JP2015184014A - 計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の対象物が検出されても、適切に容器を特定し、且つ処理速度の向上を図ることができる計量装置を提供する。
【解決手段】容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿3と、計量皿3に載置された被計量物を計量する計量機構5と、計量皿3を含む撮像領域の画像を撮るカメラ7と、カメラ7により撮られた画像において計量皿3以外の対象物を抽出し、2以上の対象物が抽出された場合に、当該対象物の中から容器を特定する容器特定部32と、容器特定部32により特定された容器に基づいて、商品の質量値を算出する質量値算出部33と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、客が計量を行う計量装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗の食料品売り場においては、量り売りされる商品の計量が、店員ではなく、客自身に任される場合がある。そのような商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置として、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、被計量物を計量する計量部と、商品が入れられた容器を特定する特定部と、特定された容器の質量値を被計量物の質量値から減じて商品の質量値を算出する算出部と、算出された商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行するラベル発行部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−108817号公報
上述したセルフ式の計量装置では、被計量物の質量値から容器の質量値を減算するために、商品が入れられた容器を特定している。容器の特定は、容器を含む画像を撮像し、その画像に基づく画像処理により行われる。ここで、計量装置を不慣れな客が使用した場合には、容器の近傍に客の手が位置していたり、客が商品を計量皿にこぼしたりすることがある。この場合、容器を特定するために撮られた画像に、客の手が写り込んでいたり、容器の周辺にこぼれた商品が写り込んでいたりする。そうすると、計量装置においては、一つの容器を抽出することを前提としているため、複数の対象物が検出されると、容器の特定ができなくなる。
本発明は、複数の対象物が検出されても、適切に容器を特定し、且つ処理速度の向上を図ることができる計量装置を提供することを目的とする。
本発明に係る計量装置は、客が計量を行う計量装置であって、容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、計量皿に載置された被計量物を計量する計量部と、計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、撮像部により撮られた画像において計量皿以外の対象物を抽出し、2以上の対象物が抽出された場合に、当該対象物の中から容器を特定する容器特定部と、容器特定部により特定された容器に基づいて、商品の質量値を算出する算出部と、を備える。
この計量装置は、画像において2以上の対象物が抽出された場合に、当該対象物の中から容器を特定する容器特定部を備えている。これにより、計量装置では、例えば、画像に客の手(対象物)が写り込み、画像において容器と手との2つの対象物が存在している場合であっても、容器を迅速に特定することができる。これにより、計量装置では、容器特定の処理時間の短縮が図られ、その結果、被計量物の質量値を算出する処理速度の向上を図ることができる。なお、対象物には、容器、商品、計量皿において光が反射して写り込んだ部分、客の手等がなり得る。
一実施形態においては、撮像部は、計量部から出力された計量信号に基づいて画像を撮ってもよい。これにより、計量皿に容器が載置されて計量部により計量が行われると、撮像部が画像を撮るため、客が操作を行わなくても、自動で容器特定の処理を実施させることができる。したがって、セルフ式の計量装置の操作の簡易化を図ることができる。
一実施形態においては、計量部から出力された計量信号に基づいて被計量物の計量の状態が安定しているか否か判定する安定判定部を備え、撮像部は、安定判定部において被計量物の計量の状態が安定していると判定された場合に、画像を撮ってもよい。例えば、客の手が容器や計量皿に接触している状態では、被計量物の質量が変動するため、正確な計量を行うことができない。計量装置では、安定判定部において被計量物の計量の状態が安定していると判定された場合に画像を撮るため、客の手が容器や計量皿に接触しているような状態での撮像を予め回避することができる。そのため、商品の質量の算出を迅速に且つ正確に行うことができる。
