JP2015175157A - 建設機械の操作器 - Google Patents
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Abstract
【課題】レイアウトの制約が少なく、誤操作のおそれがなく、且つ作業内容に応じて操作者の楽な姿勢で操作することができる建設機械の操作器を提供する。
【解決手段】操作器50は、枠体52と枠体52に配設されたジョイスティック74,76等の複数個の操作入力手段とを備え、且つ油圧ショベル2の作動を制御する作動制御手段に電子的に接続されており、枠体52が操作者の手に把持されてジョイスティック74,76等の操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段に制御信号を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】操作器50は、枠体52と枠体52に配設されたジョイスティック74,76等の複数個の操作入力手段とを備え、且つ油圧ショベル2の作動を制御する作動制御手段に電子的に接続されており、枠体52が操作者の手に把持されてジョイスティック74,76等の操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段に制御信号を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、建設機械の作動を制御する作動制御手段を備える建設機械を操作するための操作器に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体と、上部旋回体に俯仰動自在に取付けられた作業腕装置とから大略構成されている。上部旋回体は、操作者が搭乗する運転室と、油圧ショベルの作動を制御する作動制御手段等を備えている。
運転室内には、操作者が着座する運転席が配設されている。運転席の左右両側には、左右一対のコンソールが配設されている。各コンソールの上部には、左右一対の手動操作可能な操作器が配設されている。
操作器は、作動制御手段に電子的に接続されており、作業腕装置を俯仰動させるための俯仰動信号や、上部旋回体を旋回させるための旋回信号等を作動制御手段に出力するためのものである。また、コンソールには、操作器から作動制御手段に制御信号を送るための電気配線等が配設されている(例えば、特許文献1参照)。
上述したような操作器やコンソールは、運転室内の空間を大きく使用するため、レイアウトの制約が大きい。また、操作者が運転室に乗降する際に作業服が操作器に引っかかってしまった場合等には、操作者の意図しない操作が操作器に入力されてしまい、操作者の意に反して油圧ショベルが作動してしまうときがあり、このときには重大な事故が発生するおそれがある。
また、操作者は、作業腕装置の先端を高所に持上げて作業を行う場合には高所を見上げながら操作器を操作する一方、地面に深い穴を掘る作業を行う場合には掘削途中の穴を覗き込みながら操作器を操作する。このような場合には、操作器がコンソールに固定されていることから、操作者は無理な姿勢となるため、操作者に掛かる負担が大きい。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、レイアウトの制約が少なく、誤操作のおそれがなく、且つ作業内容に応じて操作者の楽な姿勢で操作することができる建設機械の操作器を提供することである。
本発明によれば、上記技術的課題を達成する建設機械の操作器として、建設機械の作動を制御する作動制御手段を備える建設機械を操作するための操作器にして、枠体と該枠体に配設された複数個の操作入力手段とを備え、且つ該作動制御手段に電子的に接続されており、該枠体が操作者の手に把持されて該操作入力手段に加えられる手動操作に応じて該作動制御手段に制御信号を出力する、ことを特徴とする建設機械の操作器が提供される。
好ましくは、加えられる手動操作と該作動制御手段に出力する制御信号との相対関係を切替える切替手段を含む。該切替手段は、建設機械の機体を操作するための制御信号を出力する機体操作用相対関係と、操作者が搭乗する運転室に配設される表示器の画面に表示される画像を操作するための制御信号を出力する画像操作用相対関係とを切替えるのが好適である。建設機械の作動を緊急停止させるための緊急停止信号を出力するのが好都合である。少なくとも1個の十字方向に揺動操作可能な十字入力手段を含み、該十字入力手段に加えられる揺動操作の操作方向及び操作量に応じて制御信号を出力するのが好ましい。少なくとも1個の一側及び他側に揺動操作可能な揺動入力手段を含み、該揺動入力手段に加えられる揺動操作の操作方向及び操作量に応じて制御信号を出力するのが好適である。少なくとも1個の押圧操作可能な押圧入力手段を含み、該押圧手段に加えられる押圧操作に応じて制御信号を出力するのが好都合である。
本発明によって提供される建設機械の操作器においては、枠体とこの枠体に配設された複数個の操作入力手段とを備え、且つ作動制御手段に電子的に接続されており、枠体が操作者の手に把持されて操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段に制御信号を出力する。この結果、操作器は、運転室内に固定されることを要せずコンパクトに構成され得るため、レイアウトする際の制約が少ない。また、操作器がコンパクトであることから、操作器が操作者の作業服等に引っかかってしまうことがないため、誤操作のおそれもない。更に、操作者は、操作器が運転室内に固定されていないことから、作業内容に応じて楽な姿勢で操作器を操作することができる。
