JP2019049147A - 遠隔操縦装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦が容易でありながら、コンパクトで扱いやすい遠隔操縦装置を提供する。【解決手段】建設機械20の遠隔操縦を行う遠隔操縦装置10であって、操縦者Aにより操縦される操縦部11と、操縦部11に取り付けられ少なくとも操縦部11の動きを検出する操縦動作検出センサ13と、操縦動作検出センサ13の検出信号に基づいて操縦部11の操縦による動きと同様に建設機械20のショベル21を動かすための操縦制御信号を建設機械20に対して出力する制御部12とを備えて構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械に用いられる遠隔操縦装置に関する。
従来、建設機械に用いられる遠隔操縦装置として、例えば、特開平9−328783号公報に記載されるように、操縦者の腕部に装着され、腕部の各関節の動作を検出する上肢姿勢検出器を備え、その検出結果に基づいて建設機械に対応する部位を作動させる装置が知られている。
特開平9−328783号公報
しかしながら、上述した遠隔操縦装置にあっては、操縦者に装着する装置が大掛かりな構造となる。すなわち、上述した遠隔操縦装置では、腕全体の上下動動作を検出するセンサ、肘の屈伸動作を検出センサおよび手首の回動動作を検出するセンサが必要であり、それらのセンサを操縦者の腕に取り付けるための機構も必要となる。このため、装置として大型なものとなり、取り扱いも容易とは言えない。
そこで、建設機械の遠隔操縦装置として、操縦が容易でありながら、コンパクトで扱いやすい装置の開発が望まれている。
本発明の一態様に係る遠隔操縦装置は、建設機械の遠隔操縦を行う遠隔操縦装置において、操縦者により操縦される操縦部と、操縦部に取り付けられ少なくとも操縦部の動きを検出する操縦動作検出センサと、操縦動作検出センサの検出信号に基づいて操縦部の操縦による動きと同様に建設機械の作業部を動かすための操縦制御信号を建設機械に対して出力する制御部とを備えて構成される。この遠隔操縦装置によれば、操縦部に取り付けられた操縦動作検出センサにより操縦部の動きを検出する。このため、操縦部を簡易な構造とすることができ、コンパクトで扱いやすいものとすることができる。また、操縦部の動きが操縦動作検出センサにより検出され、その検出信号に基づいて操縦部の操縦による動きと同様に建設機械の作業部を動かすための操縦制御信号が建設機械に対して出力される。このため、操縦者は、建設機械の作業部を動かしたいように操縦部を動かすことによって建設機械を操縦することができ、建設機械の操縦が容易に行える。
また、本発明の一態様に係る遠隔操縦装置において、操縦部は、操縦者が手に取って自由に動かして操縦できるように設けられていてもよい。この場合、操縦者が操縦部を自由に動かして操縦できるため、操縦部が扱いやすいものとなる。
さらに、本発明の一態様に係る遠隔操縦装置において、操縦部は作動ボタンを有し、制御部は作動ボタンがオン状態の場合に操縦制御信号を建設機械に対し出力してもよい。この場合、作動ボタンがオン状態の場合に操縦制御信号が建設機械に対し出力されるため、操縦部を誤って操作した場合など作動ボタンがオン状態でなければ操縦制御信号が建設機械に対し出力されない。従って、建設機械の誤操縦を抑制でき、建設機械の操縦の安全性の向上を図ることができる。
本発明によれば、建設機械の操縦が容易に行えながら、コンパクトで扱いやすい遠隔操縦装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る遠隔操縦装置の構成を示す概略図である。 図1の遠隔操縦装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1の遠隔操縦装置の動作を示すフローチャートである。 遠隔操縦される建設機械の動作を示すフローチャートである。 図1の遠隔操縦装置の変形例に用いられる操縦部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の実施形態に係る遠隔操縦装置10の構成概要図であり、図2は本発明の実施形態に係る遠隔操縦装置10の電気的構成を示すブロック図である。