップ(同符号26)を接着する前(ターミナル44,52についても折り曲げる前)の状態を示す。図4の左側は車体(左ドア)寄りの箇所、右側は車体から離れた側の箇所である。図5、図6は図4のターミナル52,44付近の拡大図をそれぞれ示す。電極兼鏡面層42は透明電極38aの上に配置される領域全体がEC層40の上に配置されており、電極兼鏡面層42と透明電極38a(電極取出領域38aaを含む)は接触していない。
図4において、透明電極38aの電極取出領域38aaはEC素子22の車体寄り(左ドア寄り)の縦方向の縁部22aに沿って細長く形成されている。ガラスハンダ層56は電極取出領域38aaの面内で電極取出領域38aaに沿って電極取出領域38aaの概ね全域(概ね全長および概ね全幅)にわたりガラスハンダを融解し細長い面状に拡げて塗布して形成されている。ガラスハンダ層56と電極兼鏡面層42との間には、両層56,42が相互に接触しないように、一定幅の僅かな隙間gが形成されている。EC素子22を具えたECミラー20を組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、ガラスハンダ層56はEC素子22の前面(図4に示された面の裏側の面)側から見て、透明電極38aの電極取出領域38aaを透過してECミラー20の鏡面の一部を構成する。これにより、EC素子22を具えたECミラー20は、アウターミラーの通常の使用状態で、前面側から見て、電極兼鏡面層42(電極兼鏡面層周縁部42aを含む)による鏡面とガラスハンダ層56による鏡面を僅かな隙間gを挟んで隣接配置した鏡面を有するものとなり、EC素子22の前面のほぼ全領域が鏡面を構成するものとなる。したがって、ホルダーミラー32(図1)の前面開口端32aに内側に折り返した広幅の被りを形成してガラスハンダ層56の前面側を覆って隠す必要はない。したがって、鏡面を広く確保できる上に、ホルダーミラー32に広幅の被りが存在しないことにより意匠性を向上させることができる。また、ガラスハンダ層56を電極兼鏡面層42とほぼ同じ反射色で反射率が高いガラスハンダで構成することにより、EC素子22の消色時に、EC素子22のほぼ全領域に反射色および反射率が概ね均一な鏡面を構成することができる。また、ガラスハンダ層56による鏡面はEC素子22の車体寄りの縁部22aに形成されており、アウターミラーの通常の使用状態で、運転者から見てミラーハウジングの影に隠れるか、あるいは隠れないとしても概ね車体が写るだけで車両運転上重要な視野部分を提供する鏡面領域ではない。したがって、ガラスハンダ層56による鏡面をこのような位置に配置することにより、ガラスハンダ層56による鏡面部分が電極兼鏡面層42による鏡面部分と視覚的に区別される場合であっても、またガラスハンダ層56による鏡面と電極兼鏡面層42による鏡面との間に隙間gが存在していても、ガラスハンダ層56による鏡面部分や隙間gを運転者から見て目立たなくさせることができる。
ここで、図3を参照して図1のECミラー20の製造工程を説明する。図1のECミラー20は例えば次の手順で製造することができる。
(1) 透明ガラス基板36に透明導電膜38としてITO膜を成膜する。
(2) 透明導電膜38を成膜した透明ガラス基板36からミラーパターン(ミラー形状)を切り出す。
(3) 切り出した透明ガラス基板36上の透明導電膜38をレーザカットして、透明導電膜38を、ガラス端部近傍の領域38b(電極兼鏡面層42用の電極取出領域38bを構成する部分)と他の領域38a(透明電極38a(電極取出領域38aaを含む)を構成する部分)に分割する。
(4) 透明ガラス基板36の最外周部分全周を除いて透明導電膜38上にEC層40(3層)を蒸着する。分割線39の周方向に延在する部分は全長にわたりEC層40で覆われる(図5、図6参照)。
