JP2015178878A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015178878A
JP2015178878A JP2014057078A JP2014057078A JP2015178878A JP 2015178878 A JP2015178878 A JP 2015178878A JP 2014057078 A JP2014057078 A JP 2014057078A JP 2014057078 A JP2014057078 A JP 2014057078A JP 2015178878 A JP2015178878 A JP 2015178878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
inner member
space
peripheral surface
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014057078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6095599B2 (ja
Inventor
優史 西村
Yuji Nishimura
優史 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2014057078A priority Critical patent/JP6095599B2/ja
Publication of JP2015178878A publication Critical patent/JP2015178878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095599B2 publication Critical patent/JP6095599B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】係合解除時にローラが飛び出す初速度を低減し、ローラが高速でストッパー部に衝突によるNVH悪化を防止するワンウェイクラッチおよび無段変速機を実現する。
【解決手段】ワンウェイクラッチは、アウター部材22と、インナー部材23と、アウター部材とインナー部材の間に配置された複数のローラ25と、各ローラの軸方向の両端面に近接してアウター部材とインナー部材とを相対回転可能に軸支する一対の軸受34と、各ローラに当接する複数の弾性部材24と、各弾性部材を保持する複数の保持部材33とを有し、各ローラはアウター部材とインナー部材と保持部材と一対の軸受とで囲まれた空間S内で円周方向に転動し、空間内は潤滑剤で満たされ、各保持部材には隣接する空間をローラが係合に向けて転動する第1の方向w1にのみ連通する第1の弁51と、第2の方向w2にのみ連通する第2の弁52が設けられ、第1の弁の流量は、第2の弁よりも大きい。
【選択図】図8

Description

本発明は、クランク式無段変速機に関する。
例えば、特許文献1には、エンジンに接続された入力軸の回転をコネクティングロッドの往復運動に変換し、コネクティングロッドの往復運動をワンウェイクラッチによって出力軸の回転運動に変換するクランク式無段変速機が記載されている。
特開2012−1048号公報
ところで、上記特許文献1のワンウェイクラッチは、ローラがアウター部材とインナー部材の間に形成された楔状の空間に噛み込む係合状態と、噛み込みが解除される係合解除状態とがアウター部材の揺動により繰り返される。特に、係合状態から係合解除状態に変化する際には、ローラの転動が楔状空間のインナー部材に形成されたストッパー部により受け止められると共に、エンゲージスプリングがローラの転動によるエネルギーを減衰するように作用する。
ここで、エンゲージスプリングの弾発力が弱いと、係合解除時にローラの転動エネルギーを吸収しきれず、ローラが高速でストッパー部に衝突するために、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)の悪化の原因となる。一方、エンゲージスプリングの弾発力を強くすると、上記NVHは低減できるが、係合時にローラを係合状態まで押し出す力も大きくなるためフリクションが増大する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、係合解除時にローラが飛び出す初速度を低減し、ローラが高速でストッパー部に衝突してNVHが悪化するのを防止することができる無段変速機を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、駆動源(1)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する無段変速機(3)であって、前記入力軸(11)の軸線(L1)からの偏心量が可変であって当該入力軸(11)と共に回転する入力側支点(18)と、前記入力側支点(18)の動作をワンウェイクラッチ(21)を介して前記出力軸(12)に伝達する出力側支点(19c)と、前記入力側支点(18)と前記出力側支点(19c)とを接続するコネクティングロッド(19)とを備える動力伝達機構(U)を有し、前記ワンウェイクラッチ(21)は、アウター部材(22)と、前記アウター部材