JP2015176784A - 密閉型電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装缶と蓋板とを溶接することによって得られる電池ケースを備えた密閉型電池において、電池ケースの薄肉化による電池の小型化と、外装缶と蓋板との溶接強度の低下防止とを両立可能な構成を得る。【解決手段】密閉型電池(1)は、内部に電極体(30)及び電解液が封入された電池ケース(10)を備える。電池ケース(10)は、開口(10a)を有する箱状の外装缶(11)と、開口(10a)を覆った状態で、該開口(10a)の周縁部(11f)と溶接される蓋板(12)とを備える。蓋板(12)は、開口(10a)の周縁部(11f)と溶接される外周縁部(12a)の厚みが、電極体(30)を覆う部分の厚みに比べて大きい。【選択図】図5

Description

本発明は、外装缶と蓋板との溶接によって得られる電池ケースを有する密閉型電池に関する。
従来より、開口を有する外装缶と、該開口を覆うように配置された状態で該外装缶に溶接によって固定される蓋板とを有する電池ケースを備えた密閉型電池が知られている。このような密閉型電池では、例えば特許文献1に開示されるように、電池缶(外装缶)の開口の周縁部に対して電池蓋(蓋板)の外周縁部を溶接することにより、電池ケースが構成される。
電池缶(外装缶)の開口の周縁部と電池蓋(蓋板)の外周縁部との溶接は、特許文献1、2に開示されているように、一般的にはレーザー溶接によって行われる。電池缶(外装缶)の開口の周縁部と電池蓋(蓋板)の外周縁部との合わせ部分にレーザー光を照射すると、該開口の周縁部及び電池蓋(蓋板)の外周縁部は、レーザー光の熱によって溶融した後、冷却されることにより接合される。
特開2003−31186号公報 特開2007−157519号公報
ところで、上述の特許文献1、2に開示されている構成のように、レーザー光によって外装缶と蓋板とを溶融させて接合する場合、レーザー光によって部材に穴が開かないように、外装缶及び蓋板の厚みをある程度、厚くする必要がある。
一方、近年の携帯端末などの電子機器の普及に伴い、電池の高容量化が進むとともに、電子機器の薄型化によって電池の薄型化が要求されている。すなわち、電池には、高容量化しつつ小型化を図ることが要求されている。
このような要求に対する一つの解決方法として、電池ケースをできるだけ薄肉化して、電極体をできるだけ大きくすることが考えられる。しかしながら、このように電池ケースを薄くすると、外装缶と蓋板との溶接部分でレーザー光によって部材に穴が開いたり、溶接強度が低下したりする可能性がある。
本発明の目的は、外装缶と蓋板とを溶接することによって得られる電池ケースを備えた密閉型電池において、電池ケースの薄肉化による電池の小型化と、外装缶と蓋板との溶接強度の低下防止とを両立可能な構成を得ることにある。
本発明の一実施形態に係る密閉型電池は、内部に電極体及び電解液が封入された電池ケースを備えた密閉型電池である。前記電池ケースは、開口を有する箱状の外装缶と、前記開口を覆った状態で、該開口の周縁部と溶接される蓋板とを備える。前記蓋板は、前記周縁部と溶接される外周縁部の厚みが、前記電極体を覆う部分の厚みに比べて大きい(第1の構成)。
これにより、蓋板において外装缶と溶接される外周縁部を厚くすることができるため、外装缶と蓋板との溶接部分でレーザー光によって穴が開いたり、穴が開かないようなレーザー光の強度で溶接して溶接強度が低下したりするのを防止できる。しかも、蓋板は、電極体を覆う部分の厚みが外周縁部の厚みよりも小さいため、電池容量を確保しつつ電池全体の小型化を図ることが可能になる。したがって、蓋板の薄肉化による密閉型電池の小型化と、外装缶と蓋板との溶接強度の低下防止とを両立することができる。
また、上述のように、蓋板の外周縁部の厚みを、電極体を覆う部分の厚みに比べて大きくすることで、蓋板の剛性を向上させることができる。これにより、外装缶の開口に蓋板を配置する際に、該蓋板の浮き上がり等を抑制することができる。したがって、外装缶に対して蓋板を溶接する際の熱伝導が向上するため、該蓋板を外装缶に対して容易に溶接することができる。
前記第1の構成において、前記蓋板は、前記外周縁部の厚みが、該外周縁部よりも中央側の部分の厚みに比べて大きい(第2の構成)。これにより、蓋板において外周縁部以外の部分の厚みを薄くすることができるため、電池全体をより小型化することが可能になる。