一実施形態においては、容器特定部は、画像を所定の方向に沿って走査して計量皿以外の対象物の縁部を検知した位置を検知点として取得し、検知点が連続する領域を抽出して、その抽出した領域に基づいて容器を特定してもよい。これにより、容器をより適切に特定することができる。
一実施形態においては、容器特定部は、画像においてエッジを抽出し、当該エッジに基づいて容器を特定してもよい。これにより、容器をより適切に特定することができる。
一実施形態においては、容器特定部は、パターンマッチングによって容器を特定してもよい。これにより、容器をより適切に特定することができる。
本発明によれば、複数の対象物が検出されても、適切に容器を特定し、且つ処理速度の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態の計量装置を含むネットワークの構成図である。 本発明の一実施形態の計量装置の斜視図である。 本発明の一実施形態の計量装置のブロック図である。 容器特定時における容器特定部の処理手順を示すフローチャートである。 撮像領域の画像の一例を示す図である。 容器特定時における容器特定部の処理手順を示すフローチャートである。 撮像領域の画像の一例を示す図である。 エッジ処理が行われた画像の一例を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(1)全体構成
図1に示される計量装置1は、スーパーマーケット等の店舗100の食料品売り場において、客自身による惣菜等の商品の計量に用いられるセルフ式の計量装置である。計量装置1は、客が所望の商品を所望の容器に入れて計量を行った際に、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを発行する。客は、発行されたラベルを容器に貼って、所望のレジ端末103に持参する。以下、商品が容器に入れられたものを「被計量物」という。
計量装置1は、図1に示されるように、店舗100に構築されたネットワーク101を介して店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信可能となっている。店舗サーバ102は、商品に関する各種情報を記憶している。各レジ端末103は、客に請求する金額の算出、及び客の支払いに対する釣銭の算出等を行う。店舗サーバ102には、各レジ端末103に入力された商品に関する情報(具体的には、商品の価格、商品番号等)がネットワーク101を介して送られ、当該情報が蓄積される。
図2に示されるように、計量装置1は、本体部2、計量皿3及びタッチパネル4を備えている。本体部2には、計量機構(計量部)5が設けられている。計量皿3は、本体部2から上側に突出する計量機構5の皿装着部5aに対して着脱自在に装着されている。タッチパネル4は、本体部2の背面から上側に延在する2本の支柱6によって支持されている。タッチパネル4は、主として客が見たり操作したりするために用いられるが、各種設定等を行う場合には店員が見たり操作したりするために用いられる。
(2)各部構成
図2及び図3に示されるように、計量装置1は、計量皿3、タッチパネル4、計量機構5、カメラ(撮像部)7、人感センサ8、ラベル発行機構9、スピーカ11、店舗側無線部12、通信部13、HDD20及び制御部30を備えている。これらの構成要素のうち、計量機構5、ラベル発行機構9、店舗側無線部12、通信部13、HDD20及び制御部30は、本体部2内に収容されている。
(2−1)計量皿
計量皿3には、容器及び商品を含む被計量物が載置される。計量皿3は、例えば金属からなり、その表面には、容器を識別し易い色が施されている。例えば、容器が白色である場合には、計量皿3の表面は黒色であることが好ましい。計量皿3は、容器が載置される載置部3aと、載置部3aの縁から起立する4つの周縁部3bと、を有していている。
(2−2)計量機構
計量機構5は、計量皿3に載置された被計量物を計量する。計量機構5は、被計量物の質量値(計量信号)を制御部30に送信する。
(2−3)カメラ
カメラ7は、タッチパネル4の下側において2本の支柱6に掛け渡された支持部材6aに取り付けられており、計量皿3を含む撮像領域の画像を上側から撮る。カメラ7は、後述する安定判定部31から送信された安定信号を受け取ると、画像を撮る。カメラ7は、撮像領域の画像を制御部30に送信する。
(2−4)人感センサ
人感センサ8は、カメラ7の左側及び右側に位置するように支持部材6aに取り付けられており、計量皿3周囲における人の存在を検知する。人感センサ8は、例えば赤外線センサ又は超音波による距離センサ等であり、計量装置1の正面側の空間における人の存在を検知する。人感センサ8は、計量皿3周囲における人の存在を検知した際に、その旨を示す信号を制御部30に送信する。
(2−5)ラベル発行機構
