JP2015192972A - 除菌水生成装置 - Google Patents

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Kenta Suzuki
健太 鈴木
祐介 中村
Yusuke Nakamura
祐介 中村
勇介 野越
Yusuke Nogoshi
勇介 野越
隆政 鈴木
Takamasa Suzuki
隆政 鈴木
黒石 正宏
Masahiro Kuroishi
正宏 黒石
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Abstract

【課題】除菌水を霧状に吐出する構成としながらも、吐出孔がスケールの塊によって塞がれてしまうことのない除菌水生成装置を提供すること。【解決手段】この除菌水生成装置WDは、塩水タンクTKに貯留されている塩水が酸性となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、次亜塩素酸を含む除菌水を生成し吐出する除菌水生成装置に関する。
キッチン等の水回りを衛生的に保つための装置として、除菌水生成装置が開発されており、その普及が始まっている。除菌水生成装置は、除菌水を生成して除菌対象物に向けて吐出することにより、除菌対象物に付着している菌を殺菌してその繁殖を抑制する装置である。
除菌水生成装置は、塩化物イオンを含む水を電気分解することによって次亜塩素酸を発生させ、当該次亜塩素酸を含んだ水を除菌水として吐出するものである。このような除菌水生成装置としては、水道水に含まれる塩化物イオンから次亜塩素酸を発生させるものがある。しかしながら、水道水に含まれる塩化物イオンの濃度は低いため、水道水をそのまま電気分解しても、得られた除菌水に含まれる次亜塩素酸の濃度は低く、その除菌性能も低い。
そこで、高濃度の塩化物イオンを含む原料液(例えば塩水)をタンクに貯留しておき、外部から供給される水道水に当該原料液を添加したものを電気分解することによって、高濃度の次亜塩素酸を発生させ吐出するような構成の除菌水生成装置も考案されている(下記特許文献1を参照)。このような構成の除菌水生成装置は、定期的に原料液を補充する必要はあるが、高濃度の次亜塩素酸を安定して生成し吐出することが可能である。
上記のような電気分解を、一対の電極が配置された貯留槽の内部で行う構成の除菌水生成装置においては、次亜塩素酸は主に正極側の電極近傍で発生する。一方、負極側の電極近傍においては、水酸化物イオンが発生して周囲の水がアルカリ性となる結果、炭酸カルシウム等が析出し、スケールとなって電極の表面に付着してしまう。また、タンクから原料液を供給する構成においては、(水道水をそのまま電気分解する場合に比べて)次亜塩素酸を生じさせる反応が促進されるため、上記のようなスケールの生成及び付着も促進されてしまう。
炭酸カルシウム等からなるスケールは不導体であるから、電極表面にスケールが付着すると電気分解が妨げられてしまう。そこで、このようなスケールを電極表面から除去するための対策として、一対の電極に印加する電圧の方向を定期的に反転させること(正極と負極とを入れ替えること)が一般に行われている。スケールが付着した電極が正極となれば、スケールが溶解して当該電極の表面が再び露出した状態となる。その結果、電気分解が妨げられることはなく、次亜塩素酸の生成が安定的に行われる。
特開2006−271797号公報
上記のように、電極の表面に付着したスケールは、当該電極が正極となるように印加する電圧の方向を反転させることで除去することができる。このとき、スケールは徐々に溶解していくのであるが、脆くなったスケールの一部が崩壊して、固体のまま電極から離れてしまう場合がある。
