JP2018056991A - 住宅管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信ネットワークを介して制御される複数の機器を、統一されたユーザインタフェースで一元的に管理することができる住宅管理システムを提供する。【解決手段】住宅管理システムは、住宅に設置される複数の機器であって、各々が通信ネットワークに接続され、該通信ネットワークを介して送受信される信号に基づく制御が可能な複数の機器と、通信ネットワークに接続され、複数の機器の各々の動作を管理するサーバと、住宅において用いられる住宅管理端末であって、複数の機器のうち、当該住宅管理端末に対する操作に応じた機器に対し、上記操作に応じた制御を行うための第1信号を送信し、通信ネットワークを介してサーバから送信される情報に基づいて、複数の機器のうち上記情報に応じた機器に対し、上記情報に応じた制御を行うための第2信号を送信する住宅管理端末と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅に備えられるIoT機器の制御技術に関する。
近年、各種電気機器を通信ネットワークに接続し、機器の稼働状況を遠隔監視したり機器を遠隔操作したりする、所謂IoT(インターネット・オブ・シングス)技術の住宅への適用が進められている(例えば特許文献1参照)。住宅におけるIoT技術の適用例として、ドアの開閉をセンサによって監視する、ドアの施錠や解錠を遠隔操作で行う、エアコンのオン・オフの切り換えや温度設定をスマートフォン等の携帯通信端末で制御するといったことが挙げられる。
特開2000−175275号公報
IoT技術が適用された機器(以下、IoT機器ともいう)は、通常、機器ごとに設けられたコントローラや、機器ごとに提供されるアプリケーションプログラムをインストールした通信端末を用いて制御される。そのため、ユーザ(住人や住宅の管理人)は、各機器を制御するための操作を様々なユーザインタフェース上で行わなければならない。それにより、住宅内にIoT機器が増えるほどユーザが行うべき操作の手順が増え、混乱を招いたり、住宅の管理効率が低下したりするおそれが生じてしまう。そのため、複数のIoT機器を統一されたユーザインタフェースで一元的に管理することができる住宅管理システムが望まれる。
上記特許文献1には、バスに接続された複数の機器のうち消音機能を有する機器に対し、消音機能のスイッチングを一括して行う技術が開示されている。しかし、上記特許文献1には、複数の機器の間で共通する機能(消音機能)に関する制御についてしか言及されていない。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、通信ネットワークを介して制御される複数の機器を、統一されたユーザインタフェースで一元的に管理することができる住宅管理システムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様である住宅管理システムは、住宅に設置される複数の機器であって、各々が通信ネットワークに接続され、該通信ネットワークを介して送受信される信号に基づく制御が可能な複数の機器と、前記通信ネットワークに接続され、前記複数の機器の各々の動作を管理するサーバと、前記住宅において用いられる住宅管理端末であって、前記複数の機器のうち、当該住宅管理端末に対する操作に応じた機器に対し、前記操作に応じた制御を行うための第1信号を送信し、前記通信ネットワークを介して前記サーバから送信される情報に基づいて、前記複数の機器のうち前記情報に応じた機器に対し、前記情報に応じた制御を行うための第2信号を送信する住宅管理端末と、を備えるものである。
上記住宅管理システムにおいて、前記住宅管理端末は、前記第1信号及び第2信号の少なくとも一方を近距離無線通信により前記複数の機器の各々に送信しても良い。
上記住宅管理システムにおいて、前記複数の機器は、前記住宅の入口ドアに設置され、解錠及び施錠がなされるロックを有するドアロックユニットを備え、前記住宅管理端末は、前記ロックを解錠するためのキー情報を前記サーバから受信した場合に、前記キー情報を前記ドアロックユニットに送信し、前記キー情報により前記ロックが解錠されるように前記ドアロックユニットの設定を行っても良い。
上記住宅管理システムにおいて、前記サーバは、前記通信ネットワークを介して前記住宅の内見の予約を受け付ける内見予約受付部と、前記予約の時刻を含む所定の時間帯に前記ロックを解錠するためのキー情報を生成し、前記住宅管理端末に送信し、前記キー情報を、前記通信ネットワークに接続可能な特定の携帯端末に送信する住宅管理部と、を備え、前記ドアロックユニットは、前記特定の携帯端末から前記ロックの解錠を指示する第3信号を受信した場合に、前記ロックを解錠させても良い。
上記住宅管理システムにおいて、前記サーバは、前記内見予約受付部が受け付けた予約に関する予約情報であって、前記内見の予約者の顔を含む画像データを含む予約情報を格納するデータベースをさらに有し、前記複数の機器は、前記住宅の入口に設置され、該住宅への訪問者を撮影して画像データを生成し、該訪問者の画像データを前記住宅管理端末に送信するカメラユニットを含み、前記住宅管理端末は、前記カメラユニットから送信された前記訪問者の画像データを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記予約者の顔を含む画像データと前記訪問者の画像データとに基づいて顔認証を行うことにより、前記訪問者が前記予約者と一致するか否かを判断しても良い。