(5) EC層40を蒸着した透明ガラス基板36のうち、上記「他の領域38a」が露出した部分である電極取出領域38aaを除いたほぼ全面に電極兼鏡面層42としてAl膜を蒸着する。電極兼鏡面層42の周縁部は、電極取出領域38aaに臨む領域ではEC層40よりも内周側に位置し、電極取出領域38bに臨む領域ではEC層40よりも外周側に張り出す(図5、図6参照)。これにより、電極兼鏡面層42は透明電極38a(電極取出領域38aaを含む)に非接触で、電極取出領域38bに接触した状態となる。
(6) 電極兼鏡面層42を成膜した透明ガラス基板36のうち、上記「他の領域38a」が露出した部分である電極取出領域38aaの上に、加熱により融解したガラスハンダを超音波振動させながら塗布することでガラスハンダ層56(酸化極の端子を構成する部分)を作る。
(7) 透明ガラス基板36のうち、電極兼鏡面層42の周縁部42aの上に、加熱により融解したガラスハンダを超音波振動させながら塗布することでガラスハンダ層48(還元極の端子を構成する部分)を作る。
(8) ガラスハンダ層56,48の領域のうち、ターミナル52,44を接合する箇所に、加熱により融解した低融点ハンダを塗布して、低融点ハンダ層58,50を積層する。
(9) 低融点ハンダ層58,50の上にスズめっきリン青銅製またはスズめっきベリリウム銅製のターミナル52,44の接合予定部分を重ねて置く。
(10) 低融点ハンダ層58,50の上に重ねたターミナル52,44の接合予定部分の上に、加熱したアイロンを押し当てる。
(11) 低融点ハンダ層58,50が融けたタイミングでアイロンを離し、ハンダを冷やしてターミナル52,44を低融点ハンダ層58,50を介してガラスハンダ層56,48に固定する。ここまででEC素子22が完成する。
(12) ミラーパターンに切り出したガラスバックアップ(素ガラス)26上にディスペンサで接着剤24を塗布する。接着剤24としては、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂等の液状の接着剤が使用できる。
(13)EC素子22の積層膜が形成された面とガラスバックアップ26の接着剤24が塗布された面とを対面させ、接着剤24が塗布されたガラスバックアップ26にEC素子22を重ねる。
(14) 積層膜が形成された面の反対側の面からEC素子22を加圧して接着剤24を拡げる。
(15) EC素子22とガラスバックアップ26を接着したものを80℃に設定した高温槽に入れ、1時間加熱して接着剤24を硬化させる。
(16) EC素子22とガラスバックアップ26の隙間から溢れてできた接着剤24のバリを取る。
(17) ガラスバックアップ26の端部に沿った形状にターミナル52,44を折り曲げる。ここまででECミラーサブアッシー28が完成する。
(18) ガラスバックアップ26の表面にパネルヒータ30を貼り付ける。
(19) パネルヒータ30の上にテープダブル(両面接着テープ)34を貼り付ける。
(20) ホルダーミラー32にECミラーサブアッシー28を押し付けることで、ホルダーミラー32とECミラーサブアッシー28とをテープダブル34によって貼り合せる。以上でECミラー20が完成する。完成したECミラー20にはハーネスサブアッシー60が取り付けられる。すなわち、ハーネスサブアッシー60はコネクタ62に2本のハーネス(給電用配線)64を取り付けて構成され、2本のハーネス64の端部がECミラー20のターミナル52,44の自由端に一般ハンダ66でハンダ付けされる。ハーネスサブアッシー60が取り付けられたECミラー20はドアミラーの製造工程でミラーハウジングに組み込まれる。
《実施の形態1の変形例1》
実施の形態1のECミラー20の変形例を図7に示す。図1と対応する部分には同一の符号を用いる。このECミラー20−1は、還元極のターミナル44をガラスハンダ層48の一層のみでAl電極兼鏡面層周縁部42aにハンダ付けしたものである。還元極の端子はAl電極兼鏡面層周縁部42aの上に構成されるので、ターミナル44をハンダ付けする際にターミナル44がガラスハンダ層48を突き破っても、ターミナル44はAl電極兼鏡面層周縁部42aに突き当たり遮られて透明ガラス基板36の表面側から見える状態には至らない。したがって、図1の低融点ハンダ層50を省いてガラスハンダ層48の一層のみでターミナル44をハンダ付けすることができる。
