JP6995500B2 - 生体信号記録装置およびその制御方法 - Google Patents

生体信号記録装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は生体信号記録装置およびその制御方法に関する。
睡眠時における無呼吸または低呼吸の回数(無呼吸低呼吸指数(AHI:apnea hypopnea index)とも呼ばれる)が5回/時間以上で、日中の眠気や倦怠感などの症状を伴う場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)や睡眠時無呼吸低呼吸症候群(SAHS:Sleep Apnea Hypopnea Syndrome)と診断される。以下では便宜上、SASとSAHSを併せて単にSASと呼ぶ。
SASの診断には、終夜睡眠ポリグラフ(polysomnography:PSG)検査が必要であるが、終夜睡眠ポリグラフ検査は、通常、病院での宿泊を要し、また多数のセンサ類を装着する必要があるため、被検者の負担が比較的大きい。そのため、終夜睡眠ポリグラフ検査を行う前に、より簡便なスクリーニング検査(簡易SAS検査、簡易ポリグラフ検査などとも呼ばれる)を行うことが多い。特許文献1には、スクリーニング検査のための携帯型睡眠評価装置が開示されている。
特開2014-008159号公報
携帯型睡眠評価装置には、総記録可能時間が24時間の場合、24時間記録1回、12時間記録2回、8時間記録3回のいずれかといったように、1回あたりの最長記録可能時間と最大記録可能回数との組み合わせが制限されているものがある。これは、例えば被検者が記録を終了させ忘れて記録容量を消費してしまい、予定していた回数の記録ができなくなることを防止するためである。また、最長記録可能時間に達すると記録を自動終了するように構成することで、被検者は記録の開始方法だけ覚えればよいため、被検者の負担が軽減されるほか、操作方法を教える医療従事者の負担も軽減できるという利点もある。
しかしながら、従来は、記録の目的や時間にかかわらず、記録動作を実行するごとに残りの記録可能回数が1回減る構成であった。携帯型睡眠評価装置は、医療機関から被検者に貸し出される小型の装置であり、記録開始操作は就寝時に被検者が行う必要がある。そのため、被検者に貸し出す際、動作確認や操作方法の実演などを目的として短時間の記録動作を実行させることがあるが、このような試験動作であっても1回の記録として取り扱われていたため、使い勝手に改善の余地があった。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その主な目的は、記録回数に制限のある生体信号記録装置における使い勝手を向上することにある。
上述の目的は、被検者の睡眠を評価するための生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、記録した生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば記録した生体信号データを削除し、削除指示が検出されなければ記録した生体信号データを削除しない制御手段と、を有し、制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録回数にカウントせず、制御手段は、直近の起動時以降に記録され、かつ削除されていない生体信号データが、記録が終了した生体信号データのほかに存在しない場合に問い合わせを行うことを特徴とする生体信号記録装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、記録回数に制限のある生体信号記録装置における使い勝手を向上することができる。
本発明の実施形態に係る生体信号記録装置の一例としての携帯型睡眠評価装置の機能構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯型睡眠評価装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯型睡眠評価装置の別の動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る生体信号記録装置の一例としての、携帯型睡眠評価装置(以下、単に睡眠評価装置と呼ぶ)100の機能構成例を示すブロック図である。なおここで説明する睡眠評価装置はいわゆる簡易ポリグラフ検査装置であり、被検者の睡眠を評価するための生体信号を計測し、生体信号データを記録する。本明細書において生体信号とは、生体の状態や活動を表す信号を意味する。生体信号は、心電図信号や筋電図信号のように直接電気信号として検出される信号と、体温、呼吸、脈、いびきなど、生体の状態や活動をセンサなどによって装置が取り扱いできる形式に変換した信号とを含む。
(構成)
