JP2015188327A - 芝刈機のブレード取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦部材を移動させて衝撃荷重を吸収でき、かつ、芝刈ブレードの芯出しを容易にできる芝刈機のブレード取付構造を提供する。【解決手段】芝刈機のブレード取付構造20は、出力軸16に設けられた駆動ハブ26と、駆動ハブ26の駆動力をブレードホルダ28に伝達する摩擦部材27とを備えている。駆動ハブ26のハブ湾曲面36と、摩擦部材27の摩擦湾曲面38とが相互にスライド可能に湾曲形成されている。また、ブレードホルダ28および駆動ハブ26間の空間57にエネルギ吸収部材32が配されている。エネルギ吸収部材32は、通常作業時には形状を保ち、所定値を超えた負荷がかかった時に変形するように形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、動力源の出力軸にブレードホルダを介して芝刈ブレードが取り付けられる芝刈機のブレード取付構造に関する。
芝刈機のなかには、動力源の下方に出力軸が延出され、出力軸に駆動ハブや摩擦部材などを介して芝刈ブレードが取り付けられたものが知られている。
具体的には、動力源の下方に延出された出力軸に駆動ハブが設けられている。また、駆動ハブの摩擦面に摩擦部材の摩擦面が接触可能に配置され、摩擦部材にブレードホルダが連結されている。さらに、ブレードホルダおよび摩擦部材間に皿ばねが配置され、ブレードホルダに芝刈ブレードが取り付けられている。
駆動ハブの摩擦面が凸状の円錐台形に形成され、摩擦部材の摩擦面が凹状の円錐台形に形成されている。
摩擦部材を皿ばねで押圧することにより、摩擦部材の摩擦面が駆動ハブの摩擦面に接触する。よって、動力源の駆動力が出力軸、駆動ハブ、摩擦部材およびブレードホルダを介して芝刈ブレードに伝達される。これにより、芝刈ブレードを回転させて芝草を刈ることができる。
一方、芝刈作業中に、芝刈ブレードがスプリンクラーや石などの障害物に当たった場合、駆動ハブの摩擦面に対して摩擦部材の摩擦面が滑り、芝刈ブレードに入力する衝撃荷重を吸収できる。これにより、出力軸への衝撃荷重の伝達を抑制して出力軸を保護できる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−17839号公報
しかし、芝刈機は、駆動ハブの摩擦面が凸状の円錐台形に形成され、摩擦部材の摩擦面が凹状の円錐台形に形成されている。よって、摩擦部材の摩擦面を駆動ハブの摩擦面に対して上下方向に滑らせることができない。このため、芝刈ブレードがスプリンクラーや石などの障害物に当たり、摩擦部材を上下方向に移動させる衝撃荷重が入力した場合に、出力軸に曲げ方向の荷重がかかる。
出力軸にかかる曲げ方向の荷重を逃がす対策として、摩擦部材を駆動ハブに対して上下方向に滑らせるように構成することが考えられる。しかし、この構成を採用すると、摩擦部材やブレードホルダの位置決めが難しく、出力軸に対する芝刈ブレードの芯出しに手間がかかる。
本発明は、摩擦部材を水平方向や上下方向に移動させて衝撃荷重を吸収でき、かつ、出力軸に対する芝刈ブレードの芯出しを容易にできる芝刈機のブレード取付構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、動力源の出力軸に取り付けられ、前記出力軸の周りに張り出された駆動ハブと、該駆動ハブの周りに配され、前記駆動ハブに当接された状態で駆動力をブレードホルダに伝達する摩擦部材と、前記ブレードホルダに取り付けられた芝刈ブレードと、を備えた芝刈機のブレード取付構造において、前記駆動ハブおよび前記摩擦部材は、当接した状態において相互にスライド可能に湾曲形成された湾曲面を有し、前記ブレードホルダとその周辺部材とで形成される空間に配され、通常作業時には形状を保ち、所定値を超えた負荷がかかった時に変形するエネルギ吸収部材が配されることを特徴とする。
請求項2は、前記空間が、前記ブレードホルダ、前記駆動ハブおよび前記出力軸で該出力軸の周りに環状に形成され、前記環状の空間に配置可能に前記エネルギ吸収部材が環状に形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、駆動ハブおよび摩擦部材に湾曲面を有し、各湾曲面が当接した状態において相互にスライド可能に各湾曲面を形成した。よって、各湾曲面を当接させた状態において、摩擦部材を駆動ハブに対して水平方向に回転させ、かつ、上下方向に移動させることができる。
さらに、ブレードホルダとその周辺部材(出力軸や駆動ハブ)とで形成される空間にエネルギ吸収部材を設け、エネルギ吸収部材に所定値を超えた負荷がかかった時にエネルギ吸収部材を変形するようにした。これにより、摩擦部材を駆動ハブに対して上下方向に移動させる衝撃荷重が入力した場合に、エネルギ吸収部材を変形させ、摩擦部材を上下方向に移動させて衝撃荷重を吸収できる。
また、摩擦部材を駆動ハブに対して水平方向に回転させる衝撃荷重が入力した場合に、摩擦部材を駆動ハブに対して水平方向に回転させて衝撃荷重を吸収できる。
ここで、ブレードホルダとその周辺部材とで形成された空間に設けられたエネルギ吸収部材を、通常作業時において形状を変形しないように保つようにした。よって、ブレードホルダをエネルギ吸収部材で、その周辺部材に対して正規の位置に位置決めできる。
また、エネルギ吸収部材の形状を変形しないように保つことにより、エネルギ吸収部材でブレードホルダ(芝刈ブレード)を正規の位置に位置決めできる。これにより、出力軸に対する芝刈ブレードの芯出しを容易におこなうことができる。
請求項2に係る発明では、ブレードホルダ、駆動ハブおよび出力軸で出力軸の周りに環状の空間を形成し、この空間に配置可能にエネルギ吸収部材を環状に形成した。
このように、エネルギ吸収部材を空間に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材を空間に容易に組み付けることができる。