《実施の形態1の変形例2》
実施の形態1のECミラー20の変形例を図8A、図8Bに示す。図1と対応する部分には同一の符号を用いる。図8Aは図8BのA−A矢視位置の断面であり、図1の姿勢を半回転させた姿勢で示されている。このECミラー20−2は車両左側アウターミラー用であり、図8A、図8Bの左側は車体(左ドア)寄りの箇所、右側は車体から離れた側の箇所である。このECミラー20−2は曲面ミラーであり、より詳しくは曲率徐変ミラー(いわゆるアスフェリカルミラー)である。すなわちECミラー20−2の鏡面は、車体に近い側(図8Aの一点鎖線Bよりも左側)の曲面68aが一定の曲率を有する球面で構成され、車体から遠い側(図8Aの一点鎖線Bよりも右側)の曲面68bが曲率が徐々に変化する非球面で構成されている。ガラスハンダ層56による鏡面は車体寄りの曲率一定の曲面68aに形成されている。したがって、ガラスハンダ層56を自動ハンダ付け装置を用いて自動で塗布する際に、精度よく(厚さ、形状等を一定に)塗布することができる。
《実施の形態1の変形例3》
実施の形態1のECミラー20の変形例を図9に示す。図1と対応する部分には同一の符号を用いる。このECミラー20−3は、電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56との間の隙間g(図1)をなくしたものである。EC層40および電極兼鏡面層42を形成後、ガラスハンダ層56を形成前に、電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56が隣接する予定の領域に沿って、EC層40および電極兼鏡面層42のエッジ部分を覆うように透明誘電体層45を形成する。透明誘電体層45は例えばSiO2(酸化ケイ素)、Al23(アルミナ)、ZrO2(酸化ジルコニア)等の透明な金属酸化物で構成することができる。透明誘電体層45を形成後に、ガラスハンダ層56を、一部が透明誘電体層45を挟んで電極兼鏡面層42のエッジ部分と厚み方向に重なり合うように且つ電極兼鏡面層42とは接触しないように形成する。これにより、電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56とが隣接する領域には、両層42,56が透明誘電体層45を厚み方向に挟んで互いに重なり合った領域Rが形成される。したがって、ECミラー20−3はその前面側から見て、電極兼鏡面層42による鏡面とガラスハンダ層56による鏡面が隙間なく連続した鏡面を構成したものとなる。
《実施の形態1の変形例4》
実施の形態1のECミラー20の変形例を図10に示す。図1と対応する部分には同一の符号を用いる。このECミラー20−4は、変形例3とは異なる構造で電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56との間の隙間g(図1)をなくしたものである。ガラスハンダ層56はEC層40および電極兼鏡面層42を形成する以前に形成する。ガラスハンダ層56を形成後にEC層40を形成する。このとき、EC層40を、電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56が隣接する予定の領域に沿ってガラスハンダ層56のエッジ部分を覆うように形成する。EC層40を形成後に、電極兼鏡面層42を、一部がEC層40を挟んでガラスハンダ層56のエッジ部分と厚み方向に重なり合うように且つガラスハンダ層56とは接触しないように形成する。これにより、電極兼鏡面層42とガラスハンダ層56とが隣接する領域には、両層42,56がEC層40(透明誘電体層に相当)を厚み方向に挟んで互いに重なり合った領域Rが形成される。したがって、ECミラー20−4はその前面側から見て、電極兼鏡面層42による鏡面とガラスハンダ層56による鏡面が隙間なく連続した鏡面を構成したものとなる。
《実施の形態2》
