JP2014134331A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014134331A JP2014134331A JP2013001884A JP2013001884A JP2014134331A JP 2014134331 A JP2014134331 A JP 2014134331A JP 2013001884 A JP2013001884 A JP 2013001884A JP 2013001884 A JP2013001884 A JP 2013001884A JP 2014134331 A JP2014134331 A JP 2014134331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- refrigerant
- evaporator
- capillary tubes
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】複数本のキャピラリーチューブを1本の蒸発器の冷媒管の接続端部に接続するのに、高圧の冷媒の確実な漏れ防止が簡単にでき、部品コストもかからなくする。
【解決手段】蒸発器4の冷媒の通る冷媒管41の接続端部と複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの接続端部とを接続するジョイント管9を有し、ジョイント管9は、蒸発器4の冷媒管41の接続端部をその一端91に挿入して接続し、他端92を窪ませて複数の小径管部93A,93Bができる形状に変形し、複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの接続端部を当該変形部のそれぞれの小径管部93A,93Bに挿入して接続した冷蔵庫。
【選択図】 図6
【解決手段】蒸発器4の冷媒の通る冷媒管41の接続端部と複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの接続端部とを接続するジョイント管9を有し、ジョイント管9は、蒸発器4の冷媒管41の接続端部をその一端91に挿入して接続し、他端92を窪ませて複数の小径管部93A,93Bができる形状に変形し、複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの接続端部を当該変形部のそれぞれの小径管部93A,93Bに挿入して接続した冷蔵庫。
【選択図】 図6
Description
実施形態は、蒸発器と複数本のキャピラリーチューブとを接続するジョイント管を有する冷蔵庫に関する。
従来、複数本のキャピラリーチューブを使用する冷蔵庫では、複数本のキャピラリーチューブを1本の蒸発器の冷媒管の接続端部に接続するためにリードパイプを利用し、リードパイプの中に複数本のキャピラリーチューブを挿入して隙間を溶接によって密閉する接続手法を採用している。
しかしながら、このような冷蔵庫では、高圧の冷媒ガスの漏れ防止対策に細心の注意を払いながらリードパイプに対して複数本のキャピラリーチューブを挿入して仮止めし、隙間を密閉するように溶接する技術が難しく、その点でコスト高となる問題点があった。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、複数本のキャピラリーチューブを1本の蒸発器の冷媒管の接続端部に接続するのに、円管に円管を挿入して接続し溶接その他の手段で密閉するという簡単な作業方法により高圧の冷媒ガスの漏れ防止が簡単にでき、部品コストもかからない冷蔵庫を提供することを目的とする。
実施形態の冷蔵庫は、蒸発器の冷媒の通る冷媒管の接続端部と複数本のキャピラリーチューブそれぞれの接続端部とを接続するジョイント管を有し、前記ジョイント管は、前記蒸発器の冷媒管の接続端部を一端に挿入して接続し、他端を窪ませて複数の小径管部ができる形状に変形し、前記複数本のキャピラリーチューブそれぞれの接続端部を当該変形部のそれぞれの小径管部に挿入して接続したことを特徴とする。
以下、実施の形態を図に基づいて詳説する。
図1に示すように、実施形態の冷蔵庫の冷凍サイクル1は、圧縮機2、凝縮器3、冷却器としての蒸発器4、これに空気を通過させて冷気を取り出す送風機5、2本のキャピラリーチューブ6A,6B、そしてアキュムレータ7、2本のキャピラリーチューブ6A,6Bのいずれか一方、あるいは両方に冷媒を通し、さらにはいずれも遮断する切り換えを行う切換弁8を備えている。これら2本のキャピラリーチューブ6A,6Bは、共通の1体の蒸発器4の冷媒管41に、ジョイント管9により接続されている。
この冷凍サイクル1では、圧縮機2を駆動することによって配管内の冷媒が矢印方向に流される。凝縮器3を通過することによって冷媒の気体部分が液化され、冷媒は高圧液体となって切換弁8に供給される。切換弁8の部分では、2本のキャピラリーチューブ6A,6Bのいずれか一方、あるいは両方に冷媒を通し、さらにはいずれも遮断する切り換えを行い、これらのキャピラリーチューブ6A,6Bからジョイント管9を経て蒸発器4の冷媒管41に冷媒が所定量供給されることになる。また切換弁8が閉じていれば冷媒の流れは停止する。
キャピラリーチューブ6A,6Bのいずれか一方、あるいは両方を通る液体状の冷媒はその出口から蒸発器4を通過する間に膨張して気化し、低温の気体となる。その後、熱交換により外部の温熱を吸収して高温となった気体の冷媒がアキュムレータ7を経て圧縮機2に戻される。蒸発器4の部分に設置されている送風機5は、この蒸発器4に外気を吹き付けて蒸発器4の放熱フィンと接触させ、蒸発器4から冷熱を奪って低温にし、これを冷蔵庫内に送り込む働きをする。
図2〜図5に示すように、ジョイント管9は、適切な長さの円管の一端部を断面が8の字状となるように窪ませる変形加工を行うことによって形成されたものである。したがって、ジョイント管9の蒸発器接続側91は元の円管のままであり、変形加工されたキャピラリーチューブ接続側92は断面が8の字状となっている。この断面が8の字状のキャピラリーチューブ接続側92には、互いに窪み部94により隔てられた同径の小径管部93A,93Bが形成されている。
図6に示すように、ジョイント管9の蒸発器接続側91の冷媒管41への接続は、この蒸発器接続側91の端部開口に冷媒管41を挿入して溶接することにより行われる。同様にジョイント管9のキャピラリーチューブ接続側92への2本のキャピラリーチューブ6A,6Bの接続も、2本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの端部を小径管部93A,93Bそれぞれに挿入して溶接することにより行われる。
以上の構成の冷蔵庫では、切換弁8が2本のキャピラリーチューブ6A,6Bのいずれか一方、あるいは両方に冷媒を通し、さらにはいずれも遮断する切り換えを行い、これらのキャピラリーチューブ6A,6Bからジョイント管9を経て蒸発器4の冷媒管41に冷媒が所定量ずつ供給されることになる。
この動作によって、キャピラリーチューブ6A,6Bを介した蒸発器4への冷媒の流路抵抗を可変にすることが可能となる。三方弁8においてキャピラリーチューブ6A,6Bへの両方の弁が閉じているときに流路抵抗は最大となり、両方が開いているときに最小となる。したがって、冷媒の流路抵抗は、最大〜最小の間で可変制御される。