以下、本発明に係る建設機械の操作器の第1及び第2の実施形態を、代表的な建設機械である油圧ショベルを例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1から図6までは、本発明に係る操作器の第1の実施形態を示している。図4を参照して説明する。全体を番号2で示す油圧ショベルは、自走可能な下部走行体4と、下部走行体4上に旋回自在に搭載された上部旋回体6と、上部旋回体6に俯仰動自在に取付けられた作業腕装置8とから大略構成されている。土砂等の掘削作業時には、作業腕装置8が俯仰動作され、上部旋回体6が下部走行体4に対し旋回動作されることによって土砂等の掘削作業が行われるようになっている。
下部走行体4は、前後方向に延びる左右一対のトラックフレーム10,10(一方のみ図示)を有し骨組み構造体をなすベースフレーム12と、油圧駆動の走行モータ14を有し各トラックフレーム10,10の一端側に配設された左右一対の駆動輪16,16と、各トラックフレーム10,10の他端側に配設された左右一対の遊動輪18,18と、右駆動輪16と右遊動輪18、左駆動輪16と左遊動輪18の各々に巻き掛けられた左右一対の履帯20,20とから大略構成されている。下部走行体4は、各走行モータ14,14が各駆動輪16,16、各遊動輪18,18及び各履帯20,20を回転させることによって自走可能となっている。
作業腕装置8は、上部旋回体6の一端側に俯仰動自在に取付けられたブーム22と、基端側24aがブーム22の先端側に揺動自在に取付けられたアーム24と、アーム24の先端側24bに回動自在に取付けられた作業具26と、ブーム22を俯仰動させるブームシリンダ28と、アーム24を揺動させるアームシリンダ30と、作業具26を回動させる作業具シリンダ32とから大略構成されている。なお、各シリンダ28,30,32は油圧駆動である。また、ブーム22には作業領域の照明を行うブーム照明灯が配設されている。
上部旋回体6は、骨組み構造体をなす旋回フレーム34を備えている。旋回フレーム34上には、各種機器を収容している機器収容室36と、上部旋回体6を旋回させる油圧駆動の旋回モータ38と、操作者が搭乗する運転室40と、油圧ショベル2の作動を制御する作動制御手段42と、警報を発する警報装置と、作業領域の照明を行う旋回体照明灯等が搭載されている。
機器収容室36内には、動力源としてのエンジン44と、エンジン44によって駆動され圧油供給源をなす主油圧ポンプ46と、エンジン44によって駆動されパイロット圧を生成するパイロットポンプ48等が収容されている。
運転室40内には、操作者が着座するための運転席と、操作者に必要な機械情報を表示する表示器と、ラジオ等の音響機器と、冷風や温風などの調和空気を供給するための空調装置と、油圧ショベル2を操作するための電気式の操作器50等が配設されている。また、運転室40の上面には作業領域の照明を行う運転室照明灯が配設されており、運転室40の前面には前面ガラスの雨滴を払拭するワイパーが配設されている。
図1を参照して説明する。操作器50は、操作者の手に把持される枠体52と、枠体52に配設された複数個の操作入力手段とを備えている。枠体52は、左右一対の円柱状の把持部54,56と、直方体状の中央部58とを含む。中央部58は、その長手方向の各端部において、各把持部54,56の軸方向が略平行となるように、各把持部54,56の外周面と接続されている。
右把持部54には、操作入力手段として、4個の円形ボタン60a,60b,60c,60dと、右シーソースイッチ62とが配設されている。各円形ボタン60a,60b,60c,60dは、押圧操作可能な操作入力手段であり、右把持部54の軸方向一端面に突出して配設されている。右シーソースイッチ62は、一側及び他側に揺動操作可能な操作入力手段であり、右把持部54の外周面に一側及び他側が軸方向に延在するようにして配設されている。
左把持部56には、操作入力手段として、4個の矩形ボタン64a,64b,64c,64dと、左シーソースイッチ66とが配設されている。各矩形ボタン64a,64b,64c,64dは、押圧操作可能な操作入力手段であり、左把持部56の軸方向一端面に突出して配設されている。左シーソースイッチ66は、一側及び他側に揺動操作可能な操作入力手段であり、左把持部56の外周面に一側及び他側が軸方向に延在するようにして配設されている。
中央部58には、操作入力手段として、丸ボタン68と、左右一対の角ボタン70,72と、左右一対のジョイスティック74,76とが配設されている。丸ボタン68、右角ボタン70及び左角ボタン72は、押圧操作可能な操作入力手段であり、中央部58の一の面に突出して配設されている。右ジョイスティック74及び左ジョイスティック76は、十字方向を含む360°全方向への揺動操作及び軸方向への押圧操作が可能な操作入力手段であり、中央部58の一の面から真直に延びている。
操作器50には、USBコネクタ78が設けられている。また、運転席の近傍にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは作動制御手段42へと接続されている。そして、操作器50は、USBコネクタ78がUSBポートに接続されていることによって、作動制御手段42と電子的に脱着自在に接続されている。なお、操作器50と作動制御手段42との電子的な接続は、USB以外の有線又は赤外線等の無線によってなされていてもよい。
操作器50は、枠体52が操作者の手に把持されて操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。制御信号を出力するための手動操作には、円形ボタン60a等の各ボタンに加えられる押圧操作と、各シーソースイッチ62,66に加えられる一側又は他側への揺動操作と、各ジョイスティック74,76に加えられる十字方向の各々への揺動操作及び軸方向への押圧操作とが含まれる。なお、上記以外の操作入力手段を操作器50に配設し、その操作入力手段に加えられる手動操作によって制御信号を出力するようにしてもよい。