上記住宅管理システムは、前記通信ネットワークを介して前記サーバと接続された端末装置をさらに備え、前記サーバは、前記訪問者が前記予約者と一致すると判断した場合に、前記予約者の顔を含む画像データと前記訪問者の画像データとを前記端末装置に送信し、前記顔を含む画像及び前記訪問者の画像を前記端末装置に表示させても良い。
上記住宅管理システムにおいて、前記端末装置は、前記サーバを介して前記住宅管理端末とビデオ通話が可能であっても良い。
上記住宅管理システムにおいて、前記住宅管理端末と前記端末装置との間でビデオ通話を行っている間、前記端末装置に対する操作により前記住宅管理端末に表示させる画面を切り換えることが可能であっても良い。
本発明によれば、通信ネットワークを介してサーバと接続された住宅管理端末を設け、この住宅管理端末に対する操作により複数の機器を制御し、或いは、サーバから送信される情報に基づいて住宅管理端末により複数の機器を制御するので、通信ネットワークを介して制御される複数の機器を、統一されたユーザインタフェースで一元的に管理することが可能となる。
実施形態に係る住宅管理システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る住宅管理端末の主要構成を示すブロック図である。 実施形態に係るサーバの主要構成を示すブロック図である。 実施形態に係る住宅管理システムにおいて実行される住宅の内見予約処理のシーケンス図である。 実施形態に係る住宅管理システムにおいて実行されるロックの解錠処理のシーケンス図である。 ロックの解錠処理において住宅管理端末に表示される画面を例示する模式図である。 ロックの解錠処理において管理会社端末に表示される画面を例示する模式図である。 実施形態に係る住宅管理システムにおいて実行される賃貸契約の申込処理のシーケンス図である。 ビデオ通話をしている間に住宅管理端末及び管理会社端末にそれぞれ表示される画面を例示する模式図である。 住宅管理端末に表示される重要事項の説明画面を例示する模式図である。 実施形態に係る住宅管理システムにおいて実行されるロックの施錠処理のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態
本実施形態では、集合住宅における各戸の住宅管理を例に説明するが、これに限る趣旨ではない。本発明の一実施形態に係る住宅管理システムは、集合住宅以外にも、一軒家や寮の個室など、様々なタイプの住宅の管理に適用することが可能である。
(1)実施形態の構成
図1は、本実施形態に係る住宅管理システム1の概略構成を示す図である。
住宅管理システム1は、マンションやアパート等の集合住宅A内の住宅R1、R2、…を管理するシステムである。図1においては、住宅R2の内部構成のみを示しているが、他の住宅R1、R3、…についても、住宅R2と概ね同様の構成を有している。同図に示すように、住宅管理システム1は、各住宅R1、R2、…において用いられる住宅管理端末10と、各住宅に設置された複数の機器(ドアロックユニット20a〜磁気センサ20g)と、サーバ40とを備える。以下、ドアロックユニット20a〜磁気センサ20gの各機器を総称して機器20と記す。
住宅管理端末10とサーバ40とは、通信ネットワークNを介して接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。図1において、住宅管理端末10は、集合住宅Aに構築されたローカルなネットワークn1を介して通信ネットワークNに接続されているが、これに限定されず、住宅管理端末10とサーバ40との間で相互に情報を送受信可能な状態であれば良い。
各機器20は、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信等の近距離無線通信により住宅管理端末10と接続され、この住宅管理端末10を介して通信ネットワークNに接続される。或いは、機器20の種類によっては、機器をLAN、専用線、WiFi等の通信ネットワークに直接接続しても良い。機器20の具体例については後述する。
また、住宅管理システム1は、この他にも、住宅管理端末10との間で通信可能なユーザ携帯端末30、集合住宅Aを管理する管理会社において用いられる管理会社端末50、管理会社のスタッフが使用するスタッフ携帯端末60、及び、集合住宅Aの内見希望者が使用するカスタマ端末70を含んでも良い。このうち、ユーザ携帯端末30は、通信ネットワークNを介して住宅管理端末10と接続可能であると共に、適宜切り換えることにより、ブルートゥースや赤外線通信等の近距離無線通信により住宅管理端末10と接続可能である。また、管理会社端末50、スタッフ携帯端末60、及びカスタマ端末70は、通信ネットワークNを介してサーバ40と接続されている。
図2は、住宅管理端末10の主要構成を示すブロック図である。住宅管理端末10としては、タブレット端末やスマートフォンなど、通信ネットワークを介して他の通信機器とデータの授受が可能な携帯式の端末装置を利用することができる。本実施形態においては、汎用のタブレット端末に専用のアプリケーションをインストールし、このアプリケーションを実行させることにより、タブレット端末を住宅管理端末10として使用する。
住宅管理端末10は、通信インタフェース11と、表示部12と、入力部13と、音声出力部14と、信号受発信部15と、撮像部16と、記憶部17と、プロセッサ18とを備える。