このように電極から離れるスケールの塊は、小さいものであるから、除菌水を吐出する吐出孔を内側から塞いでしまうことはないようにも思われる。しかしながら、除菌対象物の表面に除菌水を滞留させることを目的として、除菌水を霧状に吐出するような除菌水生成装置においては、除菌水を吐出する吐出孔の径が非常に小さいため、電極から離れたスケールの塊が吐出孔を塞いでしまう場合がある。その結果、吐出された除菌水が霧状とはならなくなったり、除菌水が吐出されなくなったりしてしまうことがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、除菌水を霧状に吐出する構成としながらも、吐出孔がスケールの塊によって塞がれてしまうことのない除菌水生成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る除菌水生成装置は、次亜塩素酸を含む除菌水を生成し吐出する除菌水生成装置であって、外部から供給された水が通る給水路と、内部に塩水が貯留された塩水タンクと、前記給水路内の水に前記塩水を供給する塩水供給手段と、前記給水路のうち、前記塩水供給手段によって前記塩水が供給される部分よりも下流側の部分に配置されており、内部に水を貯留する貯留槽と、前記貯留槽の内部に配置された一対の電極に電圧を印加し、前記貯留槽内の水を電気分解することにより前記除菌水を生成する除菌水生成手段と、前記給水路のうち前記貯留槽よりも下流側の部分に配置されており、吐出孔から前記除菌水を霧状に吐出する吐出手段と、を備え、前記除菌水生成手段は、前記電極に印加する電圧の方向を定期的に反転させるものであって、前記塩水タンクに貯留されている前記塩水が酸性であることを特徴とする。
本発明に係る除菌水生成装置は、外部から供給された水が通る給水路を備えている。当該給水路には、上流側から順に貯留槽及び吐出手段が配置されている。給水路を通る水は、貯留槽の内部において次亜塩素酸を含む除菌水となった後、下流側の吐出手段から吐出される。吐出手段は、吐出孔から除菌水を霧状に吐出するものである。霧状となって吐出された除菌水は、除菌対象物の表面に付着して滞留しやすい。このため、効果的にその除菌性能が発揮される。
また、本発明に係る除菌水生成装置は、塩水タンクと、塩水供給手段とを備えている。塩水タンクの内部には塩水が貯留されており、この塩水に含まれる塩化物イオンが、除菌水を生成するための原料となる。塩水供給手段は、例えばポンプであって、給水路内の水に塩水タンク内の塩水を供給するためのものである。尚、塩水タンクに貯留されている塩水は、純粋な塩水ではなく、塩水を主成分とする液体である。
貯留槽は内部に水を貯留するものであって、給水路のうち、塩水供給手段によって塩水が供給される部分よりも下流側の部分に配置されている。塩水供給手段によって、給水路を通る水に塩水タンクからの塩水が供給されるため、貯留槽の内部には希釈された塩水(塩化物イオンを含む水)が到達し貯留される。
除菌水生成手段は、貯留槽の内部に配置された一対の電極に電圧を印加し、貯留槽内の水を電気分解することにより、次亜塩素酸を含む除菌水を生成するものである。生成された除菌水は給水路を通って吐出手段に到達し吐出される。
除菌水生成手段は、電極に印加する電圧の方向を定期的に反転させる。つまり、一方の電極を正極とし、他方の電極を負極として上記のような電気分解を行うのであるが、正極と負極とが入れ替わるように、印加する電圧の方向を定期的に反転させる構成となっている。このような反転を行うことにより、負極となっていた電極の表面に付着したスケールを除去することができる。
尚、負極となった電極の表面におけるスケールの析出は、当該電極の近傍において水酸化物イオンが発生し、周囲の水がアルカリ性になってしまう(pHが上昇してしまう)ことに起因するものである。
そこで、本発明に係る除菌水生成装置では、塩水タンクに貯留されている塩水が中性ではなく、酸性となっている。塩水タンクから酸性の塩水が供給されることにより、貯留槽の内部に貯留された水のpHが低下する。このため、負極となった電極の表面におけるスケールの析出が抑制される。
このため、除菌水生成手段が、上記のように電極に印加する電圧の方向を反転させても、その時点において電極の表面には微量のスケールしか付着していない。脆くなったスケールの一部が崩壊して、固体のまま電極から離れてしまうような現象はほとんど生じることがなく、スケールは塊とならずに徐々に溶解していく。その結果、スケールの塊が吐水手段の吐出孔を塞いでしまうことが防止される。
また、本発明に係る除菌水生成装置では、前記給水路内の水が前記塩水タンク内に流入することを防止するための逆流防止手段を更に備えたことも好ましい。