本実施形態に係る睡眠評価装置100において、SpO2センサ101は、動脈血酸素飽和度(SpO2)を例えば被検者の指先で計測する透過式のセンサである。カニューレ102は、被検者の鼻孔近傍に開口を有し、接続された圧力センサ106によって、被検者の鼻呼吸波形やいびき音を検出するために用いられる。胸部・腹部センサ103は、被検者の呼吸努力運動を検出するためのセンサである。
心電図電極104は例えば単極または双極2チャンネルの心電図信号を検出するための電極である。加速度センサ105は、被検者の体位(例えば、右側臥位、左側臥位、仰臥位、伏臥位、および立位)を判定したり、体動を検出したりするためのセンサである。
メモリ107は、制御部110が作業用に用いるメモリであり、例えば計測した生体信号のデータを一時的に蓄積するバッファとして、また表示部108のビデオメモリとして用いられる。不揮発性メモリ113は、計測した生体信号のデータを記録するための取り外し不能な内蔵記録媒体であり、本実施形態ではNAND型フラッシュメモリである。表示部108は例えば液晶ディスプレイ(LCD)を有し、装置の動作状況、計測波形、ユーザ情報、GUIなどを表示する。
制御部110は、例えば1つ以上のプログラマブルプロセッサ(以下CPU)、書き換え可能なROM、およびRAMを有する。制御部110は、ROMに記憶されたプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することにより、睡眠評価装置100の各部の動作を制御し、睡眠評価装置100の機能を実現する。ROMにはCPUが実行するプログラムのほか、各種の設定値、GUIデータなどが記憶される。なお、CPUは不揮発性メモリ113に記憶されたプログラムをメモリ107に読み込んで実行してもよい。
制御部110は、睡眠評価装置100の総記録可能時間、記録済み時間および/または残り記録可能時間、1回あたりの最長記録可能時間、最大記録可能回数、記録済み回数および/または残り記録可能回数といった記録動作に関する値を、制御部110内のRAMまたはメモリ107に保持し、記録動作に伴って更新する。
入力部109は、ユーザ(医療従事者および被検者)が各種の指示や設定を入力するために用いる入力機器の総称である。入力部109は、例えばスイッチ、ボタン、ダイヤル、タッチパネル等、物理的な操作を必要とする入力機器はもちろん、音声認識によって指示を認識する構成の入力機器など、物理的な操作を必要としない入力機器を含むことができる。入力部109を通じて入力された指示は制御部110で検出され、制御部110は指示に応じた動作を実行する。
なお、スピーカ等の発音手段を設け、装置の動作状態やエラー発生、操作手順などを音声などによってユーザに報知するように構成してもよい。
記録部111は制御部110の制御に従い、計測した生体信号のデータを着脱可能な記録媒体の一例であるメモリカード(MC)1110に記録したり、メモリカード1110に記録されたデータを読み出したりする。後述するように、本実施形態の睡眠評価装置100は、計測した生体信号のデータを、不揮発性メモリ113とメモリカード1110との両方に記録することができる。メモリカード1110はNAND型フラッシュメモリを用いている。
外部I/F112はパーソナルコンピュータなどの外部装置と有線もしくは無線通信するためのインタフェースである。接続可能な外部機器の種類や外部機器との通信プロトコルに特に制限は無い。
電源部114は一次電池または二次電池を有し、制御部110をはじめとした各部に電源を供給する。制御部110は、電源部114の電源電圧(電池電圧)を計測することができる。
(記録動作)
次に、本実施形態の睡眠評価装置における生体信号データの記録動作について説明する。なお、ここでは記録時の全体的な動作を説明することを目的としているため、予め各種のセンサ101、103~105およびカニューレ102が被検者の所定部位に装着されており、かつ記録開始条件を満たしているものとする。
入力部109から記録開始指示が入力されると、制御部110は記録開始日時をメモリ107に書き込み、生体信号の計測および生体信号データの記録動作を開始する。制御部110は、各種のセンサ101,103~106から得られる生体信号に対して例えばA/D変換やフィルタ処理など予め定められた処理を適用し、生体信号データを生成する。制御部110は生成した生体信号データを、メモリ107に順次書き込んでゆく。
カニューレ102に接続された圧力センサ106は、鼻カニューレまたは口鼻カニューレからの気流を電気信号へ変換する。制御部110は、この電気信号に増幅処理およびフィルタ処理を適用し、圧力センサ106から得られる信号を周波数成分によってマスク圧の変化を示す信号、呼吸波形を示す信号、気管音(いびき)を示す信号に分離する。なお、カニューレが鼻カニューレであれば鼻呼吸波形が、口の近傍にも開口を有する口鼻カニューレであれば口鼻呼吸波形が得られる。
