JP2015183455A - 建物におけるドアロック解除システム - Google Patents

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【課題】セキュリティーが向上。【解決手段】居住者の建物におけるドアロック解除システムであって、該ドアロック解除システムは、認証情報の成立を条件として建物のゲートを開閉するドアロック装置と、居住者が所持しかつ認証情報を有する主端末と、居住者に対して建物内で役務を提供する役務提供者が所持する従端末とから成り、ドアロック装置は、主端末からの認証情報を受信する受信手段、該受信手段が受信した記認証情報と記憶手段に予め格納されている主端末用登録認証情報とを比較して該ドアロック装置のロックを解除する錠制御部とを備え、また主端末は建物のゲートを開閉するための認証情報を近距離通信用無線手段を介して役務提供者の面前で従端末に送信し、従端末は受信手段に主端末から受け取ったデータ記憶部の認証情報を前記ドアロック装置の受信手段に送信して該ドアロック装置のロックを解除すること。【選択図】図1

Description

本発明は、居住者の建物におけるドアロック解除システムに関し、特に「介護サービスを受ける者が居住する建物におけるドアロック解除システム」に関する。
特許文献1には、近距離通信用無線手段を備えた携帯端末を用いて、ドアロック装置との認証を行い、該ドアロック装置のロックを解除する事項が記載されている(図1参照)。この特許文献1は、認証の際、広域通信網、質問器(リーダライター)、応答器(ダグ)のような複雑なもの使用しないので、極めて実施可能かつ有効なドアロック解除システムである。
また特許文献2には、A携帯端末とB携帯端末との間で赤外線通信により、例えば電話帳に登録されているアドレスを相互に交換する場合、利用者Aの携帯端末と、利用者Bの携帯端末との間で、前記アドレスを送受信する手順が記載されている。この特許文献2もデータを送信する際、送信側の利用者Aの携帯端末から、受信側の利用者Bの携帯端末に「一方向」にデータを送信・受信すれば良いので、極めて有効な通信方法と言える。
そこで、現在、特許文献1及び特許文献2の両方の利点を十分に生かした発明が出現することが期待されている。
特開2007−23531号公報 特開2011−15368号公報
本願発明の主たる課題は、特許文献1及び特許文献2の両方の利点を十分に生かした発明を提案することで、特に、非常にセキュリティーが向上し、役務提供を受ける者にとって、心理的に「安心」かつ「安全」である、ビジネスモデル的な発明を提案することである。本願発明の第2の課題は、認証情報を信頼できる相手方に面前で簡単に渡すことができること、付言すると、インターネット接続やサーバー等の利用が不要なことである。
本発明は、居住者の建物におけるドアロック解除システムであって、該ドアロック解除システムは、認証情報の成立を条件として前記建物のゲートを開閉するドアロック装置と、前記居住者が所持しかつ前記認証情報を有する主端末と、前記居住者に対して前記建物内で役務を提供する役務提供者が所持する従端末とから成り、前記ドアロック装置は、主端末からの認証情報を受信する受信手段、該受信手段が受信した前記認証情報と記憶手段に予め格納されている主端末用登録認証情報とを比較して該ドアロック装置のロックを解除する錠制御部とを備え、また、前記主端末は前記建物のゲートを開閉するための前記認証情報を、近距離通信用無線手段を介して、前記役務提供者の面前で前記従端末に送信し、前記主端末の認証情報をデータ記憶部に格納した前記従端末は、前記受信手段に前記主端末から受け取った前記データ記憶部の認証情報を前記ドアロック装置の受信手段に送信して該ドアロック装置のロックを解除することを特徴とする。特に、役務提供者は「介護者」であり、該介護者が従端末を携帯所持し、これに対して、役務としての介護サービスを受ける居住者は「被介護者」であることを特徴とする。
