JP2015176319A - 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015176319A
JP2015176319A JP2014052034A JP2014052034A JP2015176319A JP 2015176319 A JP2015176319 A JP 2015176319A JP 2014052034 A JP2014052034 A JP 2014052034A JP 2014052034 A JP2014052034 A JP 2014052034A JP 2015176319 A JP2015176319 A JP 2015176319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication unit
unit
controller
communication
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014052034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6349805B2 (ja
Inventor
誠 奥野
Makoto Okuno
誠 奥野
悠司 鈴木
Yuji Suzuki
悠司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2014052034A priority Critical patent/JP6349805B2/ja
Publication of JP2015176319A publication Critical patent/JP2015176319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349805B2 publication Critical patent/JP6349805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

【課題】制御システムにおいて、マスタ装置に対してスレーブ装置となるリモートIOターミナルの立ち上げ、保守、メンテナンスを容易にする技術を提供する。【解決手段】マスタ装置となるCPUユニットに対し、通信カプラおよびIOユニットからなるリモートIOターミナルはスレーブ装置となる。通信カプラは、リモートIOターミナルにおいてマスタ装置となる通信ユニットである。通信カプラは、CPUユニットと接続されている。通信カプラは、サポートソフトウェアが動作するPLCサポート装置と接続される。PLCサポート装置は、CPUユニットがリモートIOターミナルとのIOリフレッシュを開始するか停止するかを、通信カプラを経由してCPUユニットへ送信する。CPUユニットは、ネットワークを介して通信カプラからCPUユニットがリモートIOターミナルのIOリフレッシュを有効にするか否かの指示を受けて動作する。【選択図】図6

Description

本発明は、機械や設備などの動作を制御するために用いられる制御システムにおけるデータ伝送に関する。
多くの生産現場で使用される機械や設備は、典型的には、プログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller;以下「PLC」とも称す)などからなる制御システムによって制御される。このような制御システムにおいて、PLCは、CPUユニットと、外部のスイッチやセンサからの信号入力および外部のリレーやアクチュエータへの信号出力を担当するIO(Input Output)ユニットとを含む。また、PLCは、ネットワークにより、複数のリモートIOターミナルと接続される。各リモートIOターミナルは、通信カプラと、複数のIOユニットとを含む。
上記のような制御システムとして、特許文献1には、PLC本体と、当該PLC本体とシリアルIF(Interface)で接続された複数のリモートスレーブとを備えるシステム(PLCのリモートIOシステム)が開示されている。PLC本体は、マスタユニットと、複数のIOユニットと、CPUユニットとを含む。マスタユニットと、複数のIOユニットと、CPUユニットとは、互いに、パラレルIFで通信可能に接続されている。各リモートスレーブには、スイッチ、センサ、リレー、バルブ等が接続される。
当該PLC本体のマスタユニットには、リモートスレーブが接続されているか否かを示す加入フラグが設定されている。当該加入フラグは、ユーザプログラムの実行によりアクセス可能なチャネルアドレス(スレーブ加入状態設定エリア)に記憶される。当該構成により、特許文献2のシステムは、リモートスレーブの加入状態等を示す登録および実I/Oテーブルの作成をすることなく、電源オン後、入力初期値が反映された後にユーザプログラムの実行を可能としている。
制御システムにおいて、CPUユニットはマスタ装置として動作し、少なくとも1つの通信カプラと信号を入出力する。マスタ装置として動作するCPUユニットに対し、リモートIOターミナルに含まれる通信カプラはスレーブ装置となるが、通信カプラは、通信カプラに接続されるIOユニットに対してマスタ装置として機能する。このような制御システムでは、ネットワークの設定をするため、PC(Personal Computer)などの情報処理装置をCPUユニット、通信カプラ等のマスタ装置にUSB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェイスにより接続し、情報処理装置で動作するサポートソフトウェアから各種設定をすることができる。例えば、CPUユニットにPCを接続し、PCで動作するサポートソフトウェア上で、CPUユニットと通信カプラとのIOリフレッシュ通信を動的に停止または開始することができる。
特開平9−128020号公報
CPUユニットと例えばフィールドネットワーク等により接続される通信カプラに、PCをUSB等で直接接続し、通信カプラに接続されたIOユニットとのデータの入出力を確認するIOチェックをしたいことがある。通信カプラと、マスタ装置となるCPUユニットとのI/Oリフレッシュが機能している場合は、安全性等の観点からI/Oリフレッシュを停止して、通信カプラのIOチェックをし、IOチェックの完了後は、再び通信カプラと、マスタ装置となるCPUユニットとのI/Oリフレッシュを有効にすることが望ましい。そのため、通常、通信カプラと、マスタ装置となるCPUユニットとのI/Oリフレッシュを停止するため、まずPC等をマスタ装置であるCPUユニット(またはCPUユニットを管理するコントローラ)に接続する必要がある。そのため、通信カプラのIOチェックを行うため、PC等の情報処理装置の接続先を、都度、変更する必要があり、スレーブ装置となるリモートIOターミナルの立ち上げ、保守、メンテナンス等が煩雑となるおそれがある。特に、マスタ装置とスレーブ装置とは、物理的に距離を離して配置される場合もあり、通信カプラのIOチェックのために、操作者がマスタ装置と通信カプラとの間を往復することも必要となる。また、マスタ装置とスレーブ装置との接続を物理的に遮断することも可能であるが、この場合、マスタ装置に接続される他のスレーブ装置までIOリフレッシュが停止するおそれがある、マスタ装置がエラーを検知する、そのエラーの履歴が残る等の問題もある。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、制御システムにおいて、マスタ装置に対してスレーブ装置となるリモートIOターミナルの立ち上げ、保守、メンテナンスを容易にする技術を提供することにある。
一実施の形態に従うと、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニットが提供される。通信ユニットは、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信可能に接続されている。コントローラは、ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号をネットワークを介して受け付けている。通信ユニットは、コントローラとネットワークを介して通信する通信部と、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、受付部により入力操作を受け付けた指示を示す信号を、ネットワークを介して通信部によりコントローラへ送信する制御部とを含む。