この好ましい態様では、給水路内の水が塩水タンク内に流入することを防止するための逆流防止手段を更に備えている。塩水タンク内に向かって水が逆流することが防止されるため、塩水タンク内のpHが上昇してしまうこと(塩水タンク内の塩水が中性になってしまうこと)が防止される。換言すれば、塩水タンク内の塩水が酸性である状態を安定して維持することができる。
また、本発明に係る除菌水生成装置では、前記塩水タンクは、外気の導入を伴うことなく前記塩水を流出させるよう、前記塩水の残量が少なくなるに従ってその外形を変化させるものであることも好ましい。
この好ましい態様では、塩水タンクは、外気の導入を伴うことなく塩水を流出させるよう、塩水の残量が少なくなるに従ってその外形を変化させるものである。換言すれば、塩水タンクの内部に外気が入らない構成となっている。塩水タンクの内部が外気から遮断されているため、pHを上昇させるために塩水に添加された物質(例えば塩酸)が外気に放散してしまうようなことがなく、塩水タンク内の塩水が酸性である状態を安定して維持することができる。
本発明によれば、除菌水を霧状に吐出する構成としながらも、吐出孔がスケールの塊によって塞がれてしまうことのない除菌水生成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る除菌水生成装置が、キッチンに設置されている状態を示す図である。 図1に示した除菌水生成装置の構成を模式的に示す図である。 図1に示した除菌水生成装置の電解槽の内部の構成を模式的に示した図である。 図1に示した除菌水生成装置の塩水タンクの形状を示す図である。 図1に示した除菌水生成装置が取り付けられたキャビネットの内部を模式的に示す図である。 図4に示した塩水タンクを保持する構成を模式的に示す図である。 図4に示した塩水タンクを保持する構成の他の例を模式的に示す図である。 図4に示した塩水タンクを保持する構成の他の例を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る除菌水生成装置が、システムキッチンのシンクに取り付けられた状態を示す図である。尚、シンクSKは、複数の引出(DR1、DR2、DR3)を有するキャビネットCBの上面側に形成されている。
除菌水生成装置WDは、シンクSKのうち使用者から見て奥側の部分に立設した除菌用スパウト200を備えている。除菌用スパウト200の隣には、水道水を吐出するメインスパウト100も立設している。尚、メインスパウト100は除菌水生成装置WDの一部ではなく、シンクSKに当初より備えられていたものである。
除菌水生成装置WDは、除菌水を生成して除菌用スパウト200から吐出する装置である。除菌水とは、比較的高濃度の次亜塩素酸を含むことによって除菌性能が付与された水のことである。除菌用スパウト200から吐出された除菌水を包丁やまな板等の表面にかけると、当該表面が除菌され、菌の増殖が抑制される。除菌用スパウト200の近傍には、不図示の赤外線センサーが取り付けられている。使用者の手が除菌用スパウト200に接近すると、赤外線センサーがこれを検知して、除菌水の生成及び吐出を行う構成となっている。
除菌水生成装置WDは、図1に示した除菌用スパウト200のほかに、除菌用スパウト200から吐出する除菌水を生成するための機構を更に備えている。当該機構は、シンクSKの下方側、すなわちキャビネットCBの内部に収納されている。除菌水生成装置WDの大部分(除菌用スパウト200以外の部分)が外部からは視認されない状態となっているため、除菌水生成装置WDがキッチンの外観を損ねてしまうことはない。
図2は、上記のようにキャビネットCBの内部に収納されている部分も含めて、除菌水生成装置WDの全体の構成を模式的に示す図である。図2に示したように、除菌水生成装置WDは、外部(水道管)から供給された水が通る配管である給水配管310(給水路)を備えている。給水配管310には、上流側(図2では左側)から順に電磁弁320、流量調整弁330、流量センサー340、バッファ槽350、及び電解槽360が配置されている。図1に示した除菌用スパウト200は、給水配管310の下流側端部に配置されている。