また、環状の空間にエネルギ吸収部材を配置することにより、エネルギ吸収部材を出力軸の周りに設けることができる。よって、出力軸の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材を駆動ハブに対して上下方向に移動させて、出力軸の全周側のうち、任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例1)を備えた歩行型芝刈機を示す側面図である。 実施例1のブレード取付構造を示す断面図である。 図2の3部拡大図である。 図3のエネルギ吸収部材とインナカラーおよびアウタカラーとの関係を示す分解斜視図である。 実施例1のブレード取付構造で水平方向の衝撃荷重を吸収する例を説明する図である。 実施例1のブレード取付構造で上下方向の衝撃荷重を吸収する例を説明する図である。 本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例2)を示す断面図である。 図7のエネルギ吸収部材を示す斜視図である。 本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例3)を示す断面図である。 (a)は図9のエネルギ吸収部材を示す斜め上方から見た状態を示す斜視図、(a)は図9のエネルギ吸収部材を示す斜め下方から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例4)を示す断面図である。 図11のエネルギ吸収部材を示す斜視図である。 実施例4のブレード取付構造で衝撃荷重を吸収する例を説明する図である。 本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例5)を示す断面図である。 図14のエネルギ吸収部材を示す斜視図である。 本発明に係る芝刈機のブレード取付構造(実施例6)を示す断面図である。 図16のエネルギ吸収部材を示す斜視図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、実施例においては芝刈機の代表例として歩行型芝刈機10について説明する。また、芝刈機のブレード取付構造20を以下「ブレード取付構造20」と略記して説明する。
実施例1に係る歩行型芝刈機10について説明する。
図1に示すように、歩行型芝刈機10は、下方が開放されたハウジング11と、ハウジング11に設けられた前輪12および後輪13と、ハウジング11の後部に設けられた操作ハンドル14と、ハウジング11の上部に備えたエンジン(動力源)15と、エンジン15から下方に延ばされた出力軸16と、出力軸16に取り付けられたブレード取付構造20とを備えている。
この歩行型芝刈機10は、出力軸16にプーリ22が圧入され、プーリ22が出力軸16にキー(図示せず)を介して連結され、プーリ22およびギヤ減速機構23に駆動ベルト24がかけられている。
よって、エンジン15が駆動されることにより、出力軸16の回転がプーリ22および駆動ベルト24を経てギヤ減速機構23に伝えられる。ギヤ減速機構23で後輪13を回転することにより歩行型芝刈機10が自走する。
また、出力軸16の回転がブレード取付構造20に伝えられ、芝刈ブレード31が回転する。これにより、歩行型芝刈機10を自走させながら芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
図2に示すように、ブレード取付構造20は、出力軸16に取り付けられた駆動ハブ26と、駆動ハブ26の周りに配置された摩擦部材27と、摩擦部材27の下方に配置されたブレードホルダ28と、ブレードホルダ28および摩擦部材27間に介在された皿ばね29と、ブレードホルダ28に取り付けられた芝刈ブレード31と、ブレードホルダ28および駆動ハブ26間に配置されたエネルギ吸収部材32とを備えている。
駆動ハブ26は、プーリ22の下方に配置された状態で出力軸16に下方から圧入され、出力軸16にキー(図示せず)を介して連結されている。よって、出力軸16の回転が駆動ハブ26に伝えられ、駆動ハブ26が出力軸16とともに回転する。
駆動ハブ26が出力軸16に圧入された状態において、駆動ハブ26が出力軸16の半径方向外側に向けて張り出されている。これにより、出力軸16の周りに駆動ハブ26が円板状に形成されている。
図3に示すように、駆動ハブ26は、底面26aから下方に膨出されたハブ膨出部35と、外周にハブ湾曲面36を有する。ハブ湾曲面36は、凸状球面の一部で形成される摩擦面で、下端36aから上端36bに向けて出力軸16から離れるように凸状の湾曲面に形成されている。
摩擦部材27は、駆動ハブ26の周りに配置され(図2も参照)、内周に摩擦湾曲面38を有する。摩擦湾曲面38は、凹状球面の一部で形成される摩擦面で、ハブ湾曲面36に対峙し、かつハブ湾曲面36に沿うように凹状の湾曲面に形成されている。
ハブ湾曲面36および摩擦湾曲面38は、それぞれの湾曲面36,38が全域において当接(接触)するように形成されている。ハブ湾曲面36および摩擦湾曲面38が当接された状態において、各湾曲面36,38間に摩擦力が発生し、駆動ハブ26の駆動力を摩擦部材27に伝達させることができる。換言すれば、各湾曲面36,38間に発生した摩擦力で摩擦部材27を駆動ハブ26とともに回転させることができる。
図2に戻って、摩擦湾曲面38およびハブ湾曲面36は、各湾曲面36,38が当接した状態において任意の方向に相互にスライド可能に形成されている。
よって、摩擦湾曲面38およびハブ湾曲面36が当接された状態において、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して水平方向(矢印A方向)に回転させることができ、かつ、上下方向(矢印B方向)に移動させることができる。
ブレードホルダ28は、摩擦部材27の下方に配置された状態で出力軸16の下部16aに間隔D1をおいて嵌合されている。このブレードホルダ28は、摩擦部材27に連結されるホルダ本体41と、ホルダ本体41の下面41aに配置されるホルダプレート47とを備えている。
ホルダ本体41は、摩擦部材27とともに回転可能に摩擦部材27に連結する連結部42と、中央に出力軸16と同軸に形成された嵌合部43と、嵌合部43の上端から内側に張り出されたホルダ張出部44と、嵌合部43の周囲に設けられた複数のねじ孔45とを有する。嵌合部43が円形に開口され、ホルダ張出部44が嵌合部43の上端に鍔状に形成されている。
