JP2015190690A - 車両用冷却装置、及び、これに使用される膨張弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換性が良く、しかも、冷媒用配管に孔加工を施すことなくヒートパイプを使用できる車両用冷却装置及びこれに使用される膨張弁を提供する。【解決手段】コンデンサ4からの高温高圧の冷媒を減圧する膨張弁5と、膨張弁5で減圧された低温低圧の冷媒を空気との間で熱交換させるエバポレータ6とを有し、膨張弁5のボディ10には、コンデンサ4からの冷媒が通る高圧側通路15と、エバポレータ6からの冷媒が通る低圧側通路16とが設けられ、各通路15、16の間を貫通する設置孔17には、熱交換部24,25が各通路15の冷媒に接触する状態でヒートパイプ20が設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、冷凍サイクルを備えた車両用冷却装置、及び、これの冷凍サイクルに使用される膨張弁に関する。
従来より、図4に示すように、冷凍サイクル101の高圧側と低圧側の熱交換をヒートパイプ102を使用して行う車両用冷却装置100が提案されている(特許文献1参照)。図4において、車両用冷却装置100の冷凍サイクル101は、冷媒を圧縮するコンプレッサ103と、コンプレッサ103からの高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサ104と、コンデンサ104からの冷媒を溜めると共に、冷媒を気液に分離するリキッドタンク105と、リキッドタンク105からの冷媒を減圧する膨張弁106と、膨張弁106で減圧された低温低圧の冷媒を外気などの空気との間で熱交換させるエバポレータ107とを備えている。エバポレータ107から流出した冷媒はコンプレッサ103に戻ることにより、冷媒は冷凍サイクル101内を循環する。リキッドタンク105からの高温高圧の冷媒が通る高圧側配管108と、エバポレータ107からの低圧低温の冷媒が通る低圧側配管109との間には、各配管108、109の冷媒の熱交換を行うヒートパイプ102が設けられている。
このヒートパイプ102は、次にようにして設置される。つまり、ヒートパイプ102は、図5に示すように、各配管108,109の外面に接触した状態で保持部材110により各配管108,109に固定されている。又、ヒートパイプ102は、図6に示すように、ヒートパイプ102の両端の熱交換部102a,102bが各配管108,109内に突出するようにして固定されている。
しかしながら、前記従来例において、図5の場合には、ヒートパイプ102が各配管108,109内の冷媒に直接接していないため、熱交換性が悪いという問題がある。一方、図6の場合には、ヒートパイプ102の両端の熱交換部102a,102bが各配管108,109内に突出して冷媒に直接接しているため、熱交換性が良いが、各配管108,109に孔加工する必要がある。特に、高圧側配管108は高圧の冷媒が流れるため、上記のように高圧側配管108に孔加工を施すことを避けたい。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、熱交換性が良く、しかも、冷媒用配管に孔加工を施すことなくヒートパイプを使用できる車両用冷却装置、及び、これに使用される膨張弁を提供することを目的とする。
本発明は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサからの高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサと、前記コンデンサからの高温高圧の冷媒を減圧する膨張弁と、前記膨張弁で減圧された低温低圧の冷媒を空気との間で熱交換させるエバポレータとを有する冷凍サイクルを備えた車両用冷却装置において、前記膨張弁のボディには、前記コンデンサからの冷媒が通る高圧側通路と、前記エバポレータからの冷媒が通る低圧側通路と、前記高圧側通路と前記低圧側通路の間を貫通する設置孔とが設けられ、前記設置孔には、2つの熱交換部が前記高圧側通路の冷媒と前記低圧側通路の冷媒にそれぞれ接触する状態でヒートパイプが設けられたことを特徴とする。
