JP2015182741A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を意図した増圧レートで増圧することを目的とする。
【解決手段】車両用ブレーキ液圧制御装置は、常開型比例電磁弁(入口弁1)および常閉型電磁弁(出口弁2)を制御して車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を増圧する増圧制御を実行可能な制御部100を有する。制御部100は、ブレーキ液圧の単位時間当たりの増圧量を設定する増圧量設定手段111と、車輪ブレーキの圧力損失の特性と増圧量とに基づいて、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を前記増圧量で増圧するために必要なブレーキ液の必要流量を算出する必要流量算出手段114と、常開型比例電磁弁の上下流の差圧を算出する差圧算出手段103と、常開型比例電磁弁の駆動電流を設定する駆動電流設定手段113を備える。駆動電流設定手段113は、必要流量と差圧と駆動電流とを関連付けるために予め設定されたマップまたは関数を用いて駆動電流を設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置に関し、具体的には、アンチロックブレーキ制御の増圧時における入口弁の駆動電流の設定に関する。
従来、車両用ブレーキ液圧制御装置として、アンチロックブレーキ制御の増圧時において、増圧開始時の目標液圧となる指示液圧を比較的大きな値(例えばロック相当液圧)に設定し、当該指示液圧とマスタシリンダ圧とに基づいて入口弁の駆動電流を設定することで、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を迅速に増圧させるものが知られている(特許文献1)。
特開2013−129365号公報
しかしながら、従来技術では、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を迅速に増圧することが可能であるが、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を意図した増圧レートで増圧できない場合があった。
そこで、本発明は、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を意図した増圧レートで増圧することができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両用ブレーキ液圧制御装置は、液圧源から複数の車輪ブレーキへの液圧路に介装された常開型比例電磁弁と、前記車輪ブレーキからリザーバへの液圧路に介装された常閉型電磁弁と、前記常開型比例電磁弁および前記常閉型電磁弁を制御して前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を増圧する増圧制御を実行可能な制御部とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記制御部は、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧の単位時間当たりの増圧量を設定する増圧量設定手段と、前記車輪ブレーキの圧力損失の特性と前記増圧量とに基づいて、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を前記増圧量で増圧するために必要なブレーキ液の必要流量を算出する必要流量算出手段と、前記常開型比例電磁弁の上下流の差圧を算出する差圧算出手段と、前記常開型比例電磁弁の駆動電流を設定する駆動電流設定手段と、を備え、前記駆動電流設定手段は、前記必要流量と前記差圧と前記駆動電流とを関連付けるために予め設定されたマップまたは関数を用いて、前記駆動電流を設定することを特徴とする。
この構成によれば、必要流量(意図した増圧レートで増圧するのに必要な流量)と差圧と駆動電流とを関連付けるために予め設定されたマップまたは関数を用いて駆動電流を設定するので、設定した駆動電流によって車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を意図した増圧レートで増圧させることができる。また、マップまたは関数は、常開型比例電磁弁の特性に基づいているため、例えば常開型比例電磁弁を特性の異なるものに変更した場合には、マップまたは関数をそれに応じたものに変更するだけで、新たな常開型比例電磁弁に対しても容易に駆動電流を設定することができる。さらに、車輪ブレーキを他の特性のものに変更した場合には、車輪ブレーキの圧力損失の特性をそれに応じた特性に変更するだけで、新たな車輪ブレーキに対しても容易に駆動電流を設定することができる。
また、前記した構成において、前記マップまたは前記関数は、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧に応じて設定されていてもよい。