前記第1または第2の構成において、前記蓋板の前記外周縁部の厚みは、前記外装缶との溶接部における溶け込み深さよりも大きい(第3の構成)。これにより、蓋板の外周縁部と外装缶の開口の周縁部とを溶接する際に、該蓋板の外周縁部が溶けて穴が開いたり溶接強度が低下したりするのをより確実に防止できる。
前記第1から第3の構成のうちいずれか一つの構成において、前記蓋板は、前記外周縁部の厚みが前記電極体を覆う部分の厚みに比べて大きくなるように、前記電池ケースの内方側に位置する面に凹部が形成されている(第4の構成)。
これにより、蓋板の電池ケース内方側の面に凹部が形成されるため、電池ケース内に電極体を収納するための空間を確保することができる。よって、電池全体として小型化を図りつつ、電池容量を確保することができる。
前記第4の構成において、前記蓋板には、前記電池ケースの内方側に位置する面で、且つ、前記外周縁部と該外周縁部よりも中央側の部分との間に、該外周縁部に向かうほど蓋板の厚みが大きくなるようなテーパ部が形成されている(第5の構成)。
これにより、蓋板の外周縁部と外装缶の開口の周縁部とを溶接する際に、溶接部の熱が蓋板の中央側に伝わるのを抑制できる。しかも、上述の構成により、蓋板の外周縁部と外装缶の開口の周縁部とを溶接する際に、溶融部分が蓋板を突き抜けるのを防止できる。すなわち、蓋板の外周縁部と外装缶の周縁部との溶接部は、溶接の深さが深くなるほど幅が狭くなる断面先細り形状に形成されるため、この溶接部の形状に沿うように上述のようなテーパ部を設けることにより、溶融部分が蓋板を突き抜けるのを防止できる。
前記第1から第5の構成のうちいずれか一つの構成において、前記電池ケースは、対向する一対の面が他の面に比べて幅広に形成された扁平形状を有する。前記開口は、前記電池ケースにおける前記一対の面のうち一方の面に形成されている。前記蓋板は、前記電池ケースの前記一方の面を構成するように前記外装缶に溶接によって固定されている(第6の構成)。
このように、扁平形状の外装缶における幅広の面に開口を設けて、該開口を蓋板によって覆う構成の場合、該蓋板の厚みが電池ケースの内容積に大きく影響する。そのため、蓋板を上述の第1から第5の構成のように薄くすることで、電池容量を確保しつつ電池全体の小型化を図れる。
しかも、上述の構成の場合、外装缶の開口の周縁部と蓋板の外周縁部との溶接の範囲は、外装缶の上面の開口に蓋板を溶接する従来の構成に比べて大きくなる。このような構成に対して上述の第1から第5の構成を適用することにより、外装缶と蓋板との溶接強度の低下を防止できる。したがって、上述の構成において、上述の第1から第5の構成を適用することにより、電池全体の小型化と、外装缶と蓋板との溶接強度の低下防止との両立を図れるという特に優れた効果が得られる。
前記第1から第6の構成のうちいずれか一つの構成において、前記蓋板の前記外周縁部には、前記電池ケースの外方側に位置する面に溝が形成されている。前記蓋板は、前記溝よりも外周側の部分が前記周縁部と溶接されている(第7の構成)。
これにより、溶接時に生じた熱が蓋板の溝よりも内周側に伝わりにくくなる。よって、蓋板の溝よりも外周側に熱がこもりやすくなるため、該蓋板の外周側を容易に溶融させることができる。したがって、溶接時に、外装缶の開口の周縁部及び蓋板の溝よりも外周側を容易に溶融させることができるため、外装缶と蓋板との溶接強度を向上することができる。
しかも、上述のように、蓋板の表面に溝を設けて該蓋板の溝よりも外周側を外装缶の開口の周縁部と溶接することにより、溶接時に溶融した部分が蓋板の内周側に引っ張られるのを防止できる。すなわち、蓋板には、溶接部よりも内周側に溝が設けられているため、当該溶接部が溶融した状態から硬化する際に、蓋板の内周側から引っ張り力を受けるのを防止できる。これにより、溶接時に溶融した部分が硬化する際に、外装缶の開口と蓋板の外周縁部との合わせ部分でクラックが生じるのを防止できる。
前記第1から第7の構成のうちいずれか一つの構成において、前記外装缶と前記蓋板とは、レーザー光によって溶接される(第8の構成)。このようにレーザー光を用いて外装缶の開口の周縁部と蓋板の外周縁部とを溶接する場合、該蓋板の厚みが薄いと溶接強度の低下を招く可能性がある。これに対し、第1から第7の構成を適用することにより、溶接強度の低下を防止することができる
