JP2015177793A - 屠殺される家禽から取り出される臓器を機械的に加工する方法、加工デバイス、及び加工装置 - Google Patents

屠殺される家禽から取り出される臓器を機械的に加工する方法、加工デバイス、及び加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】屠殺される家禽から取り出される臓器パッケージを、臓器同士を互いに分離する加工を効果的に行うことが可能な加工する方法及び加工デバイスを提供する。
【解決手段】事前に選択された臓器を臓器パッケージから選択的に通過可能とする間隙3を、ローラ同士の間で画定する少なくとも2個の協同ローラ1、2を使用し、臓器パッケージを運ぶと同時に前記事前に選択された臓器が間隙を通過することを促進するために、操作中においてローラは反対の方向に回転し、前記間隙が前記ローラの長手方向全体に沿って適用する既定値に調整可能となるように、協同ローラは、前記ローラの長手方向を垂直に横切る方向に厳密に調整可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工デバイス又は加工装置において屠殺される家禽から取り出される臓器を機械的に加工する方法に関する。臓器は、臓器パッケージの一部で、その臓器は臓器パッケージから分離する前に加工デバイスで再配向する。通常、家禽から取り出される臓器は腸を含む。
また、本発明は、屠殺される家禽から取り出される臓器パッケージから臓器を収穫する加工装置に関する。加工装置は、臓器パッケージから臓器を加工する少なくとも1個の加工デバイスを備える。
特許文献1は、屠殺される動物の臓器の集合体を機械的に加工する方法及びデバイスを教示する。集合体は、屠殺される動物の体から分離して取り出される。既定経路に沿って運ばれる集合体の内部で特定の臓器を固定するために、クランピングデバイスが使用される。集合体の中の組織のつながりは、臓器がクランプされる箇所から送られる集合体の空間的配向に基づいて壊される。この公知のデバイスにおいて、内蔵パッケージから腸を分離することは、互いに反対方向に駆動されるらせん状のローラを適用することにより行われる。臓器パッケージはローラの上のクランピング手段によって固定される。
特許文献2は、内蔵パッケージから肝臓と心臓を収穫する方法及び装置であって、ローラアセンブリの上に内蔵パッケージを固定する手段を備えず、送込みピンチローラアセンブリを備える方法及び装置を開示する。腸引下げ部及び肝臓心臓分離アセンブリとが設けられる。内蔵パッケージは1対の反対のローラに供給され、パッケージは送込みピンチローラによって捕捉される。そして、砂嚢のみをローラの頂部に保持してローラの間にパッケージを通す。左と右のローラは間隙ラインに沿って収束し、ローラ同士の間のスペースは、肝臓と心臓と腸が通過可能とするために十分である。肝臓と心臓は、引下げストリッパアセンブリとローラの下流のストリッパアームアセンブリによって分離され独立する。
特許文献3から、セパレータは、円周方向の少なくとも一部に溝が設けられる協同ローラを備えることが知られる。第1ローラは、ローラ同士の間に好ましい調整可能な間隙を画定することが好ましい。事前に選択された臓器を臓器パッケージから選択的に通過可能とするためである。操作中において、臓器パッケージを運ぶと同時に事前に選択された臓器が間隙を通過することを促進するため、ローラ同士は反対の方向に回転する。この文献は、ローラの運搬方向において、ローラ同士が狭い間隙を画定することも開示する。事前に選択された他の臓器がローラによって運ばれ支持される一方で、事前に選択された臓器が間隙より広い部分で間隙を介して移動するようにする。
特許文献4は、砂嚢を収穫する加工デバイスを開示する。デバイスは、2個の協同ローラを備える。ローラはその間で間隙を画定し、それぞれ両方の端部がベアリングブロックに回転可能に取り付けられる。ベアリングブロックは、ローラ同士が相対的にシフトできるように調整可能である。通常、ベアリングブロックはローラ同士が互いに略平行となるように調整され、水平に位置決めされ、その長さに沿って様々な(ローラの構造による)間隔が空けられる。ローラは、送込み端部及び放出端部と、その間のテーパ部とを有する。送込み部は、第1ネジ頂部直径を有し、放出部は第1ネジ頂部直径よりも大きい第2ネジ頂部直径を有する。テーパ部は、送込み部の第1ネジ頂部直径から放出部の第2ネジ頂部直径へと増加するネジ頂部直径を有する。ローラ同士の間隙は様々である。