ここで「近距離通信用無線手段」には、近距離無線通信(NFC)、無線接続のBuetooth(登録商標)、Wi−Fi規格、所定の赤外線通信手段、その他これらに類する無線通信等が含まれる。
(a)請求項1に記載の発明は、役務提供を受ける者の主端末から役務提供者の従端末に対して、近距離の通信手段を介して、前記主端末の記憶部に格納されているゲート開閉用認証情報を、前記従端末に渡すので、役務提供を受ける者は、役務提供者の姿態、人柄、経歴等を直接面前で確認かつ承認することができる。したがって、広域通信網を利用して自己のゲート開閉用認証情報を相手方に送信する場合と比較して、非常にセキュリティーが向上し、役務提供を受ける者にとって、心理的に「安心」かつ「安全」である。また認証情報を、近距離通信用無線手段を介して簡単に渡すことができる。付言すると、インターネット接続やサーバー等の利用が不要なことから、主端末と従端末の操作のみで済む。
(b)請求項2に記載の発明は、サービスの内容が「介護サービス」なので、日常生活の面で他人の手助けが必要な場合のドアロック解除システムとしては最適である。また端末が「携帯電話」なので、端末に特別なプログラムや回路等を実装する必要がなくなるので、また維持費も掛かからない。
(c)請求項3に記載の発明は、サービスの提供を受ける有効時間帯(例えばAM8時〜PM8時)が決まっているので、日常生活の秩序維持を図ることができると共に、該有効時間帯以外の時のドアロックの解錠に対して注意を払うことができる。
(d)請求項4に記載の発明は、必要な場合には、主端末を操作して、認証情報を渡した従端末を記録により特定することができる。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示す各説明図。
本発明の基本的なシステムの構成例を示す概略説明図。 従端末を用いてドアロック装置のロックを解除する概略説明図。 ドアロック装置の概略図。 ドアロック装置の構成例を示す概略説明図。 近距離通信用無線手段による通信の概念図。 主端末及び従端末の構成例を示す概略説明図。 データの処理の一例を示すシーケンス図。 主端末が従端末に送信する認証情報の内容を示す説明図。
(1)基本的な考え方
本発明は、A氏(居住者である自己)が所持する主端末からB氏(建物の室内に入る他人)が所持する従端末に対して、近距離の通信手段を介して、前記主端末の記憶部に格納されているA氏のゲート開閉用認証情報を、前記従端末に渡し、前記A氏(自己)が居住する建物内で、前記B氏(他人)から各種のサービスを受けることができる、「ドアロック解除システム」である。
したがって、発明としては、広義では訪問サービスを受ける者(A氏)が居住する建物におけるドアロック解除システムであるものの、その用途を限定すると、狭義では、役務の内容が建物管理業者の管理サービス、清掃業者の清掃サービス等を除き、介護者(特定の世話人も含む)Bの介護サービスが、いわば新規なビジネスモデルなので、発明の名称としては、冗長であるものの、「介護サービスを受ける者(A氏)が居住する建物におけるドアロック解除システム」が最適である。
そこで、本発明の基本的な考え方は、役務提供者としての「介護者B」の従端末5は、役務提供を受ける者としての「被介護者A」の主端末3から、広域通信網を介して、前記被介護者Aが居住する建物1のゲート(室内のゲートも含んでも良い)6を開閉するための鍵データを含む認証情報4を受信するのではなく、近距離通信用無線手段を介して、かつ、相手である「被介護者A」と直接対面して、前記主端末3の鍵データを含む認証情報4を取得する。
したがって、非常にセキュリティーが向上し、世話乃至介護契約をした「被介護者A」にとっては、通信手段で自己のゲートを開閉するための認証情報4を介護者Bに渡しても、「安心」、「安全」である。それ故に、セキュリティーをより向上させるためには、認証情報に有効時間や有効期間を限定するのが望ましい。
なお、主端末3からの認証情報4の送信は、普通の無線通信や有線通信も理論的に可能であるが、普通の無線通信では電波の範囲が広く、契約者以外の者の端末が被介護者Aの主端末3から認証情報4を受信する可能性があり、また有線通信はケーブル、ジャック等が必要なので、非常に面倒である。