高圧高温の冷媒を減圧する膨張弁であって、ボディに設けられ、コンデンサからの冷媒が通る高圧側通路と、前記ボディに設けられ、エバポレータからの冷媒が通る低圧側通路と、前記ボディに設けられ、前記高圧側通路と前記低圧側通路の間を貫通する設置孔と、2つの熱交換部が前記高圧側通路の冷媒と前記低圧側通路の冷媒にそれぞれ接触する状態で前記設置孔に設置されたヒートパイプとを備えたことを特徴とする。
前記設置孔は、前記高圧側通路側が前記ヒートパイプ(20)の外径よりも孔断面が広く形成されていることが好ましい。前記ヒートパイプの断熱部の外周面と前記設置孔の内周面との間に気密部材が介在されることが好ましい。前記低圧側通路側には、前記ヒートパイプを前記ボディに位置保持する保持部材が配置されていることが好ましい。
本発明によれば、ヒートパイプの蒸発部及び凝縮部が高圧側通路の冷媒と低圧側通路の冷媒にそれぞれ直接接触しているので、高圧側通路の冷媒と低圧側通路の冷媒の間でより効率的に熱交換を行うことができる。従って、熱交換性が良い。しかも、ヒートパイプを膨張弁のボディ内に設置したので、冷媒用配管に孔加工を施すことなくヒートパイプを使用できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施形態を示す。図1に示すように、本実施形態の車両用冷却装置は、冷媒が循環する冷凍サイクル2を備えている。この冷凍サイクル2は、冷媒を圧縮するコンプレッサ3と、コンプレッサ3からの高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサ4と、コンデンサ4からの高温高圧の冷媒を減圧する温度調整式の膨張弁5と、膨張弁5で減圧された低温低圧の冷媒を外気などの空気との間で熱交換させるエバポレータ6とを有する。
図2に示すように、膨張弁5は、ボディ10を有している。このボディ10の一方の側部には、コンデンサ4からの高温高圧の冷媒を受け入れる第1ポート11と、この第1ポート11の上方に配置され、低温低圧の冷媒をコンプレッサ3へ供給する第4ポート14とが設けられている。ボディ10の他方の側部には、高温高圧の冷媒をエバポレータ6へ供給する第2ポート12と、この第2ポート12の上方に配置され、エバポレータ6からの低温低圧の冷媒を受け入れる第3ポート13とが設けられている。
第1ポート11と第2ポート12は、高圧側通路15によって接続されている。高圧側通路15は、入口側通路15a及び出口側通路15bと、各通路15a、15bと直交する方向(上下方向)に延びて、各通路15a、15bを連通する連通路15cとから構成されている。連通路15cには、高圧側通路15を通る冷媒の流量を調整する弁部30が設けられている。第3ポート13と第4ポート14は、高圧側通路15に較べて大径の低圧側通路16によって接続されている。
ボディ10には、高圧側通路15の入口側通路15aと低圧側通路16の間を貫通し、ヒートパイプ20が設置される第1設置孔(設置孔)17と、ボディ10の上端から低圧側通路16を通って連通路15cまで貫通する第2設置孔18とが設けられている。第1設置孔17は、その低圧側通路16側がヒートパイプ20の径よりも少し大きく形成された大径部17aと、高圧側通路15側に形成された円錐状の凹部17cと、大径部17aと凹部17cの間に形成され、ヒートパイプ20の径とほぼ同じ径に形成された小径部17bとから構成されている。凹部17cは、上端から下端に向かって径が次第に大きく形成された円錐形である。これにより、第1設置孔17は、高圧側通路15側(下端側)がヒートパイプ20の外径よりも孔断面が広く形成されている。
ヒートパイプ20の後述する凝縮部25は、低圧側通路16に突出する状態で配置されている。ヒートパイプ20の後述する蒸発部24は、少し先端のみ高圧側通路15に突出する状態で凹部17cに配置されている。
第2設置孔18には、低圧側通路16を通る冷媒の温度及び圧力を感知して弁部30を制御する制御部40が設置されている。