ラベル発行機構9は、商品の質量値に基づく商品の価格が表示されたラベルを客に発行する。ラベル発行機構9は、ラベルカセット及び複数のセンサ等によって構成されており、ラベルカセットから繰り出される白紙に、商品の質量値に基づく商品の価格等を印字して、印字された白紙をラベルとして発行する。ラベル用の白紙としては、裏面のみに粘着性を有するものが用いられる。
(2−6)タッチパネル
タッチパネル4は、客向けの様々な情報を含む画像を表示する。例えば、タッチパネル4は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、購入手順の案内用の画像の表示を開始する。具体的には、タッチパネル4は、被計量物を計量皿3に載置することを客に促す画像、上述したラベルを発行するために、タッチパネル4に表示された発行ボタンを押下することを客に促す画像、及び発行したラベルを容器に貼り付けることを客に促す画像等を表示する。
(2−7)スピーカ
スピーカ11は、支持部材6aに内蔵されており、客向けの様々な情報を含む音声を出力する。例えば、スピーカ11は、客の接近によって人感センサ8が人の存在を検知した際に、タッチパネル4による画像の表示に連動した音声を出力する。
(2−8)店舗側無線部
店舗側無線部12は、店員が所持する携帯端末と無線通信を行う。例えば、店舗側無線部12は、人感センサ8が客の存在を所定時間以上継続して検知した際に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信する。これにより、店員は、計量装置1の操作に困惑しているような客に対し、迅速にサービスを提供することができる。なお、店舗側無線部12は、ラベル発行機構9における白紙ロールの残量が所定量以下となった場合、及び未使用の容器の数が所定数以下となった場合等に、その旨を示す信号を店員の携帯端末に送信してもよい。
(2−9)通信部
通信部13は、店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれと通信を行う。例えば、通信部13は、ラベル発行機構9が発行したラベルに関する情報を店舗サーバ102及び複数のレジ端末103のそれぞれに送信する。ラベルに関する情報としては、ラベルに記載された商品の価格の他、ラベルを発行した時間等が挙げられる。
(2−10)HDD
HDD20には、容器情報テーブル21その他の各種情報が格納されている。容器情報テーブル21においては、容器の種類と容器の質量値とが対応付けられている。
(2−11)制御部
制御部30は、CPU、RAM及びROMによって構成されたマイクロコンピュータであって、計量装置1を構成する各部と接続されている。ROMには、計量装置1を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、計量装置1を制御する。RAMは、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
制御部30は、安定判定部31と、容器特定部32、質量値算出部(算出部)33及びラベル情報生成部34として機能する。
(2−11−1)安定判定部
安定判定部31は、計量機構5における被計量物の計量の状態が安定しているか否かを判定する。具体的には、安定判定部31は、計量機構5から送信された質量値が示す波形の所定時間内の変動幅が所定の幅よりも小さくなった場合に、被計量物の計量の状態が安定していると判定する。安定判定部31は、被計量物の計量状態が安定していると判定した場合には、質量値算出部33に質量値を出力する。また、安定判定部31は、被計量物の計量状態が安定していると判定した場合には、カメラ7に安定信号を送信する。
(2−11−2)容器特定部
容器特定部32は、カメラ7から送信された撮像領域の画像に基づいて、容器の種類を特定する。容器特定部32は、画像において計量皿3以外の対象物を抽出し、2以上の対象物が抽出された場合には、その対象物の中から容器を特定し、その容器の種類を特定する。容器特定部32は、特定した容器の種類に係る情報を質量値算出部33に出力する。
(2−11−3)質量値算出部
質量値算出部33は、容器特定部32によって特定された種類の容器の質量値を容器情報テーブル21から取得し、安定判定部31から出力された被計量物の質量値から容器の質量値を減じて、商品の質量値を算出する。
(2−11−4)ラベル情報生成部
ラベル情報生成部34は、ラベル発行機構9によって発行されるラベルに表示すべき情報を生成する。当該情報としては、商品の消費期限、商品の単価、質量値算出部33によって算出された商品の質量値、商品の質量値に基づく商品の価格等が挙げられる。
(3)容器特定時における容器特定部の処理手順
容器特定時における容器特定部32の処理手順について、図4及び図5を参照しながら説明する。以下の説明では、容器Cに商品Gが入れられた被計量物が、計量皿3に載置されているものとする。