通信インタフェース11は、住宅管理端末10を通信ネットワークN(又は通信ネットワークn1)に接続し、通信ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース11は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
表示部12は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイにより構成され、機器20を操作するための操作画面や、モニタ(監視)機能を有する機器20から送信されたモニタ情報等を表示する。
入力部13は、操作ボタンやタッチパネル等の入力デバイスである。
信号受発信部15は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やIrDAなどの通信規格に基づき、所定の電波を利用した無線信号を機器20に発信すると共に、機器20から発信された無線信号を受信する。
撮像部16は、タブレット端末に内蔵されたカメラである。
記憶部17は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶部17は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶部17は、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等を記憶する。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース11を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶部17は、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ18が実行することにより、当該住宅管理端末10が設置された住宅を管理するための住宅管理アプリケーションAP1を記憶している。
プロセッサ18は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶部17に格納されている各種プログラムを実行することにより住宅管理端末10の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
また、プロセッサ18が住宅管理アプリケーションAP1を実行することにより実現される機能部には、設定情報取得部181と、モニタ情報取得部182と、制御信号生成部183とがある。プロセッサ18は、これらの機能部により、複数の機器20に対し、それぞれの機器20に応じた制御を行う。
詳細には、設定情報取得部181は、機器20の制御や操作に用いられる情報をサーバ40から受信し、受信した情報に基づいて、該当する機器20を制御又は操作するための設定を行う。
モニタ情報取得部182は、モニタ(監視)機能を有する機器(例えば、カメラユニット20c、磁気センサ20g)からモニタ情報が送信された場合に、このモニタ情報を受信して表示部12に表示し、或いは、このモニタ情報をサーバ40に送信する。
制御信号生成部183は、入力部13に対する操作を検知した場合に、検知した操作に応じた機器20に対し、この操作に応じた動作を実行させるための制御信号(第1信号)を生成して送信する。また、制御信号生成部183は、サーバ40から機器20を操作するための情報を受信した場合に、受信した情報に応じた機器20に対し、この情報に応じた動作を実行させるための制御信号(第2信号)を生成して送信する。
機器20の各々は、住宅管理端末10から無線送信される信号に基づく制御が可能な電気機器である。機器20として、具体的には、ドアロックユニット20a、インターホン20b、カメラユニット20c、照明ユニット20d、エアコン20e、テレビ(TV)ユニット20f、磁気センサ20g等が挙げられる。
ドアロックユニット20aは、住宅R2の出入り口のドアに設置されるロックと、このロックを電気的な制御により開閉する制御部とを有する。制御部は、スマートフォン等の携帯端末から近距離無線通信により送信されるキー情報に対する認証を行い、認証に成功すると、当該携帯端末から送信される制御信号(解錠指示信号(第3信号)又は施錠指示信号)に従って動作する。また、ドアロックユニット20aは、住宅管理端末10から制御信号(同上)を送信することによっても操作することが可能である。
インターホン20bは、住宅R2の玄関の外側に設置され、呼出ボタンに対する操作を検知して呼出音を発生する呼出機能と、住宅管理端末10との間で音声のやり取りを行う通話機能とを有する。
カメラユニット20cは、住宅R2の玄関の外側に設置される撮影装置であり、インターホン20bと連動して動作する。即ち、インターホン20bの呼出ボタンが操作されると、カメラユニット20cは、玄関先の撮影を開始し、訪問者が写った画像の画像データを住宅管理端末10に送信して画像を表示させる。
照明ユニット20dは、住宅R2の室内に設置され、住宅管理端末10から送信される制御信号に従ってオン・オフを切り換えると共に、各照明の状態(オン・オフ、明るさ、寿命等)を表すモニタ情報を住宅管理端末10に送信する。また、照明ユニット20dは、壁等に取り付けられた専用のスイッチによりオン・オフを切り換えることも可能である。
