JP2015181842A - 生体信号処理装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記録媒体に記録されている生体信号のデータファイルから、処理対象とするデータファイルをユーザに選択させるための画面300を表示する。画面からユーザが、例えばドロップダウンリスト301から選択可能なデータファイルの選択肢を、記録媒体に記録されている、予め定められた生体信号のグループに対応するデータファイルについて決定する。
【選択図】 図3
Description
図1は、本発明の実施形態に係る生体信号処理装置の一例としての、生体信号測定装置100の構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態の生体信号測定装置は、呼吸関連波形データを直接被検者から取得するための構成を有している。しかしながら、本発明において呼吸関連波形データを直接被検者から取得するための構成は必須で無い。本発明に係る生体信号処理装置は、予め測定された呼吸関連波形データを、例えば直接またはネットワークを介して接続された記憶装置や記憶媒体から取得するなど、任意の方法で取得可能であればよい。
本実施形態に係る生体信号測定装置100において、SpO2センサ101は、動脈血酸素飽和度を例えば被検者の指先で測定する透過式のセンサである。カニューレ102は、被検者の鼻孔および口近傍に開口を有し、接続されたエアフローセンサ(圧力センサ)106によって、被検者の口鼻呼吸波形や、いびき音を検出するために用いられる。エアフローセンサ(温度センサ)113は、例えばサーモカップルセンサ(熱電対)であり、被検者の口鼻呼吸波形を感知するように口鼻近傍に感熱部が配置されるように装着される。胸部・腹部センサ103は、被検者の呼吸努力運動を検出するためのセンサである。なお、以下ではエアフローセンサ(圧力センサ)106を単に圧力センサ106、エアフローセンサ(温度センサ)113を単に温度センサ113と表記する場合がある。
なお、スピーカ等の発音手段を設け、装置の動作状態やエラー発生、操作手順などを音声などによってユーザに報知するように構成してもよい。
センサ101,103〜105,113やカニューレ102が被検者の所定部位に装着され、入力部109から測定開始の指示が入力されると、生体信号測定装置100は生体信号の測定・記録を開始する。制御部110は、各種のセンサ101,103〜106,113からの入力信号に対して例えばA/D変換やフィルタ処理など予め定められた処理を適用し、測定時刻と対応付けてメモリ107に順次書き込んでゆく。
以下、このようにして記録された、測定期間の重複する生体信号のデータファイルを用いた処理について説明する。本実施形態の生体信号測定装置100は、呼吸波形を測定するフローセンサとして、圧力センサ106と温度センサ113の両方が使用可能である。従って、測定された呼吸波形の解析を行うにあたり、どのセンサで測定したデータを用いるかについてユーザが選択可能な場合がある。解析を行うユーザは、記録時に両方のセンサが用いられたかどうか知っているとは限らず、また仮に両方のセンサで測定が行われた場合でも一方のセンサで測定されたデータのみを用いたい場合もある。本実施形態の生体信号測定装置100は、このように、処理の対象となりうるデータファイルの選択肢が記録(測定)されているデータファイルに応じて変化しうる場合に、処理対象としてユーザが選択可能なデータファイルの選択肢を自動的に決定する。
S215で制御部110は、使用可能な呼吸波形データファイルの選択肢を、温度センサデータのみに決定し、処理をS217に進める。
S217の設定画面から開始ボタン303がクリックされて解析処理の開始が指示されると、制御部110は使用データ種別決定処理を終了し、後述する解析処理を開始する。
次に、制御部110が行う測定データの解析処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
S401で制御部110は、図3に示した設定画面で指定された呼吸波形データファイルを含む、処理対象の生体信号データファイルを例えばメモリ107に読み出す。
・呼吸波形データ(圧力センサデータ):無呼吸および低呼吸区間(SASイベント)の有無、継続期間および回数の検出、
・呼吸波形データ(温度センサデータ):無呼吸区間(SASイベント)の有無、継続期間および回数の検出、
・努力呼吸波形データ(胸、腹とも):異常(SASイベント)の有無、継続期間および回数の検出、
・SpO2センサデータ:SpO2の所定%以上の低下(SASイベント)の有無、継続期間および回数の検出
・加速度センサデータ:体位とその変化の検出、体動の有無、継続期間および回数の検出
・心電波形データ:各心拍波形に対する特徴点や振幅の抽出、RR間隔から求めた瞬時心拍数(最大、最小、平均)や予め定められた異常(心電イベント)の検出
また、上述したように、他のデータファイルの解析結果も考慮して波形登録要否を決定する場合、S409の時点では判定できない場合もある。そのため、波形登録処理は、処理対象であるデータファイルを全て解析処理し終わってから(S417,YES)実行してもよい。制御部110は登録波形データに、例えば登録条件の種別に応じた名前と通し番号からなるファイル名を付して記録する。これにより、ファイル名から特定の条件を満たした登録波形データを読み出すことができる。
このようにして、処理対象のデータファイルを全て処理し終えると(S417,YES)、制御部110は解析処理を終了する。
次に、本実施形態の生体信号測定装置100における、SASイベントと心電イベントとの関連性を評価するためのレポート出力処理の動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。このレポート出力処理は、例えば表示部108に表示したメニュー画面からユーザが「SAS・心電イベント関連性レポート出力」を指示した場合に実行される。ここでは、上述した解析処理が完了している測定結果についてのレポート出力が指示されたものとする。
ここで、本実施形態におけるSAS・心電イベント関連性レポートのフォーマットの一例について、図7を用いて説明する。
さらに、各波形データには、イベントデータに基づいて、検出されたイベントの種類と区間とを示す、種別に応じた色やパターンの網掛けを行う。
Claims (8)
- 生体信号処理装置であって、
記録媒体に記録されている生体信号のデータファイルから、処理対象とするデータファイルをユーザに選択させるための画面を表示する表示手段と、
前記画面からユーザが選択可能なデータファイルの選択肢を決定する決定手段と、を有し
前記決定手段は、前記記録媒体に記録されているデータファイルのうち、予め定められた生体信号のグループに対応するデータファイルについての選択肢を決定することを特徴とする生体信号処理装置。 - 前記決定手段は、前記予め定められた生体信号のグループに対応するデータファイルが複数記録されている場合、前記複数のファイルの1つを選択する選択肢と、前記複数のファイルの組み合わせを選択する選択肢とを、該同種の生体信号データのファイルの選択肢として決定することを特徴とする請求項1記載の生体信号処理装置。
- 前記決定手段は、前記予め定められた生体信号のグループに対応する複数のデータファイルのうち、正常でないデータファイルを除外して前記選択肢を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の生体信号処理装置。
- 前記画面を通じてユーザが選択したデータファイルを解析する解析手段をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の生体信号処理装置。
- 前記解析手段は、前記画面を通じて前記予め定められた生体信号のグループに対応する複数のデータファイルが選択された場合、前記複数のデータファイルのそれぞれに対して解析を行い、解析結果が一致しない場合にはイベントとして記録することを特徴とする請求項4記載の生体信号処理装置。
- 前記予め定められた生体信号のグループに対応する複数のデータファイルが、異なるセンサまたは異なる部位で測定された、測定期間の重複する複数の生体信号のデータファイルであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の生体信号処理装置。
- 前記予め定められた生体信号のグループに対応する複数のデータファイルが、圧力センサを用いて測定された呼吸波形のデータファイルと、温度センサを用いて測定された呼吸波形のデータファイルであることを特徴とする請求項6記載の生体信号処理装置。
- コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載の生体信号処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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