JP2015181991A - スクラップのシュレッダー設備並びに同設備における破砕用ハンマーの交換方法及び設備内部の点検方法 - Google Patents

スクラップのシュレッダー設備並びに同設備における破砕用ハンマーの交換方法及び設備内部の点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】付着ダストの除去作業を含めた破砕用ハンマーの交換作業を効率的に行うことができるシュレッダー設備を提供する。【解決手段】付着ダストの除去作業の際に気吹きで除去されたダストを、風力選別機構部の吸引機能を利用して吸引することができる気吹きダスト吸引用ダクトを設けるとともに、破砕機構部を覆うケーシング部分を横倒し状に開放できるようにし、付着ダストの除去作業時に、そのケーシング部分を横倒し状に開放するとともに、このケーシング部分に前記気吹きダスト吸引用ダクトを接続することにより、ケーシング部分を集塵ガイドとするダストの吸引捕集機構を形成できるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、鉄系スクラップ(原料スクラップ)を破砕・選別し、良質な鉄スクラップを回収する際に使用されるハンマー式シュレッダー設備と、その設備における破砕用ハンマーの交換方法及び設備内部の点検方法に関する。
従来から、廃自動車や建築廃材などのスクラップが製鉄原料(鉄源)として利用されている。製鉄原料として利用するために、スクラップはシュレッダー設備において破砕された後、選別(磁気選別、風力選別等)され、良質な鉄スクラップのみが製鉄原料として回収される。
スクラップのシュレッダー設備として、特許文献1に示されるようなハンマー式シュレッダー設備が知られている。このシュレッダー設備は、複数のハンマーを有する破砕用ローターを備えた破砕機構部と、この破砕機構部を覆うケーシングと、このケーシング内の非鉄分・ダスト等を風力選別により排出する風力選別機構部などから構成されている。
このハンマー破砕式シュレダー設備では、ハンマーの損耗(摩耗)が進行した時点で、その交換(取替)作業が発生する。具体的には、定期的に或いは異常音などの異常を検知した場合に、ハンマーの状態を目視にて点検し、交換が必要な程度に損耗したハンマーについて交換作業を行う。ハンマーの点検及び交換作業は、設備を停止した状態で行われるため、できるだけ効率化して短い時間で完了させる必要がある。従来、ハンマーの交換作業の効率化を目的として、ハンマーを取付けるピンの引き抜き装置を油圧駆動化及び長ストローク化した技術が提案されているが、以下のような理由により、このような技術だけでは、ハンマーの交換作業を短時間で実施することはできない。
シュレッダー設備では、スクラップを破砕する過程において、スクラップに含有されているダストが分離されるため、複数のハンマーが取付けられた破砕用ローター全体にダストが付着(固着)する。ハンマーの目視点検及び交換作業を行うに際しては、防塵ゴーグルとマスクを着用した作業員が、その付着ダストを圧縮空気で気吹除去する作業を行う。この付着ダストの除去作業では、圧縮空気で吹き飛ばしたダストが空中に浮遊し、視界が妨げられるため、浮遊したダストが沈降して視界が確保されるまで、作業を一時中断し、さらにダストを回収した後、再度、圧縮空気の気吹きでダスト除去を行なう、という繰返し作業となり、非効率で作業環境も悪いものであった。なお、付着ダストの除去方法としては水洗浄も考えられるが、大量に生じる産業廃水の処理のためにコストアップになるため実用的ではない。
また、ハンマーに限らずシュレッダー設備内部の点検に際してはダストの除去が必要となるため、点検作業全般において、同様の課題がある。
特開2011−92902号公報
付着ダストの除去作業を効率化するためには、気吹きで除去されたダストを速やかに吸引する集塵設備の設置が望ましい。しかし、ハンマー点検・交換作業専用の集塵設備を設置することには、設備上の制約が多く、また設備コストも高くなる問題がある。
したがって本発明の目的は、付着ダストの除去作業を含めた破砕用ハンマーの交換作業を効率的に行うことができるシュレッダー設備を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、そのようなシュレッダー設備における破砕用ハンマーの交換方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、そのようなシュレッダー設備における設備内部の点検方法を提供することにある。
