JP2015176828A - 超電導線材接続体の製造方法、超電導線材接続体及び超電導線材の接続装置 - Google Patents

超電導線材接続体の製造方法、超電導線材接続体及び超電導線材の接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低融点金属のバリの発生を抑制することが可能な超電導線材接続体の製造方法、超電導線材接続体及び超電導線材の接続装置を提供する。【解決手段】複数のテープ状の超電導線材10,10が、低融点金属16を介して接続された超電導線材接続体の製造方法であって、接続される超電導線材10,10を、これらの超電導線材10,10の間に低融点金属16が介在した状態で、基台に設けた溝に配置する配置工程と、溝に配置された超電導線材10,10及び低融点金属16を加圧及び加熱することにより低融点金属16を溶融させる溶融工程と、余分な溶融した低融点金属16を吸い取る吸い取り工程とを有する。吸い取り手段は、例えば金属メッシュテープ17である。【選択図】図5

Description

本発明は、複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法、超電導線材接続体及び超電導線材の接続装置に関する。
超電導線材は、超電導コイルや超電導ケーブル等における導体として利用されている。比較的短い超電導線材を用いる場合、2本またはそれ以上の本数の超電導線材を直列接続することにより、コイルやケーブルの導体に必要な長さの線材が得られる。特許文献1,2には、2本の超電導線材の端末部分の間に半田を配置し、これらの端末部分を互いに重ね合わせ加圧した状態で、半田を加熱して2本の超電導線材を接続する技術が記載されている。
国際公開第01/033580号 特開2011−003382号公報
超電導線材を半田やろう材等の低融点金属で接続する際、超電導線材の加圧が不足すると、超電導線材の変位、分離、位置ずれ等により接続不良が発生するおそれがある。しかし、重ね合わせた超電導線材を加圧すると、超電導線材の間の低融点金属が溶融したときに、余分な低融点金属が超電導線材の幅方向の側方に漏れ、低融点金属が凝固したときにバリが発生する問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低融点金属によるバリの発生を抑制することが可能な超電導線材接続体の製造方法、超電導線材接続体及び超電導線材の接続装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法であって、接続される超電導線材を、これらの超電導線材の間に低融点金属が介在した状態で、基台に設けた溝に配置する配置工程と、前記溝に配置された前記超電導線材及び前記低融点金属を加圧及び加熱することにより前記低融点金属を溶融させる溶融工程と、余分な溶融した前記低融点金属を吸い取る吸い取り工程と、を有することを特徴とする超電導線材接続体の製造方法を提供する。
前記吸い取り工程において、余分な溶融した前記低融点金属を、前記超電導線材に重ね合わせた金属メッシュテープに吸い取らせることも可能である。
前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであってもよい。
前記基台は、前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に排気口を有し、前記排気口は、ポンプに接続され、前記吸い取り工程において、前記ポンプの吸引により、余分な溶融した前記低融点金属を前記排気口から吸い取ることも可能である。
前記超電導線材が、スズまたはスズ合金により接合された安定化層を有する場合、前記低融点金属は、前記安定化層を接合する前記スズまたは前記スズ合金の融点より低いことが好ましい。
また、本発明は、少なくとも2本の超電導線材が、その間に低融点金属が介在した状態で重なり合い、かつ互いに接続された超電導線材接続体であって、前記超電導線材接続体の側面に前記低融点金属のバリが存在しないことを特徴とする超電導線材接続体を提供する。
また、本発明は、前記課題を解決するため、複数のテープ状の超電導線材を、低融点金属を介して接続する超電導線材の接続装置であって、接続される超電導線材を配置する溝を有する基台と、前記溝に配置された前記超電導線材を加圧及び加熱する手段と、低融点金属の溶融時に余分な溶融した低融点金属を吸い取る吸い取り手段と、を有することを特徴とする超電導線材の接続装置を提供する。
前記吸い取り手段は、金属メッシュテープであってもよい。
前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであってもよい。
