JP2015176145A - レンズモジュール - Google Patents

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Junjie Yan
俊傑 言
傳冬 韋
Chuandong Wei
傳冬 韋
春環 房
Chunhuan Fang
春環 房
磊 張
Lei Zhang
磊 張
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Abstract

【課題】第1の円弧面と第2の円弧面の当接により、第1のレンズと第2のレンズが比較的に高い同軸度を保ち、且つ、レンズチューブ、第1のレンズと第2のレンズの組み立ての安定性が高いレンズモジュールの提供。
【解決手段】レンズモジュール100で、第1の筒壁101A及び第2の筒壁101Bを有するレンズチューブ101と、レンズチューブ101内に第1のレンズ104及び第2のレンズ105とを有し、第1の筒壁101Aは光透過孔101Cを有する。第1のレンズ104は、第2のレンズ105に向う第1の表面と、第2の筒壁101Bに接する側面を有し、第1の表面は、第1の円弧面と、第1の円弧面に接する第1の延伸面を有する。第2のレンズ105は第1のレンズ104に向う上面と、第2の筒壁101Bに接する接続面を有し、上面は、第1の延伸面と所定の距離を隔てる第1の積載面と、第1の円弧面に接する第2の円弧面を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズモジュールに関するものである。
科学技術が続けて発展することに伴い、電子設備のインテリジェント化が徐々に発展されており、デジタルカメラの以外に、携帯式の電子設備、例えばタブレットパソコン、携帯などもレンズモジュールを有するようになっている。人々の使用要望にかなうように、レンズモジュールによって撮影したものの画像品質にも高い要求がさらに求められている。撮影したものの画像品質は大程度にレンズモジュール内における各レンズの光軸の同軸度に関係する。
関連技術では、レンズモジュールは、光透過孔が設置されたレンズチューブ及びレンズチューブ内に設置されるレンズ群を含み、レンズ群には少なくとも二枚の光学レンズが備えられ、光透過孔の幾何学中心を通過した直線及びこれらの光学レンズの光軸は重合されるべき、即ち、高い同軸度を有することが確保されるべきである。また、各光学レンズの間の相互接続も高い安定性を有するべきである。しかし、生産製造の過程において、光学レンズの間の偏心は比較的敏感であるため、高い同軸度及び安定性の保証が困難である。
これによれば、新規レンズモジュールを提供することが必要となる。
本発明は、同軸度が良く、安定性の高いレンズモジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、レンズチューブと、前記レンズチューブ内に設けられるとともに前記レンズチューブに接続されるレンズ群とを含むレンズモジュールであって、前記レンズチューブは、複数の筒壁(Cylinder wall)と、前記複数の筒壁により囲まれて形成されている収容空間とを有し、前記レンズ群には、前記収容空間内に位置され且つ前記筒壁に接続される第1のレンズと、前記第1のレンズの下に位置され且つ前記第1のレンズに接続される第2のレンズが含まれており、
前記筒壁は、光透過孔が設けられた第1の筒壁と、前記第1の筒壁から屈折して延伸される第2の筒壁とを備え、
前記第1のレンズが前記筒壁に接続されることにより、該レンズモジュールが第1の合わせ精度を有するようになり、前記第1のレンズは前記第2のレンズに向う第1の表面と、前記第2のレンズから離れる方向に前記第1の表面から屈折して延伸される側面とを有し、前記第1の表面は第1の円弧面と前記第1の円弧面の一側に接続される第1の延伸面とを有し、前記側面は前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接し、
前記第2のレンズは前記第1のレンズに向う上面と、前記第1のレンズから離れる方向に前記上面から屈折して延伸される接続面とを有し、前記上面は、順次に接続される、前記第1の延伸面と所定の距離を隔てる第1の積載面、及び前記第1の円弧面に当接する第2の円弧面を有し、前記接続面は前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接し、前記第2の円弧面が第1の円弧面に合わせることにより、前記レンズモジュールが第2の合わせ精度を有するようになり、