本発明は、付着ダストの除去作業の際に気吹きで除去されたダストを、風力選別機構部の吸引機能を利用して吸引することができる気吹きダスト吸引用ダクトを設けるとともに、破砕機構部を覆うケーシング部分を横倒し状に開放できるようにし、付着ダストの除去作業時に、そのケーシング部分を横倒し状に開放するとともに、このケーシング部分に前記気吹きダスト吸引用ダクトを接続することにより、ケーシング部分を集塵ガイドとするダストの吸引捕集機構を形成できるようにしたものであり、その要旨は以下のとおりである。
[1]複数のハンマーを有する破砕用ローター(4)を備えた破砕機構部(1)と、該破砕機構部(1)を覆うケーシング(2)と、該ケーシング(2)の上半部に形成された排出口(20)に接続される風力選別用ダクト(5)を有し、該風力選別用ダクト(5)を通じてケーシング(2)内の非鉄分・ダスト等を風力選別により排出する風力選別機構部(3)とを備えたシュレッダー設備であって、
ケーシング(2)の少なくとも上半部を含む部分(21)を、ヒンジ手段(7)により開閉可能とすることで横倒し状に開放できるようにし、
風力選別用ダクト(5)の途中から分岐する気吹きダスト吸引用ダクト(6)を設けるとともに、風力選別用ダクト(5)の使用時に気吹きダスト吸引用ダクト(6)を閉止できる閉止手段(a)と、気吹きダスト吸引用ダクト(6)の使用時に風力選別用ダクト(5)を閉止できる閉止手段(b)を設け、
ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態では、排出口(20)に風力選別用ダクト(5)を接続でき、ケーシング部分(21)を横倒し状に開放した状態では、排出口(20)に気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続できるようにしたことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備。
[2]上記[1]のシュレッダー設備において、閉止手段(a)が、気吹きダスト吸引用ダクト(6)内に設けられる開閉ダンパ(8)であることを特徴とするスクラップのシュレッダー設備。
[3]上記[1]又は[2]のシュレッダー設備において、閉止手段(b)が、ケーシング部分(21)に付設され、ケーシング部分(21)を横倒し状に開放した状態で風力選別用ダクト(5)の端部を閉塞する閉止板(9)であることを特徴とするスクラップのシュレッダー設備。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかのシュレッダー設備において、下記(i)〜(vi)の手順で、破砕用ローター(4)のハンマーの交換作業を行うことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備における破砕用ハンマーの交換方法。
(i)ケーシング(2)の排出口(20)と風力選別用ダクト(5)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により横倒し状に開放する。
(ii)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続状態にする。
(iii)閉止手段(b)により風力選別用ダクト(5)を閉止した状態で、気吹きダスト吸引用ダクト(6)による吸引を行いつつ、破砕機構部(1)に付着したダストの圧縮空気による気吹きを行い、この気吹きで除去されたダストを、横倒し状に開放されたケーシング部分(21)を集塵ガイドとして気吹きダスト吸引用ダクト(6)に導き、該気吹きダスト吸引用ダクト(6)を通じて排出する。
(iv)破砕用ローター(4)のハンマーの交換を行う。
(v)ケーシング(2)の排出口(20)と気吹きダスト吸引用ダクト(6)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により閉じ、ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態とする。
(vi)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、風力選別用ダクト(5)を接続状態にする。
[5]上記[1]〜[3]のいずれかのシュレッダー設備において、下記(i)〜(vi)の手順で、シュレッダー設備内部の点検作業を行うことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備における設備内部の点検方法。
(i)ケーシング(2)の排出口(20)と風力選別用ダクト(5)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により横倒し状に開放する。