図3(a),(b)に示すように、ヒートパイプ20は、作動液21が封入された有底筒状の円筒管22と、この円筒管22の内周に設けられ、上下方向に延びる多数の細管23とから構成されている。ヒートパイプ20の下部には、高圧側通路15の冷媒と熱交換を行い、内部の作動液21が蒸発する蒸発部(熱交換部)24が形成されている。ヒートパイプ20の上部には、低圧側通路16の冷媒との間で熱交換を行い、内部の作動液21が冷却される凝縮部(熱交換部)25が形成されている。蒸発部24と凝縮部25との間には、作動液21が上下方向に流動する断熱部26が形成される。この断熱部26には、多数の細管23が配置されている。
ヒートパイプ20は、第1設置孔17に設置されている。ヒートパイプ20は、図3(a)、(b)に示すように、密閉された円筒菅22を有する。円筒菅22には、上下端部を除いて内周面に細管23が全周に亘って設けられている。ヒートパイプ20は、下端部及び上端部が熱交換部である蒸発部24及び凝縮部25として形成されている。ヒートパイプ20は、熱交換部以外の中央部が断熱部26として形成されている。円筒菅22内には、作動液21が収容されている。差動液21は、蒸発部24で高圧側通路15の冷媒と熱交換し、高圧側通路15の冷媒を冷却する。熱交換した差動液21は、円筒菅22内を上昇する。上昇した作動液21は、凝縮部25で低圧側通路16の冷媒との間で熱交換し、冷却されて液化する。液化された差動液21は、細管23を介して毛細管現象等により降下し、蒸発部24まで流下する。これにより、ヒートパイプ20の作動液21は、蒸発部24及び凝縮部25で熱交換を行いながら円筒管22内を循環する。
図2に示すように、第1設置孔17の低圧側通路16側には、ヒートパイプ20をボディ10に位置保持する筒状の保持部材27が設けられている。ヒートパイプ20下部の蒸発部24は、凹部17cに挿入されると共に、凹部17cより入口側通路15aに少しだけ突出している。ヒートパイプ20上部の凝縮部25は、低圧側通路16の中心軸位置近傍まで突出している。これにより、第1設置孔17には、蒸発部24及び凝縮部25が高圧側通路15の冷媒と低圧側通路16の冷媒にそれぞれ直接接触する状態でヒートパイプ20が設けられている。
保持部材27は、低圧側通路16を横切って配置され、凹部17cの近傍に至るまで第1設置孔17に挿入されている。保持部材27の下端には、ボディ10との間でOリング等の気密部材50を挟持するフランジ部28が設けられている。気密部材50は、ヒートパイプ20の断熱部26の外周面と第1設置孔17の内周面との間に介在し、ヒートパイプ20とボディ10との間をシールする。保持部材27の上部には、低圧側通路16の冷媒が通り抜ける複数の切欠き部29が設けられているので、低圧側通路16の冷媒がヒートパイプ20上部の凝縮部25と直接接触して熱交換が可能である。
弁部30は、連通路15cを開閉する球状の弁体31と、ボディ10と一体に形成される弁座32とから構成されている。弁座32の下方には、弁体31を受ける弁体受け33と、弁体受け33を介して弁体31を閉じる方向に付勢する巻ばね34と、巻ばね34の付勢力を調整する調整ねじ35とが設けられている。
弁作動部40は、ボディ10の上端から低圧側通路16を横切って配置され、第2設置孔18の途中まで挿入される感温筒部41と、この感温筒部41及び第2設置孔18の残り部分に挿通され、下端が弁体31に当接するシャフト42と、シャフト42の上端が固定されたダイヤフラム44とを有する。ダイヤフラム44は、密閉空間43内の基準ガス圧力と低圧側通路16内の圧力差に応じて中央の上下位置が変位する。このダイヤフラム44の変位でシャフト42を介して弁部30の開度が調整される。