操作器50には、公知のポテンショメータ、エンコーダ又はリミットスイッチ等からなる操作位置検出器(図示されていない)が配設されている。そして、操作器50は、検出器によって検出された手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。
操作器50は、加えられる手動操作と作動制御手段42に出力する制御信号との相対関係を切替える切替手段を含む。この切替手段は、油圧ショベル2の機体を操作するための制御信号を出力する機体操作用相対関係と、運転室40内の表示器の画面に表示される画像を操作するための制御信号を出力する画像操作用相対関係とを切替えるものである。切替手段については、例えば左角ボタン72を切替手段とし、左角ボタン72に加えられる押圧操作に応じて相対関係が切り替わるようにすることができる。
操作器50は、油圧ショベル2の作動を緊急停止させるための緊急停止信号を出力する。例えば、丸ボタン68に加えられる押圧操作に応じて、エンジン44の作動を停止させるための緊急停止信号を作動制御手段42に出力するようにし、これによって油圧ショベル2の作動を緊急停止させるようにすることができる。
機体操作用相対関係において、操作器50が出力する制御信号には、下部走行体4、上部旋回体6及び作業腕装置8の作動を操作するためのものとして、走行信号、転回信号、旋回信号、俯仰動信号、揺動信号、アーム先端位置制御信号及び回動信号が含まれる。
走行信号とは、各走行モータ14,14を同一の方向に作動させ下部走行体4を前進又は後退させるための制御信号である。転回信号とは、各走行モータ14,14を異なる方向に作動させ下部走行体4を転回させるための制御信号である。旋回信号とは、旋回モータ38を作動させ上部旋回体6を旋回させるための制御信号である。俯仰動信号とは、ブームシリンダ28を作動させブーム22を俯仰動させるための制御信号である。揺動信号とは、アームシリンダ30を作動させアーム24を揺動させるための制御信号である。アーム先端位置制御信号とは、ブームシリンダ28及びアームシリンダ30を複合的に作動させアーム24の先端側24bの位置を制御するための制御信号である。回動信号とは、作業具シリンダ32を作動させ作業具26を回動させるための制御信号である。
また、機体操作用相対関係において、上記以外にも操作器50が出力する制御信号には、警報信号、エンジン回転数増減信号、空調装置ON/OFF信号、温度調整信号、ラジオON/OFF信号、周波数調整信号、ワイパーON/OFF信号、噴射信号、照明灯ON/OFF信号が含まれる。
警報信号とは、警報装置が警報を発するようにするための制御信号である。エンジン回転数増減信号とは、エンジン44の回転数を増減させるための制御信号である。空調装置ON/OFF信号とは、空調装置の電源をオン又はオフするため制御信号である。温度調整信号とは、空調装置の設定温度を調整するための制御信号である。ラジオON/OFF信号とは、ラジオの電源をオン又はオフするための制御信号である。周波数調整信号とは、ラジオの受信周波数を調整するための制御信号である。ワイパーON/OFF信号とは、ワイパーを作動又は停止させるための制御信号である。噴射信号とは、運転室40の前面ガラスを洗浄する洗浄液を噴射させるための制御信号である。照明灯ON/OFF信号とは、各照明灯を点灯又は消灯させるための制御信号である。なお、上記以外の制御信号を作動制御手段42に出力するようにしてもよい。
操作器50に加えられる手動操作と操作器50が出力する制御信号との相対関係は、任意に決定され得る。例えば、以下のような相対関係(図2及び図3にその一部を示す。)が、操作者が直感的に操作を行い易いものとして挙げられる。なお、操作器50は円形ボタン60a等の各ボタンが配設されている面を上側且つ各シーソースイッチ62,66が配設されている面を前側として、右把持部54が操作者の右手に把持されるものとし、左把持部56が操作者の左手に把持されるものとする。
右ジョイスティック74に加えられる前後方向及び左右方向の揺動操作とアーム先端位置制御信号、右ジョイスティック74に加えられる押圧操作と警報信号、左ジョイスティック76に加えられる前後方向の揺動操作と回動信号、左ジョイスティック76に加えられる左右方向の揺動操作と旋回信号、各シーソースイッチ62,66に加えられる揺動操作と走行信号、円形ボタン60aに加えられる押圧操作と空調装置ON/OFF信号、円形ボタン60bに加えられる押圧操作とラジオON/OFF信号、円形ボタン60cに加えられる押圧操作とワイパーON/OFF信号、円形ボタン60dに加えられる押圧操作と噴射信号、矩形ボタン64a,64bに加えられる押圧操作とエンジン回転数増減信号、矩形ボタン64c,64dに加えられる押圧操作と温度調整信号又は周波数調整信号、右角ボタン70に加えられる押圧操作と照明灯ON/OFF信号、のような相対関係である。
この場合、操作器50は、右ジョイスティック74に加えられる前方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端上昇信号を出力し、右ジョイスティック74に加えられる後方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端下降信号を出力し、右ジョイスティック74に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端前進信号を出力し、右ジョイスティック74に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端後退信号を出力し、右ジョイスティック74に加えられる軸方向への押圧操作に応じて警報信号を出力する。