(ii)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続状態にする。
(iii)閉止手段(b)により風力選別用ダクト(5)を閉止した状態で、気吹きダスト吸引用ダクト(6)による吸引を行いつつ、破砕機構部(1)に付着したダストの圧縮空気による気吹きを行い、この気吹きで除去されたダストを、横倒し状に開放されたケーシング部分(21)を集塵ガイドとして気吹きダスト吸引用ダクト(6)に導き、該気吹きダスト吸引用ダクト(6)を通じて排出する。
(iv)シュレッダー設備内部の点検を行う。
(v)ケーシング(2)の排出口(20)と気吹きダスト吸引用ダクト(6)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により閉じ、ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態とする。
(iv)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、風力選別用ダクト(5)を接続状態にする。
本発明によれば、破砕用ハンマーの交換時やシュレッダー設備内部の点検時における付着ダストの除去作業を行う際に、風力選別機構部の吸引機能を利用した気吹きダスト吸引用ダクトを、横倒し状に開放されたケーシング部分に接続するだけで、このケーシング部分を集塵ガイドとするダストの吸引捕集機構を形成でき、気吹きで除去されたダストをこの吸引捕集機構で吸引捕集しつつ作業を行なうことができる。このため、付着ダストの除去作業を効率的に短時間で行うことができ、これによりハンマーの交換作業時間やシュレッダー設備内部の点検作業時間を従来に比べて大幅に短縮できる。
本発明のシュレッダー設備の一実施形態を模式的に示す全体説明図 図1の実施形態の破砕機構部と風力選別機構部の一部を部分的に示す説明図 図1及び図2の実施形態において、ケーシングを開放して破砕用ハンマーの交換作業を実施している状況を示す説明図
図1〜図3は、本発明のシュレッダー設備の一実施形態を模式的に示すもので、図1は全体説明図、図2は図1の破砕機構部と風力選別機構部の一部を部分的に示す説明図、図3はケーシングを開放して破砕用ハンマーの交換作業を実施している状況を示す説明図である。なお、図2及び図3の説明図は、設備縦断面を示すものであるので、必要に応じて断面をハッチングまたは太実線で表した。
このシュレッダー設備Aは、スクラップを破砕する破砕機構部1と、この破砕機構部1を覆うケーシング2と、このケーシング2内の非鉄分・ダスト等を風力選別により排出する風力選別機構部3などから構成されている。
以下に詳述するように、このシュレッダー設備Aでは、付着ダストの除去作業の際に気吹きで除去されたダストを、風力選別機構部3の吸引機能を利用して吸引することができる気吹きダスト吸引用ダクト6を設けるとともに、破砕機構部1を覆うケーシング部分21を横倒し状に開放できるようにし、付着ダストの除去作業時に、そのケーシング部分21を横倒し状に開放するとともに、このケーシング部分21に気吹きダスト吸引用ダクト6を接続することにより、ケーシング部分21を集塵ガイドとするダストの吸引捕集機構(集塵機構)を形成できるようにしたものである。
前記破砕機構部1は、破砕用ローター4と、この破砕用ローター4の下方位置にローター下部周方向に沿って設けられる下部グレート10(格子)と、この下部グレート10(格子)のローター周方向の一端側と破砕用ローター4間に原料スクラップを供給する原料供給部11と、破砕用ローター4の上部を覆い、その一端が下部グレート10のローター周方向の他端側(ローター径方向で原料供給部11と反対側の端部)に接するフード12などから構成される。
破砕用ローター4は、周方向で間隔をおいて複数のハンマー40を備え、駆動装置により回転駆動する。この破砕用ローター4は、下部グレート10との間でスクラップを破砕し、所定のサイズまで破砕されたスクラップのみが、下部グレート10を通過して下方に落下する。
下部グレート10は、所定のサイズまで破砕されたスクラップのみが通過できるような格子目を有している。下部グレート10の下方には、搬送手段である振動コンベア16が設けられ、下部グレート10から落下したスクラップ(及び上部グレート13を通過した後、下方に落下したスクラップ)を次の選別設備に搬送する。
前記原料供給部11は、原料供給シュート110と、この原料供給シュート110上に設けられるフィードローラ111で構成され、このフィードローラ111によりスクラップ供給量が調整される。