以上の観点から、本発明の基本的構成は、居住者Aの建物1におけるドアロック解除システムXであって、該ドアロック解除システムXは、認証情報4の成立を条件として前記建物1のゲート6を開閉するドアロック装置7と、前記居住者Aが所持しかつ前記認証情報4を有する主端末3と、前記居住者Aに対して前記建物内1aで役務を提供する役務提供者Bが所持する従端末5とから成る。
そして、前記ドアロック装置7は、主端末3からの認証情報4を受信する受信手段8、該受信手段8が受信した前記認証情報4と記憶手段に予め格納されている主端末用登録認証情報とを比較して該ドアロック装置7のロックを解除する錠制御部10とを備える。
また、前記主端末3は前記建物1のゲート6を開閉するための前記認証情報4を、近距離通信用無線手段を介して、前記役務提供者Bの面前で前記従端末5に送信し、前記主端末3の認証情報4を従のデータ記憶部に格納した従端末5は、ドアロック装置7の受信手段8に前記主端末3から受け取った前記従のデータ記憶部の認証情報を前記ドアロック装置7の受信手段8に送信して該ドアロック装置7のロックの解除を行う。なお、ここで「居住者Aの建物1」は、自己の住宅やマンションの専有部分のみではなく、介護サービスを受ける者Aが居住する介護施設も含まれる。
(2)具体的構成
図1乃至図8は、本発明の一実施形態の各説明図である。図1は、役務の内容が「介護サービス」で、被介護者Aは、例えば自己の建物1の室内1aで、例えばベッド2に横たわり、「介護者B」から介護サービスを受ける。発明の特定要件ではないが、当然、被介護者Aと介護者Bとの間で、役務提供に関する契約を締結する。本発明は被介護者Aと介護者Bとの間で契約を締結したことを前提として、被介護者Aが所持する主端末(実施形態ではA携帯端末)3から、介護者Bが所持する従端末(実施形態ではB携帯端末)5に対して、主端末が有する認証情報4を渡す。
前記主端末3及び従端末5の各端末は、それぞれ近距離通信用無線手段として、所定の赤外線通信(IrDA規格に基づく赤外線通信)手段を備えている。周知の如く、所定の赤外線通信は、普通一般の無線通信(例えばタグのやや弱い送信電波)とは相違し、両端末A、Bを水平方向或いは上下方向に対向させるように非常に近い距離に接近させる必要がある。それ故に、セキュリティーの観点から、被介護者Aの認証情報4を主端末3から従端末5に渡す通信手段として最も相応しい。
前記認証情報4には、例えば鍵データを含むゲート情報、A氏の識別情報、鍵データの有効時間帯情報、鍵データの有効期間等が関連付けした状態で含まれている。6は居住者Aの建物1のゲート(ドア)で、例えば建物1が普通一般の個人住宅であれば、該ゲート6は玄関ドアである。またマンションであれば専有部分と共用部とを区別する玄関ドアである。もちろん、ゲート6は室内にある介護室のドアであっても良い。また建物1には施設も含まれる。
7はゲート6を開閉するドアロック装置で、該ドアロック装置7の概要は図3で示すとおりである。図2及び図3で示すように、介護者Bが被介護者Aと契約したならば、介護者Bの従端末5は、前述したように主端末3からゲート6を開くことができる認証情報を貰うので、介護者Bは建物1の室内1aに入る時には、介護者Bの従端末5を利用してドアロック装置7の受信手段8の受信範囲内で、ロックの解除を行う。
図3を参照にしてドアロック装置7の構成を説明する。なお、ドアロック装置7の構成は公知乃至周知事項であるが、ここでは念のため詳細に説明する。図3に於いて、8は受信手段、9は認証情報入力手段、10は錠制御部、11は認証情報記憶部、12は計時手段、13は電動式ロック機構(例えば電気錠や扉自動開閉装置)である。