ホルダプレート47は、中央に嵌合部43と同軸に形成された開口部48と、開口部48の周縁を形成する開口周縁部49と、開口周縁部49の周囲に設けられた複数の貫通孔51とを有する。
ブレードホルダ28および摩擦部材27間に皿ばね29が介在されている。
皿ばね29は、環状に形成され、内周部29aがホルダ本体41の上段部41bに当接され、外周部29bが摩擦部材27の底面27aに当接されている。
よって、皿ばね29のばね力で摩擦部材27が上方に押圧され、摩擦湾曲面38がハブ湾曲面36に当接した状態に保たれる。
この状態において、エンジン15(図1参照)の駆動力が駆動ハブ26および摩擦部材27を介してブレードホルダ28に伝達される。
ところで、芝刈機のなかにはブレード・ブレーキ・クラッチ機構を備えたものがある。ブレード・ブレーキ・クラッチ機構を備えることにより、皿ばね29のばね力に抗してハブ湾曲面36から摩擦湾曲面38を下方に離すことができる。これにより、出力軸16を回転させた状態で芝刈ブレード31の回転をブレーキで停止させることが可能になる。
ここで、実施例1の歩行型芝刈機10は、ブレード・ブレーキ・クラッチ機構を備えていない。よって、皿ばね29のばね力で摩擦湾曲面38がハブ湾曲面36に常時当接した状態に保たれる。すなわち、芝刈ブレード31は出力軸16とともに常時回転された状態に保たれている。
ブレードホルダ28に芝刈ブレード31が複数のボルト53で取り付けられている。芝刈ブレード31は、中央に開口部48と同軸に形成されたブレード開口部54と、ブレード開口部54の周囲に設けられた複数の取付孔55とを有する。
複数のボルト53が芝刈ブレード31の取付孔55およびホルダプレート47の貫通孔51に差し込まれ、ホルダ本体41のねじ孔45にねじ結合される。これにより、芝刈ブレード31がホルダ本体41の下端部にホルダプレート47を介して複数のボルト53で取り付けられている。
この状態において、ホルダプレート47の開口周縁部49が、ホルダ本体41の嵌合部43から内側に張り出されている。
図3に示すように、ホルダプレート47の開口周縁部49と駆動ハブ26のハブ膨出部35との間で、かつ、出力軸16の下部16aとホルダ本体41の嵌合部43との間に空間57が環状に形成されている。駆動ハブ26のハブ膨出部35および出力軸16の下部16aで、ブレードホルダ28の周辺部材52が構成される。
環状の空間57内において、出力軸16の下部16aにインナカラー61が圧入され、嵌合部43にアウタカラー63が圧入されている。
インナカラー61は、筒状に形成され、下端部から外側に向けて張り出されたインナフランジ62を有する。インナフランジ62は、ワッシャ73および開口周縁部49に当接されている。ワッシャ73は開口周縁部49の内側に同軸上に配置されている。
アウタカラー63は、筒状に形成され、上端部から内側に向けて張り出されたアウタフランジ64を有する。アウタフランジ64は、ホルダ本体41のホルダ張出部44に当接されている。
さらに、環状の空間57内において、インナフランジ62とアウタフランジ64との間に環状のエネルギ吸収部材32が介在されている。換言すれば、ホルダプレート47の開口周縁部49と駆動ハブ26のハブ膨出部35との間に環状のエネルギ吸収部材32が介在されている。
図4に示すように、エネルギ吸収部材32は、内周面66、外周面67、上面68および下面69で環状に形成され、かつ、断面略矩形状に形成されたゴム製の部材である。エネルギ吸収部材32が環状に形成されることにより環状の空間57(図3参照)に好適に配置される。
このように、エネルギ吸収部材32を空間57に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材32を空間57のインナカラー61およびアウタカラー63間に容易に組み付けることができる。
さらに、エネルギ吸収部材32を環状で、かつ、断面略矩形状の簡素な形状に形成することにより、エネルギ吸収部材32のコストを抑えることができる。
このエネルギ吸収部材32は、芝刈ブレード31(図2参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材32に所定値を超えた負荷(衝撃荷重)がかかった場合に変形するようにゴム材で形成されている。
図3に戻って、アウタカラー63がホルダ本体41の嵌合部43に下方から圧入され、アウタフランジ64がホルダ張出部44に当接される。よって、アウタフランジ64がホルダ本体41に対して上下方向に位置決めされた状態に保持される。
一方、インナカラー61が出力軸16の下部16aに下方から圧入される。さらに、出力軸16のねじ孔71にボルト72がねじ結合される。インナフランジ62が、ワッシャ73で下方から押圧され、出力軸16に対して上下方向に位置決めされた状態に保持される。
この状態において、エネルギ吸収部材32の上面68がアウタフランジ64に当接され、エネルギ吸収部材32の下面69がインナフランジ62に当接される。さらに、インナフランジ62にホルダプレート47の開口周縁部49が当接される。
ここで、エネルギ吸収部材32は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、アウタフランジ64、エネルギ吸収部材32、インナフランジ62および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が複数のボルト53で取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
一方、エネルギ吸収部材32に所定値を超えた負荷がかかった場合にエネルギ吸収部材32が変形する。これにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印A方向や矢印B方向に滑らせて衝撃荷重を吸収できる。
さらに、図3に示すように、環状の空間57にエネルギ吸収部材32を配置することにより、エネルギ吸収部材32が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材32を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向(図2参照))に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
