JP2015179636A - ガス遮断器 - Google Patents

ガス遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015179636A
JP2015179636A JP2014057225A JP2014057225A JP2015179636A JP 2015179636 A JP2015179636 A JP 2015179636A JP 2014057225 A JP2014057225 A JP 2014057225A JP 2014057225 A JP2014057225 A JP 2014057225A JP 2015179636 A JP2015179636 A JP 2015179636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
gas
arc
fixed
circuit breaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014057225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6340151B2 (ja
Inventor
高士 松久
Takashi Matsuhisa
高士 松久
正雄 松本
Masao Matsumoto
正雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Toko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Toko Co Ltd filed Critical Takaoka Toko Co Ltd
Priority to JP2014057225A priority Critical patent/JP6340151B2/ja
Publication of JP2015179636A publication Critical patent/JP2015179636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6340151B2 publication Critical patent/JP6340151B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)

Abstract

【課題】 大電流遮断時・小電流遮断時のいずれにも適切に対応でき、小型で、小さい操作力で動作するガス遮断器を提供すること
【解決手段】 固定電極部11側に熱パッファ室20を設け、可動電極部12側に、事故遮断時の可動電極部の移動に伴い容積が拡張する吸い込み室27を設ける。大電流遮断時は高圧となった熱パッファ室内のガスを、固定電極部の固定アーク接触子13と、可動電極部の可動アーク接触子21との間に発生するアーク30に吹き付けて消弧する機能と、小電流遮断時は、拡張して圧力が低下した吸い込み室内に、その吸い込み室の圧力よりも高圧の前記熱パッファ内のガスを流入させ、その流入に伴うガスの移動によりアークを消弧する機能を備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガス遮断器に関するものである。
高電圧送電系統の事故時に事故系統を他の系統と切り離す系統保護用遮断器として、構造が単純で信頼性が高く、かつ優れた遮断性能を有するパッファ型のガス遮断器が広く使用されている。このパッファ型のガス遮断器は、可動アーク接触子と直結したバッファシリンダーによってSFガスなどの消弧性のガスを圧縮して高圧のガス流を作り出し、そのガス流を可動アーク接触子と固定アーク接触子との間に発生したアークに吹き付けて事故電流遮断を行う。この方式のガス遮断器の遮断性能は、パッファシリンダーの機械パッファ室の容積を縮小することによる圧力上昇によって決まり、高い圧力上昇を得る程高い遮断性能が得られる。しかしながら、圧力上昇は機械的駆動力に対する反力として働くため、高い遮断性能を得るためには大きな駆動エネルギーが必要となっていた。
そのため、アークのエネルギーを利用して吹き付け圧力を高める熱パッファ室を設け、熱パッファ室から噴出させたガスをアークに吹き付けることにより消弧させる自力消弧形のガス遮断器が提案されている。この自力消弧形のガス遮断器は、事故電流が小さい遮断や進み小電流遮断時には熱パッファ室内の圧力が不足し、消弧性能が低下するという問題を有する。
そこで、それら機械パッファと熱パッファの併用方式が使用されている。これにより、大電流遮断時には高圧となる熱パッファ室よりアークにガスが吹き付けられ、小電流遮断時には、縮小により高圧となる機械パッファ室よりアークにガスが吹き付けられ電流遮断を行う。係る機械パッファと熱パッファの併用方式のガス遮断器としては、例えば、特許文献1等に開示されている。
特開2013−137956
