JP2015175910A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】接続機器との通信品質の低下を抑制することが可能な光モジュールを提供する。【解決手段】光素子52が搭載された回路基板24と、光ファイバを保持する光ファイバ保持孔54aを有した光ファイバ保持部材54と、ファイバ端面が露出された状態で光ファイバ保持孔54aに保持された光ファイバと、回路基板24上に固定され、光素子52と光ファイバとを光学制御部55dによって光学的に接続する光結合部材55と、光結合部材55に対する光ファイバ保持部材54の姿勢を保持する姿勢保持構造と、を備え、ファイバ端面が光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜している。【選択図】図6

Description

本発明は、光素子と光ファイバとが接続される構成を備えた光モジュールに関する。
従来、光ファイバを保持するコネクタ部品がレンズアレイ部品に装着されて、光ファイバと光素子とが光学的に接続される構成の光モジュールが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2013/099753号
しかしながら、特許文献1の光モジュールでは、例えば、発光素子から光が出射されて、その光がレンズアレイ部品を介して光ファイバの端面に入射するとき、光信号の一部が光ファイバの端面で反射してレンズアレイ方向に戻ってしまう場合があった。この場合、レンズアレイ方向に戻る反射光によって光モジュールの通信品質が低下してしまうこともあった。
そこで、本発明は、接続機器との通信品質の低下を抑制することが可能な光モジュールの提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の光モジュールは、
光素子が搭載された回路基板と、
ファイバ端面が露出した状態で光ファイバが保持された光ファイバ保持孔を有する光ファイバ保持部材と、
前記回路基板上に固定され、前記光素子と前記光ファイバとを光学制御部によって光学的に接続する光結合部材と、
前記光結合部材に対して前記光ファイバ保持部材の姿勢を保持する姿勢保持構造と、
を備え、
前記ファイバ端面が前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜している、ものである。
本発明の光モジュールによれば、接続機器との通信品質の低下を抑制することができる。
本実施形態に係る光モジュールの一例を示す斜視図である。 図1の樹脂ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 図2の金属ハウジングを外した状態を示す斜視図である。 図3のクリップ部材を外した状態を示す斜視図である。 図1に示す光モジュールの断面図である。 (a)は図4に示す回路基板を上から見た図であり、(b)は図4に示す回路基板を横から見た図である。 (a)と(b)は、図6の(a)と(b)において光結合部材に光ファイバ保持部材を取り付けた状態を示す図である。 光ファイバ保持部材の斜視図である。 (a)はクリップ部材の平面図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図であり、(c)は光結合部材と光ファイバ保持部材とにクリップ部材を装着した図である。 光素子から出射された光の進行する方向を模式的に示した図である。 (a),(b)は、それぞれ光ファイバ保持部材の変形例を示す斜視図である。 光結合部材の変形例を示す図であり、(a)は回路基板に取り付けられた光結合部材を横から見た図、(b)は(a)において光結合部材に光ファイバ保持部材を結合した図、(c)は(b)を上から見た図である。 クリップ部材の変形例を示す図であり、(a)はクリップ部材の断面図、(b)は光結合部材と光ファイバ保持部材とにクリップ部材を装着した図である。 異なる形態の光結合部材および光ファイバ保持部材を示す図である。
<本発明の実施形態の概要>
最初に本発明の実施形態の概要を説明する。
(1)光モジュールは、
光素子が搭載された回路基板と、
ファイバ端面が露出した状態で光ファイバが保持された光ファイバ保持孔を有する光ファイバ保持部材と、
前記回路基板上に固定され、前記光素子と前記光ファイバとを光学制御部によって光学的に接続する光結合部材と、
前記光結合部材に対して前記光ファイバ保持部材の姿勢を保持する姿勢保持構造と、
を備え、
前記ファイバ端面が前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜している、ものである。
上記の光モジュールによれば、光素子から出射された光の一部は、光ファイバに受光されずファイバ端面で反射される。このとき、ファイバ端面は、光ファイバの光軸に直交する面に対し傾斜して形成されているので、この傾斜したファイバ端面によって、光学制御部に向かう光の反射が防止される。このため、ファイバ端面における反射光によって光モジュールの通信品質が低下してしまうことを抑制することができる。また、姿勢保持構造によって、光結合部材に対する光ファイバ保持部材の姿勢が保持されるため、光素子と光ファイバの光学的な接続が安定した状態に維持される。このため、光モジュールの通信品質が低下してしまうことを抑制することができる。
(2)また、上記(1)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材は、第1接続部を有し、
前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
前記前面は前記第1接続部と接続する第2接続部を有し、
前記光ファイバ保持孔は前記第2接続部から前記上面側へシフトした位置に形成され、
前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1接続部と前記第2接続部により構成されていても良い。
この光モジュールによれば、光ファイバ保持孔は回路基板に対して第2接続部よりも離れた位置に形成されている。このため、光ファイバ保持孔およびそこに保持された光ファイバは、回路基板からの放熱の影響を受け難いとともに光ファイバ保持部材の熱膨張による影響も受け難い。これにより、熱による光ファイバの位置ずれを抑制することができ、通信品質の低下を抑制することができる。
(3)また、上記(1)または(2)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面を有し、
前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面を有し、
前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面と前記第2面により構成されていても良い。
この光モジュールによれば、光結合部材と光ファイバ保持部材とは、結合した状態において、光結合部材の第1面と光ファイバ保持部材の第2面とで面接触する。この面接触により、光結合部材に対する光ファイバ保持部材の姿勢を安定して保持することができるため、光素子と光ファイバとの光学的な接続を安定的に維持することができ、光モジュールの通信品質の低下を抑制することができる。
(4)また、上記(3)の光モジュールにおいて、
前記前面は、前記第2面と隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面を有し、
前記第3面は前記ファイバ端面と略同一面上に配置され前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜していても良い。
この光モジュールによれば、光ファイバ保持孔が設けられた第3面は傾斜して形成されているので、光結合部材の第1面と傾斜した第3面との間には空間が形成される。この空間は断熱空間としても機能するため、光ファイバ保持孔に保持された光ファイバは、光結合部材からの熱の影響を受け難い位置に設けられる。このため、光ファイバ保持部材の熱膨張による光ファイバの位置ずれを低減することができ、光モジュールにおける通信品質の低下を抑制することができる。
(5)また、上記(4)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材と前記光ファイバ保持部材とが連結された状態を保持するクリップ部材を更に備え、
前記クリップ部材が前記光結合部材と前記光ファイバ保持部材に対して取り付けられた状態において、前記クリップ部材と前記光結合部材との第1接点及び前記クリップ部材と前記光ファイバ保持部材との第2接点は、前記光ファイバ保持部材の前記第2面と前記第3面の接続部分から前記下面側へシフトした位置に配置されていても良い。
この光モジュールによれば、クリップ部材の押圧力によって、前記第1面と前記第2面との面接触状態が維持されるため、両部材を安定的に固定することができる。これにより、光結合部材に対する光ファイバ保持部材の姿勢を安定して保持することができ、光モジュールの通信品質の低下を抑制できる。
(6)また、上記(1)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部とを有し、
前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面と、前記第1接続部と接続するとともに前記第2面に全体が形成された第2接続部とを有し、
前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、および前記第2接続部により構成されていても良い。
この光モジュールによれば、光結合部材の第1面に当接する光ファイバ保持部材の当接面(第2面)に第2接続部の全体が形成されている。このため、第1面と第2面とを当接させることにより、光結合部材の第1接続部に対して光ファイバ保持部材の第2接続部が、所定の位置にずれることなく接続される。これにより、光結合部材に対する光ファイバ保持部材の姿勢を安定的に保持することができ、光モジュールにおける通信品質の低下を抑制することができる。
(7)また、上記(1)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部とを有し、
前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面と、前記第2面と隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面と、前記第1接続部と接続すると第2接続部と、を有し、
前記第3面は前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜しており、
前記第2接続部の少なくとも一部は、前記第3面に形成され、
前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、および前記第2接続部により構成されていても良い。
この光モジュールによれば、光ファイバ保持部材において、第2接続部の少なくとも一部が第3面(傾斜面)に形成されている。したがって、第1接続部と第2接続部との接続強度を維持しつつも、第1面と第3面との間の空間を広く形成することができる。この空間は断熱空間としても機能するため、第3面の光ファイバ保持孔に保持された光ファイバは、光結合部材からの熱の影響を受け難い。このため、光ファイバ保持部材の熱膨張による光ファイバの位置ずれを低減することができ、光モジュールにおける通信品質の低下を抑制することができる。
(8)また、上記(1)の光モジュールにおいて、
前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部および突起部と、を有し、
前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面に当接する第2面と、前記第2面に隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面と、前記第1接続部に接続する第2接続部と、を有し、
前記第3面は、前記ファイバ端面と同じ傾斜を有し、前記ファイバ端面を一部に含むように配置され、
前記突起部は、前記第3面に当接するように形成されており、
前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、前記第2接続部、および前記突起部により構成されていても良い。
この光モジュールによれば、光ファイバ保持部材の傾斜している第3面と、光結合部材の突起部と、が当接するように構成されている。このため、光結合部材に対する光ファイバ保持部材の姿勢を、より安定して保持することができ、光モジュールにおける通信品質の低下を抑制できる。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、本発明に係る光モジュールの実施形態の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の光モジュール1を示す斜視図である。また、図2は、図1の樹脂ハウジング28を外した状態を示し、図3は、さらに図2の金属ハウジング26を外した状態を示し、図4は、さらに図3のクリップ部材60を外した状態を示す。また、図5は、図1に示す光モジュールの断面図である。
光モジュール1は、光通信技術などにおいて信号(データ)の伝送に用いられるものであり、接続先のパソコンなどといった電子機器に電気的に接続され、電気信号と光信号を相互に変換して伝送するものである。
図1に示すように、光モジュール1は、光ケーブル3と、コネクタモジュール5と、を備えている。光モジュール1は、単芯あるいは多芯の光ケーブル3の末端がコネクタモジュール5に取り付けられて構成されている。