また、給水配管310のうち流量センサー340とバッファ槽350との間の部分には、除菌水の原料である塩水を供給するための配管である供給配管410の一端が接続されている。供給配管410の他端は、上記塩水を蓄えておくための塩水タンクTKに接続されている。供給配管410には、塩水タンクTK側から順に逆止弁420及び供給ポンプ430が配置されている。また、除菌水生成装置WDは不図示の制御装置を備えている。
除菌水生成装置WDの具体的な動作について説明する。まず、使用者の手が除菌用スパウト200に接近に接近したことを赤外線センサーにより検知すると、制御装置は電磁弁320を開弁させる。給水配管310には水道管からの水が流れ込み、除菌用スパウト200から当該水が吐出され始める。給水配管310を流れる水の流量は、流量調整弁330により調整される。このため、水道管内の水圧が変動しても、除菌用スパウト200からは一定流量の水が吐出される。
流量センサー340からの信号により、制御装置は、給水配管310の内部を水が流れ始めたことを検知する。制御装置は、上記の流れを検知すると、供給ポンプ430を駆動させ始める。供給ポンプ430は、上流側(塩水タンクTK側)の液体を下流側(給水配管310側)に向かってパルス状に、すなわち間欠的に送り出すポンプである。供給ポンプ430が液体を間欠的に送り出す周期は、制御装置によって調整可能となっている。
塩水タンクTKには高濃度の塩水が蓄えられている。ただし、後に説明するように、当該塩水は純粋な塩水ではなく、塩水に対して少量の塩酸が加えられたものとなっている。供給ポンプ430が駆動されると、当該塩水は間欠的に送り出されて、供給配管410を通って給水配管310の内部に供給される。供給配管410と給水配管310との接続部分では、水道管からの水に塩水タンクTKからの塩水が合流し、希釈された塩水となる。尚、当該接続部分は図2において符号Pを付した部分であり、以下では「合流部P」も表記する。また、合流部Pから下流側に向かって流れる水(希釈された塩水)のことを、以下では「希釈水」とも表記する。
バッファ槽350は、給水配管310のうち合流部Pよりも下流側となる位置に配置されたチャンバーであって、内部には給水配管310内よりも広い空間が形成されている。希釈水は、バッファ槽350の内部に一旦流入した後、再び給水配管310を通って電解槽360に流入する。
電解槽360は、バッファ槽350と同様、給水配管310内よりも広い空間が内部に形成されたチャンバーである。電解槽360の内部には一対の電極(図2では不図示)が配置されている。制御装置は、供給ポンプ430を駆動させると同時に、これら電極の間に電圧を印加し、電解槽360の水(希釈水)の電気分解を開始する。このとき、正極側の電極では下記の式(1)の反応が起き、負極側の電極では式(2)の反応が起きる。式(1)及び式(2)に示したように、正極からは酸素が発生し、負極からは水素が発生する。
正極:2HO→4H+O+4e (1)
負極:4HO+4e→2H+4OH (2)
ここで、電解槽360の内部に配置された電極には、触媒として、白金・イリジウム(Pt・IrO)が塗布されている。このため、正極側の電極では下記の式(3)の反応が起き、水に含まれる塩化物イオン(Cl)から塩素が発生する。
正極:2Cl→Cl+2e (3)
塩素が発生すると、電解槽360の内部では更に下記の式(4)、式(5)の反応が起きて、次亜塩素酸(HClO)及び次亜塩素酸イオン(ClO)が発生する。これらは殺菌力を有するものである。
Cl+HO→HClO+H+Cl(4)
HClO→ClO+H (5)
以上のように、電解槽360の内部では、塩化物イオンを含む水である希釈水を電気分解することによって、殺菌力を有する水、すなわち除菌水が生成される。電解槽360及び内部の電極は、本発明の除菌水生成手段に該当するものである。
電解槽360の内部における除菌水の生成は、電磁弁320を開弁させた状態、すなわち、給水配管310内を水が流れている状態で行われる。このため、生成された除菌水は給水配管310を通って除菌用スパウト200に到達し、吐出される。除菌用スパウト200には複数の微小な散水孔が形成されており、除菌水は、これら散水孔から霧状となって吐出される。このように霧状となった除菌水は、除菌対象物の表面に付着して滞留しやすい。このため、効果的にその除菌性能が発揮される。