つぎに、実施例1のブレード取付構造20で衝撃荷重を吸収する例を図5、図6に基づいて説明する。
図5(a)に示すように、エンジン15(図1参照)の駆動力が出力軸16から駆動ハブ26に伝達される。駆動ハブ26のハブ湾曲面36および摩擦部材27の摩擦湾曲面38間に発生した摩擦力で駆動ハブ26から摩擦部材27に駆動力が伝達される。
よって、駆動力が摩擦部材27を経てブレードホルダ28に伝達され、ブレードホルダ28とともに芝刈ブレード31が矢印C方向に回転する。
ここで、エネルギ吸収部材32は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。エネルギ吸収部材32がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転する。
芝刈ブレード31が回転することにより、歩行型芝刈機10を自走させながら芝刈ブレード31で芝草を刈る。
図5(b)に示すように、芝刈ブレード31で芝草を刈る芝刈作業中に、芝刈ブレード31がスプリンクラー(図示せず)などの障害物に当たる。芝刈ブレード31が障害物に当たることにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を水平方向(矢印D方向)に回転させる衝撃荷重が入力する。
衝撃荷重が芝刈ブレード31およびブレードホルダ28に伝達され、エネルギ吸収部材32に所定値を超えた負荷がかかる。エネルギ吸収部材32に所定値を超えた負荷がかかった場合に、エネルギ吸収部材32を変形させることができる。
よって、エネルギ吸収部材32を変形させて、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印Dの如く滑らせる。このように、摩擦湾曲面38を矢印Dの如く滑らせることにより、衝撃荷重が熱エネルギに変換されて吸収され、出力軸16を衝撃荷重から保護できる。
図6に示すように、芝刈ブレード31で芝草を刈る芝刈作業中に、芝刈ブレード31が障害物に当たることにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印E方向)に移動させる衝撃荷重が入力する。
衝撃荷重が芝刈ブレード31およびブレードホルダ28に伝達され、エネルギ吸収部材32に所定値を超えた負荷がかかる。よって、エネルギ吸収部材32を変形させて、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印Eの如く滑らせる。このように、摩擦湾曲面38を矢印Eの如く滑らせることにより、衝撃荷重が熱エネルギに変換されて吸収され、出力軸16を衝撃荷重から保護できる。
つぎに、実施例2〜実施例6を図7〜図17に基づいて説明する。なお、実施例2〜実施例6において実施例1の各構成部材と同一・類似部材については実施例1と同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
実施例2に係るブレード取付構造80を図7、図8に基づいて説明する。
図7に示すように、実施例2のブレード取付構造80は、実施例1のエネルギ吸収部材32をエネルギ吸収部材82に代え、さらにアウタカラー63を除去したもので、その他の構成は実施例1のブレード取付構造20と同様である。
図8に示すように、エネルギ吸収部材82は、上部83、下部84および傾斜部85で断面略蛇腹形状(Z形状)に形成された軟鋼製や樹脂製の部材である。上部83および下部84は、それぞれ水平に形成されている。
このエネルギ吸収部材82は、実施例1のエネルギ吸収部材32と同様に、環状に形成されている。エネルギ吸収部材82が環状に形成されることにより環状の空間57に好適に配置される。
エネルギ吸収部材82を空間57(図7参照)に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材82を空間57に容易に組み付けることができる。
エネルギ吸収部材82は、芝刈ブレード31(図7参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材82に所定値を超えた負荷がかかった場合に変形するように軟鋼材や樹脂材で形成されている。
ここで、エネルギ吸収部材82を断面略蛇腹形状に形成することにより、上下方向の圧縮力やねじり方向のねじり力に対する所定値の設定が容易になる。
図7に戻って、エネルギ吸収部材82の上部83がホルダ張出部44に下方から当接される。また、インナカラー61のインナフランジ62が、出力軸16に対して上下方向に位置決めされた状態に保持される。
この状態において、エネルギ吸収部材82の下部84がインナフランジ62に当接される。さらに、インナフランジ62にホルダプレート47の開口周縁部49が当接される。
ここで、エネルギ吸収部材82は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、エネルギ吸収部材82、インナフランジ62および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
また、エネルギ吸収部材82は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。よって、エネルギ吸収部材82がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転することにより芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
一方、エネルギ吸収部材82に所定値を超えた負荷がかかった場合にエネルギ吸収部材82が変形する。これにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印A方向や矢印B方向に滑らせて衝撃荷重を吸収できる。
さらに、環状の空間57にエネルギ吸収部材82を配置することにより、エネルギ吸収部材82が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材82を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向)に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