本発明の一実施形態に係る密閉型電池によれば、外装缶の開口を覆う蓋板は、外周縁部の厚みが電極体を覆う部分の厚みよりも大きい。これにより、電池全体の小型化と、外装缶及び蓋板の溶接強度の低下防止との両立を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る密閉型電池の概略構成を示す斜視図である。 図2は、密閉型電池の蓋板の一部を切り欠いて該密閉型電池の内部構造を示す斜視図である。 図3は、図1におけるIII−III線断面図である。 図4は、図1におけるIV−IV線断面図である。 図5は、図2におけるV−V線断面図である。 図6は、外装缶と蓋板との溶接の様子を示す模式図である。 図7は、実施形態2に係る密閉型電池の図5相当図である。 図8は、実施形態3に係る密閉型電池の図5相当図である。 図9は、実施形態4に係る密閉型電池の図5相当図である。 図10は、実施形態4に係る密閉型電池の蓋板の外周縁部に溝を設けた場合の図5相当図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
<実施形態1>
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る密閉型電池1の概略構成を示す斜視図である。この密閉型電池1は、直方体状の電池ケース10と、該電池ケース10内に封入される電極体30(図2参照)及び非水電解液(図示省略。以下、電解液という)とを備える。密閉型電池1は、例えば携帯端末などの電子機器の電源として用いられる二次電池である。
電池ケース10は、対向する一対の面が他の面に比べて幅広に形成されている。すなわち、電池ケース10は、厚み方向(図1及び図2における奥行き方向)の寸法に比べて幅方向(図1及び図2における横方向)及び高さ方向(図1及び図2における上下方向)の各寸法が大きい扁平形状に形成されている。よって、電池ケース10は、高さ方向に延びる側面のうち、対向する一対の側面(一対の面)が他の側面よりも幅広である。なお、本実施形態の電池ケース10は、高さ方向の寸法が幅方向の寸法よりも大きい。
電池ケース10は、図2に示すように、前記一対の幅広の側面のうち一方の面が開口した箱状の外装缶11と、該外装缶11の開口11aを覆う平板状の蓋板12とを備える。
外装缶11には、電池ケース10における前記一対の幅広の側面のうち一方の側面に、開口11aが形成されている。蓋板12は、開口11aを覆って電池ケース10の前記一方の側面を構成するように、外装缶11に固定される。外装缶11及び蓋板12は、詳しくは後述するが、蓋板12の外周側が外装缶11の開口11aの周縁部11fに例えばシーム溶接によって接合されている。電池ケース10における前記一対の幅広の側面のうち他方の側面は、外装缶11の側面の一つによって構成される。なお、図1において、電池ケース10における前記一対の幅広の側面のうち他方の側面(以下、外装缶11の幅広面という)を、符号11bで示す。
図1に示すように、外装缶11の幅広面11bには、密閉型電池1の高さ方向の一方に、端子取付面11cが設けられている。この端子取付面11cは、図3及び図4にも示すように、幅広面11bの他の部分に比べて開口11aにより近い位置に位置づけられるように、段状に形成されている。詳しくは、端子取付面11cは、後述する各端子を配置した状態で、それらの端子が幅広面11bの他の部分よりも密閉型電池1の厚み方向に突出しないように、該幅広面11bの他の部分に比べて外装缶11の開口11a側にオフセットしている。よって、端子取付面11cにおける外装缶11の厚みは、幅広面11bの他の部分における外装缶11の厚みよりも小さい。なお、幅広面11bにおける前記他の部分は、電極体30を覆っている。
図1に示すように、端子取付面11cには、正極端子21及び負極端子22が配置されている。詳しくは後述するが、正極端子21は、電池ケース10に電気的に接続されている。一方、負極端子22は、後述するように、押さえ板25及び負極リードタブ28を介して電極体30の負極に電気的に接続されている(図3参照)。また、後述するように、負極端子22は、絶縁体24及び絶縁板26によって、電池ケース10に対して電気的に絶縁されている(図3参照)。
正極端子21は、図1に示すように、端子取付面11cを正面に見て、該端子取付面11cの左側に配置されている。負極端子22は、端子取付面11cを正面に見て、該端子取付面11cの右側に配置されている。すなわち、正極端子21及び負極端子22は、端子取付面11cに左右に並んで配置されている。