前記吸い取り手段は、前記基台において前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に設けられた排気口と、前記排気口に接続されたポンプを備える構成を採用することも可能である。
本発明によれば、余分な低融点金属を吸い取ることにより、バリの発生を抑制することができる。
溝を備えた基台の一例を示す斜視図である。 超電導線材を加圧及び加熱する手段の一例を示す斜視図である。 超電導線材の片面に低融点金属を配置した一例を示す断面図である。 超電導線材の間に低融点金属が介在した状態の一例を示す断面図である。 超電導線材に金属メッシュテープを重ね合わせた一例を示す断面図である。 比較例1の接続結果における線幅分布の一例を示すグラフである。 接続した超電導線材の両側にバリが生じた一例を示す平面図である。 実施例1の接続結果における線幅分布の一例を示すグラフである。 排気口を備えた基台の一例を示す斜視図である。
以下、好適な実施形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1に、超電導線材を配置する溝21を有する基台20の一例を示す。図2には、超電導線材を加圧及び加熱により圧着する手段として、圧着治具25の一例を示す。本明細書において「加圧及び加熱」とは、超電導線材が加熱された状態で加圧される時期があればよく、加圧と加熱の開始時期や終了時期が同時である場合に限定するものではない。
基台20は、溝21の側面を形成する一対の側壁22,22と、溝21の下面を形成する底壁23を有する。底壁23は平面視で略長方形であり、この長方形の長辺は、溝21の長手方向と平行である。溝21の長手方向の両端は、閉鎖されることなく、基台20の両端に達している。溝21の深さは、接続しようとする一対の超電導線材及び低融点金属の厚さの総和と略同じかそれ以上であることが望ましい。溝21の幅W1は、超電導線材の幅と同程度である。超電導線材を溝21に挿入し、及び溝21から取り外す作業を容易にするため、溝21の幅W1は、超電導線材の幅より若干大きくしてもよい。溝21の底面と底壁23の下面が平行であると、基台20を水平面上に配置したときに、溝21に配置された超電導線材を水平に維持しやすくなるので、好ましい。
基台20は、溝21の長手方向の両端部近傍に、溝21に配置された超電導線材を保持するクランプ機構(図示略)を備えてもよい。クランプ機構は、溝21の長手方向における超電導線材の位置ずれを抑制できることが好ましく、さらに溝21の幅方向における超電導線材の位置ずれを抑制できることが好ましい。基台20を構成する材料は、熱伝導率が低く、断熱性の高いことが好ましい。これにより、超電導線材の加熱時に基台20の温度上昇が抑制され、低融点金属の溶融を妨げることがなく、作業効率を向上することができる。基台20の材料としては、セラミックスが挙げられる。側壁22,22と底壁23を別体で作製したものを組み合わせてもよいが、側壁22,22と底壁23を一体で形成してもよい。
圧着治具25は、板部27と、板部27から突出した凸部26を有する。板部27は平面視で略長方形であり、この長方形の長辺は、凸部26の長手方向と平行である。凸部26の先端面の形状は略長方形であり、板部27の長辺方向に連続した一つの突起である。板部27の寸法は、基台20の平面寸法と同程度でもよく、一回り小さくでもよい。板部27の上面は、平坦に形成されている。圧着治具25の板部27は面積が広く、厚さが薄いことが好ましい。これにより、体積に比して表面積を大きくすることができ、加熱後の放熱性を向上することができる。
溝21に配置した超電導線材(図示せず)を圧着治具25で加圧するときには、圧着治具25の凸部26が、基台20の溝21の中に挿入される。凸部26を溝21に挿入し、及び溝21から取り外す作業を容易にするため、溝21の幅W1は、凸部26の幅W2より若干大きくしてもよい。圧着治具25は、内部に加熱手段(図示せず)を有するか、あるいは外部の加熱手段(図示せず)から得た熱を凸部26の先端面に伝導させることが可能な構造であることが好ましい。
圧着治具25の内部に加熱手段を設けることなく、外部の加熱手段を用いる場合、加熱後に外部の加熱手段を圧着治具25から引き離すことで、さらなる熱の流入を抑制し、超電導線材及び低融点金属の冷却を効率よく行うことができる。外部の加熱手段は、例えばブロック状の加熱体の下面を板部27の上面に押し当てたときに、加熱体から圧着治具25に熱が流入する構成とすることもできる。加熱方法は、低融点金属を融点以上に加熱できれば特に限定されないが、電熱ヒーターを用いる方法が挙げられる。
圧着治具25を構成する材料は、超電導線材を加圧することが可能な強度と、加熱手段からの熱を超電導線材に伝導させる機能を有することが望ましい。この点から、ステンレス、アルミニウム、銅、アルミニウム合金、銅合金など、熱伝導率及び熱伝達率の高い金属材料が好適である。