図1に示されるように、遠隔操縦装置10は、建設機械20の遠隔操縦を行うための装置であり、操縦部11及び制御部12を備えている。操縦部11は、操縦者Aにより操縦される部位であり、操縦者Aが手に取って持てるような大きさで構成されている。この操縦部11は、操縦者Aが手に取って自由に動かして操縦できるように構成されている。すなわち、操縦部11は、支持部材や回転軸などで支持されておらず、左右、上下及び前後に制限なく動かせるように設けられている。この点で、操縦部11は、取付位置を支点として前後左右にのみ動かせる操縦レバーなどと異なっている。
操縦部11は、例えば、建設機械20の作業部を模して形成される。具体的には、操縦部11は、建設機械20のショベル21を模して形成されている。これにより、操縦者Aは、ショベル21を動かしたいように操縦部11を動かすことにより建設機械20を操縦することでき、操縦によるショベル21の作動をイメージしやすくなっている。従って、建設機械20の操縦に慣れていない者であっても、建設機械20の操縦が習得が容易であり、操縦も容易に行える。なお、操縦部11は、自由に動かせる構造であれば、建設機械20の作業部以外の形状に形成されていてもよい。
操縦部11には、操縦動作検出センサ13が取り付けられている。操縦動作検出センサ13は、少なくとも操縦部11の動きを検出するセンサである。すなわち、操縦動作検出センサ13は、少なくとも操縦部11の姿勢及び移動を検出できるセンサが用いられる。例えば、操縦動作検出センサ13は、3軸姿勢及び3軸速度を検出できるセンサが用いられる。具体的には、x軸、y軸、z軸回りの角速度及びx軸、y軸、z軸方向の加速度を検出できる6軸モーションセンサが用いられる。この操縦動作検出センサ13は、操縦部11の表面に取り付けられてもよいし、操縦部11の内部に設けられていてもよい。操縦部11は、制御部12と電気的に接続されている。例えば、操縦部11は、ワイヤを介して制御部12と接続される。なお、操縦部11と制御部12は、有線でなく、無線により通信できるように構成されていてもよい。
図2に示すように、制御部12は、遠隔操縦装置10の制御ユニットであり、センサ情報取得部14、関節角演算部15及び通信部16を備えている。センサ情報取得部14は、制御部12に入力される操縦動作検出センサ13の検出信号をセンサ情報として取得し記録する。関節角演算部15は、センサ情報に基づいて建設機械20の関節角を演算する。例えば、関節角演算部15は、センサ情報に基づいて、操縦部11が動かされたようにショベル21を動かすために、本体22に対するブーム23の角度、ブーム23に対するアーム24の角度、および、アーム24に対するショベル21の角度をそれぞれ演算する。このとき、本体22の旋回角度を演算してもよい。
これらの角度を演算するにあたり、ショベル21の姿勢及び速度を操縦部11の姿勢及び速度と同期させてもよいが、建設機械20の作業内容に応じてショベル21の姿勢及び速度の一方を他方に対して優先させてもよい。例えば、ショベル21の姿勢を操縦部11の操縦動作に同期させ、ショベル21の移動速度を操縦部11の移動速度に比例させた速度としてもよい。また逆に、ショベル21の速度を姿勢に対し優先させてもよく、ショベル21の姿勢変更速度を操縦部11の操縦動作速度に比例させ、ショベル21の移動速度を操縦部11の移動速度に同期させてもよい。ショベル21の姿勢と速度のどちらを優先させるかについては、建設機械20の作業に応じて設定すればよい。
通信部16は、建設機械20との通信を行う。通信部16は、関節角演算部15により演算された角度信号を建設機械20へ送信する。なお、図1、2において、制御部12は、操縦部11と別部材として構成されているが、操縦部11の内部に設けられ、操縦部11と一体に構成されていてもよい。
