JP2015175848A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 回路基板と、
   前記回路基板上のロゴスキーコイルであって、電磁効果（ＥＭＥ）電流に応じて過渡パルスを生成するように構成されたロゴスキーコイルと、
   前記回路基板上の永続データストレージと、
   前記コイルが検知した電流を表す値を収集し、前記値を前記永続データストレージに記憶させるための前記回路基板上の制御回路と
   を備える装置であって、
   前記制御回路は、前記ロゴスキーコイルによって生成された過渡パルスを積分してアナログ値を生じさせるアナログ積分器と、前記アナログ積分器からのアナログ値をデジタル値に変換するアナログデジタル変換器と、前記デジタル値を永続データストレージに記憶させるコントローラとを含み、前記制御回路が、
   電磁効果（ＥＭＥ）事象を検出し、
   前記ＥＭＥ事象の検出後の第１の期間の値を記憶し、
   前記ＥＭＥ事象の直前の第２の期間の値を記憶し、
   前記第１及び第２の期間中に記憶された値に対する全電流波形であって、前記ＥＭＥ事象による誘導電流の立ち上がり時間を含む全電流波形を構築するように構成されている、装置。
2. 前記回路基板が、多層プリント回路基板であり、前記ロゴスキーコイルは前記回路基板の多層に形成される、請求項１に記載の装置。
3. 前記データストレージと前記制御回路をカバーする強磁性シールドをさらに備える、請求項１に記載の装置。
4. 前記回路基板の長さが数インチである、請求項１に記載の装置。
5. 前記第１の期間は少なくとも５０マイクロ秒であり、前記第２の期間は、３００〜４５０マイクロ秒である、請求項１に記載の装置。
6. 前記制御回路は、前記装置に通信可能に接続した基地局のコンピュータからの要求に応じて前記全電流波形を送信するように構成されている、請求項１に記載の装置。
7. 前記電流波形全てを送信するための無線送信機をさらに備える、請求項１に記載の装置。
8. 留め具で、前記留め具の内の一つを囲むロゴスキーコイルを各々含む複数の回路基板を構造物に固定することと、
   前記コイルからセンサの測定値を収集し、前記測定値を前記回路基板に記憶させることと、
   前記コイルから追加のセンサ測定値を収集し、前記回路基板に前記追加のセンサ測定値を記憶させ続けながら、前記構造物を電磁効果（ＥＭＥ）事象にさらすことと、
   前記ＥＭＥ事象が終了した後、前記回路基板から記憶された前記測定値を読み出すことと
   を含む方法。
9. 前記コイルが検知した電流を表す前記測定値を使用して、前記ＥＭＥ事象を検出することと、
   前記測定値から電流波形を構築することとをさらに含み、各波形は、検出された前記ＥＭＥ事象の直後の第１の期間中、及び検出された前記ＥＭＥ事象の直前の第２の期間中にバッファリングされた測定値から構築される、請求項８に記載の方法。
10. 前記波形は、前記ＥＭＥ事象が終了した後に出力される、請求項９に記載の方法。