アーム先端上昇信号とは、アーム24の先端側24bの位置を上方向に移動させるための制御信号である。アーム先端下降信号とは、アーム24の先端側24bの位置を下方向に移動させるための制御信号である。アーム先端前進信号とは、アーム24の先端側24bの位置を前方向に移動させるための制御信号である。アーム先端後退信号とは、アーム24の先端側24bの位置を後方向に移動させるための制御信号である。
また、上記の場合、操作器50は、左ジョイスティック76に加えられる後方向への揺動操作及び操作量に応じて掘削回動信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる前方向への揺動操作及び操作量に応じて放出回動信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じて右旋回信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じて左旋回信号を出力する。
掘削回動信号とは、作業具26によって掘削を行う方向に、即ち、作業具シリンダ32が伸長することによって作業具26を回動させるための制御信号である。放出回動信号とは、作業具26によって掘削された土砂等を放出する行う方向に、即ち、作業具シリンダ32が縮退することによって作業具26を回動させるための制御信号である。右旋回信号とは、油圧ショベル2を上から見て時計回りに上部旋回体6を旋回させるための制御信号である。左旋回信号とは、油圧ショベル2を上から見て反時計回りに上部旋回体6を旋回させるための制御信号である。
更に、上記の場合、操作器50は、右シーソースイッチ62に加えられる下側への揺動操作及び操作量に応じて一側履帯前進信号を出力し、右シーソースイッチ62に加えられる上側への揺動操作及び操作量に応じて一側履帯後退信号を出力し、左シーソースイッチ66に加えられる下側への揺動操作及び操作量に応じて他側履帯前進信号を出力し、左シーソースイッチ66に加えられる上側への揺動操作及び操作量に応じて他側履帯後退信号を出力する。
一側履帯前進信号とは、一側の履帯20を遊動輪18側の方向へ走行させるための走行信号である。一側履帯後退信号とは、一側の履帯20を駆動輪16側の方向へ走行させるための走行信号である。他側履帯前進信号とは、他側の履帯20を遊動輪18側の方向へ走行させるための走行信号である。他側履帯後退信号とは、他側の履帯20を駆動輪16側の方向へ走行させるための走行信号である。
更にまた、上記の場合、操作器50は、円形ボタン60aに加えられる押圧操作に応じて空調装置ON/OFF信号を出力し、円形ボタン60aと共に矩形ボタン64cに加えられる押圧操作に応じて温度上昇信号を出力し、円形ボタン60aと共に矩形ボタン64dに加えられる押圧操作に応じて温度下降信号を出力する。
そしてまた、上記の場合、操作器50は、円形ボタン60bに加えられる押圧操作に応じてラジオON/OFF信号を出力し、円形ボタン60bと共に矩形ボタン64cに加えられる押圧操作に応じて周波数上昇信号を出力し、円形ボタン60bと共に矩形ボタン64dに加えられる押圧操作に応じて周波数下降信号を出力する。
このほか、上記の場合、操作器50は、円形ボタン60cに加えられる押圧操作に応じてワイパーON/OFF信号を出力し、円形ボタン60dに加えられる押圧操作に応じて噴射信号を出力し、矩形ボタン64aに加えられる押圧操作に応じてエンジン回転数増大信号を出力し、矩形ボタン64bに加えられる押圧操作に応じてエンジン回転数減少信号を出力し、右角ボタン70に加えられる押圧操作に応じて照明灯ON/OFF信号を出力する。
一方、画像操作用相対関係において、操作器50が出力する制御信号には、カーソル移動信号、ポインタ移動信号、決定信号及び取消信号が含まれる。カーソル移動信号とは、表示器に表示されたカーソルを上下方向及び左右方向に移動させるための制御信号である。ポインタ移動信号とは、表示器に表示されたポインタを上下方向及び左右方向に移動させるための制御信号である。決定信号とは、移動させたカーソル又はポインタによって選択した項目を決定するための制御信号である。取消信号とは、決定した項目を取消すため制御信号である。なお、上記以外の制御信号を作動制御手段42に出力するようにしてもよい。
画像操作用相対関係においても、操作器50に加えられる手動操作と操作器50が出力する制御信号との相対関係は、任意に決定され得る。例えば、以下のような相対関係が、操作者が直感的に操作を行い易いものとして挙げられる。
各矩形ボタン64a,64b,64c,64dに加えられる押圧操作とカーソル移動信号、左ジョイスティック76に加えられる揺動操作とポインタ移動信号、円形ボタン60aに加えられる押圧操作と決定信号、円形ボタン60bに加えられる押圧操作と取消信号、のような相対関係である。
この場合、操作器50は、矩形ボタン64aに加えられる押圧操作に応じてカーソルを上方向に移動させる制御信号を出力し、矩形ボタン64bに加えられる押圧操作に応じてカーソルを下方向に移動させる制御信号を出力し、矩形ボタン64cに加えられる押圧操作に応じてカーソルを右方向に移動させる制御信号を出力し、矩形ボタン64dに加えられる押圧操作に応じてカーソルを左方向に移動させる制御信号を出力する。
