JP2015188572A - 介護装置 - Google Patents

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Yoshiteru Kubo
吉輝 久保
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Abstract

【課題】寝たきり状態にある被介護者の身体に容易に着脱することができる被介護者保持具を備え、介護者の負担を軽減する介護装置を提供する。【解決手段】布団3又はベッドを幅方向に跨ぐことができるフレーム1における基部5にはキャスター9を取り付け、該フレームの上部には巻き取り手段11を配設し、該巻き取り手段には一対の吊りベルト13を巻き取り・繰り出し自在に巻装し、当該一対の吊りベルト間には被介護者保持具としての臀部支持板21と背もたれ紐23とを着脱自在に取り付けたことを特徴とする介護装置。前記臀部支持板は可撓性を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、介護装置に関するものであり、特に畳上に敷かれた布団又はベッドに横たわる被介護者を吊り上げ、或いは吊り上げて移動させることができるようにした介護装置に係るものである。
被介護者をベッドから吊り上げて移動させるようにした介護装置(以下「従来の介護装置」という。)は、例えば実開平6−25290号公報等により開示されている。
実開平6−25290号公報に示す従来の介護装置は、フレームに水平レールを配設し、モータにより回転する巻き取りドラムを該水平レールに沿って移動自在となし、該巻き取りドラムに平ベルトを巻装し、該平ベルトにハンガー部を取り付け、該ハンガー部に被介護者保持具を取り付け、該被介護者保持具に被介護者を保持させるようにしてなるものである。
実開平6−25290号公報
しかるに、上記従来の介護装置における被介護者保持具は、寝たきり状態にある被介護者の身体に容易に着脱することができない。
寝たきり状態にある被介護者の身体に被介護者保持具を着脱する作業は介護者に大きな負担を強いるものである。その結果、介護者は腰、肩、腕等の不具合に悩まされることが多い。また、被介護者の身体に被介護者保持具を着脱する作業が介護者に大きな肉体的負担を強いることは、被介護者に大きな心理的負担となる。
このような点に鑑み、本発明は、寝たきり状態にある被介護者の身体に容易に着脱することができる被介護者保持具を備え、介護者の負担を軽減する介護装置を提供しようとしてなされたものである。
本発明は、上記課題を解決するために、下記の介護装置を提供する。
(1)布団又はベッドを幅方向に跨ぐことができるフレームにおける基部にはキャスターを取り付け、該フレームの上部には巻き取り手段を配設し、該巻き取り手段には一対の吊りベルトを巻き取り・繰り出し自在に巻装し、当該一対の吊りベルト間には被介護者保持具としての臀部支持板と背もたれ紐とを着脱自在に取り付けたことを特徴とする介護装置(請求項1)。
(2)前記臀部支持板は可撓性を有する(請求項2)。
[請求項1の発明]
被介護者保持具としての臀部支持板と背もたれ紐とは、それぞれ一対の吊りベルト間に着脱自在に取り付けられているため、布団又はベッドに上向きに横たわる被介護者を吊り上げる際には、介護装置のフレームを布団又はベッドを幅方向に跨がせた状態となし、臀部支持板と背もたれ紐とを吊りベルトから取り外し、臀部支持板を被介護者の臀部附近と布団又はベッドとの間に差し込み、背もたれ紐を被介護者の背部と布団又はベッドとの間に差し込んだ後(図5参照)、該臀部支持板を一対の吊りベルト間に取り付け、該背もたれ紐の両端を被介護者の脇の下を通して当該一対の吊りベルト間に取り付ければよい(図6参照)。この状態で巻き取り手段により吊りベルトを巻き取ることにより、被介護者は臀部支持板と背もたれ紐に支持された状態で吊り上げられる(図7参照。)。また、被介護者を布団又はベッド上に戻す際には、巻き取り手段により吊りベルトを下降させて該臀部支持板と背もたれ紐とを布団又はベッドに当接させた状態で該臀部支持板と背もたれ紐とを吊りベルトから外し、被介護者と布団又はベッドとの間から該臀部支持板と背もたれ紐とを抜き取った後、吊りベルトを上昇させるのである。したがって、被介護者保持具としての臀部支持板と背もたれ紐とを被介護者に着脱する作業は容易であり、介護者の肉体的負担が著しく軽減される。その結果、被介護者の心理的負担も軽減される。
被介護者保持具として臀部支持体のみを用い、該臀部支持体に被介護者の腰を支持させて被介護者の腰を布団又はベッドから若干上方に浮かせることにより(図8参照)、オムツの交換、ズボンの着脱等の作業を容易に行うことができる。また、被介護者を布団又はベッドから吊り上げた状態で介護装置をフレーム基部のキャスターにより布団又はベッドから移動させ、被介護者をベッド近傍の車いすに乗せ、更には、被介護者を吊り上げたままベッド近傍の簡易トイレを使用させ、或いは被介護者を入浴させることができる。
