JP2015193361A - 鞍乗型車両のハーネス配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】メインハーネス及びメインハーネスに接続される電装品の配置に影響されてシートの幅が広がることのない鞍乗型車両のハーネス配置構造を提供する
【解決手段】シート17を支持する左右一対のシートレール12と、シートレール12の後部とバックフレーム8の下部とを前下がりに延びて繋ぐ左右一対のサポートフレーム13と、の間の空間に設けられ、エンジン21の補機または荷物を収納可能な収納部材9と、シートレール12の後端に取付けられるテールライト19から車両前端の前照灯18まで延び、車体電気機器および電源の電線を一纏めに束ねたメインハーネス20と、を備え、メインハーネス20は、エンジン21の後部から前記テールライト19に繋がる部分を、側面視でサポートフレーム13に倣って車体後方へ配索されていると共に、収納部材9の底面9bに保持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は鞍乗型車両のハーネス配置構造に関する。
従来の鞍乗型車両のハーネス配置構造においては、乗員用が着座するためのシートの下側に配置される車体フレームのシートレールに沿ってメインハーネスが設けられている。そして、このメインハーネスは、車幅方向の左右一対のシートレール間に設けられたバッテリボックスと一方のシートレールとの間に設けられた収納ケース内に位置規制されている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3159204号公報
特許文献1に記載された構造においては、車両の前後に延びるメインハーネスは、シートレールに沿って配置されるとともに、左右一対のシートレール間に配置されるバッテリボックスと一方のシートレールとの間に配置されている。このように、シートレール間にメインハーネスが設けられる構造であると、メインハーネスの太さ及びメインハーネスに接続される電装品の配置に影響されてシートの幅が広がってしまう問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メインハーネス及びメインハーネスに接続される電装品の配置に影響されてシートの幅が広がることのない鞍乗型車両のハーネス配置構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ヘッドパイプから後方へ延びるメインフレームと、前記メインフレームの後部から下方に延びるバックフレームと、前記メインフレームの後部から後方へ延び、運転者が跨るためのシートを支持する左右一対のシートレールと、前記シートレールの後部と前記バックフレームの下部とを前下がりに延びて繋ぐ左右一対のサポートフレームと、を備える車体フレームと、前記メインフレームの下方かつ前記バックフレームの前方に保持されて後輪を駆動するエンジンと、前記シートレールと前記サポートフレームとの間の空間に設けられ、前記エンジンの補機または荷物を収納可能な収納部材と、前記シートレールの後端に取付けられるテールライトから車両前端の前照灯まで延び、車体電気機器および電源の電線を一纏めに束ねたメインハーネスと、を備える鞍乗型車両のハーネス配置構造において、前記メインハーネスは、前記エンジンの後部から前記テールライトに繋がる部分を、側面視で前記サポートフレーム倣って前下がりに配索されていると共に、前記収納部材の底面に保持されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記シートレールと前記サポートフレームとの間の空間を覆うように、前記サポートフレームと前記後輪との間に配置されるリアフェンダを備え、前記メインハーネスは、前記リアフェンダの上面に配置され、前記収納部材の底面は、前記リアフェンダの前端よりも車体前方に張り出して下方側から見て露出する露出部が形成され、前記メインハーネスは、少なくとも前記露出部に保持されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、クランクケースに設けられたドライブスプロケットと、前記後輪に設けられるドリブンスプロケットとの間に掛け回されて、エンジン出力を前記後輪RWに伝達するドライブチェーンを備え、前記リアフェンダには、後輪の作動範囲に合わせて上方に膨らむ上方凸曲部が設けられ、前記メインハーネスは、前記収納部材の底面に設けられたハーネス保持部から、前記ドライブチェーンのない側を通って前記上方凸曲部を避けた前記上面上で前記サポートフレームに倣って車体後方へ配索されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の構成に加えて、前記収納部材は、バッテリを収納するバッテリトレイであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の構成に加えて、前記バックフレームの下端のピボット支持軸を介して後輪を上下動可能に支持するスイングアームと、前記後輪よりも前方で前記スイングアームにおける車幅方向中心近くの下部支持部と、前記メインフレームと前記シートレールとの結合部近における車幅方向中心近くの上部支持部との間に取付けられたリアクッションと、を有するリアサスペンションを備え、収納部材は、側面視で前記リアクッションに重なる位置、かつ正面視で前記ドライブチェーンが配置された側とは左右反対側に配置され、前記メインハーネスは、前記リアクッションと所定の距離を保って前記収納部材の前記底面に支持されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の構成に加えて、前記エンジンには、前記クランクケースから斜め前上方にシリンダが延び、前記シリンダの後方かつ前記クランクケースの上部にエンジン始動用のスタータが設けられ、前記収納部材には、バッテリが収納されており、前記収納部材と前記スタータとの間にスタータ作動用のリレースイッチが設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載の構成に加えて、前記リアフェンダは、前記サポートフレームを下方側から覆うよう延び、かつ前記リアフェンダの前端が前記収納部材の前記露出部に設けられたハーネス保持部よりも後方に位置し、車体側面を前記シートの下から前記リアフェンダの上縁まで連続して延びるとともに、側面視で前記前端よりも前方に延びるサイドカバーが設けられ、前記サイドカバーには、サポートフレームとの間に所定の間隔を有する空気排出口が、前記前端よりも前方に延びるように形成されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、前記バッテリトレイは、エアクリーナケースの側面に設けられたトレイ支持部に支持されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載の構成に加えて、前記バッテリトレイは、前記バッテリの前後に電装品を保持する前後保持部を備え、前記バッテリトレイの後部が、前記エアクリーナケースの後部に設けられたトレイ支持部に支持されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項8または9に記載の構成に加えて、前記バッテリトレイと前記エアクリーナケースとは、リアクッションを囲むように左右に配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、メインハーネスにおいて、エンジンの後部からテールライトに繋がる部分が、収納部材の下面で保持され、車体側面視でシートレールから離れたサポートフレームに倣って前下がりに配索されるので、車幅方向に設けられた一対のシートレール間隔に影響を与えることが回避できる。
請求項2の発明によれば、シートレールとサポートフレームの間の空間を下から覆い、後輪との間に配置されるリアフェンダを備え、メインハーネスがリアフェンダの上面に配置され、収納部材の下面の少なくとも一部が、リアフェンダの前端よりも車体前部に延びて車体下方に露出した露出部を備えているので、収納部材の下面と重なる部分のリアフェンダを省略することができる。この結果、車体を覆うカバー部材の削減ができ、軽量化に寄与できる。また、少なくとも露出部においてメインハーネスが保持されるので、メインハーネスの取付け作業が容易になる。
請求項3の発明によれば、メインハーネスは、上方凸曲部を避けた位置でサポートフレームに倣って車体後方へ配索されているので、メインハーネスは、リアフェンダの左右の一端側の上面で安定保持される。また、メインハーネスは、上方に大きく膨らんだ上方凸曲部を避けて配索されることで、上下左右に引き廻されないので、ハーネス長を短くすることができる。
請求項4の発明によれば、収納部材は、バッテリを収納するバッテリトレイであるので、バッテリへ繋がるハーネスを短くすることができる。
請求項5の発明によれば、メインハーネスは、リアクッションの脇にある収納部材により支持されているので、リアクッションとメインハーネスとの所定距離が確保され、リアクッションと干渉しない、最適なメインハーネスの配置を実現することができる。
請求項6の発明によれば、エンジンには、クランクケースから斜め前上方にシリンダが延び、シリンダの後方かつクランクケースの上部にスタータが設けられ、収納部材内に設けられ、バッテリとスタータとの間にスタータ作動用のリレースイッチが設けられているので、バッテリからスタータまで繋ぐハーネスを短くすることができる。