また、上記の場合、操作器50は、左ジョイスティック76に加えられる前方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを上方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる後方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを下方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを右方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック76に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを左方向に移動させる制御信号を出力する。
更にまた、上記の場合、操作器50は、円形ボタン60aに加えられる押圧操作に応じて決定信号を出力し、円形ボタン60bに加えられる押圧操作に応じて取消信号を出力する。
図5を参照して説明する。作動制御手段42は、操作器50から出力された制御信号に応じて、ブームシリンダ28等の各油圧アクチュエータの作動及び表示器に表示された画像の制御等を行う。作動制御手段42は、主油圧ポンプ46から各油圧アクチュエータへ圧油の給排を制御するコントロールバルブ80と、コントロールバルブ80に作用するパイロット圧を調整する電磁比例減圧弁82と、電磁比例減圧弁82への通電及び表示器に表示された画像の制御等を行うコントローラ84とから大略構成されている。
コントロールバルブ80は、各油圧アクチュエータに対応した円筒状スプールを有している。スプールがその軸線方向に変位することによって、主油圧ポンプ46から油圧アクチュエータへの油路及び油圧アクチュエータから作動油タンク86への油路が切換えられ、油圧アクチュエータの作動方向が制御される。また、スプールの変位量によって、主油圧ポンプ46から油圧アクチュエータへの供給油量及び油圧アクチュエータから作動油タンク86への排出油量が調整され、油圧アクチュエータの作動速度が制御される。
電磁比例減圧弁82は、パイロットプンプ48から各スプールの軸線方向端部の各々へ接続するパイロット油路の各々に配設されている。電磁比例減圧弁82は、その開度によってスプールの軸線方向端部に作用するパイロット圧を減圧調整し、スプールの変位方向及び変位量を制御する。
コントローラ84は、周知のマイクロプロセッサやROM,RAM等を集積したLSIデバイスや組み込み電子デバイスとして提供される電子制御装置である。コントローラ84は、機体操作用相対関係においては、操作器50から制御信号が出力されると、制御信号に基づき所定の電磁比例減圧弁82に所定値の電流を出力し、電磁比例減圧弁82の開度を調整する。また、コントローラ84は、画像操作用相対関係においては、操作器50から制御信号が出力されると、制御信号に基づき演算処理を行い、演算処理を行った項目等を操作者に認識させるための画像を表示器に表示する。
図6を参照して、作業具シリンダ32を油圧アクチュエータの例として、作動制御手段42による作動制御を説明する。ここで、操作器50に加えられる手動操作と操作器50が出力する制御信号との相対関係については、その一部を図2及び図3に示したような相対関係であるものとする。
操作器50は、機体操作用相対関係において、左ジョイスティック76に後側(図6におけるA方向)への揺動操作が加えられると、その操作方向及び操作量に応じてコントローラ84に掘削回動信号(作業具シリンダ32の伸長信号)を出力する。そうすると、コントローラ84は、この制御信号に基づき作業具スプール用電磁比例減圧弁82aに所定値の電流を出力し、当該電磁弁82aの開度を調整する。これによって、減圧調整されたパイロット圧が作業具スプール80aの軸線方向の一端部に作用し、作業具スプール80aの変位方向及び変位量が制御される。この結果、主油圧ポンプ46から作業具シリンダ32への油路が切換えられると共に供給油量及び排出油量の調整がなされ、作業具シリンダ32は所定の速度で伸長する。
上述したとおりの、図1から図6までに示された第1の実施形態の作用を説明する。操作器50は、枠体52と枠体52に配設されたジョイスティック74,76等の複数個の操作入力手段とを備え、且つ作動制御手段42に電子的に接続されており、枠体52が操作者の手に把持されてジョイスティック74,76等の操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。
この結果、操作器50は、運転室40内に固定されることを要せずコンパクトに構成され得るため、レイアウトする際の制約が少ない。また、操作器50がコンパクトであることから、操作器50が操作者の作業服等に引っかかってしまうことがないため、誤操作のおそれもない。更に、操作者は、操作器50が運転室40内に固定されていないことから、作業内容に応じて楽な姿勢で操作器50を操作することができる。
次に、図7から図9までは、本発明の第2の実施形態を示している。なお、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図7を参照して説明する。操作器100は、操作者の手に把持される第1の枠体102と、第1の枠体102に接続された第2の枠体104と、各枠体102,104に配設された複数個の操作入力手段とを備えている。各枠体102,104は、平面視において略長方形の板状であり、長手方向の一端部の各々が蝶番等を介して回動自在に接続されている。
第1の枠体102には、操作入力手段として、左右一対のシーソースイッチ106,108と、左右一対のジョイスティック110,112と、3個の円形ボタン114a,114b,114cと、6個の矩形ボタン116a,116b,118a,118b,120a,120bと、3個の角ボタン122,124,126とが配設されている。