光ケーブル3は、複数本(ここでは4本)の光ファイバ心線(光ファイバの一例)7と、この光ファイバ心線7を被覆する樹脂製の外被9と、を有している。また、光ケーブル3は、光ファイバ心線7と外被9との間に介在された極細径の抗張力繊維11と、外被9と抗張力繊維11との間に介在された金属編組13と、を有している。つまり、光ケーブル3では、光ファイバ心線7、抗張力繊維11、金属編組13、および外被9が、その中心から径方向の外側に向けてこの順に配置されている。
光ファイバ心線7は、コアとクラッドとが石英ガラスで構成される光ファイバ(AGF:All Glass Fiber)、クラッドが硬質プラスチックから構成される光ファイバ(HPCF:Hard Plastic Clad Fiber)、等を用いることができる。外被9は、ノンハロゲン難燃性樹脂である例えばPVC(poly vinyl chloride)から形成されている。外被9の外径は、4.2mm程度であり、外被9の熱伝導率は、例えば0.17W/m・Kである。抗張力繊維11は、例えばアラミド繊維であり、束状に集合された状態で光ケーブル3に内蔵されている。
金属編組13は、例えば錫めっき導線から形成されており、編組密度が70%以上、編み角度が45°〜60°である(図2参照)。金属編組13の外径は、0.05mm程度である。金属編組13の熱伝導率は、例えば400W/m・Kである。金属編組13は、熱伝導を良好に確保するために高密度に配置することが好ましく、一例としては平角線の錫めっき導線で構成されていることが好ましい。
コネクタモジュール5は、ハウジング20と、ハウジング20の前端側に設けられた電気コネクタ22と、ハウジング20に収容された回路基板24(図3参照)と、を備えている。
図1、図2に示すように、ハウジング20は、金属ハウジング26と、樹脂ハウジング28と、から構成されている。
金属ハウジング26は、収容部材30と、収容部材30の後端部に連結され、光ケーブル3を固定する固定部材32と、から構成されている。金属ハウジング26は、鋼(Fe系)、ブリキ(錫めっき銅)、ステンレス、銅、真鍮、アルミなどの熱伝導率の高い(好ましくは100W/m・K以上)金属材料により形成されている。金属ハウジング26は、熱伝導体を構成している。
収容部材30は、断面が略矩形形状を呈する筒状の中空部材である(図5参照)。収容部材30は、回路基板24などを収容する収容空間Sを画成している。収容部材30の前端側には、電気コネクタ22が設けられ、収容部材30の後端側には、固定部材32が連結される。
固定部材32は、図2から図5に示すように、板状の基部34と、筒部36と、基部34の両側から前方に張り出す一対の第1張出片38と、基部34の両側から後方に張り出す一対の第2張出片40とを有している。一対の第1張出片38は、収容部材30の後部からそれぞれ挿入され、収容部材30に当接して連結される。一対の第2張出片40は、後述する樹脂ハウジング28のブーツ46に連結される。固定部材32は、基部34、筒部36、第1張出片38及び第2張出片40が板金により一体に形成されている。
筒部36は、略円筒形状を有しており、基部34から後方に突出するように設けられている。筒部36は、カシメリング42との協働により光ケーブル3を保持する。具体的には、外被9を剥いだ後、光ケーブル3の光ファイバ心線7を筒部36の内部に挿通させるとともに抗張力繊維11を筒部36の外周面に沿って配置する。そして、筒部36の外周面に配置された抗張力繊維11上にカシメリング42を配置して、カシメリング42をかしめる。これにより、抗張力繊維11が筒部36とカシメリング42との間に挟持され、固定部材32に光ケーブル3が固定される。
基部34には、光ケーブル3の金属編組13の端部がはんだにより接合されている。具体的には、金属編組13は、固定部材32におけるカシメリング42(筒部36)の外周を覆うように配置されており、その端部が基部34の後面にまで延ばされてはんだにより接合されている。このため、固定部材32と金属編組13とは、熱的に接続されている。さらに、収容部材30の後端部に固定部材32が結合することにより、収容部材30と固定部材32とが物理的且つ熱的に接続される。これにより、収容部材30と光ケーブル3の金属編組13とが熱的に接続されている。
樹脂ハウジング28は、例えばポリカーボネートなどの樹脂材料から形成されており、金属ハウジング26を覆っている。樹脂ハウジング28は、外装ハウジング44と、ブーツ46と、を有している。外装ハウジング44は、収容部材30の外面を覆うように設けられている。ブーツ46は、外装ハウジング44の後端部に連結され、固定部材32の外面を覆うように設けられている。ブーツ46の後端部と光ケーブル3の外被9とは、接着剤(図示省略)により接着される。
電気コネクタ22は、接続対象(例えばパソコンなど)に挿入され、接続対象と電気的に接続される部分である。電気コネクタ22は、図1,図5に示すように、ハウジング20の前端側に配置されており、ハウジング20から前方に突出している。また、電気コネクタ22は、図3から図5に示すように、接触子22aにより回路基板24に電気的に接続されている。
回路基板24は、図5に示すように、金属ハウジング26(収容部材30)の収容空間Sに収容されている。回路基板24には、制御用半導体50と、受発光素子(光素子の一例)52(図6参照)と、が搭載されている。回路基板24は、制御用半導体50と受発光素子52とを電気的に接続している。回路基板24は、図3に示すように、平面視で略矩形形状を呈しており、所定の厚みを有している。回路基板24は、例えば、ガラスエポキシ基板、セラミック基板などの絶縁基板であり、その表面または内部には、金(Au)、アルミ(Al)又は銅(Cu)などにより回路配線が形成されている。制御用半導体50と受発光素子52とは、光電変換部を構成している。また、回路基板24には、図4に示すように、レンズアレイ部品(光結合部材の一例)55と、レンズアレイ部品55に結合されたコネクタ部品(光ファイバ保持部材の一例)54が設けられている。また、図3に示すように、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とを覆ってクリップ部材60が取り付けられている。
制御用半導体50は、駆動IC50a(図6参照)や、波形整形器であるCDR(Clock Date Recovery)装置50bなどを含んでいる。制御用半導体50は、回路基板24の表面(上面)24a側に配置されており、電気コネクタ22と電気的に接続されている。
図6(a)は、回路基板24を上から見た図であり、図6(b)は、(a)に示す回路基板24を横から見た図である。また、図7(a)と(b)は、それぞれ図6(a)と(b)においてレンズアレイ部品55にコネクタ部品54が取り付けられた状態を示す図である。
図6および図7に示すように、回路基板24に搭載された受発光素子52は、複数(ここでは2つ)の発光素子52aと、複数(ここでは2つ)の受光素子52bとを含んで構成されている。発光素子52a及び受光素子52bは、回路基板24において、表面24aの後端側に配置されている。発光素子52aとしては、例えば、発光ダイオード、レーザダイオード、面発光レーザなどを用いることができる。受光素子52bとしては、例えば、フォトダイオードなどを用いることができる。