エアコン20eは、住宅管理端末10から送信される制御信号に従ってオン・オフを切り換えると共に温度調節や風量調節を行う。
テレビユニット20fは、住宅管理端末10から送信される制御信号に従ってオン・オフやチャンネルの切り換えを行うと共に、音量調節や録画等の動作を実行する。
磁気センサ20gは、ベランダのドアや窓など、住宅R2外からの侵入経路上に取り付けられ、ドア等の開閉やドア等に加えられた衝撃によって生じる振動を検出し、この振動を表すモニタ情報を住宅管理端末10に送信する。住宅管理端末10は、受信したモニタ情報に基づき、ドア等が異常な状態(不審者の侵入、破壊等)にあるか否かを判断し、必要に応じて警報を発したり、モニタ情報をさらにサーバ40に送信したりする。
ユーザ携帯端末30は、スマートフォンや携帯電話等の汎用の携帯通信端末によって構成される。ユーザ携帯端末30に所定のアプリケーションプログラムをインストールすることにより、ユーザ携帯端末30を住宅管理端末10と通信させ、住宅管理端末10と連携して各機器20の制御をさせることができる。ユーザ携帯端末30と住宅管理端末10との間では、通信環境に応じて、ブルートゥースや赤外線通信等の近距離無線通信を行っても良いし、インターネット、WiFi、電話回線等を介して通信を行っても良い。
ユーザ携帯端末30の利用例として、インターホン20bの呼出ボタンが操作された場合、住宅管理端末10は、カメラユニット20cから送信された画像データをユーザ携帯端末30に転送して訪問者の画像を表示させると共に、インターホン20bとユーザ携帯端末30との間で通話可能となるように両者を接続する。これにより、ユーザ(住居R2の住人)は、ユーザ携帯端末30からインターホン20bに応答し、ドアロックユニット20aへの解錠操作を行うことができる。また、別の例として、ユーザ携帯端末30から住宅管理端末10を介して照明ユニット20dのオン・オフの切り換え操作を行っても良い。これにより、例えば照明を消し忘れて外出した際に照明をオフにしたり、反対に、夜間の外出中に照明をオンにして防犯対策とすることができる。
図3は、サーバ40の主要構成を示すブロック図である。サーバ40は、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、所定のプログラムを実行することにより、通信ネットワークNによって接続された住宅管理端末10やユーザ携帯端末30等の他の機器と連携して、集合住宅A内の各住宅R1、R2、…を管理すると共に、空き住居への入居希望者による内見を管理するサーバ機能を実現するものである。
サーバ40を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。或いは、インターネット経由で提供される仮想サーバ(所謂クラウドサーバ)やストレージを利用して、上述したサーバ40の機能を実現しても良い。
図3に示すように、サーバ40は、通信インタフェース41と、記憶部42と、プロセッサ43とを備える。
通信インタフェース41は、サーバ40を通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。
記憶部42は、オペレーティングシステムプログラムやドライバプログラムを含む各種プログラムおよびこれらのプログラムの実行中に使用される各種データを格納する。具体的には、記憶部42は、プロセッサ43に実行させる住宅管理プログラムPR1及び内見管理プログラムPR2と、これらのプログラムの実行中に使用される住宅情報データベース(DB)421と、入居者情報データベース(DB)422と、管理会社情報データベース(DB)423と、予約情報データベース(DB)424と、アプリケーション管理情報データベース(DB)425とを記憶している。
住宅情報データベース421は、サーバ40が管理対象とする住宅に関する情報(住宅情報)を格納する。住宅情報は、住宅のID、所在地、部屋番号、当該住宅の管理形態(所有者、管理会社等)、管理を担当する管理会社、居住状況(入居済み、空き)等を含む。
入居者情報データベース422は、サーバ40が管理対象とする住宅の入居者に関する情報(入居者情報)を格納する。入居者情報は、入居者の氏名及び生年月日、世帯主、家族構成、メールアドレス等の情報を含む。
管理会社情報データベース423は、住宅の管理会社に関する情報(管理会社情報)を格納する。管理会社情報は、管理会社のID、名称、管理を担当している住宅のID、連絡先等の情報を含む。
予約情報データベース424は、空き住居への内見の予約に関する情報(予約情報)を格納する。予約情報は、住宅のID、所在地、内見の予約者の氏名、生年月日、連絡先、顔写真の画像データ、内見の予約日時、管理会社の担当者等の情報を含む。
アプリケーション管理情報データベース425は、住宅に備えられる各機器20を制御するためのアプリケーションの管理情報を格納する。アプリケーション管理情報は、各機器20のスペック、型式、アプリケーションのバージョン等の情報を含む。
プロセッサ43は、記憶部42に格納されている各種プログラムを実行することでサーバ40の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ43は、住宅管理プログラムPR1及び内見管理プログラムPR2を実行することにより、住宅管理端末10、機器20、ユーザ携帯端末30、管理会社端末50、スタッフ携帯端末60、及びカスタマ端末70と連携して、住宅管理機能及び内見管理機能を実現する。