これによれば、増圧精度を向上させることができる。
また、前記した構成において、前記必要流量が前記差圧と前記常開型比例電磁弁の最大開弁時の特性に基づいて定まる最大流量よりも大きい場合には、前記必要流量を前記最大流量に制限する必要流量制限手段を備えてもよい。
これによれば、差圧と常開型比例電磁弁の最大開弁時の特性とに基づいて定まる最大流量によって必要流量を制限することで、計算した必要流量を実際の流量と略同じ値にすることができるので、例えば必要流量を他のパラメータの計算に用いる場合において他のパラメータを精度良く算出することができる。
また、前記した構成において、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を推定するブレーキ液圧推定手段を備え、前記ブレーキ液圧推定手段が、前記必要流量が前記最大流量よりも大きい場合には、前回推定したブレーキ液圧と、前記必要流量制限手段で制限された必要流量と、前記車輪ブレーキの圧力損失の特性とに基づいて今回のブレーキ液圧を推定するように構成されていてもよい。
これによれば、必要流量が最大流量よりも大きい場合には必要流量制限手段によって制限された必要流量を用いてブレーキ液圧を推定するので、ブレーキ液圧を精度良く推定することができる。
また、前記した構成において、前記駆動電流設定手段は、前記常開型比例電磁弁の上下流の差圧に対応した駆動電流の値が基準値からずれるのを抑えるように、前記マップまたは前記関数を用いて設定した駆動電流を補正するように構成されていてもよい。
これによれば、常開型比例電磁弁の開弁特性(差圧に対応した駆動電流の値)の個体差を、駆動電流に補正をかけることで解消できるので、より精度の高い増圧制御をすることができる。
本発明によれば、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を意図した増圧レートで増圧することができる。
実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図である。 液圧ユニットの構成を示す構成図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 駆動電流の補正方法を説明するためのグラフである。 制御部の動作を示すフローチャートである。
次に、実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置Aは、車両CRの各車輪Wに付与する制動力を適宜制御する装置である。車両用ブレーキ液圧制御装置Aは、油路や各種部品が設けられる液圧ユニット10と、液圧ユニット10内の各種部品を適宜制御するための制御部100とを主に備えている。
各車輪Wには、それぞれ車輪ブレーキFL,RR,RL,FRが備えられ、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRには、液圧源としてのマスタシリンダMCから供給される液圧により制動力を発生するホイールシリンダHが備えられている。マスタシリンダMCとホイールシリンダHとは、それぞれ液圧ユニット10に接続されている。そして、通常時には、ブレーキペダルBPの踏力(運転者の制動操作)に応じてマスタシリンダMCで発生したブレーキ液圧が、制御部100および液圧ユニット10で制御された上でホイールシリンダHに供給される。
制御部100には、マスタシリンダMCの圧力を検出する圧力センサ91と、各車輪Wの車輪速度を検出する車輪速センサ92とが接続されている。そして、この制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)および入出力回路を備えており、各センサ91,92からの入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各種演算処理を行うことによって、制御を実行する。なお、制御部100の詳細は、後述することとする。
図2に示すように、液圧ユニット10は、マスタシリンダMCと車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとの間に配置されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートM1,M2は、液圧ユニット10の入口ポート10aに接続され、出口ポート10bが、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに接続されている。そして、通常時は液圧ユニット10内の入口ポート10aから出口ポート10bまでが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