端子取付面11c上には、負極端子22を囲むように絶縁体23が配置されている。このように絶縁体23を設けることにより、負極端子22と正極端子21との間、及び、負極端子22と外装缶11との間で、それぞれ短絡が生じるのを防止することができる。
正極端子21及び負極端子22を含む、密閉型電池1の内部構造を、図3及び図4を用いて以下で詳細に説明する。図3は、図1におけるIII−III線断面図である。図4は、図1におけるIV−IV線断面図である。
図3に示すように、正極端子21は、外装缶11の端子取付面11cに形成された貫通穴11dを塞ぐ栓部21aと、該栓部21aの基端側が接続された平板部21bとを有する。栓部21aは、平板部21bを平面で見て、該平板部21bの中央部分に形成されている。これにより、正極端子21は、図3に示すように、全体として断面T字状に形成されている。
正極端子21の平面部21bは、2枚の平板状の部材を重ね合わせた状態で圧接することにより形成される。すなわち、正極端子21は、いわゆるクラッド材によって構成される。平面部21bを構成する2枚の平板状の部材のうち、端子取付面11c側に位置する部材には、上述の栓部21aが一体形成されている。すなわち、正極端子21は、平板状の部材と断面T字状の部材とがそれらの平面同士で圧接された部材である。
なお、正極端子21において、栓部21aを有する部材を外装缶11と同様の材料(例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金)によって構成し、その上に配置される平板状の部材をリード線(図示省略)と同様の材料(例えばニッケルまたはニッケル合金)によって構成するのが好ましい。これにより、外装缶11との接合強度が高く、且つ、リード線との接合強度も高い正極端子21が得られる。したがって、正極端子21に対する外装缶11及びリード線の接合強度を向上することができる。
正極端子21は、栓部21aが外装缶11の端子取付面11cに形成された貫通穴11dに挿入された状態で固定される。すなわち、栓部21aが端子取付面11cの貫通穴11dに圧入された状態で、平板部21bの外周側が端子取付面11cに溶接によって接合される。
なお、外装缶11の端子取付面11cに形成された貫通穴11dは、電池ケース10内に電解液を注入するための注入口として機能する。上述のように、正極端子21の栓部21aによって貫通穴11dを塞ぐことにより、電池ケース10の内部から電解液が漏れ出るのを防止できる。
図2及び図3に示すように、外装缶11の内面には、一端側が電極体30の正極に接続された正極リードタブ27の他端側が接続されている。これにより、正極端子21は、外装缶11及び正極リードタブ27を介して電極体30の正極に電気的に接続されている。
負極端子22は、例えば銅からなる部材であり、平板状の平面部22aと、円柱状の軸部22bとを有する。軸部22bは、平面部22aを平面で見て、該平面部22aの中央部分に形成されている。これにより、負極端子22も、正極端子21と同様、全体として断面T字状に形成されている。なお、負極端子22において、軸部22bは、平面部22aと一体形成されている。
負極端子22の軸部22bは、円筒状の絶縁体24とともに、外装缶11の端子取付面11cに形成された貫通穴11eを貫通している。詳しくは、軸部22bは、絶縁体24内に挿入された状態で、該絶縁体24とともに、外装缶11の端子取付面11cの貫通穴11e内に挿入されている。また、軸部22bは、その先端側が押さえ板25を貫通した状態で潰されることにより、該押さえ板25に固定されている。
なお、押さえ板25と外装缶11の内面との間には、絶縁板26が配置されている。この絶縁板26は、負極端子22に電気的に接続された押さえ板25と、正極端子21に電気的に接続された外装缶11とを電気的に絶縁する。負極端子22の軸部22b及び円筒状の絶縁体24は、絶縁板26を貫通している。これにより、外装缶11の貫通穴11eは、その周縁部分が絶縁体24及び絶縁板26によって覆われる。よって、外装缶11と、負極端子22及び押さえ板25との間で短絡が生じるのを防止できる。
押さえ板25には、一端側が電極体30の負極に接続された負極リードタブ28の他端側が接続されている。これにより、負極端子22は、押さえ板25及び負極リードタブ28を介して電極体30の負極に電気的に接続されている。