好ましくは、通信ユニットは、外部の情報処理装置の接続を受け付けるための通信インターフェイスを備えており、受付部が指示の入力を受け付けることには、通信インターフェイスにより接続される外部の情報処理装置が、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの入力操作を受け付けて、受け付けた入力操作に応じた信号を通信ユニットへ送信し、当該送信された信号を通信ユニットが受信することが含まれ、制御部は、接続される外部の情報処理装置が受け付けた入力操作に応じた信号を、指示を示す信号としてコントローラへ送信する。
好ましくは、受付部は、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示を、オンまたはオフの切り替えにより受け付ける切替部材であり、制御部は、切替部材により受け付けた入力操作に応じた信号を、コントローラへ送信する。
好ましくは、コントローラは、プログラムを周期的またはイベント的に実行することにより、管理対象の通信ユニットと、イベント的なデータの入出力処理と、周期的なデータの入出力処理とを行うものであり、通信ユニットは、周期に従って、コントローラとのデータの入出力処理を行い、イベント的なデータの入出力処理により、受付部で受け付けた指示に応じた信号をコントローラへ送信する。
好ましくは、通信ユニットは、コントローラの演算ユニットとフィールドネットワークを介して接続される通信カプラである。
一実施の形態に従うと、ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号をネットワークを介して受け付けているコントローラが提供される。コントローラは、管理対象の通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させている。通信ユニットは、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続され、コントローラとネットワークを介して通信する通信部と、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、受付部により入力操作を受け付けた指示を示す信号を、ネットワークを介して通信部によりコントローラへ送信する制御部とを含む。コントローラは、通信ユニットから、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、ネットワークを介して受信する受信部と、信号に応じて、ユニット編成情報を更新して通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを制御する入出力制御部とを備える。
一実施の形態に従うと、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニット、および、ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの信号をネットワークを介して受け付けるコントローラからなる制御システムが提供される。コントローラは、管理対象の通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させている。通信ユニットは、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信する通信部と、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、受付部により入力操作を受け付けた指示を示す信号を、ネットワークを介して通信部によりコントローラへ送信する制御部とを含む。コントローラは、通信ユニットから、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、ネットワークを介して受信する受信部と、信号に応じて、ユニット編成情報を更新して通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを制御する入出力制御部とを含む。
一実施の形態に従うと、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニット、および、ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの信号をネットワークを介して受け付けるコントローラからなる制御システムにおけるデータの入出力処理の制御方法が提供される。コントローラは、管理対象の通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させている。通信ユニットは、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信する通信部を備えている。制御方法は、通信ユニットが、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付けるステップと、通信ユニットが、入力操作を受け付けた指示を示す信号を、ネットワークを介して通信部によりコントローラへ送信するステップと、コントローラが、通信ユニットから、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、ネットワークを介して受信するステップと、コントローラが、信号に応じて、ユニット編成情報を更新して通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを制御するステップとを含む。
一実施の形態に従うと、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニットの動作を制御するためのプログラムであって、
通信ユニットは、プロセッサと、メモリとを備え、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信する通信部を備える。コントローラは、ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号をネットワークを介して受け付けている。プログラムは、プロセッサに、コントローラが通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付けるステップと、受け付けるステップによる入力操作を受け付けた指示を示す信号を、ネットワークを介して通信部によりコントローラへ送信するステップとを実行させる。
本発明によれば、通信カプラ等の通信ユニットから、ネットワークを介して通信ユニットを管理するコントローラに対し、データの入出力処理を有効にするか否かを指示することができるため、制御システムにおけるスレーブ装置の立ち上げ、保守、メンテナンスを容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係るPLCシステムの概略構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るリモートIOターミナル5の接続構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るリモートIOターミナル5を構成する通信カプラ52のハードウェア構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るCPUユニット13、通信カプラ52に接続して用いられるPLCサポート装置8のハードウェア構成を示す模式図である。 CPUユニット13に格納される、IOユニット編成情報320のデータ構造を示す図である。 通信カプラ52にPLCサポート装置8を接続し、通信カプラ52からCPUユニット13に対し、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを停止させる処理を示すフローチャートである。 通信カプラ52にPLCサポート装置8を接続し、通信カプラ52からCPUユニット13に対し、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを開始させる処理を示すフローチャートである。 通信カプラ52のIOリフレッシュの設定をPLCサポート装置8で設定するためのユーザインターフェイスの例を説明するための図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<A.PLCシステムの全体構成>