請求項7の発明によれば、サイドカバーは、車体側面をシートの下からリアフェンダの上縁まで連続するように覆い、リアフェンダの前端よりも前方に延び、サイドカバーに、サポートフレームとの間に所定の間隔を有する空気排出口が形成されているので、エンジン後方に滞留する熱気をサイドカバーの外側へ効果的に排出できるので、メインハーネスが過熱することを予防できる。
請求項8の発明によれば、バッテリトレイが、エアクリーナケースの側面に設けられたトレイ支持部に支持されていることにより、バッテリトレイをエアクリーナケースに沿わせて大きくすることができ、また、車体フレームへの取り付け位置の自由度が増すと共にバッテリトレイによる部品支持機能を増大することができる。したがって、バッテリトレイによって、メインハーネスの支持ならびに各種の電装品を支持することができ、車体フレームに溶接にて設ける電装品用の取り付けステーを少なくすることができ、製造コスト低減できる。
請求項9の発明によれば、バッテリトレイは、バッテリの前後に電装品の前後保持部を備えるので、バッテリに接続される電装品をバッテリの前後のスペースに効果的に収納することができる。また、バッテリトレイの後部が、エアクリーナケースの後部に設けられたトレイ支持部に支持されていることで、バッテリトレイの後部のスペースおよびエアクリーナケースの後部の側面のスペースを支持領域として利用することができる。
請求項10の発明によれば、バッテリトレイとエアクリーナケースとが、リアクッションを囲むように車両左右に配置されていることにより、リアクッション周囲のスペースを有効利用すると共に、メインハーネスは、リアクッションの脇にあるバッテリトレイにより確実に支持されているので、リアクッションとメインハーネスとの所定距離が確保され、リアクッションと干渉しない、最適なメインハーネスの配置が可能となる。
本発明に係るハーネス配置構造を備えた鞍乗型車両の左側面図である。 図1に示す鞍乗型車両において、シートおよびサイドカバーを取り外した状態の要部右側面図である。 図1に示す鞍乗型車両の収納部材の周辺構造を示す要部視図である。 図1におけるA−A線に沿った部分を車両後方より見たときの要部概略断面図である。 図1に示す鞍乗型車両において、シートおよびサイドカバーを取り外した状態の車両後方部分の概略平面図である。 図1に示す鞍乗型車両における要部右側面図である。 図1に示す鞍乗型車両において、エアクリーナケースの側面に設けられたトレイ支持部を示すための部分斜視図である。 図7に示すエアクリーナケースの側面に取り付けられた状態のバッテリトレイを示す部分斜視図である。 図8に示すバッテリトレイに、バッテリおよび電装品が取り付けられた状態を示す部分斜視図である。
以下、本発明の実施形態の鞍乗型車両である自動二輪車について、図1〜図9を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1に示すように、自動二輪車1における骨格部である車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から後方へ延びるメインフレーム7と、その後部から下方に延びるバックフレーム8と、メインフレーム7の後部から後方へ延びて運転者が跨るためのシート17を支持する左右一対のシートレール12と、シートレール12の後部とバックフレーム8の下部とを前下がりに延びて繋ぐ左右一対のサポートフレーム13と、ヘッドパイプ6から後下方へ延びるダウンフレーム4等により構成される。
後輪RWを駆動するエンジン21は、メインフレーム7の下方かつダウンフレーム4とバックフレーム8との間に保持されている。また、前輪FWの懸架操舵機構は、ヘッドパイプ6に操舵自在に取付けられ且つフロントフェンダ31を跨ぐように取り付けられたフロントフォーク14と、このフロントフォーク14のステアリング軸16の上端に取付けられたバーハンドル3とを有する。
また、バックフレーム8の下端には、ピボット支持部11に上下揺動可能に支持されたスイングアーム15が取付けられている。このスイングアーム15の後端側の支持軸15rに後輪RWが支持されている。そして、スイングアーム15における後輪RWよりも前で車幅方向中心近くの下部取付け位置28dと、車幅方向中心近くでメインフレーム7とシートレール12の結合部近くの上部取付け位置28uとの間に取付けられたリアクッション28が設けられている。このように、スイングアーム15と、リアクッション28とにより後輪RW側の車両支持構造のリアサスペンション10が構成されている。なお、後輪RWは、エンジン側のドライブスプロケット22sと後輪RW側に支持されたドリブンスプロケット14s間に掛け回されたドライブチェーン14aにより駆動力が伝達される。
側面視において、シートレール12とサポートフレーム13との間に形成される空間には、エンジン21の補機または荷物を収納する収納部材9が設けられている。