右シーソースイッチ106及び左シーソースイッチ108は、一側及び他側に揺動操作可能な操作入力手段であり、第1の枠体102の一の面に一側及び他側が長手方向に延在するようにして配設されている。
右ジョイスティック110及び左ジョイスティック112は、十字方向を含む360°全方向への揺動操作及び軸方向への押圧操作が可能な操作入力手段であり、第1の枠体102の一の面から真直に延びている。
各円形ボタン114a,114b,114c、各矩形ボタン116a,116b,118a,118b,120a,120b及び各角ボタン122,124,126は、押圧操作可能な操作入力手段であり、第1の枠体102の一の面から突出して配設されている。
第2の枠体104には、操作入力手段として、タッチパネル128と、方形ボタン130とが配設されている。タッチパネル128は、指等の接触操作により操作入力が可能な操作入力手段であり、第2の枠体104の一の面に配設されている。方形ボタン130は押圧操作可能な操作入力手段であり、第2の枠体104の一の面から突出して配設されている。
操作器100は、第1の枠体102が操作者の手に把持されて操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。制御信号を出力するための手動操作には、各シーソースイッチ106,108に加えられる一側又は他側への揺動操作と、各ジョイスティック110,112に加えられる十字方向の各々への揺動操作及び軸方向への押圧操作と、円形ボタン114a等の各ボタンに加えられる押圧操作と、タッチパネル128に加えられる接触操作とが含まれる。なお、上記以外の操作入力手段を操作器100に配設し、その操作入力手段に加えられる手動操作によって制御信号を出力するようにしてもよい。
操作器100には、公知のポテンショメータ、エンコーダ又はリミットスイッチ等からなる操作位置検出器(図示されていない)及び抵抗膜方式や静電容量方式の接触検出器(図示されていない)が配設されている。そして、操作器100は、検出器によって検出された手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。
操作器100は、加えられる手動操作と作動制御手段42に出力する制御信号との相対関係を切替える切替手段を含む。切替手段については、例えば円形ボタン114aを切替手段とし、円形ボタン114aに加えられる押圧操作に応じて相対関係が切り替わるようにすることができる。
操作器100は、油圧ショベル2の作動を緊急停止させるための緊急停止信号を出力する。例えば、方形ボタン130に加えられる押圧操作に応じて、エンジン44の作動を停止させるための緊急停止信号を作動制御手段42に出力するようにし、これによって油圧ショベル2の作動を緊急停止させるようにすることができる。
機体操作用相対関係において、操作器100が出力する制御信号には、第1の実施形態において述べたものと同様のものが含まれる。即ち、走行信号、転回信号、旋回信号、俯仰動信号、揺動信号、アーム先端位置制御信号、回動信号、警報信号、エンジン回転数増減信号、空調装置ON/OFF信号、温度調整信号、ラジオON/OFF信号、周波数調整信号、ワイパーON/OFF信号、噴射信号及び照明灯ON/OFF信号である。なお、上記以外の制御信号を作動制御手段42に出力するようにしてもよい。
操作器100に加えられる手動操作と操作器100が出力する制御信号との相対関係は、任意に決定され得る。例えば、以下のような相対関係(図8及び図9にその一部を示す。)が、操作者が直感的に操作を行い易いものとして挙げられる。なお、操作器100は、第1の枠体102を下側、第2の枠体104を上側、右シーソースイッチ106を右側、左シーソースイッチ108を左側として操作者の手に把持されるものとする。
右ジョイスティック110に加えられる上下方向及び左右方向の揺動操作とアーム先端位置制御信号、右ジョイスティック110に加えられる押圧操作と警報信号、左ジョイスティック112に加えられる上下方向の揺動操作と回動信号、左ジョイスティック112に加えられる左右方向の揺動操作と旋回信号、各シーソースイッチ106,108に加えられる揺動操作と走行信号、円形ボタン114bに加えられる押圧操作と空調装置ON/OFF信号、円形ボタン114cに加えられる押圧操作とラジオON/OFF信号、矩形ボタン116a,116bに加えられる押圧操作とエンジン回転数増減信号、矩形ボタン118a,118bに加えられる押圧操作と温度調整信号、矩形ボタン120a,120bに加えられる押圧操作と周波数調整信号、角ボタン122に加えられる押圧操作と噴射信号、角ボタン124に加えられる押圧操作とワイパーON/OFF信号、角ボタン126に加えられる押圧操作と照明灯ON/OFF信号、のような相対関係である。
この場合、操作器100は、右ジョイスティック110に加えられる上方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端上昇信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる下方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端下降信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端前進信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じてアーム先端後退信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる軸方向への押圧操作に応じて警報信号を出力する。