図1において、建設機械20は、操縦部11により操縦される建機である。つまり、この建設機械20と遠隔操縦装置10により、建設機械20の遠隔操縦システムを構成している。建設機械20として、例えば、ショベル(バケット)21を備えたバックホウが用いられる。建設機械20において、本体22は上下方向の軸線を中心に旋回可能に構成され、ブーム23は本体22に対し水平方向の軸線を中心に回動可能に構成されている。また、建設機械20において、アーム24はブーム23に対し水平方向の軸線を中心に回動可能に構成され、ショベル21はアーム24に対し水平方向の軸線を中心に回動可能に構成されている。
建設機械20には、ショベル21を動かすためのアクチュエータ25が設置されている。例えば、アクチュエータ25には、ブーム23を回動させる油圧シリンダ、アーム24を回動させる油圧シリンダ及びショベル21を回動させる油圧シリンダが含まれる。この場合、ブーム23及びアーム24の回動によりショベル21が移動し、ショベル21の回動によりショベル21の姿勢が変更される。
建設機械20には、関節角センサ26が設置されている。関節角センサ26は、ブーム23の回動角度、アーム24の回動角度及びショベル21の回動角度を検出するセンサである。関節角センサ26としては、例えば、アクチュエータ25の作動量に基づいて各回動角度を検出するものが用いられる。また、関節角センサ26としては、ブーム23などの回動角度が検出できるものであれば、いずれタイプのセンサであってもよい。
ショベル21には、姿勢速度センサ27が取り付けられている。姿勢速度センサ27は、ショベル21の動きを検出するセンサである。姿勢速度センサ27としては、例えば、ショベル21の姿勢、移動方向及び移動速度を検出できるセンサが用いられる。具体的には、ショベル21のx軸、y軸、z軸回りの角速度及びx軸、y軸、z軸方向の加速度を検出できる6軸モーションセンサが用いられる。
図2に示すように、建設機械20には、制御部28が設けられている。制御部28は、建設機械20の遠隔操縦の制御を行う制御器である。制御部28には、通信部29が接続されている。通信部29は、遠隔操縦装置10との無線通信を行う通信機器である。通信部29は、遠隔操縦装置10から遠隔操縦に応じた関節角の角度信号を受信する。制御部28は、センサ情報取得部281、作動量算出部282を備えている。センサ情報取得部281は、通信部29が受信した角度信号を角度情報として記録する。また、センサ情報取得部281は、関節角センサ26の出力信号を関節角情報として記録する。制御部28は、関節角情報に基づいて現在のブーム23、アーム24及びショベル21の回動角度を認識することができる。また、センサ情報取得部281は、姿勢速度センサ27の出力信号をショベル21の姿勢速度情報として記録する。
作動量算出部282は、アクチュエータ25の作動量を算出する。すなわち、作動量算出部282は、遠隔操縦に応じてショベル21を動かすためのアクチュエータ25の作動量を算出する。例えば、作動量算出部282は、現在のブーム23、アーム24、ショベル21の角度と遠隔操縦装置10から送信される角度信号のブーム23、アーム24、ショベル21の角度との差から、アクチュエータ25の作動量を算出する。制御部28は、作動量算出部282から出力される作動量情報に応じてアクチュエータ25に制御信号を出力する。これにより、油圧シリンダであるアクチュエータ25が作動して、遠隔操縦に応じてショベル21が作動する。
次に、本実施形態に係る遠隔操縦装置10の動作について説明する。
図3は遠隔操縦装置10の動作を示すフローチャート、図4は遠隔操縦に関する建設機械20の動作を示すフローチャートである。
まず、図1に示すように、操縦者Aが操縦部11を持って操縦部11を動かすことにより建設機械20の遠隔操縦が行われる。操縦者Aは、建設現場に建てられる管理施設内に居て操縦を行ってもよいし、建設機械20の近傍で操縦を行ってもよい。また、操縦者Aは、建設機械20の操縦キャビンに乗って操縦することもできる。この場合、建設機械20の操縦者、すなわちオペレータの教育、熟練オペレータの育成が効率よく行える。