以上のように、除菌水生成装置WDは、除菌水の原料となる塩水の供給、電気分解による除菌水の生成、及び除菌用スパウト200からの除菌水の吐出を、同時に且つ連続的に行う構成となっている。
電解槽360の内部で行われる電気分解について、図3を参照しながら更に説明する。図3は、電解槽360の内部の構成を模式的に示した図である。既に説明したように、電解槽360の内部には一対の電極が配置されており、図3では当該電極をそれぞれ電極371、372として図示している。
図3(A)は、電極371が正極となり電極372が負極となるように電圧が印加された状態で、電気分解が行われている様子を模式的に示している。このような状態では、上記の式(2)に示したように、負極となっている電極372の近傍において水酸化物イオン(OH)が発生する。これに起因して電極372の周囲の水のpHは高くなり、アルカリ性となる傾向がある。
水道水には、通常、カルシウムなどの金属イオン(ミネラル成分)が含まれているのであるが、このような金属イオンを含む水がアルカリ性になると、金属イオンが結晶(例えば炭酸カルシウム)となって析出しやすくなる。従って、上記のように負極となっている電極372の近傍においては、析出した炭酸カルシウム等がスケールSCとして電極372の表面に付着して、当該表面を覆ってしまうことがある。炭酸カルシウム等からなるスケールSCは不導体であるから、電極372の表面がスケールSCで覆われると電気分解が妨げられてしまう。また、このようなスケールSCの生成及び付着は、水のpHが高いほど促進される傾向がある。
そこで、本実施形態に係る除菌水生成装置WDでは、制御装置が、一対の電極371、372に印加する電圧の方向を定期的に反転させる(正極と負極とを入れ替える)ように構成されている。図3(B)に示したように、スケールSCが付着した電極371が正極となれば、付着していたスケールSCは溶解して行くため、電極371の表面が再び露出した状態となる。その結果、電気分解が妨げられることはなく、次亜塩素酸の生成が安定的に行われる。
尚、上記のような電圧の方向の反転、すなわちポールチェンジを行うタイミングは、除菌水生成装置WDが使用される状況等に応じて適宜設定すればよい。例えば、一定の期間が経過するごとにポールチェンジを行うこととしてもよいし、除菌水の吐出を行うたびに毎回ポールチェンジを行うこととしてもよい。更に、電気分解の際に流れる電流値等に基づいてスケールSCの付着量を推定し、付着量が一定値を超えたと思われるタイミングでポールチェンジを行うこととしてもよい。
ところで、ポールチェンジを行えば、上記のようにスケールSCは徐々に溶解して行きながら、電極371の表面から除去されるのであるが、脆くなったスケールSCの一部が崩壊して、固体のまま電極から離れてしまう場合がある。このような固体の塊を、図3(B)では塊SCaとして示している。
このように電極371から離れるスケールSCの塊SCaは、小さいものであるから、除菌水を吐出する吐出孔を内側から塞いでしまうことはないようにも思われる。しかしながら、既に述べたように、除菌水生成装置WDは除菌水を霧状に吐出するものであるから、除菌用スパウト200に形成された吐出孔の径は非常に小さくなっている。このため、電極371から離れた塊SCaが吐出孔を塞いでしまう場合が生じうる。その結果、吐出された除菌水が霧状とはならなくなったり、除菌水が吐出されなくなったりしてしまうことがある。
そこで、除菌水生成装置WDでは、塩水タンクTKに貯留されている塩水は純粋な塩水(中性の液体)ではなく、塩水に対して少量の塩酸が加えられた酸性の液体となっている。つまり、酸性の塩水となっている。塩水タンクTKから酸性の塩水が供給されることにより、電解槽360の内部に貯留された水のpHが低下する。このため、図3(A)に示した状態において、負極となっている電極371の表面近傍のpHも低下し、当該表面におけるスケールSCの析出が抑制される。