圧着治具25の上下動には、シリンダーやモーター等の駆動手段(図示せず)を用いてもよいし、ボールねじやスライダー等の案内手段(図示せず)を用いてもよい。圧着治具25に対して外部の加熱体を上下させる場合も同様である。温度を管理するため、圧着治具25や加熱体の温度測定手段や、測定した温度の表示手段等(図示せず)を接続装置に設けることもできる。
図3に超電導線材10の一例を示す。図3には、後述する低融点金属16も図示されているが、この低融点金属16は超電導線材10の一部ではない。超電導線材10は、テープ基板11、中間層12、超電導層13、保護層14、安定化層15等を有し、イットリウム(Y)系の超電導体が用いられた多層複合構造となっている。テープ基板11は、例えばニッケル合金等の金属からなるテープ状の基材である。
テープ基板11と超電導層13との間に設けられる中間層12は、下地層、配向性中間層、キャップ層等の複数層から構成されてもよい。下地層は例えばYからなり、耐熱性が高く、界面反応性を低減するため設けられる。テープ基板と下地層との間には、Al等の拡散防止層を介在させてもよい。配向性中間層はGdZr、MgO、ZrO−Y(YSZ)、SrTiO等の金属酸化物からなり、2軸配向する物質から選択される。キャップ層は、CeO、Y、Al、Gd、Zr、Ho、Nd等、結晶粒が面内方向に選択成長するものが好ましい。
超電導層13は、RE123(REBaCu7−δ)等の酸化物超電導体からなる。RE123のREは、Y、La、Nd、Sm、Er、Gd等の希土類元素を表す。RE123として、Y123(YBaCu7−δ)、Gd123(GdBaCu7−δ)などが挙げられる。
保護層14は、Agや貴金属等からなる。安定化層15は、銅、黄銅(Cu−Zn合金)のような銅合金等、良導電性の金属材料からなることが好ましい。安定化層15は、保護層14の上にCu等の金属テープをSnはんだ等のはんだで接合したものであってもよい。
超電導線材10の別の例として、Bi2212(BiSrCaCu8+δ)、Bi2223(BiSrCaCu10+δ)等のビスマス系超電導体を用いたビスマス系超電導線材が挙げられる。ビスマス系超電導線材は、Agなどのテープ状の安定化材からなるシースの内部に酸化物超電導層を内包した構造が主体である。
本実施形態による超電導線材の接続方法は、複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法として利用できる。複数の超電導線材10,10を接続する際には、図4に示すように、それぞれの超電導線材10,10の端末部を重ね合わせ、その間に低融点金属16を配置する。低融点金属16は、はんだやろう材等である。低融点金属16の融点は、超電導線材10を低融点金属16の融点以上に加熱しても超電導体の劣化を避けることができる程度に低いことが好ましい。また、超電導線材10の一部にはんだやろう材等の溶融可能な接合材料が含まれる場合は、低融点金属16の融点が、超電導線材10の接合材料の融点より低いことが好ましい。例えば、超電導線材が、スズまたはスズ合金により接合された安定化層を有する場合は、低融点金属の融点は、安定化層を接合する前記スズまたはスズ合金の融点より低いことが好ましい。
低融点金属16の溶融前の形態は、超電導線材10,10の間に低融点金属16が配置された状態を維持しやすいように、線状、テープ状、シート状、ペースト状等が好ましい。はんだは、従来公知のものを使用可能であり、例えば、Inを主成分とするInはんだ、Sn、Sn−Ag系合金、Sn−Bi系合金、Sn−Cu系合金、Sn−Zn系合金などのSnを主成分とする合金よりなるSnはんだ、Pb−Sn系合金はんだ、共晶はんだ、低温はんだなどが挙げられる。また、1種のはんだのみを使用してもよく、2種以上のはんだを組み合わせて使用することもできる。環境問題に対応する観点からは、Pb等の規制対象物質を使用せず、これらの含有量が規制値未満であることが好ましい。
本実施形態の接続方法は、第1の工程として、接続される超電導線材10,10及び低融点金属16を、基台20の溝21に配置する配置工程を有する。超電導線材10,10及び低融点金属16を溝21に配置する順序や方法として、次の(1)〜(5)を例示するが、接続される超電導線材10,10の間に低融点金属16が介在した状態となればよく、配置工程が下記に限定されるものではない。
(1)溝21に一方(下側)の超電導線材10を配置し、次いで、超電導線材10の上に低融点金属16を配置し、次いで、その上に他方(上側)の超電導線材10を配置する。