また、上記の場合、操作器100は、左ジョイスティック112に加えられる下方向への揺動操作及び操作量に応じて掘削回動信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる上方向への揺動操作及び操作量に応じて放出回動信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じて右旋回信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じて左旋回信号を出力する。
更に、上記の場合、操作器100は、右シーソースイッチ106に加えられる上側への揺動操作及び操作量に応じて一側履帯前進信号を出力し、右シーソースイッチ106に加えられる下側への揺動操作及び操作量に応じて一側履帯後退信号を出力し、左シーソースイッチ108に加えられる上側への揺動操作及び操作量に応じて他側履帯前進信号を出力し、左シーソースイッチ108に加えられる下側への揺動操作及び操作量に応じて他側履帯後退信号を出力する。
更にまた、上記の場合、操作器100は、円形ボタン114bに加えられる押圧操作に応じて空調装置ON/OFF信号を出力し、矩形ボタン118aに加えられる押圧操作に応じて温度上昇信号を出力し、矩形ボタン118bに加えられる押圧操作に応じて温度下降信号を出力する。
そしてまた、上記の場合、操作器100は、円形ボタン114cに加えられる押圧操作に応じてラジオON/OFF信号を出力し、矩形ボタン120aに加えられる押圧操作に応じて周波数上昇信号を出力し、矩形ボタン120bに加えられる押圧操作に応じて周波数下降信号を出力する。
このほか、上記の場合、操作器100は、矩形ボタン116aに加えられる押圧操作に応じてエンジン回転数増大信号を出力し、矩形ボタン116bに加えられる押圧操作に応じてエンジン回転数減少信号を出力し、角ボタン122に加えられる押圧操作に応じて噴射信号を出力し、角ボタン124に加えられる押圧操作に応じてワイパーON/OFF信号を出力し、角ボタン126に加えられる押圧操作に応じて照明灯ON/OFF信号を出力する。
一方、画像操作用相対関係において、操作器100が出力する制御信号には、第1の実施形態において述べたものと同様のものが含まれる。即ち、カーソル移動信号、ポインタ移動信号、決定信号及び取消信号である。なお、上記以外の制御信号を作動制御手段42に出力するようにしてもよい。
画像操作用相対関係においても、操作器100に加えられる手動操作と操作器100が出力する制御信号との相対関係は、任意に決定され得る。例えば、以下のような相対関係が、操作者が直感的に操作を行い易いものとして挙げられる。
左ジョイスティック112に加えられる揺動操作とカーソル移動信号、右ジョイスティック110に加えられる揺動操作とポインタ移動信号、矩形ボタン116aに加えられる押圧操作と決定信号、矩形ボタン116bに加えられる押圧操作と取消信号、のような相対関係である。
この場合、操作器100は、左ジョイスティック112に加えられる上方向への揺動操作及び操作量に応じてカーソルを上方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる下方向への揺動操作及び操作量に応じてカーソルを下方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じてカーソルを右方向に移動させる制御信号を出力し、左ジョイスティック112に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じてカーソルを左方向に移動させる制御信号を出力する。
また、上記の場合、操作器100は、右ジョイスティック110に加えられる上方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを上方向に移動させる制御信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる下方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを下方向に移動させる制御信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる右方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを右方向に移動させる制御信号を出力し、右ジョイスティック110に加えられる左方向への揺動操作及び操作量に応じてポインタを左方向に移動させる制御信号を出力する。
更にまた、上記の場合、操作器100は、矩形ボタン116aに加えられる押圧操作に応じて決定信号を出力し、矩形ボタン116bに加えられる押圧操作に応じて取消信号を出力する。
上述したとおりの、図7から図9までに示された第2の実施形態の作用を説明する。操作器100は、第1枠体102及び第2の枠体104と各枠体102,104に配設されたシーソースイッチ106,108等の複数個の操作入力手段とを備え、且つ作動制御手段42に電子的に接続されており、第1の枠体102が操作者の手に把持されてシーソースイッチ106,108等の操作入力手段に加えられる手動操作に応じて作動制御手段42に制御信号を出力する。
この結果、操作器100は、運転室40内に固定されることを要せずコンパクトに構成され得るため、レイアウトする際の制約が少ない。また、操作器100がコンパクトであることから、操作器100が操作者の作業服等に引っかかってしまうことがないため、誤操作のおそれもない。更に、操作者は、操作器100が運転室40内に固定されていないことから、作業内容に応じて楽な姿勢で操作器100を操作することができる。