前記第2の合わせ精度によって、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズの光軸が共通し、前記第1の合わせ精度によって、前記光透過孔の中心が前記光軸に位置するようになる。
好ましくは、前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面が、第1の筒壁に接続される第1の当接面、前記光透過孔の中心が位置する直線から離れる方向に沿って前記第1の当接面から屈折して延伸される延伸面、及び、前記延伸面から屈折して延伸される第2の当接面を含み、前記側面が前記第1の当接面に当接し、前記接続面が前記第2の当接面に当接する。
好ましくは、前記第1のレンズが前記第1の表面に対向する第2の表面を更に有し、前記第2のレンズが前記上面から離れる下面を有し、前記第2の表面が、順次に接続される、第2の延伸面及び第1の光学面を含み、前記第2の延伸面が前記第1の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接する。
好ましくは、前記第1の円弧面及び第2の円弧面は、前記第2の表面又は下面から最も遠いジョイント線を有し、前記第1の円弧面及び第2の円弧面はいずれも前記ジョイント線から前記第2の筒壁方向へ延伸する第1の部分、及び前記ジョイント線から前記光軸の方向へ延伸する第2の部分を含んでいる。
好ましくは、前記第1の表面は、前記第1の円弧面の他側に接続される第3の延伸面、前記第3の延伸面から屈折して延伸される遷移面、前記遷移面から屈折して延伸される第4の延伸面、及び第2の光学面を更に含み、前記上面は、順次に接続される、前記第2の円弧面に接続される第2の積載面及び第3の光学面を含んでいる。
好ましくは、前記第2の積載面と、前記第3の延伸面、遷移面、及び第4の延伸面との間に所定の距離が隔てられ、前記第2の光学面と前記第3の光学面との間に所定の距離が隔てられる。
好ましくは、前記第1の積載面及び第2の積載面のいずれも前記光軸に直交する。
好ましくは、前記第3の延伸面及び第4の延伸面のいずれも前記光軸に直交する。
好ましくは、前記第1の表面は、前記第1の円弧面の他側に接続される第3の延伸面及び第2の光学面を更に含み、前記上面は、順次に接続される、前記第2の円弧面に接続される第2の積載面、前記第2の積載面から屈折して延伸される遷移面、前記遷移面から屈折して延伸される第3の積載面、及び第3の光学面を含む。
好ましくは、前記第2の積載面、遷移面及び第3の積載面のいずれも前記第3の延伸面と所定の距離が隔てられ、前記第2の光学面と前記第3の光学面との間に所定の距離が隔てられる。
第1のレンズが筒壁に接続されていることにより、第1のレンズ及び光透過孔は高い同心度を有することが保証できる。第1のレンズの第1の円弧面が第2のレンズの第2の円弧面に当接していることにより、第1のレンズ及び第2のレンズは比較的に高い同軸度を有することが保証でき、且つレンズ群とレンズチューブの取付の安定性が高い。
図1は、本発明によるレンズモジュールの第1の実施例の構造を示す概略図である。 図2は、本発明によるレンズモジュールの第1の実施例におけるレンズチューブの構造を示す概略図である。 図3は、本発明によるレンズモジュールの第1の実施例における第1のレンズの構造を示す概略図である。 図4は、本発明によるレンズモジュールの第1の実施例における第2のレンズの構造を示す概略図である。 図5は、本発明によるレンズモジュールの第2の実施例の構造を示す概略図である。 図6は、本発明によるレンズモジュールの第2の実施例におけるレンズチューブの構造を示す概略図である。 図7は、本発明によるレンズモジュールの第2の実施例における第1のレンズの構造を示す概略図である。 図8は、本発明によるレンズモジュールの第2の実施例における第2のレンズの構造を示す概略図である。 図9は、本発明によるレンズモジュールの第3の実施例の構造を示す概略図である。 図10は、本発明によるレンズモジュールの第3の実施例におけるレンズチューブの構造を示す概略図である。 図11は、本発明によるレンズモジュールの第3の実施例における第1のレンズの構造を示す概略図である。 図12は、本発明によるレンズモジュールの第3の実施例における第2のレンズの構造を示す概略図である。