実施形態のドアロック装置7は、少なくとも電動式のロック機構13と、従端末5の赤外線通信装置5Bから送信された認証情報を受信するための受信手段(例えば赤外線通信手段)8と、前記ロック機構13によるゲート6のロック(例えば施錠や閉扉)を解除するために必要とされる主端末用登録認証情報の初期又は更新設定値を記憶した認証情報記憶手段11と、前記受信手段8によって受信された認証情報4と認証情報記憶手段11に記憶されている主端末用登録認証情報とを比較し、両者が一致する場合を条件としてロック機構13によるロックを解除する錠制御部(ロック解除判定手段)10と、例えば外部端末やテンキー25を利用して初期設定値や更新設定値(最新の認証情報)を入力するための認証情報入力手段9と、例えば従端末Bから送信され得る認証情報4が所定時間内か否かを判定するための計時手段12を備えている。
また図4はドアロック装置7のハードウェア構成の概略を示したブロック図である。ドアロック装置7は演算処理用CPU20と、該CPU20の制御プログラムを格納したROM21と、演算認証情報の一時記憶に利用されるRAM22と、前述した主端末用登録認証情報記憶手段11、その他の情報記憶手段等として機能する不揮発性メモリ23及び計時手段12を備えている。
またCPU20の入出力回路24には、認証情報入力手段9として機能するテンキー(英字キー等を含む)25と、入力情報を表示する表示部26と、受信手段8として機能する送受信手段(例えば赤外線通信手段、端末がタグ機能を有する場合には、応答器に対する質問器)27と、ロック機構13として機能する電気錠29用のドライバ28とを備えている。
さらに付言すると、送受信手段27(図1や図3では受信手段8)で受信された主端末3及び従端末5からの認証情報4は、前述の入出力回路24を介してCPU20に読み込まれる。また送受信手段27は通常は非作動状態とされており、例えば図示しない検知手段(照合開始スイッチ)付カメラの作動後、計時手段(タイマー)12が同時に作動し、例えば従端末5から送信される認証情報を受信するために所定時間だけ待機モードと成る。
電気錠29はドライバ28および入出力回路24を介してCPU20によって駆動制御され、ゲート6を、例えばドア枠側に固定するロック状態と、該ゲート6の開動作を許容するアンロック状態とに切り替える(例えばロック機構13が自動開閉扉の場合)。なお、本願発明のドアロック解錠システムには、電気錠或いは電子錠と称され、施錠片としてのデッドボルトが進退動する錠前、並びに検知手段の検知信号に基づいてゲートが開閉するゲート開閉装置(いわゆる自動扉開閉装置)が、当然、含まれている。
また表示部26には、ドアロック装置7の操作状態に応じたメッセージ等がCPU20側の制御で表示される。CPU20は実施形態におけるロック解除判定手段として機能し、CPU20を機能させるためのプログラムは予めROM21内に納められている。また計時手段(内部時計)12は、CPU20の動作タイミングを制御するクロック発生器を利用し、CPU20は該内部時計を参照して年月日時分秒の現在値を確認する。それ故に、錠制御部10は、判定手段と計時手段を有することになる。
図5を参照にして赤外線通信の送信処理の概略を説明する。主端末3と従端末5は、略同一の機能を有する携帯端末(例えばスマートホーン)である。したがって、認証情報の特定部(31、51)、送受信アプリケーション(32、52)、データの送受信部(無線部33、53)等は同一である。ここでは、主端末3から従端末5に対して、主端末3の認証情報4を矢印で示す従端末5に非常に近い距離で送信する旨を説明する。
図5において、被介護者の主端末3と介護者の従端末5は、両端末3、5の間で赤外線通信を行うモードとして、少なくとも送信モード32と、受信モード52を選択的に設定される。実施形態では、室内、室外を問わず、主端末3および従端末5の操作に関しては、契約者である被介護者Aと介護者Bの両者が互いに面前で、それぞれ送信モード(送信アプリ)32と受信モード(受信アプリ)53を設定する。
しかして、主端末3は、認証情報の特定部31と、送信モード(送信アプリ)32と、データ送信部(無線部)33と、その他の機能34を有する。一方、従端末5も、認証情報の特定部51と、受信モード(受信アプリ)52と、データ受信部(無線部)53と、その他の機能54を有する(図6も参照)。