本実施形態における収納部材9は、図2および図3に示すように、バッテリ9cを収納する箱形のバッテリトレイ40として形成されている。このバッテリトレイ40は、バッテリ9cを収納する略矩形で右側側面が解放されたバッテリ収納部40aを有している。そして、バッテリ収納部40aの前部および後部には電装品26の保持する前保持部40fおよび後保持部40rが設けられている。すなわち、バッテリ収納部40aの前部には、前保持部40fが車両前方に向かって延出され、バッテリ収納部40aの後部には、後保持部40rが車両後方に向かって延出されている。
この前保持部40fには、取付孔46を前後方向で挟む位置に、車両右方向に突出する一対の取り付片41a,41bを備える第1取付片41が設けられている。また、後保持部40rには、右斜め上方に突出した第2取付片42、第3取付片43、第4取付片44が三つ並んで設けられている。また、第4取付片44の後方には取付孔48が設けられている。さらに、取付孔48の後方には、上方に開放され且つ前後に向き合った一対のフック形状の第5取付片45が設けられている。
また、バッテリトレイ40の底面9bには、例えば前後に設けられて左右反対側に開放するフック状の2つのハーネス保持部20gf,20gr(図3参照)が設けられている。
以下、バッテリトレイ40の取り付構造について、図7、図8および図9を参照して、さらに詳しく説明する。
バッテリトレイ40は、バッテリトレイ40の左側に配置されるエアクリーナケース50に固定される。すなわち、図7に示すように、エアクリーナケース50の側面50wには、エアクリーナケース50の前後方向の略中段および後段にトレイ支持部52およびトレイ支持部53が設けられ、バッテリトレイ40は、取付孔47(図3参照)を貫通する取付ねじ67(図8参照)および取付孔48(図3参照)を貫通する取付ねじ68(図8参照)によりエアクリーナケース50の側面50wに取り付けられる。このように、エアクリーナケース50が、その側面の中央から後部の部分によって、バッテリトレイ40の後部を支持する構造となっている。
また、バッテリトレイ40は、前方側の前保持部40fがトレイ支持部51において支持される。これは、前保持部40fの取付孔46を貫通する取付ボルト66(図8参照)を介して、例えば車体フレーム5の例えばクロスメンバ(不図示)から張り出したブラケット90(図8参照)に固定される。
バッテリ9cは、図8および図9に示すように、引っ掛け部49bに係止されるとともに取付孔49aにねじ込まれる取付ねじ69にて固定される取付部材70を介して、バッテリ収納部40aに固定される。
図9に示すように、バッテリ9c前方のリレースイッチ26aは、スリット状の一対の取付開口26ah,26ahを備えている。そして、この取付開口26ah,26ahに前述の第1取付片41の取り付片41a,41bを差し込むようにする(リレースイッチ26aを車両右側から差し込むように操作する)ことで、リレースイッチ26aは、前保持部40fに保持される。
後保持部40rには、4個の電装品26を装着固定するように構成されている。例えば、盗難防止用のウィンカーリレー26bは、その左端部に設けられた上下に開口するスリット状の取付開口26bhに、第2取付片42を差し込むようにして取付固定される。ホーンリレー26cは、その左端部に設けられた上下に開口したスリット状の取付開口(不図示)に第3取付片43を差し込む。また、2組のリレーを有する燃料ポンプ/ウィンカーリレー26dは、その左端部に設けられた上下に開口したスリット状の取付開口26dhに第3取付片44を差し込む。さらに、ヒューズボックス26eは、フック形状の第4取付片45に嵌合するように、左端部に設けられた嵌合突起(不図示)を差し込むようにして取付固定する。
本実施形態においては、エアクリーナケース50には、その前部右側に、リアクッション28の上部側を受容する凹部50dが形成されている。したがって、エアクリーナケース50は、リアクッション28の上部の左側を囲むように適宜固定される。また、バッテリトレイ40は、リアクッション28の上部の右側を囲むようにして側面50wに固定される。したがって、電装品26は、バッテリトレイ40に取り付けられた状態で、リアクッション28の右側のバッテリ9cの前後のスペースに効果的に配置されている。
なお、バッテリトレイ40の取付け構造については、図示のものに特定するものではないが、例えばサポートフレーム13やその他のフレームに適宜ブラケットを介して取付けられる構造でもよい。
また、シートレール12の後端には、車両後方に向けて信号灯を点灯するテールライト19および方向指示器19aが取付けられており、車両前端には、前照灯18および方向指示器を含む計器類が設けられている。したがって、車体電気機器および電源の電線を一纏めに束ねたメインハーネス20は、バッテリ9cから車両前端の前照灯18および車両後端のテールライト19まで車両前後方向に延びている。