このように、実施例2のブレード取付構造80によれば、実施例1のブレード取付構造20と同様の効果を得ることができる。
さらに、実施例2のブレード取付構造80によれば、エネルギ吸収部材82の上部83をホルダ張出部44に当接させることによりアウタカラー63を除去できる。これにより、ブレード取付構造80の部品点数を減らすことができ、組付作業の容易化が図れる。
実施例3に係るブレード取付構造90を図9、図10に基づいて説明する。
図9に示すように、実施例3のブレード取付構造90は、実施例1のエネルギ吸収部材32をエネルギ吸収部材92に代え、さらにアウタカラー63を除去したもので、その他の構成は実施例1のブレード取付構造20と同様である。
図10に示すように、エネルギ吸収部材92は、軟鋼製や樹脂製の環状部材であり、環状に形成された側壁部93と、側壁部93の上端部93aに設けられた環状の上プレート95とを備えている。なお、実施例3では、一例として、樹脂製のエネルギ吸収部材92を示す。
側壁部93は、小径D1側から大径D2側に突出するように複数箇所で折り曲げられ、側壁部93の周方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成されている。
上プレート95は、側壁部93の上端部93aに設けられるように環状に形成され、上下方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成されている。上プレート95は、上向きに折り曲げられた複数の突部95aを有し、突部95aが外側部位95bから内側部位95cに向けて下り勾配に形成されている。
よって、エネルギ吸収部材92が、側壁部93および上プレート95で環状に形成されている。エネルギ吸収部材92が環状に形成されることにより環状の空間57(図9参照)に好適に配置される。
エネルギ吸収部材92を空間57に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材92を空間57に容易に組み付けることができる。
エネルギ吸収部材92は、芝刈ブレード31(図9参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材92に所定値を超えた負荷がかかった場合に変形するように軟鋼材や樹脂材で形成されている。
ここで、エネルギ吸収部材92の側壁部93が周方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成され、上プレート95が上下方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成されている。よって、上下方向(矢印F)の曲げ力や、ねじり方向(矢印G)のねじり力に対する所定値の設定が容易になる。
図9に戻って、エネルギ吸収部材92の上プレート95のうち複数の外側部位95b(図10も参照)がホルダ張出部44に下方から当接される。また、インナカラー61のインナフランジ62が、出力軸16に対して上下方向に位置決めされた状態に保持される。
この状態において、エネルギ吸収部材92の側壁部93のうち下端部93bがインナフランジ62に当接される。さらに、インナフランジ62にホルダプレート47の開口周縁部49が当接される。
ここで、エネルギ吸収部材92は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、エネルギ吸収部材92、インナフランジ62および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
また、エネルギ吸収部材92は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。よって、エネルギ吸収部材92がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転することにより芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
一方、エネルギ吸収部材92に所定値を超えた負荷がかかった場合にエネルギ吸収部材92が変形する。これにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印A方向や矢印B方向に滑らせて衝撃荷重を吸収できる。
さらに、環状の空間57にエネルギ吸収部材92を配置することにより、エネルギ吸収部材92が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材92を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向)に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
このように、実施例3のブレード取付構造90によれば、実施例1のブレード取付構造20と同様の効果を得ることができる。
さらに、実施例3のブレード取付構造90によれば、エネルギ吸収部材92(上プレート95)の外側部位95bをホルダ張出部44に当接させることによりアウタカラー63を除去できる。これにより、ブレード取付構造90の部品点数を減らすことができ、組付作業の容易化が図れる。
なお、実施例3では、上プレート95の突部95aを外側部位95bから内側部位95cに向けて下り勾配に形成する例について説明したが、これに限らないで、上プレート95の突部95aを外側部位95bから内側部位95cに向けて水平に形成することも可能である。突部95aを水平に形成した場合でも実施例3と同様の効果が得られる。
実施例4に係るブレード取付構造100を図11〜図13に基づいて説明する。
図11に示すように、実施例4のブレード取付構造100は、実施例1のエネルギ吸収部材32をエネルギ吸収部材102に代え、さらにエネルギ吸収部材102および出力軸16間にベアリング103を備えたもので、その他の構成は実施例1のブレード取付構造20と同様である。
ベアリング103は、出力軸16の下部16aに内輪105が下方から圧入されるボールベアリングである。この状態において、内輪105の上面105aがハブ膨出部35に当接され、内輪105の下面105bがワッシャ73に当接される。よって、ベアリング103が空間57に配置された状態に保持されている。