(22)と同軸に配置されたインナー部材(23)と、前記アウター部材(22)の内周面(22a)および前記インナー部材(23)の外周面(23a)の間に配置された複数のローラ(25)とを備え、前記アウター部材(22)と前記インナー部材(23)の相対回転により、前記ローラ(25)を前記アウター部材(22)の内周面(22a)と前記インナー部材(23)の外周面(23a)の間に係合させて前記入力側軸支点(18)から前記出力側支点(19c)へ駆動力を伝達し、前記ワンウェイクラッチ(21)はさらに、前記各ローラ(25)の軸方向の両端面に近接して配置され、前記ローラ(25)が係合していない状態で前記アウター部材(22)と前記インナー部材(23)とを相対回転可能に軸支する一対の軸受(34)と、前記係合が解除されて円周方向に転動する各ローラ(25)に当接する複数の弾性部材(24)と、前記各弾性部材(24)を保持する複数の保持部材(33)を有し、前記インナー部材(23)に相対回転不能に結合されるケージ(31)と、を有し、前記各ローラ(25)は、前記アウター部材(22)と、前記インナー部材(23)と、前記保持部材(33)と、前記一対の軸受(34)とで囲まれた空間(S)内で円周方向に転動して係合および解除を繰り返し、前記空間(S)は、前記保持部材(33)を仕切りとして前記インナー部材(23)の外周面(23a)上に円周方向に隣接して設けられ、当該空間(S)内は潤滑剤で満たされた状態になることが可能となっており、前記各保持部材(33)には、前記インナー部材(23)の外周面(23a)上に円周方向に隣接する空間(S)を、前記ローラ(25)が係合に向けて転動する第1の方向(w1)にのみ連通する第1の弁(51)と、前記第1の方向(w1)とは反対の第2の方向(w2)にのみ連通する第2の弁(52)が設けられ、前記第1の弁(51)の流量は、前記第2の弁(52)よりも大きい。
また、本発明に係る第2の形態は、前記インナー部材(23)には、当該インナー部材(23)に供給された潤滑剤としての油を前記空間(S)に供給する油路(53)が形成され、前記油路(53)の出口(53a)は、前記ローラ(25)が係合直前の状態で前記インナー部材(23)の内周面(23a)に接触する位置よりも前記第1の方向(w1)側に位置するように設けられている。
本発明によれば、係合解除時にローラが飛び出す初速度を低減し、ローラが高速でストッパー部に衝突してNVHが悪化するのを防止できる無段変速機を実現を実現できる。
詳しくは、本発明に係る第1の形態によれば、係合状態と係合解除状態の間でローラが転動する空間を潤滑油で満たし、エンゲージスプリングと協働して係合解除時のローラの転動エネルギーを減衰できるので、係合解除時にローラが飛び出す初速度を低減し、ローラが高速でストッパー部に衝突してNVHが悪化するのを防止できる。
また、本発明に係る第2の形態によれば、ローラのダンピング中に潤滑油が減少して必要な減衰作用が得られないという事態を回避することができる。
本実施形態の無段変速機が搭載される自動車のパワートレインの構成図。 本実施形態の無段変速機の構造を示す図。 本実施形態の無段変速機のTOP状態の動作を示す図。 本実施形態の無段変速機のLOW状態の動作を示す図。 本実施形態の無段変速機に搭載されるワンウェイクラッチの分解斜視図。 本実施形態のワンウェイクラッチの状態変化を示す図。 図2のI部の詳細断面図。 本実施形態のワンウェイクラッチのローラの転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する構造を示す模式図。 本実施形態のワンウェイクラッチのローラの転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する作用を説明する模式図。 本実施形態のワンウェイクラッチのローラの転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する作用を説明する模式図。 本実施形態のワンウェイクラッチのローラの転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する作用を説明する模式図。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。また、以下では、本発明のクランク式無段変速機を、自動車のパワートレインに適用した例について説明するが、自動車以外の他の用途にも適用できることは言うまでもない。
<パワートレイン構成>まず、図1を参照して、本実施形態の無段変速機が搭載される自動車のパワートレインの構成について説明する。
図1に示すように、エンジン1の駆動力が出力軸2からクランク式無段変速機(以下、無段変速機と略称する)3へ入力され、無段変速機3からデファレンシャルギヤ4を介して左右の車軸5に伝達され、駆動輪6を駆動する。
<無段変速機の構造>次に、図2ないし図7を参照して、本実施形態の無段変速機の構造について説明する。
図2に示すように、本実施形態の無段変速機3は同一構造を有する複数個(実施の形態では4個)の動力伝達機構Uをエンジン1の出力軸2と同軸の入力軸11に対して軸方向に配列して構成されている。各動力伝達機構Uは平行に配置された共通の入力軸11および共通の出力軸12を備えており、入力軸11の回転が減速または増速されて出力軸12に伝達される。
