JP2015192507A - 太陽電池パネル架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池パネル架台の支柱に加わる曲げモーメントを抑制する。【解決手段】太陽電池パネル架台は、基礎4に固定される支柱取付金具30と、支柱取付金具30に固定される支柱10と、支柱10上に架設され太陽光パネルを支持可能な縦レールおよび/または横レールと、隣合う支柱の一方の上部と他方の下部とを連結するブレス14と、ブレス14の下端を支柱取付金具30に連結するブレス固定金具34と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池パネルを支持する太陽電池パネル架台に関する。
太陽電池パネルは、地面に対して傾斜させて設置すると発電効率などの点から好ましいことが知られている。特許文献1には、太陽電池パネルを所定の姿勢に保持して設置する太陽電池パネル架台が開示されている。
特開2012−52346号公報
積雪地域に設置される太陽電池パネル架台には、太陽電池パネル上に積もった雪の荷重により、架台の支柱や横レールに大きな力が加わる。この力を分散させて太陽電池パネル架台の構造強度を高めるために、架台にブレス(筋交い)を追加した構造が知られている。
従来の太陽電池パネル架台では、支柱の中間部に取り付けたブレス固定金具を介して、ブレスが支柱に固定されているものが多い。この固定方法では、支柱と基礎との接続箇所とブレス固定金具との間が離れているため、支柱の曲げモーメントが大きくなる。このため、支柱をアルミニウム合金などの比較的強度の低い材料で製造すると、支柱の負荷が大きくなる垂直積雪量の多い地域などでは太陽電池パネル架台を設置することが困難であった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、太陽電池パネル架台の支柱に加わる曲げモーメントを抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、基礎に固定される支柱取付金具と、支柱取付金具に固定される支柱と、支柱上に架設され、太陽光パネルを支持可能な縦レールおよび/または横レールと、隣合う支柱の一方の上部と他方の下部とを連結するブレスと、ブレスの下端を支柱取付金具に連結するブレス固定金具と、を備える太陽電池パネル架台を提供する。
この態様によると、ブレス固定金具を支柱の途中に接続するよりも、支柱に生じるモーメントを抑制することができ、したがって支柱に必要な曲げ強度を小さくすることができる。このため、従来よりも強度の低い材料(例えばアルミニウム合金)を用いて太陽電池パネル架台を製造することができる
支柱取付金具、支柱およびブレス固定金具が共通のボルトを用いて共締めされてもよい。これによると、部品点数を削減できるとともに、太陽電池パネル架台の施工作業の効率を高めることができる。
ブレス固定金具において、ブレスを連結するボルトが挿通される孔が、共通のボルトが挿通される孔よりも上側に位置してもよい。これによると、ブレス固定金具にブレスを仮止めした状態で、支柱取付金具、支柱およびブレス固定金具を共締めすることが可能になる。
支柱取付金具は、互いに平行に延び支柱が介在する二枚の立壁を有し、ブレス固定金具は、立壁と垂直に延びブレスが介在する二枚の対向壁を有していてもよい。これによると、支柱の間口方向の曲げモーメントに対抗するのに有利である。また、支柱取付金具とブレス固定金具の壁の延びる方向を互いに垂直にすることで、支柱取付金具に別のブレス(例えば間口ブレス)をさらに固定することが可能になる。
ブレスは奥行方向に延びてもよい。このブレスにより、水下側の横レールにかかる荷重を水上側の基礎に分散することができる。
支柱取付金具および/またはブレス固定金具は押し出し成形品であってもよい。これにより、支柱取付金具および/またはブレス固定金具を安価に製造することができる。
支柱と横レールとを固定する上側支柱取付金具をさらに備え、ブレスの上端が上側支柱取付金具に連結されてもよい。これによると、支柱の肉厚が比較的小さくても、ブレスを支柱と連結することが可能になる。
本発明によれば、太陽電池パネル架台の支柱に加わる曲げモーメントを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る太陽電池パネル架台を使用した太陽電池装置の概略斜視図である。 図1の太陽電池装置の太陽電池パネルの一部を省略または透過させて表した図である。 奥行方向に隣合う一組の水上側支柱および水下側支柱の拡大斜視図である。 水上側支柱と基礎との取付部分をさらに拡大して示す図である。 図3の水上側支柱と水下側支柱の側面図である。 水下側支柱の上部の拡大斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る太陽電池パネル架台1を使用した太陽電池装置100の概略斜視図である。