以上のように、除菌水生成装置WDでは、制御装置がポールチェンジを行っても、その時点において電極371、372の表面には微量のスケールSCしか付着していない。脆くなったスケールSCの一部が崩壊して、固体のまま電極371、372から離れてしまうような現象はほとんど生じることがなく、スケールSCは塊SCaとならずに徐々に溶解していく。その結果、塊SCaが除菌用スパウト200の吐出孔を塞いでしまうようなことが防止される。
尚、図2に示したように、供給配管410には逆止弁420が配置されており、給水配管310を流れる水が塩水タンクTK内に流入することが逆止弁420によって防止されている。塩水タンクTK内に向かって水が逆流することが防止されるため、塩水タンクTK内のpHが上昇してしまうこと(塩水タンクTK内の塩水が中性になってしまうこと)が防止される。換言すれば、塩水タンクTK内の塩水が酸性である状態が、長期間に亘って安定して維持される。
塩水タンクTKの形状について、図4を参照しながら説明する。図4(A)は、上方から見た場合における塩水タンクTKの形状を示している。また、図4(B)は、側方から見た場合における塩水タンクTKの形状を示している。図4に示したのは、いずれも、満水時における塩水タンクTKの形状である。
塩水タンクTKは、可撓性を有する素材、具体的にはポリエチレンによって形成された袋であって、内部には空気が入っておらず、高濃度の塩水が密閉状態で貯留されている。図4に示したように、塩水タンクTKは、水平方向に沿った寸法である幅W及び全長Lのいずれもが、鉛直方向に沿った寸法である全高Hよりも大きくなっており、全体が扁平形状となっている。
塩水タンクTKは、塩水の出口である排出部OLをその長手方向の一端側に有している。排出部OLは、供給配管410の上流側端部に対して接続可能となっている。排出部OLと、供給配管410の上流側端部とのそれぞれには、互いを簡単に且つ気密を保ったまま接続しうるようなジョイント機構が備えられている。
塩水タンクTKはこのような構成の袋であるから、内部に貯留された塩水が供給配管410に排出されても、塩水タンクTKの内部に外気が流入することはない。換言すれば、塩水タンクTKは、外気の導入を伴うことなく塩水を流出させるように、塩水の残量が少なくなるに従ってその外形を変化させて行く。塩水タンクTKの内部は長期間に亘って衛生に保たれて、塩水の品質が劣化してしまうことが防止されるため、塩水がまだ残っているにもかかわらず、塩水タンクTKの交換が必要となるようなことはない。
また、塩水タンクTKの内部が外気から遮断されているため、塩水に加えられた塩酸が外気に放散してしまうようなことがなく、塩水タンクTK内の塩水が酸性である状態が更に安定して維持される。
塩水タンクTKは、キャビネットCBの内部に収納されるのであるが、その具体的な収納状態について、図5を参照しながら説明する。図5は、キャビネットCBの内部を模式的に示す図である。図5(A)は、キャビネットCBの内部を正面側(使用者側)から見て描いたものであり、図5(B)は、キャビネットCBの内部を側面側(使用者にとっては左側)から見て描いたものである。また、図5(C)は、図5(B)と同様にキャビネットCBの内部を側面側(使用者にとっては左側)から見て描いたものであるが、最も上方側の引出DR1が使用者側に引き出されている状態を描いている。
図5に示したように、塩水タンクTKは、キャビネットCBの内部のうちシンクSKよりも下方側の部分であり、且つ使用者から見て左側の部分に配置されている。また、最も上方側の引出DR1の上端を通る水平な平面を水平面HSとすると(図5(C)を参照)、塩水タンクTKの全体が、水平面HSよりも上方側且つシンクSKよりも下方側の空間内に配置されている。このため、引出DR1が引き出されて、引出DR1やその収納物OBが水平方向に動いても、これらが塩水タンクTKに干渉してしまうことはない。
図4を参照しながら説明したように、塩水タンクTKは、高さの低い扁平形状となっている。このような形状であるから、キャビネットCB内のうち水平面HSとシンクSKとに挟まれた扁平形状の空間(高さの低い空間)内に、その全体を収めることが可能となっている。つまり、引出収納部(引出DR1、DR2、DR3)を有するキャビネットCB内には広い空間は残っておらず、扁平形状の狭い空間しか残っていないのであるが、塩水タンクTKもこれに対応した扁平形状となっている。このため、塩水タンクTKは十分な量の塩水を貯留しながらも、キャビネットCB内に配置することが可能となっている。