正極電極は、帯状の正極集電体の片面または両面に正極合剤層が形成されたものである。正極集電体は、例えば、アルミニウムまたはチタン等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成されている。
正極合剤層は、正極活物質と、導電助剤と、バインダとを混合して形成されている。正極活物質として、マンガン酸リチウム、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、酸化バナジウム、または酸化モリブデン等を用いることができる。導電助剤として、黒鉛、カーボンブラック、またはアセチレンブラック等を用いることができる。バインダとして、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、およびポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を、単独または混合して用いることができる。
負極電極は、帯状の負極集電体の片面または両面に負極合剤層が形成されたものである。負極集電体は、例えば、銅、ニッケル、またはステンレス等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成されている。
負極合剤層は、負極活物質と、バインダとを混合して形成されている。負極活物質として、天然黒鉛、メソフェーズカーボン、または非晶質カーボン等を用いることができる。バインダとして、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等のセルロース、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリルゴム等のゴムバインダ、PTFE、ならびにPVDF等を、単独または混合して用いることができる。
セパレータは、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、またはポリフェニルサルフィド(PPS)等の、多孔性フィルムまたは不織布によって形成されている。
電解液は、有機溶媒にリチウム塩を溶解させた溶液である。有機溶媒として、ビニレンカーボネート(VC)、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、またはγ‐ブチロラクトン等を、単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。リチウム塩として、LiPF、LiBF、またはLiN(CFSO等を用いることができる。
なお、正極電極、負極電極、セパレータ及び電解液は、上述の構成に限らず、密閉型電池1を実現可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。
(外装缶と蓋板との接合構造)
次に、上述のような構成を有する密閉型電池1において、外装缶11と蓋板12との接合構造について、図5及び図6を用いて詳細に説明する。図5は、図2におけるV−V線断面図である。図6は、外装缶11と蓋板12とをレーザー光を用いて溶接する様子を模式的に示す図である。なお、図6以外の各図では、外装缶11と蓋板12との溶接部の記載を省略している。
図5及び図6に示す構造は、密閉型電池1の外装缶11と蓋板12との溶接部分の全範囲に適用してもよいし、該溶接部分の一部に適用してもよい。また、図5及び図6に示す構造は、図2に示すV−V線以外の電池ケース10の断面に適用してもよい。
図5に示すように、蓋板12は、中央部分に比べて、外装缶11の開口11aの周縁部11fと溶接される外周縁部12aの厚みが大きい。すなわち、蓋板12において電池ケース10の内方側に位置する面には、外周縁部12aよりも中央側に凹部12bが形成されている。
凹部12bは、蓋板12を平面で見て、該蓋板12と同様、矩形状に形成されていてもよいし、楕円形や円形状に形成されていてもよい。また、凹部12bは、蓋板12の外周縁部12aよりも中央側部分全体に形成されていてもよいし、電極体30を覆う部分のみに形成されていてもよい。すなわち、蓋板12には、外周縁部12aの厚みが該外周縁部12aよりも中央側の部分の厚みに比べて大きくなるように凹部12bが形成されていてもよいし、外周縁部12aの厚みが電極体30を覆う部分の厚みに比べて大きくなるように凹部12bが形成されていてもよい。