特許文献5から、屠殺される家禽から取り出される腸から砂嚢を分離するデバイスが知られる。デバイスは、平行であって反対に回転する2個のローラを備える。各ローラは、スクリューのような、腸と砂嚢を運ぶ周方向リブを有する。ローラの前方端部は、反対のピッチを有するリブとで、より密集して設けられるリブと成る。
EP1769681A US2008/0160892 EP2103222A US4,382,313 NL8502785
一般的に、臓器パッケージから分離した臓器を収穫する目的で、屠殺される家禽から臓器を機械的に加工する方法及び加工装置は、様々な問題を抱えている。例えば、臓器パッケージを加工中に失ったり、肝臓や心臓等の臓器にダメージを与えたり、意図せず胆嚢等の臓器が除去されて臓器が完全には分離せず、また加工装置を妨害することがある。ある先行技術では、パッケージがローラの頂部で加速され、加工時間を比較的短くする。他の欠点としては、ローラに、又はローラ近傍に汚れが収束することである。
本発明では、これらの問題の少なくともいずれかを扱い、臓器パッケージの一部を形成し、屠殺される家禽から取り出される臓器を加工する既存の方法及び機械に代わる解決手段を提供することを意図する。
方法、加工デバイス及び加工装置は、添付の特許請求の範囲で提案される。本発明の一態様によれば、屠殺される家禽から取り出される臓器パッケージを加工する加工デバイスであって、事前に選択された臓器を前記臓器パッケージから選択的に通過可能とする間隙を、ローラ同士の間に画定する少なくとも2個の協同ローラを備え、前記協同ローラは、前記臓器パッケージを運ぶと同時に前記事前に選択された臓器が前記間隙を通過することを促進するために、操作中において反対の方向に回転する。実際は、間隙を調整できることが望ましい。これは、先行技術においては、臓器パッケージを受ける入口側でローラ同士の距離を調整することにより行われていた。ローラ同士の間の間隙は、ローラの搬送方向において、より広い部分からより狭い部分へ収束する。その結果、先行技術においては、ローラの入口側に配置した後直ちに、多くの臓器パッケージが失われる。
本発明の加工デバイスでは、小さい砂嚢がローラ同士の間の間隙を通って離脱することを促進し、臓器パッケージ全体が失われることを防止する。ローラの長手方向全体に沿って適用する既定値に間隙を調整可能とするように、協同ローラはローラの長手方向に垂直な方向に厳密に調整可能である。この特徴は、本発明の他の特徴と独立して適用される。
本発明の加工デバイスの別に実施の形態では、ローラ同士の間の間隙を調整するように、少なくとも一方の協同ローラが他のローラに対して、その長手方向に調整可能である。間隙はローラの長さに渡って一定であることが望ましい。
さらに本発明の加工デバイスの別の実施の形態では、ローラは溝が形成され、それぞれの溝によって設けられるスペースを協同ローラの間隙の方向に調整するように、少なくとも一方の協同ローラは、他方のローラに対して、その長手方向に調整可能である。間隙を通過するべきであって、ローラの頂部に留まる臓器をローラの下部に引っ張るために、このスペースはその臓器の1つによって塞がれる。この特徴も他の特徴から独立して適用される。少なくとも一方の協同ローラを、他方のローラに対して、その回転位置に位相調整することにより、同様の効果が得られる。それぞれの溝によって設けられるスペースを協同ローラの間隙の方向に調整することは、1個のローラを一時的に限定的に回転させることで足りる。
他の特徴と独立して適用される本発明のさらに別の態様では、各ローラが繰り返される表面湾曲形状を形成するように、ローラは断面直径を有し、その値はローラの長手方向において様々であって、前記ローラの入口部と出口部との間の断面の位置に依存する。本発明のこの態様のローラは、本質的に表面湾曲形状を有することを特徴とする。この表面湾曲形状により、特にローラの頂部に砂嚢を位置させ、残りの臓器パッケージ、とりわけ心臓、肝臓、腸は効果的に間隙を通ってローラの下の位置に案内される。これにより、臓器同士を互いに分離する加工を効果的に行うことが可能である。