上記構成において、コンプレッサ3で圧縮された高温高圧の冷媒がコンデンサ4にて冷却される。コンデンサ4からの冷媒は、ボディ10の第1ポート11より膨張弁5に流入し、高圧側通路15を通って減圧された後、第2ポート12より流出する。膨張弁5からの冷媒は、エバポレータ6に流入して外気などの空気との間で熱交換される。次に、エバポレータ6からの冷媒は、ボディ10の第3ポート13を介して低圧側通路16を通った後、第4ポート14よりコンプレッサ3へ流出する。このとき、ヒートパイプ20の作動液21が循環しながら、蒸発部24で高圧側通路15の冷媒と熱交換して冷媒の吸熱を行うと共に、凝縮部25で低圧側通路16の冷媒と熱交換して作動液21の放熱を行う。これにより、コンデンサ4で冷却された高温高圧の冷媒が更に冷却される。
以上説明したように、膨張弁5のボディ10には、コンデンサ4からの冷媒が通る高圧側通路15と、エバポレータ6からの冷媒が通る低圧側通路16と、高圧側通路15と低圧側通路16の間を貫通する第1設置孔17とが設けられ、第1設置孔17には、2つの熱交換部である蒸発部24及び凝縮部25が高圧側通路15の冷媒と低圧側通路16の冷媒にそれぞれ接触する状態でヒートパイプ20が設けられている。従って、ヒートパイプ20の蒸発部24及び凝縮部25が高圧側通路15の冷媒と低圧側通路16の冷媒にそれぞれ直接接触しているため、熱交換性が良く、しかも、冷媒用配管に孔加工を施すことなくヒートパイプ20を使用できる。ヒートパイプ20の熱交換作用によって、高圧側通路15の高温高圧の冷媒は、サブクールされるため、エバポレータ6の性能向上に寄与する。 ヒートパイプ20は、熱膨張弁5のボディ10内に配置されるので、ヒートパイプ20の断熱部26が大気に接触しない構造となり、断熱部26が大気との熱の授受が行わず、大気への熱ロスが発生しない。つまり、図6の従来例では、ヒートパイプの断熱部が大気に開放されるため、熱ロスが生じるが、本発明では大気への熱ロスを生じない。図5に示す構造では、大気との接触を防止することができるが、ヒートパイプの全外周を覆うように保持部材を構成する必要があり、部品点数、組み付け工数の増加等をもたらす。
高圧側通路15の入口側通路15aを通る冷媒が凹部17cに流入してヒートパイプ20の蒸発部24と直接接触するので、蒸発部24で高圧側通路15の冷媒との熱交換を十分に行うことできる。これにより、ヒートパイプ20の熱交換性の向上を図ることができる。又、ヒートパイプ20の熱交換性が良好であるので、ヒートパイプ20を高圧側通路15の入口側通路15aに大きく突出させる必要がなく、高圧側通路15を通る冷媒の流路抵抗を抑制することができる。又、ヒートパイプ20による高圧側の冷媒の圧損失を抑制できる。
気密部材50によりヒートパイプ20の断熱部26の外周面と第1設置孔17の内周面との間がシールされているので、高圧側通路15から低圧側通路16へ冷媒が洩れることを防止できる。
ヒートパイプ20をボディ10に位置保持する保持部材27が低圧側通路16側に配置されているので、小径の高圧側通路15を通る高圧の冷媒の流路抵抗が保持部材27により増加することを避けることができる。
なお、上記実施形態では、温度調整式の膨張弁5を例示したが、本発明はこれに限定されず、他の膨張弁であっても適用することができる。
2 冷凍サイクル
3 コンプレッサ
4 コンデンサ
5 膨張弁
6 エバポレータ
10 ボディ
15 高圧側通路
16 低圧側通路
17 第1設置孔(設置孔)
20 ヒートパイプ
24 蒸発部(熱交換部)
25 凝縮部(熱交換部)
27 保持部材
50 気密部材
3 コンプレッサ
4 コンデンサ
5 膨張弁
6 エバポレータ
10 ボディ
15 高圧側通路
16 低圧側通路
17 第1設置孔(設置孔)
20 ヒートパイプ
24 蒸発部(熱交換部)
25 凝縮部(熱交換部)
27 保持部材
50 気密部材
Claims (8)
- 冷媒を圧縮するコンプレッサ(3)と、前記コンプレッサ(3)からの高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサ(4)と、前記コンデンサ(4)からの高温高圧の冷媒を減圧する膨張弁(5)と、前記膨張弁(5)で減圧された低温低圧の冷媒を空気との間で熱交換させるエバポレータ(6)とを有する冷凍サイクル(2)を備えた車両用冷却装置(1)において、