太陽電池装置100は、縦横に配列された複数枚の太陽電池パネル2と、太陽電池パネルを所定の位置に所定の姿勢で保持する太陽電池パネル架台1と、で構成される。太陽電池パネル2は、ガラス板表面に多数の太陽電池素子が配置された全体として板状の部材であり、太陽光の照射により電力を発生させるように構成されている。
図1から分かるように、太陽電池パネル架台1は、支柱の一方側が低く、他方側が高くされており、太陽電池パネル2を水平面に対して所定の角度に傾斜して支持する。この角度は、太陽光の照射角度、向き、隣接する太陽電池装置との関係などから決定され、通常は10°〜35°である。
太陽電池パネル2の傾斜支持は、パネル上の水や雪を傾斜により下に落とすという目的もある。以下の説明では、太陽電池パネル架台1のうち低い側を「水下側」と、高い側を「水上側」と呼ぶ。また、図中に矢印で示す二方向を「間口方向」、「奥行方向」と呼ぶ。
図2は、図1の太陽電池装置100の太陽電池パネル2の一部を省略または透過させて表した図である。
太陽電池パネル架台1は、基礎4、水上側支柱10、水下側支柱12、縦レール20、横レール22、奥行ブレス14および間口ブレス16を備える。
基礎4は、敷地に太陽電池パネル架台1を設置する際の基礎となる部材であり、例えばブロック状のコンクリートにより形成される。基礎4の下部は地面に埋設され、その上部を地表から突出させるように設置される。図示の例では、基礎4は、太陽電池パネル架台1の間口方向に三列、奥行方向に二列設けられ、所定の間隔を空けて設置されている。
水上側支柱10および水下側支柱12は、基礎4に固定され垂直方向に延びる長尺の棒状部材である。水上側支柱10および水下側支柱12と基礎4との取付については、図3および4を参照して詳細に説明する。
横レール22は、三本の水上側支柱10および三本の水下側支柱12によってそれぞれ架設される、長尺の棒状部材である。縦レール20は、2本の横レール22の間に、地面に対して傾斜するように架設される。太陽電池パネル2は、縦レール20および横レール22によって形成される格子の上に配置される。
間口ブレス16は、間口方向に隣合う水上側支柱10または水下側支柱12の一方の上部と他方の下部とを連結する部材である。太陽電池パネル2上に雪が積もると、支柱10、12および横レール22に大きな力が加わる。雪が積もった状態で地震が発生すると、基礎4に水平方向の力が加わる。また、強風の吹き上げ時には、横レール22と支柱の接続部分に力が加わる。間口ブレス16は、上記の力を複数の支柱および基礎に分散させることで、太陽電池パネル架台1の構造強度を高める役割を有している。
奥行ブレス14は、奥行方向に隣合う水下側支柱12の上部と水上側支柱10の下部とを連結する部材である。太陽電池パネル2上の雪がずれ落ちるとき、水下側の横レール22と水下側支柱12に大きな力が加わる。この状態で地震が発生すると、基礎4に水平方向の力が加わる。また、強風の吹き上げ時には、水下側の横レール22と水下側支柱12の接合部分に力が加わる。奥行ブレス14は、上記の力を水下側の構造から水上側の構造に分散させることで、太陽電池パネル架台1の構造強度を高める役割を有している。
なお、基礎4および支柱10、12の本数は、太陽電池装置100が設置される敷地の大きさによって適宜決定され、図示の数に限定されるものではない。また、縦レール20および横レール22の本数は、支柱10、12の本数によって決定される。
図3は、奥行方向に隣合う一組の水上側支柱10および水下側支柱12の拡大斜視図であり、図4は、水上側支柱10と基礎4との取付部分をさらに拡大して示す図である。
支柱取付金具30は、基礎4の上面に配置される底板30aと、底板30aから垂直方向に立設され互いに平行に延びる二枚の立壁30bと、を有している。
底板30aには、基礎4の上面に予め埋め込まれたアンカーボルト32を挿通するボルト孔(図示せず)が形成されており、アンカーボルト32にナットを締め付けることにより、基礎4に対して支柱取付金具30が固定される。支柱取付金具30と基礎4の上面との間にスペーサーが挟まれてもよい。
二枚の立壁30bは、支柱10の厚さよりもわずかに広い間隔で配置される。立壁30bには、それぞれ2個のボルト孔30cが形成されている。このボルト孔30cは、支柱10に空けられている貫通孔(図示せず)と等間隔である。立壁30bには、さらに別のボルト孔30dが空けられていてもよい。このボルト孔30dは、間口ブレス16を支柱取付金具30に連結するために使用される。
支柱取付金具30には、ブレス固定金具34が締結される。ブレス固定金具34は、奥行ブレス14の下端すなわち水下側端部を支柱取付金具30に連結するための部材である。