そして、操縦者Aが操縦部11を動かすと、操縦部11の動きに応じて遠隔操縦装置10の制御部12から角度信号が建設機械20に送信される。そして、その角度信号に応じてアクチュエータ25が作動し、操縦部11の動きと同様にショベル21を動かすことができる。以上の遠隔操縦における遠隔操縦装置10及び建設機械20の動作を、図3、4のフローチャートを用いて詳述する。
遠隔操縦装置10の動作としては、まず、図3のステップS10(以下、単に「S10」という。以下のステップについても同様。)に示すように、センサ情報取得処理が行われる。センサ情報取得処理は、操縦動作検出センサ13の検出情報を取得する処理であり、制御部12により行われる。操縦部11が操作されていない場合には、操縦動作検出センサ13から検出信号が出力されず、検出情報は取得されない。一方、操縦部11が操作された場合には、操縦動作検出センサ13から検出信号が出力され、その検出情報が記録される。
そして、S12に処理が移行し、関節角演算処理が行われる。関節角演算処理は、センサ情報に基づいて、建設機械20の関節角を演算する処理である。例えば、関節角演算部15は、センサ情報に基づいて、操縦部11が動かされたようにショベル21を動かすための本体22に対するブーム23の角度、ブーム23に対するアーム24の角度及びアーム24に対するショベル21の角度をそれぞれ演算する。この関節角演算処理において、本体22の旋回角度を演算してもよい。
そして、S14に処理が移行し、送信処理が行われる。送信処理は、S12にて演算された角度情報を角度信号として建設機械20へ送信する処理であり、通信部16によって行われる。そして、S16に処理が移行し、制御部12により、一連の制御処理の終了条件が成立したか否かが判定される。例えば、遠隔操縦装置10の電源がオフされた場合など一連の制御処理の終了条件が成立したと判定される。S16において、制御処理の終了条件が成立したと判定されない場合には、S10に処理が戻る。一方、S16において、制御処理の終了条件が成立したと判定された場合には、図3の一連の制御処理を終了する。
建設機械20の動作としては、まず、図4のS20に示すように、遠隔操縦装置10からの角度信号を受信したか否かが判定される。すなわち、制御部28は、通信部29を通じて遠隔操縦装置10からの角度信号を受信したか否かを判定する。S20において、遠隔操縦装置10からの角度信号を受信したと判定されない場合、S26に処理が移行する。一方、遠隔操縦装置10からの角度信号を受信したと判定された場合、作動量算出処理が行われる(S22)。
作動量算出処理は、アクチュエータ25の作動量を算出する処理である。すなわち、作動量算出部282は、遠隔操縦に応じてショベル21を動かすためのアクチュエータ25の作動量を算出する。具体的には、作動量算出部282は、現在のブーム23、アーム24、ショベル21の角度と遠隔操縦装置10から送信される角度信号のブーム23、アーム24、ショベル21の角度との差に基づいて、アクチュエータ25の作動量を算出する。現在のブーム23、アーム24、ショベル21の角度は、関節角センサ26の検出信号に基づいて認識すればよい。
そして、S24に処理が移行し、作動制御処理が行われる。すなわち、制御部28は、アクチュエータ25に対し、作動制御信号を出力する。作動制御信号は、各アクチュエータ25に対し出力される。この作動制御信号は、それぞれのアクチュエータ25の作動量を含む制御信号である。アクチュエータ25は、作動制御信号に従って作動する。これにより、ショベル21が操縦部11の動きに応じて移動し姿勢変更が行われる。
そして、S26に処理が移行し、制御部28より、一連の制御処理の終了条件が成立したか否かが判定される。例えば、建設機械20の作動オフされた場合など一連の制御処理の終了条件が成立したと判定される。S26において、制御処理の終了条件が成立したと判定されない場合には、S20に処理が戻る。一方、S26において、制御処理の終了条件が成立したと判定された場合には、図4の一連の制御処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る遠隔操縦装置10によれば、操縦部11に取り付けられた操縦動作検出センサ13により操縦部11の動きを検出する。