(2)溝21の外で一方の超電導線材10の上に低融点金属16を配置し、次いで、これらを溝21に配置し、次いで、その上に他方の超電導線材10を配置する。
(3)溝21の外で一方の超電導線材10の上に低融点金属16を配置し、次いで、その上に他方の超電導線材10を配置し、次いで、これらをまとめて溝21に配置する。
(4)溝21に両方の超電導線材10,10を重ね合わせて配置し、次いで、上側の超電導線材10の端末部を持ち上げた状態で、超電導線材10,10の間に低融点金属16を配置する。
(5)溝21に一方の超電導線材10を配置し、これとは別に、溝21の外で他方の超電導線材10に低融点金属16を配置し(はんだペーストのように加熱しなくても付着性のある接合材料を付着させ)、次いで、低融点金属16を付着させた他方の超電導線材10を一方の超電導線材10の上に配置する。
図4では、超電導線材10の安定化層15が低融点金属16に接触するように、超電導線材10を配置している。安定化層15がCuからなる場合、安定化層15が低融点金属16に接触するように配置すると、溶融した低融点金属16が安定化層15の表面を濡らしやすく、超電導線材10の強固に接合しやすいので、好ましい。
本実施形態の接続方法は、第2の工程として、溝21に配置された超電導線材10,10及び低融点金属16を加圧及び加熱することにより低融点金属16を溶融させる溶融工程を有する。溶融工程においては、超電導線材10,10及び低融点金属16を基台20の溝21と圧着治具25の凸部26との間に挟み込むことにより、超電導線材10,10と低融点金属16とが分離しないように加圧する。超電導線材10に加える圧力は、超電導線材10の損傷、特に超電導体の結晶構造の変化がない程度に制御される。加熱方法は、上述したように、圧着治具25の内部または外部に設けた加熱手段(図示せず)から超電導線材10に熱を伝導させる方法が挙げられる。
本実施形態の接続方法は、第3の工程として、余分な溶融した低融点金属16を吸い取る吸い取り工程を有する。余分な溶融した低融点金属を吸い取る吸い取り手段として、図5では、金属メッシュテープ17を用いた場合を例示する。金属メッシュテープ17は、金属の細線を編んでテープ状にしたメッシュ材である。金属メッシュテープ17は、溶融した低融点金属に接触すると、毛細管現象により低融点金属を吸引することができる。金属メッシュテープ17を構成する金属は、銅(Cu)やその合金が挙げられる。
金属メッシュテープ17を吸い取り手段とする場合、配置工程において、基台20の溝21を配置するとき、超電導線材10,10及び低融点金属16とともに金属メッシュテープ17を溝21の内部または超電導線材10の上に配置することが好ましい。また、超電導線材10の上に金属メッシュテープ17を重ね合わせて配置した場合は、溶融工程において、超電導線材10と圧着治具25の凸部26との間に金属メッシュテープ17を挟み込むことが好ましい。この場合は、超電導線材10及び低融点金属16とともに金属メッシュテープ17も、圧着治具25により加圧及び加熱される。
低融点金属16が溶融する前から金属メッシュテープ17を超電導線材10の近傍に配置した場合、超電導線材10の側方からはみ出した余分な低融点金属16を直ちに金属メッシュテープ17で吸い取らせることができる。つまり、溶融工程を行う最中で、低融点金属16が溶融した直後から、吸い取り工程を自動的に開始することができる。余分な低融点金属を吸い取ることにより、バリの発生を抑制することができる。
金属メッシュテープ17は、低融点金属の吸引を促進するため、フラックスを含むことが好ましい。金属メッシュテープの金属が銅である銅メッシュテープを用いると、低融点金属の吸引性とともに、熱伝導性も優れる。このため、超電導線材10と圧着治具25との間に金属メッシュテープ17を挟み込んだときでも、圧着治具25の熱を超電導線材10に良好に伝導させることができる。
溶融工程及び吸い取り工程が終了した後は、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を除去することが好ましい。この除去の際には圧着治具25を上昇させ、加圧を停止した状態で、金属メッシュテープ17を超電導線材10の上から取り除く。金属メッシュテープ17の取り外しは、ピンセット等の治具を用いて手動でもよく、自動でもよい。また、最終的には、超電導線材10,10の間の低融点金属16が冷却されて凝固することにより、超電導線材10,10が接続される。吸い取り工程後の手順として、次の(A)〜(C)を例示するが、金属メッシュテープ17を用いた本実施形態の接続方法が下記に限定されるものではない。