本実施の形態に係るPLC(Programmable Logic Controller)は、例えば、生産設備等における機械等を制御するものであり、スイッチ、センサ、リレー等の動作を制御する。PLCは、例えば、モータの運動を制御するためのモーション制御機能を有する。まず、図1を参照して、本実施の形態に係るPLC1のシステム構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るPLCシステムの概略構成を示す模式図である。図1を参照して、PLCシステムSYSは、PLC1と、PLC1とフィールドネットワーク2を介して接続されるサーボモータドライバ3およびリモートIOターミナル5と、フィールド機器である検出スイッチ6およびリレー7とを含む。また、PLC1やリモートIOターミナル5には、接続ケーブル10などを介してPLCサポート装置8が接続される。
メイン装置であるPLC1は、主たる演算処理を実行するCPUユニット13と、1つ以上のIOユニット14と、特殊ユニット15とを含む。これらのユニットは、PLCシステムバス11を介して、データを互いに遣り取りできるように構成される。また、これらのユニットには、電源ユニット12によって適切な電圧の電源が供給される。
IOユニット14は、一般的な入出力処理に関するユニットであり、オン/オフといった2値化されたデータの入出力を司る。すなわち、IOユニット14は、検出スイッチ6などのセンサが何らかの対象物を検出している状態(オン)および何らの対象物も検出していない状態(オフ)のいずれであるかという情報を収集する。また、IOユニット14は、リレー7やアクチュエータといった出力先に対して、活性化するための指令(オン)および不活性化するための指令(オフ)のいずれかを出力する。
特殊ユニット15は、アナログデータの入出力、温度制御、特定の通信方式による通信といった、IOユニット14ではサポートしない機能を有する。
フィールドネットワーク2は、CPUユニット13と遣り取りされる各種データを伝送する。フィールドネットワーク2としては、典型的には、各種の産業用のイーサネット(登録商標)を用いることができる。
なお、図1には、PLCシステムバス11およびフィールドネットワーク2の両方を有するPLCシステムSYSを例示するが、一方のみを搭載するシステム構成を採用することもできる。たとえば、フィールドネットワーク2ですべてのユニットを接続してもよい。あるいは、フィールドネットワーク2を使用せずに、サーボモータドライバ3をPLCシステムバス11に直接接続してもよい。さらに、フィールドネットワーク2の通信ユニットをPLCシステムバス11に接続し、CPUユニット13から当該通信ユニット経由で、フィールドネットワーク2に接続された機器との間の通信を行なうようにしてもよい。
サーボモータドライバ3は、フィールドネットワーク2を介してCPUユニット13と接続されるとともに、CPUユニット13からの指令値に従ってサーボモータ4を駆動する。より具体的には、サーボモータドライバ3は、PLC1から一定周期で、位置指令値、速度指令値、トルク指令値といった指令値を受ける。また、サーボモータドライバ3は、サーボモータ4の軸に接続されている位置センサ(ロータリーエンコーダ)やトルクセンサといった検出器から、位置、速度(典型的には、今回位置と前回位置との差から算出される)、トルクといったサーボモータ4の動作に係る実測値を取得する。そして、サーボモータドライバ3は、CPUユニット13からの指令値を目標値に設定し、実測値をフィードバック値として、フィードバック制御を行なう。すなわち、サーボモータドライバ3は、実測値が目標値に近づくようにサーボモータ4を駆動するための電流を調整する。なお、サーボモータドライバ3は、サーボモータアンプと称されることもある。
また、図1には、サーボモータ4とサーボモータドライバ3とを組み合わせたシステム例を示すが、その他の構成、たとえば、パルスモータとパルスモータドライバとを組み合わせたシステムを採用することもできる。
図1に示すPLCシステムSYSのフィールドネットワーク2には、さらに、リモートIOターミナル5が接続されている。リモートIOターミナル5は、基本的には、IOユニット14と同様に、一般的な入出力処理に関する処理を行なう。より具体的には、リモートIOターミナル5は、フィールドネットワーク2でのデータ伝送に係る処理を行なうための通信カプラ52と、1つ以上のIOユニット53とを含む。これらのユニットは、以下に説明するように、システムバス(内部バス)であるリモートIOターミナルバス51を介して、データを互いに遣り取りできるように構成される。
通信カプラ52は、主として、IOユニット53の動作(IOデータの更新タイミングなど)を制御するとともに、PLC1との間のデータ伝送を制御する。通信カプラ52は、PLC1のCPUユニット13とフィールドネットワーク2を介して接続されている。通信カプラ52の詳細については、後述する。
IOユニット53は、外部のスイッチやセンサからの信号入力および外部のリレーやアクチュエータへの信号出力を担当する。また、IOユニット53は、通信カプラ52とリモートIOターミナルバス51を介してデータ伝送する機能に加えて、一般的な入出力処理の機能を有する。典型的には、IOユニット53は、オン/オフといった2値化されたデータを入力/出力する。例えば、IOユニット53は、検出センサから、何らかの対象物を検出している状態(オン)および何らの対象物も検出していない状態(オフ)のいずれであるかという情報を収集する。また、IOユニット53は、リレーやアクチュエータといった出力先に対して、アクティブ化(活性化)するための指令(オン)および非アクティブ化(非活性化)するための指令(オフ)のいずれかを与える。
なお、リモートIOターミナル5は、通信カプラ52および1つ以上のIOユニット53以外にも、通信カプラのスレーブ装置としての他の種別のユニット(特殊ユニット、モーションユニット、通信用のユニット)を備えていてもよい。ただし、以下では、説明の便宜上、リモートIOターミナル5が、通信カプラ52と1つ以上のIOユニット53とを含み、上記他の種別のユニットを含まないものとして説明する。
<B.処理の概要>
通信ユニットである通信カプラ52は、リモートIOターミナル5においてマスタ装置として機能し、予め定められた設定情報に基づいて動作するIOユニット53とリモートIOターミナルバス51によって通信可能に接続されている。通信カプラ52は、各IOユニット53用の設定情報を格納する。通信カプラ52は、システムプログラムをさらに格納しており、当該システムプログラムを実行することにより、各設定情報を対応するIOユニット53に送信する。なお、各設定情報は、各IOユニット53の設定値を記述したものである。通信カプラ52は、複数のIOユニット53からなるシステムの構成を表したユニット構成情報(図示せず)を少なくとも格納する。
また、通信ユニットである通信カプラ52は、PLC1のCPUユニット13と、フィールドネットワーク2により接続される。PLC1は、フィールドネットワーク2を介して、少なくとも1つのリモートIOターミナル5を管理し、これらリモートIOターミナル5とのデータの入出力処理を制御する。
通信カプラ52は、PLC1とのデータの入出力処理を有効にするか否かをフラグとして保持する。また、通信カプラ52は、PLCサポート装置10と直接接続することができ、PLCサポート装置10で動作するサポートソフトウェアにより、PLCサポート装置10から、PLC1とのデータの入出力処理を有効にするか否かの入力操作を受け付けてフラグを更新する。通信カプラ52は、PLC1とのデータの入出力処理を有効にするか否かの入力操作に応じて、PLC1のCPUユニット13へ信号を送信する。CPUユニット13は、通信カプラ52から、データの入出力処理を有効にするか否かの信号を受け付けて、スレーブ装置となるリモートIOターミナル5とのデータの入出力処理(例えば、IOリフレッシュ)を制御する。
以下では、以上のような処理を実現するためのPLCシステムSYSの具体的構成について説明する。さらに、以下では、上記の処理以外の処理についても適宜説明する。
<C.リモートIOターミナル5のハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係るPLCシステムSYSの一部を構成する制御装置であるリモートIOターミナル5のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るリモートIOターミナル5の接続構成を示す模式図である。