本発明に係る実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第1の実施例]
図1に示されるように、レンズモジュール100は、レンズチューブ101と、レンズチューブ101内に設けられているとともにレンズチューブ101に接続されるレンズ群103とを備える。
レンズチューブ101は第1の筒壁101Aと、第1の筒壁101Aから屈折して延伸される第2の筒壁101Bとを有する。第1の筒壁101A及び第2の筒壁101Bが共通に囲むことで、一つの収容空間102は形成されており、第1の筒壁101Aの中央に光透過孔101Cが開けて設けられている。図2に示されるように、第2の筒壁101Bにおける収容空間102に向う表面は、第1の当接面101D、前記光透過孔101Cの中心が位置する直線から離れる方向に沿って前記第1の当接面101Dから屈折して延伸される延伸面101F、及び、前記延伸面101Fから屈折して延伸される第2の当接面101Eを含んでいる。
レンズ群103は第1のレンズ104と、第1のレンズ104に接続される第2のレンズ105とを備える。
図3に示されるように、第1のレンズ104は、第2のレンズ105に向う第1の表面104B、第1の表面104Bに対向する第2の表面104A、及び第1の表面104Bと第2の表面104Aとを接続する側面104Cを有する。なお、第2の表面104Aは、順次に接続される、第2の延伸面107及び第1の光学面108を有する。そして、第2の延伸面107は第1の筒壁101Aにおける収容空間102に向う表面に当接している。前記第2の延伸面107が第1の筒壁101Aにおける収容空間102に向う表面に当接していることにより、該レンズモジュール100は第1の合わせ精度を有するようになる。第2の延伸面107が光軸106に直交し、側面104Cが第1の当接面101Dに当接する。
第1の表面104Bは、順次に接続される、光軸106を中心として環状に分布される第1の円弧面110、第1の円弧面110の一側に接続される第1の延伸面109、第1の円弧面110の他側に接続される第3の延伸面111、第3の延伸面111から屈折して延伸される遷移面112、前記遷移面112から屈折して延伸される第4の延伸面113、及び第2の光学面114を有する。
図4に示されるように、第2のレンズ105は、第1のレンズ104に向う上面105A、上面105Aに対向する下面105B、及び上面105Aと下面105Bとを接続する接続面105Cを有する。なお、接続面105Cが第2の当接面101Eに当接する。上面105Aは、順次に接続される、第1の積載面115、第1の円弧面110に当接する第2の円弧面116、第2の積載面117、及び第3の光学面118を有する。第2のレンズ105における第2の円弧面116が第1のレンズ104における第1の円弧面110に当接していることにより、レンズモジュール100は第2の合わせ精度を有するようになり、第2の合わせ精度によって、第2のレンズ105及び第1のレンズ104の同軸度を保証することができる。すなわち、第2の円弧面116が第1の円弧面110に当接していることにより、第1のレンズ104と第2のレンズ105とが光軸106を共通するようになる。また、第1の合わせ精度によって、光透過孔101Cの中心が光軸106に位置することが確保される。
本実施例において、第1の円弧面110は下に突起された円弧面であり、第2の円弧面116は対応的に下に凹まれた円弧面である。なお、第1の円弧面は上に凹まれた円弧面であり、第2の円弧面は対応的に上に突起された円弧面であることも可能である。
第1の積載面115と第1の延伸面109との間に所定の間隔が置かれ、第2の積載面117と第3の延伸面111及び第4の延伸面113との間に所定の間隔が置かれ、第3の光学面118と第2の光学面114との間に所定の間隔が置かれている。第1の積載面116及び第2の積載面117のいずれも光軸106に直交する。第2の積載面117と第3の延伸面111及び第4の延伸面113との間に所定の間隔を置いた理由、また、第3の光学面118と第2の光学面114との間に所定の間隔を置いた理由は、遮光シートを置くためであり、第1のレンズ104と第2のレンズ105との間における空気間隔が上記両種の当接構造によって確定されるように保証するためでもある。また、遮光シートの厚さ公差は、第1のレンズ104と第2のレンズ105との間の空気間隔に影響を与えない。そして、第1の積載面115と第1の延伸面109との間に所定の間隔を置いた理由は、第1のレンズ104と第2のレンズ105との同軸度が、相互に当接している第1の円弧面110及び第2の円弧面116によって確定されるようにするためである。このように、筒壁の同軸度の偏差はレンズ群の同軸度に影響しないことになる。