本実施形態の冷蔵庫によれば、ジョイント管9の蒸発器接続側91に蒸発器4の冷媒を通す配管である冷媒管41の一端を挿入し溶接により密閉するようにして接続し、一方、ジョイント管9のキャピラリーチューブ接続側92の端部を窪ませて複数のキャピラリーチューブ接続用の小径管部93A,93Bが形成されるように変形し、それぞれの小径管部93A,93Bに複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bそれぞれの端部を挿入し溶接して密閉するようにして接続しているので、複数本のキャピラリーチューブ6A,6Bと蒸発器4の冷媒管41との接続がこのジョイント管9を用いることによって容易に、かつ確実に行える。加えて、用いるジョイント管9は元は円管の一端部だけを所定の形状になるように窪ませる変形をするだけで得られたものであるので、その製造コストが低くでき、上記の接続作業の容易性も加えて、冷蔵庫としてのコストの低減が図れる利点がある。
尚、上記の実施形態では、外径の等しいキャピラリーチューブ6A,6Bを用いたが、キャピラリーチューブ6A,6Bとして外径の異なるものを用いることもあり得る。そのような場合には、ジョイント管9として、接続するキャピラリーチューブの外径に応じて小径管部93A,93Bの内径を両方で異なって寸法のものになるように変形加工することにより対応することができる。
1 冷凍サイクル
2 圧縮機
3 凝縮器
4 蒸発器
41 冷媒管
5 送風機
6A,6B キャピラリーチューブ
8 切換弁
9 ジョイント管
91 蒸発器接続側
92 キャピラリーチューブ接続側
93A,93B 小径管部
94 窪み部
2 圧縮機
3 凝縮器
4 蒸発器
41 冷媒管
5 送風機
6A,6B キャピラリーチューブ
8 切換弁
9 ジョイント管
91 蒸発器接続側
92 キャピラリーチューブ接続側
93A,93B 小径管部
94 窪み部
Claims (3)
- 蒸発器の冷媒の通る冷媒管の接続端部と複数本のキャピラリーチューブそれぞれの接続端部とを接続するジョイント管を有し、
前記ジョイント管は、前記蒸発器の冷媒管の接続端部を一端に挿入して接続し、他端を窪ませて複数の小径管部ができる形状に変形し、前記複数本のキャピラリーチューブそれぞれの接続端部を当該変形部のそれぞれの小径管部に挿入して接続したことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記ジョイント管は、1本の円管の一端部を断面が8の字状になるように窪ませて前記変形部に2個の小径管部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記ジョイント管は、前記変形部に前記複数のキャピラリーチューブそれぞれの同一径の接続端部を挿入して接続する小径管部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001884A JP2014134331A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001884A JP2014134331A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014134331A true JP2014134331A (ja) | 2014-07-24 |
Family
ID=51412747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013001884A Pending JP2014134331A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014134331A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019138935A1 (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2013
- 2013-01-09 JP JP2013001884A patent/JP2014134331A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019138935A1 (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
JP7126040B2 (ja) | 2018-01-11 | 2022-08-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8549873B2 (en) | Heat exchanger, welding member and air conditioner | |
US10228171B2 (en) | Accumulator, air-conditioning apparatus and method for manufacturing accumulator | |
JP2007032949A (ja) | 熱交換器 | |
JP2006003071A (ja) | 熱交換器 | |
JP2011117710A (ja) | 液体過冷システム | |
JP2014115074A (ja) | 空調システムの内部熱交換器 | |
JP2014134331A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2009041798A (ja) | 熱交換器 | |
KR101461077B1 (ko) | 열교환기 | |
JP2015190690A (ja) | 車両用冷却装置、及び、これに使用される膨張弁 | |
JP2014055748A (ja) | 内部熱交換器とその製造方法 | |
CN103245134A (zh) | 一种用于制冷空调系统的回热器 | |
JP7460881B2 (ja) | プレート型冷媒配管、及び、冷凍装置 | |
KR102204295B1 (ko) | 증발기용 헤더 탱크 | |
KR20140054864A (ko) | 차량용 공조장치의 이중관식 열교환기 | |
CN207280024U (zh) | 一种焊管翅片蒸发器 | |
JP2013088092A (ja) | 熱交換器 | |
KR20130090108A (ko) | 핀형 열교환기와 이것의 제조 방법 | |
JP7436789B2 (ja) | プレート型冷媒配管、及び、冷凍装置 | |
KR101047346B1 (ko) | 리브를 가진 이중관의 유로방향전환부 형성방법 | |
JP2012078022A (ja) | 熱交換装置及びこれを用いた冷却庫 | |
WO2020144809A1 (ja) | 熱交換器、及び冷凍サイクル装置 | |
JP2008002771A (ja) | 冷凍サイクル用部品 | |
US20180100705A1 (en) | Extruded Tube For Simplifying The Formation Of An Internal Heat Exchanger For A Closed Cycle Refrigeration System | |
KR20160119378A (ko) | 일체형 커넥터를 갖는 이중관 열교환기 |