エンジン21は、クランクケース22から斜め前上方にシリンダ23が延びており、このシリンダ23の後方かつクランクケース22の上部に、エンジン21を起動するためのスタータ24が設けられている。このスタータ24と収納部材9内のバッテリ9cとの間には、スタータ作動用のリレースイッチ26aが、上記したように、バックフレーム8(図2参照)の後方の位置で、バッテリトレイ40の前保持部40fに取付けられている。
メインハーネス20は、エンジン21の後部からテールライト19に繋がる部分において、図3に示すように、収納部材9の底面9bに前後に設けられた2つのハーネス保持部20gf,20grにより、リアサスペンション10を避けるようにして後方側に導かれるとともに車幅右側に寄せられた位置で保持される(図4参照)。したがって、メインハーネス20は、車両側面視で、シートレール12の下側に配置されたサポートフレーム13に倣って車体後方へ配索(図2参照)されている。また、図3に示すように、バッテリ9cの電極9t,9tは、車幅方向右側に前後に並んで配置されているので、メインハーネス20と電極9t,9tとは、上下に並んで接近して配置されて接続が容易であり、電極9t,9tから延ばされるハーネス20a,20aは、短くなっている。
また、ハーネス保持部20gf,20grについてより詳細に説明する。
本実施形態では、図3に示すように、ハーネス保持部20gf,20grは、収納部材9の底面9bに、例えばL字状に突設されて前後に離れて設けられている。すなわち、二つのハーネス保持部20gf,20grにおいては、例えば前側のハーネス保持部20gfは、底面9bから下方に延びてから車両右側へ略水平に曲がったフック爪構造であり、一方、後側のハーネス保持部20grは、前側のハーネス保持部20gfよりも右側の位置から下方に延びてから左側に略水平に曲がったフック爪構造である。
このように、両ハーネス保持部20gf,20grは、個々に見ると車幅方向において片側が開いた形状であるとともに、互いにハーネス保持部20gf,20grの先端(フック爪の先端)を向き合わせるような構造である。したがって、収納部材9の底面9bを車両前後方向から見ると、両ハーネス保持部20gf,20grが重なり合ってU字状に閉じられた形状となる。このような構造によれば、所定の太さ・剛性を備えるメインハーネス20は、その取り付けに際して、二つのハーネス保持部20gf,20grに嵌め込むだけで容易に組み付けられて位置決めすることができる。
収納部材9は、図1および図2に示すように、側面視でリアクッション28と重なる位置に配置されている。また、収納部材9は、正面視では、ドライブチェーン14aのない側(車両右側)に配置されている(図4および図5参照)。また、メインハーネス20は、図3に示すように、ハーネス保持部20gf,20grにより収納部材9の底面に確実に固定されている。したがって、車幅方向において、図4および図5に示すように、リアクッション28と所定の距離d1が保たれている。これは、例えば図5に示すように、リアクッション28よりも前方側ではメインハーネス20が車両左側に回り込むように配索されていても、ハーネス保持部20gf,20grによって、リアクッション28と所定の距離d1を開けて支持されて、サポートフレーム13に倣って車体後方へ配索される。
リアフェンダ27は、図2および図3に示すように、シートレール12とサポートフレーム13の間の空間を覆うように、サポートフレーム13と後輪RWとの間に配置されている。そして、メインハーネス20は、リアフェンダ27の上面27uに略接する位置に配置されている(図4参照)。また、収納部材9の底面9bの少なくとも一部は、リアフェンダ27の前端27aよりも車体前方に位置している。したがって、収納部材9の底面9bは、車体下方に露出する露出部9dを形成している。そして、この露出部9dに設けられた2つのハーネス保持部20gf,20grにより、メインハーネス20が保持されている。
また、本実施形態においては、ドライブチェーン14aは車両左側、すなわち、クランクケース22の左側面の後方に設けられたドライブスプロケット22sと、後輪RWに設けられたドリブンスプロケット14sに掛け回されている。したがって、図4に示すように、リアフェンダ27には、後輪RWの作動範囲に合わせて上方に膨らむ上方凸曲部27dが設けられている。そして、メインハーネス20は、図4および図5に示すように、収納部材9の底面9bに設けられた両ハーネス保持部20gf,20grから、ドライブチェーン14aのない側を通って上方凸曲部27dを避けた上面27u上でサポートフレーム13に倣って車体後方へ配索されている。このように、メインハーネス20は、収納部材9の底面9bのハーネス保持部20gf,20grに保持されてリアクッション28と所定の距離d1を保って、リアフェンダ27の上面27u上においけるドライブチェーン14aのない右側を通って車体後方へ延びている。