受発光素子52は、光ケーブル3の光ファイバ心線7と光学的に接続されている。具体的には、回路基板24上の受発光素子52及び駆動IC50aを覆うように取り付けられたレンズアレイ部品55に、コネクタ部品54が結合されることにより、受発光素子52と光ファイバ心線7とが光学的に接続される。
レンズアレイ部品55は、レンズアレイ部品55を構成する各面のうち、結合されるコネクタ部品54に対向する側(後側)に対向後面(第1面の一例)55cを有し、その対向後面55cに位置決めピン(第1接続部の一例)55bを有している。対向後面55cは、回路基板24の表面24aに対して略垂直に形成されている。位置決めピン55bは、光ファイバ心線7の光軸と略平行な方向に突出して設けられている。
また、レンズアレイ部品55は、光の入射部および出射部に、光ファイバ心線7から入射された光を平行光とし、発光素子52aから出射された光を集光して出射するレンズ(光学制御部の一例)55dを有している。また、レンズアレイ部品55は、受発光素子52の上側に、光ファイバ心線7から入射された光を集光し、発光素子52aから出射された光を平行光にするレンズ55eを有している。さらに、レンズアレイ部品55は、発光素子52aから出射された光、又は、光ファイバ心線7から出射された光を反射して屈曲させる反射膜55aを有している。
コネクタ部品54は、コネクタ部品54を構成する各面のうち、結合されるレンズアレイ部品55の対向後面55cに当接する当接面(第2面の一例)54eを有し、その当接面54eに位置決め孔(第2接続部の一例)54bを有している。位置決め孔54bは、光ファイバ心線7の光軸と略平行な方向に向けて形成されている。また、コネクタ部品54は、当接面54eの上側に隣接して傾斜面(第3面の一例)54fを有している。傾斜面54fは、当接面54eに垂直な方向に対して約8°の仰角を有している。また、傾斜面54fには、光ファイバ心線7を保持する光ファイバ保持孔54aが形成されている。
このように、本例のコネクタ部品54は、当接面54e(第2面の一例)と傾斜面54f(第3面の一例)とで構成されるとともに位置決め孔54b(第2接続部の一例)が形成された前面54hと、前面54hと前後方向において反対側に配置される後面54gと、上面54dと、上面54dと上下方向において反対側に配置される下面54cとを有している。この前面54hは本例の姿勢保持構造の一部を構成している。
また、図7(a)に示すように、レンズアレイ部品55は、対向後面55cに凹部が形成されており、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが結合した状態で、台形状の光結合空間Cが形成される。コネクタ部品54の光ファイバ保持孔54aに保持される光ファイバ心線7のファイバ端面から導出される光は、光結合空間Cを通過して、レンズアレイ部品55のレンズ55dに導入される。また、レンズアレイ部品55から導出される光は、光結合空間Cを通過して、コネクタ部品54に保持される光ファイバ心線7のファイバ端面7a(図8参照)に導入される。
レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とは、位置決めピン55bと位置決め孔54bとが嵌合することで位置決めされて結合する。この結合により、レンズアレイ部品55の対向後面55cとコネクタ部品54の当接面54eとが当接する。コネクタ部品54の光ファイバ保持孔54aには、図示を省略する光ファイバ心線7の末端が保持される。受発光素子52と光ファイバ心線7とは異なる光軸を有している。レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが結合することにより、レンズアレイ部品55のレンズ55d,55eおよび反射膜55aによって光軸方向が変換され、光ファイバ心線7と受発光素子52とが光学的に接続される。
レンズアレイ部品55にコネクタ部品54が結合された状態において、図7(b)に示すように、コネクタ部品54の下面54cと回路基板24との間には、所定の距離を有した断熱空間Dが形成される。レンズアレイ部品55は、成形における寸法精度が良好で、通信光に対して透明度の高い樹脂(例えば、ポリエーテルイミド系樹脂:線膨張係数5.6×10−5/K)で構成されている。さらに、高温環境での使用が想定される場合には、リフロー等の高温処理に耐え得る樹脂であって、通信光に対して透明度の高い樹脂(例えば、電子線架橋樹脂:線膨張係数9.0×10−5/K)で構成される。また、コネクタ部品54は、成形における寸法精度が良好な材料(例えば、ポリフェニレンスルフィド系樹脂:線膨張係数2.6×1010−5/K))で構成される。
図8は、コネクタ部品54の一例を示す斜視図である。
図8に示すように、コネクタ部品54の傾斜面54fには、複数(ここでは4個)の光ファイバ保持孔54aが形成されており、各光ファイバ保持孔54aには光ファイバ心線7が挿入されている。各光ファイバ心線7は、そのファイバ端面7aが光ファイバ保持孔54aからコネクタ部品54の外に露出された状態で光ファイバ保持孔54aに保持されている。ファイバ端面7aは、光ファイバ心線7の光軸に直交する面に対して傾斜して形成されており、例えば光ファイバ心線7の光軸に直交する面に対して約8°の仰角を有するように研磨されている。また、光ファイバ心線7は接着剤71によって光ファイバ保持孔54aに接着固定されている。
傾斜面54fは、光ファイバ心線7のファイバ端面7aと同様に光ファイバ心線7の光軸に直交する面に対して傾斜して形成されている。傾斜面54fは、ファイバ端面7aと同じ傾斜角度に研磨されており、ファイバ端面7aを一部に含むようにほぼ(略)同一面上に形成されている。コネクタ部品54を研磨機に押しつけて研磨するとき、ガラスで構成される光ファイバ心線7の方が樹脂で構成されるコネクタ部品より堅いため、ファイバ端面7aの方が僅かに傾斜面54fより前方に飛び出る場合もある。また、コネクタ部品54がレンズアレイ部品55に結合された状態において、傾斜面54fとレンズアレイ部品55の対向後面55cとの間には、傾斜面54fによる傾斜空間Eが形成される(図7(b)参照)。
傾斜面54fの下側に隣接する当接面54eの両側部近傍には、当接面54eに対して垂直方向であるコネクタ部品54の長手方向に沿って、位置決め孔54bが形成されている。また、位置決め孔54bは、その孔全体が当接面54e上に配置されるように形成されており、コネクタ部品54の厚さ方向における略中央に形成されている。