プロセッサ43が住宅管理プログラムPR1及び内見管理プログラムPR2を実行することにより実現される機能部には、住宅管理部431と、機器制御部432と、住宅モニタ部433と、内見予約受付部434とがある。
住宅管理部431は、住宅に設置された各機器20を制御するための各種情報を管理する。例えば、住宅管理部431は、ドアロックユニット20aのロックを解錠するためのキー情報を生成して住宅管理端末10に送信すると共に、同じキー情報を特定のメールアドレスに送信するキー情報生成部431aを有する。キー情報の送信先は、例えば入居者本人のメールアドレスであり、入居者が自身の携帯端末でキー情報を受信し、この携帯端末をドアロックユニット20aに近づけることで、携帯端末によるドアロックユニット20aの操作が可能となる。或いは、キー情報生成部431aは、特定の日時にのみ解錠操作が可能となるキー情報を、管理会社に所属する内見の案内担当者のメールアドレスに送信しても良い。
機器制御部432は、住宅に設置された各機器20の遠隔操作を行う。例えば、機器制御部432は、特定の場合に、ドアロックユニット20aのロックを解錠する解錠指示信号を住宅管理端末10から送信させる解錠指示部432aを有する。特定の場合とは、例えば、住宅内から緊急通報があった場合や、本人確認が取れた住人からの依頼があった場合などである。
住宅モニタ部433は、モニタ機能を有する機器(例えば、カメラユニット20c、磁気センサ20g等)から送信されたモニタ情報を、住宅管理端末10を介して受信した場合に、受信したモニタ情報に応じた処理を実行する。例えば、住宅モニタ部433は、カメラユニット20cにより撮影された訪問者の画像を、予約情報データベース424に格納された内見予約者の顔写真の画像と対比して顔認証を行うことにより、両者が同一人物であるか否かを判断する顔認証部433aを有する。或いは、住宅モニタ部433は、磁気センサ20gが検出した振動を表すモニタ情報を受信した場合に、振動の程度や継続時間に応じて、緊急通報を行う等の機能を有していても良い。
内見予約受付部434は、空き住宅への内見の予約を受け付け、予約情報を生成して予約情報データベース424に格納する。
管理会社端末50は、通信ネットワークNを介して他の通信機器との間でデータの送受信が可能であり、且つ、受信した情報に基づく画面表示が可能な表示部と、映像及び音声の入出力が可能なビデオ通話機能と、入力デバイスとを備える端末装置である。具体的には、管理会社端末50として、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、タブレット端末等を用いることができる。管理会社端末50は、サーバ40を介して住宅管理端末10と通信を行い、住宅管理に関する種々のサービスを提供する他、内見に訪れた入居希望者に対してビデオ通話により住宅の案内を行う。
スタッフ携帯端末60は、通信ネットワークNを介して他の通信機器との間でデータの送受信が可能であり、且つ、受信した情報に基づく画面表示が可能な表示部と、入力デバイスとを備える携帯可能な端末装置である。具体的には、スタッフ携帯端末60として、スマートフォン、携帯電話機、PDA、タブレット端末等を用いることができる。スタッフ携帯端末60は、管理会社に所属するスタッフに携帯され、ドアロックユニット20aに対するロックの解錠又は施錠操作や、管理会社端末50とのコミュニケーション等に用いられる。
カスタマ端末70は、通信ネットワークNを介して他の通信機器との間でデータの送受信が可能な端末装置であり、具体的には、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、PDA等が用いられる。カスタマ端末70は、住宅への入居希望者が内見を予約する際に用いられる。
(2)実施形態の動作
次に、住宅管理システム1において実行される内見の予約から契約の申込までの処理を説明する。
内見の予約は、各種端末装置から通信ネットワークNを介して所定のwebページにアクセスし、内見を希望する物件、希望日時、内見予約者の個人情報等の所定の予約情報を送信することにより行われる。予約情報の送信は、内見予約者がカスタマ端末70を用いて自ら行っても良いし、不動産会社などの仲介業者に依頼して行っても良い。以下においては、カスタマ端末70から予約情報を送信するものとする。図4は、住宅管理システム1において実行される住宅の内見予約処理のシーケンス図である。
まず、カスタマ端末70が内見の予約情報をサーバ40に送信する(ステップS11)。これに応じて、サーバ40は予約情報を受け付け(ステップS12)、この予約情報を管理会社端末50に送信する(ステップS13)。
管理会社端末50は、予約情報を受信すると(ステップS14)、予約情報で指定された内見の希望日時に対応可能であれば、当該内見の予約を受け付けた旨を示す予約受付情報をサーバ40に送信する(ステップS15)。なお、管理会社において内見の希望日時に対応できない場合、別の候補日を含む代替案をカスタマ端末70にメール送信しても良いし、管理会社のスタッフが別途電話等により内見の日時を調整しても良い。
サーバ40は、予約受付情報を受信すると、ステップS12において受け付けた予約情報を予約情報データベース424に登録し(ステップS16)、さらに、予約受付情報をカスタマ端末70に送信する(ステップS17)。カスタマ端末70は、予約受付情報を受信し(ステップS18)、これにより、内見予約処理が完了する。