液圧ユニット10には、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに対応して四つの入口弁1、四つの出口弁2、および四つのチェック弁1aが設けられている。また、液圧ユニット10には、マスタシリンダMCの出力ポートM1,M2に対応した各液圧路11,12のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、オリフィス5aが設けられている。また、液圧ユニット10には、各ポンプ4を駆動するための共通のモータ6が設けられている。
入口弁1は、電流が供給されていない状態において開状態となる常開型比例電磁弁であり、マスタシリンダMCから複数の車輪ブレーキFL,RR,RL,FRへの液圧路に介装されている。入口弁1は、図示しないが、弁座に対して弁体を離す方向に付勢するスプリングと、コイルユニットへの通電により励磁される固定コアと、励磁された固定コアからの磁力によって移動して弁体をスプリングの付勢力に抗して押圧する可動コアとを備えている。そのため、入口弁1に流す駆動電流の値に応じて、入口弁1の上下流の差圧が調整可能となっている。
出口弁2は、電流が供給されていない状態において閉状態となる常閉型電磁弁であり、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRからリザーバ3への液圧路に介装されている。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪Wがロックしそうになったときに制御部100により開放されることで、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに加わる液圧をリザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流れを許容する。
リザーバ3は、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液を一時的に貯溜する機能を有している。
ポンプ4は、リザーバ3とマスタシリンダMCとの間に設けられており、リザーバ3で貯溜されているブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液をオリフィス5aを介してマスタシリンダMCに戻す機能を有している。
入口弁1および出口弁2は、制御部100により開閉状態が制御されることで、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRのホイールシリンダHのブレーキ液圧(以下、「ホイールシリンダ圧」ともいう。)を制御する。例えば、入口弁1が開、出口弁2が閉となる通常状態では、ブレーキペダルBPを踏んでいれば、マスタシリンダMCからの液圧がそのままホイールシリンダHへ伝達して増圧状態となり、入口弁1が閉、出口弁2が開となれば、ホイールシリンダHからリザーバ3側へブレーキ液が流出して減圧状態となり、入口弁1と出口弁2が共に閉となれば、ブレーキ液圧が保持される保持状態となる。また、入口弁1に駆動電流を流して所定の閉弁力を発生させた状態では、ホイールシリンダ圧が駆動電流の値に応じた傾きで徐々に増圧する増圧状態となる。
次に、制御部100について詳細に説明する。
図3に示すように、制御部100は、アンチロックブレーキ制御手段101と、ブレーキ液圧推定手段102と、差圧算出手段103と、制御実行手段110と、記憶手段120とを備えている。
アンチロックブレーキ制御手段101は、車輪速センサ92で検出される車輪速度と、各車輪速度に基づいて推定される車体速度とに基づいて、アンチロックブレーキ制御を実行するか否かを車輪Wごとに判定し、実行すると判定した場合には、アンチロックブレーキ制御時の液圧制御の指示(減圧制御、保持制御および増圧制御のいずれにするかの指示)を車輪Wごとに決定する機能を有している。具体的には、例えば、アンチロックブレーキ制御手段101は、車輪速度と車体速度とに基づいて定まるスリップ率が、所定値以上になり、かつ、車輪加速度が0以下であるときに車輪Wがロックしそうになったと判定して、液圧制御の指示を減圧制御に決定する。ここで、車輪加速度は、例えば車輪速度から算出される。
また、アンチロックブレーキ制御手段101は、車輪加速度が0よりも大きいときに、液圧制御の指示を保持制御に決定する。さらに、アンチロックブレーキ制御手段101は、スリップ率が所定値未満となり、かつ、車輪加速度が0以下であるときに、液圧制御の指示を増圧制御に決定する。
アンチロックブレーキ制御手段101は、液圧制御の指示を増圧制御に決定した場合には、ホイールシリンダ圧をどのような増圧レートで増圧していくかを決めるための増圧レート計画を設定する。ここで、増圧レート計画としては、例えば、増圧制御の開始時からホイールシリンダ圧が所定値に到達するまでは比較的大きな第1増圧レートとし、ホイールシリンダ圧が所定値に到達した後は、第1増圧レートよりも緩やかな第2増圧レートとするなどといった計画が挙げられる。
アンチロックブレーキ制御手段101は、設定した増圧レート計画と、現在のホイールシリンダ圧(記憶手段120に記憶されている推定ホイールシリンダ圧の前回値)とに基づいて、ホイールシリンダ圧の目標圧である指示液圧を決定する。具体的には、アンチロックブレーキ制御手段101は、例えば現在の増圧レートが第1増圧レートである場合には、第1増圧レートと現在のホイールシリンダ圧とに基づいて次の(単位時間後の)ホイールシリンダ圧を指示液圧として設定する。