コネクタ部品54では、コネクタ部品54の厚さ方向において、位置決め孔54bよりも上側の位置に、光ファイバ保持孔54aが形成されている。図7(b)を参照して説明すると、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが位置決めピン55bと位置決め孔54bとによって接続され、受発光素子52と光ファイバ心線7とが光学的に接続された状態において、コネクタ部品54を構成する各面のうち、断熱空間Dを挟んで回路基板24に対向する面である下面54cとは上下方向において反対側の面である上面54dに対して、位置決め孔54bよりも近い位置に、光ファイバ保持孔54aが形成されている。このように、光ファイバ保持孔54aは、位置決め孔54bから上面54d側にシフトした位置に配置されている。
図9は、クリップ部材60の一例を示す図である。図9(a),(b)は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とに装着される前のクリップ部材60の形状を示す図である。図9(c)は、位置決めピン55bと位置決め孔54bとによって結合されたレンズアレイ部品55とコネクタ部品54とにクリップ部材60が装着された状態を示す図である。
クリップ部材60は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54との外周側に配置され、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とを把持することにより両部品の接続状態を保持する部材である。クリップ部材60は、例えば、ステンレスなどの弾性に優れた金属材料を機械加工して形成されたものであり、レンズアレイ部品55およびコネクタ部品54と略同一幅寸法に形成されている。
図9(a),(b)に示すように、クリップ部材60は、長方形状の天板部61を有している。また、クリップ部材60は、天板部61の一端である第1端部62から天板部61の下面61a側に張り出す一対の第1脚部63を有している。さらに、クリップ部材60は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが接続される接続方向において、第1端部62とは反対側の天板部61の他端である第2端部64から天板部61の下面61a側に張り出す一対の第2脚部65を有している。また、天板部61の中央には、矩形状の開口部66が形成されている。
天板部61は、コネクタ部品54及びレンズアレイ部品55への装着時に略平面形状となるように、図9(b)に示すように、下面61a側とは反対側の上面61b側に頂部67を有するように予め屈曲して形成されている。頂部67は、天板部61の中央位置に形成されている。また、第1脚部63及び第2脚部65は、それぞれ内側へ僅かに突出するように屈曲して形成され、第1脚部63及び第2脚部65の下端部63a,65aが外側へ広がるように傾斜して形成されている。
図9(c)に示すように、クリップ部材60は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の上方側から嵌め込まれる。クリップ部材60を装着すると、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とがクリップ部材60の第1脚部63と第2脚部65との間に挟み込まれる。このとき、第1脚部63は、レンズアレイ部品55を構成する各面のうちの対向後面55cとは反対側の面55hと第1接点F1で接触し、第2脚部65は、コネクタ部品54を構成する各面のうちの当接面54eとは反対側の面である後面54gと第2接点F2で接触する。この状態のとき、第1接点F1及び第2接点F2は、当接面54eと傾斜面54fとの接続部分Xよりも回路基板24に近い位置に配置されている。このように、第1接点F1及び第2接点F2は、接面54eと傾斜面54fとの接続部分Xから下面54c側にシフトした位置に配置されている。また、この状態のとき、クリップ部材60は、上方へ屈曲されていた天板部61が略平面形状に変形し、この天板部61によってレンズアレイ部品55とコネクタ部品54との外周の上面55fと54dが覆われる。
これにより、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが、弾性変形した天板部61の弾性力によって第1脚部63と第2脚部65とで挟持されて固定支持され、両部品の接続状態が維持される。また、略平面形状に変形した天板部61は、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54の外周の上面55fと54dに密着した状態に配置される。また、クリップ部材60が装着された状態において、光ファイバ心線7は、一対の第1脚部63の間に配索される。
上記構成を有する光モジュール1では、電気コネクタ22から電気信号を入力し、回路基板24の配線を介して制御用半導体50が電気信号を入力する。制御用半導体50に入力された電気信号は、レベルの調整やCDR装置50bにより波形整形などが行われた後に、制御用半導体50から回路基板24の配線を介して受発光素子52に出力される。電気信号を入力した受発光素子52では、電気信号を光信号に変換し、発光素子52aから光ファイバ心線7に光信号を出射する。
また、光ケーブル3で伝送された光信号は、受光素子52bにより入射される。受発光素子52では、入射された光信号を電気信号に変換し、この電気信号を回路基板24の配線を介して制御用半導体50に出力する。制御用半導体50では、電気信号に所定の処理を施した後、電気コネクタ22にその電気信号を出力する。
さらに、光モジュール1ではモジュール内で発生した熱を以下のようにして放熱する。図5において、回路基板24に搭載された制御用半導体50及び受発光素子52で発生した熱は、まず回路基板24に伝わる。回路基板24に伝達された熱は、放熱シート56を介して収容部材30に伝えられる。次に、熱は、収容部材30からこれに連結された固定部材32に伝わり、固定部材32に接続された光ケーブル3の金属編組13に伝えられる。そして、金属編組13に伝わった熱は、光ケーブル3の外被9を介して外部に放出される。
ところで、従来、光ファイバを保持するコネクタ部品がレンズアレイ部品に装着されて、光ファイバと光素子とが光学的に接続される構成の光モジュールがある(国際公開第2013/099753号)。この光モジュールでは、コネクタ部品に保持された光ファイバの端面が、光軸に直交する面に対して垂直に形成されているため、発光素子から出射された光がレンズアレイ部品を介して光ファイバの端面に入射するとき、光の一部が光ファイバの端面で反射してレンズアレイ部品方向に戻ってしまう場合があった。この場合、レンズアレイ部品方向に戻る反射光によって光モジュールの通信品質が低下してしまう。
また、従来、反射減衰量の特性を向上させるために、すなわち、戻り反射光による通信品質の低下を抑制するために、光ファイバを保持するコネクタの各面のうち、光ファイバが露出する端面の全体を斜め研磨する技術が知られている(特許第4688719号)。