次に、内見当日に、管理会社から派遣された案内担当者が内見予約者を現地で案内する際の処理を説明する。ここでは、案内担当者が先に現地を訪れて住宅内で待機し、内見予約者に直接現地に来てもらう場合を説明する。図5は、住宅管理システム1において実行されるロックの解錠処理のシーケンス図である。図6は、ロックの解錠処理において住宅管理端末10に表示される画面を例示する模式図である。図7は、同処理において管理会社端末50に表示される画面を例示する模式図である。
まず、サーバ40は、ドアロックユニット20a(図1参照)のロックを解錠するためのキー情報として、解錠コードを住宅管理端末10及び管理会社端末50に送信する(ステップS20)。この解錠コードは、内見の予約時間帯及びその前後の所定時間にのみロックが解錠可能となるように、新たに設定されたものである。住宅管理端末10は、受信した解錠コードをドアロックユニット20aに送信し、当該解錠コードによりロックが限定された時間帯にのみ解錠されるように設定を行う(ステップS21)。他方、管理会社端末50は、解錠コードを受信すると(ステップS22)、受信した解錠コードをさらに、内見の案内担当者のスタッフ携帯端末60に送信する(ステップS23)。
スタッフ携帯端末60が解錠コードを受信すると(ステップS24)、案内担当者は、このスタッフ携帯端末60を持ち、内見の予約時間よりも前に現地を訪れる。そして、持参したスタッフ携帯端末60をドアロックユニット20aから所定範囲内に近づけると、スタッフ携帯端末60から解錠指示信号が送信される(ステップS25)。これにより、ドアロックユニット20aのロックが解錠され、案内担当者は住宅内に入ることができる。この際、住宅管理端末10は、ロックの解錠を検知する(ステップS26)。
住宅管理端末10は、インターホン20bの操作ボタンに対する操作を検知すると(ステップS27)、カメラユニット20cに対して訪問者の撮影を指示する(ステップS28)。それにより、図6に示すように、住宅管理端末10の表示部12に訪問者の画像が表示される。この表示部12には、訪問者の画像が表示される画像表示欄m11に加えて、インターホン20bを介して訪問者と通話するための通話ボタンm12と、通話を終了させるための終了ボタンm13と、ロックを解錠させるための解錠ボタンm14とが表示される。
また、住宅管理端末10は、カメラユニット20cが生成した画像データをサーバ40に送信する(ステップS29)。サーバ40は、画像データを受信すると(ステップS30)、受信した画像データと予約情報に含まれる内見予約者の顔写真の画像データとに基づいて顔認証を行う(ステップS31)。そして、顔認証の結果、訪問者と内見予約者とが同一人物であると判断すると、住宅管理端末10から受信した画像データをさらに管理会社端末50に送信する(ステップS32)。
管理会社端末50は、画像データを受信し、この画像データに基づいて訪問者の画像を表示する(ステップS33)。図7に示すように、管理会社端末50には、内見予約者の顔写真の画像m21を含む個人情報の表示欄m22と、住宅管理端末10から送信された画像データに基づく画像が表示される画像表示欄m23と、住宅管理端末10との間でビデオ通話を開始させるための通話ボタンm24と、ビデオ通話を終了させるための終了ボタンm25と、ドアロックユニット20aのロックを解錠させるための解錠ボタンm26とを含む画面が表示される。管理会社のオペレータは、このような画面において、内見予約者の顔写真の画像と、画像表示欄m23に表示された訪問者の画像とを対比し、両者が一致するか否かを目視で判断する。
オペレータは、顔写真の画像と訪問者の画像とが一致すると判断した場合、管理会社端末50を操作し、両者が一致することを確認した旨を示す確認情報を送信する(ステップS34)。確認情報は、テキスト情報として送信しても良いし、通話機能を利用した音声情報として送信しても良い。サーバ40は、確認情報を受信すると(ステップS35)、この確認情報をさらに住宅管理端末10に送信する(ステップS36)。
住宅管理端末10が確認情報を受信すると(ステップS37)、案内担当者はロックの解錠操作を行う。具体的には、住宅管理端末10に表示された解錠ボタンm14に対して所定の操作(例えばタップ操作)を行う。住宅管理端末10は、ロックの解錠操作を検知すると(ステップS38)、ドアロックユニット20aに解錠指示信号を送信する(ステップS39)。それにより、ドアロックユニット20aのロックが解錠され、訪問者(内見予約者)は住宅内に入ることができる。
なお、上記説明においては、住宅管理端末10からロックの解錠操作を行うこととしたが、これを管理会社端末50から行うこととしても良い。即ち、図7に示す解錠ボタンm26に対してオペレータが所定の操作(例えばマウスによるクリック操作)を行う。それにより、管理会社端末50からサーバ40及び住宅管理端末10を介して、ドアロックユニット20aに解錠指示信号が送信され、ロックが解錠される。
次に、内見を行った入居希望者が賃貸契約の申込を行うまでの処理を説明する。ここで、賃貸契約を行う際には、重要事項説明書の書面の提示した上での有資格者による口頭の説明が必要になる。本実施形態においては、この説明を、住宅管理端末10と管理会社端末50との間におけるビデオ通話機能を用いて行う。図8は、住宅管理システム1において実行される賃貸契約の申込処理のシーケンス図である。図9は、ビデオ通話をしている間に住宅管理端末10及び管理会社端末50にそれぞれ表示される画面を例示する模式図である。図10は、住宅管理端末10に表示される重要事項の説明画面を例示する模式図である。