ベアリング103の外輪106およびホルダ本体41の嵌合部43間にエネルギ吸収部材102が配置されている。
出力軸16の下部16aにベアリング103が取り付けられることにより、出力軸16の回転を維持した状態で、芝刈ブレード31の回転を停止させることが可能になる。
すなわち、実施例4の歩行型芝刈機はブレード・ブレーキ・クラッチ機構が備えられるように構成されている。ブレード・ブレーキ・クラッチ機構を備えることにより、皿ばね29のばね力に抗してハブ湾曲面36から摩擦湾曲面38を下方に離すことができる。これにより、出力軸16の回転を維持した状態で芝刈ブレード31の回転をブレーキで停止させることが可能になる。
図12に示すように、エネルギ吸収部材102は、環状に形成されたゴム製の部材である。このエネルギ吸収部材102は、内周面111、外周面112、上面113および下面114で断面略矩形状に形成され、かつ、内周面111および上面113の交差部から内側に上フランジ115が張り出されている。
エネルギ吸収部材102が環状に形成されることにより環状の空間57に好適に配置される。
このように、エネルギ吸収部材102を空間57に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材102を空間57の外輪106および嵌合部43間に容易に組み付けることができる。
さらに、エネルギ吸収部材102を環状で、かつ、断面略矩形状の簡素な形状に形成することにより、エネルギ吸収部材102のコストを抑えることができる。
このエネルギ吸収部材102は、芝刈ブレード31(図11参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材102に所定値を超えた負荷がかかった場合に変形するようにゴム材で形成されている。
図11に示すように、エネルギ吸収部材102の上面113および上フランジ115がホルダ張出部44に下方から当接される。また、上フランジ115が外輪106の上面106aに上方から当接される。すなわち、上フランジ115がホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に介在され、ホルダ張出部44が外輪106の上面106aから上方に離される。
さらに、エネルギ吸収部材102の下面114にホルダプレート47の開口周縁部49が下方から当接される。この開口周縁部49は外輪106の下面106bにも下方から当接される。
ここで、エネルギ吸収部材102は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、ベアリング103、エネルギ吸収部材102および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
また、エネルギ吸収部材102は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。よって、エネルギ吸収部材102がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転することにより芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
つぎに、実施例4のブレード取付構造100で衝撃荷重を吸収する例を図13に基づいて説明する。
図13(a)に示すように、芝刈ブレード31を矢印Hの如く回転させて芝草を刈る。この芝刈作業中に、芝刈ブレード31がスプリンクラー(図示せず)などの障害物に当たる。芝刈ブレード31が障害物に当たることにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を水平方向(矢印I方向)に回転させる衝撃荷重が入力する。
衝撃荷重が芝刈ブレード31およびブレードホルダ28に伝達され、エネルギ吸収部材102に所定値を超えた負荷がかかる。エネルギ吸収部材102に所定値を超えた負荷がかかった場合に、エネルギ吸収部材102を変形させることができる。
よって、エネルギ吸収部材102を変形させて、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印Iの如く滑らせる。このように、摩擦湾曲面38を矢印Iの如く滑らせることにより、衝撃荷重が熱エネルギに変換されて吸収され、出力軸16を衝撃荷重から保護できる。
図13(b)に示すように、芝刈ブレード31で芝草を刈る芝刈作業中に、芝刈ブレード31が障害物に当たり、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印J方向)に移動させる衝撃荷重が入力する。
衝撃荷重が芝刈ブレード31およびブレードホルダ28に伝達され、エネルギ吸収部材102に所定値を超えた負荷がかかる。ここで、上フランジ115がホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に介在され、ホルダ張出部44が外輪106の上面106aから上方に離されている。
よって、エネルギ吸収部材102を変形させることにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印Jの如く滑らせることができる。このように、摩擦湾曲面38を矢印Jの如く滑らせることにより、衝撃荷重が熱エネルギに変換されて吸収され、出力軸16を衝撃荷重から保護できる。
図11に戻って、環状の空間57にエネルギ吸収部材102を配置することにより、エネルギ吸収部材102が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材102を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向)に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
このように、実施例4のブレード取付構造100によれば、実施例1のブレード取付構造20と同様の効果を得ることができる。
実施例5に係るブレード取付構造120を図14、図15に基づいて説明する。