上述した操作機構の操作エネルギーを低減した熱パッファ併用形のガス遮断器においても、小電流遮断に必要な機械パッファ室を設けている。その結果、大電流遮断時に操作機構による機械パッファ室の縮小にて高圧力になるために、反力が生じ、操作機構に多大な操作エネルギーが必要となり、操作機構が大きく、コスト高となる問題があった。
上述した課題を解決するために、本発明に係るガス遮断器は、(1)消弧性のガスが充填された容器内に、対向配置された固定電極部及び可動電極部を備え、閉極時は前記固定電極部と前記可動電極部が通電し、開極時は前記可動電極部が移動して前記固定電極部と前記可動電極部が離反し遮断するガス遮断器であって、前記固定電極部側に熱パッファ室を設け、前記可動電極部側に、前記開極時の前記可動電極部の移動に伴い容積が拡張する吸い込み室を設け、大電流遮断時は高圧となった前記熱パッファ室内のガスを、前記固定電極部の固定アーク接触子と、前記可動電極部の可動アーク接触子との間に発生するアークに吹き付けて消弧する機能と、小電流遮断時は、拡張して圧力が低下した前記吸い込み室内に、その吸い込み室の圧力よりも高圧の前記熱パッファ室内のガスを流入させ、その流入に伴うガスの移動により前記固定アーク接触子と前記可動アーク接触子との間に発生するアークを消弧する機能を備えた。
本発明によれば、熱パッファ併用形の遮断部において、小電流遮断に関して、機械パッファ室の縮小により機械パッファ室内を高圧化してガスの流れを作っていた従来方式に換えて、吸い込み室の拡張により吸い込み室内を低圧化してガスを吸い込むことでガスの流れを作り、アークを消弧して遮断するようにした。そして大電流遮断時の熱パッファ室で発生する高圧のガスを吸い込み室に入れるため、可動電極部を移動させるための操作機構部の遮断時の動作の反力とならない。よって、可動電極部の操作機構部を小型のものにすることができる。
(2)吸い込み室内のガスを外部に排出する機構を備えるとよい。吸い込み室の圧力が上がりすぎると、アーク消弧のためのガス流が悪化する。そこで、吸い込み室内のガスを排気して吸い込み室の圧力を下げ、適切なガス流を確保することができるのでよい。
(3)前記固定電極部は、前記固定アーク接触子と、その固定アーク接触子の外方に配設された固定主接触子とを備え、前記熱パッファ室は、前記固定アーク接触子と前記固定主接触子との間の空間により形成されるようにするとよい。このようにすると、固定電極部側にコンパクトで効率よく熱パッファ室を構成することができるのでよい。
(4)前記可動電極部は、前記可動アーク接触子と、この可動アーク接触子の外方に配設された可動主接触子と、前記可動アーク接触子と前記可動主接触子を連結する連結部材とを有し、前記可動アーク接触子は、筒体内に移動可能に挿入配置され、前記筒体の一端には、前記ガスを吸い込む吸い込み口を備えた蓋部が設けられ、前記可動主接触子,前記連結部材,前記筒体並びに前記蓋部にて構成される空間により前記吸い込み室が形成されるようにするとよい。このようにすると、可動電極部側にコンパクトで効率よく吸い込み室を構成することができるのでよい。
(5)前記蓋部に、前記吸い込み室内のガスを排出する排気機構を設けるとよい。(6)前記連結部材に前記吸い込み室内のガスを排出する排気機構を設けるとよい。(7)前記連結部材に設けた前記排気機構は、前記吸い込み室内の圧力が閾値を超えた場合に排気を許容するものとするとよい。これら各発明によれば、吸い込み室の圧力が上がりすぎて、アーク消弧のためのガス流が悪化することを可及的に抑制できる。(5)の発明の蓋部に設ける排気機構は、実施形態ではガス排気穴26eに対応する。ガス排気穴26eは、開口部としたが、逆止弁などの通常時は閉塞し一定の圧力を超えたら開口する機構としても良い。(7)の発明の圧力が閾値を超えた場合に排気を許容するものは、実施形態では逆止弁に対応する。逆止弁を設けることで簡単に係る機能を実現できるので良いが、他の機構・部品を用いても良い。
本発明では、大電流遮断時・小電流遮断時のいずれにも適切に対応でき、小型で、小さい操作力で動作するガス遮断器となる。
本発明に係るガス遮断器の第一実施形態の閉極時の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第一実施形態の開極途中の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第一実施形態の開極時の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第二実施形態の閉極時の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第二実施形態の開極途中の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第三実施形態の閉極時の状態を示す図である。 本発明に係るガス遮断器の第三実施形態の開極途中の状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき、詳細に説明する。なお、本発明は、これに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