<c1.接続構成>
図2を参照して、リモートIOターミナル5では、通信カプラ52および1つ以上のIOユニット53−1,53−2,53−3(以下「IOユニット53」と総称する場合もある。)が通信ラインであるリモートIOターミナルバス51(ダウンリンク511およびアップリンク512)を介して互いにデータ伝送可能になっている。すなわち、リモートIOターミナル5は、通信ラインを介して接続される複数のユニット(通信カプラ52およびIOユニット53)を含む。
一例として、ダウンリンク511およびアップリンク512では、シリアル通信が採用されており、対象のデータは、時系列に一列に並べられた形で伝送する。より具体的には、ダウンリンク511では、マスター制御部として機能する通信カプラ52からスレーブ制御部として機能するIOユニット53へ向けて、ダウンリンク511を介して一方向にデータが送信される。一方、アップリンク512では、いずれかのIOユニット53から通信カプラ52へ向けて、アップリンク512を介して一方向にデータが送信される。
本実施の形態においては、データは、ヘッダ情報を含むフレームとして送信される。各フレームは、1または複数のブロックから構成される。ヘッダ情報は、当該フレーム内のデータの優先度を示す情報を含む。また、ヘッダ情報は、当該フレームの長さに関する情報を含む。フレームの構造などの詳細については後述する。
IOユニット53の各々は、ダウンリンク511またはアップリンク512を伝送するフレームを受信すると、そのフレームからデータを復号して必要な処理を実行する。そして、IOユニット53の各々は、フレームを再生成した上で、次段のIOユニット53へ再送信(フォワード)する。
データを含むフレームのこのような順次転送を実現するために、各IOユニット53は、ダウンリンク511に関して、受信部(以下「RX」とも記す。)210aおよび送信部(以下「TX」とも記す。)210bを含むとともに、アップリンク512に関して、受信部220aおよび送信部220bを含む。受信部210aおよび220aは、通信ラインであるリモートIOターミナルバス51を介して他のユニットからフレームとして送信されるデータを受信する。送信部210bおよび220bは、通信ラインであるリモートIOターミナルバス51を介して他のユニットへフレームとしてデータを送信する。
各IOユニット53は、制御部であるプロセッサ200を含み、プロセッサ200がこれらのデータの処理を制御する。
通信カプラ52は、プロセッサ100と、フィールドバス制御部110と、受信部112と、送信部114と、内部バス制御部130と、通信I/F(Interface)190を含む。すなわち、通信カプラ52は、リモートIOターミナルバス51(ダウンリンク511およびアップリンク512)と接続されるだけではなく、受信部112および送信部114を介して、上位通信ネットワークであるフィールドネットワーク2とも接続される。フィールドバス制御部110は、フィールドネットワーク2を介したデータ伝送を管理し、内部バス制御部130は、リモートIOターミナルバス51を介したデータ伝送を管理する。通信I/F190は、ケーブル等を介して外部のPLCサポート装置8の接続を受け付けるためのインターフェイスとして機能する。
<c2.通信カプラ52の構成>
図3は、本発明の実施の形態に係るリモートIOターミナル5を構成する通信カプラ52のハードウェア構成を示す模式図である。
図3を参照して、リモートIOターミナル5の通信カプラ52は、プロセッサ100と、不揮発性メモリ101と、フィールドバス制御部110と、受信部112と、送信部114と、内部バス制御部130とを含む。
受信部112は、PLC1からフィールドネットワーク2を介して送信される上位通信フレームを受信してデータへ復号した上で、フィールドバス制御部110へ出力する。送信部114は、フィールドバス制御部110から出力されるデータから上位通信フレームを再生成してフィールドネットワーク2を介して再送信(フォワード)する。
フィールドバス制御部110は、受信部112および送信部114と協働して、フィールドネットワーク2を介して予め定められた制御周期毎に他の装置(PLC1および他のリモートIOターミナル5)との間でデータを送受信する。より具体的には、フィールドバス制御部110は、上位通信コントローラ120と、メモリコントローラ122と、FIFO(First In First Out)メモリ124と、受信バッファ126と、送信バッファ128とを含む。
上位通信コントローラ120は、PLC1からフィールドネットワーク2を介して送信されるコマンドなどを解釈して、フィールドネットワーク2を介した通信を実現するために必要な処理を実行する。また、上位通信コントローラ120は、FIFOメモリ124に順次格納される上位通信フレームからのデータコピー、および上位通信フレームに対するデータ書込みの処理を行う。
メモリコントローラ122は、DMA(Dynamic Memory Access)などの機能を実現する制御回路であり、FIFOメモリ124、受信バッファ126および送信バッファ128などへのデータの書込み/読出しを制御する。
FIFOメモリ124は、フィールドネットワーク2を介して受信された上位通信フレームを一時的に格納するとともに、その格納された順序に従って上位通信フレームを順次出力する。受信バッファ126は、FIFOメモリ124に順次格納される上位通信フレームに含まれるデータのうち、自装置に接続されているIOユニット53の出力部から出力すべき状態値を示すデータを抽出して一時的に格納する。送信バッファ128は、IOユニット53の入力部で検出された状態値を示すプロセスデータであって、FIFOメモリ124に順次格納される上位通信フレームの所定領域に書込むべきデータを一時的に格納する。
プロセッサ100は、フィールドバス制御部110および内部バス制御部130に対して指示を与えるとともに、フィールドバス制御部110と内部バス制御部130との間のデータ転送などを制御する。
不揮発性メモリ101は、PLC1とのデータの入出力処理を停止することを示すリフレッシュ停止フラグ103と、PLC1とのデータの入出力処理を開始することを示すリフレッシュ開始フラグ105と、各IOユニット53用の設定情報とを格納する。詳しくは、不揮発性メモリ101は、ユニット構成情報を含むシステム構成情報を格納する。
内部バス制御部130は、リモートIOターミナルバス51(ダウンリンク511およびアップリンク512)を介してIOユニット53との間でフレーム(データ)を送受信する。
より具体的には、内部バス制御部130は、内部バス通信コントローラ132と、送信回路142と、受信回路144と、記憶装置160とを含む。
内部バス通信コントローラ132は、リモートIOターミナルバス51を介したデータ伝送を主体的に(マスターとして)管理する。
送信回路142は、内部バス通信コントローラ132からの指示に従って、リモートIOターミナルバス51のダウンリンク上を流れるフレームを生成して送信する。受信回路144は、リモートIOターミナルバス51のアップリンク上を流れるフレームを受信して、内部バス通信コントローラ132へ出力する。
記憶装置160は、リモートIOターミナルバス51を伝送するフレーム(データ)を格納するバッファメモリに相当する。より具体的には、記憶装置160は、共有メモリ162と、受信バッファ164と、送信バッファ166とを含む。共有メモリ162は、フィールドバス制御部110と内部バス制御部130との間で遣り取りされるデータを一時的に格納する。受信バッファ164は、リモートIOターミナルバス51を介してIOユニット53から受信したデータを一時的に格納する。送信バッファ166は、フィールドバス制御部110で受信された上位通信フレームに含まれるデータを一時的に格納する。
通信I/F190は、ケーブル等を介して外部のPLCサポート装置8の接続を受け付けるためのインターフェイスとして機能する。
<D.PLCサポート装置>
図4は、本発明の実施の形態に係るCPUユニット13、通信カプラ52に接続して用いられるPLCサポート装置8のハードウェア構成を示す模式図である。図4を参照して、PLCサポート装置8は、典型的には、汎用のコンピュータで構成される。なお、メンテナンス性の観点からは、可搬性に優れたノート型のパーソナルコンピュータが好ましい。