フード12のうち、反原料供給部側(ローター径方向で原料供給部11と反対側)における破砕用ローター4の上方の部分が上部グレート13(格子)で構成されている。この上部グレート13も、所定のサイズまで破砕されたスクラップのみが通過できるような格子目を有している。
また、上部グレート13の反原料供給部側に隣接した垂直壁部(フード12の一部分)には開口(排出口)が形成され、この開口に開閉可能なリジェクトドア14が設けられている。このリジェクトドア14はスクラップに含まれる破砕不適物をシュレッダー出側に排出するためのもので、駆動装置(図示せず)により適宜開閉できるようになっている。
また、フード12の前記垂直壁部は、下部グレート10を通過したスクラップを下方の搬送コンベア16に導くためのガイド板15と接している。
以上のような破砕機構部1の構成部材のうち、破砕用ローター4、下部グレート10、原料供給部11、ガイド板15は、設備の固定基部又はこれに設置される下部側のケーシング部分22に支持される。一方、フード12(上部グレート13、リジェクトドア14などを含む)は、開閉可能な上部側のケーシング部分21に支持される。
前記ケーシング2は、その上部側のケーシング部分21を、設備の固定基部に設置された下部側のケーシング部分22に対してヒンジ手段7により開閉可能とすることで、横倒し状に開放できるように構成されている(図3参照)。なお、この開閉可能なケーシング部分21は、少なくともケーシング2の上半部を含むケーシング部分であればよい。
ケーシング部分21には、風力選別されるケーシング2内の非鉄分・ダスト等を排出するための排出口20(短ダクト状の排出口)が形成されている。
図3に示すように、このケーシング部分21は、破砕用ローター4のハンマーの交換作業を行う際に横倒し状に開放され、この状態で排出口20に後述する気吹きダスト吸引用ダクト6が接続され、気吹きにより除去されたダスト(以下、「気吹きダスト」という場合がある)の集塵ガイドとして機能し、気吹きダスト吸引用ダクト6とともに気吹きダストの吸引捕集機構(集塵機構)を形成する。
前記風力選別機構部3は、ケーシング2の排出口20に着脱可能に接続される風力選別用ダクト5と、この風力選別用ダクト5に設けられる吸引装置及び集塵装置と、ケーシング2内に風力選別用のキャリアガスを供給するガス供給手段(図示せず)を備える。風力選別用ダクト5と排出口20との接続構造は任意であるが、例えば、風力選別用ダクト5の端部と排出口20とを適当な隙間をもたせて対向させるだけでもよい。すなわち、風力選別用ダクト5と排出口20とが物理的に接触していなくても、ガスの吸引に支障を生じなければよく、「排出口20と風力選別用ダクト5が接続される(或いは「接続状態にある」)」には、このような場合も含まれる。
上記のように風力選別用ダクト5の端部と排出口20間に適当な隙間をもたせる接続状態の場合、ケーシング2の開閉に伴う風力選別用ダクト5と排出口20との干渉を避ける観点からは、上記隙間は1mm以上とするのが好ましく、5mm以上とするのがより好ましい。一方、吸引風量のロスを低減する観点からは、上記隙間は5mm以下とするのが好ましく、1mm以下とするのがより好ましい。また、風力選別用ダクト5の端部の口径は、排出口20の口径と同じであることが好ましい。
なお、前記隙間を埋めるリング状の治具を取り付けしてもよい。また、風力選別用ダクト5と排出口20とを直接、物理的に接触させてもよく、例えば、風力選別用ダクト5の端部と排出口20に設けられたフランジどうしを脱着可能な締結ボルトで締結するなどの構造とすることができる。
風力選別用ダクト5に設けられる吸引装置は吸引ブロア17で構成され、集塵装置は吸引ブロア17の上流側のサイクロン18と、吸引ブロア17の下流側の湿式集塵機19で構成されている。
通常の操業では、ケーシング2内にキャリアガスを流しつつ、吸引ブロア17で吸引することにより、スクラップに含まれる非鉄分・ダスト等をキャリアガスに随伴させて風力選別用ダクト5に導き、非鉄分・ダスト等をサイクロン18と湿式集塵機19で回収する。
本発明では、風力選別機構部3の吸引機構を、付着ダストの除去作業時に発生する気吹ダストの吸引機構としても利用するものであり、このため風力選別機構部3では、風力選別用ダクト5の途中から分岐する気吹きダスト吸引用ダクト6が設けられ、この気吹きダスト吸引用ダクト6をケーシング2の排出口20に着脱可能に接続できるようにしている。気吹きダスト吸引用ダクト6と排出口20との接続構造は任意であるが、風力選別用ダクト5の場合と同様に、気吹きダスト吸引用ダクト6の端部と排出口20とを適当な隙間をもたせて対向させるだけでもよい。すなわち、気吹きダスト吸引用ダクト6と排出口20とが物理的に接触していなくても、ガスの吸引に支障を生じなければよく、「排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6が接続される(或いは「接続状態にある」)」には、このような場合も含まれる。