例えば、制御部110は、圧力センサ106から得られる電気信号について500Hz程度を遮断周波数とするローパスフィルタを適用して増幅した信号を基本信号として求める。そして、制御部110は、基本信号に対してさらに2~3Hzを遮断周波数とするローパスフィルタを適用した信号をマスク圧の信号として求める。また、制御部110は、基本信号に対して0.01~0.1Hzを遮断周波数とするハイパスフィルタと2~3Hzを遮断周波数とするローパスフィルタを適用した信号を呼吸信号として求める。さらに、制御部110は、基本信号に対して0.01~0.1Hzを遮断周波数とするハイパスフィルタと150~200Hzを遮断周波数とするローパスフィルタを適用した信号を気管音信号として求める。なお、これらは圧力センサ106の信号から各種の信号を分離する方法の一例であり、フィルタの周波数特性を変更したり、他の方法を用いたりしてもよい。
また、制御部110は、マスク圧の変化を示す信号(マスク圧信号)、呼吸波形を示す信号(呼吸信号)、気管音(いびき)を示す信号(気管音信号)の呼吸関連信号を、それぞれ電圧値から圧力値[cmH2O]に変換して記録する。
また、呼吸努力波形は胸部・腹部センサから得られる。なお、本実施形態では胸骨上窩波形は計測していないが、胸骨上窩波形を取得するように構成してもよい。
制御部110は、生体信号データを順次メモリ107に書き込むとともに、生体信号データの解析処理を行う。解析処理では、無呼吸や低呼吸区間の有無、継続期間および回数、体位とその変化、SpO2の所定%(例えば2~4%)以上の低下の有無、継続期間および回数、脈拍数(最大、最小、平均)などを取得する。制御部110は例えば、無呼吸は10秒以上呼吸が停止した状態、低呼吸は、換気の明らかな低下(正常呼吸の振幅から30%以上の減少した状態が10秒以上)に加え、SpO2が3~4%以上低下した状態として検出することができる。なお、解析処理については公知の方法を用いて行うことができるため、これ以上の詳細については説明を省略する。なお、生体信号データの解析処理は外部機器で実行するようにしてもよい。
制御部110は、メモリ107に蓄積された生体信号データについて、予め定められた単位時間(第1の時間)分ずつ所定の順序で不揮発性メモリ113にデータファイルとして記録する。制御部110はまた、メモリカード1110への記録が設定されている場合には、生体信号データを記録部111に供給し、生体信号データをデータファイルとしてメモリカード1110にも記録する。制御部110はまた、解析結果のデータについては、第1の時間より長い所定時間(第2の時間)分の生体信号データを記録するごとに不揮発性メモリ113(設定に応じてさらにメモリカード1110)に記録する。なお、制御部110は、不揮発性メモリ113とメモリカード1110とに、同じ形式のデータファイルとして生体信号データや解析結果のデータを記録する。
制御部110はまた、記録中、表示部108に記録中である旨の表示や、記録時間、予定の記録終了日時、センサなどの取り付け状態や一部の計測値などを表示することができる。
制御部110は記録終了条件を満たしたと判定されるまで上述した計測処理、解析処理、および記録処理を継続して実行する。制御部110は、例えば記録時間が設定された自動記録終了時間(例えば8時間)に達した場合、入力部109を通じた記録終了指示の入力を検出した場合、残り記録可能時間が0になった場合、記録済み時間が総記録可能時間に達した場合、装置に関する異常を検出した場合などに記録終了条件を満たしたと判定することができる。
(記録回数の管理動作)
次に、図2に示すフローチャートを用い、本実施形態の睡眠評価装置100における記録動作を、記録回数の管理動作に着目して説明する。図2のフローチャートに示す動作は、睡眠評価装置100が記録開始指示を受け付け可能な状態において開始される。
S101で制御部110は、入力部109を通じた記録開始指示が検出されたか否かを判定し、検出されたと判定されればS103へ処理を進め、検出されたと判定されなければS101を繰り返し実行する。
S103で制御部110は、記録開始日時をメモリ107に保存し、生体信号の計測、生体信号データの生成、解析、および記録処理(以下、単に記録処理)を開始する。記録時の動作は、上述した通りである。
S105で制御部110は、RAMに記憶されている記録回数に関する情報を更新する(記録済み回数を1回増やす、および/または残り記録可能回数を1回減らす)。なお、ここでは便宜上、記録処理の開始と記録回数に関する情報の更新処理とを別個のステップとして図示しているが、実質的に同じタイミングで実行される。
S107で制御部110は上述した記録終了条件を満たしたか否かを判定し、満たしたと判定されれば記録処理を終了してS109へ処理を進め、満たしたと判定されなければ記録処理を継続して実行する。