前記主端末3の認証情報の特定部31は、従端末5へ送信する認証情報4を特定する。一方、従端末5の認証情報の特定部51は、主端末3から貰った前記認証情報4を特定する。付言すると、主端末3の認証情報の特定部31は、被介護者Aの操作によって特定された紐付情報(図8参照)を、送信対象のデータとして特定する。当然のことながら、被介護者Aが主端末3を操作して従端末5に対して認証情報を送信する場合には、送信アプリケーション(送信アプリ)が起動する。一方、介護者Bが従端末5を操作して主端末3から認証情報を受信する場合には、受信アプリケーション(受信アプリ)が起動する。このように、実施形態では、被介護者Aの主端末3から介護者Bの従端末5に鍵データを含むゲート情報(認証情報)4を渡せば良いので、原則として、複雑な送受信処理を行う必要がない。この点、図示しない従来の携帯端末と携帯端末との間で赤外線通信により、例えば電話帳に登録されているアドレスを相互に交換する場合、利用者Aの携帯端末と、利用者Bの携帯端末との間で、前記アドレスを送受信する態様と全く変わらない。
図6は主端末3と従端末5の構成を概略的に示す。図5で説明したように、33、53は無線部、31、51は認証情報の特定部、33、53はデータ送受信部である。主端末3と従端末5の各端末は、その他に、当然のことながら、入力部41と、表示部42と、データ記憶部43と、制御部40とを有し、さらに、計時手段44と実施形態によっては、接続要求部45を有している。
しかして、前記入力部41は、各種情報や操作指示を入力するための入力デバイスであり、例えば数字および文字等を入力するテンキーや、メニュー選択および表示スクロール等に用いられるカーソルキーなどである。また前記表示部42は、各種情報を出力する出力デバイスであり、例えば液晶ディスプレイやスピーカである。また前記データ記憶部43は各種データを記憶する記憶デバイスで、ゲート6を開くための認証情報4、電話帳データ等を記憶する。また前記無線部(33、53)は、相手の端末(3、5)との間で各種データを送受する処理を制御する。また無線部(33、53)は送受信アプリケーション(32、52)の起動により、望ましくは赤外線通信を介して、主端末3から前記認証情報4を従端末5に送信する。また前記制御部40は各種の算出処理手順などを規定したプログラムを記憶するための内部メモリを有し、種々の算出処理を実行する。特定部(31、51)は前述したとおり認証情報4を特定する。接続要求部45は、例えば図7で示すようなデータ送信処理を行う場合に作動する。
図7は、データ送信処理の一例を示すシーケンス図である。実施形態では、独立請求項の発明を前提として、主端末3が従端末5に無線部(近距離通信用無線手段)33、53を介して認証情報4を渡す際、互いの通信は「呼応」して行われ、主端末3が従端末5の識別情報4を取得した場合には、該従端末5の識別情報は主端末3のデータ記憶部43に格納されることが望ましい旨を示している。
図7のデータ送信処理を簡単に説明する。ステップS1は送信アプリを起動する。送信アプリが起動したならば、ステップS2で被介護者Aは主端末3を操作して従端末5に対して送信要求を送信する。ステップS3は従端末5が前記送信要求を受信してその状態を表示部42に表示する。
ステップS4は従端末5が送信アプリを起動させ、かつ従端末5の識別情報を含む接続要求を送信する。なお、該ステップS4と前記ステップS3の順序は逆であっても良い。
ステップS5は主端末3がB従端末5からの前記送信要求を受信してその状態を表示部42に表示する。ステップS6はA従端末3が前記送信要求に含まれている従端末5の識別情報を主のデータ記憶部43に格納する。ステップS7は主端末3が従端末5に対して認証情報4を送信する。そして、ステップS8はB従端末5が前記認証情報4を受信すると共に、データ記憶部43に該認証情報4を格納する。