まず、サーバ40は、住宅管理端末10と管理会社端末50とを接続する(ステップS41)。これにより、両者の間で画像(映像)データ及び音声データの送受信が可能な状態となる。このとき、図9に示すように、住宅管理端末10には、管理会社端末50を操作するオペレータの画像が表示され、管理会社端末50の画像表示欄m23には、住宅管理端末10を操作する入居希望者の画像が表示される。この際、住宅管理端末10の画面の一部にウィンドウm15を設け、入居希望者自身の画像を表示するようにしても良い。また、管理会社端末50の画面に、住宅管理端末10に表示させる画面を切り換えるための画面切り換えボタンm27を設けても良い。
入居希望者は、住宅の設備等についての疑問がある場合、ビデオ通話によりオペレータに質問し、オペレータは質問に対して回答する。この際、オペレータは、必要に応じて画面切り換えボタンm27を操作し、説明用の画像や資料等を住宅管理端末10に表示させても良い。
入居希望者が賃貸契約を申し込みたい旨をビデオ通話によりオペレータに申し出ると、オペレータは管理会社端末50に対し、賃貸契約の申込フォーマットを送信する操作を行う。これにより、管理会社端末50からサーバ40に、賃貸契約の申込フォーマットの送信要求が送信され(ステップS42)、サーバ40は、申込フォーマットを住宅管理端末10に送信する(ステップS43)。
住宅管理端末10は、申込フォーマットを受信して画面に表示する(ステップS44)。入居希望者がこの申込フォーマットに必要事項を入力し、送信する操作を行うと、住宅管理端末10は、賃貸契約の申込情報をサーバ40に送信し(ステップS45)、サーバ40はこれを受信する(ステップS46)。
また、オペレータは、賃貸契約に関する重要事項の説明をする旨をビデオ通話により入居希望者に伝え、管理会社端末50に対し、重要事項説明書を送信する操作を行う。これにより、管理会社端末50からサーバ40に、重要事項説明書の送信要求が送信され(ステップS47)、サーバ40は、重要事項説明書を住宅管理端末10に送信する(ステップS48)。
住宅管理端末10は、重要事項説明書を受信して画面に表示する(ステップS49)。このとき、図10に示すように、住宅管理端末10には、重要事項説明書が所定のフォーマット(例えばPDF)で表示されると共に、オペレータの画像が表示されるウィンドウm16と、確認ボタンm17とが設けられる。
オペレータは、住宅管理端末10に表示される重要事項説明書をスクロール又はページ送りする操作を管理会社端末50から行いつつ、ビデオ通話により重要事項の説明を行う。それにより、入居希望者は、住宅管理端末10に表示された重要事項説明書を参照しながら、オペレータの口頭による重要事項の説明を受けることができる。
重要事項の説明が終了すると、入居希望者は確認ボタンm17に対して所定の操作(例えばタップ操作)を行う。住宅管理端末10は、確認ボタンm17に対する操作を検知すると、重要事項の説明を受けた旨の確認情報をサーバ40に送信する(ステップS50)。
サーバ40は、確認情報を受信すると(ステップS51)、ステップS46において受信した申込情報を、正式な賃貸契約が申し込まれたものとして予約情報データベース424に登録する(ステップS52)。
次に、内見が終了し、案内担当者及び内見予約者が退室するまでの処理を説明する。図11は、住宅管理システム1において実行されるロックの施錠処理のシーケンス図である。
住宅管理端末10は、ドアロックユニット20aが設置されたドアの開閉操作を検知すると(ステップS61)、案内担当者及び内見予約者が退室した旨を示す退室情報をサーバ40に送信する(ステップS62)。サーバ40は、退室情報を受信すると(ステップS63)、施錠を指示する情報(施錠指示)を住宅管理端末10に送信する(ステップS64)。
住宅管理端末10は、施錠指示を受信すると(ステップS65)、施錠指示信号をドアロックユニット20aに送信する(ステップS66)。これにより、ドアロックユニット20aにおいてロックの施錠がなされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、住宅管理端末10を用いることにより、住宅に設置された複数の機器20を、統一されたユーザインタフェースで一元的に管理することができる。従って、住人は、複数種類の機器20が設置されていたり、新たに機器20を増設したりする場合であっても、混乱することなく各機器20を使用し、効率的に住宅を管理することができる。
また、本実施形態によれば、住宅管理端末10を用いることにより、住宅の内見から賃貸契約の申込までの処理を効率良く進めることができる。特に、有資格者による口頭での説明が必要な重要事項についても、住宅管理端末10と管理会社端末50との間でのビデオ通話機能を利用することにより、入居希望者はその場で説明を受けることができる。従って、内見終了後、契約のため入居希望者に改めて不動産会社の店舗等に出向いてもらう必要がなくなり、入居希望者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、内見の現場を訪れた訪問者が内見予約者と一致するか否かを、サーバ40において顔認証で確認すると共に、管理会社端末50に画像を表示させ、オペレータによる目視のチェックも行うので、住宅への不審者の侵入を防ぐことができる。