各ローラは、互いに比較したときに1個以上の比較的小さい直径の部分及び1個以上の比較的大きい直径の部分を有することが好ましい。これにより、パッケージは加速及び減速が繰り返し行われ、臓器パッケージにマッサージ効果が得られ、臓器パッケージの残りをローラの下に効果的に追いやることができる。
ローラの比較的直径が小さい部分及び比較的直径が大きい部分は、好ましくはローラの長手方向において断続的に設けられる。比較的小さい直径の部分と比較的大きい直径の部分とが断続的に配置されることにより、パッケージが移送方向に運ばれる間に臓器パッケージは左から右に移動して戻る。臓器パッケージの搬送速度が減少することにより、ローラの頂部の砂嚢と、ローラの下の臓器パッケージの残りとを、より効果的に分離することが可能である。さらに、意図せず臓器パッケージの一部が間隙から離れた方のローラの側面に引っ張られてしまったとしても、ローラの分厚い部分で戻り、ローラの頂部で移動する砂嚢に引っ張られて間隙を通過する。
本発明の好ましい実施の形態に係る加工デバイスは、ローラが、正弦波又は余弦波の形状に従う表面形状を有することを特徴とする。
本発明の一態様において、他の特徴と独立した他の特徴は、第1ローラの比較的小さい直径の部分が、第2ローラの比較的大きい直径の部分に隣接し、逆の場合も同様に隣接するように、第1及び第2協同ローラの表面湾曲形状は互いに整合することである。間隙は主としてローラの長さ方向に沿って一定であり、小さい砂嚢をローラの頂部から離脱させ、これにより、臓器パッケージ全部が失われることを防止できる。
前述した特徴から独立して又はそれに追加して、ローラはローラ外周の周囲にポケットが設けられる。ポケットは、臓器を捕え、これらの臓器が間隙を通って間隙の下に移動させるための余地を提供する。このようなポケットは、先行技術の直進ローラに効果的に適用され得る。
捕えられるべき臓器の異なるサイズに適合するために、ポケットは異なるタイプで設けられ、各タイプは他のタイプと異なる深さを有することが望ましい。
臓器にダメージが与えられることを防止するために、ポケットは丸みを帯びた縁部が設けられることが好ましい。縁部の丸みを適切な程度に選択することにより、ポケットは効果的に砂嚢から肝臓を離すことも可能となる。
ポケットの最も好ましい場所は、ローラの大きい直径の部分におけるローラ外周の周囲である。
本発明の加工装置は、前述した特徴を有する加工デバイスを1個以上備える。
好ましい特徴を有する実施の形態に関する非限定的な加工デバイスの図により、本発明はさらに明瞭となる。しかしながら、これらの特徴は互いに独立して適用されることは明らかである。当業者は、ある特徴が他の特徴と分離して適用可能であることを想起することができる。ローラの円周にポケットが設けられる等の特徴は、先行技術に関する直進ローラの加工デバイスと同様の効果を奏することができる。ポケットを有するこのような直進ローラは、明らかに本発明によってカバーされる。
本発明の加工デバイスのローラの平面図を示す。 第1長手位置におけるローラの平面図、及び第2長手位置におけるローラの平面図を示す。 図1のローラの断面を示す。 ローラの円周にポケットが設けられる特別な態様を示す1個のローラの断面を示す。
図面において、同じ構成要素には同じ参照符号が付される。
以下の記載は、本発明に関する加工デバイスの具体的な態様を明確に示すために用いられる。
加工装置にこのような加工デバイスを適用することは、当業者の設計の範囲内である。したがって、加工装置を構成する機械又は機械部品は当業者にとって公知であるため、これらの特徴を示すことを省略する。また、本発明の加工デバイスで取り扱われ、又は加工される臓器パッケージも当業者にとって公知であるため、臓器パッケージを示すことも省略する。さらに、このような臓器パッケージは、本発明の保護範囲の一部ではない。
まず、図1を参照する。本発明の加工デバイスの2個の協同ローラ1、2の平面図が示される。ローラ1、2は、そのローラ1、2同士の間で間隙3を画定する。間隙3は、事前に選択された臓器を、臓器パッケージから選択的にその間隙3を通過可能とする。臓器パッケージを運ぶと同時に事前に選択された臓器が間隙3を通過することを促進するために、図3に示されるように、ローラ1、2は反対の方向に回転する。