図1から図3は、本発明に係るガス遮断器の第一実施形態を示している。ガス遮断器10は、図示しない消弧性のガスが充填された容器内に、対向配置された固定電極部11及び可動電極部12を有する。消弧性のガスは、例えばSFガス等の絶縁性の高いガスを用いる。
固定電極部11は、固定アーク接触子13と、この固定アーク接触子13の外方に配設された固定主接触子14と、固定アーク接触子13及び固定主接触子14間を電気的に接続するとともに、これら接触子を支持するための導電性支持部材15とを有する。固定アーク接触子13と固定主接触子14は、円筒形からなり、同心に配置する。また、固定アーク接触子13,固定主接触子14並びに導電性支持部材15は、同一材料で一体形成して構成してもよいし、別部材を組み立てて構成してもよい。さらに、固定主接触子14の先端には、絶縁ノズル16を連結する。
また、本実施形態では、固定主接触子14の内部空間が熱パッファ室20を構成する。すなわち、固定主接触子14の内周面と固定アーク接触子13の外周面との間の空間は、一端は導電性支持部材15で閉塞され、他端は絶縁ノズル16に開口する。後述するように、事故遮断時に発生する熱により熱パッファ室20内のガスの圧力が上昇すると、当該熱パッファ室20内のガスが絶縁ノズル16から外部に噴射される。
可動電極部12は、固定アーク接触子13に対して摺動可能に配設された可動アーク接触子21と、この可動アーク接触子21の外方において、固定主接触子14と摺動可能に配設された可動主接触子22とを有している。可動アーク接触子21は、棒状体から構成し、可動主接触子22は円筒形から構成する。そして両者を連結部材23にて連結し、可動アーク接触子21と可動主接触子22は同心に配置する。連結部材23は導電材料で形成する。また、可動アーク接触子21,可動主接触子22並びに連結部材23は、同一材料で一体形成して構成してもよいし、別部材を組み立てて構成してもよい。さらに可動アーク接触子21は、その後方端において図示省略する操作機構部に連係されている。可動電極部12は、操作機構部により、可動アーク接触子21の軸方向に往復移動可能となる。
そして本実施形態では、可動電極部12と同心上に吸い込みシリンダー26を設ける。吸い込みシリンダー26は、同心上に配置された外筒部26a,内筒部26bを備える。内筒部26bは、前後端が開口して軸方向に貫通する貫通孔を有する。そして、その貫通孔内に可動アーク接触子21が軸方向に移動可能に配置される。また、内筒部26bは、軸方向に伸びる複数本のスリット26b′が形成される。連結部材23は、例えば中心に貫通孔23aを有する円盤状からなる。貫通孔23aの内径は、可動アーク接触子21の外径とほぼ等しくする。そして、連結部材23の貫通孔23aの内周面のうち、スリット26b′に対向する部位を中心に向けて突出する凸部23bとし、その凸部23bをスリット26b′内に挿入配置される。そして、その凸部23bの先端にて可動アーク接触子21と連結する。これにより、図示省略する操作機構部により付勢された可動アーク接触子21ひいては可動電極部12が軸方向に移動する際、凸部23bはスリット26b′に沿って移動する。
一方、内筒部26bの前端(絶縁ノズル16側)には、蓋部26cが連結される。蓋部26cの外径は外筒部26aの内径より一回り小さくし、蓋部26cの外周縁と外筒部26aの内周面との間に所定の隙間が形成される。この隙間に、可動主接触子22が軸方向に移動可能に配置される。さらに、蓋部26cには、ガス吸い込み口26dが形成される。ガス吸い込み口26dは、蓋部26cに設けた開口部により構成される。係る構成を採ることで、内筒部26b,連結部材23,可動主接触子22,蓋部26cにて構成される空間からなる吸い込み室27が形成され、係る吸い込み室27の容積は可動電極部12の往復移動に伴い変化する。
次に本実施形態のガス遮断器10の遮断動作について説明する。図1に示すガス遮断器10の閉極時(通電時)の状態から開極動作(遮断動作)を開始すると、可動電極部12を図示されてない操作機構部により図中右側に移動させる。すると、図2に示すように、可動主接触子22,可動アーク接触子21は、それぞれ固定主接触子14,固定アーク接触子13と離反する。開極動作の途中で、可動アーク接触子21と固定アーク接触子13との間でアーク30が点弧する。大電流遮断時には、可動アーク接触子21と固定アーク接触子13間に発生した高温のアークにより熱パッファ室20内の圧力が上昇し、熱パッファ室20内のガスが、図2の矢印にて示されるように絶縁ノズル16に沿って流れ、可動アーク接触子21,固定アーク接触子13間に点弧していたアーク30を消弧する。