上記実施形態においては、住宅管理システム1を住宅の管理に適用する場合を説明したが、同システムは、住宅を短期間の宿泊の利用に供する所謂民泊サービスに適用することも可能である。この場合、宿泊者への鍵の引き渡しや宿泊の受付を人手によって行う必要がなくなるので、簡単且つ効率良く、住宅を民泊サービスに提供することが可能となる。また、住宅内に設置された機器20のログを記録しておくことにより、宿泊者による機器20の利用状況を把握することができるので、宿泊中における安全性を担保することもできる。
1…住宅管理システム
10…住宅管理端末
11…通信インタフェース
12…表示部
13…入力部
14…音声出力部
15…信号受発信部
16…撮像部
17…記憶部
18…プロセッサ
20…機器
20a…ドアロックユニット
20b…インターホン
20c…カメラユニット
20d…照明ユニット
20e…エアコン
20f…テレビ(TV)ユニット
20g…磁気センサ
30…ユーザ端末
40…サーバ
41…通信インタフェース
42…記憶部
43…プロセッサ
50…管理会社端末
60…スタッフ携帯端末
70…カスタマ端末
181…設定情報取得部
182…モニタ情報取得部
183…制御信号生成部
421…住宅情報データベース(DB)
422…入居者情報データベース(DB)
423…管理会社情報データベース(DB)
424…予約情報データベース(DB)
425…アプリケーション管理情報データベース(DB)
431…住宅管理部
431a…キー情報生成部
432…機器制御部
432a…解錠指示部
433…住宅モニタ部
433a…顔認証部
434…内見予約受付部
AP1…住宅管理アプリケーション
PR1…住宅管理プログラム
PR2…内見管理プログラム
N、n1…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 住宅に設置される複数の機器であって、各々が通信ネットワークに接続され、該通信ネットワークを介して送受信される信号に基づく制御が可能な複数の機器と、
    前記通信ネットワークに接続され、前記複数の機器の各々の動作を管理するサーバと、
    前記住宅において用いられる住宅管理端末であって、前記複数の機器のうち、当該住宅管理端末に対する操作に応じた機器に対し、前記操作に応じた制御を行うための第1信号を送信し、前記通信ネットワークを介して前記サーバから送信される情報に基づいて、前記複数の機器のうち前記情報に応じた機器に対し、前記情報に応じた制御を行うための第2信号を送信する住宅管理端末と、
    を備える住宅管理システム。
  2. 前記住宅管理端末は、前記第1信号及び第2信号の少なくとも一方を近距離無線通信により前記複数の機器の各々に送信する、請求項1に記載の住宅管理システム。
  3. 前記複数の機器は、前記住宅の入口ドアに設置され、解錠及び施錠がなされるロックを有するドアロックユニットを備え、
    前記住宅管理端末は、前記ロックを解錠するためのキー情報を前記サーバから受信した場合に、前記キー情報を前記ドアロックユニットに送信し、前記キー情報により前記ロックが解錠されるように前記ドアロックユニットの設定を行う、
    請求項1又は2に記載の住宅管理システム。
  4. 前記サーバは、
    前記通信ネットワークを介して前記住宅の内見の予約を受け付ける内見予約受付部と、
    前記予約の時刻を含む所定の時間帯に前記ロックを解錠するためのキー情報を生成し、前記住宅管理端末に送信し、前記キー情報を、前記通信ネットワークに接続可能な特定の携帯端末に送信する住宅管理部と、
    を備え、
    前記ドアロックユニットは、前記特定の携帯端末から前記ロックの解錠を指示する第3信号を受信した場合に、前記ロックを解錠させる、
    請求項3に記載の住宅管理システム。
  5. 前記サーバは、前記内見予約受付部が受け付けた予約に関する予約情報であって、前記内見の予約者の顔を含む画像データを含む予約情報を格納するデータベースをさらに有し、
    前記複数の機器は、前記住宅の入口に設置され、該住宅への訪問者を撮影して画像データを生成し、該訪問者の画像データを前記住宅管理端末に送信するカメラユニットを含み、
    前記住宅管理端末は、前記カメラユニットから送信された前記訪問者の画像データを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記予約者の顔を含む画像データと前記訪問者の画像データとに基づいて顔認証を行うことにより、前記訪問者が前記予約者と一致するか否かを判断する、
    請求項4に記載の住宅管理システム。
  6. 前記通信ネットワークを介して前記サーバと接続された端末装置をさらに備え、
    前記サーバは、前記訪問者が前記予約者と一致すると判断した場合に、前記予約者の顔を含む画像データと前記訪問者の画像データとを前記端末装置に送信し、前記顔を含む画像及び前記訪問者の画像を前記端末装置に表示させる、
    請求項5に記載の住宅管理システム。
  7. 前記端末装置は、前記サーバを介して前記住宅管理端末とビデオ通話が可能である、請求項6に記載の住宅管理システム。
  8. 前記住宅管理端末と前記端末装置との間でビデオ通話を行っている間、前記端末装置に対する操作により前記住宅管理端末に表示させる画面を切り換えることが可能である、請求項7に記載の住宅管理システム。
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