S109で制御部110は、記録終了日時をメモリ107に保存する。また、制御部110は、RAMに記憶されている記録時間に関する情報を更新する(記録開始日時および記録終了日時に基づく実記録時間を、記録済み時間に加算および/または残り記録可能時間から減算する)。
S111で制御部110は、起動時からのデータ削除回数が予め定められた閾値(上限回数)以下であるか否かを判定し、閾値以下と判定されればS113へ、閾値以下と判定されなければS125へ、処理を進める。なお、本実施形態では起動時からのデータ削除回数に制限を設けているが、これは、短時間記録と削除が繰り返されることにより、電池が消耗して本来の記録ができなくなることを防止するためである。このような状況を考慮する必要がなければ、データ削除回数に制限を設ける必要はない。
S113で制御部110は、記録を終了した生体信号の記録時間が予め定められた時間(閾値)未満であるか否か(短時間記録データであるか否か)を判定し、予め定められた時間未満と判定されればS115へ、予め定められた時間未満と判定されなければS125へ、処理を進める。ここでの判定は、直近の記録動作が(例えば動作確認や操作方法の実演などを目的とした)短時間記録動作であるか否かの判定である。従って、予め定められた時間(閾値)は10分程度とすることができる。
S115で制御部110は、表示部108に、直近に記録した生体信号データを削除するか否かをユーザに問い合わせるメッセージなどを表示し、ユーザの応答を待機する。
S117およびS119の処理ループで制御部110は、削除指示を所定時間待機し、所定時間経過する前に削除指示が検出されればS121へ、検出されなければS125へ処理を進める。
S121で制御部110は、直近に記録した生体信号データを不揮発性メモリ113から削除し、メモリ107に保存した削除回数を1回増やす。メモリカード1110にも記録を行っていた場合、制御部110はメモリカード1110からも生体信号データを削除する。
S123で制御部110は、RAMに記憶されている記録回数に関する情報を更新する(記録済み回数を1回減らす、および/または残り記録可能回数を1回増やす)。これは、S105で更新した記録回数の情報を更新前の状態に戻す処理(削除された生体信号データに係る記録動作を記録回数にカウントしない処理)に相当する。
S125で制御部110は、生体信号の記録済み回数、記録済み時間、および設定されている記録時間に基づいて、生体信号の記録がさらに可能であるか否かを判定し、可能と判定されればS101に処理を戻し、可能と判定されなければ動作を終了する。
なお、図2のフローチャートでは記録開始時にS105で記録回数に関する情報を更新する構成について説明した。しかし、記録回数に関する情報を記録開始時に更新せず、記録終了後に更新する構成としてもよい。この場合には、動作を図3のフローチャートに示すように変更することができる。つまり、記録した生体信号データを削除しないことが確定した時点でS105の処理を実行するようにすればよい。この場合、図2のS123で実行した、記録回数に関する情報を戻す処理は不要となる。
ここで、S109で更新した記録時間に関する情報は、生体信号データが削除されても元に戻していないことに留意されたい。これは、生体信号データが削除されても、削除された生体信号データの記録処理に伴う電力消費は元に戻らないからである。従って、記録済み時間および/または残り記録可能時間は、削除された生体信号データの記録時間を反映したまま維持される。
なお、ここで説明した短時間記録データの削除問い合わせ機能は、例えば入力部109の所定の操作によって有効、無効を切り替え可能に構成してもよい。すなわち、制御部110は記録開始指示を受け付け可能な状態で、入力部109に対する所定の操作を検出するごとに、短時間記録データの削除問い合わせ機能の有効・無効を切り替えることができる。この場合制御部110は、S109の実行後、短時間記録データの削除問い合わせ機能が有効か否かを判定し、有効と判定されればS111に、有効と判定されなければS125に処理を進める。このように構成することで、被検者が短時間記録の実施と削除を実行して実記録可能時間をいたずらに短縮させることを防止できる。
また、直近の起動時以降に記録され、かつ削除されていない生体信号データが記録を終了した生体信号データのほかに存在しない場合だけ、短時間記録データの削除要否を問い合わせるようにしてもよい。これは、試験動作は実際の記録に先立って実行されるからである。同様の趣旨で、通常の記録(例えばS113で用いる閾値時間以上の記録)が行われる前(記録済み回数が0の場合)だけ、短時間記録データの削除要否を問い合わせるようにしてもよい。例えば、図2や図3のフローチャートにおいて、例えばS109とS111との間でこれらの条件を満たすか否かを判定し、条件を満たすと判定されればS111に、条件を満たすと判定されなければS125に処理を進めるように構成すればよい。