リアフェンダ27は、サポートフレーム13を下方側から覆うよう延びているが、図3に示すように、その前端27aは、収納部材9の露出部9dに設けられたハーネス保持部20gf,20grよりも後方に位置している。
また、サイドカバー29は、図6に示すように、車体側面をシート17の下からリアフェンダ27の上端27eまで連続するように覆うとともに、リアフェンダ27の前端27aよりも前方に延びて、シリンダ23の後部およびクランクケース22の上部に接近した位置まで形成されている。また、サイドカバー29には、側面視において、サポートフレーム13との間に所定の間隔d2を有する空気排出口30がリアフェンダ27の前端27aよりも前方に延びるように形成されている。したがって、空気排出口30を介して、サイドカバー29内の空気を排出する空気流FLを形成することができる。また、サポートフレーム13は、空気排出口30において外部に露出している。
このように本実施形態においては、メインハーネス20は、エンジン21の後部からテールライト19に繋がる部分が、収納部材9の下面で保持され、車体側面視でシートレール12から離れたサポートフレーム13に倣って車体後方へ配索されるので、車幅方向に設けられた一対のシートレール12間隔に影響を与えることが回避できる。したがって、シート幅が広く成り難く、例えば、ニーグリップがし易い自動二輪車1を提供できる。
また、本実施形態においては、シートレール12とサポートフレーム13との間の空間を下から覆い、後輪RWとの間に配置されるリアフェンダ27を備え、メインハーネス20がリアフェンダ27の上面27uに配置され、収納部材9の底面9bの一部が、リアフェンダ27の前端27aよりも車体前方に延びて車体下方に露出した露出部9dを形成するので、収納部材9の底面9bと重なる部分のリアフェンダ27を省略することができる。この結果、車体を覆うカバー部材の削減ができ、軽量化に寄与できる。また、少なくとも露出部9dにおいてメインハーネス20を保持する構造であることにより、メインハーネス20の取付け作業が容易になる。
また、本実施形態においては、メインハーネス20は、上方凸曲部27dを避けた位置でサポートフレーム13に倣って車体後方へ配索されているので、メインハーネス20は、リアフェンダ27の左右の一端側の上面27uで安定保持される。また、メインハーネス20は、上方に大きく膨らんだ上方凸曲部27dを避けて配索されることで、上下左右に引き廻されることがなく、ハーネス長を短くすることができる。
また、本実施形態においては、収納部材9は、バッテリ9cを収納するバッテリトレイであるので、バッテリ9cへ繋がるハーネス20aを短くすることができる。
また、本実施形態においては、リアクッション28の脇にある収納部材9によってメインハーネス20をリアクッション28から一定距離を離して確実に支持するので、リアクッション28と干渉しない、最適なメインハーネス20の配置を実現することができる。
また、本実施形態においては、エンジン21は、クランクケース22から斜め前上方にシリンダ23が延びる構造であり、そのシリンダ23の後方かつクランクケース22の上部にスタータ24が設けられ、収納部材9内に設けられたバッテリ9cとスタータ24との間にリレースイッチ26aが設けられているので、バッテリ9cからリレースイッチ26aまで繋ぐハーネスを短くすることができる。
また、本実施形態においては、車体側面を覆うサイドカバー29に、サポートフレーム13との間に所定の間隔d2を有する空気排出口30が形成されているので、この空気排出口30からエンジン後方に滞留する熱気をサイドカバー29の外側へ効果的に排出できる。この結果、メインハーネス20がエンジン21により過熱されるのを予防することができる。
また、本実施形態においては、バッテリトレイ40が、エアクリーナケース50の側面50wに設けられたトレイ支持部52,53に支持されていることにより、バッテリトレイ40をエアクリーナケース50のサイズに合わせて大きくすることができ、バッテリトレイ40による部品支持機能を増大させることができる。したがって、車体フレーム5に溶接にて設ける電装品等の部品支持用の取り付けステーを少なくすることができる。この結果、製造コストができる。また、エアクリーナケース50にバッテリトレイ40を保持する構造を設けることにより、バッテリトレイ40の車体フレーム5への取り付け位置の自由度が増す。
また、本実施形態においては、バッテリトレイ40は、その後部を、エアクリーナケース50の後部に設けられたトレイ支持部53に支持する構造であり、エアクリーナケース50の後方まで延ばす大型の構造にできるので、バッテリ収納部40aの後側の後保持部40rを、電装品26の多くを配置でき、さらに、バッテリ収納部40aの前側の前保持部40fも備えるので、バッテリ9cに接続される電装品26をバッテリ収納部40aの前後のスペースを有効利用することができる。また、本実施形態においては、ヒューズボックス26eが後保持部40rの最後部に配置されて、シート17の下方でシート17に接近して配置されるので、ヒューズ交換が極めて容易に行える。