液体型EC素子で構成したこの発明のECミラーの実施の形態を図11に示す。これは車両アウターミラー(ドアミラー)用のECミラー(平面ミラー)として構成したものである。ECミラー70は、EC素子72の裏面にテープダブル(両面接着テープ)74を貼り付け、このEC素子72をホルダーミラー76に収容してテープダブル74でホルダーミラー76に接着した構成を有する。ホルダーミラー76の開口端76aには内側に折り返してEC素子72の縁部を覆う被りが形成されてなく、EC素子72をミラーハウジングに組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、EC素子72の前面は全領域が外界に視認可能に露出する。
EC素子72は最表面に透明ガラス基板78を有する。透明ガラス基板78の裏面にはITO等による透明導電膜80が全域に成膜されている。透明導電膜80の全周には所定幅でガラスハンダ層81が環状に成膜固定されている。ガラスハンダ層81はEC素子72の鏡面の周縁部を構成する。透明導電膜80はレーザカット等で形成された分割線82により2つの領域80a,80bに分割されている。ガラスハンダ層81も分割線82で透明導電膜80aの上に形成された領域81aと、透明導電膜80bの上に形成された領域81bに分割されている。透明導電膜80の広い方の領域80aは透明電極を構成する。透明電極80aの周縁部のガラスハンダ層81aが積層された領域80aaは、透明電極80aの電極取出領域を構成する。
EC素子72は透明ガラス基板78の裏面側に所定の空隙84を隔てて対向配置された対向ガラス基板86を有する。対向ガラス基板86における、透明導電膜80との対向面には適宜の金属による電極兼鏡面層88が全域に成膜されている。電極兼鏡面層88の表面の全域に腐食防止用に透明導電膜を積層することもできる。電極兼鏡面層88はレーザカット等で形成された分割線90により2つの領域88a,88bに分割されている。電極兼鏡面層88の広い方の領域88aは電極兼鏡面を構成する。両基板78,86の間の空隙84は全周が接着剤(封止樹脂)92で封止される。空隙84にはEC溶液94が充填される。
ガラスハンダ層81aにはターミナル(端子金具)96がAgペースト98で接続される。電極兼鏡面層88aにはターミナル(端子金具)100がAgペースト102で接続される。ターミナル96,100の自由端にはハーネスサブアッシー(図3の符号60)の2本のハーネス(同符号64)が一般ハンダ(同符号66)でそれぞれハンダ付けされる。ハーネスサブアッシーが取り付けられたECミラー70はドアミラーの製造工程でミラーハウジングに組み込まれる。
以上の構成によれば、ターミナル100、Agペースト102の一連の経路は電極兼鏡面層88aへの給電路を構成する。また、ターミナル96、Agペースト98、ガラスハンダ層81a、電極取出領域80aaの一連の経路は透明電極80aへの給電路を構成する。また、ECミラー70の鏡面は、ECミラー70を組み込んだアウターミラーの通常の使用状態で、中央部が電極兼鏡面層88aによる鏡面で構成され、周辺部がガラスハンダ層81による鏡面で構成されたものとなり、EC素子72の全域が鏡面を構成する。ECミラー70の着色時には電極兼鏡面層88aによる中央部の鏡面の領域の反射率が低下し防眩状態となる。消色時には、電極兼鏡面層88aによる鏡面の反射率が上昇し、両鏡面の反射率差は小さくなる。
前記各実施の形態ではターミナル(端子金具)を使用して給電用配線を透明導電膜の電極取出領域に接続したが、端子金具を使用せずに給電用配線を透明導電膜の電極取出領域に接続することもできる。また前記実施の形態ではこの発明を車両のアウターミラーに適用した場合について説明したが、インナーミラーに適用することもできる。また、車両用ミラーに限らず、各種用途のECミラーに適用することもできる。また各実施の形態では、ホルダーミラーは開口端に被りを全く有しないものとしたが、これに限らず、幅の狭い被りを設けることもできる。なお、この発明をECミラー以外の反射率可変ミラー素子に適用することもできる。