2:油圧ショベル(建設機械)
40:運転室
42:作動制御手段
50:操作器(第1の実施形態)
52:枠体
60a,60b,60c,60d:円形ボタン(押圧入力手段)
62,66:シーソースイッチ(揺動入力手段)
64a,64b,64c,64d:矩形ボタン(押圧入力手段)
68:丸ボタン(押圧入力手段)
70,72:角ボタン(押圧入力手段)
74,76:ジョイスティック(十字入力手段)
100:操作器(第2の実施形態)
102:第1の枠体
104:第2の枠体
106,108:シーソースイッチ(揺動入力手段)
110,112:ジョイスティック(十字入力手段)
114a,114b,114c:円形ボタン(押圧入力手段)
116a,116b,118a,118b,120a,120b:矩形ボタン(押圧入力手段)
122,124,126:角ボタン(押圧入力手段)
130:方形ボタン(押圧入力手段)
40:運転室
42:作動制御手段
50:操作器(第1の実施形態)
52:枠体
60a,60b,60c,60d:円形ボタン(押圧入力手段)
62,66:シーソースイッチ(揺動入力手段)
64a,64b,64c,64d:矩形ボタン(押圧入力手段)
68:丸ボタン(押圧入力手段)
70,72:角ボタン(押圧入力手段)
74,76:ジョイスティック(十字入力手段)
100:操作器(第2の実施形態)
102:第1の枠体
104:第2の枠体
106,108:シーソースイッチ(揺動入力手段)
110,112:ジョイスティック(十字入力手段)
114a,114b,114c:円形ボタン(押圧入力手段)
116a,116b,118a,118b,120a,120b:矩形ボタン(押圧入力手段)
122,124,126:角ボタン(押圧入力手段)
130:方形ボタン(押圧入力手段)
Claims (7)
- 建設機械の作動を制御する作動制御手段を備える建設機械を操作するための操作器にして、
枠体と該枠体に配設された複数個の操作入力手段とを備え、且つ該作動制御手段に電子的に接続されており、該枠体が操作者の手に把持されて該操作入力手段に加えられる手動操作に応じて該作動制御手段に制御信号を出力する、ことを特徴とする建設機械の操作器。 - 加えられる手動操作と該作動制御手段に出力する制御信号との相対関係を切替える切替手段を含む、請求項1記載の建設機械の操作器。
- 該切替手段は、建設機械の機体を操作するための制御信号を出力する機体操作用相対関係と、操作者が搭乗する運転室に配設される表示器の画面に表示される画像を操作するための制御信号を出力する画像操作用相対関係とを切替える、請求項2記載の建設機械の操作器。
- 建設機械の作動を緊急停止させるための緊急停止信号を出力する、請求項1から3までいずれかに記載の建設機械の操作器。
- 少なくとも1個の十字方向に揺動操作可能な十字入力手段を含み、該十字入力手段に加えられる揺動操作の操作方向及び操作量に応じて制御信号を出力する、請求項1から4までいずれかに記載の建設機械の操作器。
- 少なくとも1個の一側及び他側に揺動操作可能な揺動入力手段を含み、該揺動入力手段に加えられる揺動操作の操作方向及び操作量に応じて制御信号を出力する、請求項1から5までいずれかに記載の建設機械の操作器。
- 少なくとも1個の押圧操作可能な押圧入力手段を含み、該押圧手段に加えられる押圧操作に応じて制御信号を出力する、請求項1から6までいずれかに記載の建設機械の操作器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014051736A JP2015175157A (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 建設機械の操作器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014051736A JP2015175157A (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 建設機械の操作器 |
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Family Applications (1)
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JP2014051736A Pending JP2015175157A (ja) | 2014-03-14 | 2014-03-14 | 建設機械の操作器 |
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JP (1) | JP2015175157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019049147A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | 株式会社Ihi | 遠隔操縦装置 |
-
2014
- 2014-03-14 JP JP2014051736A patent/JP2015175157A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019049147A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | 株式会社Ihi | 遠隔操縦装置 |
JP7069610B2 (ja) | 2017-09-11 | 2022-05-18 | 株式会社Ihi | 遠隔操縦装置 |
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