なお、図8で示すように、実施形態では、主端末3から従端末5に送信される認証情報4には、主端末3を特定する端末に関する識別情報(鍵番号、介護者識別番号、主端末識別番号等など)とドアロック装置のロックを解除することができる有効時間帯情報等が含まれている。
実施形態に於いて、主端末3から従端末5に認証情報4を送信する場合、図7のデータ送信処理の如く、「相互の呼応」は必要ではなく、一方向へ送信で良い。すなわち、従端末5は受信を確認するだけで良く、仮に受信が「NGならば」主端末3から再送すれば良い。したがって、図7のデータ送信処理は、発明の課題として「認証情報を送信した記録(歴史)を確認したいような特殊な場合」である。
また、ゲート6を開閉する場合には、普通一般に、「質問器(リーダライター)」と「人が端末とは別個に所持する応答器(ダグ)」のような相互の呼応によって行われるが、主端末3並びに従端末5は、所定の赤外線通信で認証情報を送信することができるので、原則として、ドアロック装置7に対して認証情報4を送信するだけ良い。付言すると、質問器(リーダライター)」と「応答器(ダグ)」のような複雑なものは不要である。
なお、実施形態では、「建物のゲート」を居住者の専用部分に入る玄関扉の例で説明したが、例えば集合住宅の場合には共用部分のゲート(出入り口)も存在するので、本願発明の「建物のゲート」には前記共用部分のゲートも含めることが可能である。
本発明は、「介護サービス」を提供するのに適合する居住者の建物におけるドアロック解除システムに利用することができる。
1…建物、1a…室内、
A…被介護者、B…介護者、
3…主端末、4…認証情報、5…従端末、
5B…従端末の近距離通信用無線手段、
6…ゲート(ドア)、
7…ドアロック装置、
8、27…受信手段、
9…認証情報入力手段、
10…錠制御部、
11…認証情報記憶部、
12…計時手段、
13、29…ロック機構(例えば扉自動開閉装置)、
29…電気錠、
20…CPU、24…入出力回路、
31、51…認証情報の特定部、
43…データ記憶部、
33、53…データの送受信部(無線部)、
32、52…送受信アプリケーション(送信モード、受信モード)。

Claims (4)

  1. 居住者の建物におけるドアロック解除システムであって、該ドアロック解除システムは、認証情報の成立を条件として建物のゲートを開閉するドアロック装置と、居住者が所持しかつ認証情報を有する主端末と、居住者に対して建物内で役務を提供する役務提供者が所持する従端末とから成り、ドアロック装置は、主端末からの認証情報を受信する受信手段、該受信手段が受信した記認証情報と記憶手段に予め格納されている主端末用登録認証情報とを比較して該ドアロック装置のロックを解除する錠制御部とを備え、また主端末は建物のゲートを開閉するための認証情報を、近距離通信用無線手段を介して役務提供者の面前で従端末に送信し、従端末は受信手段に主端末から受け取ったデータ記憶部の認証情報を前記ドアロック装置の受信手段に送信して該ドアロック装置のロックを解除する、居住者の建物におけるドアロック解除システム。
  2. 請求項1に於いて、役務提供者は「介護者」であり、該介護者が従端末を携帯所持し、これに対して、役務としての介護サービスを受ける居住者は「被介護者」であり、該被介護者が主端末を携帯所持することを特徴とする、居住者の建物におけるドアロック解除システム。
  3. 請求項1に於いて、主端末から従端末に送信される認証情報には、主端末を特定する端末に関する識別情報とドアロック装置のロックを解除することができる有効時間帯情報が含まれていることを特徴とする、居住者の建物におけるドアロック解除システム。
  4. 請求項1に於いて、主端末が従端末に近距離通信用無線手段を介して認証情報を渡す際、互いの通信は「呼応」して行われ、主端末が従端末の識別情報を取得した場合には、該従端末の識別情報は主端末のデータ記憶部に格納されることを特徴とする、居住者の建物におけるドアロック解除システム。
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