そこで、国際公開第2013/099753号のように、レンズアレイ部品とコネクタ部品とを連結させる構成のものに対して斜め研磨の技術を応用し、コネクタ部品の端面の全体を斜めに研磨することが考えられる。しかしながら、コネクタ部品の端面の全体を斜めに研磨してしまうと、不意な力によってレンズアレイ部品に対するコネクタ部品の姿勢が不安定になってしまう場合がある。レンズアレイ部品に対するコネクタ部品の姿勢が不安定の場合、光ファイバと光素子との光学的な接続が不安定になり、通信品質が低下する一因となる。
これに対し、本実施形態の光モジュール1によれば、発光素子52aから出射された光の一部は、光ファイバ心線7に受光されず、光ファイバ心線7のファイバ端面7aで反射される。しかし、ファイバ端面7aが光ファイバ心線7の光軸に直交する面に対し傾斜して形成されているため、この傾斜したファイバ端面7aで反射した光は、図10に示すように、矢印Fで示される方向へ進行する。このため、この傾斜したファイバ端面7aによって、レンズ55dに向かう光の反射が防止される。これにより、光モジュール1における、レンズ55dに入射するファイバ端面7aの反射光を要因とした、通信品質の低下を抑制することができる。
また、レンズアレイ部品55の位置決めピン55bと対向後面55c、コネクタ部品54の位置決め孔54bと当接面54e、およびクリップ部材60を含んで構成される姿勢保持構造により、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を保持することができる。このため、レンズ55dに対するファイバ端面7aの位置ずれが低減されて、受発光素子52と光ファイバ心線7との光学的な接続が安定した状態に維持される。これにより、光モジュール1の光学的な接続の損失を要因とする通信品質の低下を抑制することができる。なお、姿勢保持構造は、レンズアレイ部品55の位置決めピン55bとコネクタ部品54の位置決め孔54bとを少なくとも含むように構成してもよく、また、レンズアレイ部品55の対向後面55cとコネクタ部品54の当接面54eとを少なくとも含むように構成してもよい。
具体的には、コネクタ部品54の光ファイバ保持孔54aは、レンズアレイ部品55の位置決めピン55bが結合する位置決め孔54bの位置よりも、コネクタ部品54の上面54dに近い位置に形成されている。したがって、光ファイバ保持孔54aは、コネクタ部品54において、温度上昇の大きい回路基板24から離れた位置に形成され、上面54dに近い光ファイバ保持孔54aの位置は他の部位より比較的高温になりにくい。このため、光ファイバ保持孔54aに保持されている光ファイバ心線7は、コネクタ部品54の熱膨張による影響を受け難く、熱膨張による光ファイバ心線7の位置ずれは低減される。また、熱による光ファイバ保持孔54a内部の接着剤71の劣化が進行することを抑制することができる。これにより、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を保持することができ、受発光素子52と光ファイバ心線7との光学的な接続を安定した状態に維持して、光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とは、結合した状態において、対向後面55cと当接面54eとで面接触する。このため、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を確実に保持することができるので、受発光素子52と光ファイバ心線7との光学的な接続を安定的に維持することができ、光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、コネクタ部品54における当接面54eに隣接した上側には、レンズアレイ部品55の対向後面55cから離れる方向へ約8°傾斜した傾斜面54fが形成される。このため、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが結合された状態において、レンズアレイ部品55の対向後面55cとコネクタ部品54の傾斜面54fとの間には、傾斜空間Eが形成される。この傾斜空間Eは、断熱空間としても機能するため、傾斜面54fの光ファイバ保持孔54aに保持された光ファイバ心線7は、レンズアレイ部品55からの熱の影響を受け難い位置に配索される。このため、コネクタ部品54の熱膨張による光ファイバ心線7の位置ずれを低減することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、レンズアレイ部品55の対向後面55cに当接するコネクタ部品54の当接面54e上に、コネクタ部品54の位置決めを行うための位置決め孔54bの全体が形成される。このため、対向後面55cと当接面54eとを当接させることにより、コネクタ部品54の位置決め孔54bに対してレンズアレイ部品55の位置決めピン55bが、ずれることなく嵌め合わされる。また、光ファイバ保持孔54aが形成されているコネクタ部品54の傾斜面54fは、位置決め孔54bよりも上部で上面54dに近い領域に形成される。このため、コネクタ部品54における当接面54eの領域を広く確保することができるので、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54との当接する面積が広くなる。これにより、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を安定的に保持することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、コネクタ部品54とレンズアレイ部品55とは、クリップ部材60によって把持される。このとき、第1脚部63は、レンズアレイ部品55の面55hと第1接点F1で接触し、第2脚部65は、コネクタ部品54の後面54gと第2接点F2で接触する。この状態のとき、第1接点F1及び第2接点F2は、当接面54eと傾斜面54fとの接続部分Xよりも回路基板24に近い位置に配置されている。このため、クリップ部材60の押圧力は、当接面54eと対向後面55cとに互いの面を押し合うように作用するので、この押圧力によって両部材を安定的に固定することができる。これにより、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を安定的に保持することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、コネクタ部品54の傾斜面54fと光ファイバ心線7のファイバ端面7aとは、同じ傾斜角度でほぼ同一面上に形成されている。このため、コネクタ部品54の端面を研磨して傾斜面54fを形成することで、ファイバ端面7aの傾斜も同時に形成することができ、コネクタ部品54の製造が容易である。
次に、上述した形態におけるコネクタ部品の変形例について図11を参照して説明する。
上述した形態のコネクタ部品54では、図6から図8に示されるように、光ファイバ保持孔54aが形成された傾斜面54fは、位置決め孔54bよりも上部に形成されている。すなわち、位置決め孔54bに傾斜面54fが重ならないように形成されている。しかし、この形態に限定されず、例えば図11(a)に示すように、位置決め孔54bの一部(ここでは位置決め孔54bの上部)を傾斜面54fに形成しても良い。この場合、傾斜面54fは、位置決め孔54bの下半分に重ならないように形成されることが望ましい。