ブレス固定金具34は、互いに平行に延びる二つの対向壁34aと、これを接続する底壁34bと、を有し、全体としてコの字形状をしている。二つの対向壁34aの間隔は、奥行ブレス14の厚さよりもわずかに広くされている。底壁34bには、支柱取付金具30の立壁30bに空けられたボルト孔30cと等間隔のボルト孔34dが空けられている。また、各対向壁34aにもボルト孔34cが空けられている。奥行ブレス14の水下側端部に空けられた貫通孔14aとボルト孔34cに六角ボルト36を挿通してナット38を締めることにより、奥行ブレス14がブレス固定金具34に固定される。
図4から分かるように、支柱取付金具30、支柱10およびブレス固定金具34は、共通のボルトにより共締めされる。より具体的には、支柱取付金具30の立壁30bに形成されたボルト孔30cと、支柱10の貫通孔と、ブレス固定金具34の底壁34bに形成されたボルト孔34dに、長軸の六角ボルト56が挿通され、ナット58により締結される。このような共締め構造を採用することで、締結に要する部品点数の削減と作業工程の単純化を実現することができる。
本実施形態では、ブレス固定金具34を介して、奥行ブレス14が支柱取付金具30に直接連結されている。このような構造にすると、奥行ブレス14からの荷重が水上側支柱10の根元すなわち基礎4の比較的近くに加わることになる。したがって、水上側支柱10の中間部に奥行ブレスが連結される場合と比較して、水上側支柱10に加わる曲げモーメントを小さくすることができる。よって、支柱の必要曲げ強度を抑えることができる。
なお、この実施形態では、支柱取付金具の立壁30bが太陽電池パネル架台1の間口方向と平行に延び、ブレス固定金具34の対向壁34aが太陽電池パネル架台1の奥行方向と平行に延びるように配置されている。通常、水上側支柱10の間口方向の曲げモーメントの方が、奥行方向の曲げモーメントよりも大きい。そこで、支柱取付金具30の立壁30bを間口方向に延ばし、その分底板30aの底面積を大きくすることで、間口方向の曲げモーメントに十分対抗できるようになっている。しかしながら、太陽電池パネル架台1の構造によっては、支柱取付金具の立壁30bを太陽電池パネル架台の奥行方向に延びるように配置してもよい。
また、支柱取付金具30の立壁30bとブレス固定金具34の対向壁34aの延びる方向を互いに垂直にすることで、支柱取付金具30に間口ブレス16をさらに固定することができる。
図5は、図3の水上側支柱10と水下側支柱12の側面図である。
通常、奥行ブレス14を太陽電池パネル架台1に取り付ける場合、奥行ブレス14の位置出しが必要になるので、最初に奥行ブレス14の水下側端部をブレス固定金具34に仮止めした状態で、ブレス固定金具34を支柱取付金具30および支柱10と共締めする必要がある。そこで、本実施形態では、図5から分かるように、ブレス固定金具34において奥行ブレス14を固定するボルトが挿通されるボルト孔34cが、共締め用のボルトが挿通されるボルト孔34dよりも上側に配置されている。これにより、奥行ブレス14の水下側端部を仮留めした後でも、水下側端部の下方に空間ができるため、その状態のままボルト56を用いてブレス固定金具34を支柱取付金具30および支柱10と共締めすることが可能となっている。
図6は、図3の水下側支柱12の上部の拡大斜視図である。
水下側支柱12の上部には、上側支柱取付金具42が固定される。上側支柱取付金具42は、水下側支柱12と横レール22とを接続する部材である。上側支柱取付金具42は、横レール22が載置される底板42aと、底板42aから垂直方向に立設され互いに平行に延びる二枚の立壁42bと、を有している。
底板42aには、横レール22を締結するボルトを通すための切り欠き42eが形成されており、ナット72を締め付けることにより横レール22と水下側支柱12とが接続される。
二枚の立壁42bは、支柱12の厚さよりもわずかに広い間隔で配置される。各立壁42bには、支柱12に空けられた貫通孔(図示せず)と等間隔のボルト孔が空けられており、ボルト76およびナット78を用いて立壁42bに支柱12が締結される。
二枚の立壁42bには、奥行ブレス14の上端すなわち水下側端部を締結するためのボルト孔も空けられており、ボルト46を用いて奥行ブレス14が締結される。
このように、水下側支柱12と横レール22とを固定する上側支柱取付金具42に、奥行ブレス14を連結する構造を追加することで、締結に要する部品点数の削減と作業工程の単純化を実現することができる。また、奥行ブレスを固定するための別の金具を支柱12にねじ留めする必要がないので、その分の支柱の肉厚を確保する必要もない。よって、水下側支柱12の重量を抑制することができる。