(A)低融点金属16が溶融している状態で圧着治具25を上昇させ、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を取り外す。超電導線材10,10の間の溶融した低融点金属16が凝固しないうちに、再び圧着治具25を下降させて超電導線材10,10に対する加圧及び加熱を継続する。その後、圧着治具25の加熱を終了し、圧着した状態を継続したまま低融点金属16の融点以下まで冷却する。低融点金属16が凝固した後に圧着治具25を上昇させ、接続が済んだ超電導線材10,10を取り出す。
(B)低融点金属16が溶融している状態で圧着治具25を上昇させ、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を取り外す。超電導線材10,10の間の溶融した低融点金属16の一部または全部が凝固した後で再び圧着治具25を下降させ、超電導線材10,10を加圧しながら再加熱する。超電導線材10,10の間の低融点金属16が溶融した後で圧着治具25の加熱を終了し、圧着した状態を継続したまま低融点金属16の融点以下まで冷却する。低融点金属16が凝固した後に圧着治具25を上昇させ、接続が済んだ超電導線材10,10を取り出す。
(C)余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17とともに超電導線材10を加圧したまま、圧着治具25の加熱を終了し、低融点金属16が凝固した後に圧着治具25を上昇させた後、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を取り外し、さらに接続が済んだ超電導線材10,10を取り出す。
上記(A)または(B)の手順は、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を取り外す際、低融点金属が溶融した状態であり、金属メッシュテープ17が超電導線材10に付着しにくいので好ましい。再び圧着治具25を下降させる前に、超電導線材10と圧着治具25の凸部26との間に緩衝材を配置することもできる。緩衝材は、メッシュやスポンジのように、加圧に対して圧縮される耐熱性の部材である。緩衝材を用いることにより、圧着治具25による加圧が均等に超電導線材10に加わり、平衡度(バランス)をとることができる。緩衝材は、低融点金属を吸い取ることが可能な金属メッシュテープであってもよい。低融点金属を吸い取っていない新しい金属メッシュテープを再び超電導線材10の上に配置することにより、以後の工程で溶融した低融点金属のはみ出しがあったとしても、はみ出した低融点金属を金属メッシュテープで吸い取ることができる。
上記(B)のように、余分な低融点金属を吸い取った金属メッシュテープ17を取り除いている間に低融点金属16が凝固した場合、一旦は超電導線材10,10が接続された状態となる。しかし、幅方向の位置ズレが生じることもあるので、最初の接続を仮接続工程とし、再び超電導線材10,10の加圧及び加熱により超電導線材10,10の間の低融点金属16を再び溶融させ、幅方向の位置ズレを修正した後で、冷却により超電導線材10,10を接続すること(本接続工程)も可能である。
本実施形態の接続方法の効果を確認するため、金属メッシュテープ17を用いないで超電導線材10,10を接続する比較例1と、金属メッシュテープ17を用いて超電導線材10,10を接続する実施例1を、次のように実施した。
本実施形態の比較例1では、図1における溝21の幅W1が5.2mmである基台20と、図2における凸部26の幅W2が5.0mmである圧着治具25を使用した。圧着治具25は、ヒーターによる温度制御が可能である。超電導線材10の幅は5.02mm、長さは30cmである。接続する2本の超電導線材10,10のうち1本の超電導線材10の接続箇所に、図3に示すように低融点金属16として、長さ20cmにわたってはんだを塗布した。基台20の溝21の中で図4に示すように2本の超電導線材10,10を組み合わせ、200℃に加熱して圧着した。圧着した状態でエアブローを用いてはんだを融点以下まで冷却し、はんだが凝固した後、接続が済んだ超電導線材10,10を溝21から取り出した。
図6に、比較例1において、接続が済んだ超電導線材10,10の幅を測定したグラフを示す。この幅は、超電導線材10,10の接続箇所の長さ方向に対して2cm間隔で測定した。幅の平均値は約5.3mmであり、もとの超電導線材10の幅である5.02mmと比較すると、2本の超電導線材10,10を接続したことによる幅ずれと、はんだによるバリの影響で幅が増加している。図7に、接続が済んだ超電導線材10の幅方向(図7では上下方向)の両側に多数のバリ18が生じた様子を例示する。