既に述べたように、塩水タンクTKは柔らかい素材でできた袋であって、塩水の残量に応じてその外形を変化させていく。このため、その変形の仕方によっては、塩水タンクTKの一部が引出DR1(又はその収納物OB)の可動範囲内(水平面HSよりも下方側)に侵入して、塩水タンクTKと引出DR1等とが干渉してしまうことが考えられる。
柔らかい塩水タンクTKが引出DR1等と干渉してしまうと、塩水タンクTKが傷ついて内部に菌が侵入してしまったり、塩水タンクTKが圧迫されて塩水の供給量が一時的に増加しすぎてしまったりすることがあり、望ましくない。
上記のような干渉を防止するために、除菌水生成装置WDでは、図5に示したように、塩水タンクTKを保持部材510に収納した状態でキャビネットCB内に配置している。保持部材510は、発泡樹脂によって形成されたトレイであって、塩水タンクTKと一体となった状態で塩水タンクTKを下方から支えている。また、塩水タンクTKと保持部材510の両方が、水平面HSよりも上方側となるように配置されている。
上面視においては、保持部材510は、その外形の全長が塩水タンクTKの全長Lよりも長く、その外形の幅が塩水タンクTKの幅Wよりも長い。また、塩水タンクTKの外形全体が、保持部材510の外形全体に包含された状態となっている。このため、塩水タンクTKは、塩水の減少に伴って自由に変形するのではなく、引出DR1等と干渉しないように保持部材510によって案内されながら変形する。つまり、保持部材510は、塩水タンクTKをキャビネットCB内で保持するのみならず、塩水タンクTKの変形を案内するガイド手段としても機能するものである。このような保持部材510により、塩水タンクTKが引出DR1等に干渉してしまうことが確実に防止される。
尚、塩水タンクTKが変形していなくても、例えば、引出DR1に巨大な収納物を収納した状態で、引出DR1が動かされてしまうことにより、当該収納物が塩水タンクTKに当たってしまうようなことも考えられる。しかしながら、本実施形態においては、塩水タンクTKの下面全体を保持部材510が支えているため、収納物は保持部材510に当たることとなり、塩水タンクTKに直接当たってしまうようなことはない。
以上のように、保持部材510が塩水タンクTKの変形を案内し、且つ塩水タンクTKを引出DR1等から保護しているため、塩水タンクTKと引出DR1等との干渉が確実に防止されている。
図6を参照しながら、塩水タンクTK及び保持部材510の具体的な構成を更に説明する。図6は、塩水タンクTKを保持部材510が保持している状態を、使用者にとって左側の側面から見た状態を模式的に示した図である。
図6に示したように、保持部材510のうち塩水タンクTKが載せられている上面511は、水平面に対してわずかに傾斜した平面となっている。このため、塩水タンクTKも傾斜した状態となっており、塩水の出口である排出部OLが最も下方側となっている。
つまり、保持部材510は、引出DR1等に干渉しないように塩水タンクTKの変形を案内することに加えて、排出部OLが下方側となるように塩水タンクが傾斜している状態を維持しながら、塩水タンクTKの変形を案内するものとなっている。塩水タンクTK内に塩水が残っているにもかかわらず、排出部OLよりも下方側に残留した塩水を供給配管410に供給できなくなってしまうようなことが防止されるため、塩水タンクTKを頻繁に交換することなく、長期間に亘って除菌水を生成し吐出することが可能となっている。
塩水タンクTKの内部のうち排出部OLの近傍の部分には、支持部材520が配置されている。支持部材520は、塩水タンクTKよりも硬質の樹脂で形成されており、塩水タンクTKの内面を上下に支えている。このような支持部材520が内部に配置されているため、塩水タンクTKは、排出部OLの近傍が先に潰れてしまうことが無い。塩水タンクTK内に塩水が残っているにもかかわらず、変形により塩水の供給経路が遮断されてしまうようなことが防止されるため、塩水タンクTKを頻繁に交換することなく、長期間に亘って除菌水を生成し吐出することが可能となっている。
