JP2015175559A5 - - Google Patents
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Description
上記課題は、筐体内に、バーナーを有する燃焼室と、前記バーナーの燃焼熱を利用してなる高温部と低温部の間に配置された熱電素子により熱起電力を発生させる熱電変換手段とが配置され、前記熱起電力により軸流ファンを駆動させて、前記筐体に形成された吹き出し口から前記燃焼熱を放出するようにした燃焼機器であって、前記筐体は、前記吹き出し口よりも上側に、前記燃焼室から発生した前記燃焼熱を外部に放出するための放熱口を有すると共に、内側に前記軸流ファンの風を前記吹き出し口側に向けるための流路を有し、前記燃焼室は、前記放熱口の下側に前記燃焼熱を前記筐体内に導く開口部を有し、前記開口部と前記放熱口との間であって前記流路よりも前記吹き出し口側には、前記軸流ファンの駆動時に前記燃焼熱が前記放熱口から抜けるのを抑え、この抑えられた燃焼熱を前記軸流ファンからの風によって前記吹き出し口の方向に向かわせる変向部が設けられている燃焼機器により解決される。
本発明の燃焼機器は、バーナーの燃焼熱を利用してなる高温部と低温部の間に配置される熱電素子により熱起電力を発生させる熱電変換手段が配置され、この熱起電力により送風機を駆動させて、吹き出し口から燃焼熱を放出するようにしている。従って、例えば外部電源がない屋外や停電時等であっても送風機を駆動させて、燃焼機器を使用できる。
ここで、筐体は、吹き出し口よりも上側に、燃焼室から発生した燃焼熱を外部に放出するための放熱口を有する。従って、熱電変換手段で送風機が駆動するまでの所定の時間帯、或いは、例えば熱電変換手段が故障した場合、相対的に上側の放熱口から燃焼熱を逃がして、筐体の過熱を防止することができる。
また、この放熱口とは別に相対的に下側に吹き出し口が形成されているので、送風機が正常に駆動している時間帯は、当該下側の吹き出し口から燃焼熱を放出して、外部空間を効率よく暖めることができる。
また、燃焼室は、放熱口の下側に燃焼熱を筐体内に導く開口部を有し、開口部と放熱口との間には、軸流ファンの駆動時に燃焼熱が放熱口から抜けるのを抑え、この抑えられた燃焼熱を軸流ファンからの風によって吹き出し口の方向に向かわせる変向部が設けられている。なお、ここにいう「燃焼熱が放熱口から抜けるのを抑え」とは、開口部から放熱口に向かう燃焼熱の流れに所要の抵抗を与えることを意味し、軸流ファンの起動前において、開口部から放熱口に向かう燃焼熱の流路を塞ぐことを意味するものではない。
従って、このような変向部が設けられることにより、軸流ファンの起動前は、開口部から上昇する燃焼熱を放熱口から放出することができる。そして、軸流ファンの駆動時には、放熱口に向かう流れが抑えられた燃焼熱に対して軸流ファンの風を当てて、燃焼熱の流れを吹き出し口の方向にベクトルを変えさせ、放熱口があったとしても、燃焼熱を効果的に吹き出し口から放出することができる。
ここで、筐体は、吹き出し口よりも上側に、燃焼室から発生した燃焼熱を外部に放出するための放熱口を有する。従って、熱電変換手段で送風機が駆動するまでの所定の時間帯、或いは、例えば熱電変換手段が故障した場合、相対的に上側の放熱口から燃焼熱を逃がして、筐体の過熱を防止することができる。
また、この放熱口とは別に相対的に下側に吹き出し口が形成されているので、送風機が正常に駆動している時間帯は、当該下側の吹き出し口から燃焼熱を放出して、外部空間を効率よく暖めることができる。
また、燃焼室は、放熱口の下側に燃焼熱を筐体内に導く開口部を有し、開口部と放熱口との間には、軸流ファンの駆動時に燃焼熱が放熱口から抜けるのを抑え、この抑えられた燃焼熱を軸流ファンからの風によって吹き出し口の方向に向かわせる変向部が設けられている。なお、ここにいう「燃焼熱が放熱口から抜けるのを抑え」とは、開口部から放熱口に向かう燃焼熱の流れに所要の抵抗を与えることを意味し、軸流ファンの起動前において、開口部から放熱口に向かう燃焼熱の流路を塞ぐことを意味するものではない。
従って、このような変向部が設けられることにより、軸流ファンの起動前は、開口部から上昇する燃焼熱を放熱口から放出することができる。そして、軸流ファンの駆動時には、放熱口に向かう流れが抑えられた燃焼熱に対して軸流ファンの風を当てて、燃焼熱の流れを吹き出し口の方向にベクトルを変えさせ、放熱口があったとしても、燃焼熱を効果的に吹き出し口から放出することができる。