本実施形態の実施例1では、基台20、圧着治具25及び超電導線材10は、比較例1と同様であるが、図5に示すように、圧着前に金属メッシュテープ17を超電導線材10の上に重ね合わせ、密着させた。金属メッシュテープ17の長さは29cmであり、長さ25cmの溝21の両端から外にそれぞれ2cm程度突出させた。また、温度200℃にして圧着した後、はんだが凝固する前にはんだを吸収した金属メッシュテープ17を取り除き、さらに緩衝材としてはんだを吸収していない新しい金属メッシュテープ17を超電導線材10の上に乗せ、再び圧着した。圧着した状態ではんだを融点以下まで冷却し、はんだが凝固した後、接続が済んだ超電導線材10,10を溝21から取り出した。
図8に、実施例1において、接続が済んだ超電導線材10,10の幅を測定したグラフを示す。この幅は、超電導線材10,10の接続箇所の長さ方向に対して2cm間隔で測定した。幅の平均値は約5.09mmであり、比較例1と比較すると、はんだによるバリの影響が除去されたことが分かる。実施例1で接続が済んだ超電導線材10,10を観察しても、側面にバリは発見されなかった。このため、接続前と比較した幅の増加は、幅ずれが原因と考えられる。
本発明の超電導線材接続体は、少なくとも2本の超電導線材が、その間に低融点金属が介在した状態で重なり合い、かつ互いに接続された超電導線材接続体であって、超電導線材接続体の側面に低融点金属のバリが存在しないことを特徴とする。本発明によれば、接続部の全長にわたり、バリが存在しない超電導線材接続体を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
金属メッシュテープを吸い取り手段として用いる場合、上述の実施形態では、配置工程の段階から金属メッシュテープを超電導線材の上に重ね合わせるものとしたが、本発明は特にこれに限定されるものではない。例えば、低融点金属が溶融した後に金属メッシュテープを超電導線材に接触させてもよい。溝の側面または底面に開口部を設けて、この開口部から吸い取り手段を出没自在に設けることも可能である。
金属メッシュテープ17以外の吸い取り手段の例として、図9には、基台20の溝21の底面または側面の少なくとも1箇所に排気口24を設けた場合を示す。図示例では、溝21の側面にその長手方向に沿って複数の排気口24が設けられている。排気口24は、ポンプ(図示せず)に接続され、吸い取り工程において、ポンプの吸引により、余分な溶融した低融点金属を排気口24から吸い取り除去することができる。このようにして、余分な低融点金属を吸い取ることにより、バリの発生を抑制することができる。
本発明により得られた超電導線材接続体は、超電導コイルや超電導ケーブル等における導体として好適である。超電導コイルの用途は、特に限定されないが、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、核磁気共鳴分光装置(NMR)、超電導磁気エネルギー貯蔵装置(SMES)等が挙げられる。
10…超電導線材、11…テープ基板、12…中間層、13…超電導層、14…保護層、15…安定化層、16…低融点金属、17…金属メッシュテープ、18…バリ、20…基台、21…溝、22…側壁、23…底壁、24…排気口、25…圧着治具、26…凸部、27…板部。
本発明は、前記課題を解決するため、複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法であって、接続される超電導線材を、これらの超電導線材の間に低融点金属が介在した状態で、基台に設けた溝に配置する配置工程と、前記溝に配置された前記超電導線材及び前記低融点金属を加圧及び加熱することにより前記低融点金属を溶融させる溶融工程と、余分な溶融した前記低融点金属を吸い取る吸い取り工程と、を有し、前記配置工程において、前記溶融工程にて、前記低融点金属を溶融させる前に、前記超電導線材および前記低融点金属とともに、金属メッシュテープを前記溝の内部に配置するかまたは前記超電導線材に重ね合わせて配置することを特徴とする超電導線材接続体の製造方法を提供する。
前記吸い取り工程の後、前記低融点金属が溶融している状態で、余分な溶融した前記低融点金属を吸い取った前記金属メッシュテープを取り外すことが好ましい
前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであってもよい。
本発明は、複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法であって、接続される超電導線材を、これらの超電導線材の間に低融点金属が介在した状態で、基台に設けた溝に配置する配置工程と、前記溝に配置された前記超電導線材及び前記低融点金属を加圧及び加熱することにより前記低融点金属を溶融させる溶融工程と、余分な溶融した前記低融点金属を吸い取る吸い取り工程と、を有し、前記基台は、前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に排気口を有し、前記排気口は、ポンプに接続され、前記吸い取り工程において、前記ポンプの吸引により、余分な溶融した前記低融点金属を前記排気口から吸い取ることを特徴とする超電導線材接続体の製造方法を提供する
前記超電導線材が、スズまたはスズ合金により接合された安定化層を有する場合、前記低融点金属は、前記安定化層を接合する前記スズまたは前記スズ合金の融点より低いことが好ましい。
また、本発明は、本発明の超電導線材接続体の製造方法によって製造された超電導線材接続体であって、少なくとも2本の超電導線材が、その間に低融点金属が介在した状態で重なり合い、かつ互いに接続された超電導線材接続体であって、前記超電導線材接続体の側面に前記低融点金属のバリが存在しないことを特徴とする超電導線材接続体を提供する。
また、本発明は、前記課題を解決するため、複数のテープ状の超電導線材を、低融点金属を介して接続する超電導線材の接続装置であって、接続される超電導線材を配置する溝を有する基台と、前記溝に配置された前記超電導線材を加圧及び加熱する手段と、低融点金属の溶融時に余分な溶融した低融点金属を吸い取る吸い取り手段と、を有し、前記吸い取り手段は、前記基台において前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に設けられた排気口を備え、前記排気口はポンプに接続されたことを特徴とする超電導線材の接続装置を提供する。
前記吸い取り手段は、さらに金属メッシュテープを備えてもよい。
前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであってもよい

Claims (10)

  1. 複数のテープ状の超電導線材が、低融点金属を介して接続された超電導線材接続体の製造方法であって、
    接続される超電導線材を、これらの超電導線材の間に低融点金属が介在した状態で、基台に設けた溝に配置する配置工程と、
    前記溝に配置された前記超電導線材及び前記低融点金属を加圧及び加熱することにより前記低融点金属を溶融させる溶融工程と、
    余分な溶融した前記低融点金属を吸い取る吸い取り工程と、
    を有することを特徴とする超電導線材接続体の製造方法。
  2. 前記吸い取り工程において、余分な溶融した前記低融点金属を、前記超電導線材に重ね合わせた金属メッシュテープに吸い取らせることを特徴とする請求項1に記載の超電導線材接続体の製造方法。
  3. 前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであることを特徴とする請求項2に記載の超電導線材接続体の製造方法。
  4. 前記基台は、前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に排気口を有し、前記排気口は、ポンプに接続され、
    前記吸い取り工程において、前記ポンプの吸引により、余分な溶融した前記低融点金属を前記排気口から吸い取ることを特徴とする請求項1に記載の超電導線材接続体の製造方法。
  5. 前記超電導線材が、スズまたはスズ合金により接合された安定化層を有し、
    前記低融点金属は、前記安定化層を接合する前記スズまたは前記スズ合金の融点より低いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の超電導線材接続体の製造方法。
  6. 少なくとも2本の超電導線材が、その間に低融点金属が介在した状態で重なり合い、かつ互いに接続された超電導線材接続体であって、前記超電導線材接続体の側面に前記低融点金属のバリが存在しないことを特徴とする超電導線材接続体。
  7. 複数のテープ状の超電導線材を、低融点金属を介して接続する超電導線材の接続装置であって、
    接続される超電導線材を配置する溝を有する基台と、
    前記溝に配置された前記超電導線材を加圧及び加熱する手段と、
    低融点金属の溶融時に余分な溶融した低融点金属を吸い取る吸い取り手段と、
    を有することを特徴とする超電導線材の接続装置。
  8. 前記吸い取り手段は、金属メッシュテープであることを特徴とする請求項7に記載の超電導線材の接続装置。
  9. 前記金属メッシュテープは、フラックスを含む銅メッシュテープであることを特徴とする請求項8に記載の超電導線材の接続装置。
  10. 前記吸い取り手段は、前記基台において前記溝の底面または側面の少なくとも1箇所に設けられた排気口と、前記排気口に接続されたポンプを備えることを特徴とする請求項7に記載の超電導線材の接続装置。
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