そして、アンチロックブレーキ制御手段101は、指示液圧を設定すると、この指示液圧と増圧制御を行う旨の情報を制御実行手段110に出力する。また、アンチロックブレーキ制御手段101は、液圧制御の指示を減圧制御または保持制御に決定した場合には、減圧制御または保持制御を行う旨の情報を制御実行手段110に出力する。
ブレーキ液圧推定手段102は、圧力センサ91から出力されてくるマスタシリンダ圧と、制御実行手段110で制御された入口弁1および出口弁2の制御履歴とに基づいて、ホイールシリンダ圧を推定する機能を有している。詳しくは、ブレーキ液圧推定手段102は、制御実行手段110が増圧制御を実行する場合には、前回の制御サイクルで推定したホイールシリンダ圧と、後述する必要流量制限手段112から出力されてくる必要流量と、記憶手段120に記憶されたホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報とに基づいてホイールシリンダ圧を推定(算出)している。
ここで、ホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報は、ホイールシリンダHに供給されるブレーキ液の流量と、当該流量となるブレーキ液の供給によって上昇するホイールシリンダ圧の単位時間当たりの増圧量(以下、適宜、単に「増圧量」ともいう。)との比であり、ホイールシリンダの種類によって異なる値となっている。
より詳しくは、ブレーキ液圧推定手段102は、必要流量とホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報とに基づいて増圧量を算出し、算出した増圧量を、前回の制御サイクルで推定したホイールシリンダ圧に加算することで、ホイールシリンダ圧を算出している。また、ブレーキ液圧推定手段102は、制御実行手段110が保持制御または減圧制御を実行する場合には、公知の方法で、ホイールシリンダ圧を推定している。なお、本明細書では、ブレーキ液圧推定手段102で推定したホイールシリンダ圧を、推定ホイールシリンダ圧という。
そして、ブレーキ液圧推定手段102は、推定ホイールシリンダ圧を算出するたびに(制御サイクルを1回行うたびに)、算出した推定ホイールシリンダ圧を記憶手段120に記憶させる。
差圧算出手段103は、圧力センサ91から出力されてくるマスタシリンダ圧と、記憶手段120に記憶されている推定ホイールシリンダ圧の前回値とに基づいて、入口弁1の上下流の差圧を算出する機能を有している。詳しくは、差圧算出手段103は、マスタシリンダ圧から推定ホイールシリンダ圧の前回値を引くことで差圧を算出している。そして、差圧算出手段103は、差圧を算出すると、算出した差圧を制御実行手段110に出力する。
制御実行手段110は、アンチロックブレーキ制御手段101から出力されてくる液圧制御の指示や指示液圧に基づいて、入口弁1および出口弁2等を制御することで、ホイールシリンダ圧を制御する機能を有している。具体的に、制御実行手段110は、液圧制御の指示が減圧制御である場合には、入口弁1および出口弁2に電流を流すことで、入口弁1を閉じ、出口弁2を開けるように制御する。また、制御実行手段110は、液圧制御の指示が保持制御である場合には、入口弁1に電流を流し、出口弁2に電流を流さないことで、入口弁1および出口弁2を両方とも閉じるように制御する。
そして、制御実行手段110は、液圧制御の指示が増圧制御である場合には、出口弁2に電流を流さないことで出口弁2を閉じ、入口弁1に指示液圧に対応した駆動電流を流すことで、入口弁1の上下流の差圧をコントロールして、ホイールシリンダ圧を意図した増圧レートで増圧するようになっている。このような増圧制御を実現すべく、制御実行手段110は、増圧量設定手段111と、必要流量算出手段114と、必要流量制限手段112と、駆動電流設定手段113とを有している。
増圧量設定手段111は、記憶手段120に記憶されている推定ホイールシリンダ圧の前回値と、アンチロックブレーキ制御手段101から出力されてくる指示液圧とに基づいて、ホイールシリンダ圧の単位時間当たりの増圧量を設定する機能を有している。詳しくは、増圧量設定手段111は、指示液圧から推定ホイールシリンダ圧の前回値を引くことで増圧量を算出する。そして、増圧量設定手段111は、増圧量を算出すると、算出した増圧量を必要流量算出手段114に出力する。
必要流量算出手段114は、増圧量設定手段111から出力されてくる増圧量と、記憶手段120に記憶されたホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報とに基づいて、ホイールシリンダ圧を増圧量設定手段111で設定した増圧量で増圧するために必要なブレーキ液の必要流量を算出する機能を有している。具体的には、例えばホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報が係数(必要流量/増圧量)である場合には、必要流量算出手段114は、増圧量設定手段111から出力されてくる増圧量に係数をかけることで、必要流量を算出している。