図4に示されるように、容器特定部32は、処理を開始させると、カメラ7から送信された画像Iにおいて、計量皿3の一端部から他端部に向かって所定の方向(図4における上下方向)に沿って所定の間隔でラインLを走査する(ステップS01)。ラインLの走査方向は、図4における左右方向であってもよい。容器特定部32は、走査中に計量皿3以外の対象物の縁部を検知した場合には、その位置を検知点Pとして記憶する(ステップS02)。具体的には、容器特定部32は、ラインLの走査方向において最初に検知した対象物の縁部の位置を検知点Pとして記憶する。図に示す例では、画像Iに客の手Hが写り込んでおり、容器特定部32は、容器Cと手Hとを対象物として検知し、検知点Pを記憶する。
容器特定部32は、ラインLによる走査を終了すると、検知点Pが連続する領域を抽出する(ステップS03)。具体的には、容器特定部32は、複数の検知点Pの間に計量皿3の一端部から他端部に突き抜けるラインLがある場合には、そのラインLを境界として領域を区画する。図4に示す例では、容器特定部32は、領域A1と、領域A2と、を抽出する。ここで、画像Iにおいては、容器Cに客の手Hが近接しており、容器Cと手Hとの間に計量皿3の一端部から他端部に突き抜けるラインLが存在しない場合があり得る。この場合、容器特定部32は、検知点Pが位置する各対象物の縁部を抽出し、その縁部を繋ぐ仮想線を作成する。この場合、容器では、仮想線が閉曲線となる。一方、手Hにおいては、画像Iにおいて手Hが途中で途切れているため、縁部を繋ぐ仮想線が閉曲線とならない(仮想線が断線している)。この場合、容器特定部32は、画像Iにおいて、閉曲線となる対象物の領域と、閉曲線とならない対象物の領域とが存在すると判断し、2つの領域を抽出する。
容器特定部32は、画像Iにおいて抽出した領域が2以上あるか否かを判定する(ステップS04)。容器特定部32は、画像Iにおいて2以上の領域を抽出した場合には、ステップS05に進む。一方、容器特定部32は、画像Iにおいて2以上の領域を抽出しなかった場合には、ステップS06に進む。
ステップS05では、容器特定部32は、2つ以上の領域が抽出された場合、すなわち計量皿3上に2以上の対象物が存在している場合には、その領域の中から容器Cが含まれる領域を特定する。具体的には、容器特定部32は、例えば、検知点Pの多い方(計量皿3の一端部から他端部に突き抜けるラインLの間隔が大きい方)を容器Cが含まれる領域であると判断する。容器特定部32は、容器Cが含まれる領域A1を特定すると、その領域A1に位置する容器Cの種類を特定(認識)する(ステップS06)。以上の処理により、容器Cの種類が特定される。容器Cの種類は、例えば、パターンマッチング、容器Cの寸法、容器Cの色、容器Cに設けられた識別子等から特定し得る。
(4)特徴及び作用・効果
以上説明したように、計量装置1は、画像Iにおいて2以上の対象物が抽出された場合に、対象物の中から容器Cを特定する容器特定部32を備えている。これにより、計量装置1では、例えば、図4に示されるように、画像Iに客の手Hが写り込み、画像Iにおいて容器Cと手Hとの2つの対象物が存在している場合であっても、容器Cを迅速に特定することができる。これにより、計量装置1では、容器特定の処理時間の短縮が図られ、その結果、被計量物の質量値を算出する処理速度の向上を図ることができる。
また、計量装置1では、計量機構5から出力された質量値に基づいて被計量物の計量の状態が安定しているか否か判定する安定判定部31を備えている。カメラ7は、安定判定部31において被計量物の計量の状態が安定していると判定された場合に、画像を撮っている。例えば客の手が容器や計量皿3に接触している状態では、被計量物の質量が変動するため、正確な計量を行うことができない。計量装置1では、安定判定部31において被計量物の計量の状態が安定していると判定された場合に画像を撮るため、客の手が容器や計量皿3に接触しているような状態での撮像を予め回避することができる。そのため、商品の質量値の算出を迅速に且つ正確に行うことができる。
また、計量装置1では、容器特定部32は、画像を所定の方向に沿ってライン走査して計量皿3以外の対象物の縁部を検知した位置を検知点として取得し、検知点が連続する領域を抽出して、その抽出した領域に基づいて容器を特定してもよい。これにより、容器をより適切に特定することができる。
(5)変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、容器特定部32は、対象物が2以上抽出された場合に、容器Cの特定を、パターンマッチングにより行ってもよい。