また、図2に示すように、熱パッファ室20から絶縁ノズル16を介して吹き出されたガスは、ガス吸い込み口26d内を通過し、吸い込みシリンダー26の内部に流入する。そして、このように流入する際には、吸い込みシリンダー26の吸い込み室27が拡張しており、係る吸い込み室27内に高圧のガスが入る。よって、大電流遮断時において発生する高圧のガスは、操作機構部による可動電極部12の動作に対する反力とならない。さらに、この吸い込み室27内に流入する高圧のガスは、可動電極部12を右側に動かす力が発生し、操作機構部の操作エネルギー低減に寄与する。
一方、小電流遮断時には、熱パッファ室20内の圧力が十分に上昇しない。しかし本実施形態では、図示されてない操作機構部により可動電極部12が移動し、吸い込みシリンダー26の内部空間である吸い込み室27が拡張される。すると、吸い込み室27の内部仏力が外部の圧力より低くなり、その圧力差により熱パッファ室20からのガス流れを作る。よって、アーク接触子間に発生した、小電流アークを遮断する。小電流遮断時の操作エネルギーは、可動電極部12の移動と吸い込み室27の拡張とガスの吸い込み室27への流入のため、従来の可動電極の移動と機械パッファの圧縮に比べて、大幅に低減できる。
図4,図5は、本発明の第二実施形態を示している。本実施形態では、第一実施形態を基本とし、吸い込みシリンダー26を構成する蓋部26cに、ガス排気穴26eを設ける。図5に示すように、このガス排気穴26eは、吸い込み室27内に進入してきたガスの一部を室外に排気するためのものである。
すなわち、例えば大電流遮断時に発生するアーク30のアーク熱が高く、熱パッファ室20内の圧力上昇が過度に大きくなり、吸い込み室27内へ流入するガスの量が過大となり吸い込み室27の圧力が上がりすぎると、熱パッファ室20と吸い込み室27内の圧力差も小さくなり、アーク消弧のためのガス流が悪化するおそれがある。そこで、吸い込み室27のガスを排出するガス排気穴26eを設けることで係る弊害を解消するようにした。なお、その他の構成並びに作用効果は第一実施形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6,図7は、本発明の第三実施形態を示している。本実施形態では、第一実施形態を基本とし、吸い込み室27の空間を仕切る可動電極部12の連結部材23に逆止弁33を設ける。この逆止弁33は、吸い込み室27から外部に流出するのを許容し、連結部材23の外側から吸い込み室27内に流入するのを阻止する機能を有する。さらに、この逆止弁33は、通常時は吸い込み室27から外部に流出する経路も閉じており、吸い込み室27内の圧力が閾値を超えた場合に弁が開いて吸い込み室27から外部に流出するのを許容する。
上述した第二実施形態と同様に、吸い込み室27内の圧力が上昇しすぎるとアーク消弧のためのガス流が悪化する。そこで、当該圧力が閾値を超えた場合に吸い込み室27内のガスを外部に放出し、アーク消弧のためのガス流を確保するようにした。
さらに、本実施形態では、吸い込み室27内の圧力が閾値以下の場合には逆止弁33が閉じているため、吸い込み室27の拡張による室内の圧力低下は維持でき、小電流遮断時のアークの消弧を確実に行える。また、あまり過大ではない大電流遮断時における吸い込み室27内に流入する高圧のガスによる可動電極部12を右側に動かす力を発生させ、操作機構部の操作エネルギー低減に寄与する効果を発揮する。
なお、その他の構成並びに作用効果は第一実施形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、本発明は、各実施形態を適宜組み合わせて実施しても良い。例えば、第二実施形態と第三実施形態の両方を組み合わせたり、排気口を逆止弁にしたりするなど、各種の変更実施が可能である。
10 ガス遮断器
11 固定電極部
12 可動電極部
13 固定アーク接触子
14 固定主接触子
15 導電性支持部材
16 絶縁ノズル
20 熱パッファ室
21 可動アーク接触子
22 可動主接触子
23 連結部材
26 吸い込みシリンダー
26a 外筒部
26b 内筒部
26b′ スリット
26c 蓋部
26d ガス吸い込み口
26e ガス排気穴
27 吸い込み室
30 アーク
33 逆止弁

Claims (7)

  1. 消弧性のガスが充填された容器内に、対向配置された固定電極部及び可動電極部を備え、閉極時は前記固定電極部と前記可動電極部が通電し、開極時は前記可動電極部が移動して前記固定電極部と前記可動電極部が離反し遮断するガス遮断器であって、
    前記固定電極部側に熱パッファ室を設け、
    前記可動電極部側に、前記開極時の前記可動電極部の移動に伴い容積が拡張する吸い込み室を設け、
    大電流遮断時は高圧となった前記熱パッファ室内のガスを、前記固定電極部の固定アーク接触子と、前記可動電極部の可動アーク接触子との間に発生するアークに吹き付けて消弧する機能と、