図14に示すように、実施例5のブレード取付構造120は、実施例4のエネルギ吸収部材102をエネルギ吸収部材122に代えたもので、その他の構成は実施例4のブレード取付構造100と同様である。
図15に示すように、エネルギ吸収部材122は、環状に形成された軟鋼製や樹脂製の部材である。このエネルギ吸収部材122は、傾斜状の上部123および傾斜状の下部124間に複数の連続部125が傾斜状に連続して折り曲げられることにより、上部123、下部124および複数の連続部125で断面略蛇腹形状に形成されている。
また、上部123の内周縁123aから内側に上フランジ126が平坦状に張り出され、下部124の下外周部127が平坦状に形成されている。
エネルギ吸収部材122が環状に形成されることにより環状の空間57に好適に配置される。エネルギ吸収部材122を空間57(図14参照)に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材122を空間57に容易に組み付けることができる。
エネルギ吸収部材122は、芝刈ブレード31(図14参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材122に所定値を超えた負荷がかかった場合に変形するように軟鋼材や樹脂材で形成されている。
ここで、エネルギ吸収部材122を断面略蛇腹形状に形成することにより、上下方向の圧縮力やねじり方向のねじり力に対する所定値の設定が容易になる。
図14に戻って、エネルギ吸収部材122の上フランジ126がホルダ張出部44に下方から当接される。また、上フランジ126が外輪106の上面106aに上方から当接される。すなわち、上フランジ126がホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に介在され、ホルダ張出部44が外輪106の上面106aから上方に離される。
さらに、エネルギ吸収部材122の下外周部127にホルダプレート47の開口周縁部49が下方から当接される。この開口周縁部49は外輪106の下面106bにも下方から当接される。
ここで、エネルギ吸収部材122は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、ベアリング103、エネルギ吸収部材122および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
また、エネルギ吸収部材122は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。よって、エネルギ吸収部材122がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転することにより芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
一方、エネルギ吸収部材122に所定値を超えた負荷がかかった場合にエネルギ吸収部材122が変形する。これにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印A方向や矢印B方向に滑らせて衝撃荷重を吸収できる。
特に、ホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に上フランジ126が介在されてホルダ張出部44が上面106aから離されることにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印B方向に好適に滑らせることができる。
さらに、環状の空間57にエネルギ吸収部材122を配置することにより、エネルギ吸収部材122が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材122を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向)に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
このように、実施例5のブレード取付構造120によれば、実施例4のブレード取付構造100と同様の効果を得ることができる。
実施例6に係るブレード取付構造130を図16、図17に基づいて説明する。
図16に示すように、実施例6のブレード取付構造130は、実施例4のエネルギ吸収部材102をエネルギ吸収部材132に代えたもので、その他の構成は実施例4のブレード取付構造100と同様である。
図17に示すように、エネルギ吸収部材132は、軟鋼製や樹脂製の環状部材であり、環状に形成された側壁部133と、側壁部133の上端部133aに設けられた環状の上プレート135とを備えている。なお、実施例6では、一例として、樹脂製のエネルギ吸収部材132を示す。
側壁部133は、実施例6の側壁部93と同様に、小径D3側から大径D4側に突出するように複数箇所で折り曲げられ、側壁部133の周方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成されている。
上プレート135は、側壁部133の上端部133aに設けられるように環状に形成されている。さらに、上プレート135は、上下方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成され、内周部に環状に形成された上フランジ136を有する。
上プレート135は、上向きに折り曲げられた複数の突部135aを有し、突部135aが外側部位135bから内側部位135cに向けて下り勾配に形成されている。外側部位135bは、上フランジ136の上面と略同一高さに配置されている。
よって、エネルギ吸収部材132が、側壁部133および上プレート135で環状に形成されている。エネルギ吸収部材132が環状に形成されることにより環状の空間57(図16参照)に好適に配置される。
エネルギ吸収部材132を空間57に合わせて環状に形成することにより、エネルギ吸収部材132を空間57に容易に組み付けることができる。
エネルギ吸収部材132は、芝刈ブレード31(図16参照)で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれ、エネルギ吸収部材132に所定値を超えた負荷がかかった場合に変形するように軟鋼材や樹脂材で形成されている。