第1のレンズ104及び第2のレンズ105において、第1の円弧面110と第2の円弧面116との当接によって、第1のレンズ104と第2のレンズ105とが光軸を共通することが確保されており、そして、レンズ群103において、側面104Cと第2の筒壁101Bにおける収容空間102に向う表面との当接によって、光透過孔104Cの中心が光軸106に位置することが確保される。それによって、レンズチューブとレンズ群との同軸度を保証し難い問題を克服するようになる。
[第2の実施例]
図5に示されるように、レンズモジュール200は、レンズチューブ201と、レンズチューブ201内に設けられるとともにレンズチューブ201に接続されるレンズ群203とを備える。
レンズチューブ201は第1の筒壁201Aと、第1の筒壁201Aから屈折して延伸される第2の筒壁201Bとを有する。第1の筒壁201A及び第2の筒壁201Bが共通に囲むことで、一つの収容空間202は形成されており、第1の筒壁201Aの中央に光透過孔201Cが開けて設けられている。図6に示されるように、第2の筒壁201Bにおける収容空間202に向う表面は、第1の当接面201D、前記光透過孔201Cの中心が位置する直線から離れる方向に沿って前記第1の当接面201Dから屈折して延伸される延伸面201F、及び、前記延伸面201Fから屈折して延伸される第2の当接面201Eを含んでいる。
レンズ群203は第1のレンズ204と、第1のレンズ204に接続される第2のレンズ205とを備える。
図7に示されるように、第1のレンズ204は、第2のレンズ205に向う第1の表面204B、第1の表面204Bに対向する第2の表面204A、及び第1の表面204Bと第2の表面204Aとを接続する側面204Cを有する。なお、第2の表面204Aは、順次に接続される、第2の延伸面207及び第1の光学面208を有する。そして、第2の延伸面207が、第1の筒壁201Aにおける収容空間202に向う表面に当接している。前記第2の延伸面207が第1の筒壁201Aにおける収容空間202に向う表面に当接していることにより、該レンズモジュール200が第1の合わせ精度を有するようになる。第2の延伸面207が光軸206に直交し、側面204Cが第1の当接面201Dに当接する。
第1の表面204Bは、光軸206を中心として環状に分布される第1の円弧面210、第1の円弧面210の一側に接続される第1の延伸面209、第1の円弧面210の他側に接続される第3の延伸面211、及び第2の光学面212を有する。
図8に示されるように、第2のレンズ205は、第1のレンズ204に向う上面205A、上面205Aに対向する下面205B、及び上面205Aと下面205Bとを接続する接続面205Cを有する。なお、接続面205Cが第2の当接面201Eに当接する。上面205Aは、順次に接続される、第1の積載面213、第1の円弧面210に当接する第2の円弧面214、第2の積載面215、第2の積載面215から屈折して延伸される遷移面216、前記遷移面216から屈折して延伸される第3の積載面217、及び第3の光学面218を有する。第2のレンズ205における第2の円弧面214が第1のレンズ204における第1の円弧面210に当接していることにより、該レンズモジュール200が第2の合わせ精度を有するようになり、該第2の合わせ精度によって、第2のレンズ205及び第1のレンズ204の同軸度を保証することができる。すなわち、第2の円弧面214が第1の円弧面210に当接していることにより、第1のレンズ204と第2のレンズ205とが光軸206を共通するようになる。また、第1の合わせ精度によって、光透過孔201Cの中心が光軸206に位置することが確保される。
本実施例において、第1の円弧面210は下に突起された円弧面であり、第2の円弧面214は対応的に下に凹まれた円弧面である。なお、第1の円弧面は上に凹まれた円弧面であり、第2の円弧面は対応的に上に突起された円弧面であることも可能である。