そして、必要流量算出手段114は、必要流量を算出すると、算出した必要流量を必要流量制限手段112に出力する。
必要流量制限手段112は、必要流量算出手段114から出力されてくる必要流量と、差圧算出手段103から出力されてくる差圧等から設定される最大流量とを比較し、必要流量が最大流量以下である場合には、必要流量をそのままの値に維持し、必要流量が最大流量よりも大きい場合には、必要流量を最大流量に制限する機能を有している。ここで、最大流量は、入口弁1が最大に開弁しているときにホイールシリンダHに供給されるブレーキ液の流量であり、入口弁1の上下流の差圧と、入口弁1の最大開弁時の特性とに基づいて定まるようになっている。
具体的には、例えば、実験やシミュレーション等により、入口弁1の上下流の差圧がある値のときに入口弁1を最大に開弁させ、そのときにホイールシリンダHに供給されるブレーキ液の流量を最大流量として測定する。このような測定を、差圧およびホイールシリンダ圧の値を変えて複数回行い、差圧とホイールシリンダ圧と最大流量との関係をマップまたは関数として記憶手段120に記憶させる。詳しくは、例えば、差圧と最大流量との関係を示すマップまたは関数を、ホイールシリンダ圧ごとに複数設ければよい。この場合には、必要流量制限手段112は、差圧算出手段103から出力されてくる差圧と、ブレーキ液圧推定手段102で推定したホイールシリンダ圧と、記憶手段120に記憶されたマップまたは関数とに基づいて最大流量を設定することができる。
そして、必要流量制限手段112は、最大流量と比較した後の必要流量(制限されていない必要流量または制限された必要流量)を、ブレーキ液圧推定手段102および駆動電流設定手段113に出力する。つまり、ブレーキ液圧推定手段102および駆動電流設定手段113は、必要流量制限手段112で必要流量が最大流量よりも大きいと判断された場合には、必要流量制限手段112で制限された必要流量をその後の計算に利用する。
駆動電流設定手段113は、必要流量制限手段112から出力されてくる必要流量と、差圧算出手段103から出力されてくる差圧と、ブレーキ液圧推定手段102で推定したホイールシリンダ圧と、記憶手段120に記憶された電流設定用マップとに基づいて、入口弁1の駆動電流を設定する機能を有している。電流設定用マップは、必要流量と差圧と駆動電流とを関連付けるために予め設定されたマップであり、ホイールシリンダ圧ごとに複数設けられている。詳しくは、電流設定用マップは、入口弁1の上下流の現在の差圧がある値となる環境下において必要流量(ホイールシリンダHに供給するブレーキ液の流量)をある値にしようとしたときに必要な駆動電流を示すマップであり、実験やシミュレーション等により予め設定されている。
この電流設定用マップでは、必要流量が大きくなるほど、駆動電流が小さくなり、差圧が大きくなるほど、駆動電流が大きくなるように設定されている。
なお、このような電流設定用マップは、例えば以下のような方法により設定することができる。
例えば、実験やシミュレーション等により、入口弁1の上下流の差圧がある値のときに入口弁1にある値の駆動電流を流し、そのときにホイールシリンダHに供給されるブレーキ液の流量を必要流量として測定するとともに、増圧開始時のホイールシリンダ圧も測定する。このような測定を、差圧の値や駆動電流の値や増圧開始時のホイールシリンダ圧の値を変えて複数回行い、差圧と駆動電流値と必要流量との関係をホイールシリンダ圧ごとの電流設定用マップとして設定する。なお、この電流設定用マップは、入口弁1の開弁特性に依存して決まるため、例えばモデルチェンジなどにおいて以前の入口弁とは特性の異なる入口弁を使用する場合には、使用する入口弁を用いて前述した測定を行うことで、新たな電流設定用マップを作成すればよい。
また、駆動電流設定手段113は、入口弁1の上下流の差圧(閉弁力)に対応した駆動電流の値が基準値からずれるのを抑えるように、電流設定用マップを用いて設定した駆動電流を補正する機能を有している。詳しくは、駆動電流設定手段113は、電流設定用マップを用いて設定した駆動電流に補正係数を乗算することで駆動電流を補正している。
ここで、補正係数は、車両用ブレーキ液圧制御装置Aを製造する製造ラインの検査工程において、入口弁1の差圧・電流特性を測定することで適宜設定され、記憶手段120に記憶される。ここで、入口弁1の差圧・電流特性は、例えば、車両用ブレーキ液圧制御装置Aの出口ポート10bに検査用の圧力センサを配置し、入口ポート10aに液圧を発生する液圧源を設け、液圧源から液圧を発生させた状態において入口弁1に電流を流したときの入口弁1の上下流の差圧を、出口ポート10bに接続された検査用の圧力センサと圧力センサ91とを用いて測定することができる。