S111で制御部110は、削除回数、他の記録済み生体信号データの有無、記録終了要因(自動終了か手動終了か)の1つ以上の条件について判定することができる。そして、制御部110は、削除回数が上限回数を超える場合、他の記録済み生体信号データがある場合、記録が自動終了した場合のいずれかに該当する場合にはS125へ処理を進める。
このように、本実施形態によれば、記録を終了した生体信号データの記録時間が短い場合、この生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示があった場合には削除するようにした。そのため、動作確認や操作方法の実演など、本来の目的でない記録動作によって記録された生体信号データを容易に削除することができる。また、生体信号データを削除した場合、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させないようにした。そのため、本来の目的である生体信号データの記録回数が本来の目的でない記録動作によって削減されなくなり、装置の能力を有効に利用することができる。これは、例えば睡眠評価装置のように最大記録可能回数に制限のある生体信号記録装置において特に有効である。
また、例えば外部機器で稼働する再生または解析ソフトウェアにおいて、最初に記録された生体信号データを自動的に処理するように構成されている場合がある。この場合、試験記録に係る短時間記録データが最初に記録されていると、処理対象のデータを切り替える操作が必要になり、使い勝手が悪くなる。短時間記録データを削除することで、このような問題が生じなくなるという利点もある。
なお、本実施形態では記録時間が閾値未満である短時間記録データについて削除要否を問い合わせる構成について説明した。しかし、不揮発性メモリ113の容量に余裕がある場合や、短時間記録データについても削除しないという設定の場合には、削除要否を問い合わせなくてもよい。本発明の本質は、記録可能回数に制限のある生体信号記録装置において、試験記録など、本来の目的でない短時間記録によって残り記録可能回数が減ることを抑制することである。従って、短時間記録については記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させないようにすれば発明の効果は実現できる。
また、ここでは記録可能回数に制限のある生体信号記録装置の一例としての睡眠評価装置に発明を適用した実施形態を説明したが、同様の制限を有する他の生体信号記録装置にも同様に適用可能である。
なお、本発明に係る生体信号記録装置は、一般的に入手可能な、スマートフォンやタブレット端末のような汎用情報処理装置に、図2や図3に示したフローチャートの動作を実行させるプログラム(アプリケーションソフトウェア)として実現することもできる。従って、このようなプログラムおよび、プログラムを格納した記憶媒体(CD-ROM、DVD-ROM等の光学記録媒体や、磁気ディスクのような磁気記録媒体、半導体メモリカードなど)もまた本発明を構成する。
100…携帯型睡眠評価装置、110…制御部、111…記録部、1110…メモリカード、113…不揮発性メモリ、114…電源部

Claims (12)

  1. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、直近の起動時以降に記録され、かつ削除されていない生体信号データが、前記記録が終了した生体信号データのほかに存在しない場合に前記問い合わせを行うことを特徴とする生体信号記録装置。
  2. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、記録時間が前記予め定められた時間未満である生体信号データの記録が、記録時間が前記定められた時間以上の生体信号データの記録が行われる前に実行された場合、前記問い合わせを行うことを特徴とする生体信号記録装置。
  3. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、前記削除指示の検出による生体信号データの削除が予め定められた回数に達した場合には、記録が終了した生体信号データの記録時間が前記予め定められた時間未満であっても前記問い合わせを行わないことを特徴とする生体信号記録装置。
  4. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、前記生体信号記録装置に対する所定の操作が検出されると、その後に記録が終了した生体信号データの記録時間が前記予め定められた時間未満であっても前記問い合わせを行わないことを特徴とする生体信号記録装置。