ここで、計量装置1が強い照明下に設定されている場合、計量皿3では、載置部3aと周縁部3bとの内側の境界部分において光の乱反射等が発生して、境界部分が強く光ることがある。この場合、カメラ7により撮られた画像にその光が写り、光の部分を含んで容器として認識するおそれがある。この問題について、画像全体を暗くすることにより、境界部分の光の反射を抑制することが可能であるが、容器Cが透明の場合、容器Cの縁部を認識し難くなるといった別の問題が生じ得る。そこで、計量装置1では、以下の処理により、容器を特定してもよい。容器の特定における容器特定部32の処理手順について、図6〜図8を参照しながら説明する。
図6に示されるように、容器特定部32は、処理を開始させると、カメラ7から送信された画像I(図7)にエッジ処理を行う(ステップS11)。次に、容器特定部32は、図8に示されるように、エッジ処理を行った画像IEにおいて、エッジEを抽出する(ステップS12)。続いて、容器特定部32は、計量皿3における載置部3aと周縁部3bとの境界部分において、エッジEが抽出されたか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、容器特定部32は、予め容器が無い状態で撮られた画像と画像IEとを比較して境界部分を特定し、その境界部分にエッジEがあるか否かを判定する。比較画像は、例えば、人感センサ8により人の存在が検知されないときにカメラ7により撮られる。
容器特定部32は、境界部分にエッジEがあると判定した場合には、ステップS14に進む。一方、容器特定部32は、境界部分にエッジEがあると判定しなかった場合には、ステップS16に進む。
ステップS14では、容器特定部32は、境界部分のエッジEの太さを測定する。そして、容器特定部32は、境界部分のエッジEの太さが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS15)。境界部分のエッジEは、容器Cや商品GのエッジEに比べて太さが細く表れるいという特徴がある。そのため、エッジEの太さを測定することにより、容器CのエッジEと境界部分のエッジEとを区別することができる。容器特定部32は、境界部分のエッジEの太さが所定の閾値以下であると判定した場合には、境界部分のエッジEを除外する(ステップS16)。一方、容器特定部32は、境界部分のエッジEの太さが所定の閾値以下であると判定しなかった場合には、ステップS17に進む。なお、エッジの判定を行うための閾値は、容器の種類等に応じて適宜設定されればよい。
ステップS17では、容器特定部32は、容器特定処理を行う。容器特定処理は、図4に示す処理と同様の処理である。以上により、容器特定部32では、容器Cの種類を特定する。このように、計量装置1では、計量皿3において載置部3aと周縁部3bとの境界部分の反射光が画像Iにおいて表れた場合であっても、その反射光を除外することができるため、反射光を対象物として誤認識することを防止できる。したがって、計量装置1では、断面凹状を呈する計量皿3であっても、商品の質量値を正確に求めることができる。
1…計量装置、3…計量皿、5…計量機構(計量部)、7…カメラ(撮像部)、31…安定判定部、32…容器特定部、33…質量値算出部(算出部)、C…容器、E…エッジ、G…商品、P…検知点。

Claims (6)

  1. 客が計量を行う計量装置であって、
    容器及び商品を含む被計量物が載置される計量皿と、
    前記計量皿に載置された前記被計量物を計量する計量部と、
    前記計量皿を含む撮像領域の画像を撮る撮像部と、
    前記撮像部により撮られた前記画像において前記計量皿以外の対象物を抽出し、2以上の前記対象物が抽出された場合に、当該対象物の中から前記容器を特定する容器特定部と、
    前記容器特定部により特定された前記容器に基づいて、前記商品の質量値を算出する算出部と、を備える、計量装置。
  2. 前記撮像部は、前記計量部から出力された計量信号に基づいて前記画像を撮る、請求項1記載の計量装置。
  3. 前記計量部から出力された前記計量信号に基づいて前記被計量物の計量の状態が安定しているか否か判定する安定判定部を備え、
    前記撮像部は、前記安定判定部において前記被計量物の計量の状態が安定していると判定された場合に、前記画像を撮る、請求項2記載の計量装置。
  4. 前記容器特定部は、前記画像を所定の方向に沿って走査して前記計量皿以外の前記対象物の縁部を検知した位置を検知点として取得し、当該検知点が連続する領域を抽出して、その抽出された前記領域に基づいて前記容器を特定する、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
  5. 前記容器特定部は、前記画像においてエッジを抽出し、抽出された前記エッジに基づいて前記容器を特定する、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
  6. 前記容器特定部は、パターンマッチングによって前記容器を特定する、請求項1〜3のいずれか一項記載の計量装置。
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