図4に示すように、入口弁1の差圧・電流特性が、実線で示す基準グラフGBからずれている場合、例えば破線で示すグラフGHや1点鎖線で示すグラフGLである場合には、グラフGH,GLが基準グラフGBに近づくような補正係数を算出し、その補正係数を記憶手段120に記憶させる。
ここで、図4に示すグラフは、駆動電流と、入口弁1に駆動電流を流したときに入口弁1の上下流に生じる差圧との関係を示すグラフである。なお、前述した最大流量を設定するためのマップまたは関数や電流設定用マップも、基準グラフGBのような特性を有する入口弁1を用いて設定されている。
補正係数の算出方法の一例を以下に述べる。
入口弁1に基準値ABとなる駆動電流を流したときの差圧が基準値PBである場合には、補正係数を1にして、当該補正係数を記憶手段120に記憶させる。また、入口弁1に基準値ABとなる駆動電流を流したときの差圧が基準値PBよりも大きな値PHである場合には、この差圧PHと基準グラフGBとに基づいて駆動電流AHを算出する。そして、補正係数をAB/AHとして記憶手段120に記憶させる。これにより、基準グラフGBに基づいて所定の閉弁力(差圧PH)を発生し得る駆動電流としてAHを設定した場合には、駆動電流AHに補正係数AB/AHが乗算されることで、実際の駆動電流がABとなる。そして、この駆動電流ABを、実際に車両用ブレーキ液圧制御装置Aに搭載されたグラフGHの特性をもつ入口弁1に流すと、意図した閉弁力(差圧PH)を入口弁1から発生させることができる。
また、入口弁1に基準値ABとなる駆動電流を流したときの差圧が基準値PBよりも小さな値PLである場合には、この差圧PLと基準グラフGBとに基づいて駆動電流ALを算出する。そして、補正係数をAB/ALとして記憶手段120に記憶させる。これにより、基準グラフGBに基づいて所定の閉弁力(差圧PL)を発生し得る駆動電流としてALを設定した場合には、駆動電流ALに補正係数AB/ALが乗算されることで、実際の駆動電流がABとなる。そして、この駆動電流ABを、実際に車両用ブレーキ液圧制御装置Aに搭載されたグラフGLの特性をもつ入口弁1に流すと、意図した閉弁力(差圧PL)を入口弁1から発生させることができる。
そして、駆動電流設定手段113は、駆動電流を補正すると、補正した駆動電流を入口弁1に出力する。
記憶手段120には、前述したホイールシリンダHの圧力損失の特性を示す情報、最大流量を設定するためのマップまたは関数、電流設定用マップ、補正係数、推定ホイールシリンダ圧の履歴などが記憶されている。
次に、制御部100による増圧制御時の駆動電流の設定方法について図5を参照して説明する。
図5に示すように、制御部100は、まず、増圧制御を実行するか否かを判断する(S1)。制御部100は、ステップS1において、増圧制御を実行しないと判断すると(NO)、本制御を終了し、増圧制御を実行すると判断すると(YES)、増圧制御中における増圧レート計画を設定する(S2)。
ステップS2の後、制御部100は、増圧レート計画と推定ホイールシリンダ圧の前回値とに基づいて指示液圧を設定する(S3)。ステップS3の後、制御部100は、マスタシリンダ圧と推定ホイールシリンダ圧の前回値とに基づいて入口弁1の上下流の差圧を算出する(S4)。
ステップS4の後、制御部100は、指示液圧と推定ホイールシリンダ圧の前回値とに基づいて単位時間当たりの増圧量を設定する(S5)。ステップS5の後、制御部100は、ホイールシリンダHの圧力損失の特性と増圧量とに基づいて必要流量を算出する(S51)。ステップS51の後、制御部100は、差圧と推定ホイールシリンダ圧の前回値と記憶手段120に記憶されたマップまたは関数とに基づいて最大流量を設定する(S6)。
ステップS6の後、制御部100は、必要流量が最大流量よりも大きいか否かを判断する(S7)。ステップS7において必要流量が最大流量よりも大きいと判断した場合には(YES)、制御部100は、必要流量を最大流量にして(S8)、ステップS9の処理に進む。また、ステップS7において必要流量が最大流量以下であると判断した場合には(NO)、制御部100は、必要流量をそのままの値に維持して、ステップS9の処理に進む。
ステップS9において、制御部100は、必要流量と差圧と推定ホイールシリンダ圧の前回値と電流設定用マップとに基づいて駆動電流を設定する(S9)。ステップS9の後、制御部100は、駆動電流に補正係数を乗算して(S10)、本制御を終了する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
必要流量(意図した増圧レートで増圧するのに必要な流量)と差圧と駆動電流とを関連付けるために予め設定された電流設定用マップを用いて駆動電流を設定するので、設定した駆動電流によってホイールシリンダ圧を意図した増圧レートで増圧させることができる。
電流設定用マップは、入口弁の特性に基づいて設定されているため、例えば入口弁を特性の異なるものに変更した場合には、電流設定用マップをそれに応じたものに変更するだけで、新たな入口弁に対しても容易に駆動電流を設定することができる。さらに、ホイールシリンダを他の特性のものに変更した場合には、ホイールシリンダの圧力損失の特性の情報をそれに応じた特性の情報に変更するだけで、新たなホイールシリンダに対しても容易に駆動電流を設定することができる。