    小電流遮断時は、拡張して圧力が低下した前記吸い込み室内に、その吸い込み室の圧力よりも高圧の前記熱パッファ室内のガスを流入させ、その流入に伴うガスの移動により前記固定アーク接触子と前記可動アーク接触子との間に発生するアークを消弧する機能を備えた
    ことを特徴とするガス遮断器。
  2. 吸い込み室内のガスを外部に排出する機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  3. 前記固定電極部は、前記固定アーク接触子と、その固定アーク接触子の外方に配設された固定主接触子とを備え、
    前記熱パッファ室は、前記固定アーク接触子と前記固定主接触子との間の空間により形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のガス遮断器。
  4. 前記可動電極部は、前記可動アーク接触子と、この可動アーク接触子の外方に配設された可動主接触子と、前記可動アーク接触子と前記可動主接触子を連結する連結部材とを有し、
    前記可動アーク接触子は、筒体内に移動可能に挿入配置され、
    前記筒体の一端には、前記ガスを吸い込む吸い込み口を備えた蓋部が設けられ、
    前記可動主接触子,前記連結部材,前記筒体並びに前記蓋部にて構成される空間により前記吸い込み室が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のガス遮断器。
  5. 前記蓋部に、前記吸い込み室内のガスを排出する排気機構を設けたことを特徴とする請求項4に記載のガス遮断器。
  6. 前記連結部材に前記吸い込み室内のガスを排出する排気機構を設けたことを特徴とする請求項4または5に記載のガス遮断器。
  7. 前記連結部材に設けた前記排気機構は、前記吸い込み室内の圧力が閾値を超えた場合に排気を許容するものであることを特徴とする請求項6に記載のガス遮断器。
JP2014057225A 2014-03-19 2014-03-19 ガス遮断器 Active JP6340151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057225A JP6340151B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 ガス遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057225A JP6340151B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 ガス遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015179636A true JP2015179636A (ja) 2015-10-08
JP6340151B2 JP6340151B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=54263552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014057225A Active JP6340151B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 ガス遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6340151B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110690074A (zh) * 2019-09-29 2020-01-14 山东理工大学 一种带有除水功能的sf6高压断路器灭弧室

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749139A (en) * 1980-09-09 1982-03-20 Mitsubishi Electric Corp Gas breaker
JPS5767239A (en) * 1980-10-15 1982-04-23 Mitsubishi Electric Corp Power switching unit
JPS5776337U (ja) * 1980-10-28 1982-05-11
US4517425A (en) * 1983-09-14 1985-05-14 Mcgraw-Edison Company Self-flow generating gas interrupter
JPS647445A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Nissin Electric Co Ltd Gas-blast circuit-breaker