図4を参照して、PLCサポート装置8は、OSを含む各種プログラムを実行するCPU81と、BIOSや各種データを格納するROM(Read Only Memory)82と、CPU81でのプログラムの実行に必要なデータを格納するための作業領域を提供するメモリRAM83と、CPU81で実行されるプログラムなどを不揮発的に格納するハードディスク(HDD)84とを含む。
PLCサポート装置8は、さらに、ユーザからの操作を受け付けるキーボード85およびマウス86と、情報をユーザに提示するためのディスプレイ87とを含む。さらに、PLCサポート装置8は、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)駆動装置88と、PLC1(CPUユニット13)などと通信するための通信インターフェイス(IF)89を含む。
後述するように、PLCサポート装置8で実行される各種プログラムは、例えば、CD−ROM9等の光ディスクなどの記録媒体に格納されて流通する。このCD−ROM9に格納されたプログラムは、CD−ROM駆動装置88によって読み取られ、ハードディスク(HDD)84などへ格納される。あるいは、上位のホストコンピュータなどからネットワークを通じてプログラムをダウンロードするように構成してもよい。
本実施の形態では、PLCサポート装置8において動作するサポートプログラムによって、通信カプラ52とPLC1のCPUユニット13とのIOリフレッシュなどの入出力処理が制御される。具体的には、PLCシステムSYSのユーザが、PLCサポート装置8を、通信カプラ52に接続し、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを停止させるか開始させるか(データの入出力処理を有効にするか否か)のユーザによる指示を入力する。PLCサポート装置8は、ユーザにより入力された指示内容を、通信カプラ52へ送信する。通信カプラ52は、ユーザにより入力された指示内容を受け付けて、リフレッシュ停止フラグ103またはリフレッシュ開始フラグ105を更新する。通信カプラ52は、CPUユニット13とフィールドネットワーク2により通信し、ユーザにより入力された指示内容を示す信号をCPUユニット13へ送信する。なお、通信カプラ52は、PLCサポート装置8との通信に利用する通信インターフェイス89を備えている。
上記においては、PLCサポート装置8を通信カプラ52と接続することにより、通信カプラ52とPLC1とのIOリフレッシュを制御する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、通信カプラ52に、オンまたはオフの入力操作を受け付けるためのスイッチなどの物理的な部材を配置し、ユーザによるスイッチ等への操作に応じて、通信カプラ52がCPUユニット13に対し、ユーザにより入力された指示内容(通信カプラ52とPLC1との入出力処理を有効にするか否か)を送信することとしてもよい。
<E.データ>
図5を参照して、PLCシステムSYSで使用されるデータについて説明する。PLC1のCPUユニット13は、リモートIOターミナル5に対しマスタ装置として機能し、1つ以上のリモートIOターミナル5とのデータの入出力処理(IOリフレッシュ)を管理する。CPUユニット13は、管理対象のリモートIOターミナル5を、IOユニット編成情報320として記憶する。
図5は、CPUユニット13に格納される、IOユニット編成情報320のデータ構造を示す図である。図5を参照して、IOユニット編成情報320は、管理対象の通信ユニットを示す情報として、製品コード322と、製品シリアル番号324とを含む。また、IOユニット編成情報320は、各スレーブ装置とのデータの入出力処理が有効であるか否かを示すIOリフレッシュ無効化設定326を含む。製品シリアル番号324は、製品(通信カプラ52、IOユニット53など)固有の番号である。
なお、PLCサポート装置8で動作するサポートソフトウェアは、エディタプログラムと、コンパイラプログラムと、デバッガプログラムと、シミュレーション用シーケンス命令演算プログラムと、シミュレーション用モーション演算プログラムと、通信プログラムとを含む。サポートソフトウェアに含まれるそれぞれのプログラムは、典型的には、CD−ROM等の記録媒体に格納された状態で流通して、PLCサポート装置8にインストールされる。ユーザは、サポートプログラムを用いて、ユーザプログラムを生成する。
IOリフレッシュ無効化設定は、0または1により、スレーブ装置とのIOリフレッシュが無効化されているか否かを表す。
<F.制御構造>
次に、図6および図7を参照して、PLCシステムSYSにおける動作について説明する。
<f1.通信カプラ52のIOリフレッシュの停止>
図6は、通信カプラ52にPLCサポート装置8を接続し、通信カプラ52からCPUユニット13に対し、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを停止させる処理を示すフローチャートである。
ステップS101において、PLCサポート装置8は、サポートソフトウェアを通じてユーザから通信カプラとPLC1とのIOリフレッシュを停止させる入力操作を受け付けて、ユーザの入力操作を示す信号を通信カプラ52へ送信する。
ステップS201において、通信カプラ52は、ステップS101におけるPLCサポート装置8から送信される信号を受けて、リフレッシュ停止フラグ103をオンにする。このとき、通信カプラ52は、リフレッシュ開始フラグ105をオフにしてもよい。
ステップS203において、通信カプラ52は、通信のマスタ装置となるCPUユニット13に対し、IOリフレッシュの停止を要求する。例えば、CPUユニット13がプログラムを周期的またはイベント的に実行することにより、通信カプラ52との周期的なデータの入出力と、通信カプラ52とのイベント的なデータの入出力を行うとする。周期的なデータの入出力とは、例えば、モータの出力制御など、リアルタイムな処理が要される場合に使用することが望ましいデータの入出力に使用される。イベント的なデータの入出力とは、例えば、上位のコントローラとの通信などに使用される。通信カプラ52は、イベント的なデータの入出力を行うための通信プロトコル(例えば、UDP(User Datagram Protocol)など)により、CPUユニット13に対し、IOリフレッシュの停止を要求する信号を送信する。
ステップS301において、CPUユニット13は、通信カプラ52からフィールドネットワーク2を介してIOリフレッシュ停止要求を受信すると、そのIOリフレッシュ停止要求を送信した通信カプラ52についてIOリフレッシュを停止するようIOユニット編成情報320のIOリフレッシュ無効化設定326を設定「無効」とする。
ステップS303において、CPUユニット13は、IOリフレッシュ停止要求を送信した通信カプラ52とのIOリフレッシュを停止することを示す信号を、通信カプラ52へ送信する。
ステップS205において、通信カプラ52は、CPUユニット13から、IOリフレッシュの停止要求の結果を受信し、結果をPLCサポート装置8へ送信する。
ステップS105において、PLCサポート装置8は、通信カプラ52から、IOリフレッシュの停止要求の結果を受信してディスプレイ87へ表示する。
<f2.通信カプラ52のIOリフレッシュの開始>
図7は、通信カプラ52にPLCサポート装置8を接続し、通信カプラ52からCPUユニット13に対し、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを開始させる処理を示すフローチャートである。
ステップS131において、PLCサポート装置8は、サポートソフトウェアを通じてユーザから通信カプラとPLC1とのIOリフレッシュを開始させる入力操作を受け付けて、ユーザの入力操作を示す信号を通信カプラ52へ送信する。
ステップS231において、通信カプラ52は、ステップS131におけるPLCサポート装置8から送信される信号を受けて、リフレッシュ開始フラグ105をオンにする。このとき、通信カプラ52は、リフレッシュ停止フラグ103をオフにしてもよい。
ステップS233において、通信カプラ52は、通信のマスタ装置となるCPUユニット13に対し、IOリフレッシュの開始を要求する。例えば、通信カプラ52は、イベント的なデータの入出力を行うための通信プロトコル(例えば、UDPなど)により、CPUユニット13に対し、IOリフレッシュの開始を要求する信号を送信する。