以下では、図3および図4を参照して、複数個の動力伝達機構Uのうち1つの構造について説明する。
エンジン1に接続されて回転する入力軸11は、電動モータのような変速アクチュエータ14の中空の回転軸14aの内部を相対回転自在に貫通する。変速アクチュエータ14のロータ14bは回転軸14aに固定されており、ステータ14cはケーシングに固定される。変速アクチュエータ14の回転軸14aは、入力軸11と同速度で回転可能であり、かつ入力軸11に対して異なる速度で相対回転可能である。
変速アクチュエータ14の回転軸14aを貫通した入力軸11には第1ピニオン15が固定されており、この第1ピニオン15を跨ぐように変速アクチュエータ14の回転軸14aにクランク状のキャリヤ16が接続される。第1ピニオン15と同径の2個の第2ピニオン17が、第1ピニオン15と協働して正三角形を構成する位置にそれぞれピニオンピン16aを介して支持されており、これら第1ピニオン15および第2ピニオン17に、円板形の偏心ディスク18の内部に偏心して形成されたリングギヤ18aが噛合する。偏心ディスク18の外周面に、コネクティングロッド19のロッド部19aの一端に設けたリング部19bがボールベアリング20を介して相対回転自在に嵌合する。
出力軸12の外周に設けられたワンウェイクラッチ21は、コネクティングロッド19のロッド部19aに連結ピン19cを介して枢支されたリング状のアウター部材22と、アウター部材22の内部に配置されて出力軸12に固定されたインナー部材23と、アウター部材22とインナー部材23との間に形成された楔状の空間に配置されてエンゲージスプリング24で付勢されたローラ25とを備える。なお、ワンウェイクラッチ21の具体的な構造については後述する。
動力伝達機構Uはクランク状のキャリヤ16を共有しているが、キャリヤ16に第2ピニオン17を介して支持される偏心ディスク18の位相は各々の動力伝達機構Uで90°ずつ異なっている。例えば、図2において、左端の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中上方に変位し、左から3番目の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は入力軸11に対して図中下方に変位し、左から2番目および4番目の動力伝達機構Uの偏心ディスク18は上下方向中間に位置している。
<ワンウェイクラッチの構造>次に、図5を参照して、ワンウェイクラッチの構造について説明する。
ワンウェイクラッチ21は、環状のアウター部材22の円形の内周面22aと、筒状のインナー部材23の波状に屈曲する外周面23aとの間に12個のローラ25を配置したものであり、アウター部材22の外周に設けられた突出する連結部22bに連結ピン19cおよびクリップ40を介してコネクティングロッド19が接続され、インナー部材23の内周部には出力軸12が相対回転不能に結合される。
ワンウェイクラッチ21は、ローラ25を付勢するエンゲージスプリング24を支持するためのケージ31を備える。ケージ31は円環状の板材からなる一対の環状部材32と、周方向に等間隔で配置されて一対の環状部材32を相互に接続する12本のスプリング支持ロッドとで構成され、一対の環状部材32が12個のローラ25の軸方向両側に配置され、12本のスプリング支持ロッド33が12個のローラ25間に配置される。環状部材32の内周部は波状に形成されており、それがインナー部材23の波状の外周面23aに凹凸係合することで、ケージ31はインナー部材23に相対回転不能に結合される。 エンゲージスプリング24は1枚の弾性板材を断面S字状に屈曲させたもので、その一端側がケージ31のスプリング支持ロッド33に溶接等で固定される。
アウター部材22およびインナー部材23の間には、ローラ25の軸方向両側に位置する一対のボールベアリング34が配置されており、このボールベアリング34によってアウター部材22およびインナー部材23が同芯状態を維持しながら相対回転可能に接続される。ボールベアリング34は外輪35および内輪36間に複数のボール37を配置したものであり、外輪35はアウター部材22の軸方向端部に一体に形成され、内輪36は別部材で構成されてインナー部材23の外周に固定される。なお、ボールベアリング34には複列ものと単列のものとがあり、4個のワンウェイクラッチ21の軸方向両端に位置する2個のボールベアリング34は単列であり、それ以外の3個ボールベアリング34は隣接する2個のワンウェイクラッチ21に共有されるために複列となる。
一方のボールベアリング34と、ケージ31の一方の環状部材32との間にアキシャルスプリング38が配置されており、アキシャルスプリング38の内周から突出する複数の押圧部38aが、環状部材32の内周の凹部32a間を通過してローラ25の端面に当接し、その弾性により押圧する。また、アウター部材22の内周面に形成した環状溝22cに環状のリングスプリング39が配置されており、このリングスプリング39はローラ25の周面に当接してインナー部材23の外周面23aに向けて付勢する。
<動作説明>次に、図2ないし図4を参照して、本実施形態の無段変速機の動力伝達作用について説明する。