第1の積載面213と第1の延伸面209との間に所定の間隔が置かれ、第2の積載面215と第3の積載面216及び第3の延伸面211との間に所定の間隔が置かれ、第3の光学面218と第2の光学面212との間に所定の間隔が置かれている。第3の延伸面211、第1の積載面213及び第2の積載面215のいずれも光軸206に直交する。第2の積載面215と第3の積載面216及び第3の延伸面211との間に所定の間隔を置いた理由、また、第3の光学面218と第2の光学面212との間に所定の間隔を置いた理由は、遮光シートを置くためであり、第1のレンズ204と第2のレンズ205との間における空気間隔が上記両種の当接構造によって確定されるように保証するためでもある。また、遮光シートの厚さ公差は、第1のレンズ204と第2のレンズ205との間の空気間隔に影響を与えない。そして、第1の積載面213と第1の延伸面209との間に所定の間隔を置いた理由は、第1のレンズ204と第2のレンズ205との同軸度が、相互に当接している第1の円弧面210及び第2の円弧面214によって確定されるようにするためである。このように、筒壁の同軸度の偏差はレンズ群の同軸度に影響しないことになる。
第1のレンズ204及び第2のレンズ205において、第1の円弧面210と第2の円弧面214との当接によって、第1のレンズ204と第2のレンズ205とが光軸を共通することが確保されており、そして、レンズ群203において、側面204Cと第2の筒壁201Bにおける収容空間202に向う表面との当接によって、光透過孔204Cの中心が光軸206に位置することが確保される。それによって、レンズチューブとレンズ群との同軸度を保証し難い問題を克服するようになる。
[第3の実施例]
図9に示されるように、レンズモジュール300は、レンズチューブ301と、レンズチューブ301内に設けられるとともにレンズチューブ301に接続されるレンズ群303とを備える。
レンズチューブ301は第1の筒壁301Aと、第1の筒壁301Aから屈折して延伸される第2の筒壁301Bとを有する。第1の筒壁301A及び第2の筒壁301Bが共通に囲むことで、一つの収容空間302は形成されており、第1の筒壁301Aの中央に光透過孔301Cが開けて設けられている。図10に示されるように、第2の筒壁301Bにおける収容空間302に向う表面は、第1の当接面301D、前記光透過孔301Cの中心が位置する直線から離れる方向に沿って前記第1の当接面301Dから屈折して延伸される延伸面301F、及び、前記延伸面301Fから屈折して延伸される第2の当接面301Eを含んでいる。
レンズ群303は第1のレンズ304と、第1のレンズ304に接続される第2のレンズ305とを備える。
図11に示されるように、第1のレンズ304は、第2のレンズ305に向う第1の表面304B、第1の表面304Bに対向する第2の表面304A、及び第1の表面304Bと第2の表面304Aとを接続する側面304Cを有する。なお、第2の表面304Aは、順次に接続される、第2の延伸面307及び第1の光学面308を有する。そして、第2の延伸面307は第1の筒壁301Aにおける収容空間302に向う表面に当接している。前記第2の延伸面307が第1の筒壁301Aにおける収容空間302に向う表面に当接していることにより、該レンズモジュール300が第1の合わせ精度を有するようになる。第2の延伸面307が光軸306に直交し、側面304Cが第1の当接面301Dに当接する。
第1の表面304Bは、光軸306を中心として環状に分布される第1の円弧面310、第1の円弧面310の一側に接続される第1の延伸面309、第1の円弧面310の他側に接続される第3の延伸面311、第3の延伸面311から屈折して延伸される遷移面312、及び第2の光学面313を有する。
図12に示されるように、第2のレンズ305は、第1のレンズ304に向う上面305A、上面305Aに対向する下面305B、及び上面305Aと下面305Bとを接続する接続面305Cを有する。なお、接続面305Cが第2の当接面301Eに当接する。上面305Aは、順次に接続される、第1の積載面314、第1の円弧面310に当接する第2の円弧面315、第2の積載面316、及び第3の光学面317を有する。第2のレンズ305における第2の円弧面315が第1のレンズ304における第1の円弧面310に当接していることにより、レンズモジュール300が第2の合わせ精度を有するようになり、第2の合わせ精度によって、第2のレンズ305及び第1のレンズ304の同軸度を保証することができる。