外装缶11の開口11aの周縁部11fには、該外装缶11の内方側に切り欠き部11gが形成されている。この切り欠き部11gを周縁部11fに設けることにより、該周縁部11fを構成する壁の厚みが他の部分に比べて薄い。蓋板12は、外周縁部12aが外装缶11の切り欠き部11gに位置するような大きさに形成されている。
上述のような構成を有する蓋板12及び外装缶11を、図6に示すように、レーザー光を用いて部分的に溶融させる。これにより、蓋板12と外装缶11とを接合する。詳しくは、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの境界部分にレーザー光を照射する(白抜き矢印参照)。これにより、当該境界部分に溶融部分が形成され、蓋板12の溶融部分と外装缶11の溶融部分とが固まることにより、溶接部13が形成される。この溶接部13は、図6に示すように、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの境界部分に、溶接深さが深くなるほど幅が狭くなる断面先細り形状に形成される。
蓋板12の外周縁部12aの厚みは、溶接部13の溶け込み深さ(図6におけるD)よりも大きい。これにより、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを溶接した際に、蓋板12の外周縁部12aに穴が開いたり、穴が開かないようなレーザー光の強度で溶接して溶接強度が低下したりするのを防止できる。
なお、蓋板12の外周縁部12aは、外装缶11の開口11aを覆うように該蓋板12を配置した状態で、該外装缶11内の空間に突出するように、蓋板12の外周端から中央側に向かって所定の範囲に形成されている。
これにより、蓋板12の外周縁部12aに、十分な溶融部分を確保できる。よって、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの溶接強度を確保することができる。
蓋板12において、凹部12bの外周側には、外周縁部12aに向かって徐々に厚みが大きくなるように、傾斜部12c(テーパ部)が形成されている。この傾斜部12cを設けることにより、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを溶接する際に、該蓋板12の中央部分への伝熱を抑制できるとともに、該蓋板12の外周縁部12aに十分な溶融領域を確保できる。よって、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを溶接する際に、該外周縁部12aを十分に溶融させることができる。したがって、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの溶接強度を向上することができる。
本実施形態では、蓋板12の外周縁部12aの厚みを、電極体30を覆う部分の厚みよりも大きくすることで、密閉型電池1をできるだけ小型化しつつ、蓋板12の外周縁部12aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを溶接する際に、穴が開いたり溶接強度が低下したりするのを防止できる。すなわち、上述の構成により、密閉型電池1の小型化と溶接強度の確保との両立を図れる。
しかも、蓋板12における電池ケース10の内方側に位置する面に凹部12bを設けることにより、電極体30の収納スペースを確保することができ、電池容量を確保できる。
また、上述のように、蓋板12の外周縁部12aの厚みを、電極体30を覆う部分の厚みに比べて大きくすることで、蓋板12の剛性を向上させることができる。これにより、外装缶11の開口11aに蓋板12を配置する際に、該蓋板12の浮き上がり等を抑制することができる。したがって、外装缶11に対して蓋板12を溶接する際の熱伝導が向上するため、該蓋板12を外装缶11に対して容易に溶接することができる。
<実施形態2>
図7に、本発明の実施形態2に係る密閉型電池100の蓋板112と外装缶11との接合構造を示す。この実施形態では、蓋板112の外周縁部112aの構成が、実施形態1の構成とは異なる。以下の説明において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる構成についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態でも、実施形態1と同様、蓋板112の外周縁部112aは中央部分に比べて厚い。本実施形態では、外周縁部112aの電池ケース外方側に位置する面に、断面矩形状の溝112dが形成されている。