先ず、無段変速機3の1つの動力伝達機構Uの作用を説明する。変速アクチュエータ14の回転軸14aを入力軸11に対して相対回転させると、入力軸11の軸線L1まわりにキャリヤ16が回転する。このとき、キャリヤ16の中心O、つまり第1ピニオン15および2個の第2ピニオン17がなす正三角形の中心は入力軸11の軸線L1まわりに回転する。
図3は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と反対側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最大になって無段変速機3のレシオはTOP状態になる。図4は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と同じ側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最小になって無段変速機3のレシオはLOW状態になる。
図3に示すTOP状態で、エンジン1で入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図3(A)から図3(B)を経て図3(C)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、その小径環状のロッド部19aに連結ピン19cで枢支されたアウター部材22を反時計方向(矢印B1参照)に回転させる。図3(A)および図3(C)は、アウター部材22の矢印B1方向の回転の両端を示している。
このようにしてアウター部材22が矢印B1方向に回転すると、ワンウェイクラッチ21のアウター部材22およびインナー部材23間の楔状の空間にローラ25が噛み込み、アウター部材22の回転がインナー部材23を介して出力軸12に伝達されるため、出力軸12は反時計方向(矢印C参照)に回転する。
入力軸11および第1ピニオン15が更に回転すると、第1ピニオン15および第2ピニオン17にリングギヤ18aを噛合させた偏心ディスク18が反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図3(C)から図3(D)を経て図3(A)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aに連結ピン19cで枢支されたアウター部材22を時計方向(矢印B2参照)に回転させる。図3(C)および図3(A)は、アウター部材22の矢印B2方向の回転の両端を示している。
このようにしてアウター部材22が矢印B2方向に回転すると、アウター部材22とインナー部材23との間の楔状の空間からローラ25がエンゲージスプリング24を圧縮しながら押し出されることで、アウター部材22がインナー部材23に対してスリップして出力軸12は回転しない。
以上のように、アウター部材22が往復回転したとき、アウター部材22の回転方向が反時計方向(矢印B1参照)のときだけ出力軸12が反時計方向(矢印C参照)に回転するため、出力軸12は間欠回転することになる。
図4は、LOW状態で無段変速機3を運転するときの作用を示すものである。このとき、入力軸11の位置は偏心ディスク18の中心に一致しているので、入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量はゼロになる(このように偏心量がゼロになる状態をギヤードニュートラル(GN)という)。このGN状態でエンジン1で入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。しかしながら、偏心ディスク18の偏心量がゼロであるため、コネクティングロッド19の往復運動のストロークもゼロになり、出力軸12は回転しない。
従って、変速アクチュエータ14を駆動してキャリヤ16の位置を図3のTOP状態と図4のLOW状態との間に設定すれば、ゼロレシオおよび所定レシオ間の任意のレシオでの運転が可能になる。
無段変速機3は、並置された4個の動力伝達機構Uの偏心ディスク18の位相が相互に90°ずつずれているため、4個の動力伝達機構Uが交互に駆動力を伝達することで、つまり4個のワンウェイクラッチ21のいずれかが必ず係合状態にあることで、出力軸12を連続回転させることができる。
<ワンウェイクラッチの作用>次に、図6を参照して、ワンウェイクラッチ21の状態変化について説明する。
図6(A)はワンウェイクラッチ21のDP(Datum Point)状態、つまりワンウェイクラッチ21が係合する直前の状態を示すものである。DP状態では、アウター部材22の矢印A方向への揺動によりローラ25は矢印R方向に転動する。また、エンゲージスプリング24の付勢部24aがローラ25の外周面に当接し、ローラ25をアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23aの間に噛み込む方向に付勢する。ローラ25はこのとき、ワンウェイクラッチ21は未だ係合しておらず、ローラ25はアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23aに噛み込まずに接触している。
このDP状態からインナー部材23に対してアウター部材22が矢印A方向に相対回転すると、ローラ25はエンゲージスプリング24から受ける付勢力と、アウター部材22およびインナー部材23から受ける摩擦力とにより、矢印A方向に移動してアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間に噛み込むことで、図6(B)に示すようにワンウェイクラッチ21が係合する。