尚、保持部材510には、塩水タンクTKを上方から加圧する加圧部材を更に備えてもよい。このような加圧部材の例を図7に示した。
図7に示された保持部材510は、加圧部材としてのローラー530を更に備えている。ローラー530は、円筒形上の部材であって、その中心軸が使用者から見て左右方向に沿うように(図7では、紙面に対し垂直な方向に沿うように)配置されている。また、ローラー530は、ばね531によって奥側(図7では左側)に向けて付勢されている。塩水タンクTKは、その排出部OLとは反対側の部分が保持部材510とローラー530とによって挟まれた状態となっており、且つローラー530によって僅かに加圧された状態となっている。
このような構成により、塩水タンクTKは、内部の塩水が減少するに伴って手前側(図7では右側)の部分から先に潰れるように変形して行くため、排出部OLの近傍は貯留された塩水が無くなるまで潰れてしまうことがない。
加圧部材の別の例を図8に示した。図8に示された保持部材510は、加圧部材としての上側プレート540を更に備えている。上側プレート540は、金属製の平板であって、その下面541が水平な平面となっている。また、上側プレート540は、複数のばね542、543によって下方に向けて付勢されている。塩水タンクTKは、保持部材510の上面511と上側プレート540の下面541とによって上下に挟まれた状態となっており、且つ上側プレート540によって僅かに加圧された状態となっている。
図8に示したように、上面511は傾斜した平面であり、下面541は水平な平面であるから、塩水タンクTKは、内部の塩水が減少するに伴って手前側(図8では右側)の部分から先に潰れるように変形して行く。このため、排出部OLの近傍は、貯留された塩水が無くなるまで潰れてしまうことがない。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
WD:除菌水生成装置
100:メインスパウト
200:除菌用スパウト
310:給水配管
320:電磁弁
330:流量調整弁
340:流量センサー
350:バッファ槽
360:電解槽
371,372:電極
SC:スケール
SCa:塊
410:供給配管
420:逆止弁
430:供給ポンプ
510:保持部材
511:上面
520:支持部材
530:ローラー
540:上側プレート
541:下面
CB:キャビネット
DR1,DR2,DR3:引出
HS:水平面
OB:収納物
OL:排出部
P:合流部
SK:シンク
TK:塩水タンク

Claims (3)

  1. 次亜塩素酸を含む除菌水を生成し吐出する除菌水生成装置であって、
    外部から供給された水が通る給水路と、
    内部に塩水が貯留された塩水タンクと、
    前記給水路内の水に前記塩水を供給する塩水供給手段と、
    前記給水路のうち、前記塩水供給手段によって前記塩水が供給される部分よりも下流側の部分に配置されており、内部に水を貯留する貯留槽と、
    前記貯留槽の内部に配置された一対の電極に電圧を印加し、前記貯留槽内の水を電気分解することにより前記除菌水を生成する除菌水生成手段と、
    前記給水路のうち前記貯留槽よりも下流側の部分に配置されており、吐出孔から前記除菌水を霧状に吐出する吐出手段と、を備え、
    前記除菌水生成手段は、前記電極に印加する電圧の方向を定期的に反転させるものであって、
    前記塩水タンクに貯留されている前記塩水が酸性であることを特徴とする除菌水生成装置。
  2. 前記給水路内の水が前記塩水タンク内に流入することを防止するための逆流防止手段を更に備えたことを特徴とする、請求項1に記載の除菌水生成装置。
  3. 前記塩水タンクは、外気の導入を伴うことなく前記塩水を流出させるよう、前記塩水の残量が少なくなるに従ってその外形を変化させるものであることを特徴とする、請求項2に記載の除菌水生成装置。
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