  5. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、前記問い合わせを行わない設定がなされている場合には、記録が終了した生体信号データの記録時間が前記予め定められた時間未満であっても前記問い合わせを行わないことを特徴とする生体信号記録装置。
  6. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、前記削除指示の検出によって生体信号データを削除した場合、該生体信号データの記録時間を前記生体信号記録装置の総記録可能時間から減じることを特徴とする生体信号記録装置。
  7. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、
    前記記録が終了した生体信号データを前記削除指示の検出によって削除した場合には残り記録可能回数を減じず、前記記録が終了した生体信号データを削除しなかった場合には前記残り記録可能回数を減じ、
    前記残り記録可能回数が0になると、新たな記録を行わないように前記記録手段を制御する、
    ことを特徴とする生体信号記録装置。
  8. 生体信号データを記録する生体信号記録装置であって、
    記録開始指示が検出されると生体信号データの記録を開始する記録手段と、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせ、削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御手段は、
    前記記録が終了した生体信号データを前記削除指示の検出によって削除した場合には記録済み回数を増やさず、前記記録が終了した生体信号データを削除しなかった場合には前記記録済み回数を増やし、
    前記記録済み回数が予め定められた回数に達すると、新たな記録を行わないように前記記録手段を制御する、
    ことを特徴とする生体信号記録装置。
  9. 生体信号データを記録する生体信号記録装置の制御方法であって、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせる問い合わせ工程と、
    前記問い合わせに対して削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御工程と、
    を有し、
    前記制御工程では、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御工程では、直近の起動時以降に記録され、かつ削除されていない生体信号データが、前記記録が終了した生体信号データのほかに存在しない場合に前記問い合わせを行うことを特徴とする生体信号記録装置の制御方法。
  10. 生体信号データを記録する生体信号記録装置の制御方法であって、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせる問い合わせ工程と、
    前記問い合わせに対して削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御工程と、
    を有し、
    前記制御工程では、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御工程では、前記削除指示の検出によって生体信号データを削除した場合、該生体信号データの記録時間を前記生体信号記録装置の総記録可能時間から減じることを特徴とする生体信号記録装置の制御方法。
  11. 生体信号データを記録する生体信号記録装置の制御方法であって、
    記録が終了した生体信号データの記録時間が予め定められた時間未満の場合、該生体信号データを削除するかどうか問い合わせる問い合わせ工程と、
    前記問い合わせに対して削除指示が検出されれば該生体信号データを削除し、前記削除指示が検出されなければ該生体信号データを削除しない制御工程と、
    を有し、
    前記制御工程では、削除された生体信号データに係る記録動作を記録済み回数もしくは残り記録可能回数に反映させず、
    前記制御工程では、
    前記記録が終了した生体信号データを前記削除指示の検出によって削除した場合には残り記録可能回数を減じず、前記記録が終了した生体信号データを削除しなかった場合には前記残り記録可能回数を減じ、
    前記残り記録可能回数が0になると、新たな記録を行わないように前記生体信号記録装置を制御する、ことを特徴とする生体信号記録装置の制御方法。
  12. 生体信号記録装置が有するコンピュータを、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の生体信号記録装置が有する制御手段として機能させるためのプログラム。
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