ステップS331において、CPUユニット13は、通信カプラ52からフィールドネットワーク2を介してIOリフレッシュ開始要求を受信すると、そのIOリフレッシュ開始要求を送信した通信カプラ52についてIOリフレッシュを開始するようIOユニット編成情報320のIOリフレッシュ無効化設定326を設定「有効」とする。
ステップS333において、CPUユニット13は、IOリフレッシュ開始要求を送信した通信カプラ52とのIOリフレッシュを開始することを示す信号を、通信カプラ52へ送信する。
ステップS235において、通信カプラ52は、CPUユニット13から、IOリフレッシュの開始要求の結果を受信し、結果をPLCサポート装置8へ送信する。
ステップS135において、PLCサポート装置8は、通信カプラ52から、IOリフレッシュの開始要求の結果を受信してディスプレイ87へ表示する。
<G.PLCサポート装置8におけるUI例>
図8は、PLCサポート装置8のディスプレイ87における画面を表した図である。具体的には、図8は、通信カプラ52のIOリフレッシュの設定をPLCサポート装置8で設定するためのユーザインターフェイスの例を説明するための図である。
図8を参照して、PLCサポート装置8は、PLCシステムSYSを構成するCPUユニット13が管理しているスレーブ装置(通信カプラ52など)の一覧を、管理対象の通信ユニット一覧92に示す。PLCサポート装置8は、いずれかの通信カプラ52に直接接続されているとする。PLCサポート装置8は、接続している通信カプラ52の製品シリアル番号などを取得して、接続中の通信カプラ52を特定し、特定した通信カプラ52と、CPUユニット13とのIOリフレッシュを停止させるか否かの入力操作を受け付ける操作画面94を表示する。また、PLCサポート装置8は、通信カプラ52とCPUユニット13とのIOリフレッシュを開始させるか否かの入力操作を受け付けるための画面を表示してもよい。
<H.変形例>
上記の実施形態の説明において、以下のようにしてもよい。
ステップS301において、CPUユニット13は、通信カプラ52からIOリフレッシュ停止要求を受けると、その通信カプラ52とのIOリフレッシュを停止する。ここで、CPUユニット13と通信カプラ52とのIOリフレッシュが既に停止中の状態で通信カプラ52からIOリフレッシュ停止要求を受信した場合、CPUユニット13は、既にIOリフレッシュを停止していることを示す信号を通信カプラ52へ送信してもよい。
また、ステップS331において、CPUユニット13は、通信カプラ52からIOリフレッシュ開始要求を受けると、その通信カプラ52とのIOリフレッシュを開始する。ここで、CPUユニット13と通信カプラ52とのIOリフレッシュが既に開始されている状態で通信カプラ52からIOリフレッシュ開始要求を受信した場合、CPUユニット13は、既にIOリフレッシュを開始していることを示す信号を通信カプラ52へ送信してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 PLC、2 フィールドネットワーク、3 サーボモータドライバ、4 サーボモータ、5 リモートIOターミナル、6 検出スイッチ、7 リレー、8 PLCサポート装置、10 接続ケーブル、11 PLCシステムバス、12 電源ユニット、13 CPUユニット、14,53 IOユニット、15 特殊ユニット、51 リモートIOターミナルバス、52 通信カプラ、103 リフレッシュ停止フラグ、105 リフレッシュ開始フラグ、190 通信I/F、320 IOユニット編成情報、511,611 ダウンリンク、512,612 アップリンク、SYS PLCシステム。

Claims (9)

  1. マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニットであって、
    前記通信ユニットは、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信可能に接続されており、
    前記コントローラは、前記ネットワークを介して少なくとも1つの前記通信ユニットと通信し、前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、前記通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号を前記ネットワークを介して受け付けており、
    前記通信ユニットは、
    前記コントローラと前記ネットワークを介して通信する通信部と、
    前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により入力操作を受け付けた前記指示を示す信号を、前記ネットワークを介して前記通信部により前記コントローラへ送信する制御部とを含む、通信ユニット。
  2. 前記通信ユニットは、外部の情報処理装置の接続を受け付けるための通信インターフェイスを備えており、
    前記受付部が前記指示の入力を受け付けることには、前記通信インターフェイスにより接続される前記外部の情報処理装置が、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの入力操作を受け付けて、受け付けた入力操作に応じた信号を前記通信ユニットへ送信し、当該送信された信号を前記通信ユニットが受信することが含まれ、
    前記制御部は、前記接続される前記外部の情報処理装置が受け付けた前記入力操作に応じた信号を、前記指示を示す信号として前記コントローラへ送信する、請求項1に記載の通信ユニット。
  3. 前記受付部は、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示を、オンまたはオフの切り替えにより受け付ける切替部材であり、
    前記制御部は、前記切替部材により受け付けた入力操作に応じた信号を、前記コントローラへ送信する、請求項1に記載の通信ユニット。
  4. 前記コントローラは、プログラムを周期的またはイベント的に実行することにより、前記管理対象の前記通信ユニットと、イベント的なデータの入出力処理と、周期的なデータの入出力処理とを行うものであり、
    前記通信ユニットは、前記周期に従って、前記コントローラとのデータの入出力処理を行い、前記イベント的なデータの入出力処理により、前記受付部で受け付けた前記指示に応じた信号を前記コントローラへ送信する、請求項1に記載の通信ユニット。
  5. 前記通信ユニットは、前記コントローラの前記演算ユニットとフィールドネットワークを介して接続される通信カプラである、請求項1に記載の通信ユニット。
  6. ネットワークを介して少なくとも1つの通信ユニットと通信し、前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、前記通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号を前記ネットワークを介して受け付けているコントローラであって、
    前記コントローラは、管理対象の前記通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させており、
    前記通信ユニットは、マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続され、前記コントローラと前記ネットワークを介して通信する通信部と、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、前記受付部により入力操作を受け付けた前記指示を示す信号を、前記ネットワークを介して前記通信部により前記コントローラへ送信する制御部とを含み、
    前記コントローラは、前記通信ユニットから、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、前記ネットワークを介して受信する受信部と、
    前記信号に応じて、前記ユニット編成情報を更新して前記通信ユニットとの前記データの入出力処理を有効にするか否かを制御する入出力制御部とを備える、コントローラ。
  7. マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニット、および、ネットワークを介して少なくとも1つの前記通信ユニットと通信し、前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの信号を前記ネットワークを介して受け付けるコントローラからなる制御システムであって、