JPH03205724A (ja) * 1990-01-08 1991-09-09 Hitachi Ltd ガス遮断器
JPH0568049U (ja) * 1992-01-21 1993-09-10 日新電機株式会社 ガス遮断器
JPH0714533U (ja) * 1993-08-13 1995-03-10 日新電機株式会社 ガス遮断器
JPH0945189A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Nissin Electric Co Ltd ガス遮断器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749139A (en) * 1980-09-09 1982-03-20 Mitsubishi Electric Corp Gas breaker
JPS5767239A (en) * 1980-10-15 1982-04-23 Mitsubishi Electric Corp Power switching unit
JPS5776337U (ja) * 1980-10-28 1982-05-11
US4517425A (en) * 1983-09-14 1985-05-14 Mcgraw-Edison Company Self-flow generating gas interrupter
JPS647445A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Nissin Electric Co Ltd Gas-blast circuit-breaker
JPH03205724A (ja) * 1990-01-08 1991-09-09 Hitachi Ltd ガス遮断器
JPH0568049U (ja) * 1992-01-21 1993-09-10 日新電機株式会社 ガス遮断器
JPH0714533U (ja) * 1993-08-13 1995-03-10 日新電機株式会社 ガス遮断器
JPH0945189A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Nissin Electric Co Ltd ガス遮断器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110690074A (zh) * 2019-09-29 2020-01-14 山东理工大学 一种带有除水功能的sf6高压断路器灭弧室
CN110690074B (zh) * 2019-09-29 2021-05-04 山东理工大学 一种带有除水功能的sf6高压断路器灭弧室

Also Published As

Publication number Publication date
JP6340151B2 (ja) 2018-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4855825B2 (ja) パッファ形ガス遮断器
JP5516568B2 (ja) パッファ形ガス遮断器
JP2008210710A (ja) 電力用ガス遮断器
JP2009094067A (ja) 2つの圧縮容積を有している電力回路遮断器の電流遮断チャンバー
JP6340151B2 (ja) ガス遮断器
JP2013137956A (ja) ガス遮断器
JP2015041504A (ja) ガス遮断器
KR101702602B1 (ko) 퍼퍼형 가스차단기의 압축형 열팽창실 차단부
JP2014041745A (ja) パッファ形ガス遮断器
JP2022029718A (ja) ガス遮断器
JP6823082B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2016173900A (ja) パッファ形ガス遮断器
JP2015011942A (ja) 電力用ガス遮断器
JP2003197076A (ja) 圧縮ガス遮断器
KR101364478B1 (ko) 복합 소호식 차단기
WO2021059588A1 (ja) ガス遮断器
JP2007200812A (ja) 複合型遮断器
JP2013115014A (ja) ガス遮断器
JP2014002868A (ja) ガス遮断器
JP2014072170A (ja) ガス遮断器
KR20130005576U (ko) 복합소호식 가스개폐기
JP5758248B2 (ja) ガス遮断器
JP2019220301A (ja) ガス遮断器
JP2013054989A (ja) ガス遮断器
KR20130051791A (ko) 하이브리드형 작동로드를 가지는 차단기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6340151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150