上記のように気吹きダスト吸引用ダクト6の端部と排出口20間に適当な隙間をもたせる接続状態の場合、ケーシング2の開閉に伴う気吹きダスト吸引用ダクト6と排出口20との干渉を避ける観点からは、上記隙間は1mm以上とするのが好ましく、5mm以上とするのがより好ましい。一方、吸引風量のロスを低減する観点からは、上記隙間は5mm以下とするのが好ましく、1mm以下とするのがより好ましい。また、気吹きダスト吸引用ダクト6の端部の口径も、排出口20の口径と同じであることが好ましい。
なお、前記隙間を埋めるリング状の治具を取り付けしてもよい。また、気吹きダスト吸引用ダクト6と排出口20とを直接、物理的に接触させてもよく、例えば、気吹きダスト吸引用ダクト6の端部と排出口20に設けられたフランジどうしを脱着可能な締結ボルトで締結するなどの構造とすることができる。
以上のように、ケーシング2(ケーシング部分21)の排出口20に対して、風力選別用ダクト5と気吹きダスト吸引用ダクト6を選択的に接続できる(接続状態にできる)ようにしている。すなわち、ケーシング2(ケーシング部分21)が破砕機構部1を覆った状態では、排出口20に風力選別用ダクト5を接続でき(図2に示す接続部s)、ケーシング部分21を開放した状態では、排出口20に気吹きダスト吸引用ダクト6を接続できる(図3に示す接続部s)ようにしている。
さらに、風力選別用ダクト5の使用時に気吹きダスト吸引用ダクト6を閉止できる閉止手段aと、気吹きダスト吸引用ダクト6の使用時に風力選別用ダクト5を閉止できる閉止手段bが設けられている。
これら閉止手段a,bの具体的な構成に特別な制限はないが、本実施形態では、閉止手段aは、気吹きダスト吸引用ダクト6内に設けられる開閉ダンパ8で構成されている。また、閉止手段bは、ケーシング部分21に付設され、ケーシング部分21を開放した状態で風力選別用ダクト5の端部を塞ぐことができる閉止板9で構成されている。
この閉止板9は、ケーシング部分21の外面に突設された支持体23に支持されている。閉止板9は、ケーシング部分21を開放した状態において、風力選別用ダクト5の端部を塞ぐ位置にくるように設けられる。
ここで、閉止板9は、風力選別用ダクト5を閉止する際、風力選別用ダクト5の端部に密着して押し当てられるようにしてもよいが、風力選別用ダクト5に対して適当な隙間をもって対向するだけでも、吸引風量の損失を回避する観点からは十分効果があるので、「閉止板9が風力選別用ダクト5の端部を塞ぐ」(或いは「閉止手段bが風力選別用ダクト5を閉止する」)には、このような場合も含まれる。
上記のように風力選別用ダクト5の端部と閉止板9間に適当な隙間をもたせる場合、ケーシング2の開閉に伴う風力選別用ダクト5と閉止板9との干渉を避ける観点からは、上記隙間は1mm以上とするのが好ましく、5mm以上とするのがより好ましい。一方、吸引風量の損失を回避する観点からは、上記隙間は5mm以下とするのが好ましく、1mm以下とするのがより好ましい。
なお、風力選別用ダクト5を閉止する手段としては、気吹きダスト吸引用ダクト6と同様に、ダクト内に開閉ダンパを設けることも考えられる。しかし、気吹きダスト吸引用ダクト6に吸引される気吹きダストは、基本的に粉であるため開閉ダンパを破損させる恐れはないのに対して、通常操業時の風力選別により風力選別用ダクト5に吸引される粉砕物(非鉄分・ダスト等)は、下方に落下する粉砕物よりは軽量ではあるが開閉ダンパを壊す程度の重量はある。このため風力選別用ダクト5に開閉ダンパを設けると、粉砕物がぶつかり破損する恐れがあるため、本実施形態では開閉ダンパは設置せず、開閉可能なケーシング部分21に閉止板9を設けたものである。
スクラップの搬送方向における本発明のシュレッダー設備Aの下流側には、各種選別設備が設けられている。これらの選別設備の種類に特別な制限はないが、本実施形態では、風力選別機B、揺動選別機C、磁気選別機Dが上流側から順に設けられている。磁気選別機Dでは、複数段で磁気選別を行うことができる。これらの選別装置を経ることで、ダストなどが除去された良質な鉄系スクラップが得られる。なお、図示しないが、風力選別機Bの吸引ダクトには吸引装置と集塵装置が設けられる。
その他図面において、24は原料スクラップを原料供給部11に供給するためのエプロンコンベアである。