    前記コントローラは、管理対象の前記通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させており、
    前記通信ユニットは、前記ネットワークを介して前記コントローラの前記演算ユニットと通信する通信部と、
    前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により入力操作を受け付けた前記指示を示す信号を、前記ネットワークを介して前記通信部により前記コントローラへ送信する制御部とを含み、
    前記コントローラは、
    前記通信ユニットから、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、前記ネットワークを介して受信する受信部と、
    前記信号に応じて、前記ユニット編成情報を更新して前記通信ユニットとの前記データの入出力処理を有効にするか否かを制御する入出力制御部とを含む、制御システム。
  8. マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニット、および、ネットワークを介して少なくとも1つの前記通信ユニットと通信し、前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの信号を前記ネットワークを介して受け付けるコントローラからなる制御システムにおけるデータの入出力処理の制御方法であって、
    前記コントローラは、管理対象の前記通信ユニットを管理するためのユニット編成情報を記憶部に記憶させており、
    前記通信ユニットは、前記ネットワークを介して前記コントローラの前記演算ユニットと通信する通信部を備え、
    前記制御方法は、
    前記通信ユニットが、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付けるステップと、
    前記通信ユニットが、前記入力操作を受け付けた前記指示を示す信号を、前記ネットワークを介して前記通信部により前記コントローラへ送信するステップと、
    前記コントローラが、前記通信ユニットから、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを示す信号を、前記ネットワークを介して受信するステップと、
    前記コントローラが、前記信号に応じて、前記ユニット編成情報を更新して前記通信ユニットとの前記データの入出力処理を有効にするか否かを制御するステップとを含む、制御方法。
  9. マスタ装置として機能し、複数のスレーブ装置とシステムバスによって通信可能に接続される通信ユニットの動作を制御するためのプログラムであって、
    前記通信ユニットは、プロセッサと、メモリとを備え、ネットワークを介してコントローラの演算ユニットと通信する通信部を備え、
    前記コントローラは、前記ネットワークを介して少なくとも1つの前記通信ユニットと通信し、前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かを管理し、前記通信ユニットから、当該通信ユニットとのデータの入出力を有効にするか否かの信号を前記ネットワークを介して受け付けており、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記コントローラが前記通信ユニットとのデータの入出力処理を有効にするか否かの指示の入力操作を受け付けるステップと、
    前記受け付けるステップによる入力操作を受け付けた前記指示を示す信号を、前記ネットワークを介して前記通信部により前記コントローラへ送信するステップとを実行させる、プログラム。
JP2014052034A 2014-03-14 2014-03-14 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム Active JP6349805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052034A JP6349805B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052034A JP6349805B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015176319A true JP2015176319A (ja) 2015-10-05
JP6349805B2 JP6349805B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=54255465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014052034A Active JP6349805B2 (ja) 2014-03-14 2014-03-14 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6349805B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3217237A1 (en) 2016-03-10 2017-09-13 Omron Corporation Motor control device, control method, information processing program and recording medium
WO2019088226A1 (ja) 2017-11-02 2019-05-09 オムロン株式会社 制御システム、排他制御方法、対象装置
KR20190114509A (ko) * 2018-03-30 2019-10-10 엘에스산전 주식회사 트랜시버 회로를 적용한 Rnet 프로토콜 송신 장치
JP2019220136A (ja) * 2019-01-10 2019-12-26 ソフトサーボシステムズ株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
WO2020105373A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 オムロン株式会社 制御システム、サポート装置、サポートプログラム
JP2020098608A (ja) * 2019-01-10 2020-06-25 ソフトサーボシステムズ株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
US10879834B2 (en) 2016-03-11 2020-12-29 Omron Corporation Temperature monitoring device, temperature monitoring method, information processing program and recording medium
CN112513751A (zh) * 2018-09-14 2021-03-16 欧姆龙株式会社 控制系统以及控制装置
US11300939B2 (en) 2018-06-22 2022-04-12 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
US11314217B2 (en) 2018-06-22 2022-04-26 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
US11392103B2 (en) 2018-06-22 2022-07-19 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
JP7303131B2 (ja) 2019-01-23 2023-07-04 モベンシス株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
JP7303061B2 (ja) 2019-01-10 2023-07-04 モベンシス株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09128020A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Omron Corp Plcのリモートi/oシステム