このような構成とすることにより、コネクタ部品54における傾斜面54fの面積を大きく確保することができ、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが結合された図7の状態において、傾斜空間Eが大きく形成される。傾斜空間Eは断熱空間としても機能するため、傾斜面54fの光ファイバ保持孔54aに保持された光ファイバ心線7は、レンズアレイ部品55からの熱の影響をさらに受け難くなる。これにより、コネクタ部品54の熱膨張による光ファイバ心線7の位置ずれを低減することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。また、位置決め孔54bは、上半分の一部分のみが傾斜面54fによって削られるだけなので、位置決めピン55bと位置決め孔54bとの嵌合によって位置決めピン55bを確実に保持することができる。これにより、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を安定的に保持し、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
また、例えば図11(b)に示すように、コネクタ部品54の幅方向の一部に傾斜面54fを形成するようにしても良い。具体的には、形成された傾斜面54fに少なくとも光ファイバ保持孔54aが設けられるように、コネクタ部品54の幅方向における中央部に傾斜面54fを形成する。この場合、傾斜面54fが位置決め孔54bと重ならないように形成されることが望ましい。すなわち、位置決め孔54bは当接面54e上の両側部近傍に形成され、傾斜面54f上に光ファイバ保持孔54aのみが形成されることが望ましい。
このような構成とすることにより、コネクタ部品54における当接面54eの面積を広く確保することができるので、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが結合された状態において、両部品の互いに当接する部分の面積が広い。これにより、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を安定的に保持することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
次に、上述した形態におけるレンズアレイ部品の変形例について図12を参照して説明する。
上述した形態のレンズアレイ部品55では、図6、図7に示されるように、コネクタ部品54に対向する対向後面55cが、回路基板24の表面24aに対して略垂直に形成されている。しかし、この形態に限定されず、例えば図12(a),(b)に示すように、レンズアレイ部品55Aにおいて、姿勢保持構造の一部として、対向後面55cの上部に突起部55gを設けるようにしても良い。突起部55gは、対向するコネクタ部品54に向かって突出し、その突出した端面は、結合されるコネクタ部品54の傾斜面54fに当接するように傾斜して形成されている。例えば、突起部55gの端面は、光ファイバ心線7の光軸に直交する面に対して約8°の俯角を有するように研磨されている。また、突起部55gは、図12(c)に示すように、結合されるコネクタ部品54の傾斜面54fにおける光ファイバ保持孔54aが形成されている部分を除いた部分、すなわち対向後面55cの両側部に形成されている。
このような構成とすることにより、レンズアレイ部品55Aとコネクタ部品54とが結合された状態において、レンズアレイ部品55Aの対向後面55cに対して、コネクタ部品54の当接面54eだけでなく傾斜面54fの一部も当接する。これにより、レンズアレイ部品55Aに対するコネクタ部品54の姿勢を、より安定的に保持することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
次に、上述した形態におけるクリップ部材の変形例について図13を参照して説明する。
上述した形態のクリップ部材60では、図9(b)に示されるように、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54との外周の上面55fと54dを覆う長方形状の天板部61を有している。しかし、この形態に限定されず、例えば図13(a),(b)に示すように、クリップ部材60Aにおいて、姿勢保持構造の一部として、天板部61の下面61aに突起部68を設けるようにしても良い。突起部68は、装着されるレンズアレイ部品55およびコネクタ部品54の外周の上面55fおよび54dに向かって突出するように形成されている。また、突起部68は、コネクタ部品54の傾斜面54fにおける光ファイバ保持孔54aが形成されている部分を除いた部分、すなわち天板部61の両側部に形成されている。
このクリップ部材60Aが装着された場合、クリップ部材60Aの第1脚部63と第2脚部65との間に、レンズアレイ部品55とコネクタ部品54とが挟み込まれる。そして、略平面形状に変形した天板部61が外周の上面55fと54dを覆い、天板部61の突起部68がコネクタ部品54の傾斜面54fによって形成された傾斜空間Eに嵌合する。
このような構成とすることにより、レンズアレイ部品55Aとコネクタ部品54とが結合された状態において、傾斜空間Eの一部にクリップ部材60Aの突起部68が嵌合される。このため、レンズアレイ部品55の対向後面55cに対して、コネクタ部品54の当接面54eだけでなく、突起部68を介した傾斜面54fの一部も当接する。これにより、レンズアレイ部品55Aに対するコネクタ部品54の姿勢を、より安定的に保持することができ、上記と同様に光モジュール1における通信品質の低下を抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、コネクタ部品およびレンズアレイ部品として、図14に示すように、位置決め孔54bが光ファイバ保持孔54aの位置よりも上部に形成されているコネクタ部品54C、及びこれに対応するレンズアレイ部品55Bを用いても良い。このような構成であっても、上述した形態と同様の姿勢保持構造によって、レンズアレイ部品55に対するコネクタ部品54の姿勢を安定的に保持することができる。
1:光モジュール
5:コネクタモジュール
7:光ファイバ心線(光ファイバの一例)
7a:ファイバ端面
24:回路基板
52:受発光素子(光素子の一例)
54,54A,54B,54C:コネクタ部品(光ファイバ保持部材の一例)、
54a:光ファイバ保持孔
54b:位置決め孔(第2接続部の一例)
54c:下面
54d:上面
54e:当接面(第2面の一例)
54f:傾斜面(第3面の一例)
54g:後面
54h:前面
55,55A,55B:レンズアレイ部品(光結合部材の一例)
55b:位置決めピン(第1接続部の一例)