図6(B)に示すワンウェイクラッチ21の係合状態から、インナー部材23に対してアウター部材22が矢印B方向に相対回転すると、アウター部材22およびインナー部材23から受ける摩擦力により、ローラ25はエンゲージスプリング24から受ける付勢力に抗して矢印B方向に移動し、アウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から離脱することで、図6(C)に示すようにワンウェイクラッチ21が係合を解除する。この係合解除状態をダンピング状態と呼び、ローラ25はエンゲージスプリング24の付勢部24aを圧縮しながら矢印B方向に回転し、ローラ25はアウター部材22の内周面22aあるいはインナー部材23の外周面23aから離反する。その後、ローラ25はエンゲージスプリング24により付勢されて図6(A)に示すDP状態に速やかに復帰する。
なお、係合状態からダンピング状態に移行する過程でローラ25がアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から押し出されるとき、アキシャルスプリング38で軸方向に付勢されたローラ25の端面がケージ31の環状部材32に押し付けられるため、その摩擦力でローラ25の挙動を安定させることができる。またローラ25がアウター部材22の内周面22aおよびインナー部材23の外周面23a間の楔状の空間から押し出されるとき、ローラ25は遠心力で径方向外側に位置するアウター部材22の内周面に押し付けられるが、それをリングスプリング39の径方向内向きの弾性力で抑制することができる。
<潤滑油圧によるローラの減衰構造>次に、本実施形態のワンウェイクラッチ21のローラ25の転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する構造について説明する。
図8は、本実施形態のワンウェイクラッチのローラの転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する構造を示し、(A)はローラを軸方向から見た模式的な断面図、(B)はローラを軸方向と直交する方向から見た模式的な断面図、(C)は(B)のX部を詳細に示す図である。
図8(A)に示すように、ローラ25は、アウター部材22の内周面22a、インナー部材23の外周面23a、ケージ31における隣接するスプリング支持ロッド33、アウター部材22とインナー部材23の間に介在するボールベアリング34により囲まれた閉空間S内で転動する。アウター部材22の内周面22aとインナー部材23の外周面23aは、ローラ25が転動する閉空間S(以下、ローラ転動空間Sともいう)の径方向の高さを画定し、隣接するスプリング支持ロッド33は当該空間Sの円周方向の長さを画定している。また、上述したように、ボールベアリング34の外輪35はアウター部材22の軸方向端部に一体に形成され、内輪36はインナー部材23の外周面23aに固定される。ボールベアリング34(およびケージ31の環状部材32)は、アウター部材22とインナー部材23の間の軸方向端面側の隙間を閉じるように配置されている。隣接するスプリング支持ロッド33は、円周方向にローラ25と交互に配置され、ローラ転動空間Sの前後の仕切り部を構成している。
ローラ転動空間Sにおける、インナー部材23の外周面23aには、楔状の溝部40が形成されている。楔状の溝部40は、係合方向w1(図6の矢印Aと同じ方向)に向かうほどローラ転動空間Sの高さが漸減するように傾斜する斜面部41と、ダンピング時に係合解除方向w2(図6の矢印Bと同じ方向)に斜面部41を転動するローラ25に衝突するようにローラ転動空間Sの高さが最も大きくなるストッパー部42を有する。
また、図8(B)に示すように、ローラ25を境として係合解除方向w2側の第1の空間S1を画定する保持部材としてのスプリング支持ロッド33は、ローラ25のダンピング時の転動エネルギーを減衰するエンゲージスプリング24を支持する。
上記構成において、図8(A)に示すように、アウター部材22の端面と内輪36、ローラ25の端面と内輪36、アウター部材22の内周面22aとスプリング支持ロッド33は相対的に摺動する必要があるが、互いのクリアランスを摺動可能な範囲でできるだけ小さくし、それにより形成されたローラ転動空間Sを潤滑油で満たす。また、図8(C)に示すように、スプリング支持ロッド33には、第1の空間S1側にのみ開成可能で潤滑油を流動可能にする第1の一方向弁(逆止弁)51と、ローラ25を境として係合方向w1側の第2の空間S2側にのみ開成可能で潤滑油を流動可能にする第2の一方向弁(逆止弁)52とを組み合わせたオリフィスが設けられている。なお、これらの一方向弁51、52は、例えば弁体が弁座に密着すると流れを遮断し、圧力により弾性変形すると弁座から離間して流動を許容する。
このオリフィスの流路断面積d1、d2は、第2の一方向弁52よりも第1の一方向弁の51方が大きく、隣接するローラ転動空間Sの第2の空間S2へ流出する潤滑油量よりも当該空間S2から流入する潤滑油量の方が多くなるように構成されている。そして、ローラ25の係合方向w1、係合解除方向w2への転動により、隣接するローラ転動空間Sにおける第1の空間S1と第2の空間S2との間の潤滑油に圧力差が生じ、この圧力差をオリフィスにより適切にコントロールする。