JP2012194665A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Omron Corp 演算ユニット、出力制御方法、およびプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09128020A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Omron Corp Plcのリモートi/oシステム
JP2012194665A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Omron Corp 演算ユニット、出力制御方法、およびプログラム

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3217237A1 (en) 2016-03-10 2017-09-13 Omron Corporation Motor control device, control method, information processing program and recording medium
US10649426B2 (en) 2016-03-10 2020-05-12 Omron Corporation Motor control device, control method, information processing program and recording medium
US10879834B2 (en) 2016-03-11 2020-12-29 Omron Corporation Temperature monitoring device, temperature monitoring method, information processing program and recording medium
US11460823B2 (en) 2017-11-02 2022-10-04 Omron Corporation Control system, mutual exclusion method, and subject device
WO2019088226A1 (ja) 2017-11-02 2019-05-09 オムロン株式会社 制御システム、排他制御方法、対象装置
JP2019086901A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 オムロン株式会社 制御システム、排他制御方法、対象装置
KR20190114509A (ko) * 2018-03-30 2019-10-10 엘에스산전 주식회사 트랜시버 회로를 적용한 Rnet 프로토콜 송신 장치
KR102118971B1 (ko) 2018-03-30 2020-06-08 엘에스일렉트릭(주) 트랜시버 회로를 적용한 Rnet 프로토콜 송신 장치
US11392103B2 (en) 2018-06-22 2022-07-19 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
US11300939B2 (en) 2018-06-22 2022-04-12 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
US11314217B2 (en) 2018-06-22 2022-04-26 Soft Servo Systems, Inc. Motion control program, motion control method, and motion control device
CN112513751A (zh) * 2018-09-14 2021-03-16 欧姆龙株式会社 控制系统以及控制装置
WO2020105373A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 オムロン株式会社 制御システム、サポート装置、サポートプログラム
JP2019220136A (ja) * 2019-01-10 2019-12-26 ソフトサーボシステムズ株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
JP2020098608A (ja) * 2019-01-10 2020-06-25 ソフトサーボシステムズ株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
JP7303132B2 (ja) 2019-01-10 2023-07-04 モベンシス株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
JP7303061B2 (ja) 2019-01-10 2023-07-04 モベンシス株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置
JP7303131B2 (ja) 2019-01-23 2023-07-04 モベンシス株式会社 モーション制御プログラム、モーション制御方法及びモーション制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6349805B2 (ja) 2018-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6349805B2 (ja) 通信ユニット、コントローラ、制御システム、制御方法、およびプログラム
JP6540166B2 (ja) 制御装置
JP6094196B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法
CN110456707B (zh) 控制装置
JP6488830B2 (ja) 制御装置
JP6163748B2 (ja) 通信カプラ、通信システム、制御方法、およびプログラム
US20140005805A1 (en) Cpu of plc, system program for plc, and recording medium storing system program for plc
JP6729746B2 (ja) 制御装置
CN102792237A (zh) 可编程逻辑控制器的cpu单元、可编程逻辑控制器用的系统程序以及存储了可编程逻辑控制器用的系统程序的记录介质
JP2017162413A (ja) スレーブ装置、スレーブ装置の制御方法、情報処理プログラム、および記録媒体
JP2014119912A (ja) 制御装置および制御プログラム
US20180267711A1 (en) Slave device, control method of slave device, non-volatile computer readable recording medium
WO2021065032A1 (ja) 制御システム、サポート装置およびサポートプログラム
JP6136228B2 (ja) 通信カプラ、通信システム、制御方法、およびプログラム
WO2013145940A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2016224558A (ja) プログラム作成支援装置、制御方法およびプログラム
US9568905B2 (en) CPU of PLC, system program for PLC, and recording medium storing system program for PLC
JP6149393B2 (ja) 通信カプラ、情報処理装置、制御方法およびプログラム
JP2014199485A (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
CN109732602A (zh) 机械臂调速方法、系统、设备以及介质
JP2005173849A (ja) 自動機械制御システム
JP2017068663A (ja) プログラマブルコントローラ
KR20160096398A (ko) 티칭 펜던트를 이용한 이종 로봇 제어장치 및 제어방법
JP2019195852A (ja) 装置を動作させるためのシステム
JP2017079008A (ja) プログラマブル・ロジック・コントローラおよび制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250