上述のような溝112dを蓋板112の外周縁部112aに設けることにより、該蓋板112の外周縁部112aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを溶接する際に、熱が蓋板112の中央側に拡散するのを防止できる。これにより、蓋板112の外周縁部112aにおける溝112dよりも外周側の部分が、溶接時の熱によって十分に溶融する。したがって、外装缶11と蓋板112との溶接強度を向上することができる。
しかも、上述のように、蓋板112の表面に溝112dを設けて該蓋板112の溝112dよりも外周側の部分を外装缶11の開口11aの周縁部11fと溶接することにより、溶接時に溶融した部分が蓋板112の内周側に引っ張られるのを防止できる。すなわち、蓋板112には、溶接部よりも内周側に溝112dが設けられているため、当該溶接部が溶融した状態から硬化する際に、蓋板112の内周側から引っ張り力を受けるのを防止できる。これにより、溶接時に溶融した部分が硬化する際に、外装缶11と蓋板112との合わせ部分でクラックが生じるのを防止できる。
なお、図7において、符号112bは凹部であり、符号112cは傾斜部である。
本実施形態では、蓋板112の外周縁部112aに設ける溝112dの形状を断面矩形状としているが、この限りではなく、他の断面形状であってもよい。
<実施形態3>
図8に、本発明の実施形態3に係る密閉型電池200の蓋板212と外装缶11との接合構造を示す。この実施形態では、蓋板212の外周縁部212aの構成が、実施形態1の構成とは異なる。以下の説明において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる構成についてのみ説明する。
図8に示すように、蓋板212の外周側に、中央部分よりも厚みが大きい外周縁部211aが形成されている。外周縁部212aには、電池ケース10の内方側に位置する面の外周端に切り欠き部212dが形成されている。この切り欠き部212dは、蓋板212が外装缶11の開口11aに配置された状態で、該開口11aの周縁部11fに形成された切り欠き部11fと接触する。このとき、外周縁部212aにおいて切り欠き部212dよりも蓋板212の中央側の部分が、外装缶11の内方に位置づけられる。
これにより、蓋板212の外周縁部212aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとを、溶接時の熱によって十分に溶融させることができる。しかも、蓋板212の外周縁部212aにおいて切り欠き部212dよりも蓋板212の中央側の部分が外装缶11の内方に位置づけられることにより、蓋板212の溶接部近傍の肉厚を十分に確保できる。これにより、溶接時に蓋板212が溶融して穴が開いたり溶接強度が低下したりするのを防止できる。
なお、図8において、符号212bは凹部であり、符号212cは傾斜部である。
<実施形態4>
図9に、本発明の実施形態4に係る密閉型電池300の蓋板312と外装缶11との接合構造を示す。この実施形態では、蓋板312の構成が、実施形態1の構成とは異なる。以下の説明において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
図9に示すように、蓋板312には、外周縁部312aが中央部分よりも肉厚になるように、電池ケース10の内方側に位置する面に凹部312bが形成されている。凹部312bは、外周縁部312aから中央部分に向かって徐々に蓋板312の厚みが小さくなるように蓋板312に形成されている。これにより、蓋板312の電池ケース10の内方側に位置する面はすり鉢状に形成されている。
上述の構成により、蓋板312の厚みを小さくしつつ、該蓋板312の外周縁部312aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの溶接強度を確保することができる。