図1及び図2に示されるシュレッダー設備Aの通常操業では、原料供給部11から破砕機構部1に原料スクラップが連続供給される。破砕機構部1に供給された原料スクラップは、回転する破砕用ローター4と下部グレート10との間で破砕され、所定のサイズまで破砕(粉砕)されたスクラップxのみが、下部グレート10を通過して下方に落下する。また、破砕(粉砕)されたスクラップxの一部は、上部グレート13を通過した後、下方に落下する。下部グレート10及び上部グレート13を通過して下方に落下したスクラップxは、搬送手段である振動コンベア16により次の選別設備に搬送される。
風力選別機構部3では、ケーシング2(下部グレート10とフード12で囲まれる空間)内にガス供給手段(図示せず)により風力選別用のキャリアガスが供給されるとともに、吸引ブロア17により風力選別用ダクト5を通じた吸引が行われる。この際、気吹きダスト吸引用ダクト6の開閉ダンパ8は、風力選別機構部3の吸引風量を損なわないようにするために閉状態にする。破砕機構部1での破砕作用によりスクラップ(鉄分)から分離された非鉄分・ダスト等は、軽量であるため風力選別用のキャリアガスに随伴して上部グレート13を通過し、風力選別用ダクト5に吸引されて排出された後、サイクロン18と湿式集塵機19に捕集・回収される。
なお、破砕機構部1に供給された原料スクラップに破砕不適物(例えば、鉄塊等)が含まれている場合には、リジェクトドア14を開放し、破砕不適物をシュレッダー出側に排出する。破砕機構部1内で発生する振動や騒音によりに破砕不適物の投入が判断できるので、その判断に基づきリジェクトドア14を開放するようにしてもよい。リジェクトドア14から排出された破砕不適物は、搬送下流側の適当な位置で系外に排出される。
次に、以上述べたシュレッダー設備におけるハンマーの交換方法について説明する。
シュレッダー設備Aの通常操業時には、図2に示すようにケーシング2(ケーシング部分21)の排出口20と風力選別用ダクト5とが接続状態にある(接続部s)とともに、気吹きダスト吸引用ダクト6の開閉ダンパ8が閉状態とされ、風力選別用ダクト5による風力選別が行われる。一方、シュレッダー設備Aの操業を止めてハンマー交換を行う場合、下記のような手順で交換作業を行う。
まず、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5との接続状態を解除し、開閉可能なケーシング部分21をヒンジ手段7により横倒し状に開放する(図3の開放状態)。ここで、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5との接続状態を解除するに際し、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5とが治具やフランジ等を介して固定されている場合は、固定を解除する。一方、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5が固定されていない場合(ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5間に隙間がある場合などを含む。)、ケーシング2を開放させるべくケーシング2をヒンジ手段7を介して回動させれば、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5との接続状態が解除されたことになる。
ケーシング2が開放状態となった位置で、ケーシング部分21に付設された閉止板9(閉止手段b)が風力選別用ダクト5の端部を塞ぎ、風力選別用ダクト5が閉止された状態となるとともに、ケーシング2(ケーシング部分21)の排出口20に対して、気吹きダスト吸引用ダクト6を接続状態とする(接続部s)。
この接続状態の意義はさきに説明したとおりであり、ケーシング2の開放状態において、ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6が適当な隙間をもって対向した状態となる場合、これをもって接続状態としてもよい。また、必要に応じて、治具やフランジ等を介してケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6とを固定してもよい。
開閉ダンパ8を開状態とした気吹きダスト吸引用ダクト6による吸引を行いつつ、図3に示すように作業員による付着ダストの除去作業を行う。すなわち、作業員が破砕機構部1(特に破砕用ローター4)に付着したダストの圧縮空気による気吹きを行う。なお、図3において作業者が立っているのは作業用の足場gである。この気吹きで除去されたダストは、横倒し状に開放されたケーシング部分21を集塵ガイドとして気吹きダスト吸引用ダクト6に導かれ、この気吹きダスト吸引用ダクト6を通じて排出される。この際、閉止板9により風力選別用ダクト5が閉止されているので、気吹きダスト吸引用ダクト6の吸引風量は損なわれない。