また、奥行ブレス14を上側支柱取付金具42に直結することで、奥行ブレスの受ける力を支柱12だけでなく横レール22にも分散させることができる。
また、奥行ブレス14が水下側支柱12の最上部に連結される構造のため、水下側支柱12の中間部に奥行ブレス14が連結される場合と比較して、水下側支柱に加わる曲げモーメントを小さくすることができる。よって、水下側支柱の必要曲げ強度を抑えることができる。
図5から分かるように、上側支柱取付金具42において、支柱を固定するボルトが挿通されるボルト孔42dと、奥行ブレス14を連結するボルトが挿通されるボルト孔42cとは、鉛直方向でほぼ同じ位置にある。これにより、奥行ブレス14からの荷重により水下側支柱12に生じる曲げモーメントを最小にすることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る太陽電池パネル架台では、水上側支柱を基礎に固定する支柱取付金具に奥行ブレスを連結することによって、奥行ブレスが支柱の中間部に連結される場合と比較して、水上側支柱の曲げモーメントを抑制することができる。また、水下支柱と横レールとを接続する上側支柱取付金具に奥行ブレスを連結することによって、奥行ブレスが支柱の中間部に連結される場合と比較して、水下側支柱の曲げモーメントを小さくすることができる。
したがって、支柱の最大曲げ強度を抑制することができ、支柱の負荷が大きい垂直積雪量の多い地域であっても、従来から使用されているステンレス鋼などの鋼材ではなく、より強度の小さいアルミニウム合金などで、太陽電池パネル架台の各部材を製造することが可能になる。
上記のように、支柱取付金具30、ブレス固定金具34および上側支柱取付金具42は比較的簡単な形状であるため、アルミニウム合金の押し出し成形により製造することができる。アルミニウム合金は耐食性に優れているので、積雪地域に設置する太陽電池パネル架台には特に適している。また、ステンレス鋼などよりも軽量であるので、太陽電池パネル架台の運搬、設置に要する労力も軽減される。但し、当然であるが、支柱取付金具30、ブレス固定金具34および上側支柱取付金具42を他の材料で、鋳造など他の製造方法を用いて製造してもよい。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
1 太陽電池パネル架台、 2 太陽電池パネル、 4 基礎、 10 水上側支柱、 12 水下側支柱、 14 奥行ブレス、 16,18 間口ブレス、 20 縦レール、 22 横レール、 30 支柱取付金具、 30a 底板、 30b 立壁、 34 ブレス固定金具、 34a 対向壁、 42 上側支柱取付金具。

Claims (7)

  1. 基礎に固定される支柱取付金具と、
    前記支柱取付金具に固定される支柱と、
    前記支柱上に架設され、太陽光パネルを支持可能な縦レールおよび/または横レールと、
    隣合う支柱の一方の上部と他方の下部とを連結するブレスと、
    前記ブレスの下端を前記支柱取付金具に連結するブレス固定金具と、
    を備えることを特徴とする太陽電池パネル架台。
  2. 前記支柱取付金具、前記支柱および前記ブレス固定金具が共通のボルトを用いて共締めされることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル架台。
  3. 前記ブレス固定金具において、前記ブレスを連結するボルトが挿通される孔が、前記共通のボルトが挿通される孔よりも上側に位置することを特徴とする請求項2に記載の太陽電池パネル架台。
  4. 前記支柱取付金具は、互いに平行に延び前記支柱が介在する二枚の立壁を有し、
    前記ブレス固定金具は、前記立壁と垂直に延び前記ブレスが介在する二枚の対向壁を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の太陽電池パネル架台。
  5. 前記ブレスは奥行方向に延びることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池パネル架台。
  6. 前記支柱取付金具および/または前記ブレス固定金具は押し出し成形品であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の太陽電池パネル架台。
  7. 前記支柱と前記横レールとを固定する上側支柱取付金具をさらに備え、
    前記ブレスの上端が前記上側支柱取付金具に連結されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の太陽電池パネル架台。
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