55c:対向後面(第1面の一例)
55d:レンズ(光学制御部の一例)
55g:突起部
60:クリップ部材
68:突起部

Claims (8)

  1. 光素子が搭載された回路基板と、
    ファイバ端面が露出した状態で光ファイバが保持された光ファイバ保持孔を有する光ファイバ保持部材と、
    前記回路基板上に固定され、前記光素子と前記光ファイバとを光学制御部によって光学的に接続する光結合部材と、
    前記光結合部材に対して前記光ファイバ保持部材の姿勢を保持する姿勢保持構造と、
    を備え、
    前記ファイバ端面が前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜している、光モジュール。
  2. 前記光結合部材は、第1接続部を有し、
    前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
    前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
    前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
    前記前面は前記第1接続部と接続する第2接続部を有し、
    前記光ファイバ保持孔は前記第2接続部から前記上面側にシフトした位置に形成され、
    前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1接続部と前記第2接続部により構成されている、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面を有し、
    前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
    前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
    前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
    前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面を有し、
    前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面と前記第2面により構成されている、請求項1または請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記前面は、前記第2面と隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面を有し、
    前記第3面は前記ファイバ端面と略同一面上に配置され前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜している、請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記光結合部材と前記光ファイバ保持部材とが連結された状態を保持するクリップ部材を更に備え、
    前記クリップ部材が前記光結合部材と前記光ファイバ保持部材に対して取り付けられた状態において、前記クリップ部材と前記光結合部材との第1接点及び前記クリップ部材と前記光ファイバ保持部材との第2接点は、前記光ファイバ保持部材の前記第2面と前記第3面の接続部分から前記下面側にシフトした位置に配置されている、請求項4に記載の光モジュール。
  6. 前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部とを有し、
    前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
    前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
    前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
    前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面と、前記第1接続部と接続するとともに前記第2面に全体が形成された第2接続部とを有し、
    前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、および前記第2接続部により構成されている、請求項1に記載の光モジュール。
  7. 前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部とを有し、
    前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
    前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
    前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
    前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面と当接する第2面と、前記第2面と隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面と、前記第1接続部と接続すると第2接続部と、を有し、
    前記第3面は前記光ファイバの光軸に直交する面に対して傾斜しており、
    前記第2接続部の少なくとも一部は、前記第3面に形成され、
    前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、および前記第2接続部により構成されている、請求項1に記載の光モジュール。
  8. 前記光結合部材は、前記光ファイバ保持部材と対向する第1面と、前記第1面に形成される第1接続部および突起部と、を有し、
    前記光ファイバ保持部材は、上面と、下面と、前面と、後面と、を含み、
    前記前面から前記後面に向けて光ファイバ保持孔が形成され、
    前記下面は前記回路基板と対向するとともに前記上面と上下方向において反対側に配置され、
    前記前面は、前記光素子と前記光ファイバとが光学的に接続された状態において前記第1面に当接する第2面と、前記第2面に隣接して設けられるとともに前記光ファイバ保持孔が形成された第3面と、前記第1接続部に接続する第2接続部と、を有し、
    前記第3面は、前記ファイバ端面と同じ傾斜を有し、前記ファイバ端面を一部に含むように配置され、
    前記突起部は、前記第3面に当接するように形成されており、
    前記姿勢保持構造は、少なくとも前記第1面、前記第2面、前記第1接続部、前記第2接続部、および前記突起部により構成されている、請求項1に記載の光モジュール。
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