[請求項2の発明]
前記臀部支持板は可撓性を有するため、被介護者をより安定的に支持することができ、被介護者に与える苦痛も軽減される。
図1は、本発明による介護装置の一例を示す斜視図である。 図2は、布団を幅方向に跨がせた状態の同上介護装置を示す正面図である。 図3は、一対の吊りベルトと臀部支持板とを示す正面図である。 図4は、吊りベルトと臀部支持板と背もたれ紐とを示す側面図である。 図5は、臀部支持板を被介護者の臀部附近と布団又はベッドとの間に差し込み、背もたれ紐を被介護者の背部と布団又はベッドとの間に差し込んだ状態を示す側面図である。 図6は、図5の後、臀部支持板を一対の吊りベルト間に取り付け、背もたれ紐の両端を被介護者の脇の下を通して当該一対の吊りベルト間に取り付けた状態を示す側面図である。 図7は、被介護者を吊り上げた状態を示す側面図である。 図8は、臀部支持板により被介護者の腰を布団又はベッドから上方に浮かせた状態を示す側面図である。
符号1に示すものは介護装置のフレームである。フレーム1は、布団3又はベッドを幅方向に跨ぐことができるものであって(図2参照)、一例として一対の基部5、5上に下方に開口した略コ字状枠7を取り付けてなるものである。当該一対の基部5、5間の間隔は、布団3又はベッドの幅よりも大きい。
フレーム1の基部5、5にはキャスター9、9・・・を取り付ける。キャスター9、9・・・は、介護装置を畳、床等の上を移動させ得るものであれば、いかなるものであってもよい。
フレーム1の上部には一対の巻き取り手段11を配設し、該巻き取り手段11には一対の吊りベルト13、13を巻き取り・繰り出し自在に巻装する。
巻き取り手段11は、一例として、ブレーキ付きモータ15を減速機17を介して一対のプーリ―19、19に連結してなるものであり、該プーリ―19、19に一対の吊りベルト13、13を巻き取り・繰り出し自在に巻装する。符号20に示すものはプーリ―19、19の回転軸、符号22に示すものはプーリ―19の軸受である。
巻き取り手段11は、フレーム1の上部に一対のプーリ―19、19を同一の支軸に取り付け、該支軸に第一のスプロケットを取り付け、該フレーム1に第二のスプロケットを取り付け、これらのスプロケット間にチェーンを巻き掛け、当該第二のスプロケットをストッパーを備えた適宜のクランク等により手動で回転させるようにしてもよい。当該一対のプーリ―19、19にそれぞれ吊りベルト13、13を巻き取り・繰り出し自在に巻装する。
当該一対の吊りベルト13、13間には被介護者保持具としての臀部支持板21と背もたれ紐23とを着脱自在に取り付ける。
臀部支持板21は、吊りベルト13、13の下部に着脱自在に取り付ける。すなわち、一例として、各吊りベルト13の下部にフック25を上向きに取り付け、臀部支持板21の各端に該フック25に対応する係止具27を取り付け、臀部支持板21の各係止具27を各吊りベルト13のフック25に係脱自在に係止させる。
臀部支持板21は、好ましくは、可撓性を有するものとし、例えば帆布、合成樹脂等により形成する。
背もたれ紐23は、各吊りベルト13における臀部支持板21よりも上方の位置に着脱自在に取り付ける。すなわち、一例として、各吊りベルト13におけるフック25の上方に透孔29を形成し、該背もたれ紐23の各端に該透孔29に対応するフック31を取り付け、該フック31を該透孔29に係脱自在に係止させる。
符号35に示すものは畳である。符号37に示すものは枕である。符号39に示すものは被介護者である。
1 フレーム
3 布団
5 基部
7 略コ字状枠
9 キャスター
11 巻き取り手段
13 吊りベルト
15 ブレーキ付きモータ
17 減速機
19 プーリ―
20 回転軸
21 臀部支持板
22 軸受
23 背もたれ紐
25 フック
27 係止具
29 透孔
31 フック
35 畳
37 枕
39 被介護者

Claims (2)

  1. 布団又はベッドを幅方向に跨ぐことができるフレームにおける基部にはキャスターを取り付け、該フレームの上部には巻き取り手段を配設し、該巻き取り手段には一対の吊りベルトを巻き取り・繰り出し自在に巻装し、当該一対の吊りベルト間には被介護者保持具としての臀部支持板と背もたれ紐とを着脱自在に取り付けたことを特徴とする介護装置。
  2. 前記臀部支持板は可撓性を有することを特徴とする請求項1に記載の介護装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106726316A (zh) * 2017-02-21 2017-05-31 李西敏 一种精神科护理用智能化护理装置

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