すなわち、第2の円弧面315が第1の円弧面310に当接していることにより、第1のレンズ304と第2のレンズ305とが光軸306を共通するようになる。また、第1の合わせ精度によって、光透過孔301Cの中心が光軸306に位置することが確保される。第1の積載面314と第1の延伸面309との間に所定の間隔が置かれ、第2の積載面316と第3の延伸面311及び遷移面312との間に所定の間隔が置かれ、第3の光学面317と第2の光学面313との間に所定の間隔が置かれている。第1の積載面315及び第2の積載面316のいずれも光軸306に直交する。
本実施例において、前記第1の円弧面310及び第2の円弧面315は、前記第2の表面301Aから最も遠いジョイント線を有する。図11及び図12に示される断面図によれば、第1の円弧面310における左辺の円弧を例とすると、ジョイント線は第1の円弧面310の最低点と直線Aとの交点であり、第2の円弧面315における右辺の円弧を例とすると、ジョイント線は第2の円弧面315の最低点と直線Bとの交点である。第1の円弧面310は、当該ジョイント線から第2の筒壁301Bの方向に延伸される第1の部分310Aと、当該ジョイント線から光軸306の方向に延伸される第2の部分310Bとを含み、第2の円弧面315も当該ジョイント線から第2の筒壁301Bの方向に延伸される第1の部分315Aと、当該ジョイント線から光軸306の方向に延伸される第2の部分315Bとを含む。この時、第1の円弧面310は下に突起された円弧面であり、第2の円弧面315は対応的に下に凹まれた円弧面である。第1の円弧面及び第2の円弧面は下面305Bから最も近いジョイント線を有することも可能であり、その場合には、第1の円弧面は上に凹まれた円弧面であり、第2の円弧面は対応的に上に突起された円弧面である。
第2の積載面316と第3の延伸面311及び遷移面312との間に所定の間隔を置いた理由、また、第3の光学面317と第2の光学面313との間に所定の間隔を置いた理由は、遮光シートを置くためであり、第1のレンズ304と第2のレンズ305との間における空気間隔が上記両種の当接構造によって確定されるように保証するためでもある。また、遮光シートの厚さ公差は、第1のレンズ304と第2のレンズ305との間の空気間隔に影響を与えない。そして、第1の積載面314と第1の延伸面309との間に所定の間隔を置いた理由、また、第2の積載面316と第3の延伸面311及び遷移面312との間に所定の間隔を置いた理由は、第1のレンズ304と第2のレンズ305との同軸度が、相互に当接している第1の円弧面310及び第2の円弧面315によって確定されるようにするためである。このように、筒壁の同軸度の偏差はレンズ群の同軸度に影響しないことになる。
第1のレンズ304及び第2のレンズ305において、第1の円弧面310と第2の円弧面315との当接によって、第1のレンズ304と第2のレンズ305とが光軸を共通することが確保されており、そして、レンズ群303において、側面304Cと第2の筒壁301Bにおける収容空間302に向う表面との当接によって、光透過孔304Cの中心が光軸306に位置することが確保される。それによって、レンズチューブとレンズ群との同軸度を保証し難い問題を克服するようになる。
以上に記述されたのは、本発明の実施形態に過ぎなく、当業者にとっては、本発明の設計主旨を超えない限り、さらに変更することができるが、これらの変更は本発明の保護範囲に含まれると理解されるべきであろう。

Claims (10)

  1. レンズチューブと、前記レンズチューブ内に設けられるとともに前記レンズチューブに接続されるレンズ群とを含むレンズモジュールであって、
    前記レンズチューブは、複数の筒壁と、前記複数の筒壁により囲まれて形成されている収容空間とを有し、
    前記レンズ群には、前記収容空間内に位置され且つ前記筒壁に接続される第1のレンズと、前記第1のレンズの下に位置され且つ前記第1のレンズに接続される第2のレンズが含まれており、
    前記筒壁は、光透過孔が設けられた第1の筒壁と、前記第1の筒壁から屈折して延伸される第2の筒壁とを備え、