以上の付着ダストの除去作業が完了後、破砕用ローター4のハンマーの点検・交換を行う。このハンマーの点検・交換作業が完了後、ケーシング2(ケーシング部分21)の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6との接続状態を解除し、ケーシング部分21をヒンジ手段7により閉じ、ケーシング2が破砕機構部1を覆った状態(図2の状態)とする。ここで、ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6との接続状態を解除する際、ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6とが治具やフランジ等を介して固定されている場合は、固定を解除する。一方、ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6が固定されていない場合(ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6間に隙間がある場合などを含む。)、ケーシング2を閉じるべくケーシング2をヒンジ手段7を介して回動させれば、ケーシング2の排出口20と気吹きダスト吸引用ダクト6との接続状態が解除されたことになる。また、ケーシング2(ケーシング部分21)をヒンジ手段7を介して閉じる方向に回動させることにより、閉止板9(閉止手段b)も風力選別用ダクト5の端部を塞ぐ位置から離れ、風力選別用ダクト5の閉止状態が解除される。
上記のようにケーシング2をヒンジ手段7により閉じ、ケーシング2が破砕機構部1を覆った状態(図2の状態)で、ケーシング2の排出口20に対して、風力選別用ダクト5を接続状態とする(接続部s)。この接続状態の意義はさきに説明したとおりであり、ケーシング2が閉じられた状態において、ケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5が適当な隙間をもって対向した状態となる場合、これをもって接続状態としてもよい。また、必要に応じて、治具やフランジ等を介してケーシング2の排出口20と風力選別用ダクト5とを固定してもよい。
以上により、ハンマーの交換作業を完了する。
ハンマー交換作業は、従来のシュレッダー設備では約36時間を要していたものが、本発明(本実施形態)のシュレッダー設備では、ほぼ1/3の約12時間で行うことができる。したがって、ハンマー交換作業を効率的に短時間で行うことができる。
なお、ハンマーの点検・交換作業と同時に、或いはこれに代えて、シュレッダー設備内部に損傷、変形、グレートの目詰まり等がないか、点検を行ってもよい。点検対象としては、破砕用ローター4、上部グレート13、下部グレート10、リジェクトドア14、その他フード12やケーシング2の内面側等が挙げられる。
1 破砕機構部
2 ケーシング
3 風力選別機構部
4 破砕用ローター
5 風力選別用ダクト
6 気吹きダスト吸引用ダクト
7 ヒンジ手段
8 開閉ダンパ
9 閉止板
10 下部グレート
11 原料供給部
12 フード
13 上部グレート
14 リジェクトドア
15 ガイド板
16 振動コンベア
17 吸引ブロア
18 サイクロン
19 湿式集塵機
20 排出口
21 ケーシング部分
22 ケーシング部分
23 支持体
24 エプロンコンベア
40 ハンマー
110 原料供給シュート
111 フィードローラ
a,b 閉止手段
,s 接続部
A シュレッダー設備
B 風力選別機
C 揺動選別機
D 磁気選別機
x スクラップ
y 非鉄分・ダスト
g 足場

Claims (5)

  1. 複数のハンマーを有する破砕用ローター(4)を備えた破砕機構部(1)と、該破砕機構部(1)を覆うケーシング(2)と、該ケーシング(2)の上半部に形成された排出口(20)に接続される風力選別用ダクト(5)を有し、該風力選別用ダクト(5)を通じてケーシング(2)内の非鉄分・ダスト等を風力選別により排出する風力選別機構部(3)とを備えたシュレッダー設備であって、
    ケーシング(2)の少なくとも上半部を含む部分(21)を、ヒンジ手段(7)により開閉可能とすることで横倒し状に開放できるようにし、
    風力選別用ダクト(5)の途中から分岐する気吹きダスト吸引用ダクト(6)を設けるとともに、風力選別用ダクト(5)の使用時に気吹きダスト吸引用ダクト(6)を閉止できる閉止手段(a)と、気吹きダスト吸引用ダクト(6)の使用時に風力選別用ダクト(5)を閉止できる閉止手段(b)を設け、
    ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態では、排出口(20)に風力選別用ダクト(5)を接続でき、ケーシング部分(21)を横倒し状に開放した状態では、排出口(20)に気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続できるようにしたことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備。
  2. 閉止手段(a)が、気吹きダスト吸引用ダクト(6)内に設けられる開閉ダンパ(8)であることを特徴とする請求項1に記載のスクラップのシュレッダー設備。
  3. 閉止手段(b)が、ケーシング部分(21)に付設され、ケーシング部分(21)を横倒し状に開放した状態で風力選別用ダクト(5)の端部を閉塞する閉止板(9)であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクラップのシュレッダー設備。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のシュレッダー設備において、下記(i)〜(vi)の手順で、破砕用ローター(4)のハンマーの交換作業を行うことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備における破砕用ハンマーの交換方法。
    (i)ケーシング(2)の排出口(20)と風力選別用ダクト(5)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により横倒し状に開放する。
    (ii)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続状態にする。
    (iii)閉止手段(b)により風力選別用ダクト(5)を閉止した状態で、気吹きダスト吸引用ダクト(6)による吸引を行いつつ、破砕機構部(1)に付着したダストの圧縮空気による気吹きを行い、この気吹きで除去されたダストを、横倒し状に開放されたケーシング部分(21)を集塵ガイドとして気吹きダスト吸引用ダクト(6)に導き、該気吹きダスト吸引用ダクト(6)を通じて排出する。
    (iv)破砕用ローター(4)のハンマーの交換を行う。
    (v)ケーシング(2)の排出口(20)と気吹きダスト吸引用ダクト(6)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により閉じ、ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態とする。
    (vi)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、風力選別用ダクト(5)を接続状態にする。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のシュレッダー設備において、下記(i)〜(vi)の手順で、シュレッダー設備内部の点検作業を行うことを特徴とするスクラップのシュレッダー設備における設備内部の点検方法。
    (i)ケーシング(2)の排出口(20)と風力選別用ダクト(5)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により横倒し状に開放する。
    (ii)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、気吹きダスト吸引用ダクト(6)を接続状態にする。
    (iii)閉止手段(b)により風力選別用ダクト(5)を閉止した状態で、気吹きダスト吸引用ダクト(6)による吸引を行いつつ、破砕機構部(1)に付着したダストの圧縮空気による気吹きを行い、この気吹きで除去されたダストを、横倒し状に開放されたケーシング部分(21)を集塵ガイドとして気吹きダスト吸引用ダクト(6)に導き、該気吹きダスト吸引用ダクト(6)を通じて排出する。
    (iv)シュレッダー設備内部の点検を行う。
    (v)ケーシング(2)の排出口(20)と気吹きダスト吸引用ダクト(6)との接続状態を解除し、ケーシング部分(21)をヒンジ手段(7)により閉じ、ケーシング(2)が破砕機構部(1)を覆った状態とする。
    (iv)ケーシング(2)の排出口(20)に対して、風力選別用ダクト(5)を接続状態にする。
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