図1及び図3に示されるように、各ローラ1、2が表面湾曲形状10を形成するように、ローラ1、2は断面直径を有し、その値はローラの長手方向において様々であって、そのローラの入口部3と出口部5との間の断面の位置に依存する。図1のように、ローラ1、2は、正弦波又は余弦波の形状に従う表面形状10を有することが好ましい。
図1では、ローラ1、2の様々な断面直径は、各ローラ1、2に、1つ以上の部分A及び1つ以上の部分Bを設ける場合が描かれる。部分Aと部分Bとを比較すると、部分Aの直径が比較的小さく、部分Bの直径が比較的大きい。比較的小さい直径の部分A、及び比較的大きい直径の部分Bは、ローラ1、2の長手方向において断続的に設けられる。さらに、第1ローラ1の部分Aが第2ローラ2の部分Bと隣接し、逆の場合も同様に隣接するように、第1及び第2協同ローラ1、2の表面湾曲形状は互いに整合する。
矢印Cは、間隙3がローラ1、2の長手方向に沿って適合する既定値Xに調整可能となるように、協同ローラ1、2がローラ1、2の長手方向を垂直に横切る方向に厳密に調整可能であることを示す。
図2は、間隙3の幅を所望の値に調整するための別の態様を示す。図2の上部は、図1に示されるものと対応する第1長手位置におけるローラ1、2を示す。図2の下部は、本発明の加工デバイスの実施の形態における態様を示す。ここで、少なくとも一方のローラ1は、ローラ1、2の間の間隙3を適合させるために、他方のローラ2に対して、その長手方向に調整可能である。ローラ1の長手配置は、矢印Dで表される。図2は、ローラ1、2上の溝6、7の位置に関する態様をも示す。すなわち、実施の形態の1つにおいては、それぞれの溝6、7によって設けられるスペース11を協同ローラ1、2の間隙3の方向に調整するように、限定的にローラ1を矢印Eに関して回転させることにより、協同ローラ1、2の一方のローラ1は、他方のローラ2に対して、その回転位置に位相調整される。
別の実施の形態においては、協同ローラ1、2の一方のローラ1を、協同ローラ1、2の他方のローラ2に対して、長手方向に調整可能とすることで行われる。そして、それぞれの溝6、7に形成されるスペース11を、協同ローラ1、2の間隙の方向に調整可能となる。図2の上部における協同する溝6、7は、図2の下部に示されるねじれ型の溝6、7よりも、その内部に臓器を受け入れる余地が大きい。溝の一部が残りの溝と反対のピッチを有してもよい。溝のピッチが異なることは先行技術で知られている。
図1に戻り、本発明の他の特徴を示す。ローラ1、2は、ローラ外周の周囲にポケット8が設けられる。これは、図4の断面図に示される。ポケット8は、異なるタイプのものが設けられることが好ましい。各タイプは、他のタイプのものと異なる深さを有する。これは図面に示されないが、当業者にとって説明不要である。さらに好ましくは、ポケット8は、丸みを帯びた縁部9が設けられる。ポケット8が、ローラ1、2の比較的大きい直径の部分のローラ外周の周囲に形成されることは、図1から明らかである。この部分は、Bとして描かれる領域である。
前述した記載は、本発明の加工デバイスの具体的な実施の形態に関して説明したが、本発明は、この特定の実施の形態に限定されない。本発明の要旨から離れることなく、多くの方法でバリエーションが考えられる。そのため、前述した具体的な実施の形態は、添付の特許請求の範囲を厳格に解釈するために使用されるべきではない。実施の形態は単に添付の特許請求の範囲の用語を説明する意図であって、特許請求の範囲をこの具体的な実施の形態に限定する意図ではない。そのため、本発明の保護範囲は添付の特許請求の範囲のみによって構成されるべきである。特許請求の範囲の用語の曖昧さは、この具体的な実施の形態を使用することにより解決される。

Claims (27)

  1. 屠殺される家禽から取り出される臓器パッケージを加工する加工デバイスであって、
    事前に選択された臓器を前記臓器パッケージから選択的に通過可能とする間隙(3)を、ローラ(1、2)同士の間に画定する少なくとも2個の協同ローラ(1、2)を備え、
    前記協同ローラ(1、2)は、前記臓器パッケージを運ぶと同時に前記事前に選択された臓器が前記間隙(3)を通過することを促進するために、操作中において反対の方向に回転し、
    前記間隙(3)が前記ローラ(1、2)の長手方向全体に沿って適用する既定値に調整可能となるように、協同ローラ(1、2)は、前記ローラ(1、2)の長手方向を垂直に横切る方向に厳密に調整可能である
