JP2015175691A - 転動部材の周面測定装置 - Google Patents

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世強 趙
圭祐 武藤
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Abstract

【課題】転動部材の転動面を触針にて直接測定しても、低いコストで触針の自励振動を有効的に抑制し、高周波帯域のウェービネス等の測定を容易にし、転動部材の転動面と接触する触針の先端の摩耗を抑制し、転動部材の転動面と接触する触針の先端に硬い粒子等が刺さり難い転動部材の周面測定装置を提供する。
【解決手段】転動部材4の周面測定装置1は、コンバータ2と、転動部材4に接触する触針3を有し、触針3の先端とコンバータ2の間に、触針3の自励振動抑制部材を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受用部品の軌道輪や転動体等の転動部材を、円周方向に測定する為の装置に関し、転動部材の転動面の直接測定に好適であり、特にウェービネスや真円度の測定に好適である。
従来より、転動部材は、転動装置の回転時の振動抑制や回転精度等を確保するために、周面の径寸法や真円度やウェービネス等を精度よく検査して管理する必要がある。転動部材のウェービネスを測定する方法としては、転動部材を転動装置に組み込んで転動装置を回転させ、転動装置の振動を測定することにより、間接的にウェービネス等を測定する方法がある。しかし、この方法では、転動部材を転動装置に組み込んだ後に測定するため、転動部材単品の品質保証には使い難い場合がある。それに対して、転動部材の転動面のウェービネス等を直接測定する場合には、転動面に傷が付き易いとの問題があった。それに対する従来技術としては、転動部材の転動面に直接触れる触針の先端の素材をプラスチックやナイロンの樹脂材にして、転動面の傷を防止することが提案されている。しかし、触針の先端の素材をプラスチックやナイロンにした場合、転動部材の表面の鋭いキズや細かい凹凸や高周波帯域のウェービネス等の検出が難しい場合があったり、プラスチックやナイロンの摩耗が早かったり、プラスチックやナイロンに硬い粒子等が刺さって測定時に転動面を傷つけ易い可能性があり、転動部材に触針が接触する際に触針の先端部が曲がっても測定者が気づきにくく、測定値の信頼性と再現性に影響する可能性があった。
それに対する対策として、特許文献1に記載されている技術は、触針の先端にダイヤモンドを使用することにより、触針の摩耗を抑制し、触針に硬い粒子が刺さること等を抑制している。
特開2012−194106公報
しかし、触針の先端にダイヤモンドを使用した場合、ダイヤモンドの剛性が高いので、測定中に、触針の軸方向に自励振動が発生し、それがコンバータを通じて伝わり、高周波帯域の測定値へ影響を与え、測定が不安定な状態になる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、転動部材の転動面を触針にて直接測定しても、低いコストで触針の自励振動を有効的に抑制し、高周波帯域のウェービネス等の測定を容易にし、転動部材の転動面と接触する触針の先端の摩耗を抑制し、転動部材の転動面と接触する触針の先端に硬い粒子等が刺さり難い転動部材の周面測定装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る転動部材の周面測定装置は、コンバータと、転動部材に接触する触針を有し、触針の先端とコンバータの間に、触針の自励振動抑制部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、転動部材の転動面を触針にて直接測定しても、低いコストで触針の自励振動を有効的に抑制し、高周波帯域のウェービネス等の測定を容易にした転動部材の周面測定装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る転動部材の周面測定装置の触針の使用状況を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る転動部材の周面測定装置の触針の断面図である。 本発明の実施形態に係る転動部材の周面測定装置の触針の自励振動抑制部材として用いる皿ばね図である。
以下、本発明に係る転動部材の周面測定装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る転動部材の周面測定装置1の触針の使用状況を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る転動部材の周面測定装置の触針の断面図である。図1において、転動部材4は転がり軸受の軌道輪である内輪であり軌道面4Aを有し、転動部材である玉軸受の軌道輪はzを軸として、矢印の方向に一定の速度で回転している。転動部材の周面測定装置1において、y方向に上下する変位量を電気量に変換する図示しない発電手段を構成するコンバータ2に取り付けられた触針3を有する。
図2の触針3の先端3Aには、触針の転動面と接触する部分の摩耗を抑制し、触針の転動面と接触する部分に硬い粒子等が刺さり難い部材として、例えば、ダイヤモンドが取り付けられており、接触面3A1は図1の転動面4Aに直接接触して、回転する転動部材の転動面4Aのうねりによる変位量を図1のコンバータ2に伝え、ウェービネス等を正確に測定できる。また、触針3は、ねじ部5を介してコンバータ2に取付けられており、コンバータ2と触針の先端3Aの間に、触針の自励振動抑制部材6として、例えば樹脂製座金を有している。振動抑制部材6として、樹脂製座金以外では、ゴム製の座金や合金製の図3のような皿ばね座金を用いても良い。また、自励振動抑制部材6は、図2のように、コンバータ2と触針3の間に挟み込むようにすると、コンバータ2と触針3の間に容易に取付けることが出来るので、好ましい。また、振動抑制部材6には、コンバータ2と触針3の間に取付ける為、ねじ部5の外径より大きな径の穴を有することが好ましい。
また、触針3の先端3Aの接触面3A1は、転動部材の転動面と1箇所で接触する為には、平面または凸形状になっていることが好ましい。ただし、図1の転動面4Aのように凹曲面の場合に、触針3の先端3Aの接触面3A1は、凹曲面の曲率より小さい曲率の凸面を有することが好ましく、各種の転動部材に対応する為には、接触面3A1の凸面の曲率半径が1mm以下であることがより好ましい。また、転動面4Aに傷を付け難くする為には、接触面3A1の凸面の曲率半径が0.1mm以上であることが好ましく、接触面3A1の凸面の表面粗さは1μm以下であることが好ましく、測定時に転動部材の転動面に潤滑剤として潤滑油やグリースを塗布することが好ましい。また、転動面4Aに傷を付け難くする為には、転動面4Aに接触面3A1を接触させる時の押し付け力は1N以下であることが好ましく、0.2N以下であることがより好ましい。また、測定を安定的に行う為に、転動面4Aに接触面3A1を接触させる時の押し付け力は0.02N以上であることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、転動部材の転動面を触針にて直接測定しても、低いコストで触針の自励振動を有効的に抑制し、高周波帯域のウェービネス等の測定を容易にし、触針の転動面と接触する部分の摩耗を抑制し、触針の転動面と接触する部分に硬い粒子等が刺さり難い転動部材の周面測定装置を提供することができるが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1 転動部材の周面測定装置
2 コンバータ
3 触針
3A 先端
3A1 接触面
4 転動部材
4A 転動面
5 ねじ部
6 自励振動抑制部材

Claims (1)

  1. 転動部材の周面測定装置において、コンバータと、転動部材に接触する触針を有し、前記触針の先端とコンバータの間に、触針の自励振動抑制部材を有することを特徴とする転動部材の周面測定装置。
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