さらに、ローラ転動空間Sにおけるインナー部材23には、インナー部材23を構成する軸部材の中心軸を貫通する中空部23b内からローラ転動空間Sを貫通し潤滑油を補給する連通孔53が形成されている。なお、この連通孔53のローラ転動空間Sへの出口53aは、ローラ25が係合直前のDP状態でインナー部材23の内周面23a(ローラ転動空間Sの斜面部41)に接触する位置よりも係合方向w1側に位置するように設けられる。
次に、図9から図11を参照して、本実施形態のワンウェイクラッチ21のローラ25の転動エネルギーを潤滑油圧により減衰する作用について説明する。
図9から図11は、ワンウェイクラッチ21のDP状態、係合状態、ダンピング(係合解除)状態におけるローラの転動エネルギーの潤滑油圧による減衰作用を説明するためのローラを軸線と直交する方向から見た模式的な断面図(A)および(A)のY部を詳細に示す図(B)である。
図9に示すDP状態では、隣接するローラ転動空間Sの第1の空間S1と第2の空間の潤滑油圧p1、p2は平衡な状態(p1=p2)となっている。
DP状態から図10に示すように、ローラ25が係合方向w1側に転動すると、各ローラ転動空間Sにおける第1の空間S1の容積が拡大するため潤滑油圧p1が低下する一方、第2の空間S2の容積が縮小するため潤滑油圧p2が増加する(p1<p2)。すると、第2の一方向弁52は閉成したまま、第1の一方向弁51が開成して隣接するローラ転動空間Sの第2の空間S2からより多くの潤滑油が流入し、第1の空間S1の潤滑油圧p1が増加する。
アウター部材22からインナー部材23にトルクが伝達された後、アウター部材22が係合解除方向w2に揺動し始め、ローラ25の係合が解除されて係合解除w2側に転動していくと、図11に示すように、第2の空間S2が縮小するため潤滑油圧p1が増加し、第1の一方向弁51が閉成したまま、第2の一方向弁52が開成して隣接するローラ転動空間Sへ潤滑油が流出する。このとき、隣接するローラ転動空間Sにおける第1の空間S1の潤滑油圧p1は極高圧となり、第2の空間S2の潤滑油圧p2は極低圧となるが、第2の一方向弁52から流出する潤滑油量が少なく抑えらるため、第1の空間S1の潤滑油圧p1の低下が緩慢となり、ローラ25がダンピング状態になるまで極高圧の状態が保持される。同様に、第2の空間S2の潤滑油圧p2の増加も緩慢となり、ローラ25がダンピング状態になるまで極低圧の状態が保持される。
このようにローラ転動空間Sに潤滑油圧の圧力差を生じさせ、この圧力差の変化速度を一方向弁によりコントロールすることによって、係合状態が解除される瞬間のローラ25の初速度を低下させることができる。よって、ダンピング時にローラ25が高速でストッパー部42に衝突することを回避または緩和し、その後、エンゲージスプリング24によりローラ25の転動エネルギーを減衰することができる。このようにしてローラ25がストッパー部42に衝突するときの衝撃を和らげてNVHが悪化するのを防止する。
また、ローラ転動空間Sは閉空間とはいっても潤滑油はいずれリークしていくので、ローラ転動空間Sに潤滑油を補給する連通孔53を設けたことで、ローラ転動空間Sに潤滑油を補給でき、常に空間S内を潤滑油で満たすことができる。また、連通孔53の出口53aが、ローラ25が係合直前のDP状態でインナー部材23の内周面23a(ローラ転動空間Sの斜面部41)に接触する位置よりも係合方向w1側に位置するように設けられるので、ダンピング時に連通孔53から潤滑油が逆流しローラ25の第1の空間S1の潤滑油圧p1が低下して、必要な減衰作用が得られないという事態を回避することができる。
また、本実施形態のワンウェイクラッチをクランク式無段変速機に適用することによって、静粛性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、ローラ転動空間Sを満たす潤滑剤として潤滑油を例に説明したが、グリースその他の潤滑剤を用いても良い。
なお、本実施形態のワンウェイクラッチ21は無段変速機3以外の任意の用途に適用することができる。
また、本実施形態の無段変速機3は4組の動力伝達機構Uを備えているが、それ以上またはそれ以下の数であってもよい。
また、本実施形態ではワンウェイクラッチ21のインナー部材23が出力軸12と別部材で構成されているが、インナー部材23をそのまま出力軸12として用いても良い。
また、本実施形態ではケージ31をインナー部材23に固定しているが、アウター部材22に固定しても良い。
また、ワンウェイクラッチ21のローラ25やエンゲージスプリング24の本数は上述した実施形態に限定されるものではない。
3…無段変速機、11…入力軸、12…出力軸、18…偏心ディスク(入力側支点)、19…コネクティングロッド、19c…連結ピン(出力側支点)、21…ワンウェイクラッチ、22…アウター部材、23…インナー部材、24…エンゲージスプリング、25…ローラ、31…ケージ、34…ボールベアリング、51…第1の一方向弁、52…第2の一方向弁、53…連通孔

Claims (2)

  1. 駆動源(1)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する無段変速機(3)であって、