前記膨張弁(5)のボディ(10)には、前記コンデンサ(4)からの冷媒が通る高圧側通路(15)と、前記エバポレータ(6)からの冷媒が通る低圧側通路(16)と、前記高圧側通路(15)と前記低圧側通路(16)の間を貫通する設置孔(17)とが設けられ、
前記設置孔(17)には、2つの熱交換部(24,25)が前記高圧側通路(15)の冷媒と前記低圧側通路(16)の冷媒にそれぞれ接触する状態でヒートパイプ(20)が設けられたことを特徴とする車両用冷却装置。 - 請求項1記載の車両用冷却装置であって、
前記設置孔(17)は、前記高圧側通路(15)側が前記ヒートパイプ(20)の外径よりも孔断面が広く形成されていることを特徴とする車両用冷却装置。 - 請求項1又は請求項2記載の車両用冷却装置であって、
前記ヒートパイプ(20)の断熱部(26)の外周面と前記設置孔(17)の内周面との間に気密部材(50)が介在されることを特徴とする車両用冷却装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用冷却装置であって、
前記低圧側通路(16)側には、前記ヒートパイプ(20)を前記ボディ(10)に位置保持する保持部材(27)が配置されていることを特徴とする車両用冷却装置。 - 高圧高温の冷媒を減圧する膨張弁(5)であって、
ボディ(10)に設けられ、高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサ(4)からの冷媒が通る高圧側通路(15)と、
前記ボディ(10)に設けられ、低温低圧の冷媒を空気との間で熱交換させるエバポレータ(6)からの冷媒が通る低圧側通路(16)と、
前記ボディ(10)に設けられ、前記高圧側通路(15)と前記低圧側通路(16)の間を貫通する設置孔(17)と、
2つの熱交換部(24,25)が前記高圧側通路(15)の冷媒と前記低圧側通路(16)の冷媒にそれぞれ接触する状態で前記設置孔(17)に設置されたヒートパイプ(20)とを備えたことを特徴とする膨張弁(5)。 - 請求項5記載の膨張弁(5)であって、
前記設置孔(17)は、前記高圧側通路(15)側が前記ヒートパイプ(20)の外径よりも孔断面が広く形成されていることを特徴とする膨張弁(5)。 - 請求項5又は請求項6記載の膨張弁(5)であって、
前記ヒートパイプ(20)の断熱部(26)の外周面と前記設置孔(17)の内周面との間に気密部材(50)が介在されることを特徴とする膨張弁(5)。 - 請求項5〜請求項7のいずれかに記載の膨張弁(5)であって、
前記低圧側通路(16)側には、前記ヒートパイプ(20)を前記ボディ(10)に位置保持する保持部材(27)が配置されていることを特徴とする膨張弁(5)。
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---|---|---|---|
JP2014068315A JP2015190690A (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 車両用冷却装置、及び、これに使用される膨張弁 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018121418A1 (zh) * | 2016-12-29 | 2018-07-05 | 比亚迪股份有限公司 | 膨胀开关阀 |
WO2018121417A1 (zh) * | 2016-12-29 | 2018-07-05 | 比亚迪股份有限公司 | 膨胀开关阀 |
WO2022135076A1 (zh) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 法雷奥汽车空调湖北有限公司 | 一种电子膨胀阀 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014068315A patent/JP2015190690A/ja active Pending
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