また、本実施形態においては、バッテリトレイ40とエアクリーナケース50とが、リアクッション28を囲むように車両左右に配置されている。この構造により、リアクッション28周囲のスペースを有効利用すると共に、メインハーネス20が、リアクッション28の脇にあるバッテリトレイ40により確実に支持されているので、リアクッション28とメインハーネス20との所定距離が確保され、リアクッション28と干渉しない、最適なメインハーネス20の配置が可能となる。
また、本実施形態においては、バッテリトレイ40は、車両右外側に向かって開放されたバッテリ収納部40aにバッテリ9cを収納すると共に、電装品26を右側或いは右側上方から差し込み装着固定する構造であるので、メンテナンス時等において、サイドカバー29を取り外すだけで、メンテナンススペースが確保でき、バッテリ9c並びに電装品26の着脱を容易にすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、適宜変更できる。
例えば、収納部材9はバッテリトレイ40として形成したが、その他、車体電気機器を収納する構造あるいは種々の物品を収納するケースとして形成してもよい。
また、前掲の実施形態においては、一対のL字状のハーネス保持部20gf,20grを、向き合わせるようなフック爪構造としたが、本発明におけるハーネス保持部は、収納部材9の底面9bにメインハーネス20を固定できるものであれば、形状や取付け構造は、特に制限されるものではなく、また、その材質についても、特に制限されるものではない。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
5 車体フレーム
6 ヘッドパイプ
7 メインフレーム
8 バックフレーム
9 収納部材
9b 底面
9c バッテリ
9d 露出部
10 リアサスペンション
12 シートレール
13 サポートフレーム
14a ドライブチェーン
14s ドリブンスプロケット
15 スイングアーム
17 シート
18 前照灯
19 テールライト
20 メインハーネス
20gf,20gr ハーネス保持部
21 エンジン
22 クランクケース
22s ドライブスプロケット
23 シリンダ
24 スタータ
26 電装品
26a リレースイッチ
26b 盗難防止用ウィンカーリレー
26c ホーンリレー
26d 燃料ポンプ/ウィンカーリレー
26e ヒューズボックス
27 リアフェンダ
27a 前端
27d 上方凸曲部
27e 上縁
27u 上面
28 リアクッション
29 サイドカバー
30 空気排出口
40 バッテリトレイ
40f 前保持部
40r 後保持部
50 エアクリーナケース
50w エアクリーナケースの側面
52,53 トレイ支持部
d1 メインハーネスとリアクッションとの距離
d2 間隔
RW 後輪

Claims (10)

  1. ヘッドパイプ(6)から後方へ延びるメインフレーム(7)と、
    前記メインフレーム(7)の後部から下方に延びるバックフレーム(8)と、
    前記メインフレーム(7)の後部から後方へ延び、運転者が跨るためのシート(17)を支持する左右一対のシートレール(12)と、
    前記シートレール(12)の後部と前記バックフレーム(8)の下部とを前下がりに延びて繋ぐ左右一対のサポートフレーム(13)と、を備える車体フレーム(5)と、
    前記メインフレーム(7)の下方かつ前記バックフレーム(8)の前方に保持されて後輪RWを駆動するエンジン(21)と、
    前記シートレール(12)と前記サポートフレーム(13)との間の空間に設けられ、前記エンジン(21)の補機または荷物を収納可能な収納部材(9)と、
    前記シートレール(12)の後端に取付けられるテールライト(19)から車両前端の前照灯(18)まで延び、車体電気機器および電源の電線を一纏めに束ねたメインハーネス(20)と、を備える鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造において、
    前記メインハーネス(20)は、前記エンジン(21)の後部から前記テールライト(19)に繋がる部分を、側面視で前記サポートフレーム(13)に倣って前下がりに配索されていると共に、前記収納部材(9)の底面(9b)に保持されていることを特徴とする鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  2. 前記シートレール(12)と前記サポートフレーム(13)との間の空間を覆うように、前記サポートフレーム(13)と前記後輪(RW)との間に配置されるリアフェンダ(27)を備え、
    前記メインハーネス(20)は、前記リアフェンダ(27)の上面(27u)に配置され、