ここで、エネルギ吸収部材132の側壁部133が周方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成され、上プレート135が上下方向に対して凹凸状(蛇腹形状)に形成されている。よって、上下方向(矢印K)の曲げ力や、ねじり方向(矢印L)のねじり力に対する所定値の設定が容易になる。
図16に戻って、エネルギ吸収部材132の上プレート135のうち外側部位135bがホルダ張出部44に下方から当接される。また、上プレート135の上フランジ136が外輪106の上面106aに上方から当接される。すなわち、上フランジ136がホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に介在され、ホルダ張出部44が外輪106の上面106aから上方に離される。
さらに、エネルギ吸収部材132(側壁部133)の下端部133bにホルダプレート47の開口周縁部49が下方から当接される。この開口周縁部49は外輪106の下面106bにも下方から当接される。
ここで、エネルギ吸収部材132は、通常の状態において変形しないように形状が保たれている。これにより、ベアリング103、エネルギ吸収部材132および開口周縁部49でホルダ本体41が上下方向に位置決めされた状態に保持される。
ホルダ本体41の下面41aにホルダプレート47を介して芝刈ブレード31が取り付けられることにより、芝刈ブレード31が、上下方向に位置決めされ、出力軸16に対して正規の位置に芯出しされた状態に保持される。
これにより、芝刈ブレード31を組み付ける際に、芝刈ブレード31の芯出し作業を手間をかけないで容易におこなうことができる。
また、エネルギ吸収部材132は、芝刈ブレード31で芝草を刈る通常の作業時に変形しないように形状が保たれている。よって、エネルギ吸収部材132がブレードホルダ28や出力軸16とともに回転することにより芝刈ブレード31で芝草を刈ることができる。
一方、エネルギ吸収部材132に所定値を超えた負荷がかかった場合にエネルギ吸収部材132が変形する。これにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印A方向や矢印B方向に滑らせて衝撃荷重を吸収できる。
特に、ホルダ張出部44および外輪106の上面106a間に上フランジ136が介在されてホルダ張出部44が上面106aから離されることにより、ハブ湾曲面36に対して摩擦湾曲面38を矢印B方向に好適に滑らせることができる。
さらに、環状の空間57にエネルギ吸収部材132を配置することにより、エネルギ吸収部材132が出力軸16の下部16a周り全域に設けられる。よって、出力軸16の全周側のうち、任意の位置から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でエネルギ吸収部材132を好適に変形させることができる。
これにより、摩擦部材27を駆動ハブ26に対して上下方向(矢印B方向)に移動させて、出力軸16の全周側のうち任意の位置から入力する衝撃荷重を好適に吸収できる。
このように、実施例6のブレード取付構造130によれば、実施例4のブレード取付構造100と同様の効果を得ることができる。
また、実施例6では、上プレート135の突部135aを外側部位135bから内側部位135cに向けて下り勾配に形成する例について説明したが、これに限らないで、上プレート135の突部135aを外側部位135bから内側部位135cに向けて水平に形成することも可能である。突部135aを水平に形成した場合でも実施例6と同様の効果が得られる。
なお、本発明に係る芝刈機のブレード取付構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例1〜実施例6では、芝刈機として歩行型芝刈機10を例示したが、これに限定するものではなく、例えば作業者が搭乗する乗用型芝刈機などの他の芝刈機に適用することも可能である。
また、前記実施例1〜実施例6では、動力源としてエンジン15を例示したが、これに限定するものではなく、例えば電動装置などの他の動力源を用いることも可能である。
さらに、前記実施例1〜実施例6で示した歩行型芝刈機、エンジン、出力軸、ブレード取付構造、駆動ハブ、摩擦部材、ブレードホルダ、芝刈ブレード、エネルギ吸収部材、ハブ湾曲面、摩擦湾曲面および周辺部材などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、動力源の出力軸にブレードホルダが設けられ、ブレードホルダに芝刈ブレードが取り付けられるブレード取付構造を備えた芝刈機への適用に好適である。
10…歩行型芝刈機(芝刈機)、15…エンジン(動力源)、16…出力軸、20,80,90,100,120,130…ブレード取付構造(芝刈機のブレード取付構造)、26…駆動ハブ、27…摩擦部材、28…ブレードホルダ、31…芝刈ブレード、32,82,92,102,122,132…エネルギ吸収部材、36…ハブ湾曲面(湾曲面)、38…摩擦湾曲面(湾曲面)、52…周辺部材、57…空間。

Claims (2)

  1. 動力源の出力軸に取り付けられ、前記出力軸の周りに張り出された駆動ハブと、
    該駆動ハブの周りに配され、前記駆動ハブに当接された状態で駆動力をブレードホルダに伝達する摩擦部材と、
    前記ブレードホルダに取り付けられた芝刈ブレードと、
    を備えた芝刈機のブレード取付構造において、
    前記駆動ハブおよび前記摩擦部材は、当接した状態において相互にスライド可能に湾曲形成された湾曲面を有し、
    前記ブレードホルダとその周辺部材とで形成される空間に配され、通常作業時には形状を保ち、所定値を超えた負荷がかかった時に変形するエネルギ吸収部材が配されることを特徴とする芝刈機のブレード取付構造。
  2. 前記空間が、前記ブレードホルダ、前記駆動ハブおよび前記出力軸で該出力軸の周りに環状に形成され、
    前記環状の空間に配置可能に前記エネルギ吸収部材が環状に形成されることを特徴とする請求項1記載の芝刈機のブレード取付構造。
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