    前記第1のレンズが前記筒壁に接続されることにより、該レンズモジュールが第1の合わせ精度を有するようになり、前記第1のレンズは、前記第2のレンズに向う第1の表面と、前記第2のレンズから離れる方向に前記第1の表面から屈折して延伸される側面とを有し、前記第1の表面は第1の円弧面と前記第1の円弧面の一側に接続される第1の延伸面とを有し、前記側面は前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接し、
    前記第2のレンズは前記第1のレンズに向う上面と、前記第1のレンズから離れる方向に前記上面から屈折して延伸される接続面とを有し、前記上面は、順次に接続される、前記第1の延伸面と所定の距離を隔てる第1の積載面、及び前記第1の円弧面に当接する第2の円弧面を有し、前記接続面は前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接し、前記第2の円弧面が前記第1の円弧面に合わせることにより、前記レンズモジュールが第2の合わせ精度を有するようになり、
    前記第2の合わせ精度によって、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズの光軸が共通し、前記第1の合わせ精度によって、前記光透過孔の中心が前記光軸に位置するようになることを特徴とするレンズモジュール。
  2. 前記第2の筒壁における前記収容空間に向う表面は、第1の筒壁に接続される第1の当接面、前記光透過孔の中心が位置する直線から離れる方向に沿って前記第1の当接面から屈折して延伸される延伸面、及び、前記延伸面から屈折して延伸される第2の当接面を含み、前記側面は前記第1の当接面に当接し、前記接続面は前記第2の当接面に当接することを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
  3. 前記第1のレンズは前記第1の表面に対向する第2の表面を更に有し、前記第2のレンズは前記上面から離れる下面を有し、前記第2の表面は、順次に接続される、第2の延伸面及び第1の光学面を含み、前記第2の延伸面は前記第1の筒壁における前記収容空間に向う表面に当接することを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
  4. 前記第1の円弧面及び第2の円弧面は、前記第2の表面又は下面から最も遠いジョイント線を有し、前記第1の円弧面及び第2の円弧面のいずれも前記ジョイント線から前記第2の筒壁方向へ延伸する第1の部分、及び前記ジョイント線から前記光軸の方向へ延伸する第2の部分を含んでいることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
  5. 前記第1の表面は、前記第1の円弧面の他側に接続される第3の延伸面、前記第3の延伸面から屈折して延伸される遷移面、前記遷移面から屈折して延伸される第4の延伸面、及び第2の光学面を更に含み、前記上面は、順次に接続される、前記第2の円弧面に接続される第2の積載面及び第3の光学面を含んでいることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
  6. 前記第2の積載面と、前記第3の延伸面、遷移面、及び第4の延伸面との間に所定の距離が隔てられ、前記第2の光学面と前記第3の光学面との間に所定の距離が隔てられることを特徴とする請求項5に記載のレンズモジュール。
  7. 前記第1の積載面及び第2の積載面のいずれも前記光軸に直交することを特徴とする請求項5に記載のレンズモジュール。
  8. 前記第3の延伸面及び第4の延伸面のいずれも前記光軸に直交することを特徴とする請求項5に記載のレンズモジュール。
  9. 前記第1の表面は、前記第1の円弧面の他側に接続される第3の延伸面及び第2の光学面を更に含み、前記上面は、順次に接続される、前記第2の円弧面に接続される第2の積載面、前記第2の積載面から屈折して延伸される遷移面、前記遷移面から屈折して延伸される第3の積載面、及び第3の光学面を含むことを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
  10. 前記第2の積載面、遷移面及び第3の積載面のいずれも前記第3の延伸面と所定の距離が隔てられ、前記第2の光学面と前記第3の光学面との間に所定の距離が隔てられることを特徴とする請求項9に記載のレンズモジュール。
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