    前記入力軸(11)の軸線(L1)からの偏心量が可変であって当該入力軸(11)と共に回転する入力側支点(18)と、前記入力側支点(18)の動作をワンウェイクラッチ(21)を介して前記出力軸(12)に伝達する出力側支点(19c)と、前記入力側支点(18)と前記出力側支点(19c)とを接続するコネクティングロッド(19)とを備える動力伝達機構(U)を有し、
    前記ワンウェイクラッチ(21)は、アウター部材(22)と、前記アウター部材(22)と同軸に配置されたインナー部材(23)と、前記アウター部材(22)の内周面(22a)および前記インナー部材(23)の外周面(23a)の間に配置された複数のローラ(25)とを備え、前記アウター部材(22)と前記インナー部材(23)の相対回転により、前記ローラ(25)を前記アウター部材(22)の内周面(22a)と前記インナー部材(23)の外周面(23a)の間に係合させて前記入力側軸支点(18)から前記出力側支点(19c)へ駆動力を伝達し、
    前記ワンウェイクラッチ(21)はさらに、
    前記各ローラ(25)の軸方向の両端面に近接して配置され、前記ローラ(25)が係合していない状態で前記アウター部材(22)と前記インナー部材(23)とを相対回転可能に軸支する一対の軸受(34)と、
    前記係合が解除されて円周方向に転動する各ローラ(25)に当接する複数の弾性部材(24)と、
    前記各弾性部材(24)を保持する複数の保持部材(33)を有し、前記インナー部材(23)に相対回転不能に結合されるケージ(31)と、を有し、
    前記各ローラ(25)は、前記アウター部材(22)と、前記インナー部材(23)と、前記保持部材(33)と、前記一対の軸受(34)とで囲まれた空間(S)内で円周方向に転動して係合および解除を繰り返し、
    前記空間(S)は、前記保持部材(33)を仕切りとして前記インナー部材(23)の外周面(23a)上に円周方向に隣接して設けられ、当該空間(S)内は潤滑剤で満たされた状態になることが可能となっており、
    前記各保持部材(33)には、前記インナー部材(23)の外周面(23a)上に円周方向に隣接する空間(S)を、前記ローラ(25)が係合に向けて転動する第1の方向(w1)にのみ連通する第1の弁(51)と、前記第1の方向(w1)とは反対の第2の方向(w2)にのみ連通する第2の弁(52)が設けられ、前記第1の弁(51)の流量は、前記第2の弁(52)よりも大きいことを特徴とする無段変速機。
  2. 前記インナー部材(23)には、当該インナー部材(23)に供給された潤滑剤としての油を前記空間(S)に供給する油路(53)が形成され、前記油路(53)の出口(53a)は、前記ローラ(25)が係合直前の状態で前記インナー部材(23)の内周面(23a)に接触する位置よりも前記第1の方向(w1)側に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無段変速機。
JP2014057078A 2014-03-19 2014-03-19 無段変速機 Expired - Fee Related JP6095599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057078A JP6095599B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無段変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057078A JP6095599B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無段変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015178878A true JP2015178878A (ja) 2015-10-08
JP6095599B2 JP6095599B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=54263061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014057078A Expired - Fee Related JP6095599B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無段変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6095599B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7126892B2 (ja) * 2018-07-19 2022-08-29 Juki株式会社 電子部品実装装置及び電子部品実装方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219183A (ja) * 1994-11-30 1996-08-27 Ina Waelzlager Schaeffler Kg プラスチックケージのための回転防止装置を備えたフリーホイル装置