差圧と入口弁1の最大開弁時の特性とに基づいて定まる最大流量によって必要流量を制限することで、計算した必要流量を実際の流量と略同じ値にすることができるので、必要流量を推定ホイールシリンダ圧の計算に用いる場合において推定ホイールシリンダ圧を精度良く算出することができる。
駆動電流の値が基準値からずれるのを抑えるように電流設定用マップを用いて設定した駆動電流を補正することで、入口弁1の開弁特性(差圧に対応した駆動電流の値)の個体差を解消できるので、より精度の高い増圧制御をすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、駆動電流を電流設定用マップに基づいて設定したが、本発明はこれに限定されず、例えば電流設定用マップに相当する関数に基づいて駆動電流を算出するようにしてもよい。
前記実施形態では、ホイールシリンダHを有する車輪ブレーキFL,RR,RL,FRを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばキャリパを有する車輪ブレーキであってもよい。
前記実施形態では、ホイールシリンダ圧(車輪ブレーキ内のブレーキ液圧)をマスタシリンダ圧と入口弁1等の制御履歴とに基づいて推定したが、本発明はこれに限定されず、車輪ブレーキ内のブレーキ液圧はセンサで検出してもよい。
前記実施形態では、アンチロックブレーキ制御において決定した増圧レート計画に基づいて指示液圧を決定したが、本発明はこれに限定されず、例えばVSA(Vehicle Stability Assist)制御において決定した増圧レート計画に基づいて指示液圧を決定してもよい。
1 入口弁
2 出口弁
100 制御部
103 差圧算出手段
111 増圧量設定手段
113 駆動電流設定手段
114 必要流量算出手段
A 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (5)

  1. 液圧源から複数の車輪ブレーキへの液圧路に介装された常開型比例電磁弁と、前記車輪ブレーキからリザーバへの液圧路に介装された常閉型電磁弁と、前記常開型比例電磁弁および前記常閉型電磁弁を制御して前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を増圧する増圧制御を実行可能な制御部とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧の単位時間当たりの増圧量を設定する増圧量設定手段と、
    前記車輪ブレーキの圧力損失の特性と前記増圧量とに基づいて、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を前記増圧量で増圧するために必要なブレーキ液の必要流量を算出する必要流量算出手段と、
    前記常開型比例電磁弁の上下流の差圧を算出する差圧算出手段と、
    前記常開型比例電磁弁の駆動電流を設定する駆動電流設定手段と、を備え、
    前記駆動電流設定手段は、前記必要流量と前記差圧と前記駆動電流とを関連付けるために予め設定されたマップまたは関数を用いて、前記駆動電流を設定することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記マップまたは前記関数は、前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧に応じて設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記必要流量が前記差圧と前記常開型比例電磁弁の最大開弁時の特性に基づいて定まる最大流量よりも大きい場合には、前記必要流量を前記最大流量に制限する必要流量制限手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記車輪ブレーキ内のブレーキ液圧を推定するブレーキ液圧推定手段を備え、
    前記ブレーキ液圧推定手段は、前記必要流量が前記最大流量よりも大きい場合には、前回推定したブレーキ液圧と、前記必要流量制限手段で制限された必要流量と、前記車輪ブレーキの圧力損失の特性とに基づいて今回のブレーキ液圧を推定することを特徴とする請求項3に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記駆動電流設定手段は、前記常開型比例電磁弁の上下流の差圧に対応した駆動電流の値が基準値からずれるのを抑えるように、前記マップまたは前記関数を用いて設定した駆動電流を補正することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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