このため、操縦部11を簡易な構造とすることができ、コンパクトで扱いやすいものとすることができる。また、操縦部11の動きが操縦動作検出センサ13により検出され、その検出信号に基づいて操縦部11の操縦による動きと同様に建設機械20のショベル21を動かすための操縦制御信号が建設機械20に対して出力される。このため、操縦者は、建設機械20のショベル21を動かしたいように操縦部11を動かすことによって建設機械20を操縦することができる。つまり、遠隔操縦装置10と建設機械20との間の制御量の対応を意識することなく、ショベル21の操作が行え、建設機械20の操縦が容易に行える。
従来型のリモートコントローラは、操作レバーを動かしたり装着型のハードウェアを動かすなどして動作指令を出力していた。このため、建設機械20を思うように作動させるには操縦の仕方を習得するのが容易ではなかった。これに対し、本実施形態に係る遠隔操縦装置10では、操縦部11を手に取って移動させ姿勢を変えることによって、それと同様にショベル21を移動させその姿勢を変えることができる。このため、建設機械20の操縦の仕方を習得するのが非常に容易なものとなる。
また、本実施形態に係る遠隔操縦装置10によれば、操縦者Aが手に取って自由に動かして操縦できるように操縦部11が構成されている。このため、操縦部11が扱いやすいものとなっている。これに対し、従来の装着型のリモートコントローラでは操縦者独りでコントローラを装着するのも困難であり、取り扱いが困難なものである。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲の記載の要旨を逸脱しない範囲で様々な変形態様を取ることができる。
例えば、本実施形態では、建設機械20のショベル21の作動を遠隔操縦する場合について説明したが、ショベル21以外の作業部を遠隔操作する場合に適用してもよい。また、本実施形態では、建設機械としてバックホウに適用する場合について説明したが、作業部を有する建設機械であれば、バックホウ以外の建設機械に適用してもよい。
また、本実施形態に係る遠隔操縦装置10において、操縦部11に作動ボタン111を設けてもよい。例えば、図5に示すように、操縦部11に作動ボタン111を設け、この作動ボタン111がオン状態の場合のみ、操縦制御信号が建設機械20に対し出力されるようにしてもよい。つまり、制御部12(図1、2参照)は、作動ボタン111がオン状態である場合に操縦制御信号を建設機械20に対し出力し、作動ボタン111がオン状態でない場合には操縦制御信号を建設機械20に対し出力しない。このように構成することにより、操縦部11を誤って動かしてしまった場合、または、操縦部11を手から落下させてしまった場合などに、建設機械20が誤操縦されることを抑制することができ、操縦の安全性が高められる。この作動ボタン111は、機械的に作動するボタンであってもよいし、光学式または静電容量式などのタッチボタンであってもよい。
10 遠隔操縦装置
11 操縦部
12 制御部
13 操縦動作検出センサ
20 建設機械
21 ショベル(作業部)
111 作動ボタン
A 操縦者

Claims (3)

  1. 建設機械の遠隔操縦を行う遠隔操縦装置において、
    操縦者により操縦される操縦部と、
    前記操縦部に取り付けられ、少なくとも前記操縦部の動きを検出する操縦動作検出センサと、
    前記操縦動作検出センサの検出信号に基づいて、前記操縦部の操縦による動きと同様に前記建設機械の作業部を動かすための操縦制御信号を前記建設機械に対して出力する制御部と、
    を備える遠隔操縦装置。
  2. 前記操縦部は、前記操縦者が手に取って自由に動かして操縦できるように設けられている請求項1に記載の遠隔操縦装置。
  3. 前記操縦部は、作動ボタンを有し、
    前記制御部は、前記作動ボタンがオン状態の場合に前記操縦制御信号を前記建設機械に対し出力する、
    請求項1又は2に記載の遠隔操縦装置。
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