また、好ましくは、前記熱電素子は、ゼーベック効果を発揮する半導体から形成され、前記バーナーの火炎、前記高温部、前記熱電素子、前記低温部、及び前記軸流ファンは、水平方向に一列に並んでいることを特徴とする。そうすると、火炎と高温部とが対面して、高温部をより早く加熱して、軸流ファンの起動時間をより短縮できる。また、低温部と軸流ファンとが対面して、低温部を効率よく冷却できる。また、各部位を対面させて、余計な部材を介在させることなく、火炎と熱電変換手段と軸流ファンとを一列に並べて、コンパクトな配置も可能となる。
また、好ましくは、前記吹き出し口は、前記燃焼室の前記開口部が臨むように配置されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記吹き出し口は、前記燃焼室の前記開口部が臨むように配置されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記空気導入口と前記軸流ファンとが対面するように配置されていることを特徴とする。
そうすると、空気導入口と軸流ファンも対面しているので、軸流ファンの風を直接的に勢いよく燃焼室に送り込んで、高温部が高温になり過ぎる事態を有効に防止できる。従って、軸流ファンが駆動し始めれば、今度はその軸流ファンの風で高温部を効果的に冷して、熱電素子の耐熱温度超えを防止し、シンプルな構成で適正な発電状態を維持することができる。
そうすると、空気導入口と軸流ファンも対面しているので、軸流ファンの風を直接的に勢いよく燃焼室に送り込んで、高温部が高温になり過ぎる事態を有効に防止できる。従って、軸流ファンが駆動し始めれば、今度はその軸流ファンの風で高温部を効果的に冷して、熱電素子の耐熱温度超えを防止し、シンプルな構成で適正な発電状態を維持することができる。
Claims (8)
- 筐体内に、バーナーを有する燃焼室と、前記バーナーの燃焼熱を利用してなる高温部と低温部の間に配置された熱電素子により熱起電力を発生させる熱電変換手段とが配置され、前記熱起電力により軸流ファンを駆動させて、前記筐体に形成された吹き出し口から前記燃焼熱を放出するようにした燃焼機器であって、
前記筐体は、前記吹き出し口よりも上側に、前記燃焼室から発生した前記燃焼熱を外部に放出するための放熱口を有すると共に、内側に前記軸流ファンの風を前記吹き出し口側に向けるための流路を有し、
前記燃焼室は、前記放熱口の下側に前記燃焼熱を前記筐体内に導く開口部を有し、
前記開口部と前記放熱口との間であって前記流路よりも前記吹き出し口側には、前記軸流ファンの駆動時に前記燃焼熱が前記放熱口から抜けるのを抑え、この抑えられた燃焼熱を前記軸流ファンからの風によって前記吹き出し口の方向に向かわせる変向部が設けられている
ことを特徴とする燃焼機器。 - 前記熱電素子は、ゼーベック効果を発揮する半導体から形成され、
前記バーナーの火炎、前記高温部、前記熱電素子、前記低温部、及び前記軸流ファンは、水平方向に一列に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の燃焼機器。 - 前記吹き出し口は、前記燃焼室の前記開口部が臨むように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の燃焼機器。
- 前記高温部は前記燃焼室内に配置されており、
前記燃焼室には、前記高温部を冷却するための空気導入口が形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼機器。 - 前記空気導入口と前記軸流ファンとが対面するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の燃焼機器。
- 前記バーナーの燃料源は圧縮された液化ガスが収容されたカートリッジ式ガスボンベであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼機器。
- 前記低温部と前記カートリッジ式ガスボンベとは、熱伝導部材を介して接続されていることを特徴とする請求項6に記載の燃焼機器。
- 前記熱電変換手段が発電していることを報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の燃焼機器。
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