    ことを特徴とする加工デバイス。
  2. 前記ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)を調整するように、少なくとも一方の協同ローラ(1又は2)は、他方のローラ(2又は1)に対して、その長手方向に調整可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の加工デバイス。
  3. 前記ローラ(1、2)は、溝(6、7)が設けられ、
    それぞれの溝(6、7)に設けられるスペース(11)を協同ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)の方向に調整するように、少なくとも一方の協同ローラ(1又は2)は、他方のローラ(2又は1)に対して、その長手方向に調整可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加工デバイス。
  4. 前記ローラ(1、2)は、溝(6、7)が設けられ、
    それぞれの溝(6、7)に設けられるスペース(11)を協同ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)の方向に調整するために、少なくとも一方の協同ローラ(1又は2)は他方のローラ(2又は1)に対して、その回転位置に位相調整される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の加工デバイス。
  5. 各ローラ(1、2)が表面湾曲形状(10)を形成するように、前記ローラ(1、2)は断面直径を有し、その値はローラの長手方向で様々であって、前記ローラ(1、2)の入口部(4)と出口部(5)との間の断面の位置に依存する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加工デバイス。
  6. 各ローラ(1、2)は、互いに比較したときに、1個以上の比較的小さい直径の部分(A)及び1個以上の比較的大きい直径の部分(B)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の加工デバイス。
  7. ローラ(1、2)は、ローラ(1、2)の長手方向において断続的に繰り返して設けられる比較的小さい直径の部分(A)及び比較的大きい直径の部分(B)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の加工デバイス。
  8. ローラ(1、2)は、正弦波又は余弦波の形状に従う表面形状(10)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の加工デバイス。
  9. 第1ローラ(1)の比較的小さい直径の部分(A)が、第2ローラ(2)の比較的大きい直径の部分(B)に隣接し、逆の場合も同様に隣接するように、第1及び第2協同ローラ(1、2)の表面湾曲形状(10)は互いに整合する
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の加工デバイス。
  10. ローラ(1、2)は、ローラ外周の周囲にポケット(8)が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の加工デバイス。
  11. 前記ポケット(8)は、異なるタイプで設けられ、各タイプは別のタイプと異なる深さを有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の加工デバイス。
  12. 前記ポケット(8)は、丸みを帯びた縁部(9)が設けられる
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の加工デバイス。
  13. ローラ(1、2)の比較的大きい直径の部分におけるローラ外周の周囲にポケット(8)が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の加工デバイス。
  14. 請求項1〜13の何れか1項に記載の加工デバイスを1個以上備える
    ことを特徴とする加工装置。
  15. 屠殺される家禽から取り出される臓器パッケージを加工する方法であって、