JP2001027273A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Tokico Ltd 油圧緩衝器
EP1650071A2 (de) * 2004-10-22 2006-04-26 LuK Lamellen und Kupplungsbau Beteiligungs KG Antriebsanordnung
JP2006220296A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Nsk Ltd 一方向クラッチ
JP2011528778A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 減衰部を備えたフリーホイール装置及びフリーホイール装置を備えたクランクcvt伝動装置
JP2012001048A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Honda Motor Co Ltd 車両のエンジン始動装置
JP2012211627A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Kyb Co Ltd 緩衝器
JP2012251618A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Honda Motor Co Ltd 車両用動力伝達装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219183A (ja) * 1994-11-30 1996-08-27 Ina Waelzlager Schaeffler Kg プラスチックケージのための回転防止装置を備えたフリーホイル装置
JP2001027273A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Tokico Ltd 油圧緩衝器
EP1650071A2 (de) * 2004-10-22 2006-04-26 LuK Lamellen und Kupplungsbau Beteiligungs KG Antriebsanordnung
JP2006220296A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Nsk Ltd 一方向クラッチ
JP2011528778A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 減衰部を備えたフリーホイール装置及びフリーホイール装置を備えたクランクcvt伝動装置
JP2012001048A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Honda Motor Co Ltd 車両のエンジン始動装置
JP2012211627A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Kyb Co Ltd 緩衝器
JP2012251618A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Honda Motor Co Ltd 車両用動力伝達装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6095599B2 (ja) 2017-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019138443A (ja) 回転体およびその製造方法
KR20220027063A (ko) 비틀림 진동 댐퍼
JP6095599B2 (ja) 無段変速機
JP5352493B2 (ja) ワンウェイクラッチ
JP2013113348A (ja) 捩り振動低減装置
US11512766B2 (en) Vibration damping apparatus
JP2011163531A (ja) ワンウェイクラッチ
JP2015200357A (ja) 車両用動力伝達装置
JP6130196B2 (ja) ワンウェイクラッチおよび無段変速機
JP6130197B2 (ja) ワンウェイクラッチおよび無段変速機
JP6011972B2 (ja) 車両用動力伝達装置
JP6068402B2 (ja) ワンウェイクラッチ及び無段変速機
JP2014228109A (ja) ワンウェイクラッチ
JP5411740B2 (ja) ワンウェイクラッチ
JP6133116B2 (ja) ワンウェイクラッチおよび無段変速機
JP6213840B2 (ja) 車両用動力伝達装置
JP6264305B2 (ja) 捩り振動低減装置
JP2014114906A (ja) 車両用動力伝達装置
JP6033760B2 (ja) 軸受及びそれを用いた無段変速機
JP2011163526A (ja) ワンウェイクラッチの係合規制装置
JP6026350B2 (ja) 無段変速機
JP2016176503A (ja) 動力伝達装置
JP2011163529A (ja) ワンウェイクラッチ
JP2006242314A (ja) トロイダル型無段変速機
JP5372799B2 (ja) ワンウェイクラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees