JP2015175514A - ソフトシール仕切弁 - Google Patents
ソフトシール仕切弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015175514A JP2015175514A JP2014055032A JP2014055032A JP2015175514A JP 2015175514 A JP2015175514 A JP 2015175514A JP 2014055032 A JP2014055032 A JP 2014055032A JP 2014055032 A JP2014055032 A JP 2014055032A JP 2015175514 A JP2015175514 A JP 2015175514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- rubber
- rubber lining
- valve body
- soft seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
【課題】ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でもって弁体10の耐食性を確保しつつ、ゴム添加剤の溶け出しを抑制する。
【解決手段】弁箱2内の流体通路1と直交方向に直線移動して開閉する鋳物製弁体10を備え、その弁体の芯材11表面に弁箱の内面との間をシールするゴムライニングGを施したソフトシール仕切弁Vである。そのゴムライニングGの全表面にPTFE粉末を分散させた樹脂のコーティング層Rを形成する。このコーティング層Rは、ゴムライニングGのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを有効に防止するとともに、その分散されたPTFEの耐熱性、耐薬品性及び耐腐食性並びに耐摩耗性によって、弁体の円滑な移動性を担保するとともに、同耐久性を向上させる。
【選択図】図2
【解決手段】弁箱2内の流体通路1と直交方向に直線移動して開閉する鋳物製弁体10を備え、その弁体の芯材11表面に弁箱の内面との間をシールするゴムライニングGを施したソフトシール仕切弁Vである。そのゴムライニングGの全表面にPTFE粉末を分散させた樹脂のコーティング層Rを形成する。このコーティング層Rは、ゴムライニングGのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを有効に防止するとともに、その分散されたPTFEの耐熱性、耐薬品性及び耐腐食性並びに耐摩耗性によって、弁体の円滑な移動性を担保するとともに、同耐久性を向上させる。
【選択図】図2
Description
この発明は、弁箱内の流体通路と直交する方向に直線移動して流体通路を開閉する弁体にゴムシール材を装着したソフトシール仕切弁に関する。
仕切弁は、弁箱内の流体通路と直交方向に弁体を直線移動して流体通路を開閉するものであり、その弁体外周面に、弁箱内面との間をシールする弁体弁座をなすゴムシール材を装着して、止水性能を高めた、ソフトシール仕切弁と呼ばれるものがある。
このソフトシール仕切弁の弁体10は、図6に示すように、鋳鉄や鋳鋼等の金属製の芯材11の全表面に、弁箱内面との間をシールするゴムシール材としてのゴムライニングGを施すことにより、止水性能を確保するとともに、芯材11の流体通路を流れる流体との接触による腐食を防止できるようにしたものが多く用いられている(特許文献1段落0024、図1、特許文献3段落0007、図6参照)。
このソフトシール仕切弁の弁体10は、図6に示すように、鋳鉄や鋳鋼等の金属製の芯材11の全表面に、弁箱内面との間をシールするゴムシール材としてのゴムライニングGを施すことにより、止水性能を確保するとともに、芯材11の流体通路を流れる流体との接触による腐食を防止できるようにしたものが多く用いられている(特許文献1段落0024、図1、特許文献3段落0007、図6参照)。
しかしながら、このように芯材11の全表面にゴムライニングGを施した弁体10を有するソフトシール仕切弁を上水道に用いると、そのゴムライニングGのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出し、それによって生じる水道水の臭気や水質への影響が問題となることがある。なお、飲料水に供する機器の場合、水質に悪影響を及ぼす物質が規定以上浸出しないことを確認するための浸出性能試験に合格する必要があり、前記老化防止剤等が溶け出すと、その試験に合格しない。
また、そのゴムライニングGのゴムにエチレンプロピレンゴム(EPDM)を使用すると、そのEPDMは耐水性能に優れているものの、水道水の残留塩素により劣化する問題がある。このため、EPDMにあっては、耐塩素性の開発、浸出性能(浸出しない性能)に対しては、部分ゴムライニングや止水部を除いてのライニングによってゴムの接水面積を減らす工夫等がなされている。
また、そのゴムライニングGのゴムにエチレンプロピレンゴム(EPDM)を使用すると、そのEPDMは耐水性能に優れているものの、水道水の残留塩素により劣化する問題がある。このため、EPDMにあっては、耐塩素性の開発、浸出性能(浸出しない性能)に対しては、部分ゴムライニングや止水部を除いてのライニングによってゴムの接水面積を減らす工夫等がなされている。
一方、弁体10にゴムシール材を装着していない(ゴムライニングGを施していない)仕切弁では、上記のゴム添加剤の溶け出しによる問題は生じないが、弁体全体をステンレス鋼で形成したり、弁体全体に防錆処理を施したりして弁体10に耐食性を付与する必要がある。
このような状況下、弁体全表面にゴムライニングGを施し、閉弁時、そのゴムライニングGの水道水に晒される部分にポリエチレンフィルムを被覆して、その被覆したゴムライニングGのゴムからゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを防止した技術がある(特許文献2要約、図1、図2参照)。
また、そのゴムライニングGをフッ素樹脂で覆って、同様に、ゴムライニングGのゴムからゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを防止した技術がある(特許文献3要約、図1参照)。フッ素樹脂は、耐熱性、耐薬品性に優れ、また、強い耐腐食性を発揮するとともに、摩擦係数も極めて低いため、弁体の移動性向上に貢献する。
また、そのゴムライニングGをフッ素樹脂で覆って、同様に、ゴムライニングGのゴムからゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを防止した技術がある(特許文献3要約、図1参照)。フッ素樹脂は、耐熱性、耐薬品性に優れ、また、強い耐腐食性を発揮するとともに、摩擦係数も極めて低いため、弁体の移動性向上に貢献する。
特許文献2記載の技術は、閉弁時、ゴムライニングGの水道水に晒される部分にポリエチレンフィルムを被覆する。しかし、ゴムライニングGにフィルムを被覆することは容易ではなく、同文献2の段落0017第1〜4行、同図1に示されるように、そのゴムライニング全体をフィルムで熱圧接(熱した金型等でフィルムを圧して貼付する)によって被覆している。このため、熱圧接のための専用フィルムや金型並びに装置等が必要になり、手間やコストがかかってしまう。また、ゴムライニングGの広範囲を被覆することは困難である。
特許文献3記載の技術は、ゴムライニングG表面に、フッ素樹脂を粉体静電コーティングしたり、フッ素樹脂製フィルム状カバーを被せたりしてフッ素樹脂層を形成するとしている(同文献3段落0017、図1〜図2参照)。しかし、フッ素樹脂、特に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、溶解成型を行うことができないため、所要形状のフィルム状カバーを形成することは困難であること、鋳型の製作コストがかかること、カバーを被せ得る部位も限定されてゴムライニング全面を覆うことは不可能に近いこと等から、実用化されていないのが実情である。カバーで覆えなければ、その部分のゴムライニングは水道水に接することとなって、塩素の浸出が生じ、寿命の向上が図れない。
また、フッ素樹脂の粉体静電コーティングも、フッ素樹脂のゴムライニングとの接着性が低いことによってこの被覆も実用化されていない。
また、フッ素樹脂の粉体静電コーティングも、フッ素樹脂のゴムライニングとの接着性が低いことによってこの被覆も実用化されていない。
この発明は、PTFEのコーティングでもって、ソフトシール仕切弁の弁体の耐食性(防錆性)を確保しつつ、耐塩素性及び浸出性能を確保し、さらに弁体の移動性を向上させることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、PTFEを粉末状とし、その粉末を樹脂に分散し、その粉末状PTFEが分散した樹脂でもってゴムライニングを被覆することとしたのである。
樹脂には、ゴムライニングに接着し得るもので、耐塩素性及び浸出性能が高いものであればよく、その樹脂がバインダの役目を果たして、粉末状PTFEの分散したコーティング層を形成し得る。一方、ゴムライニングがシール性を担保する弾力性を有するので、樹脂は被覆したときにゴムライニングの弾性変形に追随できるものであれば、ゴムライニングに比べ弾力性の無いものであっても良い。その形成手段は、スプレーガンによる塗布等を採用する。なお、上記各性能を有するものであれば、前記樹脂はゴムでも良い。
このコーティング層は、ゴムライニングのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを有効に防止するとともに、その分散されたPTFEの耐熱性、耐薬品性及び耐腐食性並びに耐摩耗性によって、弁体の円滑な移動性を担保するとともに、同耐久性を向上させる。
樹脂には、ゴムライニングに接着し得るもので、耐塩素性及び浸出性能が高いものであればよく、その樹脂がバインダの役目を果たして、粉末状PTFEの分散したコーティング層を形成し得る。一方、ゴムライニングがシール性を担保する弾力性を有するので、樹脂は被覆したときにゴムライニングの弾性変形に追随できるものであれば、ゴムライニングに比べ弾力性の無いものであっても良い。その形成手段は、スプレーガンによる塗布等を採用する。なお、上記各性能を有するものであれば、前記樹脂はゴムでも良い。
このコーティング層は、ゴムライニングのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを有効に防止するとともに、その分散されたPTFEの耐熱性、耐薬品性及び耐腐食性並びに耐摩耗性によって、弁体の円滑な移動性を担保するとともに、同耐久性を向上させる。
この発明の具体的構成としては、弁箱内の流体通路と直交方向に直線移動して流体通路を開閉する弁体を備え、その弁体の表面に弁箱の弁座と当接してその間をシールする弁体弁座をなすゴムライニングを施したソフトシール仕切弁において、前記弁体が芯材の表面にゴムライニングを施したものであり、そのゴムライニングは、弁箱の弁座とのシール性を担保できる範囲に施されて、そのゴムライニング表面に、PTFE粉末を分散させた樹脂のコーティングを施した構成を採用することができる。
この構成において、上記樹脂のコーティングは芯材の全表面に施すことができ、また、上記ゴムライニングも芯材の全表面に施すことができ、この場合、前記樹脂のコーティングはそのゴムライニングの全表面に施すことができる。
この発明は、上述したように、PTFEが分散した樹脂によってゴムライニングを被覆するようにしたので、スプレーガンによるスプレー塗布等によってその被覆作業が簡単になるとともに、狭く複雑な場所も塗布できる。
また、PTFEが分散した樹脂をコーティングすることにより、水等の流体とゴムライニングとの接触を断つことから、水道用ソフトシール仕切弁であっても、そのゴムライニングは残留塩素により劣化しないため、例えば、EPDMを使用することができる。
さらに、従来に比べて、樹脂コーティング工程が増すだけなので、大幅なコストアップを招くことなく、上記各作用効果を得ることができる。
また、PTFEの存在によって表面摩擦係数が減少するため、弁体の昇降作用が円滑となり、弁の開閉操作が軽くなる(円滑になる)とともに、寿命も長くなる。
また、PTFEが分散した樹脂をコーティングすることにより、水等の流体とゴムライニングとの接触を断つことから、水道用ソフトシール仕切弁であっても、そのゴムライニングは残留塩素により劣化しないため、例えば、EPDMを使用することができる。
さらに、従来に比べて、樹脂コーティング工程が増すだけなので、大幅なコストアップを招くことなく、上記各作用効果を得ることができる。
また、PTFEの存在によって表面摩擦係数が減少するため、弁体の昇降作用が円滑となり、弁の開閉操作が軽くなる(円滑になる)とともに、寿命も長くなる。
この発明に係るソフトシール仕切弁の一実施形態を図1〜図4に示し、このソフトシール仕切弁Vは、上水道の水道管の途中に設けられるもので、図1、図2に示すように、内部に流体通路1が形成された弁箱2と、流体通路1と直交するように弁箱2に挿入される(流体通路1と直交方向の)弁棒3と、弁棒3に取り付けられる弁体10を備えている。その弁箱2には、流体通路1が延びる方向(図2左右方向)の中央部に、上方に開口する弁体収容部2aが形成されており、この弁体収容部2aの開口縁部に弁棒3を挿通させる蓋4が取り付けられている。
弁体10の上部には銅合金製のナット部材(雌ねじコマ)5が弁棒3のねじ部3aにねじ結合されており、弁棒3を回転させることにより、ナット部材5と一体の弁体10が弁箱2の内面に設けられた上記直交方向に長いガイド(突条)7に案内されて、弁体収容部2a内で上下方向(流体通路1と直交方向)に直線移動し、流体通路1を開閉する。以上の構成は従来と同様である。
上記弁体10は、図3、図4に示すように、鋳造による鋳鉄製芯材11が主体を成し、その芯材11の円筒状胴部13上部にナット取付部12が設けられて、このナット取付部12に前面側から嵌め込まれたナット部材5が、その外周面から張り出す矩形状の張出部5aで軸方向に抜け止めされている。また、芯材11の中央部を前記胴部13が構成し、ナット部材5を通り抜けた弁棒3がその胴部13内の円筒状空間13aに入り込んでいる(図2参照)。その胴部13の左右両側部に弁箱2の上記ガイド7が挿入(嵌合摺動)されるガイド溝14が設けられている。このガイド溝14は、上記直交方向の対向する対の突条14a、14aの間でもって形成されている。
この構成の芯材11の全表面に射出成形によってゴムライニングGが施されている。このゴムライニングGの素材としては、例えば、EPDMを使用する。このゴムライニングGをした芯材11の構成は従来と同様であり、この発明の特徴であるコーティング層Rを形成する。すなわち、このゴムライニングGの全表面にさらにPTFEが分散した樹脂を被覆したコーティング層Rを形成する。
このコーティング層Rは、PTFEを分散させた樹脂槽の中にゴムライニングGが施された芯材11をどぶ漬けして形成しても良いが、スプレーガンによる塗布が好ましい。このスプレーガンによる塗布は、層厚を任意に得ることができるとともに、狭い複雑な部分にもその塗布を行うことができる。狭い場所にはスポイトによる塗布を行うことができる。このとき、必要に応じて、このコーティング層Rの塗布後に、加熱処理を行ってコーティング層Rの硬化処理を行う。また、コーティングの前処理として、必要があれば、IPA浸漬処理による脱脂した後、火炎処理を行う。この火炎処理は省略し得る。
このコーティング層Rは、PTFEを分散させた樹脂槽の中にゴムライニングGが施された芯材11をどぶ漬けして形成しても良いが、スプレーガンによる塗布が好ましい。このスプレーガンによる塗布は、層厚を任意に得ることができるとともに、狭い複雑な部分にもその塗布を行うことができる。狭い場所にはスポイトによる塗布を行うことができる。このとき、必要に応じて、このコーティング層Rの塗布後に、加熱処理を行ってコーティング層Rの硬化処理を行う。また、コーティングの前処理として、必要があれば、IPA浸漬処理による脱脂した後、火炎処理を行う。この火炎処理は省略し得る。
このソフトシール仕切弁Vは、上述した構成であり、ゴムライニングGの全表面をPTFEを分散させた樹脂で被覆(コーティング)したので、ゴムライニングGのゴムに含まれる老化防止剤、加硫促進剤、加硫促進助剤等のゴム添加剤が水道水中に溶け出すことを有効に防止するとともに、その分散されたPTFEの耐熱性、耐薬品性及び耐腐食性並びに耐摩耗性によって、弁体の円滑な移動性を担保するとともに、同耐久性を向上させる。
上記実施形態は、芯材11の全表面にゴムライニングGを施したが、図5に示すように、弁箱弁座に接する弁体弁座となる部分のみにゴムライニングGを施す等の芯材11の所要部分にのみゴムライニングGを施すようにすることができる。このとき、PTFEを分散させた樹脂によるコーティング層Rは、そのゴムライニングGの表面だけでも良いが、芯材11の全表面のみならず、弁体10の内面(弁軸の通る孔面)13aにも施すことが好ましい。
上記各実施形態のソフトシール仕切弁Vは、弁棒3にねじ結合されるナット部材5を弁体10に取り付け、弁棒3を回転させることによりナット部材5と弁体10を一体に直線移動させる内ねじ式のものとしたが、この発明は、ナット部材5を弁箱2の蓋4等に回転可能に装着し、ナット部材5にねじ結合した弁棒3の回転を拘束してナット部材5を回転させることにより、弁棒3とこれに取り付けた弁体10を一体に直線移動させる外ねじ式のものにも採用することができる。
因みに、ゴムライニングGは、上記射出成形による以外の周知の他の手段、例えば、2枚の板状ゴムの間に芯材の該当部分(弁座部分)を挟んで、加熱プレスして被着させてライニングする手段等を採用できることは勿論である。
また、この発明のソフトシール仕切弁Vは、水道管路に設けられるのみならず、ソフトシール仕切弁Vが使用されるあらゆる他の管路(場所)に採用し得ることは言うまでもない。
また、この発明のソフトシール仕切弁Vは、水道管路に設けられるのみならず、ソフトシール仕切弁Vが使用されるあらゆる他の管路(場所)に採用し得ることは言うまでもない。
1 流体通路
2 弁箱
2a 弁体収容部
3 弁棒
4 蓋
5 ナット部材
7 ガイド
10 弁体
11 芯材
13 芯材円筒部
14 ガイド溝
G ゴムライニング
R PTFEを分散させた樹脂被覆(コーティング層)
2 弁箱
2a 弁体収容部
3 弁棒
4 蓋
5 ナット部材
7 ガイド
10 弁体
11 芯材
13 芯材円筒部
14 ガイド溝
G ゴムライニング
R PTFEを分散させた樹脂被覆(コーティング層)
Claims (3)
- 弁箱(2)内の流体通路(1)と直交方向に直線移動して前記流体通路(1)を開閉する弁体(10)を備え、その弁体(10)の表面に前記弁箱(2)の弁座と当接してその間をシールする弁体弁座をなすゴムライニング(G)を施したソフトシール仕切弁(V)において、
上記弁体(10)が金属製芯材(11)の表面に上記ゴムライニング(G)を施したものであり、そのゴムライニング(G)は、上記弁箱(2)の弁座とのシール性を担保できる範囲に施されて、そのゴムライニング(G)表面に、ポリテトラフルオロエチレン粉末を分散させた樹脂のコーティングを施したことを特徴とするソフトシール仕切弁。 - 上記樹脂のコーティングを上記芯材(11)の全表面に施したことを特徴とする請求項1に記載のソフトシール仕切弁。
- 上記ゴムライニング(G)は上記芯材(11)の全表面に施し、上記樹脂のコーティングはそのゴムライニング(G)の全表面に施したことを特徴とする請求項1に記載のソフトシール仕切弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014055032A JP2015175514A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ソフトシール仕切弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014055032A JP2015175514A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ソフトシール仕切弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015175514A true JP2015175514A (ja) | 2015-10-05 |
Family
ID=54254871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014055032A Pending JP2015175514A (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | ソフトシール仕切弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015175514A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108223858A (zh) * | 2017-08-08 | 2018-06-29 | 河南航天液压气动技术有限公司 | 阀门密封结构、阀门阀体及使用该密封结构的低压阀 |
JP2020041425A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社デンソー | Egr用流量制御弁 |
CN114542777A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-27 | 山东中力高压阀门股份有限公司 | 一种耐腐蚀阀门 |
KR102516613B1 (ko) * | 2022-02-09 | 2023-03-30 | 이강호 | 내약품성이 우수한 밸브 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11118046A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 摺動部材 |
JPH11201297A (ja) * | 1998-01-08 | 1999-07-27 | Ntn Corp | 切換弁およびスライド弁の製造方法 |
JP2009275754A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Kurimoto Ltd | 仕切弁装置 |
JP2015090183A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 株式会社清水鐵工所 | ソフトシール仕切弁 |
-
2014
- 2014-03-18 JP JP2014055032A patent/JP2015175514A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11118046A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 摺動部材 |
JPH11201297A (ja) * | 1998-01-08 | 1999-07-27 | Ntn Corp | 切換弁およびスライド弁の製造方法 |
JP2009275754A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Kurimoto Ltd | 仕切弁装置 |
JP2015090183A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 株式会社清水鐵工所 | ソフトシール仕切弁 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108223858A (zh) * | 2017-08-08 | 2018-06-29 | 河南航天液压气动技术有限公司 | 阀门密封结构、阀门阀体及使用该密封结构的低压阀 |
JP2020041425A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社デンソー | Egr用流量制御弁 |
KR102516613B1 (ko) * | 2022-02-09 | 2023-03-30 | 이강호 | 내약품성이 우수한 밸브 |
CN114542777A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-27 | 山东中力高压阀门股份有限公司 | 一种耐腐蚀阀门 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015175514A (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
JP5505605B2 (ja) | バタフライバルブ | |
CA2853568C (en) | Body for actuated valve, corresponding actuated valve and the manufacturing process thereof | |
JP2013200031A (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
CN203009846U (zh) | 耐腐蚀截止阀 | |
KR20180004995A (ko) | 버터플라이 밸브 | |
JP6600535B2 (ja) | ライニング型バタフライバルブ | |
JP2015090183A (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
JP2005155737A (ja) | 仕切弁 | |
JP2017061962A (ja) | シール機構 | |
CN102192338A (zh) | 一种软密封闸阀 | |
JP2003042309A (ja) | 仕切弁 | |
JP4987953B2 (ja) | 開閉弁 | |
KR200406346Y1 (ko) | 일방향 체크밸브 | |
CN203973912U (zh) | 聚四氟乙烯阀座注塑装置 | |
JP7158006B2 (ja) | バルブ | |
CN204852372U (zh) | 防卡死蝶阀 | |
KR20200051335A (ko) | 홀딩 시트를 갖는 볼 밸브 실링 구조 | |
CN206874869U (zh) | 一种缓闭式球阀 | |
CN208431410U (zh) | 一种耐磨偏心球阀 | |
US20200325993A1 (en) | Butterfly Valve | |
KR101383013B1 (ko) | 게이트 밸브의 축하우징 수밀구조 | |
CN105782474A (zh) | 低温切断阀 | |
CN205639630U (zh) | 一种船用可全浸没式截止阀 | |
KR20090000062U (ko) | 역압에 의한 누수를 방지한 버터플라이밸브 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171107 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180508 |