    前記収納部材(9)の底面(9b)は、前記リアフェンダ(27)の前端(27a)よりも車体前方に張り出して下方側から見て露出する露出部(9d)が形成され、
    前記メインハーネス(20)は、少なくとも前記露出部(9d)に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  3. クランクケース(22)に設けられたドライブスプロケット(22s)と、前記後輪(RW)に設けられるドリブンスプロケット(14s)との間に掛け回されて、エンジン出力を前記後輪(RW)に伝達するドライブチェーン(14a)を備え、
    前記リアフェンダ(27)には、後輪(RW)の作動範囲に合わせて上方に膨らむ上方凸曲部(27d)が設けられ、
    前記メインハーネス(20)は、前記収納部材(9)の底面(9b)に設けられたハーネス保持部(20gf,20gr)から、前記ドライブチェーン(14a)のない側を通って前記上方凸曲部(27d)を避けた前記上面(27u)上で前記サポートフレーム(13)に倣って車体後方へ配索されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  4. 前記収納部材(9)は、バッテリ(9c)を収納するバッテリトレイ(40)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  5. 前記バックフレーム(8)の下端のピボット支持軸(11)を介して後輪(RW)を上下動可能に支持するスイングアーム(15)と、
    前記後輪(RW)よりも前方で前記スイングアーム(15)における車幅方向中心近くの下部支持部(28d)と、前記メインフレーム(7)と前記シートレール(12)との結合部近における車幅方向中心近くの上部支持部(28u)との間に取付けられたリアクッション(28)と、を有するリアサスペンション(10)を備え、
    収納部材(9)は、側面視で前記リアクッション(28)に重なる位置、かつ正面視で前記ドライブチェーン(14a)が配置された側とは左右反対側に配置され、
    前記メインハーネス(20)は、前記リアクッション(28)と所定の距離(d1)を保って前記収納部材(9)の前記底面(9b)に支持されていることを特徴とする請求項3または4に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  6. 前記エンジン(21)には、前記クランクケース(22)から斜め前上方にシリンダ(23)が延び、前記シリンダ(23)の後方かつ前記クランクケース(22)の上部にエンジン始動用のスタータ(24)が設けられ、
    前記収納部材(9)には、バッテリ(9c)が収納されており、
    前記収納部材(9)と前記スタータ(24)との間にスタータ作動用のリレースイッチ(26a)が設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  7. 前記リアフェンダ(27)は、前記サポートフレーム(13)を下方側から覆うよう延び、かつ前記リアフェンダ(27)の前端(27a)が前記収納部材(9)の前記露出部(9d)に設けられたハーネス保持部(20gf,20gr)よりも後方に位置し、
    車体側面を前記シート(17)の下から前記リアフェンダ(27)の上縁(27e)まで連続して延びるとともに、側面視で前記前端(27a)よりも前方に延びるサイドカバー(29)が設けられ、
    前記サイドカバー(29)には、サポートフレーム(13)との間に所定の間隔(d2)を有する空気排出口(30)が、前記前端(27a)よりも前方に延びるように形成されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  8. 前記バッテリトレイ(40)は、エアクリーナケース(50)の側面(50w)に設けられたトレイ支持部(52,53)に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  9. 前記バッテリトレイ(40)は、前記バッテリ(9c)の前後に電装品(26)を保持する前後保持部(40f,40r)を備え、前記バッテリトレイ(40)の後部が、前記エアクリーナケース(50)の後部に設けられたトレイ支持部(53)に支持されていることを特徴とする請求項8に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
  10. 前記バッテリトレイ(40)と前記エアクリーナケース(50)とは、リアクッション(28)を、車両左右側から囲むように配置されていることを特徴とする請求項8または9に記載の鞍乗型車両(1)のハーネス配置構造。
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