なお、図10に示すように、実施形態2と同様、蓋板412の外周縁部412aにおいて電池ケース10の外方側に位置する面に、溝412cを設けても良い。これにより、実施形態2の構成と同様、蓋板412の外周縁部412aと外装缶11の開口11aの周縁部11fとの溶接強度を向上することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、電池ケース10の側面のうち幅広の側面に開口11aを設けて、該開口11aを蓋板12,112,212,312,412によって覆っている。しかしながら、電池ケース10の幅広の側面以外の面(例えば上面、底面、他の側面)に開口を設けて、該開口を蓋板によって覆ってもよい。そして、その開口の周縁部と蓋板の外周縁部との接合構造に、前記各実施形態の構成を適用してもよい。
前記各実施形態では、蓋板12,112,212,312,412は、外周縁部12a、112a,212a,312a,412aの厚みが、該外周縁部12a、112a,212a,312a,412aよりも中央側の部分の厚みに比べて大きくなるように形成されている。しかしながら、蓋板の外周縁部の厚みが、電極体30を覆う部分よりも大きければ、蓋板の構成はどのような構成であってもよい。
前記各実施形態では、密閉型電池1の電池ケース10は、直方体である。しかしながら、電池ケースの形状は、他の形状であってもよい。
前記各実施形態では、密閉型電池1は二次電池である。しかしながら、密閉型電池は、一次電池であってもよい。
本発明は、外装缶の開口の周縁部に蓋板が溶接によって接合された電池ケースを有する密閉型電池に利用可能である。
1、100、200、300、400 密閉型電池
10 電池ケース
10a 開口
11 外装缶
11b 幅広面
11f 周縁部
12、112、212、312、412 蓋板
12a、112a、212a、312a、412a 外周縁部
12b、112b、212b、312b、412b 凹部
12c、112c、212c、312c、412c 傾斜部(テーパ部)
13 溶接部分
30 電極体
112d、412c 溝

Claims (8)

  1. 内部に電極体及び電解液が封入された電池ケースを備えた密閉型電池であって、
    前記電池ケースは、
    開口を有する箱状の外装缶と、
    前記開口を覆った状態で、該開口の周縁部と溶接される蓋板とを備え、
    前記蓋板は、前記周縁部と溶接される外周縁部の厚みが、前記電極体を覆う部分の厚みに比べて大きい、密閉型電池。
  2. 請求項1に記載の密閉型電池において、
    前記蓋板は、前記外周縁部の厚みが、該外周縁部よりも中央側の部分の厚みに比べて大きい、密閉型電池。
  3. 請求項1または2に記載の密閉型電池において、
    前記蓋板の前記外周縁部の厚みは、前記外装缶との溶接部における溶け込み深さよりも大きい、密閉型電池。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の密閉型電池において、
    前記蓋板は、前記外周縁部の厚みが前記電極体を覆う部分の厚みに比べて大きくなるように、前記電池ケースの内方側に位置する面に凹部が形成されている、密閉型電池。
  5. 請求項4に記載の密閉型電池において、
    前記蓋板には、前記電池ケースの内方側に位置する面で、且つ、前記外周縁部と該外周縁部よりも中央側の部分との間に、該外周縁部に向かうほど蓋板の厚みが大きくなるようなテーパ部が形成されている、密閉型電池。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の密閉型電池において、
    前記電池ケースは、対向する一対の面が他の面に比べて幅広に形成された扁平形状を有し、
    前記開口は、前記電池ケースにおける前記一対の面のうち一方の面に形成されていて、
    前記蓋板は、前記電池ケースの前記一方の面を構成するように前記外装缶に溶接によって固定されている、密閉型電池。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の密閉型電池において、
    前記蓋板の前記外周縁部には、前記電池ケースの外方側に位置する面に溝が形成されていて、
    前記蓋板は、前記溝よりも外周側の部分が前記周縁部と溶接されている、密閉型電池。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の密閉型電池において、
    前記外装缶と前記蓋板とは、レーザー光によって溶接される、密閉型電池。
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