20,20−1,20−2,20−3,20−4,70…ECミラー(車両用ミラー)、22…固体型EC素子、22a…車体寄りの縁部、36,78…透明ガラス基板(透明基板)、38,80…透明導電膜、38aa,80aa…透明導電膜の電極取出領域、40…EC層(固体EC層),透明誘電体層、42,88…電極兼鏡面層(鏡面層)、44,52,96,100…ターミナル(端子金具)、45…透明誘電体層、56…ガラスハンダ層(ハンダ層)、58…低融点ハンダ層、64…ハーネス(給電用配線)、68a…曲率が一定の領域、68b…曲率が変化する領域、72…液体型EC素子、81…ガラスハンダ層(ハンダ層)、86…対向ガラス基板(対向基板)、94…EC層(EC溶液,液体EC層)、g…隙間、R…ハンダ層と鏡面層が透明誘電体層を厚み方向に挟んで互いに重なり合った領域

Claims (10)

  1. 透明基板の裏面側に透明導電膜、EC層、鏡面層を重ねて配置した構造を有するEC素子を具え、前記透明基板の表面側から該透明基板、前記透明導電膜、前記EC層を透過して前記鏡面層による鏡面が視認されるECミラーにおいて、
    前記透明導電膜の電極取出領域に面状に拡げて積層されて該透明導電膜と電気的に接続されたハンダ層を有し、
    前記ハンダ層は前記透明導電膜に対して給電を行う給電路を構成し、かつ
    通常の使用状態で前記ハンダ層が該ECミラーの鏡面の一部を構成する
    ECミラー。
  2. 前記透明導電膜が酸化物を含有し、
    前記ハンダ層が酸化物にハンダ付けできるハンダ材料を含有する
    請求項1に記載のECミラー。
  3. 前記ハンダ材料は、Al及びZnを成分に含む請求項2に記載のECミラー。
  4. 前記ハンダ層の上の一部の領域に、該ハンダ層よりも低融点の低融点ハンダ層を積層した構造を有し、
    該低融点ハンダ層は前記ハンダ層を介して前記透明導電膜に対して給電を行う給電路を構成する請求項1から3のいずれか1つに記載のECミラー。
  5. 前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜、固体EC材料による前記EC層、前記鏡面層を順次積層して固定した固体型EC素子であり、
    前記透明導電膜の電極取出領域が該透明導電膜の前記EC層および前記鏡面層が積層されていない領域に配置されている
    請求項1から4のいずれか1つに記載のECミラー。
  6. 前記ハンダ層が前記鏡面層に対し前記透明基板の面方向に所定幅の隙間を挟んで隣接して配置されている請求項5に記載のECミラー。
  7. 前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜、固体EC材料による前記EC層、前記鏡面層を順次積層して固定した固体型EC素子であり、
    前記ハンダ層と前記鏡面層が透明誘電体層を厚み方向に挟んで互いに重なり合った領域を有する請求項1から4のいずれか1つに記載のECミラー。
  8. 前記EC素子が前記透明基板の裏面に前記透明導電膜を固定し、該透明基板に対向する対向基板に前記鏡面層を固定し、前記透明基板と前記対向基板との間に液体EC材料による前記EC層を配置した構造を有する液体型EC素子であり、
    前記ハンダ層が前記透明導電膜に積層して固定されている
    請求項1から4のいずれか1つに記載のECミラー。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載のECミラーを用いた車両用アウターミラーであり、
    前記ハンダ層による鏡面が該アウターミラーの鏡面の車体寄りの縁部に沿った位置に形成されている車両用アウターミラー。
  10. 前記車両用ミラーの鏡面が曲率が一定の領域と、曲率が変化する領域を有し、前記ハンダ層が前記曲率が一定の領域に形成されている請求項9に記載の車両用アウターミラー。
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