    事前に選択された臓器を前記臓器パッケージから選択的に通過可能とする間隙(3)を、ローラ(1、2)同士の間で画定する少なくとも2個の協同ローラ(1、2)を提供する工程と、
    臓器パッケージを運ぶと同時に前記事前に選択された臓器が前記間隙(3)を通過することを促進するために、前記ローラ(1、2)を反対の方向に回転させる工程とを有し、
    ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)を、ローラ(1、2)の長手方向全体に沿って適用する既定値(X)にセットするように、ローラの長手方向を横切る前記協同ローラ(1、2)の位置を調整する
    ことを特徴とする方法。
  16. ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)を既定値にセットするように、少なくとも一方の協同ローラ(1又は2)を、他方のローラ(2又は1)に対して、その長手方向に調整する
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. ローラ(1、2)は、溝(6、7)が設けられ、
    協同ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)の方向において、それぞれの溝(6、7)によって形成される既定寸法のスペース(11)を形成するように、少なくとも一方のローラ(1又は2)を、他方のローラ(2又は1)に対して、その長手方向に調整する
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
  18. ローラ(1、2)は、溝(6、7)が設けられ、
    協同ローラ(1、2)同士の間の間隙(3)の方向において、それぞれの溝(6、7)によって形成される既定寸法のスペース(11)を形成するように、少なくとも一方の協同ローラ(1又は2)を、他方のローラ(2又は1)に対して、その回転位置に位相調整する
    ことを特徴とする請求項15〜17の何れか1項に記載の方法。
  19. 前記ローラは断面直径を有し、その値はローラの長手方向で様々であって、前記ローラ(1、2)の入口部(4)と出口部(5)との間の断面の位置に依存するように、各ローラ(1、2)に繰り返される表面湾曲形状(10)を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の方法。
  20. 各ローラ(1、2)は、互いに比較したときに、1個以上の比較的小さい直径の部分(A)及び1個以上の比較的大きい直径の部分(B)を有する
    ことを特徴とする請求項15〜19の何れか1項に記載の方法。
  21. ローラ(1、2)の長手方向において断続的にローラ(1、2)の比較的小さい直径の部分(A)及びローラ(1、2)の比較的大きい直径の部分(B)を設ける
    ことを特徴とする請求項15〜20の何れか1項に記載の方法。
  22. ローラ(1、2)は、表面形状(10)が正弦波又は余弦波の形状に従う
    ことを特徴とする請求項15〜21の何れか1項に記載の方法。
  23. 前記第1ローラ(1)の比較的小さい直径の部分(A)と第2ローラ(2)の比較的大きい直径の部分(B)とが隣接し、逆の場合も同様に隣接するように、第1及び第2の協同ローラ(1、2)の表面湾曲形状(10)は互いに整合する
    ことを特徴とする請求項15〜22の何れか1項に記載の方法。
  24. ローラ外周の周囲にポケット(8)を設ける
    ことを特徴とする請求項15〜23の何れか1項に記載の方法。
  25. 異なるタイプのポケット(8)を設け、各タイプは別のタイプと異なる深さを有する
    ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 丸みを帯びた縁部(9)を有するポケット(8)を設ける
    ことを特徴とする請求項24又は25に記載の方法。
  27. ローラ(1、2)の比較的大きい直径の部分(B)におけるローラ外周の周囲にポケット(8)を設ける
    ことを特徴とする請求項15〜26の何れか1項に記載の方法。
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